JP2003037646A - メディアコンバータの情報伝達方法 - Google Patents

メディアコンバータの情報伝達方法

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JP2003037646A JP2001226107A JP2001226107A JP2003037646A JP 2003037646 A JP2003037646 A JP 2003037646A JP 2001226107 A JP2001226107 A JP 2001226107A JP 2001226107 A JP2001226107 A JP 2001226107A JP 2003037646 A JP2003037646 A JP 2003037646A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローカル情報を送信する信号が、伝送路の影
響によりデューティ比を変動しても、受信信号から正し
くローカル情報を識別することができるメディアコンバ
ータの情報伝達方法を提供する。 【解決手段】 メディアコンバータ10の制御部19
は、送信するローカル情報に対応した制御信号を生成す
る。メディア独立インタフェース部12は、この信号を
受けて、伝送路によりデューティ比が変動した場合に推
定される受信周波数の最も高い周波数のパルス幅が基本
クロックの2のn乗(n;自然数、n≧3)倍になる信
号をローカル情報に対応させて送信する。メディア独立
インタフェース部32は、受信されたローカル情報のパ
ルス幅を基本クロックでカウントし、予め定められた判
定条件に基づいて周波数を判定してローカル情報を識別
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
により接続されたメディアコンバータ間のローカル情報
伝達方法に関し、特に、送信された信号が伝送路の影響
を受けてデューティ比が変動した場合においても、受信
信号から正しいローカル情報を検出することができるメ
ディアコンバータの情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メディアコンバータは、ツイストペアケ
ーブルを用いるIEEE802.3規格である10BA
SE−Tや100BASE−TX方式の信号を100B
ASE−FX方式に対応した信号に変換する。また、メ
ディアコンバータは、ローカル情報、すなわち、ステイ
タス情報や、コンフィギュレーション情報や、診断機能
などの情報を物理層レベルの信号により送信する。そし
て、このローカル情報の伝送は、通常のデータ通信以外
の方法により実施され、以下に示す2つの方法が用いら
れる。
【0003】先ず、第1の伝送方法として、通常のデー
タ伝送では使用しない周波数帯域の単一の周波数にロー
カル情報を割り当て、この周波数を識別することにより
ローカル情報の内容を識別する伝送方法がある。また、
第2の伝送方法は、送信側のデータの異常を伝える信号
を用いて、ローカル情報の伝送を行う。具体的には、先
ず、送信側のメディアコンバータが、4B5B符号化で
既定されている2つの異なる周波数の信号であるVAL
ID(有効)信号と、INVALID(無効)信号とを
生成する。そして、送信側のメディアコンバータが、こ
れらの信号を交互に送信し、受信側のメディアコンバー
タがこれらの信号の繰り返し周期に予め割付けられたロ
ーカル情報を識別する。このようにして、上記第1の伝
送方法と第2の伝送方法とは、送信側のメディアコンバ
ータが異なるパルス幅の信号を送信し、受信側のメディ
アコンバータがパルス幅を監視することによりローカル
情報の伝送を行っている。
【0004】ここで、第1の伝送方法を具体例を挙げて
説明する。送信側のメディアコンバータが、5つの異な
る周波数の信号、すなわち、5つのローカル情報P1〜
P5を生成し、受信側のメディアコンバータへ送信する
とする。また、ローカル情報P1のパルス幅は、基本ク
ロックの8クロック分であると定義する。このローカル
情報P1のパルス幅を2進数表記で示すと、P1=00
001000で表すことができる。また、基本クロック
に対して、ローカル情報P2のパルス幅が16クロック
分、ローカル情報P3のパルス幅が32クロック分、ロ
ーカル情報P4のパルス幅が64クロック分、ローカル
情報P5のパルス幅が128クロック分と定義する。そ
して、それぞれのローカル情報のパルス幅を2進数表記
で示すと、P2=00010000、P3=00100
000、P4=01000000、P5=100000
00となる。従って、各ローカル情報に対応したパルス
幅は、2進数表記で全8ビットにより表現することがで
きる。
【0005】一方、受信側のメディアコンバータは、受
信したローカル情報信号のパルス幅を周波数判定カウン
タを用いて基本クロックによりカウントする。そして、
ローカル情報P1〜P5の信号のパルス幅を2進数に変
換し、上位5ビットのみを監視し、ローカル情報P1〜
P5の信号を識別する。つまり、受信側のメディアコン
バータは、2進数表記されたパルス幅を最下位ビットか
ら数えて(n+1)番目のビットが“1”であって、且
つ、(n+1)番目より上位側の全てのビットが“0”
という判定条件に基づいて判定し、この判定条件を満足
するパルス幅のローカル情報を識別している。上記例の
場合、ローカル情報P1からP5のnはそれぞれ、3、
4、5、6、7となる。このようにして、n番目より上
位のビットのみモニタすることによって、異なる周波数
で送信されるローカル情報を識別することができる。
【0006】しかし、上記パルス幅を有するローカル情
報の信号が伝送路の影響を受けて、そのデューティ比が
±10%の範囲で変動するものとすると、以下に示すパ
ルス幅を有するローカル情報P1〜P5が受信される可
能性がある。 P1:最大 00001001(基本クロックの9クロック分) 最小 00000111(基本クロックの7クロック分) P2:最大 00010010(基本クロックの18クロック分) 最小 00001110(基本クロックの14クロック分) P3:最大 00100100(基本クロックの36クロック分) 最小 00011100(基本クロックの28クロック分) P4:最大 01000111(基本クロックの71クロック分) 最小 00111001(基本クロックの57クロック分) P5:最大 10001101(基本クロックの141クロック分) 最小 01110011(基本クロックの115クロック分)
【0007】図5は、送信するローカル情報P1(=0
0001000)と、デューティ比が変動した場合に、
受信されるP1の波形を示す図である。同図(a)は、
ハイレベルとロウレベルがそれぞれ8クロック分のパル
ス幅であって、デューティが50パーセントの波形例を
示す。また同図(B)は、ハイレベルのパルス幅が7ク
ロック分(P1=00000111)に減少し、ロウレ
ベルのパルス幅が9クロック分(P1=0000100
1)に増加してデューティが変動した場合の波形例を示
す。このような場合、受信側で上述の5つのローカル情
報P1〜P5を正しく認識するためにはパルス幅を2進
数表記した8ビットの全てをモニタしなければならな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、送信側
のメディアコンバータで送信したデータが、伝送路上で
減衰するなどの理由によりデューティ比が変動して、受
信側のメディアコンバータに受信されることがある。そ
して、信号のデューティ比が変動した場合、受信側メデ
ィアコンバータの周波数判定カウンタによるカウント数
が減少し、2進数表記の桁が変わる可能性があるという
問題が生じる。
【0009】例えば、送信側のメディアコンバータがP
2=00010000(16クロック分)を送信し、受
信側のメディアコンバータがデューティ比の変動したこ
のデータを受信したとする。そして、受信側のメディア
コンバータが、1つカウント数を減少してカウントする
と“00001111”となってしまう。従って、受信
側のメディアコンバータで上位5ビットのみを監視する
方法を用いた場合、P1の信号であると識別して、誤っ
たローカル情報を生成してしまうという問題が生じる。
【0010】また、第2の伝送方式により、受信側のメ
ディアコンバータが、送信されたVALID信号として
HALT信号を検出し、INVALID符号としてID
LE信号を検出する場合、HALT信号とIDLE信号
とに対応したパルス幅を基本クロックによりカウントす
る。このとき、信号のデューティ比が変動して、カウン
ト数が減少すると、HALT信号とIDLE信号とを検
出することができず、ローカル情報を識別できないとい
う問題が生じる。
【0011】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的は、通常のデータ通信以外の方式でロ
ーカル情報の伝送を行うメディアコンバータにおいて、
送信された信号のデューティ比が伝送路上で変動して
も、正しくローカル情報を識別することができるメディ
アコンバータの情報伝達方法を提供することにある。ま
た、他の目的は、ローカル情報の受信周波数を判定する
ビット数を減らし小規模な論理回路で周波数判定回路を
構成することができるメディアコンバータの情報伝達方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、通信ネットワークによ
り接続されたメディアコンバータ間で単一周波数の信号
を用いてローカル情報を伝達するメディアコンバータの
情報伝達方法であって、ローカル情報を伝送する信号の
周波数が、前記メディアコンバータ間を接続する伝送路
の影響を受けて最も高い周波数側に変動した場合、前記
信号のパルス幅が基本クロックの2のn乗(n;自然
数、n≧3)倍に一致する、あるいはそれ以上になるよ
うに送信周波数を設定することを特徴とするメディアコ
ンバータの情報伝達方法である。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、通信ネッ
トワークにより接続されたメディアコンバータ間でVA
LID信号とINVALID信号の繰り返し信号により
ローカル情報の送信および受信を行うメディアコンバー
タの情報伝達方法であって、ローカル情報を伝送するV
ALID信号とINVALID信号の繰り返し周波数
が、前記メディアコンバータ間を接続する伝送路の影響
を受けて最も高い周波数に変動した場合、そのパルス幅
が基本クロックの2のn乗倍に一致する、あるいはそれ
以上になるようにVALID信号とINVALID信号
の繰り返し周波数を設定することを特徴とするメディア
コンバータの情報伝達方法である。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のメディアコンバータの情報伝達方法において、
前記メディアコンバータは、ローカル情報を送信するた
めに所定の周期で送信エラー信号をアサートして送信イ
ネブル信号をトグルさせ、VALID信号とINVAL
ID信号を所定の周期で交互に生成することを特徴とす
る。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載のメディアコンバータの情報伝達方法において、
前記メディアコンバータは、ローカル情報を送信するた
めに送信エラー信号と送信イネブル信号を所定の同じ周
期でトグルさせVALID信号とINVALID信号を
所定の周期で交互に生成することを特徴とする。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のメディアコンバータ
の情報伝達方法において、前記メディアコンバータは、
基本クロックの2のn乗倍、またはそれ以上のパルス幅
を有する異なる周波数の信号を生成して、各周波数にロ
ーカル情報を割付けて、複数のローカル情報を送信する
ことを特徴とする。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないし請求項5のいずれかに記載のメディアコンバータ
の情報伝達方法において、前記メディアコンバータは、
ローカル情報の受信周波数を判定する周波数判定カウン
タを有し、該周波数判定カウンタのカウント値の最下位
ビットからn番目のビットおよびそれより上位のビット
の値によりローカル情報の送信周波数を識別することを
特徴とする。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載のメディアコンバータの情報伝達方法において、
前記周波数判定カウンタは、カウント値の最下位ビット
から(n+1)番目のビットが“1”、(n+1)番目
より上位のビットが全て“0”、且つ、n番目のビット
が“0”である判定条件に基づき周波数を判定すること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して、この発明の第1の実施の形態について説明
する。図1は、同実施形態によるメディアコンバータの
構成を示す図である。同図において、10および30
は、通信ネットワーク110により接続されて対向する
メディアコンバータである。11は、100BASE−
TX規格に準拠した送信部(Tx)と受信部(Rx)と
から成り、物理層レベルのプロトコルで信号を処理する
送受信処理部(PHY)である。この送受信処理部11
は、“0”および“1”が適度な発生頻度になるように
入力データに対して4B/5B符号変換を行い、NRZ
I(Non Return to Zero Invert on ones)方式により
信号を生成する。
【0020】また、送受信処理部11の送信部(Tx)
は、符号化された信号にスクランブル操作を行った後、
MLT−3(Multi-Level Transmission-3)に準拠した
3値信号に変換し、コネクタ21を介して100BAS
E−TXのローカルエリアネットワーク(以下、LAN
と称する)100に出力する。また、その受信部(R
x)は、LAN・100から受信した信号をデスクラン
ブルし、復号化してデータを生成する。
【0021】15は、100BASE−TX規格に準拠
した送信部(Tx)と受信部(Rx)から成る送受信処
理部であり、物理層レベル(PHY)のプロトコルで信
号処理するものである。送受信処理部15の送信部(T
x)は、入力データを4B/5B符号変換し、NRZI
方式により信号を生成して出力する。また、その受信部
(Rx)は、受信した信号を復号化し、符号変換してデ
ータを生成する。12は、送受信処理部11と送受信処
理部15を接続し、データのインタフェース、および送
信エラー信号TX_ER(Transmit Error)や受信エラ
ー信号RX_ER(Receive Error)などの信号の送受
信を行うメディア独立インタフェース部(MII)であ
る。
【0022】また、メディア独立インタフェース部12
は、データ信号の通信周波数帯域外の複数の周波数をロ
ーカル情報伝送のために送出する機能、および通信周波
数帯域外の周波数を検出する機能を有する。なお、4B
/5B符号変換方式を使用する100BASE−TX規
格および100BASE−FX規格に準拠した通信で
は、データ信号の最高周波数は62.5MHzであり、
最低周波数は12.5MHzである。従って、ローカル
情報伝送のために、この周波数帯域外で、データ信号の
通信周波数にできるだけ干渉しない周波数が選択され
る。
【0023】19は、メディア独立インタフェース部1
2に接続された制御部である。この制御部19は、ロー
カル情報、すなわち、ステイタス情報や、コンフィギュ
レーション情報、診断機能などの情報をメディア独立イ
ンタフェース部12に通知する。16は、送受信処理部
15の送信部から出力されたデータを光信号に変調し、
該変調された光信号を100BASE−FXの光ファイ
バ110に出力する電気/光変換部(E/O)である。
17は、光ファイバ110から入力された光信号を復調
してデータを生成する光/電気変換部(O/E)であ
る。電源変換部20は、ACアダプタ50から供給され
た電源を各部の所要電圧に変換して供給する。
【0024】31は、100BASE−TX規格に準拠
した送信部(Tx)と受信部(Rx)から成る送受信処
理部であり、物理層レベル(PHY)のプロトコルで信
号処理するものである。ここで、送受信処理部31の送
信部(Tx)は、入力データを4B/5B符号変換し、
NRZI方式により符号化する。さらに、この送信部
(Tx)は、符号化された信号にスクランブル操作を行
い、MLT−3の3値信号に変換し、コネクタ38を介
して100BASE−TXのLAN・120に出力す
る。送受信処理部31の受信部(Rx)は、コネクタ3
8を介してLAN・120から受信した信号をデスクラ
ンブルし、復号化と符号変換を行いデータを生成する。
【0025】33は、100BASE−TX規格に準拠
した送信部(Tx)と受信部(Rx)とから成る送受信
処理部であり、物理層レベル(PHY)のプロトコルで
信号処理するものである。その送信部(Tx)は、入力
データを4B/5B符号変換し、NRZI方式により符
号化して出力する。また、その受信部(Rx)は、受信
された信号の復号化と符号変換を行いデータを生成す
る。32は、送受信処理部31と送受信処理部33を接
続し、データのインタフェース、送信エラー信号TX_
ERや受信エラー信号RX_ERなどの各信号の送受信
およびローカル情報に対応した信号の送信と受信したロ
ーカル情報の検出を行うメディア独立インタフェース部
(MII)である。
【0026】34は、送受信処理部33の送信部から出
力されたデータによって光信号を変調し、変調された光
信号を100BASE−FXの光ファイバ110に出力
する電気/光変換部(E/O)である。35は、光ファ
イバ110から入力された光信号を復調してデータを生
成する光/電気変換部(O/E)である。制御部37
は、メディア独立インタフェース部32の警報信号出力
の制御、その他各部の制御を行う。また、ネットワーク
管理マネージャ60とネットワーク管理情報の送信およ
び受信を行うSNMPユニットへ情報を供給する。
【0027】次に、図2および図3を併せて参照し、図
1の構成のメディアコンバータの動作について説明す
る。図2は、ローカル情報の伝送手順を示すフローチャ
ートである。なお、メディアコンバータ10が、メディ
アコンバータ30に対してローカル情報を伝送するもの
とする。先ず、ステップS101では、メディアコンバ
ータ10の制御部19が、ステイタス情報や、コンフィ
ギュレーション情報や、診断情報などの情報であるロー
カル情報をメディアコンバータ30に送信することを決
定する。次に、制御部19は、送信するローカル情報に
対応した制御信号を生成する。そして、制御部19は、
この制御信号をメディア独立インタフェース部12へ出
力することで、ローカル情報の送信の要求をメディア独
立インタフェース部12に通知する。
【0028】次に、ステップS102では、この通知を
受けたメディア独立インタフェース部12は、基本クロ
ックの2のn乗(n;自然数、n≧3)のカウント値に
より表されるパルス幅が割り付けられたローカル情報に
対応したパルス信号を送信する。具体的には、メディア
独立インタフェース部12は、メディアコンバータ10
および30を接続する通信路の影響を受けてデューティ
比が変動した場合に推定される受信周波数の最も高い周
波数のパルス幅が基本クロックの2のn乗倍になる周波
数の信号をローカル情報に対応させて送信する。次に、
ステップS103では、メディア独立インタフェース部
32が、メディアコンバータ10から受信されたローカ
ル情報のパルス幅を基本クロックでカウントし、このカ
ウント値を2進数で表す。
【0029】次に、ステップS104では、前述のnの
値に応じた上位側のビットを用いてローカル情報を識別
する。すなわち、メディア独立インタフェース部32
は、2進数で表されたパルス幅を予め定められた判定条
件、2進数で表されたカウント値の最下位ビットから数
えて(n+1)番目のビットが“1”であって、且つ、
(n+1)番目より上位側の全てのビットと、最下位ビ
ットからn番目のビットとが“0”であるという条件に
基づいて判定する。
【0030】そして、メディア独立インタフェース部3
2は、この判定条件を満足するパルス幅に割り付けられ
たローカル情報を識別する。このように、送信信号のパ
ルス幅を基本クロックの2のn乗倍になるようにするこ
とで、受信側において2進数で表されたパルス幅のn番
目のビットとそれより上位のビットのみを監視すること
で、信号のデューティ比が変化したとしても、ローカル
情報の内容を正しく識別することができる。
【0031】次に、同実施形態のローカル情報の識別方
法の効果を具体的に説明するために、以下に示す5つの
異なるパルス幅を有するローカル情報P1〜P5を送信
するものとする。なお、“X”は“0”または“1”を
表す。 P1=00001XXXX(基本クロックの8クロック分以上16ク
ロック分未満) P2=0001XXXXX(基本クロックの16ク口ック分以上32
クロック分未満) P3=001XXXXXX(基本クロックの32クロック分以上64
クロック分未満) P4=01XXXXXXX(基本クロックの64クロック分以上128
クロック分未満) P5=1XXXXXXXX(基本クロックの128クロック分以上25
6クロック分未満)
【0032】ここで、伝送路により送信側のパルス幅が
−10%変動しても、受信側においてカウント数の桁が
変わらないパルス幅、すなわち、基本クロックの2のn
乗倍以上になる送信側のカウント数を検討すると、ロー
カル情報P1〜P5の基本クロックのカウント数X1〜
X5は、以下に示す式により算出することができる。 P1: 8≦X1×0.9<16 8.8≦X1<17.8 P2: 16≦X2×0.9<32 17.8≦X2<35.6 P3: 32≦X3×0.9<64 35.6≦X3<71.1 P4: 64≦X4×0.9<128 71.1≦X4<142.2 P5:128≦X5×0.9<256 142.2≦X5<284.4
【0033】従って、デューティ比が例えば−10%変
動してもカウント数の桁が変わらないローカル情報P1
〜P5のパルス幅のカウント数X1〜X5は、10進数
と2進数とで表記して以下のようにした。なお、デュー
ティ比が+10%変動してもカウント数の桁が変わらな
いよう、カウント数はなるべく小さな値とした。 P1:X1=9 (2進表示:00001001) P2:X2=18 (2進表示:00010010) P3:X3=36 (2進表示:00100100) P4:X4=72 (2進表示:01001000) P5:X5=144 (2進表示:10010000)
【0034】送信パルス幅をこのようにした場合、デュ
ーティ比が±10%変動すると、以下のようなパルス幅
のローカル情報P1〜P5が受信される。 P1:最大00001010(基本クロックの10クロック分) 最小00001000(基本クロックの8クロック分) P2:最大00010100(基本クロックの20クロック分) 最小00010000(基本クロックの16クロック分) P3:最大00101000(基本クロックの40クロック分) 最小00100000(基本クロックの32クロック分) P4:最大01010000(基本クロックの80クロック分) 最小01000000(基本クロックの64クロック分) P5:最大10011111(基本クロックの159クロック分) 最小10000001(基本クロックの129クロック分)
【0035】図3は、送信するローカル情報P1=00
001001と、デューティ比が変動した場合に、受信
されるローカル情報P1の波形を示す図である。同図に
示すように、前述のパルス幅でローカル情報を送ること
によってデューティ比が変動しても受信パルス幅は、2
のn乗倍以上になる。従って、カウント値の桁が変わら
ず、カウント値の全てのビットをモニタする必要はなく
なり、前述の判定条件によって、最下位ビットからn番
目のビット(上述の例ではn=3)、およびそれより上
位のビットをモニタすることによって正しくローカル情
報を識別することができる。
【0036】一方、上述のパルス幅でローカル情報を送
る場合、上述の判定条件によりローカル情報を正しく識
別することができるデューティ比の変動幅を検討すると
以下のようになる。 P1:最大00001011(11クロック分、送信パルス幅の+22.2%) 最小00001000(8クロック分、送信パルス幅の−11.1%) P2:最大00010111(23クロック分、送信パルス幅の+27.8%) 最小00010000(16クロック分、送信パルス幅の−11.1%) P3:最大00101111(47クロック分、送信パルス幅の+30.6%) 最小00100000(32クロック分、送信パルス幅の−11.1%) P4:最大01011111(95クロック分、送信パルス幅の+31.9%) 最小01000000(64クロック分、送信パルス幅の−11.1%) P5:最大10111111(191クロック分、送信パルス幅の+32.6%) 最小10000000(128クロック分、送信パルスの−11.1%)
【0037】なお、本実施形態において、デューティ比
の変動を±10%として検討したが、これに限るもので
はなく、前記X1〜X5で示された基本クロックのカウ
ント数をより大きくすることで、対応できるデューティ
比の変動幅を大きくすることができる。また、伝送路の
影響により信号のデューティ比が変動する場合について
検討したが、周波数が変動した場合についても同様に考
えることができる。また、5つのローカル情報P1〜P
5を周波数判定カウンタの8ビットの上位6ビットによ
り識別する方法について述べたが、2進数表記で表され
るビット数を増やすことにより、さらに多くのローカル
情報を伝送することが可能となる。
【0038】(第2の実施の形態)次に、図1を援用し
て、この発明の第2の実施の形態について説明する。同
実施形態の送信側のメディアコンバータは、受信エラー
を認識するためのHALT信号を送信する機能がある。
そこで、この第2の実施形態では、送信側のメディアコ
ンバータが送信エラー信号TX_ERをアサートし、送
信イネーブル信号TX_EN(Transmit Enable)を一
定周期でトグルさせることにより、INVALID信号
であるHALT信号とVALID信号であるIDLE信
号とを交互に送信する。そして、これらの信号の繰り返
し周期にローカル情報を割り当てることで、ローカル情
報の伝送を行う方法である。
【0039】次に、図4を併せて参照し、同実施形態の
動作について説明する。図4は、同実施形態のローカル
情報伝送手順を示すフローチャートである。なお、メデ
ィアコンバータ10からメディアコンバータ30へロー
カル情報を送信するものとする。先ず、ステップS20
1では、制御部19は、ローカル情報を送信するため
に、メディア独立インタフェース部12の送信エラー信
号TX_ERと送信イネーブル信号TX_ENとを制御
する制御信号を出力する。ここで、送信エラー信号TX
_ERと送信イネーブル信号TX_ENとが双方ともア
サートされた場合、周波数12.5MHzのパルス信号
であるHALT信号が出力される。また、送信エラー信
号TX_ERもしくは送信イネーブル信号TX_ENの
どちらか一方がデアサートされた場合、周波数62.5
MHzのパルス信号であるIDLE信号が出力される。
【0040】ステップ202では、この制御信号を受け
たメディア独立インタフェース部12は、基本クロック
の2のn乗(n;自然数、n≧3)倍のパルス幅のHA
LT信号とIDLE信号とを交互に出力する。すなわ
ち、メディア独立インタフェース部12は、HALT信
号とIDLE信号とを生成する場合、メディアコンバー
タ10とメディアコンバータ30を接続する伝送路の影
響によって引き起こされる送信信号のデューティ比の変
動による受信ローカル情報の誤りを発生させないように
パルス幅を設定して生成する。そして、HALT信号と
IDLE信号とを交互にメディアコンバータ30へ送信
する。
【0041】次に、ステップ203では、メディア独立
インタフェース部32が、メディアコンバータ10から
受信されたパルス幅を基本クロックを用いてカウント
し、そのカウント値を2進数で表す。次に、ステップ2
04では、メディア独立インタフェース部32が、前述
のnの値に応じた上位側のビットを用いてHALT信号
とIDLE信号とを検出する。具体的には、第1の実施
形態の判定条件を用いて、2進数で表されたパルス幅
が、最下位ビットから数えて(n+1)番目のビットが
“1”であって、且つ、(n+2)番目から最上位まで
の全てのビットと、n番目のビットが“0”となるパル
ス幅を検出する。そして、この判定条件を満足するパル
ス幅に対応するHALT信号とIDLE信号とを検出す
る。
【0042】次に、ステップ205では、HALT信号
とIDLE信号との繰り返し周期を用いてローカル情報
を識別する。具体的には、メディア独立インタフェース
部32は、検出されたHALT信号を“1”とし、ま
た、IDLE信号を“0”として、RX_ER信号に変
換し、この“1”と“0”との組み合わせによりローカ
ル情報を識別する。
【0043】このように、第2の実施形態によれば、送
信信号のデューティ比が変動した場合の最も高い周波数
のパルス幅が基本クロックの2のn乗倍以上になるパル
ス幅のHALT信号とIDLE信号とを生成して送信す
ることにより、受信側で上位6ビットのみをモニタする
ことによって、信号のデューティ比が変動しても、HA
LT信号とIDLE信号とを検出することができ、ロー
カル情報を正しく識別することができる。以上述べた実
施の形態は、本発明を説明するための一例であって、本
発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、
発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローカル情報を送信する信号の周波数を、伝送路の影響
を受けて受信信号のデューティ比が変動しても、受信周
波数判定カウンタの2進数で表した値の桁数が変わらな
いように設定するため、受信した信号から正しくローカ
ル情報を識別することができるので、ローカル情報伝送
回線の信頼度を高めることができるという効果が得られ
る。また、受信周波数判定カウンタにより、受信信号の
パルス幅を2進数で表した値の上位の一部のビットを用
いて周波数の判定ができるので、周波数判定カウンタの
構成を簡略化することが可能になり、メディアコンバー
タのコストを低減できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1および第2の実施の形態によ
るメディアコンバータの構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施形態のローカル情報伝送手順を示
すフローチャートである。
【図3】 第1の実施形態によるローカル情報を伝送す
る信号の送信波形および受信波形の一例を示す図であ
る。
【図4】 第2の実施形態のローカル情報伝送手順を示
すフローチャートである。
【図5】 従来のローカル情報を伝送する信号の送信波
形および受信波形の一例を示す図である。
【符号の説明】
10,30…メディアコンバータ、11,31…送受信
処理部、12,32…メデイア独立インタフェース部、
15,33…送受信処理部、16,34…電気/光変換
部、17,35…光/電気変換部、19,37…制御
部、20…電圧変換部、21,38…コネクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K029 AA01 AA18 CC01 CC04 GG03 5K034 AA06 AA11 DD03 EE02 HH61 HH62 5K035 AA04 EE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークにより接続されたメデ
    ィアコンバータ間で単一周波数の信号を用いてローカル
    情報を伝達するメディアコンバータの情報伝達方法であ
    って、 ローカル情報を伝送する信号の受信周波数が、前記メデ
    ィアコンバータ間を接続する伝送路の影響を受けて最も
    高い周波数側に変動した場合、前記信号のパルス幅が基
    本クロックの2のn乗(n;自然数、n≧3)倍に一致
    する、あるいはそれ以上になるように送信周波数を設定
    することを特徴とするメディアコンバータの情報伝達方
    法。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークにより接続されたメデ
    ィアコンバータ間でVALID信号とINVALID信
    号の繰り返し信号によりローカル情報を伝達するメディ
    アコンバータの情報伝達方法であって、 ローカル情報を伝送するVALID信号とINVALI
    D信号の繰り返し周波数が、前記メディアコンバータ間
    を接続する伝送路の影響を受けて最も高い周波数に変動
    した場合、前記信号のパルス幅が基本クロックの2のn
    乗倍に一致する、あるいはそれ以上になるようにVAL
    ID信号とINVALID信号の繰り返し周波数を設定
    することを特徴とするメディアコンバータの情報伝達方
    法。
  3. 【請求項3】 前記メディアコンバータは、ローカル情
    報を送信するために所定の周期で送信エラー信号をアサ
    ートして送信イネブル信号をトグルさせ、VALID信
    号とINVALID信号を所定の周期で交互に生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載のメディアコンバータ
    の情報伝達方法。
  4. 【請求項4】 前記メディアコンバータは、ローカル
    情報を送信するために送信エラー信号と送信イネブル信
    号を所定の同じ周期でトグルさせVALID信号とIN
    VALID信号を所定の周期で交互に生成することを特
    徴とする請求項2に記載のメディアコンバータの情報伝
    達方法。
  5. 【請求項5】 前記メディアコンバータは、基本クロ
    ックの2のn乗倍、またはそれ以上のパルス幅を有する
    異なる周波数の信号を生成して各周波数にローカル情報
    を割付けて、複数のローカル情報を送信することを特徴
    とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のメデ
    ィアコンバータの情報伝達方法。
  6. 【請求項6】 前記メディアコンバータは、ローカル情
    報の受信周波数を判定する周波数判定カウンタを有し、
    該周波数判定カウンタのカウント値の最下位ビットから
    n番目のビット、およびそれより上位のビットの値によ
    りローカル情報の送信周波数を識別することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のメディア
    コンバータの情報伝達方法。
  7. 【請求項7】 前記周波数判定カウンタは、カウント
    値の最下位ビットから(n+1)番目のビットが
    “1”、(n+1)番目より上位のビットが全て
    “0”、且つ、n番目のビットが“0”である判定条件
    に基づき周波数を判定することを特徴とする請求項6に
    記載のメディアコンバータの情報伝達方法。
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