JP2003039584A - シート材 - Google Patents
シート材Info
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- granular
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Abstract
きるようにする。 【解決手段】合成樹脂材1をバインダとして粒状物2と
基材3とを積層してなる。合成樹脂材1は、固化して可
撓性を発揮する物性を有している。基材3は、可撓性を
有している。
Description
として使用されるシート材に係る技術分野に属する。
成樹脂材をバインダとして粒状物と基材とを積層してな
るに記載のものが知られている。粒状物としては、天然
小石,貝殻,サンゴ,ガラス玉,セラミックス粒等が選
択されている。基材としては、合成樹脂板,木板,金属
板等が選択されている。
物が積層されていない側の面)を建築の施工面等に当接
させて取付け使用される。そして、建築の施工面等に露
出した粒状物が装飾性等を高めることになる。
材では、全体が硬質(非可撓)の板体に形成されている
ため、建築の施工面等に凹凸があると取付け使用するこ
とができないという問題点がある。
されたもので、建築の施工面等に凹凸があっても取付け
使用することのできるシート材を提供することを課題と
する。
ため、本発明に係るシート材は、次のような手段を採用
する。
ダとして粒状物と基材とを積層してなるシート材におい
て、合成樹脂材は固化して可撓性を発揮する物性を有
し、基材は可撓性を有していることを特徴とする。
により全体を建築の施工面等の凹凸に対応して変形させ
ることができる。粒状物は、粒状物同士の間の間隙で全
体の変形の歪みを吸収する。
において、合成樹脂材は軟質エポキシ樹脂からなること
を特徴とする。
の調整等で固化して可撓性を発揮する物性を有するよう
に改良された軟質エポキシ樹脂が選択される。
シート材において、基材は多数の小孔が穿孔されている
ことを特徴とする。
性,通水性が備えられる。
れかのシート材において、粒状物は直径3〜10mmの
天然小石からなり、基材は厚さ1mm程度のゴム材から
なることを特徴とする。
観を構成する。
実施の形態を図面に基づいて説明する。
使用に好適なものを示してある。
に、合成樹脂材1をバインダとして粒状物2と基材3と
を積層してなる。
固化して可撓性を発揮する物性を有するように改良され
た軟質エポキシ樹脂からなる。具体的には、入手が容易
なエポニッケEP#880(商品名)が好適である。こ
のエポニッケEP#880は、JIS K−6911
「熱硬化性プラスチック一般試験方法」に準じた試験に
よると、引張り強さ135Kgf/cm2,引張り伸び110
%,圧縮強さ1120Kgf/cm2,ショアー硬度40D,
付着強さ43.9Kgf/cm2となっている。この軟質エポ
キシ樹脂からなる合成樹脂材1は、性状が透明液状であ
る。また、この軟質エポキシ樹脂からなる合成樹脂材1
は、接着性,耐水性が優れている。
からなる。この大きさの天然小石からなる粒状物2は、
コンクリートの骨材として使用され入手が容易なもので
ある。
(ある程度の靱性を有している。)からなる。この基材
3には、直径cが3mm程度の多数の小孔3’が穿孔さ
れている。
に合成樹脂材1,粒状物2を入れて撹拌するとともに、
基材3の1面に合成樹脂材1を薄く塗布しておき、合成
樹脂材1,粒状物2の撹拌物を合成樹脂材1が塗布され
た基材3に積層することで製造される。なお、合成樹脂
材1,粒状物2の撹拌物を積層する際には、基材3に塗
布された合成樹脂材1が既に固化していても差支えな
い。即ち、固化しても合成樹脂材1同士のぬれ性が得ら
れるためである。
さaは、10mm程度までが好適である。従って、直径
3〜10mmの天然小石からなる粒状物2は、積層厚さ
aの中で1〜3段の積上げ構造体となる。
で可撓性があり、バインダである合成樹脂材1も固化し
て可撓性を発揮する物性を有していることに加えて、粒
状物2同士の間に形成される間隙で全体の変形の歪みを
吸収することができる構造になっている。従って、図3
に示すように、施工面(床面)Fに凹部Fa,凸部Fb
があっても、全体を湾曲変形させて施工面Fに当接させ
て敷設することができる。
接させた場合、当初基材3に塗布され固化した合成樹脂
材1の小孔3’に位置する部分が変形の応力で破断され
るため、図4に示すように、粒状物2同士の間に形成さ
れた間隙を通過した水Wが基材3の小孔3’から透過さ
れる。従って、全体に透水性(通水性)が備えられる。
は、合成樹脂材1が透明であるため、粒状物2である天
然小石が敷詰められたような自然的な外観を構成して、
装飾的に優れたものとなる。また、合成樹脂材1,粒状
物2,基材3の全てが耐候性を有しているため、屋外の
敷材として長期の使用に耐えることができるる。また、
基材3がゴム材でクッション性を有しているため、人の
歩行等の加圧にも充分耐えることができる。
2として、貝殻,サンゴ,ガラス玉,セラミックス粒等
を選択することも可能である。
ウレタン等のマット材を選択することも可能である。ま
た、使用目的に対応して、小孔3’を省略することも可
能である。
に使用することも可能である。
材,ショーケースの床,棚の装飾板,ガーデニング用品
等としての用途が考えられる。
は、合成樹脂材,基材の可撓性により全体を建築の施工
面等の凹凸に対応して変形させることができ、粒状物が
粒状物同士の間の間隙で全体の変形の歪みを吸収するこ
とができるため、建築の施工面等に凹凸があっても取付
け使用することができる効果がある。
て硬化剤の調整等で固化して可撓性を発揮する物性を有
するように改良された軟質エポキシ樹脂が選択されるた
め、入手が容易である効果がある。
材に通気性,通水性が備えられるため、用途が拡張され
る効果がある。
自然的な外観を構成するため、屋外の敷材として使用に
好適となる効果がある。
体の斜視図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂材をバインダとして粒状物と基
材とを積層してなるシート材において、合成樹脂材は固
化して可撓性を発揮する物性を有し、基材は可撓性を有
していることを特徴とするシート材。 - 【請求項2】 請求項1のシート材において、合成樹脂
材は軟質エポキシ樹脂からなることを特徴とするシート
材。 - 【請求項3】 請求項1または2のシート材において、
基材は多数の小孔が穿孔されていることを特徴とするシ
ート材。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのシート材にお
いて、粒状物は直径3〜10mmの天然小石からなり、
基材は厚さ1mm程度のゴム材からなることを特徴とす
るシート材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235888A JP2003039584A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001235888A JP2003039584A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003039584A true JP2003039584A (ja) | 2003-02-13 |
Family
ID=19067259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001235888A Pending JP2003039584A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | シート材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003039584A (ja) |
-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001235888A patent/JP2003039584A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041228 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050208 |