JP2003037193A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法Info
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Abstract
易にソース拡散層領域を低抵抗化できる構造の不揮発性
半導体記憶装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 ソース拡散層領域2上の半導体基板1主
表面は、凹部および凸部が連続的に交互に繰り返される
凹凸形状を成しており、ソース拡散層領域2は、半導体
基板1を平面的にみて、凸部の上面から半導体基板1の
深さ方向に向かって形成されたソース領域2aと、半導
体基板1を平面的にみて、凹部の底面から半導体基板1
の深さ方向に向かって形成されたソース拡散層配線2b
とを備え、凸部上面からのソース領域2aの底面の深さ
が、凸部上面からの凹部底面の深さと同じかそれより大
きいことによる。
Description
憶装置に関し、より具体的には不揮発性半導体記憶装置
のソース拡散層領域の構造およびその製造方法に関す
る。
揮発性半導体記憶装置の各セル領域を分離する手法とし
ては、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)工程
を用いた分離膜形成による素子分離構造が主流であっ
た。しかし、このLOCOS分離では、半導体装置の微
細化の点で限界があり、近年ではSTI(Shallow Tren
chIsolation)分離が一般化しつつある。このSTI分
離では、半導体基板主表面にトレンチ(溝)を掘り、こ
のトレンチ内部を埋め込み酸化膜によって埋め込むこと
で素子間の分離を行なうものである。
体記憶装置では、異方性ドライエッチングによるセルフ
アラインソースエッチングを用いたときに、ソース拡散
層領域が高抵抗になるという問題があった。LOCOS
分離を用いた不揮発性半導体記憶装置では分離膜の端部
の傾斜がなだらかであるため、イオン注入の際に各ソー
ス間に低抵抗のソース拡散層配線が形成され、この様な
問題は生じなかった。しかし、上述のトレンチ分離で
は、半導体基板主表面に形成されたトレンチの側壁がほ
ぼ90度近い急峻な傾斜となるため、イオン注入の際に
この側壁に低抵抗のソース拡散層配線を形成することが
困難であった。
た不揮発性半導体記憶装置の構造を説明するとともに、
上述の問題について詳説する。図6は、従来の不揮発性
半導体記憶装置の構造を説明するための上面図であり、
図7(a)は、図6中のE−E面における断面図、図7
(b)は、図6中のF−F面における断面図、図7
(c)は、図6中のG−G面における断面図、図7
(d)は、図6中のH−H面における断面図である。
体主表面を上方からみて、メモリ部分を形成する個々の
セルが格子状に配列されている。この格子状に配列され
たセルのビットライン(BL)方向には、複数のトレン
チ分離領域17が互いに平行となるように半導体基板1
主表面に帯状に形成されている。さらに、ワードライン
(WL)方向には、ゲート領域15が半導体基板1主表
面上に形成されている。このゲート領域15には、フロ
ーティングゲート5およびコントロールゲート6が含ま
れている。
拡散層領域2およびドレイン領域4が形成されている。
ドレイン領域4は、上述のトレンチ分離領域17によ
り、電気的に分離されている。この個々のドレイン領域
4上には、電気的取出しを行なうためのドレイン電極1
2が形成されている。また、ソース拡散層領域2は、そ
のワードライン方向に配置された個々のソース領域2a
どうしが、ソース拡散層配線2bにより、互いに電気的
に接続されることでソース拡散層領域2を形成してい
る。このソース拡散層配線2bは、個々のソース領域2
aの間に位置する分離膜をエッチングにより除去するこ
とで半導体基板1の溝表面を露出させ、この露出した半
導体基板1の溝表面にイオン注入することで形成され
る。これにより、ワードライン方向に整列された個々の
ソース領域2aは、すべて同電位となるように電気的に
結ばれる。なお、上述のフローティングゲート5は、ソ
ース領域2とドレイン領域4との間に各セルごとに独立
して配置されている。
詳しく説明する。まず、図7(a)を参照して、ソース
拡散層領域2上の半導体主表面は、凹凸形状を有してい
る。これは上述のとおり、半導体基板1主表面に設けら
れたトレンチ分離膜17を除去することで、その溝部分
が露出することによるものである。この凹凸形状の表面
直下を連なるようにソース拡散層領域2が広がってい
る。さらに、この半導体基板1主表面を覆うように、層
間絶縁膜11が形成されている。
域4は、各セルのドレイン領域4が互いにトレンチ分離
17によって分離されており、そのドレイン領域4上部
にはドレイン電極12が形成されている。ドレイン領域
4では、上述のソース領域2aとは異なり、ワードライ
ン方向に整列された個々のドレイン領域4は互いに電気
的に独立しているため、個々のドレイン領域4からドレ
イン電極12を通じて電気的取出しが行なわれる。
15の延伸方向の半導体基板1の断面においては、トレ
ンチ分離領域17に挟まれた半導体基板1主表面にチャ
ネル8が形成されており、さらにこのチャネル8上に薄
いトンネル酸化膜18を介してフローティングゲート5
が配置されている。このフローティングゲート5の上面
は、薄いONO(Oxide Nitride Oxide)膜20を介し
てコントロールゲート6によって覆われることで、容量
が形成されている。さらにコントロールゲート6の上部
には、コントロールゲートの電気的引き出しを行なうた
めのゲート電極7が形成されている。
導体記憶装置のビットライン方向の断面においては、半
導体基板1主表面にソース領域2aとドレイン領域4と
が交互に配設されており、この各領域の間にはチャネル
8が位置している。さらにこのチャネル8の直上には、
薄いトンネル酸化膜18を介してフローティングゲート
5が配置されており、このフローティングゲート5の上
面は、上述のONO膜20を介してコントロールゲート
6およびゲート電極7が配置されている。以上の構成と
することで、不揮発性半導体記憶装置が形成される。
におけるソース拡散層領域の形成方法について説明す
る。図8は、上記構造の不揮発性半導体記憶装置の形成
方法を説明するための断面図である。まず、半導体基板
1主表面にトレンチを掘り、このトレンチを分離膜にて
埋設することで形成されたトレンチ分離領域17のソー
ス拡散層領域2と重複する部分の分離膜をセルフアライ
ンソースエッチングを用いて除去する。これにより、ソ
ース拡散層領域2となる部分の半導体基板1主表面が図
8(a)に示す凹凸形状の断面構造となる。
分に半導体基板1主表面と略直角の方向(図中矢印D方
向)から、ヒ素などのN型不純物のイオン注入を行な
う。これにより、凹凸形状の凸部上面はイオンの注入方
向に対して略直角に位置しているため、その直下に深い
ソース領域2aが形成される。また凹部底面もイオン注
入方向に対して略直角に位置しているため、その直下に
深いソース拡散層配線2b1が形成される。上述のトレ
ンチ分離を除去することにより形成された凹部側壁は、
ほぼ90度に近い傾斜角を有しているため、注入された
イオンの拡散が進まず、表面に浅いソース拡散層配線2
b2が形成されるのみである。これらソース領域は互い
に連続して形成されるため、いわゆるソースラインを形
成する(図8(b))。なお、特に凹部側壁が急峻な場
合は、この側壁部分にはソース拡散層配線2b2が形成
されず、不連続なソースラインが形成されることとな
る。
述べたようにソース拡散層領域断面において、半導体基
板主表面が凹凸形状をしているため、従来の半導体基板
主表面への垂直イオン注入では溝側壁にイオンが注入が
されにくく、ソース拡散層領域が不安定で不連続な構造
となり、高抵抗化していた。この高抵抗化により、ソー
ス領域の電位固定をしている部分より遠い場所に位置す
るセルにおいては、ソース拡散層領域を電流が流れるう
ちに電位降下を起こしてしまい、書き込み時の効率が下
がっていた。さらには、消去時に読み出し電流を得るた
めにVth(スレッシュホールド電圧)を低くしてしま
う過消去不良も発生していた。
は、イオン注入角度よりも大きな角度を有するトレンチ
側壁とすることで低抵抗のソース拡散層領域とする構造
が開示されている。しかし、この方法ではトレンチ側壁
に傾斜を設けるため半導体装置の微細化に影響を与え
る。また、この中では、イオン注入角度を7度に設定す
ることが記載されているが、これはあくまでイオンの突
き抜けを防止して注入効率を向上させるためのものであ
って、ソース拡散層領域の抵抗を低減するためのもので
はない。
は、トレンチを2段の溝とすることで、ソース拡散層領
域の低抵抗化を図ったものが開示されているが、これで
は大幅に工程が増えてしまい製造コストが増加してしま
う。
目的は、微細化に適したトレンチ分離を用いた場合でも
その微細化に制限を加えず、さらには少ない工程の増加
でソース拡散層領域を低抵抗化できる構造の不揮発性半
導体記憶装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
記憶装置は、半導体基板主表面に連続して形成されたソ
ース拡散層領域を有する不揮発性半導体記憶装置であっ
て、ソース拡散層領域上の半導体基板主表面は、ソース
拡散層領域の延伸方向と平行な方向の断面において、凹
部および凸部が連続的に交互に繰り返される凹凸形状を
成し、ソース拡散層領域は、半導体基板を平面的にみ
て、凸部の上面から半導体基板の深さ方向に向かって形
成された第1のソース拡散層領域と、半導体基板を平面
的にみて、凹部の底面から半導体基板の深さ方向に向か
って形成された第2のソース拡散層領域とを備え、凸部
上面からの第1のソース拡散層領域の底面の深さが、凸
部上面からの凹部底面の深さと同じかそれより大きいこ
とを特徴としている。
が確実に連続し、かつその延伸方向と垂直な方向の断面
において大きな断面積を有することとなるため、ソース
拡散層領域の低抵抗化が図られる。さらには、凸部の底
面にまでソース拡散層領域が延びていることにより、ソ
ース領域どうしが最短経路で結ばれるため、さらなるソ
ース拡散層領域の低抵抗化が図られる。
たとえば、第1のソース拡散層領域において、凸部を形
成する側壁の下端どうしを結んだ直線部分の不純物濃度
分布が、その中点において2分される中点と端点との間
に、それぞれ最大となる部分を有していることが望まし
い。
制御することで、凸部の端部および中央部において確実
に連続したソース拡散層領域が形成される。
たとえば、第1のソース拡散層領域において、凸部を形
成する側壁の下端どうしを結んだ直線部分の不純物濃度
分布が、その中点付近にて最大となっていてもよい。
制御することで、同じく凸部の端部および中央部におい
て確実に連続したソース拡散層領域が形成される。
たとえば、半導体基板主表面の凹凸形状がトレンチ分離
法により形成されていてもよい。
トレンチ分離法を用いることで形成された急峻な凹凸形
状である場合に特に有効である。また、LOCOS工程
を用いた分離法においても、分離膜の端部を急峻に形成
した場合には、本発明の適用が有効である。
法は、半導体基板主表面に連続して形成されたソース拡
散層領域を有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法で
あって、半導体基板主表面に分離膜を形成することによ
り、複数の素子分離領域を互いに平行に形成する第1の
工程と、素子分離領域のうち、ソース拡散層領域となる
部分の分離膜を除去することで半導体基板主表面を凹凸
形状とする第2の工程と、ソース拡散層領域の延伸方向
と平行な方向の断面において、凹凸形状による凸部の側
壁下端どうしを結んだ直線の中点が、ソース拡散層領域
の一部となる条件にて斜めイオン注入する第3の工程と
を備えている。
造を得ることが可能となる。具体的には、第3の工程に
おいて半導体基板主表面の任意の一点に注入されたイオ
ンは、この点を中心として放射状に広がりソース拡散層
領域を形成するため、凸部側壁下端に注入されたイオン
が凸部の側壁下端どうしを結んだ直線の中点にまで到達
する条件で斜めイオン注入を行うことで、上述の第1の
ソース拡散層領域の底面の深さが確実に凹部の底面の深
さ以上となる。これにより、従来よりも大幅にソース拡
散層領域の低抵抗化が図られる。
造方法は、たとえば、第3の工程が、凹部の片側の側壁
下端と凹部の反対側の側壁の上端とを結ぶ線が、半導体
基板主表面の垂線と形成する角度のうち鋭角の方の角度
以下で半導体基板主表面に上方から斜めにイオンを注入
し、ソース拡散層領域の一部を形成する工程と、イオン
注入角度と同じ角度で垂線を軸に線対称となる方向から
半導体基板主表面に斜めにイオンを注入することで、ソ
ース拡散層領域の残りの部分を形成する工程とを含んで
いることが望ましい。
けて斜めイオン注入を行なうことで、ソース拡散層領域
を確実に凸部内部に形成することが可能となる。この固
定式の2回の斜めイオン注入は、その注入方向が半導体
基板主表面の垂線を軸に線対称となる方向から行なわれ
ることが望ましい。
造方法は、半導体基板主表面に、さらに略垂直にイオン
を注入する工程を含んでいてもよい。
ソース拡散層領域が形成される。本製造方法は、凸部上
面および凹部底面により深いソース拡散層領域を形成し
たい場合に有効である。
造方法は、たとえば、第1の工程における分離膜の形成
手法が、トレンチ分離法であってもよい。
がトレンチ分離法である場合に急峻な凹凸形状が形成さ
れるため、本発明の適用が特に有効になる。LOCOS
工程による分離膜の形成手法を使用した場合であって
も、特に凹凸形状が急峻である場合には、本発明の適用
が有効である。
ける不揮発性半導体記憶装置のソース拡散層領域形成直
後のワードライン方向断面図であり、図2は、ビットラ
イン方向断面図である。本実施の形態における不揮発性
半導体記憶装置では、ソース拡散層領域以外の構成につ
いては、上述の従来の不揮発性半導体記憶装置の構造と
同一であるため図中同じ番号を付し、その説明は省略す
る。
形態における不揮発性半導体記憶装置の構造について説
明する。本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置のビッ
トライン方向のチャネル領域断面においては、半導体基
板1主表面に交互に第1のソース拡散層領域であるソー
ス領域2aとドレイン領域4とが形成されている。この
ソース領域2aとドレイン領域4の間にはチャネル8が
形成され、このチャネル8上部の半導体基板1主表面に
トンネル酸化膜18を介してポリシリコンからなるフロ
ーティングゲート5が配置されている。さらにその上部
には、ONO膜20を介してコントロールゲート6およ
びゲート電極7が形成されている。ここで、本実施の形
態の不揮発性半導体記憶装置では、半導体基板1主表面
からのドレイン領域4の深さに対しソース領域2aの深
さの方が大幅に深くなっている。
ース拡散層領域2の断面においては、半導体基板1主表
面が、分離膜形成工程において掘られたトレンチ3によ
り凹凸形状となっている。この凹凸形状を有する半導体
基板1主表面から深さ方向に向かってソース拡散層領域
2が形成されている。このソース拡散領域2は連続的に
形成されるものであるが、便宜のため凸部上面から半導
体基板の深さ方向に延びる第1のソース拡散層領域であ
るソース領域2aと、凹部側壁および底面から半導体基
板深さ方向に延びる第2のソース拡散層領域であるソー
ス拡散層配線2bとに分けた場合、本実施の形態の不揮
発性半導体記憶装置では、このソース領域2aの底面最
上部が、半導体基板1主表面の凹部の底面よりも深い位
置に位置している。これにより、半導体基板1主表面の
凸部はすべてソース領域2aとなっており、またソース
拡散層配線2bも半導体基板1主表面の深さ方向に向か
って深いソース領域となっている。なお、このソース領
域2aの底面最上部は、凹部の底面と同じ高さであって
もよい。
体記憶装置の製造方法について説明する。図3は、本実
施の形態における不揮発性半導体記憶装置のソース領域
およびソース拡散層配線形成工程を説明するための断面
図である。なお、本実施の形態では、より工程を簡素化
するためにソース拡散層領域を形成するための固定式の
2度のイオン注入を同じイオン注入条件としている。
レンチ分離領域17のうち、ソース拡散層領域2と重複
する部分の分離膜を異方性のドライエッチングにより除
去する。つづいて、ソース拡散層領域2となる凹凸形状
の半導体主表面に、斜め方向からイオン注入を行なう
(図3中、矢印B方向)。このときのイオン注入方向
は、半導体基板1主表面と直交する面でかつソース拡散
層領域2となる部分の延伸方向と垂直な面から傾斜した
方向であり、その傾斜角度は、凹部の片側の側壁下端と
凹部の反対側の側壁の上端とを結ぶ線が、半導体基板1
主表面の垂線と形成する角度のうち鋭角の方の角度以下
に傾斜した角度である。さらに、このイオン注入の条件
としては、半導体基板1主表面の凸部の側壁下端を結ん
だ線の中点がソース領域2aとなる条件が必要である。
目安としては、注入されたイオンの半導体基板1主表面
と水平方向の飛程距離Rpおよび標準偏差ΔRpが、ソ
ース拡散層領域2の凸部の底面の幅Wbottomと、 (イ)0≦2Rp≦Wbottomのとき Wbottom≦2(Rp+3ΔRp) または (ロ)Wbottom<2Rp≦2Wbottomのとき Wbottom≧2(Rp−3ΔRp) の関係を満たす条件でイオン注入を行なう。ただし、上
記中点がソース領域2aの一部となるためには、この中
点において、半導体基板1に予め形成された逆タイプの
ウェル濃度(素基板のウェル濃度)よりも高い濃度とな
るようにイオン注入することが必要である。なお、イオ
ン注入によるイオンの飛程距離はガウス分布に近似さ
れ、その大部分が存在する範囲として(Rp±3ΔR
p)が一般的に知られている。
に打ち込んだ方向とは逆の方向(図3中、矢印C方向)
から、すなわち既に打ち込まれた凹部の側壁とは反対側
の側壁にイオン注入が可能なように、半導体基板1を水
平方向に180度回転させてイオン注入を行なう。これ
により、凸部の両方向から打ち込んだイオンが、凸部の
側壁下端を結んだ直線の中点において交わり、連続的な
ソース拡散層領域2が形成される。
性半導体記憶装置を製造することで、斜めイオン注入に
より確実に半導体基板主表面からその深い位置にまで連
続的にソース拡散層領域が形成されるため、ソース領域
を最短で接続することが可能となり、低抵抗化が図られ
る。さらには、斜め注入することにより、その断面積が
大きいソース拡散層領域が形成されるため、低抵抗化が
可能となる。また、上述の斜めイオン注入を2回に分け
て行なうことで、本実施の形態の構造が可能となる。こ
の2回の斜めイオン注入により、従来の垂直注入にくら
べソース散層領域の大幅な低抵抗化が実現される。な
お、どのような凹凸形状であっても、上記条件でイオン
注入することで連続したソース領域を形成することが可
能である。また、上記工程とは別に従来の略垂直方向か
らのイオン注入をさらに行なうことで、さらなる低抵抗
化を図ることも可能である。
明する。本実施例では、上述の実施の形態に基づいた構
成の不揮発性半導体記憶装置であって、その凸部下部の
不純物濃度分布が請求項2に記載の不純物濃度プロファ
イルとなるようにイオン注入条件を設定したものであ
る。
記憶装置のソース拡散層領域の凸部下部(図1中A−
A′)の不純物濃度分布を示した図である。図を参照し
て、本実施例では、メモリセルのワードライン方向のピ
ッチが0.5μmで、凸部下面の幅Wbottomが0.2μ
m、凹部底面の幅が0.3μm、凹部の深さが0.3μ
mおよび凹部の底面と側壁の角度が90度である不揮発
性半導体記憶装置に本発明を適用する場合について説明
する。
す角度が90度で、かつ凹部の底面の幅および深さが同
じ長さであるので、イオン注入角度を45度とすること
で、この凹部の底面と側壁の交点にまでイオン注入が可
能となる。さらに、ソース拡散層領域2を形成するため
に注入するイオンがヒ素である場合、注入エネルギーを
120keVとし、上述の45度の角度から注入した場
合、その水平方向のイオンの(Rp+3ΔRp)は、約
0.1μmとなることが知られている。なお、このとき
のイオンのドーズ量は、5×1013〜5×1016個/c
m2程度がよい。
側壁に向かって別々にイオン注入を行なうことでソース
拡散層領域2が形成される。このとき、凸部下部におい
て互いのソース拡散層領域が接触し連続する。これによ
り、ソース領域2aの底面最上点が少なくとも凹部底面
よりも深い位置となり、請求項2に記載の不揮発性半導
体記憶装置が形成される。これにより、本実施例の条件
ではRpの位置が上記凸部の中央部よりも溝側に位置す
るため、その不純物濃度は図4に示す分布となる。
揮発性半導体記憶装置のソース拡散層領域の凸部下部
(図1中A−A′)の不純物濃度分布を示した図であ
る。図を参照して、本実施例では、上述の実施例1同
様、メモリセルのワードライン方向のピッチが0.5μ
mで、凸部下面の幅Wbottomが0.2μm、凹部底面の
幅が0.3μm、凹部深さが0.3μmおよび凹部の底
面と側壁の角度が90度である不揮発性半導体記憶装置
に本発明を適用する場合について説明する。
す角度が90度でかつ凹部の底面の幅と深さが同じ長さ
であるので、イオン注入角度を45度とすることで、こ
の凹部の底面と側壁の交点にまでイオン注入が可能とな
る。さらに、ソース拡散層領域2を形成するために注入
するイオンがヒ素である場合、注入エネルギーを255
keVとし、上述の45度の角度から注入した場合、そ
の水平方向のイオンの平均飛程距離Rpは、約0.1μ
mとなることが知られている。なお、このときのイオン
のドーズ量は、5×1013〜5×1016個/cm2程度
がよい。
るようにイオン注入を行なうことで、図5に示す不純物
濃度分布をもった凸部下部を有する不揮発性半導体記憶
装置を製造することも可能である。
のために同じイオン注入条件を2度に分けて固定式で行
なっているが、最終的に半導体基板主表面の凸部に形成
されるソース領域の底面が凹部の底面と同じ深さかより
下方に位置する構造になる条件であれば、2度のイオン
注入条件を同じにする必要はない。
が、ソース/ドレイン領域方向のショートチャネル効果
が大きい場合には、パンチスルー防止のためにボロンな
どのP型不純物を注入することで既知のポケット構造と
してもよい。
記憶装置に限定されるものではなく、半導体基板主表面
に連続した拡散層領域を有し、その拡散層領域上の半導
体基板主表面が凹凸形状である半導体装置に適用可能で
あり、不揮発性半導体装置に適用した場合におけるソー
ス拡散層領域として限定していた領域については、ドレ
イン拡散層領域などを含む拡散層領域全般を含むことを
意図する。この場合、凹凸形状の半導体基板主表面に連
続的に形成された拡散層領域の低抵抗化が図られる。
はすべての点で例示であって、制限的なものではない。
本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定さ
れ、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲
内でのすべての変更を含むものである。
子分離構造を有する不揮発性半導体記憶装置において
も、ソース拡散層領域の低抵抗化が可能となり、良好な
電気特性の不揮発性半導体記憶装置を提供することが可
能となる。また、固定式の斜めイオン抽入を2回行なう
という簡便な方法でソース拡散層領域の低抵抗化が可能
となるため、製造コストの増大が防止される。
記憶装置のソース拡散層領域形成工程後のワードライン
方向の断面図である。
記憶装置のソース拡散層領域形成工程後のビットライン
方向の断面図である。
域の形成方法を説明するための断面図である。
の図1中A−A′における不純物濃度分布を示した図で
ある。
の図1中A−A′における不純物濃度分布を示した図で
ある。
る。
である。
散層領域の形成方法を説明するための断面図である。
領域、2b ソース拡散層配線、3 トレンチ(凹
部)、4 ドレイン領域、5 フローティングゲート、
6 コントロールゲート、7 ゲート電極、8 チャネ
ル、9 フォトレジスト、10 分離膜、11 層間絶
縁膜、12 ドレイン電極、13 サイドウォール、1
5 ゲート領域、17 トレンチ分離領域、18 トン
ネル酸化膜、20 ONO膜。
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体基板主表面に連続して形成された
ソース拡散層領域を有する不揮発性半導体記憶装置であ
って、 前記ソース拡散層領域上の前記半導体基板主表面は、前
記ソース拡散層領域の延伸方向と平行な方向の断面にお
いて、凹部および凸部が連続的に交互に繰り返される凹
凸形状を成し、 前記ソース拡散層領域は、 前記半導体基板を平面的にみて、前記凸部の上面から前
記半導体基板の深さ方向に向かって形成された第1のソ
ース拡散層領域と、 前記半導体基板を平面的にみて、前記凹部の底面から前
記半導体基板の深さ方向に向かって形成された第2のソ
ース拡散層領域とを備え、 前記凸部上面からの前記第1のソース拡散層領域の底面
の深さが、前記凸部上面からの前記凹部底面の深さと同
じかそれより大きい、不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1のソース拡散層領域において、
前記凸部を形成する側壁の下端どうしを結んだ直線部分
の不純物濃度分布が、その中点において2分される前記
中点と端点との間に、それぞれ最大となる部分を有して
いる、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記第1のソース拡散層領域において、
前記凸部を形成する側壁の下端どうしを結んだ直線部分
の不純物濃度分布が、その中点付近にて最大となってい
る、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記半導体基板主表面の凹凸形状がトレ
ンチ分離法により形成された、請求項1から3のいずれ
かに記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項5】 半導体基板主表面に連続して形成された
ソース拡散層領域を有する不揮発性半導体記憶装置の製
造方法であって、 前記半導体基板主表面に分離膜を形成することにより、
複数の素子分離領域を互いに平行に形成する第1の工程
と、 前記素子分離領域のうち、前記ソース拡散層領域となる
部分の分離膜を除去することで前記半導体基板主表面を
凹凸形状とする第2の工程と、 前記ソース拡散層領域の延伸方向と平行な方向の断面に
おいて、前記凹凸形状による凸部の側壁下端どうしを結
んだ直線の中点が、前記ソース拡散層領域の一部となる
条件にて斜めイオン注入をする第3の工程とを備えた、
不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記第3の工程が、 前記凹部の片側の側壁下端と前記凹部の反対側の側壁の
上端とを結ぶ線が、前記半導体基板主表面の垂線と形成
する角度のうち、鋭角の方の角度以下で前記半導体基板
主表面に上方から斜めにイオンを注入し、前記ソース拡
散層領域の一部を形成する工程と、 前記イオン注入角度と同じ角度で前記垂線を軸に線対称
となる方向から前記半導体基板主表面に斜めにイオンを
注入することで、前記ソース拡散層領域の残りの部分を
形成する工程とを含む、請求項5に記載の不揮発性半導
体記憶装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記半導体基板主表面に、さらに略垂直
にイオンを注入する工程を含む、請求項5または6に記
載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記第1の工程における分離膜の形成手
法が、トレンチ分離法である、請求項5から7のいずれ
かに記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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