JP2002290348A - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

Info

Publication number
JP2002290348A
JP2002290348A JP2001089599A JP2001089599A JP2002290348A JP 2002290348 A JP2002290348 A JP 2002290348A JP 2001089599 A JP2001089599 A JP 2001089599A JP 2001089599 A JP2001089599 A JP 2001089599A JP 2002290348 A JP2002290348 A JP 2002290348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transmission
signal
optical
count value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001089599A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Sawamoto
伯明 澤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2001089599A priority Critical patent/JP2002290348A/ja
Publication of JP2002290348A publication Critical patent/JP2002290348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路の異常を通信異常が発生する前に検出
することが可能な光通信装置を実現する。 【解決手段】 光ファイバーを伝送路として用いた光通
信装置において、送信信号を送信光信号に変換し伝送路
を介して送信する送信側回路と、送信光信号を受光し電
気信号に変換して送信信号を受信すると共に電気信号の
デューティー比が設定範囲を逸脱した場合に伝送路が異
常と判断する受信側回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーを伝
送路として用いた光通信装置に関し、特に伝送路の異常
を通信異常が発生する前に検出することが可能な光通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバーを伝送路として用い
た光通信装置では送信側で電気信号を光信号に変換し伝
送路である光ファイバに伝播させ、受信側で受光した光
信号を再び電気信号に変換して取り出すことにより通信
を行うものである。
【0003】図6はこのような従来の光通信装置の一例
を示す構成ブロック図である。図6において1及び5は
通信制御手段、2は光量設定手段、3はレーザダイオー
ドやLED等の電/光変換手段、4はフォトダイオード
等の受光手段である光/電変換手段、100は伝送路で
ある光ファイバである。
【0004】また、1,2及び3は送信側回路50を,
4及び5は受信側回路51をそれぞれ構成している。
【0005】通信制御手段1からの送信信号は電/光変
換手段3の入力端子に入力され、通信制御手段1の設定
信号は光量設定手段2に入力され、光量設定手段2の制
御信号が電/光変換手段3の制御端子に入力される。
【0006】電/光変換手段3の出力である送信光信号
は光ファイバ100を介して光/電変換手段4に入力さ
れ、光/電変換手段4の出力である電気信号は通信制御
手段5に入力される。
【0007】ここで、図6に示す従来例の動作を説明す
る。通信制御手段1は光量設定手段2を制御して電/光
変換手段3の出力光の光量を設定すると共に電気信号で
ある通信信号を電/光変換手段3に入力して送信光信号
に変換させる。
【0008】この送信光信号は光ファイバ100を伝播
して光/電変換手段4で受光されて再び電気信号に変換
され、通信制御手段5に入力される。
【0009】この結果、通信信号は送信側回路50で一
旦光信号に変換され伝送路である光ファイバ100を伝
播し、受信側回路51で再び電気信号に変換されて受信
されることになる。
【0010】また、受信側回路51では受光した送信光
信号の受光レベルが最大受光レベルから最小受光レベル
の範囲内にある場合には受光した送信光信号を正常に電
気信号に変換できることを保証する。
【0011】このため、伝送路である光ファイバ100
の敷設に際しては、電/光変換手段3と光/電変換手段
4とを光ファイバ100で接続した状態で伝送ロスの測
定を行い受信側回路51で適正な受光レベルに納まるよ
うに光量設定手段2の設定値を調整したりする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す従
来例では敷設の状況、例えば、光ファイバの曲げ、温度
や湿度等の周囲雰囲気によって光ファイバ100の伝送
ロスが徐々に増加、言い換えれば、伝送路の異常が発生
した場合には光信号の受光レベルが最小受光レベルを下
回ってしまい通信異常を発生してしまう。
【0013】また、このような伝送ロスの径時変化を補
償するために、ただ単に送信側回路50の光量を強く設
定した場合には受信側回路51で受光時に飽和が生じて
これも通信異常の原因となってしまう。
【0014】すなわち、従来の光通信装置では通信異常
が発生して初めて伝送路の異常を認識すると言った問題
点があった。従って本発明が解決しようとする課題は、
伝送路の異常を通信異常が発生する前に検出することが
可能な光通信装置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、光ファ
イバーを伝送路として用いた光通信装置において、送信
信号を送信光信号に変換し前記伝送路を介して送信する
送信側回路と、前記送信光信号を受光し電気信号に変換
して前記送信信号を受信すると共に前記電気信号のデュ
ーティー比が設定範囲を逸脱した場合に前記伝送路が異
常と判断する受信側回路とを備えたことにより、通信異
常が発生する前に伝送路の異常を検出することが可能に
なる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明である光通信装置において、前記伝送路の両端に前記
送信側回路と前記受信側回路との機能を併せ持つ2つの
モジュールを設けたことにより、通信異常が発生する前
に伝送路の異常を検出することが可能になる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1及び請求
項2記載の発明である光通信装置において、前記受信側
回路で前記伝送路が異常と判断された場合に前記受信側
回路の前記デューティー比が前記設定範囲内に納まるよ
うに前記送信光信号の光量を調整させることにより、伝
送路の異常を補償することが可能になる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1及び請求
項2記載の発明である光通信装置において、前記受信側
回路で前記伝送路が異常と判断された場合に前記受信側
回路の前記伝送路を他の伝送路に切り換えることによ
り、異常伝送路の使用を回避することができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1及び請求
項2記載の発明である光通信装置において、前記送信側
回路から前記送信信号と前記送信信号との間に光量を絞
ったマージン確認信号を前記伝送路を介して送信して、
前記受信側回路で前記マージン確認信号を受信して擬似
的な光ファイバの減衰に対するマージンを検出すること
により、減衰に対するマージンが分かるのでより確実に
伝送路の異常を検出することができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1及び請求
項2記載の発明である光通信装置において、前記送信側
回路が、前記送信信号を前記送信光信号に変換する電/
光変換手段と、この電/光変換手段を制御して前記送信
光信号の光量を調整する光量設定手段と、前記送信信号
を出力すると共に前記光量設定手段を制御する通信制御
手段とから構成されたことにより、通信異常が発生する
前に伝送路の異常を検出することが可能になる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1及び請求
項2記載の発明である光通信装置において、前記受信側
回路が、受光した前記送信光信号を前記電気信号に変換
する光/電変換手段と、前記電気信号のデューティー比
を検出しこのデューティー比が設定範囲を逸脱した場合
に前記伝送路の異常と判断して出力信号を出力するデュ
ーティー検出手段と、前記電気信号を受信すると共に前
記デューティー検出手段の前記出力信号に基づき前記伝
送路の異常を判断する通信制御手段とから構成されたこ
とにより、通信異常が発生する前に伝送路の異常を検出
することが可能になる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明である光通信装置において、前記デューティー検出手
段が、前記電気信号のハイレベルの時間をカウントする
カウンタ回路と、上限のカウント値が格納された上限設
定回路と、下限のカウント値が格納された下限設定回路
と、前記カウンタ回路のカウント値と前記上限設定回路
のカウント値とを比較する第1の比較回路と、前記カウ
ンタ回路のカウント値と前記下限設定回路のカウント値
とを比較する第2の比較回路と、前記第1及び第2の比
較回路の出力に基づき前記伝送路の異常を判断する判定
回路とから構成されたことにより、通信異常が発生する
前に伝送路の異常を検出することが可能になる。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項7記載の発
明である光通信装置において、前記デューティー検出手
段が、前記電気信号のローレベルの時間をカウントする
カウンタ回路と、上限のカウント値が格納された上限設
定回路と、下限のカウント値が格納された下限設定回路
と、前記カウンタ回路のカウント値と前記上限設定回路
のカウント値とを比較する第1の比較回路と、前記カウ
ンタ回路のカウント値と前記下限設定回路のカウント値
とを比較する第2の比較回路と、前記第1及び第2の比
較回路の出力に基づき前記伝送路の異常を判断する判定
回路とから構成されたことにより、通信異常が発生する
前に伝送路の異常を検出することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る光通信装置の一実施例を
示す構成ブロック図である。
【0025】図1において1,2,3,4,50及び1
00は図6と同一符号を付してあり、6はデューティー
検出手段、7は通信制御手段、101は光/電変換手段
4の出力である電気信号、102はデューティー検出手
段6の出力信号である。また、4,6及び7は受信側回
路51aを構成している。
【0026】通信制御手段1からの送信信号は電/光変
換手段3の入力端子に入力され、通信制御手段1の設定
信号は光量設定手段2に入力され、光量設定手段2の制
御信号が電/光変換手段3の制御端子に入力される。
【0027】電/光変換手段3の出力である送信光信号
は光ファイバ100を介して光/電変換手段4に入力さ
れ、光/電変換手段4の出力である電気信号101はデ
ューティー検出手段6及び通信制御手段7に入力され
る。
【0028】デューティー検出手段6の出力である出力
信号102は通信制御手段7に入力され、通信制御手段
7の制御信号がデューティー検出手段6の制御入力端子
に入力される。
【0029】ここで、図1に示す実施例の動作を図2を
用いて説明する。図2は伝送路である光ファイバ100
の異常を検出する原理を説明する説明図である。但し、
図6に示す従来例と同様の動作に関しては説明を省略す
る。
【0030】送信光信号として図2中(a)に示すよう
なデューティーが”50%”の矩形波を想定した場合、
このような送信光信号が光ファイバ内を屈折反射して伝
播して行くうちに屈折回数の違い等により伝播速度がば
らつき受信光信号は波形がなまってしまう。
【0031】例えば、図2中(b)に示すように正弦波
状に均等に波形がなまった場合には、図2中”TL0
1”に示すような閾値で受信光信号を検出して電気信号
に変換することにより、図2中(c)に示すような矩形
波の電気信号を得ることができる。
【0032】ここで、正弦波状に均等に波形がなまった
場合にはデューティーは”50%”のままであるが、実
際には均等に波形がなまるわけではいないのでデューテ
ィーに変化が生じる。
【0033】一方、送信光信号が光ファイバ内を屈折反
射して伝播して行くうちにはその伝播距離に応じて光信
号が減衰してくる。例えば、図2中(d)に示すように
受信光信号が減衰した場合に、図2中”TL02”に示
す閾値(図2中”TL01”と同一レベル)で受信光信
号を検出して電気信号に変換すると、図2中(e)に示
すような波形となり、デューティーが”50%”よりも
小さくなる。
【0034】すなわち、伝送路の異常に起因した減衰や
波形のなまりにより受光レベルが小さくなるとデューテ
ィー比が乱れて”50%”よりも小さくなる。また、伝
送路の異常により受光レベルが大きくなるとデューティ
ー比が乱れて”50%”よりも大きくなる。
【0035】このため、デューティー検出手段6で受信
した電気信号101のデューティー比を監視して許容範
囲を逸脱した場合に出力信号102を出力して通信制御
手段7に伝送路の異常を通知する。
【0036】例えば、通信制御手段7によりデューティ
ー検出手段6に対してデューティー比の許容範囲を”4
0%〜60%”を設定すれば、デューティー比が”40
%未満”若しくは”60%超過”となった場合に伝送路
の異常が検出されて通信制御手段7に出力信号102が
入力されることになる。
【0037】また、図3はデューティー検出手段6の具
体例を示す構成ブロック図である。図3において101
及び102は図1と同一符号を付してあり、8はカウン
タ回路、9は上限設定回路、10及び11は比較回路、
12は下限設定回路、13は伝送路異常を検出した場合
に”ローレベル”を出力する判定回路、103はクロッ
ク信号である。
【0038】電気信号101はカウンタ回路8の負論理
のクリア端子及び判定回路13の出力イネーブル端子に
それぞれ入力され、カウンタ回路8のクロック端子には
クロック信号103が印加される。
【0039】カウンタ回路8のカウント値は比較回路1
0及び11の一方の入力端子に供給され、比較回路10
の他方の入力端子には上限設定回路9の出力が供給さ
れ、比較回路11の他方の入力端子には下限設定回路1
2の出力が供給される。
【0040】また、比較回路10及び11の出力は判定
回路13の2つの入力端子にそれぞれ入力され、判定回
路13の出力は出力信号102として出力される。
【0041】ここで、図3に示すデューティー検出手段
6の動作を図4を用いて説明する。図4はデューティー
比の許容範囲を”40%〜60%”した場合の比較回路
10及び11の出力と判定回路13の出力とデューティ
ー比の関係を示す表である。
【0042】上限設定回路9にはデューティー比”60
%”に相当するハイレベルの時間のカウント値が設定さ
れ、下限設定回路12にはデューティー比”40%”に
相当するハイレベルの時間のカウント値が設定される。
【0043】デューティー比の検出対象である電気信号
101はカウント回路8の負論理のクリア端子に入力さ
れるため、電気信号101がハイレベルの時のみカウン
タ回路8がクロック信号103に基づきカウント動作を
行い、電気信号101がローレベルの時はカウント値が
リセットされる。
【0044】一方、判定回路13は出力イネーブル端子
がハイレベルの場合に比較回路10及び11の出力の排
他的論理和と取って出力し、出力イネーブル端子がロー
レベルの場合には比較回路10及び11の状態に関わり
無くハイレベルを出力する。
【0045】例えば、電気信号101のデューティー比
が”30%”であれば、図4の表の1段目のようにな
り、カウンタ回路8のカウント値は上限設定回路9の設
定値よりも小さいので比較回路10の出力は”0”とな
り、下限設定回路12の設定値よりも小さいので比較回
路11の出力も”0”になる。
【0046】このため、両者の排他的論理和は”0”と
なり出力信号102がローレベルとなり、通信制御手段
7に対して伝送路の異常を知らせる。
【0047】例えば、電気信号101のデューティー比
が”70%”であれば、図4の表の4段目のようにな
り、カウンタ回路8のカウント値は上限設定回路9の設
定値よりも大きいので比較回路10の出力は”1”とな
り、下限設定回路12の設定値よりも大きいので比較回
路11の出力も”1”になる。
【0048】このため、両者の排他的論理和は”0”と
なり出力信号102がローレベルとなり、通信制御手段
7に対して伝送路の異常を知らせる。
【0049】例えば、電気信号101のデューティー比
が”50%”であれば、図4の表の2段目のようにな
り、カウンタ回路8のカウント値は上限設定回路9の設
定値よりも小さいので比較回路10の出力は”0”とな
り、下限設定回路12の設定値よりも大きいので比較回
路11の出力は”1”になる。
【0050】このため、両者の排他的論理和は”1”と
なり出力信号102がハイレベルとなり、通信制御手段
7に対して伝送路の異常が無いことを知らせる。
【0051】この結果、受信した電気信号のデューティ
ー比を監視してこのデューティー比が設定範囲を逸脱し
た場合に伝送路の異常と判断することにより、通信異常
が発生する前に伝送路の異常を検出することが可能にな
る。
【0052】なお、図1に示す実施例では説明の簡単の
ために送信側と受信側を分けているが互いに送受信機能
を有するものであっても構わない。すなわち、送信側回
路50と受信側回路51aの機能を併せ持つ2つのモジ
ュールにより光通信装置を構成しても構わない。
【0053】図5はこのような本発明に係る光通信装置
の他の実施例を示す構成ブロック図である。図5におい
て14及び20は通信制御手段、15及び23は光量設
定手段、16及び22は電/光変換手段、17及び21
は光/電変換手段、18及び19はデューティー検出手
段、100a及び100bは光ファイバである。
【0054】また、14〜18はモジュール52を、1
9〜23はモジュール53をそれぞれ構成している。
【0055】通信制御手段14からの送信信号は電/光
変換手段16の入力端子に入力され、通信制御手段14
の設定信号は光量設定手段15に入力され、光量設定手
段15の制御信号が電/光変換手段16の制御端子に入
力される。
【0056】電/光変換手段16の出力である送信光信
号は光ファイバ100aを介して光/電変換手段21に
入力され、光/電変換手段21の出力である電気信号は
デューティー検出手段19及び通信制御手段20に入力
される。
【0057】同様に、通信制御手段20からの送信信号
は電/光変換手段22の入力端子に入力され、通信制御
手段20の設定信号は光量設定手段23に入力され、光
量設定手段23の制御信号が電/光変換手段22の制御
端子に入力される。
【0058】電/光変換手段22の出力である送信光信
号は光ファイバ100bを介して光/電変換手段17に
入力され、光/電変換手段17の出力である電気信号は
デューティー検出手段18及び通信制御手段14に入力
される。
【0059】また、デューティー検出手段18及び19
の出力である出力信号は通信制御手段14及び20にそ
れぞれ入力され、通信制御手段14及び20の制御信号
がデューティー検出手段18及び19の制御入力端子に
それぞれ入力される。
【0060】ここで、図5に示す実施例の動作に関して
は図1に示す実施例と同様であるので説明は省略する。
【0061】また、図1に示す実施例ではただ単に伝送
路の異常検出を通信制御手段7に通知しているが、伝送
路異常の検出に伴い送信側の光量設定を変更したり、伝
送路の切り換えを行ったりしても構わない。
【0062】図5に示す構成でデューティー検出手段1
9がデューティー比の異常を検出した場合、例えば、デ
ューティー比が”40%未満”になった場合、通信制御
手段20が通信制御手段14に対して送信光信号の光量
を増加させるように通知することができる。
【0063】また、例えば、デューティー比が”60%
超過”になった場合、通信制御手段20が通信制御手段
14に対して送信光信号の光量を減少させるように通知
することができる。
【0064】これらの場合には、伝送路の異常を送信光
信号の光量を調整することにより補償することが可能に
なる。また、伝送路異常の検出に伴い伝送路の切り換え
を行うことにより、異常伝送路の使用を回避することが
できる。
【0065】また、通信信号と通信信号との間に光量設
定手段により光量を絞ったマージン確認信号を送信し
て、擬似的な光ファイバの減衰を発生させて減衰に対す
るマージンを検出しても構わない。
【0066】この場合には、減衰に対するマージンが分
かるのでより確実に伝送路の異常を検出することができ
る。
【0067】また、図3に示すデューティー検出手段6
の具体例では電気信号101のハイレベルの時間をカウ
ントして、このカウント値に基づきデューティー比の良
否を判断しているが、勿論、電気信号101のローレベ
ルの時間をカウントして、このカウント値に基づきデュ
ーティー比の良否を判断しても構わない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1,2,
6,7,8及び請求項9の発明によれば、受信した電気
信号のデューティー比を監視してこのデューティー比が
設定範囲を逸脱した場合に伝送路の異常と判断すること
により、通信異常が発生する前に伝送路の異常を検出す
ることが可能になる。
【0069】また、請求項3の発明によれば、受信側回
路で伝送路が異常と判断された場合に受信側回路のデュ
ーティー比が設定範囲内に納まるように送信光信号の光
量を調整させることにより、伝送路の異常を補償するこ
とが可能になる。
【0070】また、請求項4の発明によれば、受信側回
路で伝送路が異常と判断された場合に受信側回路の伝送
路を他の伝送路に切り換えることにより、異常伝送路の
使用を回避することができる。
【0071】また、請求項5の発明によれば、送信側回
路から通信信号と通信信号との間に光量を絞ったマージ
ン確認信号を伝送路を介して送信して、受信側回路でマ
ージン確認信号を受信して擬似的な光ファイバの減衰に
対するマージンを検出することにより、減衰に対するマ
ージンが分かるのでより確実に伝送路の異常を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光通信装置の一実施例を示す構成
ブロック図である。
【図2】光ファイバの異常を検出する原理を説明する説
明図である。
【図3】デューティー検出手段の具体例を示す構成ブロ
ック図である。
【図4】比較回路の出力と判定回路の出力とデューティ
ー比の関係を示す表である。
【図5】本発明に係る光通信装置の他の実施例を示す構
成ブロック図である。
【図6】従来の光通信装置の一例を示す構成ブロック図
である。
【符号の説明】
1,5,7,14,20 通信制御手段 2,15,23 光量設定手段 3,16,22 電/光変換手段 4,17,21 光/電変換手段 6,18,19 デューティー検出手段 8 カウンタ回路 9 上限設定回路 10,11 比較回路 12 下限設定回路 13 判定回路 50 送信側回路 51,51a 受信側回路 52,53 モジュール 100,100a,100b 光ファイバ 101 電気信号 102 出力信号 103 クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 CA09 DA06 EA05 EA33 FA01 5K029 AA01 CC04 DD02 EE17 GG07 GG10 HH01 JJ01 KK01 KK05 KK22 LL19 5K042 CA10 CA11 CA12 DA16 DA32 EA02 FA25 GA02 JA01 NA03 NA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバーを伝送路として用いた光通信
    装置において、 送信信号を送信光信号に変換し前記伝送路を介して送信
    する送信側回路と、 前記送信光信号を受光し電気信号に変換して前記送信信
    号を受信すると共に前記電気信号のデューティー比が設
    定範囲を逸脱した場合に前記伝送路が異常と判断する受
    信側回路とを備えたことを特徴とする光通信装置。
  2. 【請求項2】前記伝送路の両端に前記送信側回路と前記
    受信側回路との機能を併せ持つ2つのモジュールを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  3. 【請求項3】前記受信側回路で前記伝送路が異常と判断
    された場合に前記受信側回路の前記デューティー比が前
    記設定範囲内に納まるように前記送信光信号の光量を調
    整させることを特徴とする請求項1及び請求項2記載の
    光通信装置。
  4. 【請求項4】前記受信側回路で前記伝送路が異常と判断
    された場合に前記受信側回路の前記伝送路を他の伝送路
    に切り換えることを特徴とする請求項1及び請求項2記
    載の光通信装置。
  5. 【請求項5】前記送信側回路から前記送信信号と前記送
    信信号との間に光量を絞ったマージン確認信号を前記伝
    送路を介して送信して、前記受信側回路で前記マージン
    確認信号を受信して擬似的な光ファイバの減衰に対する
    マージンを検出することを特徴とする請求項1及び請求
    項2記載の光通信装置。
  6. 【請求項6】前記送信側回路が、 前記送信信号を前記送信光信号に変換する電/光変換手
    段と、 この電/光変換手段を制御して前記送信光信号の光量を
    調整する光量設定手段と、 前記送信信号を出力すると共に前記光量設定手段を制御
    する通信制御手段とから構成されたことを特徴とする請
    求項1及び請求項2記載の光通信装置。
  7. 【請求項7】前記受信側回路が、 受光した前記送信光信号を前記電気信号に変換する光/
    電変換手段と、 前記電気信号のデューティー比を検出しこのデューティ
    ー比が設定範囲を逸脱した場合に前記伝送路の異常と判
    断して出力信号を出力するデューティー検出手段と、 前記電気信号を受信すると共に前記デューティー検出手
    段の前記出力信号に基づき前記伝送路の異常を判断する
    通信制御手段とから構成されたことを特徴とする請求項
    1及び請求項2記載の光通信装置。
  8. 【請求項8】前記デューティー検出手段が、 前記電気信号のハイレベルの時間をカウントするカウン
    タ回路と、 上限のカウント値が格納された上限設定回路と、 下限のカウント値が格納された下限設定回路と、 前記カウンタ回路のカウント値と前記上限設定回路のカ
    ウント値とを比較する第1の比較回路と、 前記カウンタ回路のカウント値と前記下限設定回路のカ
    ウント値とを比較する第2の比較回路と、 前記第1及び第2の比較回路の出力に基づき前記伝送路
    の異常を判断する判定回路とから構成されたことを特徴
    とする請求項7記載の光通信装置。
  9. 【請求項9】前記デューティー検出手段が、 前記電気信号のローレベルの時間をカウントするカウン
    タ回路と、 上限のカウント値が格納された上限設定回路と、 下限のカウント値が格納された下限設定回路と、 前記カウンタ回路のカウント値と前記上限設定回路のカ
    ウント値とを比較する第1の比較回路と、 前記カウンタ回路のカウント値と前記下限設定回路のカ
    ウント値とを比較する第2の比較回路と、 前記第1及び第2の比較回路の出力に基づき前記伝送路
    の異常を判断する判定回路とから構成されたことを特徴
    とする請求項7記載の光通信装置。
JP2001089599A 2001-03-27 2001-03-27 光通信装置 Pending JP2002290348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089599A JP2002290348A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 光通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001089599A JP2002290348A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 光通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002290348A true JP2002290348A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18944510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001089599A Pending JP2002290348A (ja) 2001-03-27 2001-03-27 光通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002290348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003037646A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Fujikura Ltd メディアコンバータの情報伝達方法
JP2021153271A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社明電舎 光通信装置及び伝送路異常検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003037646A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Fujikura Ltd メディアコンバータの情報伝達方法
JP2021153271A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 株式会社明電舎 光通信装置及び伝送路異常検出方法
JP7413874B2 (ja) 2020-03-24 2024-01-16 株式会社明電舎 光通信装置及び伝送路異常検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7809276B2 (en) Inter-transceiver module communication for optimization of link between transceivers
US20050201761A1 (en) SINGLE FIBER TRANSCEIVER with FAULT LOCALIZATION
JPS62203435A (ja) 単一伝送路双方向光通信装置
GB2469168A (en) DC offset correction in an optical communications device
US8842983B2 (en) Data transmission systems and methods
CN112311450A (zh) 一种可集成otdr功能的异波长单纤双向光模块及其检测方法
JP4531098B2 (ja) 光通信システム
US20050031357A1 (en) Controlling the extinction ratio in optical networks
US6574017B1 (en) Wavelength division multiplex transmitter
JP2002290348A (ja) 光通信装置
CN108923252B (zh) 基于bob盲调技术的dfb激光器apc抗噪方法
TW201108638A (en) Light-emission error preventing circuit for optical transmitter
KR100735824B1 (ko) 디지털시스템 및 광통신모듈의 비트에러율, 과부하 및수신감도를 측정하는 다기능 측정장치 및 그를 이용한과부하 및 수신감도의 측정방법
JPH05347588A (ja) 光伝送路接続監視方式
JPH114193A (ja) 光異常出力防止回路
CN210327578U (zh) 一种可集成otdr功能的异波长单纤双向光模块
US20230412156A1 (en) Fast signal response circuit with hysteresis control
JPH08274719A (ja) 光通信システムにおける光出力制御回路
EP4344096A1 (en) Fault positioning method of optical network and related devices
JP2006258707A (ja) 光レベル検出感度調整方法及びその装置
JPH03104434A (ja) 光送受信レベル調整方法
KR20180107907A (ko) 광 송수신 모듈 및 이를 이용한 광파워 제어방법
KR200284994Y1 (ko) 광인터페이스보드의 광출력제어장치
JP2017183954A (ja) 光トランシーバおよび光信号強度制御方法
JP6700107B2 (ja) 加入者線終端装置及び接続先装置