JP2003037637A - 通信システム - Google Patents

通信システム

Info

Publication number
JP2003037637A
JP2003037637A JP2001223822A JP2001223822A JP2003037637A JP 2003037637 A JP2003037637 A JP 2003037637A JP 2001223822 A JP2001223822 A JP 2001223822A JP 2001223822 A JP2001223822 A JP 2001223822A JP 2003037637 A JP2003037637 A JP 2003037637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
communication
current
ecu
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001223822A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Konishi
博之 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2001223822A priority Critical patent/JP2003037637A/ja
Publication of JP2003037637A publication Critical patent/JP2003037637A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末間におけるデ−タ通信を電流値の大小に
よって実行する通信システムにおいて、アイドルレベル
の電流値が小、デ−タ通信時の電流値が大となる論理構
成であったとしても、通信時の電流値を小にする通信を
行い、デ−タ通信時の消費電流を低減させることのでき
る通信システムを提供すること。 【解決手段】 端末間におけるデ−タ通信を電流値の大
小によって実行する通信システムにおいて、アイドルレ
ベルの電流値が小、デ−タ通信時の電流値が大となる論
理構成である場合に、前記デ−タに所定の補正値を加算
又は減算して、前記通信時の電流値を小にして通信を行
う送信デ−タ補正手段を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システムに関
し、より詳細には端末間のデ−タ通信を電流値の大小に
よって実行する通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載されるエアバッグシス
テムでは、車両の略中央部分に設置され、エアバッグ装
置の点火制御を行うためのセンタECU(Electronic C
ontrolUnit)と、車両の前方部分やドア部分等に設置さ
れ、車体に加わる加速度を検出するためのサテライトE
CUとの間でデ−タ通信を行う方式のものが採用される
ことがある。
【0003】センタECUとサテライトECUとの間で
デ−タ通信を行う場合、電源線、信号線及び接地線の3
線で接続する電圧方式のものが知られているが、配線数
が3本となり、ハ−ネスの増大防止という点で問題があ
った。
【0004】そこでハ−ネスの削減を図るため、センタ
ECUとサテライトECUとを電源線と接地線との2線
で接続し、電源線を流れる電流値の大小によってデ−タ
通信を行う電流通信方式が開発され実施されている。
【0005】図5は、電流通信方式によりデ−タ通信を
行う従来のエアバッグシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。図中50はエアバッグシステムを示してお
り、エアバッグシステム50は、車両の略中央部分に設
置され、エアバッグ装置17の点火制御を行うためのセ
ンタECU60と、車両の前方部分やドア部分に設置さ
れ、車体に加わる加速度を検出するためのサテライトE
CU70とを含んで構成され、センタECU60とサテ
ライトECU70とは、電源線2と接地線3との2線に
より電気的に接続されている。
【0006】センタECU60は、バッテリB+ から供
給される電力を安定化し、動作電力をマイクロコンピュ
−タ(以下、マイコンと記す)64やセンタGセンサ1
5に供給する5Vの定電圧電源回路(図示せず)と昇圧
された電源を点火回路16に供給する昇圧電源回路(図
示せず)とを含んで構成されている電源回路11と、電
源回路11と電源線2との間に介装され、サテライトE
CU70に供給される電流値の変化を検出する電流検出
手段12と、電流検出手段12で検出された電流値の変
化を受信してマイコン64に出力する受信手段13と、
受信手段13から取り込んだデ−タと電子式のセンタG
センサ15から取り込んだデ−タとからエアバッグ装置
17のスクイブ18への点火判定を行うマイコン64
と、マイコン64からの点火信号を受け、端子Bを介し
て接続されたエアバッグ装置17のスクイブ18への点
火動作を行う点火回路16とを含んで構成されている。
【0007】サテライトECU70は、電源線2を介し
てセンタECU60から供給される電力を安定化し、動
作電力をマイコン72やGセンサ23に供給する電源回
路21と、車体に加わる加速度を検出するGセンサ23
と、Gセンサ23の検出値を取り込んで、検出されたG
デ−タを送信手段24を用いて電源線2を介してセンタ
ECU60に送信する制御を行うマイコン72と、マイ
コン72の制御に基づいてサテライトECU70での消
費電流を変化させ、消費電流の変化により電源線2を介
してセンタECU60にGデ−タの送信を行う送信手段
24とを含んで構成されている。
【0008】上記のように構成されたエアバッグシステ
ム50によれば、サテライトECU70のマイコン72
の制御によりGセンサ23からの出力を受けて送信手段
24を構成するトランジスタ(図示せず)がONされて
導通状態になると、電源線2を介してセンタECU60
の電源回路11から供給される電流が、送信手段24と
接地線3とを介してセンタECU60の接地Aに流れる
ので、サテライトECU70の消費電流は、通常の消費
電流よりも増大する。またマイコン72の制御により送
信手段24の前記トランジスタがOFFされて遮断状態
になると、電源線2を介して供給される電流は、電源回
路21からマイコン72やGセンサ23に供給される電
流のみとなり、通常の消費電流に戻るようになってい
る。
【0009】そして、マイコン72による送信手段24
の前記トランジスタのON/OFF制御に基づいて、セ
ンタECU60からサテライトECU70に供給される
電流値の変化が、センタECU60の電流検出手段12
により検出され、検出値が信号となって受信手段13を
介してマイコン64に取り込まれることにより、サテラ
イトECU70からのGデ−タがセンタECU60のマ
イコン64に送信されるようになっている。
【0010】このような電源線2を利用して電流通信を
行う通信システムでは、通常、消費電流を低減するため
に、アイドルレベルの電流値が小となる論理構成とする
ことで、システム全体の消費電流が抑えられるようにな
っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電源線2を利用してサテライトECU70からセン
タECU60へのデ−タ通信を行う場合、送信頻度の高
いデ−タの通信時における電流値が大となる論理構成と
なってしまうことがある。
【0012】図6は、サテライトECU70のGセンサ
23の検出値がセンタECU60に送信される場合のサ
テライトECU70のマイコン72が出力するデ−タ形
式を示している。
【0013】Gセンサ23で検出されたGデ−タは8ビ
ットのデ−タビットから構成され、デ−タビットの前後
にスタ−トビットとストップビットとが付与されたデ−
タ形式で構成されている。図6は、Gセンサ23の検出
値が0のとき(加速度が検出されていないとき)のデ−
タ形式が示されているが、上記したように通常電流通信
システムでは、アイドルレベルをHレベルとし、電流値
が小となる論理構成となっているので、この場合、Gデ
−タを示す8ビット(16進の00H)すべてがLレベ
ルとなり、デ−タ出力時の電流値が大となる論理構成と
なってしまう。
【0014】サテライトECU70のGセンサ23の検
出値は、衝突などによる大きな加速度が検出される時以
外は0である。つまり、Gデ−タの送信においては、送
信頻度の高いデ−タ形式における電流値が大となる論理
構成となってしまい、通信時における消費電流が大きく
なってしまうという課題があった。
【0015】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、端末間におけるデ−タ通信を電流値の大小によっ
て実行する電流通信システムにおいて、アイドルレベル
の電流値が小、デ−タ通信時の電流値が大となる論理構
成であったとしても、通信時の消費電流を低減させるこ
とのできる通信システムを提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る通信システム(1)は、端
末間におけるデ−タ通信を電流値の大小によって実行す
る通信システムにおいて、アイドルレベルの電流値が
小、デ−タ通信時の電流値が大となる論理構成である場
合に、前記デ−タに所定の補正値を加算又は減算して、
前記通信時の電流値を小にして通信を行う送信デ−タ補
正手段を備えていることを特徴としている。
【0017】上記通信システム(1)によれば、デ−タ
通信時の電流値が大となる論理構成となっているデ−タ
を送信する場合であっても、デ−タ通信時の電流値が小
となるように前記送信デ−タ補正手段によりデ−タを補
正してデ−タ通信を行うことができ、デ−タ通信時にお
けるシステムの消費電流を低減することができる。
【0018】また本発明に係る通信システム(2)は、
上記通信システム(1)において、前記送信デ−タ補正
手段により補正されたデ−タを受信すると、該補正され
たデ−タに前記所定の補正値を減算又は加算して、補正
前のデ−タに修復する受信デ−タ修復手段を備えている
ことを特徴としている。
【0019】上記通信システム(2)によれば、受信側
では、前記受信デ−タ修復手段により、前記送信デ−タ
補正手段で補正されたデ−タを補正前の元のデ−タに修
復することができ、修復されたデ−タに基づいて通常の
制御を行うことができる。
【0020】また本発明に係る通信システム(3)は、
上記通信システム(1)又は(2)において、前記送信
デ−タ補正手段が、送信されるデ−タのばらつきを考慮
した所定値を加算又は減算するものであることを特徴と
している。
【0021】上記通信システム(3)によれば、前記送
信デ−タ補正手段が、前記送信されるデ−タのばらつき
を考慮した所定値を加算又は減算するものであるので、
前記送信されるデ−タにノイズが重畳していたとして
も、補正されたデ−タが大きく変化することがなく、最
小限のデ−タのばらつきに抑えられ、精度の高いデ−タ
の補正を行うことができ、デ−タ通信時におけるシステ
ムの消費電流を確実に低減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信システム
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施
の形態に係る通信システムが採用されたエアバッグシス
テムの概略構成を示したブロック図である。但し、ここ
では図5に示したエアバッグシステムと同一の機能を有
する構成部品については同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0023】図1におけるエアバッグシステム1と、図
5に示したエアバッグシステム50とが相違するのは、
マイコン72がマイコン22となり、マイコン64がマ
イコン14となっている点であり、その他の構成は同じ
である。
【0024】次に、サテライトECU20からセンタE
CU10への電源線2を利用したGデ−タの通信処理動
作の概略を説明する。まず、サテライトECU20側で
マイコン22がGセンサ23の検出値を取り込み、取り
込まれた検出値に基づいてGデ−タを求め、補正Gデ−
タを作成する。マイコン22は作成された補正Gデ−タ
を送信手段24に出力し、送信手段24では補正Gデ−
タに基づいてトランジスタがON/OFF制御されるこ
とにより、センタECU10からサテライトECU20
に供給される電流値が変化する。
【0025】送信手段24のトランジスタがONされれ
ば、センタECU10の電源回路11から電源線2を介
して供給される電流は、送信手段24と接地線3とを介
してセンタECU10の接地Aに流れるので、サテライ
トECU20の消費電流が通常時よりも増大する。一
方、トランジスタがOFFされれば、サテライトECU
20に供給される電流は、電源回路21からGセンサ2
3やマイコン22に供給されるだけの通常の消費電流と
なる。
【0026】センタECU10では、サテライトECU
20の送信手段24のトランジスタがON/OFFされ
ることで変化するサテライトECU20へ供給される電
流値の変化を、電流検出手段12及び受信手段13によ
り検出する。
【0027】この場合、電流検出手段12には抵抗(図
示せず)が用いられ、受信手段13は、電流検出手段1
2である抵抗の両端の電位差を検出し、増幅して出力す
る差動アンプ(図示せず)と、差動アンプの出力電圧と
予め設定された基準電圧とを比較してHレベルまたはL
レベルの論理値の判定を行い、判定結果をマイコン14
に出力するコンパレ−タ(図示せず)とを含んで構成さ
れている。
【0028】したがって、送信手段24のトランジスタ
がONされ、サテライトECU20へ供給される電流値
が増加すると、センタECU10の電流検出手段12の
抵抗の両端の電位差が増加する。供給される電流値の変
化により増加した電位差が受信手段13の差動アンプで
増幅され、コンパレ−タが、増幅された差動アンプの出
力電圧と、基準電圧とを比較し、HレベルまたはLレベ
ルの論理値を判定し、マイコン14に判定結果が出力さ
れる。このようにしてサテライトECU20のGセンサ
23で検出されたGデ−タが、電源線2を利用した電流
通信によりセンタECU10に送信されるようになって
いる。
【0029】次に、実施の形態に係る通信システムが採
用されたエアバッグシステムのサテライトECU20の
マイコン22の行う送信処理動作を図2に示すフロ−チ
ャ−トに基づいて説明する。
【0030】まず、ステップS1で、Gセンサ23で検
出されるGデ−タの取込タイミングであるか否かを判断
する。ステップS1において、Gデ−タの取込タイミン
グではないと判断すれば、ステップS1に戻る。一方、
Gデ−タの取込タイミングであると判断すれば、ステッ
プS2に進み、Gセンサ23の検出値の取り込みを行
い、ステップS3に進む。
【0031】ステップS3では、取り込んだ検出値をデ
ジタル変換して8ビットのGデ−タに変換し、該Gデ−
タに所定のデ−タを加算して補正Gデ−タを作成し、ス
テップS4に進む。ステップS4では、補正Gデ−タを
送信手段24に出力して、ステップS1に戻り、送信処
理を繰り返す。
【0032】図3は、サテライトECU20のGセンサ
23で検出されるGデ−タがセンタECU10に送信さ
れる場合のマイコン22の出力デ−タの波形を示してい
る。図3には、Gセンサ23の検出値が0のとき(加速
度が検出されていないとき)のマイコン22が出力する
補正Gデ−タの波形が示されている。Gセンサ23によ
るGデ−タ検出値が0のとき、8ビットデ−タに変換す
ると16進の00Hとなるが、前記ステップS3の処理
で、00Hに所定の加算デ−タとして、例えば16進の
FCHが加算され補正Gデ−タが作成される。FCHが
加算されると、図6に示されたGデ−タ8ビット全てが
Lレベルで電流値が大となるデ−タ(00H)が、下位
の2ビットを除いた上位6ビットがすべてHレベルとな
るデ−タ(FCH)となり、デ−タ送信時の消費電流が
低減されることとなる。
【0033】Gデ−タに加算するデ−タとしては、Gセ
ンサ23によるGデ−タ検出値のバラツキ、つまり検出
値に重畳されるノイズ等の影響も考慮し、なるべくHレ
ベル(電流が小となる)の出力が多くなるような値が選
択される。
【0034】ノイズ等の影響を考慮せずにGセンサ23
によるGデ−タ検出値が0のときにGデ−タの00Hに
補正値としてFFHを加算すれば、Gデ−タ8ビットす
べてがHレベルとなり最も消費電流を低減させる効果が
高くなるが、Gセンサ23によるGデ−タ検出値にノイ
ズが重畳され、検出されたGデ−タが01Hとなった場
合に、FFHが加算されると、補正後のデ−タが00H
になってしまい、Gデ−タ8ビットすべてがLレベル
(電流が大となる)となる。したがって、補正後のデ−
タにハンチングが発生するのを防止できるように、加算
する補正値はFFHではなくFCHとして、下位の2ビ
ット分はGセンサ23によるGデ−タ検出値にノイズが
重畳してもデ−タのハンチングが起こらないようにして
おくことが望ましい。
【0035】次に、センタECU10のマイコン14の
行う受信処理動作を図4に示すフロ−チャ−トに基づい
て説明する。まず、ステップS11で、サテライトEC
U20からの補正Gデ−タを受信したか否かを判断す
る。ステップS11において、サテライトECU20か
ら補正Gデ−タを受信していないと判断すれば処理を終
了する。一方、補正Gデ−タを受信したと判断すれば、
ステップS12に進み、受信した補正Gデ−タ(16進
のFCH)からサテライトECU20側で加算された所
定のデ−タ(この場合16進のFCH)を減算して、元
のデ−タ(16進の00H)に修復して、受信処理を終
了する。
【0036】上記実施の形態に係る通信システムによれ
ば、サテライトECU20でデ−タ通信時の電流値が大
となる論理構成となっているGデ−タを送信する場合で
あっても、マイコン22がデ−タ通信時の電流値が小と
なるように、しかも送信されるデ−タのばらつきを考慮
した所定値がGデ−タに加算されて補正Gデ−タが作成
されるので、通信時の電流値を小さくすることができ、
デ−タ通信時におけるシステムの消費電流を確実に低減
することができる。しかも送信されるデ−タにノイズが
重畳していたとしても、補正されたデ−タが大きく変化
することなく、補正Gデ−タのハンチングが防止され、
精度の高い補正を行うことができる。
【0037】また、センタECU10側ではマイコン1
4の受信デ−タ補正手段により受信した補正Gデ−タを
補正前のGデ−タに修復することができ、修復されたデ
−タに基づいて正常な制御を行うことができる。
【0038】なお、上記実施の形態では、Gセンサ23
によるGデ−タ検出値に所定の補正値を加算して補正G
デ−タを作成したが、Gデ−タの補正方法は加算に限ら
れるものではなく、所定の補正値を減算することにより
検出されたGデ−タを補正しても良く、この場合は、セ
ンタECU10で補正Gデ−タを受信したときは、サテ
ライトECU20側で減算した所定の補正値を加算し
て、元のGデ−タに修復するようにすればよい。
【0039】また、上記実施の形態では、サテライトE
CU20のGセンサ23で検出されたGデ−タをセンタ
ECU10へ通信する場合について説明したが、別の実
施の形態では、サテライトECU20のマイコン22
で、Gセンサ23によるGデ−タ検出値に基づいてエア
バッグ装置17を作動させるのに十分な加速度が加えら
れたか否かを判断し、その判断結果をセンタECU10
のマイコン14に送信する場合にも適用することができ
る。
【0040】あるいは、サテライトECU20のマイコ
ン22に自己診断機能が組み込まれている場合には、自
己診断機能によるサテライトECU20内の不具合箇所
などの診断デ−タをセンタECU10のマイコン14に
送信する場合にも適用することができる。
【0041】また、上記実施の形態では、Gセンサ23
で検出されたGデ−タが7ビット以下で表すことができ
ないのでデ−タビット8ビットすべてをGデ−タを表す
のに使用したが、別の実施の形態として、デ−タビット
8ビットの7ビット以内で表すことができるデ−タを通
信する場合であれば、デ−タビット8ビットの上位1ビ
ットをデ−タが補正されたか否かを判別するための判別
ビットとして使用してもよい。この場合、デ−タの補正
を行うとき(補正を行った方が通信時の消費電流を低減
できる場合)は判別ビットを0とし、残りの7ビットに
通信時の電流値が小となるように所定の補正値を加算又
は減算する。一方、デ−タの補正を行わないとき(補正
を行わない方が通信時の消費電流を低減できる場合)
は、判別ビットを1とし、残りの7ビットで補正しない
デ−タを送信するようにする。
【0042】そして受信側では、判別ビットに基づい
て、送信されてきたデ−タが補正されたデ−タであるか
否かを判別する。判別ビットが0で、補正されたデ−タ
である判断すれば、補正デ−タが補正前の元のデ−タに
修復される。一方、判別ビットが1で、補正されたデ−
タではないと判断すれば、デ−タが補正されず、そのま
まのデ−タが制御に用いられる。このように、デ−タビ
ットに判別ビットが設けられた場合には、もともと通信
時の電流値が小となるデ−タを、補正により電流値が大
となることを防止して、また、通信時の電流値が大とな
るデ−タのみ補正を行って、デ−タ通信時の電流値が小
となるようにすることで、消費電流の低減効果を更に高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システムが採用
されたエアバッグシステムの概略構成を示すブロック図
である。
【図2】実施の形態に係る通信システムが採用されたエ
アバッグシステムにおけるサテライトECUのマイコン
が行う送信処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図3】サテライトECUのGセンサの検出値が0のと
きのマイコンの出力デ−タの波形を示す図である。
【図4】実施の形態に係る通信システムが採用されたエ
アバッグシステムにおけるセンタECUのマイコンが行
う受信処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図5】従来のエアバッグシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】従来のエアバッグシステムにおけるサテライト
ECUのGセンサの検出値が0のときのマイコンの出力
デ−タの波形を示す図である。
【符号の説明】
1 エアバッグシステム 2 電源線 3 接地線 10 センタECU 11 電源回路 12 電流検出手段 13 受信手段 14 マイコン 20 サテライトECU 21 電源回路 22 マイコン 23 Gセンサ 24 送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D054 EE09 EE14 EE25 EE39 5K029 AA13 BB03 BB06 CC01 DD02 DD25 EE02 GG05 HH05 5K033 AA04 BA06 DA01 DA13 DB23 EA02 5K034 AA12 AA15 CC06 CC07 DD01 HH01 HH02 HH04 KK01 TT05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末間におけるデ−タ通信を電流値の大
    小によって実行する通信システムにおいて、 アイドルレベルの電流値が小、デ−タ通信時の電流値が
    大となる論理構成である場合に、前記デ−タに所定の補
    正値を加算又は減算して、前記通信時の電流値を小にし
    て通信を行う送信デ−タ補正手段を備えていることを特
    徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信デ−タ補正手段により補正され
    たデ−タを受信すると、該補正されたデ−タに前記所定
    の補正値を減算又は加算して、補正前のデ−タに修復す
    る受信デ−タ修復手段を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信デ−タ補正手段が、送信される
    デ−タのばらつきを考慮した所定値を加算又は減算する
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の通信システム。
JP2001223822A 2001-07-25 2001-07-25 通信システム Withdrawn JP2003037637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223822A JP2003037637A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001223822A JP2003037637A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003037637A true JP2003037637A (ja) 2003-02-07

Family

ID=19057090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001223822A Withdrawn JP2003037637A (ja) 2001-07-25 2001-07-25 通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003037637A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069711A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Fujitsu Ten Ltd エアバッグ装置
JP2007196802A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Denso Corp 乗員保護装置の起動システム
JP2010215154A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Denso Corp 乗員保護システム
US10430701B2 (en) 2016-08-01 2019-10-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic secure transmission device, electronic device and mobile system including the same
US11170360B2 (en) 2016-08-01 2021-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic secure transmission (MST) device, MST system and controller including the same

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069711A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Fujitsu Ten Ltd エアバッグ装置
JP4601524B2 (ja) * 2005-09-06 2010-12-22 富士通テン株式会社 エアバッグ装置
JP2007196802A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Denso Corp 乗員保護装置の起動システム
US7917263B2 (en) 2006-01-25 2011-03-29 Denso Corporation Activation system and method for passenger protection device
JP2010215154A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Denso Corp 乗員保護システム
US10430701B2 (en) 2016-08-01 2019-10-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic secure transmission device, electronic device and mobile system including the same
US11170360B2 (en) 2016-08-01 2021-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic secure transmission (MST) device, MST system and controller including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6392315B1 (en) Compensation circuit for an automotive ignition sensing system
JP4501873B2 (ja) 電源装置の異常判定装置及び異常判定方法
JP4188367B2 (ja) 内燃機関点火装置
JP4611121B2 (ja) 車載バッテリ監視装置とその電流センサのオフセット値補正方法
US20080046148A1 (en) Control Apparatus for Occupant Restraint Device
JP4488532B2 (ja) 集積化された電流測定部を備えたセンサインターフェース
JP2003037637A (ja) 通信システム
JPH09304481A (ja) オンボードスクリーニング装置
US20170282816A1 (en) Sensor apparatus
JP2006029158A (ja) 内燃機関の制御装置
JP3952562B2 (ja) グロープラグの断線検出システム
US20100070141A1 (en) Electronic apparatus
JPH06232712A (ja) 負荷制御装置の保護装置
JPH1153677A (ja) 車載用電子制御装置
JP2004034828A (ja) 乗員保護装置の起動システム
JPH1130530A (ja) 調整機能付きセンサ
JP2012153197A (ja) 車載電装システムの地絡対策装置
JPH08304431A (ja) クランク角信号処理装置
US7331240B2 (en) Apparatus and method for connecting vehicle wheel sensors to a controller
JP4127373B2 (ja) 内燃機関のイオン電流検出装置
US7478002B2 (en) Apparatus and method for trimming multiple sensing elements with a single trim resistor
JP2017206076A (ja) 電源制御装置及びプログラム
US20210200199A1 (en) Fraudulent diagnostic machine detection apparatus
JP4994705B2 (ja) 経路状態判断装置
US8140224B2 (en) Diagnosis apparatus for passenger protection system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080718

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081219