JP2003039780A - プリントシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要なプリントデータによるＨＤＤのＦＵＬ
Ｌ状態を未然に防止することができ、且つ該ＨＤＤのＦ
ＵＬＬ状態をクライアントが不在の場合であっても、管
理者がその管理者コードを入力し不要のプリントデータ
の削除を行うことにより回避することが可能なプリント
システムを提供する。 【解決手段】 管理者がパーソナルコンピュータ又は操
作部（該操作部はプリンタに設けられる。）からその管
理者コードを入力する（Ｓ２０）と、その時点でＨＤＤ
に格納されているプリントジョブデータのリストがモニ
タ（該モニタは前記パーソナルコンピュータに接続され
たものである。）又は操作画面（該操作画面はプリンタ
に設けられる。）に表示される（Ｓ２１）。管理者は、
該プリントジョブデータのリストから不要のプリントジ
ョブデータを前記パーソナルコンピュータ又は操作部に
よって選択し（Ｓ２２）、その削除を行う（Ｓ２３）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、所定の動作が行わ
れるとプリントジョブ等のジョブが実行される、所謂、
ジョブセキュリティ機能を備えたプリンタと、該プリン
タに印刷指令を送るパーソナルコンピュータから構成さ
れるプリントシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、複数のクライアントにより使用
されるネットワークプリンタにおいては、所定の動作が
行われるとプリントジョブ等のジョブが実行される、所
謂、ジョブセキュリティ機能を備えたものが多数見られ
る。すなわち、このジョブセキュリティ機能は、パソコ
ン側からパスワードを指定してプリントジョブデータを
プリンタに送ると、プリンタ側では直ぐにはプリントア
ウトを行わず、操作部などから指定されたパスワード等
が入力された場合のみプリントを行うという機能のこと
である。

【０００３】このようなジョブセキュリティ機能を利用
することにより、たとえ複数人に利用されるプリンタで
あっても、パスワードが入力されてから初めてプリント
データが出力されることになるために、秘密性の高い情
報等が直ちにプリントアウトされて他人の目に触れると
いった不都合を回避することができる。

【０００４】しかし、これらジョブセキュリティ機能を
有するネットワークプリンタにおいては、上記秘密性の
高い情報等を含むプリントデータが、プリントアウト前
に、一旦記憶装置内に保留される仕組みとなっているた
め、例えば、上記プリントデータが次々と記憶装置内に
保留されていった場合には、該記憶装置がＦＵＬＬ状態
になる場合があった。

【０００５】このように記憶装置がＦＵＬＬ状態となっ
た場合には、この後に出力要求の操作が行われるまで、
クライアントからのジョブが一切受信されない状態とな
ってしまうので、該プリンタは、この状態のまま放置さ
れることになった。

【０００６】そこで、このような問題を回避するため
に、特開平７−９８６９１号記載の技術では、秘密性の
高いプリントデータが記憶装置内に保留されてから、あ
る設定可能な時間が経過すると、これに該当するプリン
トデータを記憶装置内から削除したり、保留を解除して
自動的にプリントを行うといった方法を採用した。

【０００７】しかしながら、上記特開平７−９８６９１
号記載の技術におけるプリントデータを自動的に削除す
るといった方法では、その重要性（保管しておきたい時
間）に差があるプリントデータであっても、ある設定可
能な時間の経過後、一律に削除されてしまうため、既に
不必要となったプリントデータが未だ削除されずに残っ
ていたり、まだ必要であったプリントデータが削除され
てしまったりする場合があった。また、一旦プリントデ
ータが削除された後、クライアントが再びこのプリント
データをプリントしようとする際には、再度プリントデ
ータを作成しなければならず、また、このような事態に
備えるには、当該プリントデータ及びこれを作成するた
めのデータをプリント完了まで保管しておく必要があっ
た。

【０００８】また、上記特開平７−９８６９１号記載の
技術における保留を解除して自動的にプリントを行うと
いった方法では、本来の目的である秘密性の高い情報等
のセキュリティを確保するということは既に不可能とな
っていた。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するために成されたものであり、その目的とすると
ころは、従来のプリントシステムにおいて問題視された
多量の不用なプリントデータによるＨＤＤのＦＵＬＬ状
態を未然に防止することができ、且つ該ＨＤＤのＦＵＬ
Ｌ状態が発生した場合であっても、管理者がその管理者
コードを入力することにより前記多量の不用なプリント
データを削除し、該ＨＤＤのＦＵＬＬ状態を回避するこ
とのできるプリントシステムを提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、印刷データ及びこれに対応
するジョブ待機解除コードを入力する手段であるパーソ
ナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータより前
記印刷データ及びこれに対応するジョブ待機解除コード
を受信しこれを記憶する記憶手段と、プリント要求者に
よって前記ジョブ待機解除コードが入力されることによ
りこれに対応する印刷データのジョブを実行するプリン
タから構成されるプリントシステムにおいて、前記パー
ソナルコンピュータ又は前記プリンタに設けられた操作
部より管理者コードを入力することで、前記記憶手段に
記憶された印刷データの削除を行うことが可能であるこ
とを特徴とする。

【００１１】上記課題を解決するために、請求項２記載
の発明は、印刷データとこれに対応するユーザＩＤ及び
パスワードを入力する手段であるパーソナルコンピュー
タと、該パーソナルコンピュータより前記印刷データと
これに対応するユーザＩＤ及びパスワードに関するデー
タを受信しこれを記憶する記憶手段と、プリント要求者
によって前記ユーザＩＤ及びパスワードが入力されるこ
とによりこれに対応する印刷データのジョブを実行する
プリンタから構成されるプリントシステムであって、前
記パーソナルコンピュータ又は前記プリンタに設けられ
た操作部より管理者コードが入力されると、前記パーソ
ナルコンピュータ又は前記プリンタに設けられた操作画
面に前記記憶手段に記憶された印刷データのリストが表
示され、前記パーソナルコンピュータ又は前記プリンタ
に設けられた操作部より該印刷データのリストから不要
となった印刷データの選択及び削除を行うことが可能で
あることを特徴とする。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリント装置
の実施の形態を、図面に基づき説明する。図１は、本発
明の実施の形態におけるプリントシステムの全体構成を
示す図である。図２は、図１のプリンタにおけるコント
ローラ部の制御を説明するためのブロック図である。図
３は、図１のパーソナルコンピュータ又はプリンタにお
ける操作画面の表示内容を示す図である。

【００１３】図1に示すように、本発明の実施の形態に
おけるプリントシステムは、主にプリンタ１と、ネット
ワークを介してこれに接続された少なくとも１台のパー
ソナルコンピュータ２によって構成されている。前記プ
リンタ１は、データ処理を行うコントローラ部１０と画
像形成動作等を行うエンジン部２０とに大別され、さら
に、前記コントローラ部１０は、ユーザによりプリンタ
１の操作が行われる操作部１１と、パーソナルコンピュ
ータ２から送信されるデータを印字データに変換する画
像データ形成部１２と、エンジン部２０とのインターフ
ェースであるエンジンインターフェース１３と、パーソ
ナルコンピュータ２とのインターフェースであるホスト
インターフェース１４とを備えている。また、前記エン
ジン部２０は、エンジンインターフェース１３を介して
送信されてきた印字データを基に用紙上に画像を形成す
る画像形成部２１と、印字用紙を供給する給紙部２２、
印字後の用紙を排出する排出部２３、その他搬送ローラ
等の駆動系２４を備えている。尚、前記画像形成部２１
による画像の形成方法は、レーザー又はＬＥＤによる通
常の電子写真方式であっても良いし、インクジェット方
式等であっても良い。

【００１４】本発明の実施の形態におけるプリントシス
テムでは、ジョブセキュリティによるプリントを行う場
合、前記パーソナルコンピュータ２において、プリント
ジョブデータとユーザＩＤ及びパスワード（待機解除情
報）が入力される。そして、該プリントジョブデータと
ユーザＩＤ及びパスワード（待機解除情報）に関するデ
ータは、前記プリンタ１へと送信される。

【００１５】図２に示すように、前記パーソナルコンピ
ュータ２より送信された該プリントジョブデータとユー
ザＩＤ及びパスワード（待機解除情報）に関するデータ
は、ネットワークを介してコントローラ部１０へと伝達
され、ホストインターフェース１４を介した後、ＣＰＵ
１５によって、一旦、ＨＤＤ（ＨＡＲＤ ＤＩＳＫＤＲ
ＩＶＥ）１６内に格納される。この時、前記ＣＰＵ１５
は、ＲＯＭ１８に格納されている制御プログラムに従っ
て、この格納処理を行う。そして、該プリントジョブデ
ータは、該ユーザＩＤ及びパスワード（待機解除情報）
が、ユーザによって、前記パーソナルコンピュータ２又
は前記操作部１１より再び入力されるまで、ジョブが実
行されることも無く待機することになる。

【００１６】そして、前記所定のユーザＩＤ及びパスワ
ード（待機解除情報）が、ユーザによって前記パーソナ
ルコンピュータ２又は前記操作部１１より入力されると
初めて、前記ＣＰＵ１５は、ＨＤＤ１６に格納された所
定のプリントジョブデータを読み出し、ジョブを実行す
る。この時、前記画像データ形成部１２においてプリン
トデータが印字データに変換され、エンジンインターフ
ェース１３を介して、エンジン部２０の画像形成部２１
に該印字データが送信される。そして、該印字データに
基づいて用紙に印字（画像形成）が行われた後、駆動部
２４による搬送によって、印字された用紙が排出部２３
より排出される（図１参照）。

【００１７】従来のジョブセキュリティ機能を有するプ
リントシステムにあっては、前記ＨＤＤ１６内に多量の
プリントジョブデータが格納され、該ＨＤＤ１６がフル
状態となった場合には、この後にクライアントによる出
力要求の操作が行われるまで、他のクライアントからの
ジョブも一切受信されない状態となっていた。

【００１８】そこで、本発明に係るプリントシステムで
は、プリンタ管理者、すなわちセキュリティ管理者が、
前記パーソナルコンピュータ２又は前記操作部１１より
その管理者コードを入力することで、前記ＨＤＤ１６内
に格納された不要のプリントジョブデータを削除するこ
とが可能に構成されている。

【００１９】図３に示すように、セキュリティ管理者に
よって、前記パーソナルコンピュータ２又は前記操作部
１１よりその管理者コードが入力されると、前記パーソ
ナルコンピュータ２においてはモニタに、前記プリンタ
１においては該プリンタ１に設けられた操作画面２５
に、その時点で前記ＨＤＤ１６内に格納されているプリ
ントジョブデータのリストが表示される。例えば、同図
（ａ）に示すように、通常、前記操作画面２５には、ク
ライアントのユーザＩＤ及びパスワードを入力する入力
画面が表示されているのだが、セキュリティ管理者が前
記操作部１１からその管理者コードを前記ユーザＩＤ及
びパスワードに代わって入力した後、その登録を行った
（同図に示す『登録』ボタン２５ａを押下することで、
その登録を行う。）とすると、該操作画面２５には、同
図（ｂ）に示すように、現時点で前記ＨＤＤ１６内に格
納されているプリントジョブデータのリスト２５ｂが表
示される。該プリントジョブデータのリスト２５ｂに
は、データ名・登録日・ユーザＩＤ・パスワード等の内
容が示されており、一見して、長期間保存されたままと
なっている不要なプリントジョブデータを認識すること
が可能な構成となっている。

【００２０】セキュリティ管理者は、該プリントジョブ
データのリスト２５ｂより削除すべき不要なプリントジ
ョブデータを前記操作部１１の操作によって選択し、そ
の削除を行う（同図に示す『削除』ボタン２５ｃを押下
することで、その削除を行う。そして、不要なプリント
ジョブデータの削除が終了したところで、同図に示す
『戻る』ボタン２５ｄを押下することにより、画面表示
を再び同図（ａ）に示す入力画面へと戻す。）。

【００２１】以上に述べたセキュリティ管理者による不
要なプリントジョブデータの削除は、ＨＤＤ１６がフル
状態となった時にそれを回避するために行われる場合
と、普段から定期的に行われる場合（その理由について
は後述する。）の両者が考えられる。

【００２２】以上に述べたように、セキュリティ管理者
がその管理者コードを入力することによりＨＤＤ内に格
納されたプリントジョブデータの削除を行うことが可能
となることで、例えば、ＨＤＤがフル状態となり且つク
ライアントが不在の場合であっても、前記セキュリティ
管理者がその代わりに不要なプリントジョブデータの削
除を行うことによって、前記ＨＤＤのＦＵＬＬ状態を回
避することができる。

【００２３】また、セキュリティ管理者が、普段から定
期的に、その管理者コードを入力することによりＨＤＤ
内に格納された不要なプリントジョブデータの削除を行
うことで、不要なプリントジョブデータが未出力のまま
長期間保存されるようなことを避けることができる。従
って、従来のように不要なプリントジョブデータによっ
て該ＨＤＤがＦＵＬＬ状態になることを未然に防止する
ことができる。

【００２４】尚、本実施の形態におけるプリントシステ
ムでは、前記プリントジョブデータとユーザＩＤ及びパ
スワード（待機解除情報）に関するデータは、前記ＨＤ
Ｄ１６内に格納されることとしたが、該プリントジョブ
データとユーザＩＤ及びパスワード（待機解除情報）に
関するデータは、前記ＲＡＭ１７内に格納されることと
してもよい。

【００２５】また、本実施の形態におけるプリントシス
テムでは、前記ジョブ待機解除情報としてユーザＩＤ及
びパスワードをその具体例としてあげているが、例え
ば、このどちらか一方のみを入力する場合や、他の情報
を入力する場合も当然に考えられる。

【００２６】さらに、本実施の形態におけるプリントシ
ステムでは、セキュリティ管理者がその管理者コードを
入力する際の入力手段及び表示手段として、パーソナル
コンピュータ２（但し、キーボード等の入力手段とモニ
タ等の表示手段を有する。）と、前記プリンタ１に設け
られた操作部１１及び操作画面２５を例に挙げている
が、この他、例えば、前記プリンタ１に接続可能な表示
手段を有する携帯端末等によってもセキュリティ管理者
がその管理者コードを入力することは可能である。

【００２７】次に、本実施形態のプリントシステムにお
ける処理の流れについて、図４を用いて簡単に説明す
る。図４は、図１のパーソナルコンピュータにおけるプ
リント動作の流れを説明するためのフロー図である。図
５及び図６は、図１のプリンタにおけるプリント動作の
流れを説明するためのフロー図である。

【００２８】図４に示すように、まずパーソナルコンピ
ュータ２においてプリントジョブデータが入力（Ｓ０
１）されると、ステップＳ０２において、ジョブセキュ
リティによるプリントを行うか否かが判断される。

【００２９】ここで、ジョブセキュリティによるプリン
トを行うと判断された場合には、ステップＳ０３におい
て、クライアントによるユーザＩＤ及びパスワードの入
力が行われる。

【００３０】そして、ステップＳ０４において、該プリ
ントジョブデータと、前記ユーザＩＤ及びパスワードに
関するデータの関連付け（データの結合）が行われる。

【００３１】さらに、ステップＳ０５において、該プリ
ントジョブデータ、ユーザＩＤ及びパスワードに関する
データは、前記プリンタ１へと送信される。

【００３２】そして、ステップＳ０６において、プリン
タ１からの応答（データ受信完了）確認が行われる。

【００３３】これらのステップをもって、該パーソナル
コンピュータ２におけるプリント動作は終了となる。
尚、ステップＳ０２において、ジョブセキュリティによ
るプリントを行わないと判断された場合には、ステップ
００１へと進み、通常のプリント動作が行われることに
なる。

【００３４】図５に示すように、上記パーソナルコンピ
ュータ２から送信されたプリントジョブデータ、ユーザ
ＩＤ及びパスワードに関するデータは、プリンタ１によ
って受信され（Ｓ０７）、ステップＳ０８において、前
記コントローラ部１０に備えられたＨＤＤ１６内に格納
される。

【００３５】そして、ステップＳ０９において、ユーザ
により、前記パーソナルコンピュータ２又は前記操作部
１１において、所定のユーザＩＤ及びパスワードが入力
されると、ステップＳ１０において、これに対応する所
定のプリントジョブデータが検索され、ステップＳ１１
において、該所定のプリントジョブデータが前記エンジ
ン部２０において出力される（この時、前記ＣＰＵ１５
は、ＨＤＤ１６内に格納された前記所定のプリントジョ
ブデータを読み出し、ジョブを実行する。詳細について
は、上述を参照のこと。）。

【００３６】これらのステップをもって、該プリンタ１
におけるプリント動作は終了となる。

【００３７】以上に述べたのは、ジョブセキュリティに
よるプリントが行われる流れであるが、これと並行し
て、前述のセキュリティ管理者による不要のプリントジ
ョブデータの削除が行われる。

【００３８】図６に示すように、ＨＤＤ１６がフル状態
となった場合又は一定期間（検査期間）が経過する毎
に、まずセキュリティ管理者によって、ステップＳ２０
において、その管理者コードの入力（パーソナルコンピ
ュータ２又は操作部１１からの入力）が行われる。

【００３９】すると、ステップＳ２１において、パーソ
ナルコンピュータ２においてはモニタに、プリンタ１に
おいては操作画面２５に現時点でのＨＤＤ１６内に格納
されているプリントジョブデータのリスト２５ｂが表示
される（詳細については、上述を参照のこと。）。

【００４０】そして、セキュリティ管理者は、ステップ
Ｓ２２において、該プリントジョブデータのリスト２５
ｂより、例えば長期間保存されたままになっている不要
のプリントジョブデータを選択し、ステップＳ２３にお
いて、その削除を行う（詳細については、上述を参照の
こと。）。

【００４１】

【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るプリ
ントシステムは、セキュリティ管理者がその管理者コー
ドを入力することにより、ＨＤＤ内に格納されたプリン
トデータの削除を行うことが可能であるため、例えば、
ＨＤＤがＦＵＬＬ状態となった場合にクライアントが不
在であっても、該セキュリティ管理者が前記クライアン
トに代わって不要なプリントジョブデータの削除を行う
ことにより、前記ＨＤＤのＦＵＬＬ状態を回避すること
ができる。

【００４２】また、セキュリティ管理者が、普段から定
期的に、その管理者コードを入力することによりＨＤＤ
内に格納された不要なプリントジョブデータの削除を行
うことで、不要なプリントジョブデータが未出力のまま
長期間保存されるようなことを避けることができる。従
って、従来のように不要なプリントジョブデータによっ
て該ＨＤＤがＦＵＬＬ状態になることを未然に防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態におけるプリントシステム
の全体構成を示す図である。

【図２】図１のプリンタにおけるコントローラ部の制御
を説明するためのブロック図である。

【図３】図１のプリンタにおける操作画面の表示内容を
示す図である。

【図４】図１のパーソナルコンピュータにおけるプリン
ト動作の流れを示すフロー図である。

【図５】図１のプリンタにおけるプリント動作の流れを
示すフロー図である。

【図６】図１のプリンタにおけるプリントジョブデータ
の削除の流れを示すフロー図である。

【符号の説明】

１…プリンタ ２…パーソナルコンピュータ １０…コントローラ部 １１…操作部 １２…画像データ形成部 １３…エンジンインターフェース １４…ホストインターフェース １５…ＣＰＵ １６…ＨＤＤ １７…ＲＡＭ １８…ＲＯＭ ２０…エンジン部 ２１…画像形成部 ２２…給紙部 ２３…排紙部 ２４…駆動部 ２５…操作画面 ２５ａ…登録ボタン ２５ｂ…プリントジョブデータリスト ２５ｃ…削除ボタン ２５ｄ…戻るボタン

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 印刷データ及びこれに対応するジョブ待
   機解除コードを入力する手段であるパーソナルコンピュ
   ータと、該パーソナルコンピュータより前記印刷データ
   及びこれに対応するジョブ待機解除コードを受信しこれ
   を記憶する記憶手段と、プリント要求者によって前記ジ
   ョブ待機解除コードが入力されることによりこれに対応
   する印刷データのジョブを実行するプリンタから構成さ
   れるプリントシステムにおいて、前記パーソナルコンピ
   ュータ又は前記プリンタに設けられた操作部より管理者
   コードを入力することで、前記記憶手段に記憶された印
   刷データの削除を行うことが可能であることを特徴とす
   るプリントシステム。
2. 【請求項２】 印刷データとこれに対応するユーザＩＤ
   及びパスワードを入力する手段であるパーソナルコンピ
   ュータと、該パーソナルコンピュータより前記印刷デー
   タとこれに対応するユーザＩＤ及びパスワードに関する
   データを受信しこれを記憶する記憶手段と、プリント要
   求者によって前記ユーザＩＤ及びパスワードが入力され
   ることによりこれに対応する印刷データのジョブを実行
   するプリンタから構成されるプリントシステムであっ
   て、前記パーソナルコンピュータ又は前記プリンタに設
   けられた操作部より管理者コードが入力されると、前記
   パーソナルコンピュータ又は前記プリンタに設けられた
   操作画面に前記記憶手段に記憶された印刷データのリス
   トが表示され、前記パーソナルコンピュータ又は前記プ
   リンタに設けられた操作部より該印刷データのリストか
   ら不要となった印刷データの選択及び削除を行うことが
   可能であることを特徴とするプリントシステム。