JP2003037227A - 膨張黒鉛製ヒートシンク - Google Patents

膨張黒鉛製ヒートシンク

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JP2003037227A
JP2003037227A JP2001221284A JP2001221284A JP2003037227A JP 2003037227 A JP2003037227 A JP 2003037227A JP 2001221284 A JP2001221284 A JP 2001221284A JP 2001221284 A JP2001221284 A JP 2001221284A JP 2003037227 A JP2003037227 A JP 2003037227A
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graphite
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Yoshimichi Kurashina
義道 蔵品
Koichi Nakajima
好一 中嶋
Yoshiaki Hamada
義明 浜田
Shuichi Kojima
秀一 小島
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Tomoe Engineering Co Ltd
Nippon Leakless Corp
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Tomoe Engineering Co Ltd
Nippon Leakless Corp
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
    • F28F21/02Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of carbon, e.g. graphite

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨張黒鉛製ヒートシンクにおいて、その形成
時に切削による膨張黒鉛の飛散を防止して環境汚染を回
避し、また、複雑な放熱フィン形状等の細部まで密度を
均一にして熱伝導性ひいては放熱特性を均一にし、さら
に、放熱フィン等に高い圧縮破壊強度を持たせ、細かく
複雑な形状の形成および、ねじ切り孔の加工を可能なら
しめることにある。 【解決手段】 充分に乾燥させた膨張黒鉛のチップに熱
硬化性樹脂を添加して混合し、その混合物を金型内に充
填して、所定のヒートシンク形状に圧縮成形して膨張黒
鉛製ヒートシンクを形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CPU(中央処
理ユニット)やビデオチップ等の半導体部品その他の発
熱物の放熱のために用いられるヒートシンクに関し、特
にはアルミニウムよりも軽量で熱伝導性に優れる膨張黒
鉛製ヒートシンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】パー
ソナルコンピュータ等に用いられているCPUやビデオ
チップ等の半導体部品は稼働中に高熱を発する。しかも
これらの半導体部品は、過熱すると動作が不安定になっ
て熱暴走し、甚だしい場合は破壊される可能性もある。
このためCPU等の半導体部品については、そこで発生
した熱を放熱して冷却する必要がある。この放熱のため
に一般的に使用されているのがヒートシンクであり、従
来のヒートシンクは、アルミニウムブロックを切削加工
して放熱フィンを形成したものが大部分である。
【0003】ところで近年、ノート型パーソナルコンピ
ュータその他の携帯型半導体装置あるいは車両用コンピ
ュータその他の移動式半導体装置等に対する軽量化の要
求により、アルミニウムよりも軽量な素材を用いたヒー
トシンクが求められており、またデスクトップ型パーソ
ナルコンピュータその他の一般用半導体装置あるいは車
両用コンピュータその他の移動式半導体装置等に対する
高性能化の要求に伴うそこでの半導体部品の発熱量の増
加により、アルミニウムよりも熱伝導性に優れた素材を
用いたヒートシンクが求められている。そこで、これら
の要求に応えるものとして、膨張黒鉛製ヒートシンクが
提案されている。
【0004】しかしながら、従来提案されている膨張黒
鉛製ヒートシンクは、膨張黒鉛テープや膨張黒鉛シート
を圧縮成形して形成した膨張黒鉛ブロックをさらに切削
加工して放熱フィンを形成していることから、放熱フィ
ンに充分な強度を持たせることができず、しかも切削に
よる膨張黒鉛の飛散を防止して環境汚染を回避するのが
困難であるという問題がある。そしてこの問題の解決の
ために膨張黒鉛テープや膨張黒鉛シートから圧縮成形で
直接フィン形状を形成しようとすると、複雑な放熱フィ
ン形状の細部まで密度を均一にすることができず、熱伝
導性ひいては放熱特性にムラができてしまうという問題
がある。
【0005】そこで、本願発明者等は先に、膨張黒鉛の
チップを乾燥後に金型内で圧縮成形することで上記従来
の課題を有利に解決した膨張黒鉛製ヒートシンクを提案
しているが、これに対しても、圧縮破壊強度をより高め
て、細かく複雑な形状の形成および、取付用等のねじ切
り孔の加工を可能にしたいという要求があった。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決した膨張黒鉛製ヒート
シンクを提供することを目的とするものであり、この発
明の膨張黒鉛製ヒートシンクは、充分に乾燥させた膨張
黒鉛のチップに熱硬化性樹脂を添加して混合し、その混
合物を金型内に充填して、所定のヒートシンク形状に圧
縮成形してなるものである。
【0007】かかる膨張黒鉛製ヒートシンクによれば、
主な素材である膨張黒鉛の軽量性および良好な熱伝導性
により、従来のアルミニウム製ヒートシンクよりも軽量
で放熱性の高いヒートシンクをもたらすことができ、し
かも、その膨張黒鉛のチップを金型内に充填し所定のヒ
ートシンク形状に圧縮成形しているので、切削による膨
張黒鉛の飛散を防止して環境汚染を回避し得るととも
に、複雑な放熱フィン形状等の細部まで密度を均一にし
得て熱伝導性ひいては放熱特性を均一にすることがで
き、さらに、充分に乾燥させた膨張黒鉛のチップを圧縮
成形しているので、膨張黒鉛の層間への水分の介在によ
る層間剥離を防止し得て、放熱フィン等に充分な強度を
持たせることができ、そして、膨張黒鉛のチップに熱硬
化性樹脂(例えば、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アル
キド樹脂、ウレタン樹脂等のうちの少なくとも1種類)
を添加して混合したものを所定のヒートシンク形状に圧
縮成形しているので、熱硬化性樹脂が膨張黒鉛のチップ
の隙間に入って補強材として働くことから、膨張黒鉛の
チップのみを素材とする場合よりも圧縮破壊強度を高め
得て、細かく複雑な形状の形成および、ねじ切り孔の加
工を可能ならしめることができる。
【0008】なお、この発明の膨張黒鉛製ヒートシンク
においては、前記膨張黒鉛のチップが、中心が0.1m
m以上で3mm以下の粒度分布を持つものであるととも
に、前記熱硬化性樹脂が、前記膨張黒鉛のチップの粒度
分布中心よりも小さい粒径を持つものであることが好ま
しい。これは、膨張黒鉛のチップの粒度分布の中心が
0.1mm未満の粉末では、圧縮成形時の潰れ量が多く
なることからヒートシンクの大きさに比べて大きな金型
が必要となってコストが嵩み、一方3mmを超えると、
金型内で充分圧縮成形することが困難となって隙間が生
ずる可能性が高くなるからであり、また熱硬化性樹脂の
粒径が膨張黒鉛のチップの粒度分布中心以上の大きさに
なると、金型内で充分圧縮成形することが困難となって
隙間が生ずる可能性が高くなるからである。
【0009】また、この発明の膨張黒鉛製ヒートシンク
においては、前記乾燥は、前記膨張黒鉛のチップを平置
きして(平らにならして)100℃以上かつ150℃以
下の雰囲気で1時間以上放置することが好ましい。この
ようにすることで、膨張黒鉛のチップを充分乾燥させ得
るからである。
【0010】さらに、この発明の膨張黒鉛製ヒートシン
クにおいては、前記圧縮成形は、300kgf/cm2
以上で5000kgf/cm2 以下の面圧で加圧して行
うことが望ましい。これは、300kgf/cm2 未満
の面圧では膨張黒鉛のチップを充分に圧縮成形すること
が困難であり、また5000kgf/cm2 を超える
と、特に大型のプレス装置が必要となってコストが嵩む
からである。
【0011】さらに、この発明の膨張黒鉛製ヒートシン
クにおいては、前記圧縮成形は、ヒートシンク形状に応
じた熱を流す方向と交差する方向に加圧して行うことが
望ましい。これは、圧縮成形によって形成したヒートシ
ンクでは膨張黒鉛のチップが加圧方向に潰れて、加圧方
向に膨張黒鉛の層が重なることから、加圧方向と交差す
る方向に比べて加圧方向へは熱が若干伝わりにくくなる
という異方性が生じているため、ヒートシンク形状に応
じた熱を流す方向(通常はフィンを立設した側と反対の
側からそのフィンを立設した側へ向かう方向)と交差す
る方向(例えばフィンを立設した側でのフィンの延在方
向)をその加圧方向とした方が、ヒートシンクとしての
熱伝導性がより良好になるからである。
【0012】そして、この発明の膨張黒鉛製ヒートシン
クにおいては、前記膨張黒鉛製ヒートシンクは、密度が
1.4g/cm3 以上で2.1g/cm3 以下のもので
あることが望ましい。密度が1.4g/cm3 未満では
強度および熱伝導性が充分高くならず、また2.1g/
cm3 を超えるようにすると、膨張黒鉛が破壊されてし
まうからである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の膨張黒鉛製ヒートシンクの一実
施例を示す斜視図であり、図中符号1で示すこの実施例
の膨張黒鉛製ヒートシンクは、先ず、通常の膨張黒鉛シ
ートを粉砕して、粒径0.5mmが粒度分布の中心にな
る膨張黒鉛チップを作成し、その膨張黒鉛チップを恒温
槽内で平置きして(平らにならして)100℃の雰囲気
で1時間放置して充分乾燥させた後、吸湿しないように
デシケータ内に保存し、次いで、その保存しておいた膨
張黒鉛チップに、熱硬化性樹脂としてのフェノール樹脂
(例えば、住友ベークライト社製の商品名スミライトレ
ジンPR−217)の、ふるいでふるい分けて粒径0.
1mm以下とした粉体を3重量%添加して常温下で実質
上均一になるまで混合した後、その混合物を金型内に充
填して面圧800kgf/cm2 で図1中矢印Pで示す
方向に圧縮成形して、互いに平行な三枚の板状の放熱フ
ィン2を基部3に立設したヒートシンク形状に形成した
もので、その密度は1.82g/cm3 である。なお、
図1中のヒートシンクの各部寸法の単位はmmである。
【0014】かかる実施例の膨張黒鉛製ヒートシンク1
は、図1では基部3の下向きの面がCPU等の半導体部
品その他の発熱部品の表面に密接するように用いられ
て、その下向きの面を介して発熱部品から熱を伝えら
れ、その熱を、主として、基部3に立設した放熱フィン
2へ伝導して放熱フィン2から大気中に放散させる。
【0015】表1は、上記実施例(実施例1)の膨張黒
鉛製ヒートシンク1と、その実施例よりもフェノール樹
脂の添加量を増やしてその実施例と同様に形成した他の
実施例(実施例2,実施例3)の膨張黒鉛製ヒートシン
クと、フェノール樹脂の添加量を0とした点以外は上記
実施例と同様にして形成した比較例の膨張黒鉛製ヒート
シンクとからそれぞれ採取した試片と、従来のアルミニ
ウム製ヒートシンクから採取した試片とについて、熱伝
導率と密度と圧縮破壊強度とを計測した結果を示すもの
であり、各試片の熱伝導方向は、ヒートシンクとしての
主たる熱伝導方向である図1では下方から上方への方向
とし、熱伝導率の測定は25℃にて行った。
【0016】
【表1】
【0017】この表1から明らかなように、上記実施例
1の膨張黒鉛製ヒートシンク1および実施例2,3の膨
張黒鉛製ヒートシンクと、上記比較例の膨張黒鉛製ヒー
トシンクとは共に、従来のアルミニウム製ヒートシンク
と比較して、製品重量が軽減されるとともに、熱伝導率
が大幅に向上している。そして上記実施例1の膨張黒鉛
製ヒートシンク1と実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシ
ンクとは、上記比較例の膨張黒鉛製ヒートシンクと比較
して、圧縮破壊強度が大幅に向上している。
【0018】かくして上記実施例1の膨張黒鉛製ヒート
シンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンク
によれば、主な素材である膨張黒鉛の軽量性および良好
な熱伝導性により、従来のアルミニウム製ヒートシンク
よりも軽量で放熱性の高いヒートシンクをもたらすこと
ができ、しかも、その膨張黒鉛チップを金型内に充填し
所定のヒートシンク形状に圧縮成形しているので、切削
による膨張黒鉛の飛散を防止して環境汚染を回避し得る
とともに、複雑な放熱フィン2の形状の細部まで密度を
均一にし得て熱伝導性ひいては放熱特性を均一にするこ
とができ、さらに、充分に乾燥させた膨張黒鉛チップを
圧縮成形しているので、膨張黒鉛の層間への水分の介在
による層間剥離を防止し得て、放熱フィン2および基部
3に充分な強度を持たせることができ、そして、膨張黒
鉛のチップに熱硬化性樹脂としてのフェノール樹脂を添
加して混合したものを所定のヒートシンク形状に圧縮成
形しているので、膨張黒鉛のチップのみを素材とする場
合よりも圧縮破壊強度を高め得て、細かく複雑な形状の
形成および、ねじ切り孔の加工を可能ならしめることが
できる。
【0019】また、上記実施例1の膨張黒鉛製ヒートシ
ンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンクに
よれば、膨張黒鉛チップの粒径が0.5mm〜1.0m
mであるとともに、フェノール樹脂粉体の粒径が0.1
mm以下であるので、圧縮成形時の潰れ量が多くなって
大きな金型が必要となりコストが嵩むということがな
く、しかも金型内で充分に圧縮成形することが困難とな
って隙間が生ずるということもない。
【0020】さらに、上記実施例1の膨張黒鉛製ヒート
シンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンク
によれば、膨張黒鉛チップの乾燥を、その膨張黒鉛のチ
ップを平置きして100℃の雰囲気で1時間放置するこ
とで行って、充分乾燥させた膨張黒鉛チップを用いてい
るので、層間剥離を有効に防止し得て、放熱フィン2お
よび基部3に充分な強度を持たせることができる。
【0021】さらに、上記実施例1の膨張黒鉛製ヒート
シンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンク
によれば、圧縮成形を800kgf/cm2 の面圧で加
圧して行っているので、膨張黒鉛チップを充分に圧縮成
形し得る一方、特に大型のプレス装置が必要となってコ
ストが嵩むことがない。
【0022】さらに、上記実施例1の膨張黒鉛製ヒート
シンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンク
によれば、圧縮成形時の加圧方向Pが、ヒートシンク形
状に応じた熱を流す方向である図1では下方から上方へ
向かう方向と略直交する方向となっているので、圧縮成
形によって生じた熱異方性に対し、ヒートシンクとし
て、より良好な熱伝導性を得ることができる。
【0023】そして、上記実施例1の膨張黒鉛製ヒート
シンク1および実施例2,3の膨張黒鉛製ヒートシンク
によれば、密度が1.82g/cm3 〜1.86g/c
3であるので、強度および熱伝導性を充分高くし得る
一方、膨張黒鉛の破壊が生ずることがない。
【0024】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、膨張黒
鉛のチップに添加する熱硬化性樹脂はフェノール樹脂以
外のものでも良く、また、この発明の膨張黒鉛製ヒート
シンクの形状は、板状の放熱フィンを放射状に立設した
ものや、棒状の放熱部を林立させたもの等でも良く、あ
るいはその高い熱伝導率を利用して、他のヒートシンク
や冷却ファン、ヒートパイプや水冷装置等に熱を逃がす
形状としても良い。
【0025】さらにこの発明の膨張黒鉛製ヒートシンク
では、膨張黒鉛チップを圧縮成形することを利用して、
ヒートシンクに取付金具等の部品をインサート成形する
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の膨張黒鉛製ヒートシンクの一実施
例を圧縮成形時の加圧方向とともに示す斜視図である。
【図2】 この発明の膨張黒鉛製ヒートシンクの実施例
のフェノール樹脂添加率と熱伝導率との関係を比較例と
対比しつつ示す特性線図である。
【図3】 この発明の膨張黒鉛製ヒートシンクの実施例
のフェノール樹脂添加率と圧縮破壊強度との関係を比較
例と対比しつつ示す特性線図である。
【図4】 この発明の膨張黒鉛製ヒートシンクの実施例
のフェノール樹脂添加率と密度との関係を比較例と対比
しつつ示す特性線図である。
【符号の説明】
1 膨張黒鉛製ヒートシンク 2 放熱フィン 3 基部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 好一 埼玉県さいたま市原山2−28−18 日本リ ークレス工業株式会社内 (72)発明者 浜田 義明 埼玉県さいたま市原山2−28−18 日本リ ークレス工業株式会社内 (72)発明者 小島 秀一 東京都中央区日本橋3−9−2 巴工業株 式会社内 Fターム(参考) 4F204 AA36 AA37 AB01 AB11 AB18 AE10 AH33 AR03 AR06 FA01 FE06 FE30 FF01 FN11 5E322 AA11 EA11 FA04 5F036 AA01 BA04 BA23 BB01 BB05 BD11 BD21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充分に乾燥させた膨張黒鉛のチップに熱
    硬化性樹脂を添加して混合し、その混合物を金型内に充
    填して、所定のヒートシンク形状に圧縮成形してなる、
    膨張黒鉛製ヒートシンク。
  2. 【請求項2】 前記膨張黒鉛のチップは、中心が0.1
    mm以上で3mm以下の粒度分布を持つものであり、前
    記熱硬化性樹脂は、前記膨張黒鉛のチップの粒度分布中
    心よりも小さい粒径を持つものである、請求項1記載の
    膨張黒鉛製ヒートシンク。
  3. 【請求項3】 前記乾燥は、前記膨張黒鉛のチップを平
    置きして100℃以上かつ150℃以下の雰囲気で1時
    間以上大気中に放置するものである、請求項1または2
    記載の膨張黒鉛製ヒートシンク。
  4. 【請求項4】 前記圧縮成形は、300kgf/cm2
    以上で5000kgf/cm2 以下の面圧で加圧して行
    うものである、請求項1から3までの何れか記載の膨張
    黒鉛製ヒートシンク。
  5. 【請求項5】 前記圧縮成形は、ヒートシンク形状に応
    じた熱を流す方向と交差する方向に加圧して行うもので
    ある、請求項1から4までの何れか記載の膨張黒鉛製ヒ
    ートシンク。
  6. 【請求項6】 前記膨張黒鉛製ヒートシンクは、密度が
    1.4g/cm3 以上で2.1g/cm3 以下のもので
    ある、請求項1から5までの何れか記載の膨張黒鉛製ヒ
    ートシンク。
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