JP2003039677A - 記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いた記録装置 - Google Patents

記録ヘッド及びその記録ヘッドを用いた記録装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録品質の向上のために、例えば、ヘッド温
度情報や記録素子特性などを取得しながらも、その情報
取得のためのパッド数を少なくして、小型化を図った記
録ヘッド、及びその記録ヘッドを用いた記録装置を提供
することである。 【解決手段】 記録ヘッドの記録素子の特性を示す第1
の情報を記憶するメモリと、その記録ヘッドの温度を示
す第2の情報を検知する検知回路と、第1或いは第2の
情報を外部に出力する出力端子と、第1及び第2の情報
を外部に読み出すとともに記録信号の入力にも用いられ
るクロック信号を外部から入力する入力端子と、その入
力端子から入力されるクロック信号に基づいて、メモリ
或いは検知回路から第1或いは第2の情報を読み出し
て、これらの情報を交互に出力端子を介してシリアルに
出力するよう制御する制御回路とを有することを特徴と
する記録ヘッドを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録ヘッド及びその
記録ヘッドを用いた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ワードプロセッサ、パーソナル
コンピュータ、ファクシミリ等における情報出力装置と
して、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム
等シート状の記録媒体に行うプリンタがある。
【0003】そのプリンタの記録方式としては様々な方
式が知られているが、用紙等の記録媒体に非接触記録が
可能であり、カラー記録が容易であり、かつ静粛性に富
む等の理由でインクジェット方式が近年特に注目されて
いる。そして、その構成としては所望の記録情報に応じ
てインクを吐出する記録ヘッドを装着したキャリッジを
記録媒体の搬送方向と直角な方向に往復走査しながら記
録を行うシリアル記録方式が安価で小型化が容易などの
点から一般的に広く用いられている。
【0004】また、特開平11−219156号公報に
開示されているように、記録ヘッド内に最適な素子駆動
条件を求めるために、温度センサとその出力をデジタル
情報に変換してパルス信号として出力するA/D変換器
を設けることや、記録素子の製造過程でのバラツキに起
因する素子特性を記憶するメモリを搭載する場合があ
る。
【0005】これら記録素子の温度センサ出力や素子特
性の情報は、記録素子内に設けられた専用の端子からそ
れぞれ出力され、さらにフレキシブル基板などを経由し
て、記録ヘッドとの電気的接続を行うキャリッジ内のヘ
ッドパッドに至る。
【0006】次に、従来のインクジェット記録ヘッドの
動作の概略について説明する。
【0007】ここでは画像データ転送のシーケンスにつ
いて述べた後、温度検知回路および素子特性メモリの読
み出しシーケンスについてそれぞれ述べる。
【0008】図8は従来の記録ヘッドの内部構成の一例
を示すブロック図である。
【0009】また、図9は図8に示した記録ヘッドに備
えられた素子特性メモリ、及びデジタル温度検知回路
(DAC)読み取り時の入出力端子における論理状態を
示すタイムチャートである。
【0010】図8に示す記録ヘッドにおいて、画像デー
タはシリアルデータとしてクロック端子(CLK)に入
力するクロック信号に同期させ、画像データ端子(DA
TA)より入力される。入力された画像データは、画像
データ転送シフトレジスタ101(S/R)によりパラ
レルデータに変換される。ここで、画像データの1ビッ
トが1つの記録素子(ヒータ)に対応するとする。
【0011】画像データがヒータ105の数に対応する
ビット数、即ち、インク吐出ノズル(以下、ノズルとい
う)の数分だけ入力されると、ラッチ信号入力端子(L
ATCH/RESET)へラッチ信号が入力され、画像
データを一時的に保持するデータラッチ回路(Latc
h)102へ画像データが転送保持される。なお、ラッ
チ信号はローアクティブであり、その信号値が“ロー”
となった時にラッチ動作が行われる。
【0012】次に、ヒート信号入力端子(HEAT)よ
りローアクティブのヒート信号をANDゲート103に
入力し、このヒート信号とラッチ回路(Latch)1
02に保持された画像データとの論理積を取る。その演
算結果が“1”となったノズルに対応したドライバトラ
ンジスタ104が駆動されヒータ105にヒータ電流が
流れることになる。ヒート信号入力端子(HEAT)に
インク発泡および吐出に必要な熱エネルギがヒータで発
熱される時間だけヒート信号が入力されると、対応する
ノズルからインクが吐出されることとなる。
【0013】また、このヒータ電流をONさせる間に、
その次のヒート信号により画像形成を行うための画像デ
ータを入力することで、画像転送とヒータ加熱を時間効
率良く行うことができる。このヒータ電流ONと画像デ
ータ転送を任意の回数繰り返したのち、画像データ転送
を行わずにヒータ電流のみONにさせることで、画像形
成のシーケンスが完了する。
【0014】次に、記録ヘッドに備えられたデジタル温
度検知回路(DAC)106および素子特性メモリ10
7の読出しシーケンスについて説明する。
【0015】これらのデータはシリアルデータとして、
別々の端子(TEMP_OUT、MEM_OUT)より
それぞれ次に述べる動作に従って出力される。また、そ
のときの入出力端子の論理状態は図9に示すタイムチャ
ートに示されている。
【0016】デジタル温度検知回路(DAC)106
は、素子温度を示す温度検出用Di.センサ106aか
らのアナログ信号を数ビットのデジタル信号に変換する
DACを有する回路ブロックである。デジタル温度検知
回路106にラッチ信号入力端子(LATCH/RES
ET)からリセット信号が入力されると、この回路はリ
セットされる。ここでリセット信号はハイアクティブで
あり、その信号値が“ハイ”となったときに回路がリセ
ットされる。
【0017】その後、リセット信号を“ロー”とし、ク
ロック端子(CLK)からクロック信号を入力するとデ
ジタル信号に変換された温度情報がシリアルデータとし
てTEMP_OUT端子からクロック信号に同期して出
力される。なお、図9に示すタイムチャートによれば、
出力信号の開始を示す“H”の信号がクロックパルスの
1番目のパルスに同期して出力された後、温度情報をあ
らわす14ビットのシリアル信号が出力される例が示さ
れている。
【0018】また、素子特性メモリ107もデジタル温
度検知回路106と同時に動作し、ラッチ信号入力端子
(LATCH/RESET)からハイアクティブである
リセット信号が入力されるとその出力信号はリセットさ
れ、クロック信号に同期して素子特性メモリ107内に
書き込まれた素子特性情報(ランク情報)がMEM_O
UT端子から出力される。なお図9に示すタイムチャー
トによれば、出力信号の開始を表す“H”の信号と
“L”の信号がクロックパルスの1番目と2番目のパル
スにそれぞれ同期して出力された後、14ビットからな
る素子特性情報がランク情報として出力される例が示さ
れている。
【0019】ここで、ラッチ信号入力端子(LATCH
/RESET)に入力される信号を、ラッチ回路102
に対してラッチ信号(ローアクティブ)とし、デジタル
温度検知回路106からの出力および素子特性メモリ1
07から読み出しではリセット信号(ハイアクティブ)
として論理を逆として兼用しているのは、画像データ転
送時には常にデジタル温度検知回路106、素子特性メ
モリ107からの読み出し回路をリセット(初期)状態
にして不要な出力信号が各出力端子に出力されないよう
にするためである。
【0020】以上のようなデジタル温度検知回路からの
出力および素子特性メモリの読み出しを行うシーケンス
は、先に述べた画像データ転送シーケンスの前後や合間
に適宜行われ、その都度最適な記録素子駆動条件で記録
動作が行われる事になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上述べ
たような従来の記録ヘッドでも、カラー記録や更なる高
画質化のために、3色や4色、あるいは6色などといっ
た、多数の色のインクによる記録を一つの記録ヘッドで
可能とする構成が取られることが多い。
【0022】こうした場合、記録素子の温度や素子特性
については、インク各色、或いは数色毎に実装されてい
る記録素子各々について、プリンタ本体と記録ヘッドと
の間でデータの送受信が行われ、記録素子の状態に応じ
た最適な条件での駆動を行うことが必要となる。
【0023】そのため、記録ヘッドにはその記録素子の
数だけ温度検知回路出力端子(TEMP_OUT)や素
子特性メモリ出力端子(MEM_OUT)などに対応す
るヘッド情報出力端子が記録ヘッドの回路基板上にパッ
ドとして設けられることとなる。
【0024】このように画像データ転送のために必要と
なるパッド以外の、これら温度や素子特性のデータ送受
信のためのパッドが数多く存在することは、記録ヘッド
とプリンタとの間の接続を複雑なものとし、記録ヘッド
やプリンタ本体のサイズの大型化を招くのみならず、プ
リンタ本体と記録ヘッド間の信号送受信回路の構成が複
雑になるなどコストアップとなる要因が多い。
【0025】これらヘッド情報出力端子はプリンタの動
作上、常に行われているものではなく、シリアルプリン
タの場合、記録ヘッド1回ないし数回の走査毎、或い
は、記録媒体1頁分の記録毎に行われることが多い。そ
のため、ヘッド情報出力端子からの送受信速度がプリン
タの印刷速度へほとんど影響を与えるものではないにも
係らず、多くのパッドを必要としているのが現状であ
る。
【0026】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録品質の向上のために、例えば、ヘッド温度情報
や記録素子特性などを取得しながらも、その情報取得の
ためのパッド数を少なくして、小型化を図った記録ヘッ
ド、及びその記録ヘッドを用いた記録装置を提供するこ
とを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録ヘッドは以下のような構成からなる。
【0028】即ち、記録ヘッドの第1の状態を示す第1
の情報を発生する第1の発生源と、前記記録ヘッドの第
2の状態を示す第2の情報を発生する第2の発生源と、
前記第1或いは第2の情報を外部に出力する出力端子
と、前記第1及び第2の情報を外部に読み出すとともに
記録信号の入力にも用いられるクロック信号を外部から
入力する入力端子と、前記入力端子から入力されるクロ
ック信号に基づいて、前記第1或いは第2の発生源から
前記第1或いは第2の情報を読み出して、前記第1或い
は第2の情報を交互に前記出力端子を介してシリアルに
出力するよう制御する制御回路とを有することを特徴と
する記録ヘッドを備える。
【0029】ここで、第1の情報は記録ヘッドの温度を
示す情報であり、その場合、第1の発生源は、記録ヘッ
ドの温度を検出する温度検出センサと、その温度検出セ
ンサによって出力される信号をデジタル信号に変換する
変換回路とを含むことが望ましい。
【0030】また、第2の情報は記録ヘッドの記録素子
の素子特性を示す情報であり、その場合、第2の発生源
は、前記記録素子の素子特性を記憶するメモリを含むこ
とが望ましい。
【0031】さらに、制御回路はクロック信号のパルス
数をカウントするカウンタを含み、そのカウントされる
パルス数に従って、第1の情報と第2の情報のいずれを
読み出すのかを決定することが望ましい。加えて、その
制御回路は、第1の発生源からの出力と第2の発生源か
らの出力とを入力するOR回路をさらに有し、そのOR
回路の出力が出力端子に出力されるように構成されるこ
とが望ましい。
【0032】前記記録ヘッドは、インクを吐出して記録
を行うインクジェット記録ヘッドでも良く、そのインク
ジェット記録ヘッドは、熱エネルギーを利用してインク
を吐出するために、インクに与える熱エネルギーを発生
するための電気熱変換体を備えていることがより好まし
い。
【0033】また他の発明に従えば、上記の構成の記録
ヘッドを用いて記録ヘッドを行う記録装置を備える。
【0034】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0035】<装置本体の概略説明>図1は、本発明の
代表的な実施形態であるインクジェットプリンタIJR
Aの構成の概要を示す外観斜視図である。図1におい
て、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝
達ギア5009〜5011を介して回転するリードスク
リュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャ
リッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール50
03に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャ
リッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクIT
とを内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリ
ッジHCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン50
00に対して押圧する。5007,5008はフォトカ
プラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在
を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行
うためのホームポジション検知器である。5016は記
録ヘッドIJHの前面をキャップするキャップ部材50
22を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸
引する吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録
ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレ
ードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能
にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持
されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリー
ニングブレードが本例に適用できることは言うまでもな
い。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するための
レバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に
伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り
換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0036】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0037】<制御構成の説明>次に、上述した装置の
記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0038】図2はインクジェットプリンタIJRAの
制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を示
す同図において、1700はプリンタ本体を制御する例
えばパーソナルコンピュータなどから出力された記録信
号をプリンタ本体へ入力するためのインタフェース、1
701はMPU、1702はMPU1701が実行する
制御プログラムを格納するROM、1703は各種デー
タ(上記記録信号や記録ヘッドIJHに供給される記録
データ等)を保存しておくDRAMである。記録ヘッド
1708に対する記録データの供給制御を行うゲートア
レイ(G.A.)であり、インタフェース1700、M
PU1701、RAM1703間のデータ転送制御も行
う。1710は記録ヘッド1708を搬送するためのキ
ャリアモータ、1709は記録紙搬送のための搬送モー
タである。1705は記録ヘッドIJHを駆動するヘッ
ドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送モータ
1709、キャリアモータ1710を駆動するためのモ
ータドライバである。
【0039】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッドIJH
が駆動され、記録が行われる。
【0040】以下、記録ヘッド、特に基板内における回
路構成とその動作について詳細に説明する。
【0041】<第1実施形態>図3は第1実施形態に従
う記録ヘッドIJHの制御回路の構成を示すブロック図
である。なお、図3において、従来例で説明したのと同
じ構成要素や同じ信号には同じ参照番号や記号を付しそ
の説明は省略する。また、この実施形態に従う記録ヘッ
ドの画像データ転送シーケンスは従来例と同様の動作を
行うため説明を省略し、温度検知回路および素子特性メ
モリの読み出しシーケンスについてのみ説明する。
【0042】この実施形態においては温度検出用Di.
センサ106aからのアナログ信号は従来例同様、デジ
タル温度検知回路(DAC)106でデジタル信号に変
換する。このとき、RESET/LATCH端子に印加
されるリセットパルス信号(ハイアクティブ)によりデ
ジタル温度検知回路106はリセットされるとともに、
その回路のクロック入力に印加されるクロックパルスに
同期して温度情報を出力する構成となっている。
【0043】また、素子特性メモリ107についてもR
ESET/LATCH端子に印加されるリセットパルス
信号(ハイアクティブ)により素子特性メモリ107は
リセットされるとともに、そのメモリのクロック入力に
印加されるクロックパルスに同期してメモリに記憶され
た素子特性を出力する構成となっている。
【0044】この実施形態に従う構成が従来例と異なる
点は、図3に示されるように、記録ヘッドの回路基板内
に5ビットカウンタ109を設け、このカウンタへ記録
素子に印加されるクロックパルスを入力して、このクロ
ックパルス数をカウントし、カウントされたパルス数に
従って、そのクロックパルスをデジタル温度検知回路
(DAC)106へ入力するか、素子特性メモリ107
へ入力するかを排他的に決定している点である。
【0045】クロックパルスの供給先を決定するため
に、この実施形態では、記録素子のクロック端子に外部
から印加されるクロックパルスと5ビットカウンタ10
9によるカウント結果を表すビット列のMSBをインバ
ータ112によって反転したデータとの論理積を演算す
るAND回路110と、記録素子のクロック端子に外部
から印加されるクロックパルスと5ビットカウンタ10
9によるカウント結果を表すビット列のMSBとの論理
積を演算するAND回路111とを備え、AND回路1
10からの論理積演算の出力を素子特性メモリ107の
クロック入力端子に出力し、AND回路111からの論
理積演算の出力をデジタル温度検知回路106のクロッ
ク入力端子に出力する構成をとっている。
【0046】図4は記録装置と記録ヘッドの間で授受さ
れるクロック信号とリセット信号と温度情報信号とヘッ
ド情報信号とを示すタイムチャートである。なお、この
タイムチャートは温度検知回路および素子特性メモリの
読み出しシーケンスのみを抜き出して記載している。
【0047】図3に示した5ビットカウンタ109はク
ロックパルスCLKを入力してそのパルス数をカウント
する。図3の構成に従えば、そのカウント値を表すMS
Bが5ビットカウンタ109から出力される。この出力
はそのままAND回路111の1つの入力となる一方、
その反転値がAND回路110の1つの入力となる。従
って、リセット信号入力を起点として、クロックパルス
数をカウントする。そのパルス数が0〜15では、MS
Bは“0”なので、AND回路111からの出力は
“0”となる一方、AND回路110からの出力はCL
Kと同じ信号となる。これに対して、クロックパルス数
が16〜31では、MSBは“1”なので、AND回路
111からの出力は“1”となる一方、AND回路11
0からの出力はCLKと同じ信号となる。
【0048】つまり、図4に示すように、クロックパル
ス数が0〜15では素子特性メモリ107へクロックパ
ルスが供給され、クロックパルス数が16〜31ではデ
ジタル温度検知回路106へクロックパルスが供給され
ることになる。そして、デジタル温度検知回路106と
素子特性メモリ107の出力の論理和をOUT端子から
外部へ出力する構成とする事で、デジタル温度検知回路
と素子特性メモリの出力をシリアルデータとして一つの
出力端子へ出力することが可能となる。
【0049】なお、図4において、デジタル温度検知回
路106からの出力と素子特性メモリ107からの出力
の間には、データの切り替わりを示す信号として1ビッ
トの“H”データと1ビットの“L”データが固定出力
される構成となっている。
【0050】また、5ビットカウンタ109のリセット
信号として、RESET/LATCH端子に印加される
リセット信号(ハイアクティブ)が入力される。このリ
セット信号は、図3に示す構成から明らかなように、5
ビットカウンタ109に対するリセット信号のみなら
ず、デジタル温度検知回路106と素子特性メモリ10
7に対するリセット信号ともなっている。このため、こ
れらの回路は以前に入力されたクロックパルスの影響を
受けることはない。
【0051】以上の読み出しシーケンスは図5のフロー
チャートのようにまとめられる。
【0052】まず、ステップS10でリセット信号を入
力すると、5ビットカウンタ109のカウント値、デジ
タル温度検知回路106及び素子特性メモリ107の読
み出しがリセットされる。次に、ステップS20でクロ
ックパルスが入力されると、5ビットカウンタ109で
そのパルスがカウントされ、ステップS30ではカウン
トされたクロックパルス数が0〜15にあるかどうかを
調べる。
【0053】ここで、そのパルス数が0〜15にあれば
処理はステップS40に進み、16以上であれば処理は
ステップS60に進む。
【0054】ステップS40では、素子特性メモリ10
7に対してクロックパルス信号が供給され、ステップS
50では素子特性メモリ107からの出力がOR回路1
08とOUT端子を経て外部に出力される。その後、処
理はステップS20に戻る。
【0055】さて、ステップS60ではさらに、カウン
トされたパルス数が32以上であるかどうかを調べる。
ここで、そのパルス数が32以上であれば、処理はステ
ップS70に進み、5ビットカウンタ109がオーバフ
ローしたと判断して、そのカウンタをリセットし、その
後、処理はステップS30に戻る。
【0056】これに対して、カウントされたパルス数が
31以下(即ち、16〜31)であれば、処理は即ちS
80に進む。ステップS80では、デジタル温度検知回
路106に対してクロックパルス信号が供給され、ステ
ップS90ではデジタル温度検知回路106からの出力
がOR回路108とOUT端子を経て外部に出力され
る。その後、処理はステップS20に戻る。
【0057】従って以上説明した実施形態に従えば、O
UT端子1つを用いてデジタル温度検知回路106から
の出力と素子特性メモリ107からの出力を交互にシリ
アルに出力することができる。
【0058】これにより、2つの異なる情報が1つの出
力端子、即ち、1つのパッドを用いて出力されることに
なるので、その情報取得のためのパッド数を少なくする
ことができ、記録ヘッドの小型化に貢献する。
【0059】<第2実施形態>図6は第2実施形態に従
う記録ヘッドIJHの制御回路の構成を示すブロック図
である。なお、図6において、従来例と第1実施形態で
説明したのと同じ構成要素や同じ信号には同じ参照番号
や記号を付しその説明は省略する。
【0060】図3と図6との比較から分かるように、こ
の実施形態の制御回路の基本的な構成は第1実施形態と
同様であるが、この実施形態では5ビットカウンタ10
9に替えて6ビットカウンタ109′を用いている。そ
して、そのカウンタから出力されるビットの列のMSB
はインバータ113によって反転されて3入力のAND
回路110′と111′へ夫々入力される。また、その
ビット列の第5ビット(LSBから5番目のビット)は
AND回路111′に入力される一方、そのビットの反
転ビットはAND回路110′に入力される。、このよ
うな構成をとることで、クロックパルス数が0〜15で
は素子特性メモリ107へクロック信号が伝達され、ク
ロックパルス数が16〜31ではデジタル温度検知回路
106へ伝達される。また、クロックパルス数が32以
上では6ビットカウンタ109′のMSBが“H”とな
るため、素子特性メモリ107、デジタル温度検知回路
106ともにクロック信号が入力されてもそれぞれの回
路ブロックへは信号が伝達されることはない。
【0061】この構成により、第1実施形態に従う構成
ではクロックパルス数が32以上の場合にはビットカウ
ンタが初期状態にもどり、繰り返しデジタル温度検知回
路からの出力と素子特性メモリからの出力夫々がOUT
端子に現れていたが、この実施形態に従えば、クロック
パルス数が32〜63ではクロック信号が夫々の回路に
伝達されないため回路が動作せず、OUT端子に出力が
現れる事もない。
【0062】従って以上説明した実施形態に従えば、デ
ジタル温度検知回路106と素子特性メモリ107から
の出力をモニタリングする上で自由度を大きくすること
が可能となる。
【0063】これにより素子のサイズの拡大や素子を形
成するための製造プロセスの工夫などが不要となり、コ
ストの削減に資する。
【0064】<第3実施形態>図7は第3実施形態に従
う記録ヘッドIJHの制御回路の構成を示すブロック図
である。なお、図7において、従来例と第1実施形態で
説明したのと同じ構成要素や同じ信号には同じ参照番号
や記号を付しその説明は省略する。
【0065】図3と図7との比較から分かるように、第
1実施形態ではOUT端子直前でデジタル温度検知回路
106と素子特性メモリ107からの出力の論理和を演
算して2つの出力の合成を行っていたが、この実施形態
では、これらの出力合成をアナログスイッチ114、1
15により実現している。
【0066】このような構成をとることにより、第1実
施形態では論理和演算を行っていたがために、デジタル
温度検知回路106と素子特性メモリ107の内、どち
らか一方の回路が不良により異常な出力を示した場合、
OR回路108の出力で不良内容の把握することが困難
であるのに対して、この実施形態ではアナログスイッチ
による切り替えで各回路ブロックの出力をそのままOU
T端子でモニタリングできる。
【0067】従って以上説明した実施形態に従えば、テ
スト時に不良個所の切り分けが容易となる。
【0068】なお、以上説明した実施形態における素子
特性メモリが格納する記録素子の素子特性としては、電
気熱変換素子(ヒータ)の抵抗値を示す信号や、電気熱
変換素子(ヒータ)へ流す電流の制御を行うドライバト
ランジスタの電気特性を示す信号などが含まれる。
【0069】以上の実施形態において、記録ヘッドから
吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにイ
ンクタンクに収容される液体はインクであるとして説明
したが、その収容物はインクに限定されるものではな
い。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、そ
の画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出
される処理液のようなものがインクタンクに収容されて
いても良い。
【0070】そして以上の実施形態は、特にインクジェ
ット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利
用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体等)を備え、前記熱エネルギーに
よりインクの状態変化を生起させる方式を用いることに
より記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0071】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状にすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0072】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0073】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0074】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0075】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0076】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0077】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0078】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0079】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0080】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0081】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来は複数の出力端子夫々から出力されていた、例えば、
ヘッドの温度や素子特性の情報を、一つの出力端子から
出力することが可能になるので、出力端子やパッドの数
を削減することができるという効果がある。
【0083】これにより、記録ヘッドそのもののサイズ
を小型化することが可能になり、さらには、記録ヘッド
と記録装置間の接続をより簡略にすることが可能とな
る。
【0084】特に、記録ヘッドと記録装置間の接続が簡
略化されることは、記録装置本体と記録ヘッド間の信号
送受信回路を簡略にできることを意味し、記録装置の小
型化にも寄与するとともに、記録ヘッドや記録装置のコ
ストの抑制にも貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す記録装置の制御回路を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第1実施形態に従う記録ヘッドIJH
の制御回路を示すブロック図である。
【図4】記録装置と記録ヘッドの間で授受されるクロッ
ク信号とリセット信号と温度情報信号とヘッド情報信号
とを示すタイムチャートである。
【図5】温度検知回路および素子特性メモリの読み出し
シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施形態に従う記録ヘッドIJH
の制御回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態に従う記録ヘッドIJH
の制御回路を示すブロック図である。
【図8】従来の記録ヘッドの内部構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図9】図8に示した記録ヘッドに備えられた素子特性
メモリ、及びデジタル温度検知回路(DAC)読み取り
時の入出力端子における論理状態を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
101 シフトレジスタ 102 ラッチ 103 ANDゲート 104 ドライバトランジスタ 105 ヒータ 106 デジタル温度検知回路 106a 温度検出用Diセンサ 107 素子特性メモリ 108 OR回路 109 5ビットカウンタ 109′ 6ビットカウンタ 110、111 AND回路 110′、111′ 3入力AND回路 112、113 インバータ 114、115 アナログスイッチ IJH 記録ヘッド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドの第1の状態を示す第1の情
    報を発生する第1の発生源と、 前記記録ヘッドの第2の状態を示す第2の情報を発生す
    る第2の発生源と、 前記第1或いは第2の情報を外部に出力する出力端子
    と、 前記第1及び第2の情報を外部に読み出すとともに記録
    信号の入力にも用いられるクロック信号を外部から入力
    する入力端子と、 前記入力端子から入力されるクロック信号に基づいて、
    前記第1或いは第2の発生源から前記第1或いは第2の
    情報を読み出して、前記第1或いは第2の情報を交互に
    前記出力端子を介してシリアルに出力するよう制御する
    制御回路とを有することを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報は、前記記録ヘッドの温
    度を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1の発生源は、 前記記録ヘッドの温度を検出する温度検出センサと、 前記温度検出センサによって出力される信号をデジタル
    信号に変換する変換回路とを含むことを特徴とする請求
    項2に記載の記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第2の情報は、前記記録ヘッドの記
    録素子の素子特性を示す情報であることを特徴とする請
    求項1に記載の記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第2の発生源は、前記記録素子の素
    子特性を記憶するメモリを含むことを特徴とする請求項
    4に記載の記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は前記クロック信号のパル
    ス数をカウントするカウンタを含み、 前記カウンタによってカウントされるパルス数に従っ
    て、前記第1の情報と第2の情報のいずれを読み出すの
    かを決定することを特徴とする請求項1に記載の記録ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】 前記制御回路は、前記第1の発生源から
    の出力と前記第2の発生源からの出力とを入力するOR
    回路をさらに有し、 前記OR回路の出力が前記出力端子に出力されることを
    特徴とする請求項6に記載の記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載の記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出するために、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備
    えていることを特徴とする請求項8に記載の記録ヘッ
    ド。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の記
    録ヘッドを用いて記録を行う記録装置。
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