JP2003036215A - 情報記録媒体、クリップ配信サーバ及びクリップ配信方法 - Google Patents

情報記録媒体、クリップ配信サーバ及びクリップ配信方法

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JP2003036215A
JP2003036215A JP2001224898A JP2001224898A JP2003036215A JP 2003036215 A JP2003036215 A JP 2003036215A JP 2001224898 A JP2001224898 A JP 2001224898A JP 2001224898 A JP2001224898 A JP 2001224898A JP 2003036215 A JP2003036215 A JP 2003036215A
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Takatsugu Kitagawa
高嗣 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報記録媒体の各記事枠毎に配置されたクリッ
プコードを、情報処理機器によって読み取ることによ
り、その記事に関する情報を任意の場所に通信ネットワ
ークを介して配信するシステムを提供する。 【解決手段】新聞紙30上の各記事枠毎、例えば38k
に、その記事枠38k固有の記事IDコード、クリッピ
ング依頼先サービス事業者のネットアドレスなどを記述
したクリップコード35kが印刷されている。ユーザが
コード読み取りアタッチメント31で、記事枠38kの
クリップコード35kを読み取る(S21)と、その記
事のクリッピング依頼が、クリップコード35kに記述
されたネットアドレスに基づき、そのサービスを実施す
る新聞社などの部局に送信される(S24)。指定され
た記事情報(コンテンツ)は、新聞記事データベース3
3から、指定されたアドレスなどに送信される(S2
5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞雑誌等の印刷
物に係り、特に新聞等のオフラインの情報記録媒体の有
するコンテンツ(情報)と、インターネット等の通信ネ
ットワークにおけるオンラインのコンテンツをリンクす
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、新聞記事等のオフラインの情報
(コンテンツ)をファイリングするためには、その新聞
記事をはさみなどで切り抜き(切り抜けない場合はコピ
ーを取る)、ファイルなどに貼る、或いは綴じて、整理
することが行われていた。
【0003】又、新聞記事に載っている記事の場面を動
画として見たい場合には、その情報を扱っているテレビ
番組を探す、ビデオを探すことなどが必要である。又、
新聞記事に載っているオフラインの情報に関連する情報
(コンテンツ)を得たいときにも、図書館などに行き書
物を探す、或いはパソコン上のWEBで検索するなど、
自ら行動することが必須である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の方法
では、時間や手間がかかり、効率的にオフラインの情報
(コンテンツ)を集めることが難しい不具合がある。
又、オフラインの情報(コンテンツ)をパソコンや携帯
電話などの情報機器を用いて電子データ上で整理するた
めには、スキャナーを用いて画像を取り込むなどの手段
が必要となる。
【0005】上記問題を鑑み、本発明は、オフラインの
情報記録媒体から、単純操作でオンラインのコンテンツ
にリンクし、このリンクされたコンテンツを通信ネット
ワークを介して配信するシステム、方法及びこれに用い
る情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】具体的には、情報処理機器を用いた単純操
作によって、新聞、雑誌等の情報記録媒体中の特定の記
事を、オンライン上の、その記事若しくはその記事に関
連した情報(コンテンツ)にリンクし、このリンクした
情報を任意の場所に通信ネットワークを介して配信する
システム、方法及びこれに用いる情報記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、(イ)複数の記事枠を有す
る被印刷基体;(ロ)複数の記事枠のそれぞれの内部に
収納され、記事を構成するように被印刷基体の表面に配
置された被印刷基体とは光学的反射特性の異なる材料か
らなる第1の薄膜層;(ハ)少なくとも一部の記事枠の
内部に、第1の薄膜層と共に被印刷基体の表面に配置さ
れ、且つ記事枠を識別する画像コードユニットを構成す
る、被印刷基体とは光学的反射特性の異なる材料からな
る第2の薄膜層とから少なくともなるオフラインの情報
記録媒体であることを要旨とする。更に、本発明の第1
の特徴に係る「情報記録媒体」は、画像コードユニット
に含まれた画像情報を情報処理機器で光学的に読み取る
ことにより、通信ネットワーク上のコンテンツにリンク
し、記事枠に対応するコンテンツを通信ネットワークを
介して、所望の配信先に配信することを可能にしてい
る。本発明において、「通信ネットワーク」とは、LA
N、WAN、インターネット、イントラネット等の情報
ネットワーク(コンピュータネットワーク)を意味す
る。又、本発明の「情報記録媒体」は、新聞、雑誌、書
籍、カタログ、パンフレットなどの記事情報が掲載され
た印刷物等を指す。つまり、第1の特徴に係る「被印刷
基体」とは厚さ0.05mm〜0.3mm程度のシート
状の被印刷基体であり、新聞、雑誌、書籍等の情報記録
媒体においては、酸性紙、中性紙、再生紙、非木材紙、
或いはポリプロピレン等からなる合成紙等の有機物(高
分子材料)のシート等が該当する。又、「第1又は第2
の薄膜層」を構成する「被印刷基体とは光学的反射特性
の異なる材料」とは、新聞インキ、オフセットインキ、
グラビアインキ等の印刷用のインクや化学的・物理的処
理により合成若しくは変化した被印刷基体の表面の加工
層等が該当する。第1又は第2の薄膜層の厚さは5μm
〜100μm程度である。第1及び第2の薄膜層は実質
的に同じ材料でも、異なる材料でも構わない。第1及び
第2の薄膜層は、凸版印刷、平板印刷、凹版印刷、孔版
印刷(スクリーン印刷)、レーザービーム印刷、インク
ジェット印刷、感熱転写印刷等の種々の手法で形成出来
る。
【0008】本発明の第1の特徴に係る「記事枠に係る
コンテンツ」としては、例えば、記事枠に配置された記
事、この記事に関連した動画情報、この記事に関する最
新情報、この記事に関する系列情報及びこの記事に関す
る詳細情報等が該当する。この内のいずれのコンテンツ
を配信するかは、情報処理機器の入力装置から、クリッ
プ配信サーバに選択信号を送信して決定するようにすれ
ば良い。
【0009】或いは、画像コードユニットに、その記事
に関する動画情報のID(固有識別子)を含ませ、その
記事の対応ビデオクリップがコンテンツとして送信され
るようにしても良い。又、画像コードユニットに、その
記事に関する最新情報のID(固有識別子)を含ませ、
その記事に関する最新情報がコンテンツとしてリアルタ
イムで送信されるようにしても良い。又、画像コードユ
ニットに、その記事に関する系列情報のID(固有識別
子)を含ませ、その記事に関する系列情報(シリーズも
のの記事やエッセイなど)がコンテンツとして一度に送
信されるようにしても良い。又、画像コードユニットに
その記事に関する詳細情報のID(固有識別子)を含ま
せ、その記事に関する詳細な情報がコンテンツとして送
信されるようにしても良い。
【0010】又、画像コードユニットに、その記事が掲
載されている記事枠の位置情報(紙面位置情報コード)
を含ませ、データベース上の位置情報から記事が特定さ
れ、それに関する情報がコンテンツとして送信されるよ
うにしても良い。
【0011】本発明の「情報記録媒体」の各記事枠毎、
或いは特定の記事に配置された「画像コードユニット」
は、「視認不可能な画像情報」と、この視認不可能な画
像情報の内容を視認可能なようにする「解説コード」と
から構成されている。この視認不可能な画像情報に、記
事枠を識別する情報を記載することにより、画像コード
ユニットは記事枠を識別する情報を提供出来る。視認不
可能な画像情報は例えば1次元バーコード、二次元コー
ド、3次元コードなどで実現出来る。視認不可能な画像
情報が二次元コードであれば、「解説コード」は、二次
元コードの内容を解説するテキスト文、又は等価的に二
次元コードの内容の解説として機能する視認可能な画像
(ビジュアル画像)の一方、若しくは両方である。
【0012】この二次元コードに記事枠を識別する情報
を記載することにより、画像コードユニットは記事枠を
識別する情報を提供出来る。そして、本発明の情報記録
媒体が新聞等の印刷物であるとすれば、解説コードを二
次元コードに付記しておくことにより、印刷物の校正の
ときに、印刷物の編集の担当者が、正しい二次元コード
(視認不可能な画像情報)が添付されているかを確認す
ることが出来る。二次元コードの内容を解説するテキス
ト文には、コードの機能説明、発注コード、クリッピン
グコード、ビデオコードの別などが、目視で分かるよう
な文字を用いれば良い。一方、等価的に二次元コードの
内容の解説として機能する視認可能な画像としては、写
真、ロゴ、イラストなどが使用可能である。画像コード
ユニットを、一つのまとまり、即ち「情報の単位」と
し、電子ドキュメントとして一体化しておき、その内容
の目視確認を容易にしているのである。画像コードユニ
ットの二次元コード(視認不可能な画像情報)には、上
記の記事枠を識別する情報の他に、例えば、その記事の
掲載されている情報記録媒体の名前、発行年月日、記事
の掲載ページ等を含ませるようにしても良い。
【0013】本発明の第2の特徴は、サーバと複数の情
報処理機器とが通信ネットワークを介して互いに通信可
能なシステムに用いられるサーバに関する。即ち、本発
明の第2の特徴に係るサーバは、(イ)複数の記事枠を
持つオフラインの情報記録媒体の特定の記事枠に設けら
れたこの記事枠を識別する画像コードユニット中の画像
情報(記事ID)若しくはこの画像情報に対応した文字
コードを情報処理機器を介して受信する識別コード受信
モジュール;(ロ)情報処理機器に記憶された個人情報
を受信する個人情報受信モジュール;(ハ)既登録個人
情報を格納する登録個人情報記憶装置;(ニ)受信され
た個人情報と既登録個人情報とを比較し、コンテンツの
配信の許可若しくは不許可を決定する許可モジュール;
(ホ)記事枠に対応して準備された複数のコンテンツの
内の少なくとも1を選択するコンテンツ選択信号を受信
するコンテンツ選択信号受信モジュール;(ヘ)各記事
枠にそれぞれリンクする少なくとも1のコンテンツを編
集・生成するコンテンツ編集・生成モジュール;(ト)
このコンテンツ編集・生成モジュールにより編集され、
生成された複数のコンテンツを格納するコンテンツ記憶
装置;(チ)コンテンツの配信先データを受信する配信
先データ受信モジュール;(リ)画像コードユニット中
の画像情報若しくはこの画像情報に対応した文字コード
及びコンテンツ選択信号に従い配信するコンテンツを決
定するコンテンツ決定モジュール;(ヌ)許可モジュー
ルにより許可された場合は、コンテンツ決定モジュール
により決定されたコンテンツを、配信先データにしたが
って所望の配信先に配信するコンテンツ配信モジュール
とを備えるクリップ配信サーバであることを要旨とす
る。
【0014】第1の特徴で説明したように、本発明の第
2の特徴において、「画像コードユニット」は、視認不
可能な画像情報と、この視認不可能な画像情報の内容
を、視認可能にする解説コードとから構成されている。
この視認不可能な画像情報に、記事枠を識別する情報を
記載することにより、画像コードユニットは記事枠を識
別する情報を提供出来る。即ち、視認不可能な画像情報
を、例えば二次元コードとすれば、「解説コード」は、
二次元コードの内容を解説するテキスト文、又は等価的
に二次元コードの内容の解説として機能する視認可能な
画像の一方、若しくは両方である。本発明の情報記録媒
体が新聞等の印刷物であるとすれば、解説コードを付記
しておくことにより、校正のときに、印刷物の編集の担
当者が、正しい二次元コード(視認不可能な画像情報)
が添付されているかを確認することが出来る。
【0015】このため、画像コードユニットを光学的に
読み取ることが可能な情報処理機器は、解説コード以外
の視認不可能な画像情報を読み取ることになる。以下に
おいて、「画像コードユニットを光学的に読み取る」と
は、「画像コードユニット中の視認不可能な画像情報を
読み取る」という意味であることに留意すべきである。
この様にして、情報処理機器を用いて、オフラインの情
報記録媒体の特定の記事枠から読み取った画像コードユ
ニット中の画像情報若しくはこの画像情報に対応した文
字コードをクリップ配信サーバに送信させる。そして、
クリップ配信サーバは、その画像コードユニット中の画
像情報若しくはこの画像情報に対応した文字コードを受
信し、その画像情報若しくは画像情報に対応した文字コ
ードに基づき、要求されたコンテンツを要求された送信
先へ送信する。
【0016】本発明の第2の特徴に係るクリップ配信サ
ーバが、画像コードユニットの画像情報を解読するデー
タ解読手段、及び画像情報を文字コードに変換するコー
ド変換手段を持つようにすれば、情報処理機器から画像
情報を直接、生のままクリップ配信サーバに送信出来
る。一方、情報処理機器が、データ解読手段及びコード
変換手段を持つようにすれば、情報処理機器から画像情
報に対応した文字コードがクリップ配信サーバに送信さ
れる。
【0017】本発明の第2の特徴に係るクリップ配信サ
ーバによれば、情報処理機器が読み取った画像コードユ
ニット中の画像情報若しくはこの画像情報に対応した文
字コードから、ユーザの選択した特定の記事枠の記事や
その関連情報等のコンテンツにリンク可能なようにコン
テンツ記憶装置あるいは検索サーバを用いて情報媒体各
社のデータベースを検索する。そして、検索されたコン
テンツを、指定された送信先へ送信することが出来る。
即ち、情報処理機器を用いた"単純操作"によって、オフ
ラインの情報記録媒体に記載された特定の記事から、オ
ンライン上でリンクしたコンテンツを、指定された送信
先へ送信することが出来る。コンテンツ配信モジュール
がコンテンツを送信する方法としては、指定されたメー
ルアドレスへのメール、メールのPDF、WORDなど
の添付書類としての配信、指定されたホームページ、ア
ーカイブなどへのアップデート或いは送信の他に、指定
ファックス番号へのファックス送信、指定配送先への印
刷物の郵送なども含まれる。
【0018】本発明の第2の特徴に係るシステムに用い
られる「情報処理機器」としては、携帯電話、PHS、
PDA、ノートパソコン、電子手帳等の携帯情報処理機
器(携帯情報端末)が好適である。又、デジタルカメラ
を含むカメラ、ゲーム機、カーナビゲーション機器、ス
キャナー、プリンタ等の電子機器でも構わない。又、腕
時計、眼鏡、ベルト、靴など身体に装着又は携行可能な
ものでも構わない。又、ネットワークに接続された固定
電話、公衆電話、デスクトップパソコン、テレビジョン
でも構わない。更に一定の情報処理機能を付加すれば、
冷蔵庫、電子レンジなどの電化製品でも構わない。又、
従来の情報処理機器ではなく、専用機器としての情報処
理機器を用いても良い。その場合も、その情報処理機器
は、通信ネットワークモジュールと、画像情報を読み取
る画像情報読取装置(二次元コード読み取り装置)と、
処理制御装置を少なくとも備えるようにすれば良い。
【0019】又、本発明の「情報処理機器」は、主機能
部とコード読み取りアタッチメントとに分離し、このコ
ード読み取りアタッチメントを、主機能部に対して着脱
可能に構成しても良い。この場合、主機能部には、通信
ネットワーク接続モジュール、入力装置、表示装置、処
理制御装置の一部が収納される。一方、コード読み取り
アタッチメントには、画像情報読取装置、主機能部に収
納されなかった処理制御装置の残る一部が収納される。
こうすれば、主機能部単独では、標準的な携帯電話、P
HS、PDA、ノートパソコン、電子手帳の機能を享受
することが出来、インターネットに接続可能である。一
方、コード読み取りアタッチメントには、処理制御装置
の一部を収納すれば良い。例えば、画像情報読取装置に
より読み取られた画像コードユニットの画像情報を解読
するデータ解読モジュール、データ解読モジュールで解
読された画像情報を文字コードに変換するコード変換モ
ジュール、コード変換モジュールにより得られた文字コ
ードと個人情報記憶装置に記録されている個人情報を所
定の形式に編集する情報配信データ編集モジュール(情
報配信データ編集手段)とを含むようにしておき、使用
者の好み・嗜好に応じて、コード読み取りアタッチメン
トを着脱して使用出来る。
【0020】本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特
徴において説明したクリップ配信サーバと複数の情報処
理機器とが通信ネットワークを介して互いに通信可能な
システムを用いたクリップ配信方法に関する。即ち、本
発明の第2の特徴に係るクリップ配信方法においては、
クリップ配信サーバは、(イ)複数の記事枠を持つオフ
ラインの情報記録媒体の特定の記事枠に設けられたこの
記事枠を識別する画像コードユニット中の画像情報若し
くはこの画像情報に対応した文字コードを情報処理機器
を介して受信するステップ;(ロ)情報処理機器に記憶
された個人情報を受信するステップ;(ハ)受信された
個人情報と既登録個人情報とを比較し、コンテンツの配
信の許可若しくは不許可を決定する許可ステップ;
(ニ)記事枠に対応した複数のコンテンツの内の少なく
とも1を選択するコンテンツ選択信号を受信するステッ
プ;(ホ)コンテンツの配信先データを受信するステッ
プ;(ヘ)画像コードユニット中の画像情報若しくはこ
の画像情報に対応した文字コード及びコンテンツ選択信
号に従い配信するコンテンツを決定する配信コンテンツ
決定ステップ;(ト)許可ステップにより許可された場
合は、配信コンテンツ決定ステップにより決定されたコ
ンテンツを、配信先データにしたがって所望の配信先に
配信するステップとを実行することを要旨とする。
【0021】情報処理機器は、情報処理機器の入力装置
を用いて、その記事にリンクして配信される情報内容
(コンテンツ)を選択するコンテンツ選択信号を送信す
ることが出来る。つまり、クリップ配信サーバから配信
されるコンテンツ(配信メニュー)として、記事と同一
内容のコンテンツ記事そのもの、又は記事に関連する
が、記事とは異なる内容のコンテンツを選択出来る。
「記事に関連するが、記事とは異なる内容のコンテン
ツ」とは、その記事に関する動画情報(ビデオストリー
ミング)、その記事に関連する最新情報、その記事に関
連する系列情報(シリーズ情報)、その記事に関連する
詳細情報、記事が株式に関連するものであれば、株式情
報などが該当する。又、同様に情報機器の入力装置を用
いて、クリッピングした新聞記事などのコンテンツを自
動的に整理するサービスを行うことも可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
第1〜第5の実施の形態を説明する。以下の図面の記載
において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号
を付している。ただし、図面は模式的なものであること
に留意すべきである。又、以下の説明においては、本発
明の「画像コードユニット」を構成する「視認不可能な
画像情報」は、図15に示すような二次元コードである
として説明する。図15(a)は、QRコードと呼ばれ
るマトリクス型の二次元コード46aで、X方向及びY
方向の二次元空間に情報を有している。図15(b)
は、PDF417と呼ばれるスタック型の二次元コード
46bで、同様に、X方向及びY方向の二次元空間に情
報を有している。この他に、Code 16、Code 49、MaxiCod
e、Data Matrix、CodeOne等の国際標準規格になっている
二次元コードがある。1次元バーコードが約20文字の
情報量を持つのに対し、二次元コードは、約2000文
字の情報量を持つ。図15(a)に示すように、マトリ
クス型の二次元コード46aの横には、解説コード45
aが併記され、本発明の画像コードユニットを構成して
いる。解説コード45aは、二次元コード46aの内容
を解説するテキスト文である。同様に、図15(b)に
示すように、スタック型の二次元コード46bの横に
は、解説コード45bが併記され、本発明の画像コード
ユニットを構成している。解説コード45bは、二次元
コード46bの内容を解説するテキスト文である。解説
コード45a、45bは、二次元コード46a、46b
の機能説明、の他に以下に説明するクリッピングコー
ド、ビデオコードの別などが、目視で分かるように文字
を用いている。この様な、テキスト文からなる解説コー
ド45a、45bを併記しておくことにより、印刷物の
校正のときに、印刷物の編集の担当者が、正しい二次元
コード46a、46bが添付されているか否かを確認す
ることが出来る。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る新聞記事をクリッピングするシス
テムを説明するための模式図である。本発明の第1の実
施の形態に係る情報記録媒体30は、図1に示すよう
に、複数の記事枠38i、38j、38k、・・・・・を有
するシート状の被印刷基体30、複数の記事枠38i、
38j、38k、・・・・・のそれぞれの内部に収納された
記事(新聞記事)を構成するように被印刷基体30の表
面に配置された第1の薄膜層、記事枠38i、38j、
38k、・・・・・の内部に、第1の薄膜層と共に被印刷基
体30の表面に配置された記事枠38i、38j、38
k、・・・・・を識別する画像コードユニット(クリップコ
ード)35i、35j、35k、・・・・・を構成する第2
の薄膜層35i、35j、35k、・・・・・とから少なく
とも構成されている。シート状の被印刷基体30は、砕
木パルプを主原料とし、それに約2割程度の化学パルプ
やセミケミカルパルブを混合した厚さ70μm〜150
μmの新聞紙である。第1及び第2の薄膜層は、紙(被
印刷基体)30とは光学的反射特性の異なる材料である
新聞インキで、厚さ5μm〜30μm程度に構成されて
いる。「新聞インキ」には鉱物油を主成分とする新聞用
墨インキ及び大豆油を主成分とする新聞用カラーインキ
等が含まれる。具体的には、第1及び第2の薄膜層は、
カーボン(C)、合成樹脂、ロジン変成フェノール樹
脂、ロジンエステル樹脂、アルキッド樹脂、植物油、ア
マニ油、大豆油等が含まれる材料層である。
【0024】被印刷基体30上のすべての記事枠に必ず
しも配置されていなくても良いが、新聞紙30上の各記
事枠38i、38j、38k、・・・・・にはそれぞれ二次
元コードであるクリップコード(画像コードユニット)
35i、35j、35k、・・・・・が印刷されている。ク
リップコード35i、35j、35k、・・・・・は、それ
ぞれ新聞紙名、発行年月日、その記事の掲載ページ、そ
の記事枠38i、38j、38k、・・・・・に固有の記事
IDコード、クリッピング依頼先サービス事業者のネッ
トアドレスなどから構成される。
【0025】コード読み取りアタッチメント31には、
クリッピング配信のためのメールアドレス、或いはクリ
ッピング記事をアップするURL、依頼主を特定するた
めの情報などが予め格納されている。ステップS21に
おいて、ユーザがコード読み取りアタッチメント31
で、例えば、該当記事の記事枠38kに設けられたクリ
ップコード35kを読み取る。ステップS24におい
て、その記事枠38kの記事のクリッピング依頼が、ク
リップコード35kに記述された該当記事のID、コー
ド読み取りアタッチメント31内の依頼主のIDととも
に、クリップコード35に記述されたネットワークアド
レスに基づき、携帯電話(携帯情報機器)32cを介し
て、そのサービスを実施する新聞社などの部局に送信さ
れる。ステップS25において、記事クリッピングサー
バ28は、指定された記事枠38kの記事情報を、コン
テンツとして、新聞記事データベース33から指定され
たメールアドレスにメール、メールの添付書類などとし
て送信する。又は指定されたホームページ、データアー
カイブなどにアップロード、或いは送信する。
【0026】図2に示すように第1の実施の形態に係る
新聞記事クリップ配信システムは、インターネット(通
信ネットワーク)26と、このインターネット(通信ネ
ットワーク)26に接続された新聞記事クリップ配信サ
ーバ28、デジタル通信網27の中継処理装置22とか
ら少なくとも構成されている。中継処理装置22は、デ
ジタル通信網27により移動通信加入者交換機23a、
23bに接続され、この移動通信加入者交換機23a、
23bは、それぞれ、無線中継器24a、24b、24
c、24dに接続されている。第1の実施の形態に係る
新聞記事クリップ配信システムにおいては、更に無線中
継器24a、24b、24c、24dに、携帯情報機器
32a、32bが接続されている。これらの携帯情報機
器32a、32bは、図3に示すように、それぞれ各記
事枠38i、38j、38k、・・・・・毎に配置されたク
リップコード35i、35j、35k、・・・・・を読み取
るための二次元コード解読手段10b及び二次元コード
変換手段10cを備えている。携帯情報機器32aから
発信された情報は、無線中継器24a、24b、24
c、24d及び移動通信加入者交換機23a、23bを
介して、中継処理装置22に送信される。中継処理装置
22は、インターネット26とデジタル通信網27のデ
ータの仲介を行う。
【0027】図3に示すように、第1の実施の形態に係
る新聞記事クリップ配信サーバ28は、入力装置51、
出力装置52、一時記憶装置53、処理制御装置(CP
U)68、登録個人情報記憶装置69及びコンテンツ記
憶装置(新聞記事データベース)33を具備している。
処理制御装置(CPU)68は、通信ネットワーク接続
モジュール68aの他に、識別コード受信モジュール6
8b、個人情報受信モジュール68c、配信先データ受
信モジュール68d、許可モジュール68e、コンテン
ツ選択信号受信モジュール68f、コンテンツ編集・生
成モジュール68g、コンテンツ決定モジュール68
h、コンテンツ配信モジュール68i等を備えている。
ここで、識別コード受信モジュール68bは、複数の記
事枠38i、38j、38k、・・・・・を持つオフライン
の情報記録媒体(新聞紙)30の特定の記事枠38i、
38j、38k、・・・・・に設けられたこの記事枠38
i、38j、38k、・・・・・を識別するクリップコード
35i、35j、35k、・・・・・の二次元コード、若し
くはこの二次元コードに対応した文字コードを携帯情報
機器32a、32bを介して受信する。個人情報受信モ
ジュール68cは、携帯情報機器32a、32bに記憶
された個人情報を受信する。登録個人情報記憶装置69
は、既登録個人情報を格納する。配信先データ受信モジ
ュール68dは、コンテンツの配信先データを受信す
る。許可モジュール68eは、受信された個人情報と既
登録個人情報とを比較し、コンテンツの配信の許可若し
くは不許可を決定する。コンテンツ選択信号受信モジュ
ール68fは、記事枠38i、38j、38k、・・・・・
に対応して準備された複数のコンテンツの内の少なくと
も1を選択するコンテンツ選択信号を受信する(複数の
コンテンツの内容、即ち「配信メニュー」については後
述する)。コンテンツ編集・生成モジュール68gは、
複数の記事枠38i、38j、38k、・・・・・の内の選
択された記事枠38i、38j、38k、・・・・・につい
て、各記事枠38i、38j、38k、・・・・・に対応し
た少なくとも1のコンテンツを編集・生成する。コンテ
ンツ記憶装置(新聞記事データベース)33は、このコ
ンテンツ編集・生成モジュール68gにより編集され、
生成された複数のコンテンツを格納する。コンテンツ決
定モジュール68hは、クリップコード35i、35
j、35k、・・・・・の二次元コード若しくは二次元コー
ドに対応した文字コード及びコンテンツ選択信号に従い
配信するコンテンツを決定する。コンテンツ配信モジュ
ール68iは、許可モジュールにより配信を許可された
場合は、コンテンツ決定モジュールにより決定されたコ
ンテンツを、配信先データにしたがって所望の配信先に
配信する。
【0028】図4は、第1の実施の形態に係る携帯情報
機器32a、32bの一例としての二次元コード読み取
り機能内蔵携帯電話のブロック図である。第1の実施の
形態に係る携帯情報機器32a、32bは、入力装置
1、表示装置2、無線装置4、音声処理装置5、COD
EC(コーデック)6、データ記憶装置9、処理制御装
置10、二次元コード読取装置(画像情報読取装置)1
1、個人情報記憶装置12及び一時記憶装置13等より
構成されている。無線装置4にはアンテナ3が接続され
ている。無線装置4及びアンテナ3により、本発明の
「通信ネットワーク接続手段」を構成している。COD
EC6には、送話装置7と受話装置8が接続されてい
る。
【0029】入力装置1は、0から9までの数字と、
“*”、“#”、“F”、“△”、“▽”、“決定”、
“取消"などのプッシュボタンから構成されたキーボー
ドである。従って、第1の実施の形態に係る携帯情報機
器の使用者によって、入力装置1から入力操作が行われ
ると、対応するキー情報が処理制御装置10に伝えられ
るようになっている。入力装置1はプッシュボタンに限
らず、スクロールボタンなどにより構成されていても構
わない。入力装置1を用いることにより、携帯情報機器
の電話機能の制御に必要な情報の入力、計算機能の制御
に必要な情報の入力等に加え、本発明の新聞記事クリッ
プ配信方法により配信される配信メニューやサービス内
容の選択をすることが出来る。表示装置2は、液晶表示
装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エ
レクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能で
ある。いずれにしても、標準的な携帯電話における一般
的な情報、例えば入力された電話番号、選択された機能
項目や短縮ダイヤル等、及び、現在の携帯情報機器の状
態や、選択メニュー、通信結果などを表示するものであ
れば、表示装置2として使用可能である。
【0030】アンテナ3は、電波を受信及び送信するも
ので、図3では、受信用アンテナと送信アンテナを兼ね
たものとして示している。無線装置4は、アンテナ3を
介して受信した受信データを復調して処理制御装置10
に出力し、処理制御装置10から出力された送信データ
を変調してアンテナ3へ出力するものである。無線装置
4は、周知の無線装置の構成で構わない。図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)3に接続され
た低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミキ
サ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間
周波増幅器に接続された復調器等により無線装置4を構
成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力さ
れ、処理制御装置10に送られる。ミキサには、図示を
省略した発信器からの信号が、低雑音増幅器からの信号
と共に入力される。更に、無線装置4は、所定の入力端
子を介して、処理制御装置10からのベースバンド信号
が入力される変調器、変調器に接続されたミキサ、ミキ
サに接続された電力増幅器を有している。ミキサには、
図示を省略した発信器からの信号が、変調器からの信号
と共に入力される。そして、電力増幅器はアンテナ(送
信アンテナ)3に接続されるようになる。
【0031】或いは、無線装置4は、アンテナ(受信ア
ンテナ)に接続された低雑音増幅器、この低雑音増幅器
に接続されたフィルタ、フィルタに接続されたミキサ、
ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間周波
増幅器に接続されたA/D変換器とA/D変換器とで構
成し、A/D変換器の出力を処理制御装置(プロセッ
サ)10に伝達しても良い。そして、処理制御装置(プ
ロセッサ)10に変調器を接続し、この変調器に接続さ
れたドライバ増幅器、ドライバ増幅器に接続された位相
器、位相器に接続された送信増幅器とから構成しても良
い。そして、送信増幅器は、アンテナ(送信アンテナ)
3に接続されるようになる。
【0032】送話装置7は、マイクで、使用者の音声を
入力するものである。受話装置8は、スピーカーで、通
話の相手の音声を出力するものである。CODEC6
は、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジ
タル信号をアナログ信号に変換するものである。音声処
理装置5は、デジタル・シグナル・プロセッサ(DS
P)であり、デジタル音声信号を音声符号化/複合化す
るものである。データ記憶装置9は、ROM及びRAM
が組み込まれている。ROMは、処理制御装置10で実
行される受信装置としての全体的な制御を行うプログラ
ム(認識コード)を格納しているメモリであり、RAM
は、処理制御装置10におけるプログラム実行処理中に
利用されるプログラムデータ等を格納したり、作業領域
として利用されるメモリである。
【0033】処理制御装置10は、第1の実施の形態に
係る携帯情報機器32a、32b全体を制御する装置
で、電話機能制御手段10a、二次元コード解読手段
(データ解読モジュール)10b、二次元コード変換手
段(コード変換モジュール)10c及び情報配信データ
編集手段10dにより構成されている。電話機能制御手
段10aは、従来の標準的な携帯電話の電話機能を制御
する手段である。入力装置1からの入力及び呼出の受信
に従って、発着制御や通話制御と、各種設定処理等を行
う。
【0034】二次元コード解読手段10bは、二次元コ
ード読取装置11で読み込まれたクリップコード35
i、35j、35k、・・・・・の二次元コードを取得し、
二次元コードが正当であるかどうかをチェックを行う。
二次元コード変換手段10cは、二次元コード解読手段
10bで読み込まれた二次元コードを文字コードに変換
する。二次元コード解読手段10b及び二次元コード変
換手段10cを経ることによって、二次元コードは、単
なる画像データからコンピュータ読み取り可能なデータ
に変換することが出来る。情報配信データ編集手段10
dは、個人情報記憶装置12に記憶された個人情報と、
二次元コード変換手段10cより得られた記事情報を編
集統合し、外部に発信する手段である。二次元コード読
取装置11は、各記事枠38i、38j、38k、・・・・
・毎、或いは特定の記事枠に配置されるクリップコード
35i、35j、35k、・・・・・の二次元コードを読み
取り、本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報機器に
取り込むものである。個人情報記憶装置12は、所有者
の個人情報、例えば氏名、住所、電子メールアドレス、
クレジットカード番号などを記録するものである。一時
記憶装置13は、二次元コード読取装置11から読み取
られたクリップコード35i、35j、35k、・・・・・
の二次元コードや、二次元コード解読手段10b及び二
次元コード変換手段10cで得られる文字コードを一時
保存するための記憶装置である。図3には特に表示して
いないが、これらの各装置が正常に機能するための電源
回路や電池(バッテリー)等が備えられていることは勿
論である。
【0035】本発明においては、このクリップコード3
5i、35j、35k、・・・・・に用いる「画像コードユ
ニット」に、新聞紙名、発行年月日、記事の掲載ペー
ジ、その記事固有の記事IDコード、クリッピング依頼
先サービス事業者のネットアドレスなどの情報を保持し
ている。ユーザは、新聞や雑誌等の情報記録媒体に表示
された画像を、本発明の画像情報読取装置を有する情報
処理機器で読み取ることにより、指定クリッピングサー
バにアクセスすることが出来る。情報処理機器に内蔵さ
れた個人情報を元に、情報の送信を簡単に行うことが出
来る。
【0036】図4に示す本発明の第1の実施の形態に係
る携帯情報機器は、機械的に、インターネットに接続可
能な主機能部(図1においては携帯電話32c)と図5
に示すような主機能部に取り外し可能なコード読み取り
アタッチメント31により、アタッチメント形式で構成
されても良い。アタッチメント形式の場合も、主機能部
には、入力装置1、表示装置2、無線装置4、音声処理
装置5、CODEC6、データ記憶装置9、処理制御装
置10及び主機能側データインターフェース(図示せ
ず)を備えていることになる。無線装置4にはアンテナ
3が接続されている。一方、アタッチメント形式の場合
のコード読み取りアタッチメント31は、二次元コード
読取装置11、個人情報記憶措置12及び一時記憶装置
13、アタッチメント制御装置(図示せず)、アタッチ
メント側データインターフェース及びデータ記憶装置
(図示せず)により構成されていることになる。
【0037】図5に示すコード読み取りアタッチメント
31は、先端読み取り部161、本体円柱部162、接
続ケーブル132からなる。先端読み取り部161は光
学的読み取り用の当接部143を有する。この先端読み
取り部161の内部には、光学レンズ、エリアセンサ
(CCDセンサ)、照明用LED、ICチップを有して
いる。当接部143に押し当てられた新聞に対して、照
明用LEDから放出された光は、拡散レンズ及び反射板
により、例えば、クリップコード35k全体に照射され
る。クリップコード35kからの反射光は複数の光学レ
ンズによりエリアセンサのセンサ面上に結像される。エ
リアセンサはクリップコード35kの結像光を電気信号
へ変換する。クリップコード35kの電気信号は、コー
ド読み取りアタッチメント31の処理制御装置を構成す
るICチップに入力される。ICチップに内蔵された二
次元コード解読手段10bにより二次元コードの解読な
どの所定の情報処理が施される。ICチップ内の個人情
報、記事情報などを外部に発信する場合などにおいては
これらのデータを、ICチップに内蔵された二次元コー
ド変換手段により、所定の信号に変換して、携帯電話3
2cに送信する。先端読み取り部161は、キャラクタ
デザインなどを取り入れ、交換可能とし、ユーザの嗜好
に合ったものを選択出来るようにする。又、先端読み取
り部161の首の部分の角度の変更や回転を可能とする
構成にしても良い。
【0038】又、本体円柱部162は、LED発光部1
63、電源スイッチ164を有する。LED発光部16
3は、クリップコード35kの読み取りの正常、異常完
了をLEDの色や発光パターンにより知らせる仕組みに
しても良い。例えば、クリップコード35kの読み取り
に成功した場合は緑色、失敗した場合は赤色に発光させ
れば良い。更に、クリップコード35kの読み取りに失
敗した場合は赤色を点滅させても良い。LED発光部1
63が、本体円柱部162のほぼ全領域に構成されてい
るが、本体円柱部162の一部に設けても良い。更に、
LEDは小さな面積で高い輝度を有するので、LED発
光部163を先端読み取り部161に設けても良い。電
源スイッチ164は、回すことにより、ON、OFFの
切り替えを可能とし、取り付け位置は本体円柱部162
の上部、下部、その他の場所でも構わない。又、携帯電
話32cへの接続方法は、接続ケーブル132を用いて
なされる。しかし、接続ケーブルを用いずに、直接接続
する構成にしても良い。
【0039】次に、図6を用いて、第1の実施の形態に
係る新聞記事クリップ配信方法の手順を説明する。
【0040】(イ)先ず、ステップS11において、被
印刷基体である新聞紙30上の、複数の記事枠38i、
38j、38k、・・・・・を、新聞紙30の紙面上に定義
された位置情報から特定する。位置情報には、発行年月
日、発行地域、朝刊/夕刊の別など記事が掲載される新
聞紙を特定する情報と、紙面上の記事の位置を特定する
座標情報が含まれる。
【0041】紙面上の位置(座標)を特定するため、各
ページを例えば縦横10ずつの格子状にセグメントし、
それぞれのセグメントに1〜100の番号をふる。この
セグメント番号と記事の掲載ページより、記事の掲載位
置を特定できる。セグメントの数は、全ての記事枠内に
セグメントが存在するように決定しておく。又、記事枠
内に複数のセグメントが含まれることを考え、記事枠の
代表点を含むセグメント番号を紙面上の記事の位置とす
る。記事枠の代表点の選択方法は、記事枠の縦横の中心
点、記事枠の重心点、記事の開始点(右上)、クリップ
コード添付位置(通常記事終了位置左下)などが挙げら
れる。
【0042】(ロ)次に、ステップS12において、ス
テップS11で特定した位置情報(掲載新聞の発行年月
日、発行地域、朝刊/夕刊の別、掲載記事の掲載ペー
ジ、記事枠の代表点のセグメント番号)やクリッピング
依頼先事業者のネットアドレスなどをもとに、特定の記
事のクリップコード35i、35j、35k、・・・・・を
生成する。このクリップコードは、「画像コードユニッ
ト」であり、二次元コードのみ、あるいは、二次元コー
ドと二次元コードの内容を視認可能なようにする解説コ
ードとから構成されている。解説コードは、二次元コー
ドの内容を解説するテキスト文、又は等価的に二次元コ
ードの内容の解説として機能する視認可能な画像(ビジ
ュアル画像)の一方、若しくは両方である。
【0043】記事の位置情報量は、多めに見積もって、
発行年月日8桁、発行地域3桁、朝夕刊識別1桁、掲載
ページ2桁、セグメント番号6桁としても、計20桁と
なる。 又、このクリップコードを生成する時点で、そ
れぞれの枠に入ってくる記事を特定する必要はない。こ
のように、記事内容が決定する前にクリップコードを生
成することができるので、発行直前の記事の差し替えを
簡単に行うことができる。
【0044】(ハ)次に、記事枠38i、38j、38
k、・・・・・に入る記事が確定した後、ステップS13に
おいて、複数の記事枠38i、38j、38k、・・・・・
の内部に、文字(第1の薄膜層)の配列による記事と共
にクリップコード(第2の薄膜層)35i、35j、3
5k、・・・・・を配置する。ここで、記事とそれに対応す
る紙面位置情報が確定する。
【0045】(ニ)次に、ステップS14において、こ
れらのクリップコード35i、35j、35k、・・・・・
が配置される紙面を校正する。クリップコードが二次元
コードと、この二次元コードの内容を解説するテキスト
文(解説コード)の組から構成されているときは、印刷
物の編集の担当者は、正しい二次元コードが記事枠38
i、38j、38k、・・・・・添付されているか否かを確
認することができる。この様な印刷物の校正を経て、本
発明の情報記録媒体(新聞紙)30が用意される。
【0046】(ホ)次に、新聞記事データベース(コン
テンツ記憶装置)33作成者は、各記事に任意の記事I
Dをつけ、記事データベース(コンテンツ記憶装置)3
3に登録する。ステップS15において、新聞記事デー
タベース(コンテンツ記憶装置)33の記事データ属性
にクリップコードを設定する。新聞記事データベースに
は様々な記事のデータがあるが、クリップコードに記載
された情報から一つのデータを特定できるように設定し
ておく。ここで、クリップコード自体をIDとすること
も可能である。一方、新聞記事クリップ配信サーバ28
のコンテンツ編集・生成モジュール68gは、複数の記
事枠38i、38j、38k、・・・・・に対し、それぞれ
対応した少なくとも1のコンテンツを編集・生成し、こ
れを配信メニューとして用意する(「配信メニュー」の
例は、後述するが場合によりダイナミカルに変化するコ
ンテンツである)。新聞記事クリップ配信サーバ28の
コンテンツ記憶装置(新聞記事データベース)33は、
このコンテンツ編集・生成モジュール68gにより編集
され、生成された複数のコンテンツ(配信メニュー)を
予め格納しておく。ダイナミカルに変化するコンテンツ
の場合は、時々刻々、必要なコンテンツを編集・生成す
ることになる。したがって、コンテンツ記憶装置(新聞
記事データベース)33に格納されるコンテンツは、一
般には、時々刻々、変化するダイナミカルに変化するコ
ンテンツである。
【0047】(へ)次に、ステップS16において、コ
ード読み取りアタッチメント31により、新聞紙30上
の各記事枠38i、38j、38k、・・・・・毎に配置さ
れたクリップコード35i、35j、35k、・・・・・の
内、特定のクリップコード、例えば35kをクリッピン
グする。クリッピングとは、例えばクリップコード35
kに、図4に示すコード読み取りアタッチメント31の
当接部143を押し当て、クリップコード35kの二次
元コードを読み取ることである。読み取られたクリップ
コード35kの二次元コードは、コード読み取りアタッ
チメント31の処理制御装置10を介して、コード読み
取りアタッチメント31に内蔵された一時記憶装置13
(図3)に記憶される。
【0048】(ト)次に、ステップS17において、コ
ード読み取りアタッチメントに内蔵された二次元コード
解読手段10bにより、一時記憶装置13に記憶された
クリップコード35kの二次元コードを解析する。更
に、コード読み取りアタッチメント31の二次元コード
変換手段10cにより、二次元コードを文字コードに変
換する。変換された文字コードを再び一時記憶装置13
に記憶する。ここで得られる文字コードは、新聞紙名、
発行年月日、その記事枠38kの掲載ページ、記事枠3
8k固有の記事IDコード、クリッピング依頼先事業者
のネットアドレスなどである。
【0049】(チ)次に、ステップS18において、コ
ード読み取りアタッチメント31の一時記憶装置13に
記憶された文字コードは携帯電話32cに送られる。そ
の後、ステップS19において、携帯電話32cの電話
機能制御手段10a、無線装置4、アンテナ3等を使用
してインターネットに接続を行い、記事枠38kに対応
した記事情報(コンテンツ)の識別情報、配信先データ
などを送信する。
【0050】(リ)次に、ステップS20において、新
聞記事クリップ配信サーバ28は、識別コード受信モジ
ュール68bによりクリップコード35kの二次元コー
ドに対応した文字コードを、配信先データ受信モジュー
ル68dによりコンテンツの配信先データを携帯電話3
2cを介して受信する。同時に、新聞記事クリップ配信
サーバ28の個人情報受信モジュール68cは、携帯電
話32cに記憶された個人情報を受信する。このとき、
携帯電話32cの入力装置を用いて、記事枠38kに対
応した複数のコンテンツの内の少なくとも1を選択する
コンテンツ選択信号を生成し、これを携帯電話32cか
ら送信することも出来る。この場合は、新聞記事クリッ
プ配信サーバ28のコンテンツ選択信号受信モジュール
68fがこのコンテンツ選択信号を受信する。
【0051】(ヌ)次に、ステップS21において、新
聞記事クリップ配信サーバ28は、そのクリップコード
35kに含まれていた記事の位置情報から、新聞記事デ
ータベース(コンテンツ記憶装置)33で、記事を特定
する。
【0052】(ル)次に、ステップS22において、新
聞記事クリップ配信サーバ28の許可モジュール68e
は、受信された個人情報と既登録個人情報とを比較し、
コンテンツの配信の許可若しくは不許可を決定する。更
に、コンテンツ決定モジュール68hが、新聞記事クリ
ップ配信サーバ28はクリップコード35kに対応した
文字コード及びコンテンツ選択信号に従い配信するコン
テンツを決定する。そして、配信が許可された場合は、
コンテンツ配信モジュール68iが、配信を決定したコ
ンテンツを配信先データにしたがって所望の配信先に配
信する。コンテンツの配布方法としては、指定されたメ
ールアドレスへのメール、メールのPDF、WORDな
どの添付書類としての配信、指定されたホームページ、
アーカイブなどへのアップデート或いは送信、指定ファ
ックス番号へのファックス送信、指定配送先への印刷物
の郵送などが含まれる。
【0053】(ヲ)次に、ステップS23において、新
聞記事クリップ配信サーバ28は、記事の配信履歴を登
録個人情報記憶装置69に保存する。これにより、新聞
紙面上のどのページのどの位置の記事が、どんな読者に
読まれているかが明確になる。
【0054】第1の実施の形態に係る新聞記事クリップ
配信方法は、例えば有料サービスとする。ただし、発行
日に配信することが困難である場合(新聞の購読数が減
少するなど)には、当日配信のクリッピングサービスに
対する課金額を、新聞本紙の価格よりも高額になるよう
に設定しても良い。
【0055】又、新聞記事クリップ配信方法は、新聞紙
のみに限らず、折り込み広告に利用しても良い。その
他、新聞社が、新聞記事クリップ配信システムユーザ向
けに、カタログ雑誌、企画冊子を発行しても良い。
【0056】又、本発明により、新聞紙面からインター
ネット家電をコントロールすることが可能となる。例え
ば、テレビの番組欄毎に録画予約コードを貼り、そのコ
ードをクリッピングすると、ユーザのインターネット接
続されたビデオに録画予約を行うことが可能となる。番
組のIDでコントロールすることにより、野球放送など
で放送時刻がずれてもその番組がきちんと録画予約出来
るようにコントロールすることも可能である。又、テレ
ビガイドその他の雑誌の番組宣伝・紹介欄から予約を行
うことも可能である。又、番組IDを設定しておくこと
で、放送終了後の番組を広帯域回線経由でダウンロード
することにより、見逃した番組を録画することも可能で
ある。
【0057】本発明の第1の実施の形態に係る新聞記事
クリップ配信システムにおいては、携帯情報機器32
a、32b、32cの入力装置1を用いて以下のような
「配信メニュー」を選択することが出来る。
【0058】(a)最新情報コード:対象となる記事枠
の記事に対し、その記事に対応した最新情報をコンテン
ツとして用意し、企業合併、選挙速報、誘拐事件など、
最新の情報(ダイナミカルなコンテンツ)をメール配信
などでリアルタイム若しくはリアルタイムに近い状態で
送信(配信)する。例えば、朝刊の記事のその後の進展
を、その記事枠38kのクリップコード35kをクリッ
ピングすることにより、携帯情報機器32a、32b、
32cにダイナミカルなコンテンツをストリーミング配
信してもらうことが出来る。その記事枠の記事そのもの
の配信をするのか、その記事に対応した最新情報を配信
するのかの配信メニューの選択は、携帯情報機器32
a、32b、32cの入力装置1を用いて選択すれば良
い。
【0059】(b)シリーズコード:入力装置1を用い
た配信メニューの選択により、シリーズものの記事、エ
ッセイに対し、一度その記事枠のクリップコード35k
をクリックすると、シリーズ全体のクリッピングサービ
スを継続的に行う。これにより見逃した記事もコンテン
ツとして入手することが出来る。
【0060】(c)詳細情報コード:入力装置1を用い
て配信メニューの選択により、新聞紙上の特定の記事枠
38kの詳細記事の提供を、その記事枠に対応したクリ
ップコード35kをクリッピングすることにより、比較
的高額で行う。EC業種別マーケット動向調査など、情
報の深さを追求出来るようにする。
【0061】(d)株式導入インターフェース:株式売
買に読者を導くようナビゲーションを行う。株式欄等の
特定の記事枠38kのクリップコード35kをクリッピ
ングすることにより、対応する会社の事業概要説明、最
近の動向などのページにリンクし、解説を行う。又、特
定の記事枠38kのクリップコード35kのクリッピン
グにより、各会社の株式の売買ページにダイレクトにア
クセスし、リアルタイムで株式の売買が行える。
【0062】(e)情報整理サポートサービス:入力装
置1を用いて、サービス内容の選択により、クリッピン
グした新聞記事を、検索キーを付与し、自動的に個人毎
に整理するためのサービスを実施する。例えば、基本分
類を設定し、固有名詞で詳細分類を行う。
【0063】(第2の実施の形態)図7に示すように第
2の実施の形態に係る新聞記事クリップ配信システム
は、インターネット(通信ネットワーク)26と、この
インターネット(通信ネットワーク)26に接続された
新聞社Aの新聞記事クリップ配信サーバ78a、新聞社
Bの新聞記事クリップ配信サーバ78b、新聞社Cの新
聞記事クリップ配信サーバ78c、・・・・・、デジタル通
信網27の中継処理装置22とから少なくとも構成され
ている。以下において、新聞社Aの新聞記事クリップ配
信サーバ78a、新聞社Bの新聞記事クリップ配信サー
バ78b、新聞社Cの新聞記事クリップ配信サーバ78
c、・・・・・、をそれぞれ、新聞社Aクリップ配信サーバ
78a、新聞社Bクリップ配信サーバ78b、新聞社C
クリップ配信サーバ78c、・・・・・、と呼ぶことにす
る。新聞社Aクリップ配信サーバ78aには、検索サー
バ40aと、仮想共有新聞記事記憶装置42a、及びコ
ンテンツ記憶装置(新聞記事データベース)33aを有
する。仮想共有新聞記事記憶装置42aには、新聞社A
の新聞社Aデータベース41aの他、予め契約された新
聞社B、新聞社C、・・・・・の新聞社Bデータベース41
b、新聞社Cデータベース41c、・・・・・が格納されて
いる。ここで、仮想共有新聞記事記憶装置42aと呼ぶ
のは、現実のハードウェアとして新聞社Aデータベース
41aは格納されているが、新聞社Bデータベース41
b、新聞社Cデータベース41c、・・・・・は格納されて
いるのではないからである。新聞社B、新聞社C、・・・・
・が現実に保有し、空間的には分離した新聞社Bデータ
ベース41b、新聞社Cデータベース41c、・・・・・
は、通信ネットワーク26を介して新聞社Aデータベー
ス41aにリンクし、仮想共通データベースを構成して
いる。勿論、現実のハードウェアとして、新聞社Aデー
タベース41a、新聞社Bデータベース41b、新聞社
Cデータベース41c、・・・・・をすべて収納した共有新
聞記事記憶装置を新聞社Aクリップ配信サーバ78aに
接続した構成でも構わない。
【0064】同様に、新聞社Bクリップ配信サーバ78
bには、検索サーバ40bと、仮想共有新聞記事記憶装
置42b、及びコンテンツ記憶装置(新聞記事データベ
ース)33bを有する。仮想共有新聞記事記憶装置42
bには、新聞社Bの新聞社Bデータベース41bの他、
予め契約された新聞社A、新聞社C、・・・・・の新聞社A
データベース41a、新聞社Cデータベース41c、・・
・・・が格納されている。新聞社Aデータベース41a、
新聞社Cデータベース41c、・・・・・通信ネットワーク
26を介して新聞社Bデータベース41bにリンクし、
仮想共通データベースを構成している。新聞社Cクリッ
プ配信サーバ78cには、検索サーバ40cと、仮想共
有新聞記事記憶装置42c、及びコンテンツ記憶装置
(新聞記事データベース)33cを有する。仮想共有新
聞記事記憶装置42cには、新聞社Cの新聞社Cデータ
ベース41cの他、予め契約された新聞社A、新聞社
C、・・・・・の新聞社Aデータベース41a、新聞社Cデ
ータベース41c、・・・・・が通信ネットワーク26を介
して新聞社Cデータベース41cにリンクしている。こ
の様にして、新聞社A、新聞社B、新聞社C、・・・・・の
各ローカルデータベース41a、41b、41c、・・・・
・が、メタデータベースの機能を持ち、通信ネットワー
ク26経由でデータ形式を共有するように構成されてい
る。
【0065】第1の実施の形態と同様に、中継処理装置
22は、デジタル通信網27により移動通信加入者交換
機23a、23bに接続され、この移動通信加入者交換
機23a、23bは、それぞれ、無線中継器24a、2
4b、24c、24dに接続されている。第2の実施の
形態に係る新聞記事クリップ配信システムにおいては、
更に無線中継器24a、24b、24c、24dに、携
帯情報機器32a、32bが接続されている。これらの
携帯情報機器32a、32bは、図4に示すように、そ
れぞれ各記事枠38i、38j、38k、・・・・・毎に配
置されたクリップコード35i、35j、35k、・・・・
・を読み取るための二次元コード解読手段10b及び二
次元コード変換手段10cを備えている。携帯情報機器
32aから発信された情報は、無線中継器24a、24
b、24c、24d及び移動通信加入者交換機23a、
23bを介して、中継処理装置22に送信される。中継
処理装置22は、インターネット26とデジタル通信網
27のデータの仲介を行う。第2の実施の形態に係る携
帯情報機器32a、32bの構造は、第1の実施の形態
と同様であるので、重複した説明を省略する。
【0066】図8に示すように、第2の実施の形態に係
る新聞社Aクリップ配信サーバ78aは、入力装置5
1、出力装置52、一時記憶装置53、処理制御装置
(CPU)68、登録個人情報記憶装置69及びコンテ
ンツ記憶装置(新聞記事データベース)33を具備して
いる。第2の実施の形態に係る新聞社Aクリップ配信サ
ーバ78aの処理制御装置(CPU)68は、第1の実
施の形態で説明した通信ネットワーク接続モジュール6
8a、識別コード受信モジュール68b、個人情報受信
モジュール68c、配信先データ受信モジュール68
d、許可モジュール68e、コンテンツ選択信号受信モ
ジュール68f、コンテンツ編集・生成モジュール68
g、コンテンツ決定モジュール68h、コンテンツ配信
モジュール68iの他に、キーワード発生モジュール6
8j、配信メニュー表示モジュール68kを備えてい
る。
【0067】ここで、通信ネットワーク接続モジュール
68a、識別コード受信モジュール68b、個人情報受
信モジュール68c、配信先データ受信モジュール68
d、許可モジュール68e、コンテンツ配信モジュール
68iは、第1の実施の形態で説明した対応するモジュ
ールと同様であるので重複した説明を省略する。キーワ
ード発生モジュール68jは、図1に示す新聞社Aの新
聞紙30の記事枠38i、38j、38k、・・・・・のそ
れぞれに対応するキーワードを発生させる。このキーワ
ードは、政治、経済、国際、社会、スポーツ等の記事内
容を分類するコードの他、その記事枠の記事内容の発生
時間(日時)、その記事枠の記事内容の発生場所、その
記事枠の記事内容に関連する人名等である。コンテンツ
編集・生成モジュール68gは、キーワード発生モジュ
ール68jの発生したキーワードに従い、検索サーバ4
0aに、仮想共有新聞記事記憶装置42aに格納された
新聞社Bデータベース41b、新聞社Cデータベース4
1c、・・・・・を検索させる。例えば、新聞社Aの記事枠
38kに対して、新聞社B、新聞社Cの対応する記事枠
を抽出し、新聞社Aの記事枠38kにリンクさせる。こ
の様にして、コンテンツ編集・生成モジュール68g
は、新聞社Aのそれぞれの記事枠38i、38j、38
k、・・・・・について、各記事枠38i、38j、38
k、・・・・・にリンク可能な新聞社B、新聞社Cの対応す
る記事枠をそれぞれ抽出し、各記事枠38i、38j、
38k、・・・・・毎に、他の新聞社B、C、・・・・・の同一若
しくは関連記事内容のファイルを作成する。より一般的
には、メタデータベースサーバを1つ設け、新聞社A、
新聞社B、新聞社C、・・・・・に対応したローカルなデー
タベース(レガシーデータベース)の表現形式(各ロー
カルデータベース毎に異なる表現で構わない)をメタデ
ータベースの形式に変換するようにすればよい。例え
ば、メタレベルで基本演算子(プリミティブ)を用意
し、検索処理すればよい。
【0068】更に、コンテンツ編集・生成モジュール6
8gは、キーワード発生モジュール68jの発生したキ
ーワードを用いて、検索サーバ40aに新聞社Aデータ
ベース41aにより、新聞社Aの新聞紙の他の紙面の関
連記事を検索させる。そして、新聞社Aの他の紙面に関
連内容の記事枠が抽出された場合は、この抽出された記
事枠を新聞社Aのもとの記事枠にリンクさせる。即ち、
新聞社Aの新聞紙の他の紙面の関連記事も、対応する他
の新聞社B、C、・・・・・の関連記事が格納されたファイ
ルに格納する。このようにして、コンテンツ編集・生成
モジュール68gは、複数の記事枠38i、38j、3
8k、・・・・・のそれぞれについて、各記事枠38i、3
8j、38k、・・・・・に対応した他の新聞社B、C、・・・
・・記事及び、新聞社Aの新聞紙の他の紙面の関連記事を
リンクした複数のコンテンツからなるファイルを作成す
る。このファイルには、各記事枠38i、38j、38
k、・・・・・自身の記事内容も含まれる。同時に、このフ
ァイルに含まれるコンテンツの目次となる「配信メニュ
ー」も作成する。配信メニューには、各新聞社名や有料
/無料等の表示が含まれる。複数のコンテンツからなる
ファイル及び配信メニューは、コンテンツ記憶装置(新
聞記事データベース)33に格納される。
【0069】コンテンツ編集・生成モジュール68gが
作成した配信メニューは、配信メニュー表示モジュール
68kにより、通信ネットワーク26を介して、携帯情
報機器32a、32b送信される。コンテンツ選択信号
受信モジュール68fは、携帯情報機器32a、32b
から送信されたコンテンツ選択信号を受信する(即ち、
携帯情報機器32a、32bは、その表示装置2に表示
された配信メニューの内の少なくとも1を選択して、コ
ンテンツ選択信号を新聞社Aクリップ配信サーバ78a
に送信する。)。コンテンツ決定モジュール68hは、
クリップコード35i、35j、35k、・・・・・の二次
元コード若しくは二次元コードに対応した文字コード及
びコンテンツ選択信号に従い配信するコンテンツを配信
メニューの内から決定する。コンテンツ配信モジュール
68iは、許可モジュール68eにより配信を許可され
た場合は、コンテンツ決定モジュール68hにより決定
されたコンテンツを、配信先データにしたがって所望の
配信先に配信する。
【0070】図示を省略しているが、第2の実施の形態
に係る新聞社Bクリップ配信サーバ78b及び新聞社C
クリップ配信サーバ78cも、図8と同様な入力装置5
1、出力装置52、一時記憶装置53、処理制御装置
(CPU)68、登録個人情報記憶装置69及びコンテ
ンツ記憶装置(新聞記事データベース)33を具備して
いる。そして、新聞社Bクリップ配信サーバ78b及び
新聞社Cクリップ配信サーバ78cの処理制御装置(C
PU)68は、図8と同様に、通信ネットワーク接続モ
ジュール68a、識別コード受信モジュール68b、個
人情報受信モジュール68c、配信先データ受信モジュ
ール68d、許可モジュール68e、コンテンツ選択信
号受信モジュール68f、コンテンツ編集・生成モジュ
ール68g、コンテンツ決定モジュール68h、コンテ
ンツ配信モジュール68i、キーワード発生モジュール
68j、配信メニュー表示モジュール68kを備えてい
る。
【0071】次に、図9を用いて、第2の実施の形態に
係る新聞記事クリップ配信方法の手順を、新聞社Aの新
聞紙上で、特定の記事枠記事38kをクリップする場合
について説明する。
【0072】(イ)先ず、新聞社Aは、被印刷基体であ
る新聞社Aの新聞紙の上に、複数の記事枠38i、38
j、38k、・・・・・を設定し、この複数の記事枠38
i、38j、38k、・・・・・の内部に第1の薄膜層を用
いた文字の配列により記事を、第2の薄膜層により、画
像コードユニット(クリップコード)35i、35j、
35k、・・・・・を配置する。第1の実施の形態で説明し
たように、画像コードユニットは二次元コードと、この
二次元コードの内容を解説するテキスト文(解説コー
ド)の組からそれぞれ構成されているので、印刷物の編
集の担当者は、印刷物の校正のときに、正しい二次元コ
ードが記事枠38i、38j、38k、・・・・・添付され
ているか否かを確認する。さらにこの新聞社Aの新聞紙
の記載内容は電子データ(新聞社Aデータベース)41
aとして、仮想共有新聞記事記憶装置42aに格納され
る。また、新聞社Aと予め契約した新聞社Bも同様に、
新聞社Bの仮想共有新聞記事記憶装置42bに新聞社B
データベース41bを格納する。更に、新聞社Aと予め
契約した新聞社Cは、新聞社Cの仮想共有新聞記事記憶
装置42cに新聞社Cデータベース41cを格納する。
そして、新聞社Aクリップ配信サーバ78aの処理制御
装置(CPU)68に内蔵されたキーワード発生モジュ
ール68jは、新聞社Aの新聞紙30の記事枠38i、
38j、38k、・・・・・のそれぞれに対応するキーワー
ドを発生させる。コンテンツ編集・生成モジュール68
gは、キーワード発生モジュール68jの発生したキー
ワードに従い、検索サーバ40aに仮想共有新聞記事記
憶装置42aに格納された新聞社Bデータベース41
b、新聞社Cデータベース41c、・・・・・を検索させ
る。この検索は現実には、通信ネットワーク26を介し
て、新聞社Bデータベース41b、新聞社Cデータベー
ス41cを検索する。そして、新聞社Aのコンテンツ編
集・生成モジュール68gは、新聞社Aのそれぞれの記
事枠38i、38j、38k、・・・・・について、各記事
枠38i、38j、38k、・・・・・にリンク可能な新聞
社B、新聞社Cの対応する記事枠を、キーワードを用い
てそれぞれ抽出し、各記事枠38i、38j、38k、
・・・・・毎に、他の新聞社B、C、・・・・・の同一若しくは関
連記事内容のファイルを作成する。キーワードには、既
に説明したような記事内容に関係する時間データ(発生
日時)や、国会、特定の球場、会議場等の空間データ
(場所)が含まれる。更に、新聞社Aのコンテンツ編集
・生成モジュール68gは、キーワードを用いて、新聞
社Aデータベース41aに格納された新聞社Aの新聞紙
の他の紙面の関連記事を検索させる。そして、新聞社A
の他の紙面に関連内容の記事枠が抽出された場合は、こ
の抽出された記事枠を新聞社Aのもとの記事枠に相互に
リンクさせる。このようにして、新聞社Aのコンテンツ
編集・生成モジュール68gは、新聞社Aの複数の記事
枠38i、38j、38k、・・・・・のそれぞれについ
て、対応した他の新聞社B、C、・・・・・の記事及び、新
聞社Aの新聞紙の他の紙面の関連記事をリンクした複数
のコンテンツからなるファイルを作成する。このファイ
ルには、新聞社Aの各記事枠38i、38j、38k、
・・・・・自身の記事内容も含まれる。同時に、このファイ
ルに含まれるコンテンツの目次となる新聞社Aの配信メ
ニューも作成する。新聞社Aの配信メニューには、それ
ぞれの新聞社名や各コンテンツの配信料が有料/無料で
あるか等の表示が含まれる。複数のコンテンツからなる
ファイル及び配信メニューは、新聞社Aのコンテンツ記
憶装置(新聞記事データベース)33に格納される。新
聞社Aクリップ配信サーバ78aのコンテンツ記憶装置
33aは、このコンテンツ編集・生成モジュール68g
により編集され、生成された互いにリンクした複数のコ
ンテンツ(配信メニュー)を予め格納しておく。ダイナ
ミカルに変化するコンテンツの場合は、時々刻々、互い
にリンクしたコンテンツを編集・生成することになる。
【0073】(ロ)そして、ここでは、ステップS31
において、コード読み取りアタッチメント31により、
新聞社Aの新聞紙30上の記事枠38kをクリッピング
すると仮定する。例えばクリップコード35kに、図5
に示すコード読み取りアタッチメント31の当接部14
3を押し当て、クリップコード35kの二次元コードを
読み取る。読み取られたクリップコード35kの二次元
コードは、コード読み取りアタッチメント31の処理制
御装置10を介して、コード読み取りアタッチメント3
1に内蔵された一時記憶装置13(図4参照)に記憶さ
れる。
【0074】(ハ)次に、ステップS32において、コ
ード読み取りアタッチメントに内蔵された二次元コード
解読手段10bにより、一時記憶装置13に記憶された
クリップコード35kの二次元コードを解析する。更
に、コード読み取りアタッチメント31の二次元コード
変換手段10cにより、二次元コードを文字コードに変
換する。変換された文字コードを再び一時記憶装置13
に記憶する。ここで得られる文字コードは、新聞紙名、
発行年月日、その記事枠38kの掲載ページ、記事枠3
8k固有の記事IDコード、クリッピング依頼先事業者
のネットアドレスなどである。
【0075】(ニ)次に、ステップS33において、コ
ード読み取りアタッチメント31の一時記憶装置13に
記憶された文字コードは携帯電話32cに送られる。そ
の後、携帯電話32cの電話機能制御手段10a、無線
装置4、アンテナ3等を使用してインターネットに接続
を行う。ステップS34において、記事枠38kに対応
した記事情報(コンテンツ)の識別情報、配信先データ
の送信を行う。したがって、新聞社Aクリップ配信サー
バ78aは、識別コード受信モジュール68bにより画
像コードユニット35kの二次元コードに対応した文字
コードを、配信先データ受信モジュール68dによりコ
ンテンツの配信先データを携帯電話32cを介して受信
する。同時に、新聞社Aクリップ配信サーバ78aの個
人情報受信モジュール68cは、携帯電話32cに記憶
された個人情報を受信する。
【0076】(ホ)次に、新聞社Aクリップ配信サーバ
78aの許可モジュール68eは、受信された個人情報
と既登録個人情報とを比較し、コンテンツの配信の許可
若しくは不許可を決定する。更に、ステップS35にお
いて、新聞社Aクリップ配信サーバ78aの配信メニュ
ー表示モジュール68は、画像コードユニット35kに
対応した配信メニューを携帯電話32cに送信し、配信
メニューを携帯電話32cの表示装置に表示させる。配
信メニューには、記事枠38kの記事内容に対応した他
の新聞社B、C、・・・・・の記事及び、新聞社Aの新聞紙
30の他の紙面に関連記事があれば、それらを一覧表の
形式で表示する。リンクした各コンテンツの配信料が有
料であるか無料であるかも表示されるので、この配信メ
ニューをみて、希望のコンテンツを携帯電話32cで入
力する。選択は複数の選択が可能で、配信メニューの全
部のコンテンツを選択することも可能である。
【0077】(ヘ)新聞社Aクリップ配信サーバ78a
のコンテンツ選択信号受信モジュール68fは、ステッ
プS36において、携帯電話32cから送信されたコン
テンツ選択信号を受信する。そして、コンテンツ決定モ
ジュール68hが、コンテンツ選択信号受信モジュール
68fが受信したコンテンツ選択信号に従い配信するコ
ンテンツを決定する。そして、許可モジュール68eに
より配信が許可された場合は、ステップS37におい
て、コンテンツ配信モジュール68iが、配信を決定し
たコンテンツを配信先データにしたがって所望の配信先
に配信する。
【0078】なお、新聞社Aの新聞紙の上の画像コード
ユニット(クリップコード)35i、35j、35k、
・・・・・に、記事枠38i、38j、38k、・・・・・の記事
内容に関連する日時、場所、人名などを含ませておいて
も良い。これらのキーワードをもとに、新聞社Aの検索
サーバ40aが、新聞社Aデータベース41a、新聞社
Bデータベース41b、新聞社Cデータベース41cに
アクセスし、キーワードから関連する記事情報(コンテ
ンツ)を検索するようにしても良い。この場合は、図8
のキーワード発生モジュール68jは省略できる。
【0079】更に、図9のように、リンクするコンテン
ツの一覧(配信メニュー)を携帯電話32cの表示装置
に表示させ、所望のコンテンツを選択するモードの他、
このような選択操作を省略し、リンクしたコンテンツは
全部、所望の配信先に送信するモードを採用しても良
い。
【0080】本発明の第2の実施の形態に係る新聞記事
クリップ配信システムによれば、新聞社A、新聞社B、
新聞社C、・・・・・のどの新聞紙であるか等の掲載媒体の
種類や形式に依存せずに、関連記事(コンテンツ)の検
索と、検索されたそれぞれのコンテンツのリンクが可能
となる。また、日時、場所、人名などをキーワードとし
た類似検索も可能となる。
【0081】又、検索の対象となるコンテンツは、新聞
記事に限らず、雑誌記事でも良く、更に、イベント情
報、催事情報、広告情報など情報媒体に掲載されている
情報でも構わない。この結果、強力な、記事、イベン
ト、アーカイブ、データベース等のメタ表現を実現する
ことが可能になる。
【0082】(第3の実施の形態)図10は、本発明の
第3の実施の形態に係る新聞記事をクリッピングするシ
ステムを説明するための模式図である。新聞紙30上の
各記事枠39l、39m、39nに、それぞれ二次元コ
ードとテキスト文の組からなるビデオコード36l、3
6m、36n、・・・・・が印刷されている。ビデオコード
36l、36m、36n、・・・・・の二次元コードには、
新聞紙名、発行年月日、その記事枠39l、39m、3
9n、・・・・・の掲載ページ、その記事枠39l、39
m、39n、・・・・・固有のビデオIDコード、クリッピ
ング依頼先サービス事業者のネットアドレスなどの情報
が記載されている。コード読み取りアタッチメント31
には、クリッピング配信のためのメールアドレス、或い
はクリッピング記事をアップするURL、依頼主を特定
するための情報などが予め格納されている。ステップS
41において、ユーザがコード読み取りアタッチメント
31で、記事特定の記事枠、例えば39nのビデオコー
ド36nを読み取ると、ステップS44において、その
記事枠39nの記事のクリッピング依頼が、携帯電話
(携帯情報機器)32cを介して、ビデオコード36n
に記述された該当ビデオのID、コード読み取りアタッ
チメント31内の依頼主のIDとともに、ビデオコード
36nに記述されたネットワークアドレスに基づき、そ
のサービスを実施するビデオクリップ配信サーバ29に
送信される。ビデオクリップ配信サーバ29は、ビデオ
クリップデータベース37から、該当ビデオクリップ
(動画)を選択し、ステップS45において、コード読
み取りアタッチメント31に接続された携帯電話32c
にビデオクリップをコンテンツとして配信する。
【0083】図11に示す第3の実施の形態に係る新聞
記事クリップ配信システムは、インターネット(通信ネ
ットワーク)26と、このインターネット(通信ネット
ワーク)26に接続されたビデオクリップ配信サーバ2
9、デジタル通信網27の中継処理装置22とから少な
くとも構成されている。
【0084】詳細な機能ブロック図を省略しているが、
第3の実施の形態に係るビデオクリップ配信サーバ29
は、図3に示す第1の実施の形態に係る新聞記事クリッ
プ配信サーバと同様に、入力装置、出力装置、一時記憶
装置、登録個人情報記憶装置、コンテンツ記憶装置(ビ
デオクリップデータベース)37及び処理制御装置(C
PU)を具備している。処理制御装置(CPU)は、通
信ネットワーク接続モジュールの他に、識別コード受信
モジュール、個人情報受信モジュール、配信先データ受
信モジュール、許可モジュール、コンテンツ編集・生成
モジュール、コンテンツ決定モジュール、コンテンツ配
信モジュール等を備えている。ここで、識別コード受信
モジュールは、複数の記事枠39l、39m、39n、
・・・・・を持つオフラインの情報記録媒体(新聞紙)30
の特定の記事枠39l、39m、39n、・・・・・に設け
られたこの記事枠39l、39m、39n、・・・・・を識
別するビデオコード36l、36m、36n、・・・・・の
それぞれの二次元コード、若しくはこの二次元コードに
対応した文字コードを携帯情報機器32a、32bを介
して受信する。個人情報受信モジュールは、携帯情報機
器32a、32bに記憶された個人情報を受信する。配
信先データ受信モジュールは、ビデオクリップの配信先
データを受信する。登録個人情報記憶装置は、既登録個
人情報を格納する。許可モジュールは、受信された個人
情報と既登録個人情報とを比較し、コンテンツの配信の
許可若しくは不許可を決定する。コンテンツ編集・生成
モジュールは、各記事枠39l、39m、39n、・・・・
・に、それぞれリンクした少なくとも1のビデオクリッ
プ(コンテンツ)を編集・生成する。コンテンツ記憶装
置(ビデオクリップデータベース)37は、このコンテ
ンツ編集・生成モジュールにより編集され、生成された
複数のビデオクリップを格納する。コンテンツ決定モジ
ュールは、ビデオコード36l、36m、36n、・・・・
・のそれぞれの二次元コード(若しくは二次元コードに
対応する文字コード)に従い配信するビデオクリップを
決定する。コンテンツ配信モジュールは、許可モジュー
ルにより配信を許可された場合は、コンテンツ決定モジ
ュールにより決定されたビデオクリップを、配信先デー
タにしたがって所望の配信先に配信する。
【0085】なお、ビデオクリップ以外に、第1の実施
の形態で説明したような他のコンテンツの内容、即ち配
信メニューを選択して配信するようにしても良い。この
場合は、コンテンツ編集・生成モジュールは、各記事枠
39l、39m、39n、・・・・・に、それぞれリンクし
て、ビデオクリップ以外に少なくとも他の1のコンテン
ツを編集・生成し、これをコンテンツ記憶装置(ビデオ
クリップデータベース)37に格納しておく。そして、
第1の実施の形態と同様に、対応して準備された複数の
コンテンツの内のどれを選択するかを指示するコンテン
ツ選択信号を受信するコンテンツ選択信号受信モジュー
ルを具備するようにすれば良い。コンテンツ決定モジュ
ールは、ビデオコード36l、36m、36n、・・・・・
のそれぞれの二次元コード(若しくは二次元コードに対
応する文字コード)及びコンテンツ選択信号に従い配信
するコンテンツを決定するようになる。
【0086】中継処理装置22は、デジタル通信網27
により移動通信加入者交換機23a、23bに接続さ
れ、この移動通信加入者交換機23a、23bは、それ
ぞれ、無線中継器24a、24b、24c、24dに接
続されている。第2の実施の形態に係る新聞記事クリッ
プ配信システムにおいては、更に無線中継器24a、2
4b、24c、24dに、携帯情報機器32a、32b
が接続されている。これらの携帯情報機器32a、32
bは、図3と同様に、それぞれビデオコード36l、3
6m、36n、・・・・・の二次元コードを読み取る二次元
コード解読手段及び二次元コード変換手段を備えてい
る。携帯情報機器32aから発信された情報は、無線中
継器24a、24b、24c、24d及び移動通信加入
者交換機23a、23bを介して、中継処理装置22に
送信される。中継処理装置22は、インターネット26
とデジタル通信網27のデータの仲介を行う。
【0087】次に、図12を用いて、第3の実施の形態
に係る新聞記事クリップ配信方法の手順を説明する。
【0088】(イ)先ず、被印刷基体である新聞紙30
の上に、複数の記事枠39l、39m、39n、・・・・・
を設定し、この複数の記事枠39l、39m、39n、
・・・・・の内部に第1の薄膜層を用いた文字の配列により
記事を、第2の薄膜層により、画像コードユニット(ビ
デオコード)36l、36m、36n、・・・・・を配置す
る。画像コードユニットは二次元コードと、この二次元
コードの内容を解説するテキスト文(解説コード)の組
からそれぞれ構成されているので、印刷物の編集の担当
者は、印刷物の校正のときに、正しい二次元コードが記
事枠39l、39m、39n、・・・・・添付されているか
否かを確認する。この様な印刷物の校正を経て、本発明
の第2の実施の形態に係る情報記録媒体30が用意され
る。一方、ビデオクリップ配信サーバ29のコンテンツ
編集・生成モジュールは、複数の記事枠39l、39
m、39n、・・・・・に対し、それぞれ対応したビデオク
リップ(動画)を編集・生成し、これをコンテンツ記憶
装置(ビデオクリップデータベース)37に予め格納し
ておく。ダイナミカルに変化するビデオクリップの場合
は、時々刻々、必要なビデオクリップを編集・生成する
ことになる。したがって、コンテンツ記憶装置(ビデオ
クリップデータベース)37に格納されるビデオクリッ
プは、一般には、時々刻々、変化するビデオクリップで
ある。そして、ステップS41において、図5に示すコ
ード読み取りアタッチメント31により、新聞紙30上
の各記事枠39l、39m、39n、・・・・・毎に配置さ
れたビデオコード36l、36m、36n、・・・・・の
内、特定のビデオコード、例えば36nをクリッピング
する。このビデオコード36nが貼られる記事枠39n
は、例えば、野球のホームラン、相撲の決まり手、ボク
シングのKOシーン、サッカーのゴールシーンやニュー
スのインタビュー、事故現場の中継など、読者がビデオ
画像に興味を抱くような記事が記載された特定の記事枠
39nである。読み取られたビデオコード36nの二次
元コードは、コード読み取りアタッチメント31の処理
制御装置10を介して、コード読み取りアタッチメント
31に内蔵された一時記憶装置13(図4参照)に記憶
される。
【0089】(ロ)次に、ステップS42において、コ
ード読み取りアタッチメントに内蔵された二次元コード
解読手段10bにより、一時記憶装置13に記憶された
ビデオコード36nの二次元コードを解析する。更に、
コード読み取りアタッチメント31の二次元コード変換
手段10cにより、二次元コードを文字コードに変換す
る。変換された文字コードを再び一時記憶装置13に記
憶する。ここで得られる文字コードは、新聞紙名、発行
年月日、その記事枠39nの掲載ページ、記事枠39n
に固有の記事IDコード、クリッピング依頼先事業者の
ネットアドレスなどである。
【0090】(ハ)次に、ステップS43において、コ
ード読み取りアタッチメント31の一時記憶装置13に
記憶された文字コードは携帯電話32cに送られる。そ
の後、携帯電話32cの電話機能制御手段10a、無線
装置4、アンテナ3等を使用してインターネットに接続
を行い、記事枠36nに対応した記事情報(コンテン
ツ)の識別情報、配信先データの送信を行う。ステップ
S44において、ビデオクリップ配信サーバ29は、識
別コード受信モジュールにより画像コードユニット36
nの二次元コードに対応した文字コードを、配信先デー
タ受信モジュールによりビデオクリップ(動画)の配信
先データを携帯電話32cを介して受信する。同時に、
ビデオクリップ配信サーバ29の個人情報受信モジュー
ルは、携帯電話32cに記憶された個人情報を受信す
る。
【0091】(ニ)次に、ステップS45において、ビ
デオクリップ配信サーバ29の許可モジュールは、受信
された個人情報と既登録個人情報とを比較し、ビデオク
リップの配信の許可若しくは不許可を決定する。更に、
コンテンツ決定モジュールが、ビデオクリップ配信サー
バ29は画像コードユニット36nに対応した文字コー
ドに従い配信するビデオクリップ(動画)を決定する。
そして、配信が許可された場合は、コンテンツ配信モジ
ュールが、配信を決定したビデオクリップを配信先デー
タにしたがって所望の配信先に配信する。ユーザは、そ
の場で新聞記事に対応したビデオ映像を見ることが出来
る。その後、S46においてインターネットの接続を切
断する。
【0092】配信されるビデオクリップ(動画)は、新
聞記事関連に限らず、映画の宣伝の劇場予告、テレビ番
組のワンシーンなどあらゆる広告に利用可能である。番
組宣伝の場合はスポンサー情報も同時に流すように工夫
することも可能である。又、あらゆる商品・サービス広
告に対し、ビデオクリップとしてCMフィルム(通常1
5秒程度)を流すことも可能であり、宣伝のプレゼンス
を飛躍的に高めることが出来る。
【0093】又、ビデオクリップをその場で携帯画面な
どにダウンロードして見るモデルは、G3携帯電話(I
MT2000対応)に対し恒常的にコンテンツを供給す
ることになり、回線使用量が激増するため、携帯事業者
にとって極めて有用なサービスとなりうる。
【0094】又、ビデオクリップは、画像コードユニッ
トに限らず音声情報をリアルタイムでダウンロードする
ことも含む。例えば、音楽雑誌のヒット曲チャートから
CD曲をダウンロードすることも可能となる。
【0095】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態として、第1〜第3の実施の形態で説明した記事
クリッピングシステムを、画像コードユニットの印刷さ
れた広告に利用する。
【0096】本発明の第4の実施の形態に係る「解説コ
ード」は、二次元コードの内容を解説するテキスト文の
他に、等価的に二次元コードの内容の解説として機能す
る視認可能な商品の画像(ビジュアル画像)が含まれ
る。即ち、視認可能な画像として、商品の写真、商品の
ロゴ、商品のイラストなどを、二次元コードに併記して
いる。
【0097】広告宣伝のビラに掲載された複数の商品の
それぞれに対応した記事枠に資料請求コード(画像コー
ドユニット)をそれぞれ添付しておく。この内の所望の
資料請求コードを本発明の情報処理機器若しくはそのコ
ード読み取りアタッチメントでクリッピングすると、コ
ード読み取りアタッチメントからの個人情報(氏名、送
付先)に基づき対応する所望の商品に関する詳細情報等
の資料の送付、電子メールでの配信を行う。パソコン、
家電、家具などの商品の広告であれば、画像コードユニ
ットを用い、直接発注することが可能である。コンサー
ト、イベント、ツアーなどの広告であれば対応する詳細
情報を配信し、更に、予約、申し込みを行う。申し込み
の際は、チケットの送付、或いはチケットの代わりに特
定のチケットに対応する固有番号の発行、メールの配信
などを行う。固有番号を発行した場合は、その番号をチ
ケット代わりに使うことが可能である。チェックはデー
タベースを利用すれば可能である。
【0098】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態として、第1〜第3実施の形態で説明した記事ク
リッピングシステムを、二次元コードとテキスト文の組
からなる画像コードユニットの印刷された雑誌に利用す
る。図13に示すように、雑誌の紙面の特定の記事枠に
画像コードユニット44p、44q、44r、・・・・・、
44xを添付する。比較的関連性のある雑誌(雑誌A、
雑誌B、雑誌)に対する、資料請求用画像コードユニッ
ト44p、44s、44v、購読申し込み用画像コード
ユニット44q、44t、44w、ホームページアクセ
ス用の画像コードユニット44r、44u、44xをつ
けて掲載している。例えば、ユーザが雑誌Aの資料請求
に対する画像コードユニット44pをクリッピングする
と、本発明の情報処理機器からの個人情報に基づき、雑
誌Aに関する資料(コンテンツ)の送付が行われる。
又、雑誌Aのホームページに対する画像コードユニット
44rをクリッピングすると、本発明のコード読み取り
アタッチメント31が接続されている携帯情報機器にホ
ームページ(コンテンツ)が表示される。
【0099】又、雑誌上だけでなく、出稿広告にも掲載
することが可能である。これにより広告価値があがるの
で、広告単価を高く設定出来る。
【0100】又、通常の雑誌紙面広告に加え、本発明の
情報処理機器経由でのクリック保証、資料請求保証型の
広告課金を行う。雑誌記事内にも取材内容に関連するサ
イトへのリンク用コードを埋め込んでおくことにより、
雑誌のパブリシティー効果を高める。
【0101】又、新規購読者獲得のため、IT関連用語
辞典をコンテンツとしてコード読み取りアタッチメント
経由で提供する。特定の記事の脚注などに簡単な解説と
その項目のURLコードを載せ、その記事枠に出て来る
用語の詳しい解説を、その記事枠毎のクリップコードを
クリッピングすることによりオンライン辞書上で提供す
る。或いは、特定の記事に対応した見出し語とコードの
みの小冊子を提供すれば、単体の目玉商品にもなること
が可能である。
【0102】(その他の実施の形態)本発明は第1〜第
5の実施の形態によって記載したが、この開示の一部を
なす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理
解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替
実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0103】第1〜第3の実施の形態において、本発明
のクリップコードやビデオコードは記事枠の内部にに印
刷されると説明したが、これは広告枠の中に印刷されて
も構わない。
【0104】又、第1〜第5の実施の形態においては、
本発明のクリップコードやビデオコードとなる「画像コ
ードユニット」を構成する「視認不可能な画像情報」を
二次元コードであるとして説明したが、「視認不可能な
画像情報」は二次元コードに限るものではない。「画像
コードユニット」を構成する「視認不可能な画像情報」
として、1次元バーコード、1.5次元バーコード、3
次元コード、カラーコード、ホログラム、電子透かし、
或いは、暗号等でも良い。新聞名、発行年月日、その記
事の掲載ページ、その記事枠固有の記事IDコード等を
表すことが可能であれば、種々の画像情報が使用可能で
ある。
【0105】又、本発明の「解説コード」は、二次元コ
ードの内容を解説するテキスト文の他に、第4の実施の
形態で述べたような視認可能な画像(ビジュアル画像)
でも良い。即ち、視認可能な画像として、写真、ロゴ、
イラストなどを、二次元コードに併記することも可能で
ある。
【0106】図14に画像コードユニットの例を示す。
図14(a)は、「視認不可能な画像情報」としての二
次元コード46と「解説コード」として視認可能な画像
であるビジュアル画像47から構成される画像コードユ
ニット50aである。又、図14(b)は、「視認不可
能な画像情報」としての二次元コード46と「解説コー
ド」として視認可能な画像であるビジュアル画像47、
二次元コードの内容を解説した解説テキスト文45cか
ら構成される画像コードユニット50bである。この画
像コードユニット50bをクリッピングすると、ビジュ
アル画像47で示された製品の資料請求を行えること
が、視覚的に簡単に理解できる。
【0107】ビジュアル画像と二次元コードとを一つの
まとまり、即ち「情報の単位」とし、電子ドキュメント
として一体化しておくことにより、文化・情報の遺伝子
(「ミーム」と呼ばれるもの)を創造することが可能に
なる。
【0108】例えば、最新製品情報コードとして、特定
の製造メーカのパソコンの特定のシリーズ(例えば「L
シリーズ」とする。)の写真と二次元コードの組を、画
像コードユニットとして用意することにより、ミームを
創造することが可能になる。即ち、Lシリーズに係る画
像コードユニットを設定し、その画像コードユニット中
の二次元コードをクリックすると、いつもそのLシリー
ズに関する最新の情報を得られるように出来る。特に、
最近のように、製品・サービスのサイクルが短く、現行
機種の生産終了が短期でなされる場合に有効である。コ
ンピュータの製品寿命は3〜6月程度と言われている。
又、雑誌の製品寿命は週単位、若しくは月単位というよ
うに考えることも出来る。この様な現行機種の生産終了
が短期でなされ、次々と後継製品に置き換わってしまう
場合には、その製品・サービスのID(自己同一性)を
確保するのは極めて困難である。現在、ネットワーク上
のIDはURLであるが、ほとんどのURLは短期間で
死滅している。1年前のブックマークされたURLはほ
とんど消滅していると言われる。本発明の画像コードユ
ニットを用いることにより、その製品サービスのID
(自己同一性)を確保出来るようになる。即ち、ビジュ
アル画像、テキスト文、二次元コードの組により、画像
コードユニットを構成し、その製品サービスのIDを担
う情報単位を作っておくことにより、リアルワールドの
ブランドとネットワーク世界のブランドを一致させるこ
とが出来る。現在はURLがIDを担っているため、消
滅、或いは人に取られるなどの不具合がある。現実世界
では、社名、商標登録、著作権で保護されるが、インタ
ーネットのURLは早い者勝ちとなっているのが現状で
ある。本発明の画像コードユニットは、リアルワールド
とネットワーク世界で一貫したIDを与える情報の単位
であり、ミームを創造することが容易になるのである。
ビジュアル画像、テキスト文、二次元コードからなる画
像コードユニットを構成しておけば、同じものを雑誌、
新聞、ダイレクトメールなどに使用する場合、その都度
の編集作業無しに印刷することが出来る。
【0109】又、第1〜第5の実施の形態を包含するよ
うなコンテンツのストリーム配信も可能である。例え
ば、情報処理機器の入力装置を操作して、対応する(リ
ンク可能な)複数のコンテンツを選択するコンテンツ選
択信号を送信し、クリップ配信サーバのコンテンツ選択
信号受信モジュール68fが、このコンテンツ選択信号
を受信後、所望のコンテンツを選択するようにすれば良
い。例えば、第1の実施の形態のクリップコードと第2
の実施の形態のビデオコードとを同一の二次元コードで
形成し、情報処理機器の入力装置を用いて、コンテンツ
選択信号を送信すれば、所望のコンテンツを配信可能で
ある。更にはその記事に関連した用語の解説や過去の関
連記事を選択可能なように、コンテンツ選択信号を送信
するようにすることも可能である。
【0110】又、本発明の第1〜第5の実施の形態にお
いては、情報処理機器として携帯電話を用いて説明した
が、情報処理機器は携帯電話とは限らない。携帯電話の
他に、PHS、PDA、ノートパソコン、電子手帳等が
挙げられる。又、デジタルカメラを含むカメラ、ゲーム
機、カーナビゲーション機器、スキャナー、プリンタ等
の電子機器でも構わない。又更に、腕時計、眼鏡、ベル
ト、靴など身体に装着又は携行可能なものでも構わな
い。又更に、ネットワークに接続された固定電話、公衆
電話、デスクトップパソコン、テレビジョンなどの電化
製品でも構わない。固定情報処理機器の場合は、STB
等を介して実施することが可能である。冷蔵庫や電子レ
ンジであっても、STBに類似のアタッチメントの付加
等により本発明を適用可能である。
【0111】この様に、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したが
って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許
請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる
ものである。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、新聞・雑誌等のオフラ
インの情報記録媒体から、単純操作でオンラインのコン
テンツにリンクし、このリンクされた所望のコンテンツ
を通信ネットワークを介して配信するシステム、方法及
びこれに用いる情報記録媒体を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信システムの模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信システムのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信サーバのブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報機器
のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るコード読み取
りアタッチメントの構造(外観)を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信システムのフロー図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信システムのブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信サーバのブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る新聞記事クリ
ップ配信システムのフロー図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るビデオクリ
ップ配信システムの模式図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るビデオクリ
ップ配信システムのブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るビデオクリ
ップ配信システムのフロー図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係る画像コード
ユニットを添付した雑誌の紙面である。
【図14】本発明のその他の実施の形態に係る画像コー
ドユニットの例を示す模式図である。
【図15】画像コードユニットの例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 アンテナ 4 無線装置 5 音声処理装置 6 CODEC 7 送話装置 8 受話装置 9 データ記憶装置 10 処理制御装置 10a 電話機能制御手段 10b 二次元コード解読手段 10c 二次元コード変換手段 10d 情報配信データ編集手段 11 二次元コード読取装置 12 個人情報記憶装置 13 一時記憶装置 22 中継処理装置 23a、23b 移動通信加入者交換機 24a、24b、24c、24d 無線中継機 26 インターネット 27 デジタル通信網 28 新聞記事クリップ配信サーバ 29 ビデオクリップ配信サーバ 30 新聞紙 31 コード読み取りアタッチメント 32a、32b 携帯情報機器 32c 携帯電話(携帯情報機器) 33 新聞記事データベース(コンテンツ記憶装置) 33a、33b、33c コンテンツ記憶装置 34 パソコン 35i、35j、35k クリップコード(画像コード
ユニット) 36l、36m、36n ビデオコード(画像コードユ
ニット) 37 ビデオクリップデータベース(コンテンツ記憶装
置) 38i、38j、38k、39l、39m、39n 記
事枠 40a、40b、40c 検索サーバ 41a 新聞社Aデータベース 41b 新聞社Bデータベース 41c 新聞社Cデータベース 42a、42b、42c 仮想共有新聞記事記憶装置 44p、44q、44r、44s、44t、44u、4
4v、44w、44x画像コードユニット 45a、45b 解説コード 45c 解説テキスト文 46 二次元コード 46a マトリクス型二次元コード 46b スタック型二次元コード 47 ビジュアル画像 50a、50b 画像コードユニット 51 入力装置 52 出力装置 53 一時記憶装置 68 処理制御装置(CPU) 68a 通信ネットワーク接続モジュール 68b 識別コード受信モジュール 68c 個人情報受信モジュール 68d 配信先データ受信モジュール 68e 許可モジュール 68f コンテンツ選択信号受信モジュール 68g コンテンツ編集・生成モジュール 68h コンテンツ決定モジュール 68i コンテンツ配信モジュール 68j キーワード発生モジュール 68k 配信メニュー表示モジュール 69 登録個人情報記憶装置 78a 新聞社Aクリップ配信サーバ 78b 新聞社Bクリップ配信サーバ 78c 新聞社Cクリップ配信サーバ 132 コード 143 当接部 161 先端読み取り部 162 本体円柱部 163 LED発光部 164 電源スイッチ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記事枠を有する被印刷基体と、 前記複数の記事枠のそれぞれの内部において、前記被印
    刷基体の表面に配置された前記被印刷基体とは光学的反
    射特性の異なる材料からなる第1の薄膜層と、 前記記事枠の内部に、前記第1の薄膜層と共に前記被印
    刷基体の表面に配置され、且つ前記記事枠を識別する画
    像コードユニットを構成する、前記被印刷基体とは光学
    的反射特性の異なる材料からなる第2の薄膜層とから少
    なくともなり、前記画像コードユニットに含まれた画像
    情報を情報処理機器で光学的に読み取ることにより、通
    信ネットワーク上の前記記事枠に対応するコンテンツに
    リンクし、該コンテンツを前記通信ネットワークを介し
    て配信することを可能にしたことを特徴とする情報記録
    媒体。
  2. 【請求項2】 前記記事枠に係るコンテンツは、前記記
    事枠に配置された記事、該記事に関連した動画情報、該
    記事に関する最新情報、該記事に関する系列情報及び該
    記事に関する詳細情報の少なくともひとつを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記画像コードユニットは、視認不可能
    であるが機械的に自動認識可能な画像情報と、該画像情
    報の内容を視認可能なように解説する解説コードから構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記画像コードユニットは、二次元コー
    ドと、該二次元コードの内容を視認可能なように解説す
    る解説コードからなることを特徴とする請求項3に記載
    の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記解説コードは、前記二次元コードの
    内容を解説するテキスト文及び前記二次元コードの内容
    の解説として視認可能な画像の少なくとも一方であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情
    報記録媒体。
  6. 【請求項6】 サーバと複数の情報処理機器とが通信ネ
    ットワークを介して互いに通信可能なシステムに用いら
    れる前記サーバであって、 複数の記事枠を持つオフラインの情報記録媒体の特定の
    記事枠に設けられた該記事枠を識別する画像コードユニ
    ット中の画像情報若しくは該画像情報に対応した文字コ
    ードを前記情報処理機器を介して受信する識別コード受
    信モジュールと、 前記情報処理機器に記憶された個人情報を受信する個人
    情報受信モジュールと、 既登録個人情報を格納する登録個人情報記憶装置と、 前記受信された個人情報と前記既登録個人情報とを比較
    し、コンテンツの配信の許可若しくは不許可を決定する
    許可モジュールと、 前記各記事枠にそれぞれリンクするコンテンツを編集・
    生成するコンテンツ編集・生成モジュールと、 該コンテンツ編集・生成モジュールにより編集され、生
    成された複数のコンテンツを格納するコンテンツ記憶装
    置と、 コンテンツの配信先データを受信する配信先データ受信
    モジュールと、 前記画像コードユニット中の画像情報若しくは該画像情
    報に対応した文字コードに従い配信するコンテンツを決
    定するコンテンツ決定モジュールと、 前記許可モジュールにより許可された場合は、前記コン
    テンツ決定モジュールにより決定されたコンテンツを、
    前記配信先データにしたがって所望の配信先に配信する
    コンテンツ配信モジュールとを備えることを特徴とする
    クリップ配信サーバ。
  7. 【請求項7】 前記各記事枠にそれぞれリンクする複数
    のコンテンツの内の少なくとも1を選択するコンテンツ
    選択信号を受信するコンテンツ選択信号受信モジュール
    を更に具備し、 前記コンテンツ編集・生成モジュールは、前記各記事枠
    にそれぞれリンクする複数のコンテンツを編集・生成
    し、前記コンテンツ記憶装置に格納し、前記コンテンツ
    決定モジュールは、前記画像コードユニット中の画像情
    報若しくは該画像情報に対応した文字コードに加え、前
    記コンテンツ選択信号を考慮して配信するコンテンツを
    決定することを特徴とする請求項6記載のクリップ配信
    サーバ。
  8. 【請求項8】 前記識別コード受信モジュールが受信し
    た情報を基礎として、複数のコンテンツを検索し、前記
    各記事枠にそれぞれリンク可能なコンテンツを抽出する
    検索サーバに接続されていることを特徴とする請求項6
    記載のクリップ配信サーバ。
  9. 【請求項9】 前記画像コードユニットの画像情報を解
    読するデータ解読手段と、 前記画像情報を文字コードに変換するコード変換手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれか
    1項記載のクリップ配信サーバ。
  10. 【請求項10】 サーバと複数の情報処理機器とが通信
    ネットワークを介して互いに通信可能なシステムにおい
    て、前記サーバが、 複数の記事枠を持つオフラインの情報記録媒体の特定の
    記事枠に設けられた該記事枠を識別する画像コードユニ
    ット中の画像情報若しくは該画像情報に対応した文字コ
    ードを前記情報処理機器を介して受信するステップと、 前記情報処理機器に記憶された個人情報を受信するステ
    ップと、 前記受信された個人情報と既登録個人情報とを比較し、
    コンテンツの配信の許可若しくは不許可を決定する許可
    ステップと、 コンテンツの配信先データを受信するステップと、 前記画像コードユニット中の画像情報若しくは該画像情
    報に対応した文字コードに従い配信するコンテンツを決
    定する配信コンテンツ決定ステップと、 前記許可ステップにより許可された場合は、前記配信コ
    ンテンツ決定ステップにより決定されたコンテンツを、
    前記配信先データにしたがって所望の配信先に配信する
    ステップとを実行することを特徴とするクリップ配信方
    法。
  11. 【請求項11】 前記記事枠に対応した複数のコンテン
    ツの内の少なくとも1を選択するコンテンツ選択信号を
    受信するステップを更に具備し、 前記配信コンテンツ決定ステップは、前記画像コードユ
    ニット中の画像情報若しくは該画像情報に対応した文字
    コードに加え、前記コンテンツ選択信号を考慮して、配
    信するコンテンツを決定することを特徴とする請求項1
    0記載のクリップ配信方法
  12. 【請求項12】 前記サーバが、 前記画像コードユニットの画像情報を解読するステップ
    と、 前記画像情報を文字コードに変換するステップとを更に
    実行することを特徴とする請求項10又は11記載のク
    リップ配信方法。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツ選択信号に基づき、前
    記記事と同一内容のコンテンツを送信することを特徴と
    する請求項11又は12に記載のクリップ配信方法。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツ選択信号に基づき、前
    記記事に関連するが、前記記事とは異なる内容のコンテ
    ンツを送信することを特徴とする請求項11又は12記
    載のクリップ配信方法。
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