JP2003035907A - 液晶表示セル封止装置及び封止方法 - Google Patents

液晶表示セル封止装置及び封止方法

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JP2003035907A JP2001223907A JP2001223907A JP2003035907A JP 2003035907 A JP2003035907 A JP 2003035907A JP 2001223907 A JP2001223907 A JP 2001223907A JP 2001223907 A JP2001223907 A JP 2001223907A JP 2003035907 A JP2003035907 A JP 2003035907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示セルの割れや欠けを防止して安定し
た処理を行うことができ、複数箇所の塗布動作を同時に
効率よく行い、多品種に対応することもできる液晶表示
セル封止装置及び封止方法を提供する。 【解決手段】 隣接する液晶注入済みの液晶表示セル2
の間にシート状弾性体4を介装させながら複数の液晶表
示セル2を積層する加圧治具1と、加圧治具1を保持す
る保持手段9、10と、加圧治具1に積層されている液
晶表示セル2の位置決め手段11と、位置決め手段11
によって位置決めされた複数の液晶表示セル2の位置決
め状態を解除した後、複数の液晶表示セル2をシート状
弾性体4を介して加圧する加圧手段19とを備えた液晶
表示セル封止装置及び封止方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子セル
の封止装置及び封止方法に関し、特に、液晶表示セルの
注入孔封止工程において、短冊状のパネルに複数配置し
た液晶注入済み液晶表示素子セルの注入孔に封止剤を塗
布し、硬化させてその注入孔を封止する封止装置及び封
止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示セルの注入孔封止工程におい
て、液晶表示セルへの加圧力を最適状態にして、セルの
損傷や封止状態のばらつき等による歩留まりの低下を防
止するため、特開2000−147525号公報に記載
の液晶表示素子セル封止装置は、加圧治具を取り込み、
液晶表示セルを積層方向に加圧してギャップを均一に補
正及び減圧し、封止剤の入り込み量を制御する加圧機構
を有する。
【0003】そして、この液晶表示セルの注入孔封止工
程は、加圧によってしみ出た余剰液晶を取り除くための
拭き取りユニット、液晶表示セルの注入孔に封止剤を塗
布する塗布ユニット、及び塗布した封止剤を硬化させる
紫外線照射ユニットからなる封止工程と、液晶表示セル
を位置決めしながら積層し、スプリングによって初期加
圧状態で液晶表示セルを保持する加圧治具、加圧治具を
封止工程にセットするロードユニット、セットを解除す
るアンロードユニットからなる移載工程で構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の液
晶表示セル封止装置及び封止方法においては、流体シリ
ンダの圧力を加圧プレートより積層している短冊状パネ
ルに加えると、クッションゴム及び樹脂シートにも圧力
が加わり積層方向に縮む。これによって、短冊状パネル
が積層方向に移動し、液晶表示セルが位置決めブロック
に接触しながら積層方向に移動するため、接触している
箇所に局部的に負荷がかかり、積層された複数の液晶表
示セルで構成されている短冊状パネルに初期加圧あるい
は加圧を行うときに割れや欠けを発生させるおそれがあ
るという問題があった。
【0005】また、上記従来の液晶表示セル封止装置に
おいては、封止剤の塗布動作時に積層している液晶表示
セル毎に高さ検出動作を行っているため、塗布作業に長
時間を要し、液晶表示セルの生産性が低いという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明は上記従来の液晶表示セル
封止装置及び封止方法における問題点に鑑みてなされた
ものであって、液晶表示セルの注入孔封止工程におい
て、液晶表示セルの割れや欠けを防止して安定した処理
を行うことができるとともに、複数箇所の塗布動作を同
時に効率よく行い、かつ多品種に対応することもできて
生産性の高い液晶表示セル封止装置及び封止方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、液晶表示セルの液晶注入孔
を封止する液晶表示セル封止装置において、隣接する液
晶注入済みの液晶表示セルの間にシート状弾性体を介装
させながら複数の液晶表示セルを積層する加圧治具と、
該加圧治具を保持する保持手段と、該加圧治具に積層さ
れている液晶表示セルの位置決め手段と、該位置決め手
段によって位置決めされた複数の液晶表示セルの位置決
め状態を解除した後、該複数の液晶表示セルを前記シー
ト状弾性体を介して加圧する加圧手段とを備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
晶表示セル封止装置において、前記位置決め手段は、前
記加圧治具に積層された前記複数の液晶表示セルに設け
られている液晶注入孔を有する辺を一定の位置に位置決
めすることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の液晶表示セル封止装置において、前記複数の液晶
表示セルの液晶注入孔に封止剤を塗布する塗布ユニット
が、複数の封止剤容器を有することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の液
晶表示セル封止装置において、前記複数の封止剤容器
が、各々独立して上下方向に動作可能であることを特徴
とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項3または4
記載の液晶表示セル封止装置において、前記複数の封止
剤容器が、各々独立して水平方向に動作可能であること
を特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、液晶表示セルの液
晶注入孔を封止する液晶表示セル封止方法において、隣
接する液晶注入済みの液晶表示セルの間にシート状弾性
体を介装させながら複数の液晶表示セルを積層し、該積
層した液晶表示セルを位置決めし、該位置決めされた複
数の液晶表示セルの位置決め状態を解除した後、該複数
の液晶表示セルを前記シート状弾性体を介して加圧する
ことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の液
晶表示セル封止方法において、前記複数の液晶表示セル
に設けられている液晶注入孔を有する辺を一定の位置に
位置決めすることを特徴とする。
【0014】そして、請求項1または請求項6記載の発
明によれば、一旦位置決めされた複数の液晶表示セルの
位置決め状態を解除した後、シート状弾性体を介して複
数の液晶表示セルを加圧するため、シート状弾性体等、
加圧作業及び減圧作業時に加圧作業を行うシート状弾性
体等の構成要素以外に液晶表示セルに接触する構成要素
が存在せず、従来のように局部的に液晶表示セルに負荷
がかかることがなく、液晶表示セルの割れ、欠けを防止
することができる。
【0015】また、請求項2または請求項7記載の発明
によれば、複数の液晶表示セルに設けられている液晶注
入孔を有する辺を一定の位置に位置決めすることによ
り、液晶注入孔が塗布ユニットと常に一定の位置的関係
を保つことが可能となり、従来のように塗布動作前に液
晶表示セルの高さ検出動作を行わずとも、紫外線硬化封
止剤容器を直接塗布するための高さに移動できるため、
塗布作業に要する時間を短縮することができ、液晶表示
セルの生産性を向上させることができる。
【0016】請求項3記載の発明によれば、加圧作業終
了後、複数の封止剤容器によって同時に封止剤塗布作業
を行うことができるため、塗布作業に要する時間をさら
に短縮することができる。
【0017】請求項4または請求項5記載の発明によれ
ば、封止剤容器が各々独立して上下方向または水平方向
に移動できるため、加塗布作業を行うにあたって多品種
の液晶表示セルに対応することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる液晶表示セ
ル封止装置及び封止方法の実施の形態の具体例を図面を
参照しながら説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明にかかる液晶表示
セル封止装置の一実施例を示し、この液晶表示セル封止
装置は、大別して、図6に示した複数の液晶表示セル2
を有する短冊状パネル3を積層して収納する加圧治具1
を保持して所定位置に搬送する搬送ユニット5と、加圧
中に液晶表示セル2の注入孔30からしみ出てくる液晶
剤を拭き取るための拭き取りユニット8と、注入孔30
を封止するための封止剤を塗布する塗布ユニット6と、
液晶表示セル2に塗布した封止剤に紫外線を照射して封
止剤を硬化させる紫外線照射ユニット7とで構成され
る。
【0020】加圧治具1は、図3〜図5に示すように、
2枚のセットプレート31と、短冊状パネル3を積層す
るときに短冊状パネル3の間に挿入するシート状弾性体
としての樹脂シート4と、短冊状パネル3を積層すると
きに短冊状パネル3の幅方向の目安となる幅ガイド32
と、短冊状パネル3を積層するときに短冊状パネル3の
注入孔30が存在する辺を位置決めするためのストッパ
ブロック33とを有する。
【0021】搬送ユニット5は、図7〜図10に示すよ
うに、投入された加圧治具1を保持するためのストッパ
9と、ストッパ9に加圧治具1を固定するための保持手
段としてのアクチュエータ10とを有する。また、加圧
治具1に積層された液晶表示セル2を複数有する短冊状
パネル3の注入孔30の辺を一定位置にするための位置
決め手段としての基準シャフト11と、基準シャフト1
1を動作させるための第4直動アクチュエータ34と、
短冊状パネル3の注入孔30を有する辺を基準シャフト
11に接触させるための接触機構としての第1回転案内
12及び回転アクチュエータ13と、第1回転案内12
に取り付けられ回転アクチュエータ13により動作可能
な接触部品14とを有する。
【0022】さらに、加圧治具1に積層された短冊状パ
ネル3、樹脂シート4及びセットプレート31を整列さ
せるため、幅方向の位置決めを行う第1直動アクチュエ
ータ15と、第1直動アクチュエータ15の可動部に取
り付けられ、短冊状パネル3との接触部が回転可能な位
置決め部品16とを有する。
【0023】また、搬送ユニット5に投入された加圧治
具1の姿勢を変更するための第2回転案内17と、回転
のための駆動源となる第2直動アクチュエータ18とを
装備する。さらに、加圧手段としての複数の流体シリン
ダ19と、流体シリンダ19により動作し、流体シリン
ダ19の加圧力を積層した短冊状パネル3に伝えるため
の加圧プレート20を備える。
【0024】本実施例では、内径Φ40の流体シリンダ
19を7個装備している。これにより、約25kgfから
440kgfの加圧力を電気的に制御可能なレギュレータ
により得ることができる。また、搬送のための駆動源と
なる第1NCモータ21と、第1ボールねじ22と、図
示しない直動案内とを装備している。
【0025】塗布ユニット6は、図11及び図12に示
すように、X、Y、Z軸の3軸で構成する3軸直交ロボ
ット23と、3軸直交ロボット23の先端に取り付けら
れる第2NCモータ24と、左右ねじで構成する第2ボ
ールねじ25と、図示しない直動案内を装備している。
第2NCモータ24の第2ボールねじ25への駆動力の
伝達手段として、タイミングプーリ35及びタイミング
ベルト36が備えられる。また、第2ボールねじ25及
び直動案内の可動部に取り付けられる上下に動作可能な
第3直動アクチュエータ26を装備している。さらに、
第3直動アクチュエータ26の可動部に複数の封止剤容
器27を装備している。本実施例では3個の封止剤容器
27を備えている。また、封止剤容器27内の封止剤を
塗布する際、塗布量を制御するための吐出コントローラ
28を装備する。
【0026】紫外線照射ユニット7は、図1及び図2に
示すように、紫外線ランプ29と紫外線ランプ29の紫
外線光量を管理するための図示しない積算光量計を装備
している。
【0027】次に、上記構成を有する液晶表示セル封止
装置の動作について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0028】図6に示す封止工程を行う複数の液晶表示
セル2で構成する短冊状パネル3を、図3〜図5に示す
ように、樹脂シート4と交互に加圧治具1に積層する。
まず、加圧治具1の底板にセットプレート31を搭載
し、セットプレート31の上に樹脂シート4を搭載す
る。樹脂シート4上に短冊状パネル3を搭載する。以
降、樹脂シート4と短冊状パネル3を交互に積層し、最
上段の樹脂シート4上にセットプレート31を搭載して
積層作業を完了する。
【0029】この積層時において、液晶表示セル2の注
入孔30(図6参照)を有する辺を加圧治具の1のスト
ッパブロック33に接触させ、幅方向を幅ガイド32に
接触させる。次に、積層作業を完了し、図3〜図5の状
態となった加圧治具1を、図7〜図10に示した搬送ユ
ニット5に投入する。
【0030】図7〜図10に示すように、加圧治具1の
投入時には、搬送ユニット5は、加圧治具1を水平に投
入する姿勢となっている。また、液晶表示セル2の注入
孔30(図6参照)の辺を先頭にして搬送ユニット5に
投入する。
【0031】加圧治具1が投入されると、搬送ユニット
5のアクチュエータ10が加圧治具1をストッパ9に接
触するまで押圧する。これにより、加圧治具1をストッ
パ9とアクチュエータ10にて挟み込み、搬送ユニット
5に固定する。この時、基準シャフト11は後退してい
て、加圧治具1を保持した状態では短冊状パネル3、樹
脂シート4及びセットプレート31は基準シャフト11
に接触していない。
【0032】次に、パネル整列作業を行う。第1直動ア
クチュエータ15が動作して短冊状パネル3、樹脂シー
ト4及びセットプレート31の幅方向の位置決めを行
う。次に、第4直動アクチュエータ34を動作させ、基
準シャフト11にて短冊状パネル3、樹脂シート4及び
セットプレート31を加圧治具1のストッパブロック3
3から離す。
【0033】次に、加圧治具1の投入の際、間口を開け
るために待避していた接触部品14が回転アクチュエー
タ13により、第1回転案内12を中心にして回転運動
を行い、加圧治具1に積層されている短冊状パネル3、
樹脂シート4及びセットプレート31を基準シャフト1
1に押し当てる。この時、幅方向を位置決めしていた位
置決め部品16は回転可能なため、位置決め時に移動し
ても、短冊状パネル3に負荷はかからない。
【0034】パネル整列動作終了後、短冊状パネル3に
対して平面的に行った2次元のパネル整列を解除する。
まず、第1直動アクチュエータ15を動作させ、幅方向
の位置決めを解除する。次に、回転アクチュエータ13
を動作させ、基準シャフト11への位置決めを解除す
る。次に、第4直動アクチュエータ34を動作させ基準
シャフト11の位置決めを解除する。
【0035】パネル整列動作解除完了後、流体シリンダ
19を動作させ、液晶表示セル2のギャップを補正する
ための加圧とは別に設定された初期加圧力により、積層
された短冊状パネル3、樹脂シート4及びセットプレー
ト31を加圧プレート20にて押圧を加え固定する。流
体シリンダ19の初期加圧により、加圧プレート20に
て短冊状パネル3、樹脂シート4及びセットプレート3
1を固定後、第2直動アクチュエータ18を動作させ、
第2回転案内17を中心に搬送部を90°旋回(本実施
例では図9、10にて右回り)させ、液晶表示素子セル
2の注入孔30を上面に移動させる。旋回終了後、搬送
部の第1NCモータ21(図1参照)を動作させ、搬送
ユニット5を投入位置より拭き取りユニット8の直下に
移動させる。
【0036】搬送ユニット5の移動後、加圧作業を実行
する。複数個存在する流体シリンダ19に対して予め液
晶表示セル2毎に設定されているデータに基づき、図示
しないレギュレータを制御して、所定圧力の加圧気体を
流体シリンダ19に供給し、所定の圧力を所定時間液晶
表示セル2に加える。加圧作業中、液晶表示セル2の注
入孔30から染み出てくる余剰液晶剤を拭き取りユニッ
ト8にて拭き取る。
【0037】設定されているデータに基づく加圧作業終
了後、搬送ユニット5を塗布ユニット6直下に移動させ
る。本装置では、封止剤として紫外線硬化封止剤を使用
する。塗布ユニット6は、3個の紫外線硬化封止剤が入
った封止剤容器27を備える。短冊状パネル3は品種毎
で液晶表示セル2の取り数、注入孔30のピッチが異な
る。予め入力されている品種データに基づき、第2NC
モータ24(図12参照)を駆動して封止剤容器27を
所定ピッチに移動させる。3個の封止剤容器のうち中央
部封止剤容器は固定とし、両側の封止剤容器は、第2N
Cモータ24を駆動することにより、左右ねじである第
2ボールねじ25にて中央の封止剤容器27を中心に均
等に反対方向に移動する。また、品種により使用しない
封止剤容器27に関しては、第3直動アクチュエータ2
6により上方に待避させておく。
【0038】本実施例では、3つの封止剤容器27を装
備しているが、例えば、6個の液晶表示セル2で1つの
短冊状パネル3を構成している場合には、3個の封止剤
容器27を使用して1枚の短冊状パネル3に対して2回
塗布動作を行うことで対応する。4個の液晶表示セル2
で1つの短冊状パネル3を構成している場合には、2個
の封止剤容器27を使用し、1個の封止剤容器を待避さ
せ、2回塗布動作を行うことで対応する。塗布作業は搬
送ユニット5が塗布ユニット6直下に移動後、3軸ロボ
ット23により封止剤容器27を塗布開始位置まで移動
させる。封止剤容器27の移動後、3軸直交ロボット2
3のZ軸により封止剤容器27を塗布高さに移動させ
る。
【0039】加圧治具1を搬送ユニット5に投入後、搬
送ユニット5の基準シャフト11に対して短冊状パネル
3を整列させたことにより、短冊状パネル3に存在する
複数の注入孔30を有する辺の高さは、ばらつくことな
く常に一定となる。これにより、図11及び図12に示
した3軸直交ロボット23のZ軸による封止剤容器27
の塗布高さ移動位置は、数値管理が可能となり、短冊状
パネル3毎の高さ検出を行わずに済む。
【0040】品種データにて設定された封止剤容器27
のピッチ及び使用する封止剤容器27により順次塗布作
業を行う。紫外線硬化封止剤の塗布は、吐出コントロー
ラ28を制御し、吐出用気体を封止剤容器27に圧送し
て、封止剤容器27内の紫外線硬化封止剤を吐出させ
る。同時に3軸ロボットを動作させ、液晶表示セル2の
注入孔30に紫外線硬化封止剤を塗布する。この時、吐
出コントローラ28にて吐出用気体の圧力を調整して単
位時間当たりの紫外線硬化封止剤の吐出量を管理する。
【0041】塗布作業が完了すると減圧作業を行う。複
数個ある流体シリンダ19に対して予め液晶表示セル2
毎に設定されているデータに基づき、レギュレータを制
御して、所定圧力の加圧気体を流体シリンダ19に供給
して所定の圧力を所定時間液晶表示セル2に加える。次
に、液晶表示セル2の表示面を押圧している圧力を減圧
することにより、液晶表示セル2に塗布した紫外線硬化
封止剤の注入孔30に入り込む量を管理することがで
き、注入孔30を塞ぐことができる。
【0042】減圧作業終了後、搬送ユニット5を紫外線
照射ユニット7の紫外線ランプ29の直下に搬送し、搬
送後紫外線ランプ29を点灯し、液晶表示セル2に塗布
した紫外線硬化封止剤に一定量の紫外線を照射し、紫外
線硬化封止剤を硬化させる。紫外線硬化封止剤の硬化を
待って液晶表示セルの注入孔封止工程を終了する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶表示セルの注入孔封止工程において、液晶表示セル
の割れや欠けを防止して安定した処理を行うことができ
るとともに、複数箇所の塗布動作を同時に効率よく行
い、かつ多品種に対応することもできて生産性の高い液
晶表示セル封止装置及び封止方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる液晶表示セル封止装置を示す正
面図である。
【図2】図1の液晶表示セル封止装置を示す平面図であ
る。
【図3】図1の液晶表示セル封止装置における液晶表示
セルを積層するための加圧治具を示す正面図である。
【図4】図3の加圧治具を示す平面図である。
【図5】図3の加圧治具を示す側面図である。
【図6】図1の液晶表示セル封止装置によって取り扱う
液晶表示素子セル及び短冊状パネルを示す斜視図であ
る。
【図7】図1の液晶表示セル封止装置の搬送ユニットを
示す正面図である。
【図8】図7の搬送ユニットを示す平面図である。
【図9】図7の搬送ユニットを示す側面図である。
【図10】図7の搬送ユニットの側断面図である。
【図11】図1の液晶表示セル封止装置の塗布ユニット
を示す正面図である。
【図12】図11の塗布ユニットを示す平面図である。
【符号の説明】
1 加圧治具 2 液晶表示セル 3 短冊状パネル 4 樹脂シート 5 搬送ユニット 6 塗布ユニット 7 紫外線照射ユニット 8 拭き取りユニット 9 ストッパ 10 アクチュエータ 11 基準シャフト 12 第1回転案内 13 回転アクチュエータ 14 接触部品 15 第1直動アクチュエータ 16 位置決め部品 17 第2回転案内 18 第2直動アクチュエータ 19 流体シリンダ 20 加圧プレート 21 第1NCモータ 22 第1ボールねじ 23 3軸直交ロボット 24 第2NCモータ 25 第2ボールねじ 26 第3直動アクチュエータ 27 封止剤容器 28 吐出コントローラ 29 紫外線ランプ 30 注入孔 31 セットプレート 32 幅ガイド 33 ストッパブロック 34 第4直動アクチュエータ 35 タイミングプーリ 36 タイミングベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示セルの液晶注入孔を封止する液
    晶表示セル封止装置において、 隣接する液晶注入済みの液晶表示セルの間にシート状弾
    性体を介装させながら複数の液晶表示セルを積層する加
    圧治具と、 該加圧治具を保持する保持手段と、 該加圧治具に積層されている液晶表示セルの位置決め手
    段と、 該位置決め手段によって位置決めされた複数の液晶表示
    セルの位置決め状態を解除した後、該複数の液晶表示セ
    ルを前記シート状弾性体を介して加圧する加圧手段とを
    備えたことを特徴とする液晶表示セル封止装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記加圧治具に積
    層された前記複数の液晶表示セルに設けられている液晶
    注入孔を有する辺を一定の位置に位置決めすることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示セル封止装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の液晶表示セルの液晶注入孔に
    封止剤を塗布する塗布ユニットが、複数の封止剤容器を
    有することを特徴とする請求項1または2記載の液晶表
    示セル封止装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の封止剤容器が、各々独立して
    上下方向に動作可能であることを特徴とする請求項3記
    載の液晶表示セル封止装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の封止剤容器が、各々独立して
    水平方向に動作可能であることを特徴とする請求項3ま
    たは4記載の液晶表示セル封止装置。
  6. 【請求項6】 液晶表示セルの液晶注入孔を封止する液
    晶表示セル封止方法において、 隣接する液晶注入済みの液晶表示セルの間にシート状弾
    性体を介装させながら複数の液晶表示セルを積層し、 該積層した液晶表示セルを位置決めし、 該位置決めされた複数の液晶表示セルの位置決め状態を
    解除した後、該複数の液晶表示セルを前記シート状弾性
    体を介して加圧することを特徴とする液晶表示セル封止
    方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の液晶表示セルに設けられてい
    る液晶注入孔を有する辺を一定の位置に位置決めするこ
    とを特徴とする請求項6記載の液晶表示セル封止方法。
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