JP2003038520A - 歯科用リテーナー - Google Patents
歯科用リテーナーInfo
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- JP2003038520A JP2003038520A JP2001232997A JP2001232997A JP2003038520A JP 2003038520 A JP2003038520 A JP 2003038520A JP 2001232997 A JP2001232997 A JP 2001232997A JP 2001232997 A JP2001232997 A JP 2001232997A JP 2003038520 A JP2003038520 A JP 2003038520A
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Abstract
圧力緩和、ローコスト、合成樹脂量の減量による着用
性、金属製支持部分の露出を最小限にした審美的等に優
れた歯科用リテーナーを提供する。 【解決手段】 両端にクラスプ104aを有し略U字状
の補強ワイヤー102aと両クラスプ間を連結する架橋
ワイヤー103aが埋め込まれ、歯の内側面に適合した
凹凸を有し、大部をくりぬいた形の口蓋辺縁に保持され
るレジン床101aからなる支持部100aを有し、両
端を補強ワイヤーに連結して歯列の一部を囲うループ枠
を形成する保持ワイヤー111aと、該保持ワイヤーの
一部を埋め込んだレジンパッド112aからなる緩衝部
110aを有し、該補強ワイヤーと、架橋ワイヤーまた
は保持ワイヤーは互いにろう着され、レジン厚を最小限
にし、支持部を口蓋に装着した状態で、前記緩衝部のレ
ジンパッドが歯茎の外側面に対向する位置に隙間を形成
しながら保持される構成とする。
Description
した歯を矯正した状態に保定するために歯に嵌着する歯
科用リテーナー、詳しくは口腔内における上顎または下
顎を覆うことのない歯科用リテーナーに関する。
側面に接触する唇側線のワイヤーと歯の内側面に適合す
る凹凸を備えた合成樹脂部とよりなり、該ワイヤーと該
合成樹脂部の凹凸との間の隙間部に歯を挿嵌することに
より歯科用リテーナーを歯に嵌着するようにしたもので
あるが、このものにあっては、歯の内側に位置する合成
樹脂部は適度の柔軟性を有することが必要である。しか
して、上記従来の歯科用リテーナーは、このような柔軟
性を有する合成樹脂部により歯に対する固定力(「固定
力」とは歯を矯正した状態に固定する力をいうものとす
る。)を持たせるようにしているため、該合成樹脂部は
必然的に大型化しており、厚く且つ広幅に形成されてい
る。特に、上顎歯用リテーナーにおける合成樹脂部は口
腔内における上顎(硬口蓋)のほぼ全体を覆っている。
従来の歯科用リテーナーは、このような大型の合成樹脂
部を備えているため、次のような問題が生じている。 (1)違和感があり、装着感が悪い。 (2)発音障害が生ずる。 (3)食事の際に物が食べにくく、飲食物の味覚が損な
われる。 (4)合成樹脂部は熱の伝導性が低いため、飲食物の温
度を敏感に感ずることができない。 (5)合成樹脂部は臭いが付き易く汚れやすいため、不
快である。 (6)合成樹脂部は大型の場合には割れやすい。
て使用し続ける必要があるため、これらの問題は歯科用
リテーナーの使用者にとっては深刻であるとして、特開
平8−168500号公報は、叙上問題解決の提案をし
ている。
1aに示すものは上顎歯用リテーナー、符号21bに示
すものは下顎歯用リテーナーである。上顎歯用リテーナ
ー21aは、上顎歯3a、3a…の外側面5a、5a…
に接触するワイヤ部23aの両端25a、25aを上顎
歯3a、3a…の内側に位置する略U状の金属製支持部
27aに連結し、該金属製支持部27aには上顎歯3
a、3a…の内側面7a、7a…に適合する凹凸29
a、29a…を備えた合成樹脂部31aを固定し、該ワ
イヤ部23aと該合成樹脂部31aの凹凸29a、29
a…との間の隙間部33aに上顎歯3a、3a…を挿嵌
するようにしたものである。一方、下顎歯用リテーナー
21bは、下顎歯3b、3b…の外側面5b、5b…に
接触するワイヤ部23bの両端25b、25bを下顎歯
3b、3b…の内側に位置する略U状の金属製支持部2
7bに連結し、該金属製支持部27bには下顎歯3b、
3b…の内面側7b、7b…に適合する凹凸29b、2
9b…を備えた合成樹脂部31bを固定し、該ワイヤ部
23bと該合成樹脂部31bの凹凸29b、29b…と
の間の隙間部33bに下顎歯3b、3b…を挿嵌するよ
うにしたものである。
ルトクローム合金により形成する。金属製支持部27
a、27bは例えばチタン合金、コバルトクローム合
金、PGA(白金合金)等により形成する。合成樹脂部
31a、31bは例えばポリカーボネート、アクリル樹
脂等の適度の柔軟性を備えた材料により形成する。
脂部31aには一端35′を金属支持部27aに固定し
た金属製第一補強部材35、35を埋設している。
合成樹脂部31bには一端37′を金属支持部27bに
固定した金属製第二補強部材37、37を貫通させ、該
金属製第二補強部材37、37の他端37′′を該合成
樹脂部31bより突出させている。
成樹脂部31aには一端39′を金属製支持部27aに
固定した金属製第三補強部材39、39を貫通させ、該
金属製第三補強部材39、39における合成樹脂部31
aから突出した他端39′′をワイヤ部23aに固定し
ている。
は、合成樹脂部と略U状の金属支持部の両者を極めて薄
くかつ狭幅のものとすることができる。したがって、こ
れを上顎歯または下顎歯に取り付けたときでも、口腔内
における上顎または下顎は該歯科用リテーナーにより覆
われることがない。ゆえに下記の効果を発揮する。 (1)違和感がなく、装着感が良い。 (2)発音障害が生じない。 (3)食事の際に物が食べ易く、飲食物の味覚が損なわ
れることはない。 (4)熱の伝導性が低い合成樹脂部は極めて薄くかつ狭
幅であるため、飲食物の温度を敏感に感ずることができ
る。 (5)臭いが付き易く、汚れやすい合成樹脂部は極めて
薄くかつ狭幅であるため、清潔である。 (6)支持部は金属製であるため、丈夫である。 (7)合成樹脂部は小型化されるため、割れが生ずるお
それはない。
強する。したがって、合成樹脂部は丈夫なものとなる。
上面に係止させることにより、歯科用リテーナーは歯に
対しより確実に固定される。
テーナーを歯に対しより確実に固定することができる。
としている。
ナーにあっては、以下列記の諸難点がみられる。 (1)「合成樹脂部と略U状の金属製支持部の両者を極
めて薄くかつ狭幅のものとすることができる。」として
いるが、その内容は、チタン合金、コバルトクローム合
金、PGA(白金合金)等の扁平鍛造体の一方の端面に
合成樹脂部の顎歯の内側面に適合する凹凸を備えた反対
面を接続させる態様に固定(支持)(図14、15、1
7)されてなるものであり、この両部材の単なる貼り合
わせ(合成樹脂部を金属製支持部でバックアップしたも
のと解される)のみをもっては合成樹脂部(金属製支持
部についても同様)についての補強効果はあまり期待し
得るものではない。
覆う取付基盤を省略して歯列に沿う円弧状のワイヤール
ープ体で代替するとしたが、単なる板状の円弧状ループ
枠では繰り返し縦、横、上下に加わるねじれに対して永
続的に耐えることは極めて困難であるという新たな問題
が生じるが、かかる脆弱性についての補完手当てがな
い。
効果が小さいため、合成樹脂部の減少度合いも大きくす
ることができず、そのため装着時の違和感等を充分に小
さくするまでには至っていない。
は食品等に触れるため、チタン合金、コバルトクローム
合金、PGA(白金合金)等の扁平鍛造体を使用する必
要があり、材料コストは必然的に高くなる。
わたって露出しており、審美的な観点から問題があり、
ひいては使用者に心理的にも悪影響を与える。
0号公報も含め、従来からの歯科用リテーナーには、歯
列矯正後の後戻りの主要因の一つである、歯列の外側面
からの、口輪筋、頬筋などの口腔周囲筋の圧力を、効果
的に分散、緩和するための有効な機能を有せず、該圧力
が直接、前歯部あるいは臼歯部の歯列に負荷し、後戻り
を誘発してしまうという大きな問題点が、依然解消され
ずにある。
解消すべく創案されたものであり、その目的とするとこ
ろは、合成樹脂部と金属製支持部の効果的な相互補強方
法により、特に歯列矯正後の後戻りにつながる、歯列の
外側面からの、口輪筋、頬筋などの口腔周囲筋の圧力を
効果的に緩和する機能を有し、同時にローコスト、合成
樹脂量の減量により優れた着用性を実現し、金属製支持
部分の露出を最小限にすることにより審美的にも優れ
た、歯科用リテーナーを提供することにある。
明の内、請求項1記載の発明の手段は、上顎用歯科用リ
テーナーにおいて、両端にクラスプを有し、歯列の内側
に沿う略U字状の補強ワイヤーと、両クラスプ間を連結
する架橋ワイヤーが埋め込まれ、歯の内側面に適合する
凹凸を有し、補強ワイヤーと架橋ワイヤーが埋め込まれ
た外形辺縁から4〜5mmだけ残して大部をくりぬいた
形をとる口蓋辺縁に保持されるレジン床からなる支持部
を有すること、両端を前記クラスプの部分を含む補強ワ
イヤーに連結し、該補強ワイヤーの一部と歯列の一部を
囲うループ枠を形成する保持ワイヤーと、該保持ワイヤ
ーの一部を埋め込んだレジンパッドからなる緩衝部を有
すること、前記補強ワイヤーと、架橋ワイヤーまたは保
持ワイヤーは互いにろう着されていること、歯列側のレ
ジン辺縁は前歯部が歯顎部、臼歯部が歯冠豊隆部までと
してレジン厚を最小限にすること、支持部を口蓋に装着
した状態で、前記緩衝部のレジンパッドが歯茎の外側面
に対向する位置に隙間を形成しながら保持される構成と
すること、にある。
用リテーナーにおいて、両端にクラスプを有し、歯列の
内側に沿う略U字状の補強ワイヤーが埋め込まれ、歯の
内側面に適合する凹凸を有し、補強ワイヤーが埋め込ま
れた外形辺縁から4〜5mmだけ残して大部をくりぬい
た形をとる口蓋辺縁に保持されるレジン床からなる支持
部を有すること、両端を前記クラスプの部分を含む補強
ワイヤーに連結し、該補強ワイヤーの一部と歯列の一部
を囲うループ枠を形成する保持ワイヤーと、該保持ワイ
ヤーの一部を埋め込んだレジンパッドからなる緩衝部を
有すること、前記補強ワイヤーと、保持ワイヤーは互い
にろう着されていること、歯列側のレジン辺縁は前歯部
が歯顎部、臼歯部が歯冠豊隆部までとしてレジン厚を最
小限にすること、支持部を口蓋に装着した状態で、前記
緩衝部のレジンパッドが歯茎の外側面に対向する位置に
隙間を形成しながら保持される構成とすること、にあ
る。
より、支持部では、レジンに補助ワイヤー、架橋ワイヤ
ーが埋め込みされることで、レジン床とワイヤーの相互
補強効果が充分に発揮され、該支持部自体で、歯列の内
側への後戻りを抑止する機能を有し、さらに後述する緩
衝部を確実にバックアップすることができる。
プ間架橋ワイヤー埋め込み部)の存在で立体架構体とな
るため装着したリテーナーの沈下やねじれ、側方拡大し
た症例の後戻りを防ぎ、指示した適正な位置に装着がで
き、繰り返しの着脱による外力でも適度な復元力を持
ち、修理・修正も容易である。
くし、また薄肉にしても、支持部の機能が充分保持され
るので、よって樹脂の使用量を大幅に低減することがで
き、着用時の違和感等の問題を改善することができる。
口蓋や舌あるいは食品等に接触することがなく、ローコ
ストな規格品でよく、コスト的に有利である。
でさわることにより舌の訓練が行うことができ、また前
記レジンバーのバックアップで生じるレジン床部分の圧
痕により患者の使用状況が認識できるという効果があ
る。
含む補強ワイヤーに連結され、補強ワイヤーと共に、歯
列の一部を囲うループ枠を形成する保持ワイヤーの一部
を埋め込むことにより、補強、バックアップされた状態
で、歯茎の外側面に対向する位置に隙間を形成しなが
ら、保持されるレジンパッドにより、特に歯列矯正後の
後戻りにつながる、歯列の外側面からの、口輪筋および
頬筋などの口腔周囲筋の圧力を分散、緩和し、力が直接
一部の歯列部にかかるのを防ぎ、歯列の変形を防ぐ。
間に一定の隙間を形成しており、口腔周囲筋による圧力
は直接一部の歯列に集中して負荷されることなく、スプ
リング的な効果により、レジンパッドから、保持ワイヤ
ー、補強ワイヤー、最終的には前記支持部に伝わり、リ
テーナー全体の相互補完的な弾性変形により系全体に分
散される。
位置する金属性の保持ワイヤーの大部分を埋め込み、か
つ歯列の上部の歯茎の部分に位置するので、金属部材部
分の露出は少なく、さらにレジンパッド自体も外から見
え難くなり、審美的にも優れたものである。
それぞれ請求項1または請求項2の発明の手段のうち、
レジンパッドに埋め込まれた保持ワイヤー部分を波状に
折り曲げた、波形状部とすることにある。
り、保持ワイヤーによるレジンパッドへの補強、バック
アップ効果がより発揮され、緩衝部が口輪筋、頬筋など
の口腔周囲筋による圧力をより効果的に緩和する。
請求項3の、請求項7に記載の手段は請求項2または請
求項6の発明の手段の内、レジンパッドを前歯部の歯茎
の外側面に対向する位置に隙間を形成しながら保持する
構成とした、ことにある。
り、特に過度な口輪筋による圧力を効果的に緩和し、前
歯部の歯列の変形を防ぐことができる。
請求項3の、請求項8に記載の手段は請求項2または請
求項6の発明の手段の内、レジンパッドを臼歯部の歯茎
の外側面に対向する位置に隙間を形成しながら保持する
構成とした、ことにある。
り、特に、過度な頬筋による圧力を効果的に緩和し、臼
歯部の歯列の変形を防ぐことができる。
に基づいて説明する。
歯科用リテーナーの実施例であり、支持部100aは第
一大臼歯をCクラスプ104aで囲んだ基本的な形を示
し、緩衝部110aが前歯部に位置した実施例である。
る凹凸を有するところの口蓋の辺縁レジン床101a
は、囲成枠状であり、これに、前記Cクラスプ104a
から歯の内側面に沿って延長されたU字状の補強ワイヤ
ー102aが埋め込みされ、さらに、口蓋後縁を横切る
(Cクラスプ104a、104a間に架設ろう着)架橋
ワイヤー103aが残りの辺に埋め込みされている。
4aで囲う場合もある。
aの、辺縁レジン床101a、補強ワイヤー102a、
の前歯部、臼歯部での位置相関を示したもので、(緩衝
部110aは省略)このような、歯列に対するレジンと
補強ワイヤー102aの配置、および相互補強により、
支持部100a自体で、歯列の内側への後戻りを抑止す
る機能を有し、さらに緩衝部110aを確実にバックア
ップすることができる。
ヤー102aとの相互補強効果による、合成樹脂使用量
低減度合を示したものでもあり、後述する他の実施例に
おいても同様の状況を示す。
の歯茎外側面の部分、左右対称の、2箇所に保持ワイヤ
ー111aの一部を埋め込んだレジンパッド112aが
配置され、保持ワイヤー111aはその両端を前記補強
ワイヤー102aにろう着され、該補強ワイヤー102
aの一部と左右の前歯部(中切歯、側切歯、犬歯計6
本)を囲むようにしてループ枠を形成している。
両端は、歯列の内側部で左右対称に、それぞれ犬歯と第
1小臼歯の間の隙間近傍に対向する位置で補強ワイヤー
102aにろう着され、該隙間を通って歯列を横断し、
歯列の外側に達し、その位置から上方に歯茎の略中央高
さまで立ち上げ、さらに略90°水平方向に折り曲げ、
歯茎の外側面と一定の隙間を形成しながら、該歯茎の外
側周面に沿って、波状に折り曲げた、波形状部113a
を形成させ、前歯部に略左右対称に配置された、構造で
ある。
歯に渡って配置される、レジンパッド112aは、保持
ワイヤー111aの歯茎外側周面の波形状部113aを
その中に埋め込みながら、保持ワイヤー111aのバッ
クアップにより、歯茎外側面との間に一定の隙間を形成
しながら、その位置を保持している。
分では、保持ワイヤー111aを露出させ、凹状に折り
曲げた、凹形状部114a形成し(後述の第2実施例で
は凸形状部114bとなる。)、その部分に指を引っ掛
けて、リテーナー全体の取り外しを可能な形状にしてい
る。
り、レジンパッド112aと歯茎の外側面との間に一定
の隙間を形成しているので、口腔周囲筋、特に口輪筋に
よる圧力が発生した状態においても、この圧力が直接、
前歯部を構成する歯列に集中して負荷されることなく、
スプリング的な効果により、レジンパッド112aか
ら、保持ワイヤー111a、補強ワイヤー102a、最
終的には前記支持部100aに伝わり、リテーナー全体
の相互補完的な弾性変形により系全体に分散される。
の高さ位置にあり、かつ保持ワイヤー111aの大部分
はレジンパッド112a内に埋め込まれているので、開
口しても目立つことが無く審美的にも優れたものであ
る。
歯科用リテーナーの実施例であり、上顎用を示した、実
施例1と同様、支持部100bは第一大臼歯をCクラス
プ104bで囲んだ基本的な形を示し、緩衝部110b
が前歯部に位置した実施例である。
の口蓋の辺縁レジン床101bは、U字状に連続し、こ
れに、該Cクラスプ104bから延長された補強ワイヤ
ー102bが埋め込まれている。
04bで囲む場合もある。
部110bでは、保持ワイヤー111bはその両端を補
強ワイヤー102bにろう着され、該補強ワイヤー10
2bの一部と左右の前歯部(中切歯、側切歯、犬歯の計
6本)を囲むようにしてループ枠を形成し、前歯部の歯
茎外側面の部分、左右対称の位置に、2箇所、保持ワイ
ヤー111bの波形状部113bを埋め込んだレジンパ
ッド112bが配置されている。
歯科用リテーナーの実施例であり、支持部100aの構
成は第1実施例と同様である。
部分、左右対称の位置に、2箇所、保持ワイヤー111
aの波形状113aを埋め込んだレジンパッド112a
が配置され、保持ワイヤー111aはその一端を犬歯と
第1小臼歯の間の隙間を通して補強ワイヤー102a
に、他端を第一大臼歯を囲んだCクラスプ104aの該
第1大臼歯の外側面に位置する部分にろう着され、補強
ワイヤー102aの一部と臼歯部(第1小臼歯、第2小
臼歯、第1大臼歯)を囲むようにしてループ枠を形成し
ている。
ワイヤー111aにより、第1小臼歯、第2小臼歯、第
1大臼歯にわたって、歯茎外側面に対向し、一定の隙間
を形成しながら、その位置を保持している。
り、レジンパッド112aと歯茎の外側面との間に一定
の隙間を形成しているので、口腔周囲筋、特に頬筋によ
る圧力が発生した状態においても、この圧力が直接、臼
歯部を構成する歯列に集中して負荷されることなく、ス
プリング的な効果により、レジンパッド112aから、
保持ワイヤー111a、補強ワイヤー102a、最終的
には前記支持部100aに伝わり、リテーナー全体の相
互補完的な弾性変形により系全体に分散され、臼歯部の
歯列の変形を防止することができる。
歯科用リテーナーの実施例であり、支持部100bの構
成は第2実施例と同様であり、緩衝部110bの構成は
第3実施例と同様である。
は、実際レジン床の中に埋め込まれるのでどの部分でろ
う着しても構わず、またその太さは0.9mm線を使用
しているが、必要に応じて他の太さの線を使用する場合
もある。
ジンパッド112a、112bの厚さは2〜3mmのも
のが好ましく、歯茎の外側面とのあいだに形成する隙間
は1mm程度が好適である。
a、100bの固定のための留め具として、Cクラスプ
104a、104bを用いた例について記述したが、本
発明においては、その目的に応じて、例えばアダムスク
ラスプ、二股Cクラスプ等の留め金を使用することがき
る。たとえば第1臼歯と最後臼歯を二股Cクラスプで囲
めば萌出途中の歯牙の咬合誘導が可能である。
下顎用歯科用リテーナーの支持部100a、100bに
も夫々多くのバリエーションがあり、以下図6〜12を
参照しながら紹介する。(いずれの図においても緩衝部
110a、または110bは省略して示す。)
エーションである。図6は、前歯・口蓋を横切るレジン
床101aの正中部分に切開部121a、122aを設
け露出の補強ワイヤー102a、架橋ワイヤー103a
にオメガループ123a、124aを付加した形であ
る。成長にあわせて側方への拡大・縮小が可能なだけで
なく、術後の拡大・縮小も可能である。
強ワイヤー102aとレジン床101aを切断した形で
ある。成長にあわせて側方への拡大・縮小が可能なだけ
でなく、術後の拡大・縮小も可能である。
ン床101aの正中部分に切開部121aを設け露出の
補強ワイヤー102aにオメガループ123aをスポッ
トとして付加した形である。スポットによる舌位の意識
づけを強化するための形である。
ワイヤー102aにレジンを切削のうえ補助弾線125
aをろう着した形である。個々の歯牙の咬合誘導が可能
である。
エーションである。図2のものにおける前歯部舌側レジ
ン中央で分断し、レジン下部に拡大ワイヤー126bを
沿わせた形である。成長にあわせて側方への拡大・縮小
が可能なだけでなく、術後の拡大・縮小も可能である。
能を有した上顎用歯科用リテーナーおよび下顎用歯科用
リテーナーのバリエーションであるが、左右の中切歯、
側切歯の計4本の歯の内側面に、接着部128a、12
8bで直接ボンデイングしながら、連結ワイヤー127
a、127bで連結し、該連結部分をレジン床101
a、101bのレジンで覆っている。ボンデイングによ
り前歯の4本を一体化し、矯正効果を賦与しながら、歯
列の状態を適正に保定することができる。
金属製支持部の効果的な相互補強を達成、特に歯列矯正
後の後戻りにつながる、歯列の外側面からの、口輪筋、
頬筋などの口腔周囲筋の圧力を効果的に緩和する機能を
有し、同時にローコストと、合成樹脂量の減量による優
れた着用性を実現し、金属製支持部分の露出を最小限に
することにより審美的にも優れた、歯科用リテーナーを
提供することができる。
ーナーの説明図である。
ーナーの説明図である。
ーナーの説明図である。
ーナーの説明図である。
図である。
ョン説明図
ョン説明図
ョン説明図
ョン説明図
ション説明図
ション説明図
ション説明図
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 両端にクラスプを有し、歯列の内側に沿
う略U字状の補強ワイヤーと、両クラスプ間を連結する
架橋ワイヤーが埋め込まれ、歯の内側面に適合する凹凸
を有し、補強ワイヤーと架橋ワイヤーが埋め込まれた外
形辺縁から4〜5mmだけ残して大部をくりぬいた形を
とる口蓋辺縁に保持されるレジン床からなる支持部と、
両端を前記クラスプの部分を含む補強ワイヤーに連結
し、該補強ワイヤーの一部と歯列の一部を囲うループ枠
を形成する保持ワイヤーと、該保持ワイヤーの一部を埋
め込んだレジンパッドからなる緩衝部とから形成され、
前記補強ワイヤーと、架橋ワイヤーまたは保持ワイヤー
は互いにろう着し、歯列側のレジン辺縁は前歯部が歯顎
部、臼歯部が歯冠豊隆部までとしてレジン厚を最小限に
し、前記支持部を口蓋に装着した状態で、前記緩衝部の
レジンパッドが歯茎の外側面に対向する位置に隙間を形
成しながら保持される構成とした、上顎用歯科用リテー
ナー。 - 【請求項2】 両端にクラスプを有し、歯列の内側に沿
う略U字状の補強ワイヤーが埋め込まれ、歯の内側面に
適合する凹凸を有し、補強ワイヤーが埋め込まれた外形
辺縁から4〜5mmだけ残して大部をくりぬいた形をと
る口蓋辺縁に保持されるレジン床からなる支持部と、両
端を前記クラスプの部分を含む補強ワイヤーに連結し、
該補強ワイヤーの一部と歯列の一部を囲うループ枠を形
成する保持ワイヤーと、該保持ワイヤーの一部を埋め込
んだレジンパッドからなる緩衝部とから形成され、前記
補強ワイヤーと、保持ワイヤーは互いにろう着し、歯列
側のレジン辺縁は前歯部が歯顎部、臼歯部が歯冠豊隆部
までとしてレジン厚を最小限にし、前記支持部を口蓋に
装着した状態で、前記緩衝部のレジンパッドが歯茎の外
側面に対向する位置に隙間を形成しながら保持される構
成とした、下顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項3】 レジンパッドに埋め込まれた、保持ワイ
ヤー部分を波状に折り曲げた、波形状部とした、請求項
1記載の上顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項4】 レジンパッドを前歯部の歯茎の外側面に
対向する位置に隙間を形成しながら保持する構成とし
た、請求項1または3記載の上顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項5】 レジンパッドを臼歯部の歯茎の外側面に
対向する位置に隙間を形成しながら保持する構成とし
た、請求項1または3記載の上顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項6】 レジンパッドに埋め込まれた、保持ワイ
ヤー部分を波状に折り曲げた、波形状部とした、請求項
2記載の下顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項7】 レジンパッドを前歯部の歯茎の外側面に
対向する位置に隙間を形成しながら保持する構成とし
た、請求項2または6記載の下顎用歯科用リテーナー。 - 【請求項8】 レジンパッドを臼歯部の歯茎の外側面に
対向する位置に隙間を形成しながら保持する構成とし
た、請求項2または6記載の下顎用歯科用リテーナー。
Priority Applications (1)
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