JP2003035524A - 3次元測定装置 - Google Patents
3次元測定装置Info
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Abstract
情報と、表面形状情報を、より良く相関がとれる形で、
高速かつ簡易に表示可能な、3次元測定装置を提供す
る。 【解決手段】試料8表面に照明光を照射し、その反射光
強度情報を得るとともに、試料表面形状情報を得る3次
元測定装置において、反射光強度情報を輝度情報に置き
換えると共に、試料表面形状情報を色度情報に置き換え
て、置き換えたこれらの情報を組み合わせて色情報を得
る信号処理手段17,18,19と、色情報信号を表示
するモニタ20とを有する。
Description
を測定して表示する3次元測定装置に関する。
取得してその焦点情報より試料の表面形状を得る画像測
定器や、共焦点光学系を用いて試料の表面形状を得るレ
ーザ顕微鏡等が知られている。これらの3次元測定装置
においては、試料の反射光強度情報と、表面形状情報を
得ることが出来る。そして、反射光強度情報は、通常の
2次元画像としてモニタに表示可能である。また、表面
形状情報は、高さに関する情報を例えば、グレースケー
ルに置換える等により2次元画像としてモニタに表示可
能である。また、これらの情報は、鳥瞰図等の表示形式
をもってモニタに立体的に表示することも可能である。
合、特に表面形状情報のモニタ表示において、反射率の
差や、細かい傷等の情報を表示することが出来ず、観察
位置の特定が出来ない等の不具合があった。また、反射
光強度情報の2次元画像と表面形状情報の2次元画像と
の2画像を並べて表示するという方法も考えられるが、
やはり観察位置の特定するのが分かりにくいという点で
はかわらない。
62434号公報の記載には、図5に示すように、各画
素位置(x,y)ごとの高さ情報により、3次元表示時
の高さ情報z(x,y)を設定するとともに、輝度情報
により3次元表示時の色情報c(x,y,z)を設定す
るようにして、各画素に対応する反射強度情報にもとづ
いて、鳥瞰図の形式をもって表示することにより、実際
に試料を見たとおりに近いように表示する方法が提案さ
れている。
法において、鳥瞰図等の立体的な画像を得るためには、
演算等に時間がかかり、表示までに時間がかかってしま
うという問題がある。また、立体的に表示したのでは、
最適に観察する為には、試料の形状に合わせて、表示の
角度等を調整する等の手間が生じてしまう。
や、細かい傷等の試料の反射光強度情報と、表面形状情
報を、より良く相関がとれる形で、高速かつ簡易に表示
可能な、3次元測定装置を提供することを目的とする。
成するため、本第1の発明による3次元測定装置は、試
料表面に照明光を照射し、その反射光強度情報を得ると
ともに、試料表面形状情報を得る3次元測定装置におい
て、反射光強度情報を輝度情報に置き換えると共に、試
料表面形状情報を色度情報に置き換えて、置き換えたこ
れらの情報を組み合わせて色情報を得る信号処理手段
と、色情報信号を表示するモニタとを有することを特徴
とする。
ける前記3次元測定装置が、レーザ光を用いた照明光源
と、レーザ光を試料上に集光する対物レンズと、対物レ
ンズの焦点位置と共役な位置に配置された共焦点絞り
と、前記共焦点絞りを通過した前記試料からの反射光の
強度を検出する検出器と、試料ステージと、前記試料ス
テージを前記対物レンズの光軸方向に沿って移動可能な
試料ステージ移動手段、又は、対物レンズを光軸方向に
沿って移動可能な対物レンズ移動手段とを有し、前記試
料ステージ、又は、前記対物レンズの相対的な光軸方向
位置情報と、前記検出器で検出した反射光強度情報とに
より、試料表面形状情報を得ることが可能なレーザ顕微
鏡であることを特徴とする。
ける前記3次元測定装置が、前記3次元測定装置が、レ
ーザ光を用いた照明光源と、レーザ光を試料上に集光す
る対物レンズと、前記試料からの反射光を所定の割合に
分割するビームスプリッタと、分割されたそれぞれの光
路において、前記対物レンズの焦点位置と共役な位置の
前後に、光軸方向に沿って所定距離ずれた位置に配置さ
れた絞りと、前記絞りを通過させた後の前記反射光の強
度を検出する2つの検出器とを有し、それらの検出器か
ら得られる2つの反射光強度情報を演算することによ
り、反射光強度情報と試料表面形状情報とを得ることが
可能なレーザ顕微鏡であることを特徴とする。
試料表面に照明光を照射し、その反射光強度情報を得る
とともに、試料表面形状情報を得る3次元測定装置にお
いて、3次元測定装置が、レーザ光を用いた照明光源
と、レーザ光を試料上に集光する対物レンズと、前記試
料からの反射光を所定の割合に分割するビームスプリッ
タと、分割されたそれぞれの光路において、前記対物レ
ンズの焦点位置と共役な位置の前後に、光軸方向に沿っ
て所定距離ずれた位置に配置された絞りと、前記絞りを
通過させた後の前記反射光の強度を検出する2つの検出
器と、それらの検出器から得られる2つの反射光強度情
報を、それぞれ色情報に置換える信号処理手段と、それ
ぞれの色情報を演算、又は、画素毎に交互に選択するこ
とにより、1つの画像に合成することが可能な信号処理
手段と、得られた色情報を表示するモニタとを有するの
が好ましい。
れば、次のような作用・効果を得ることが出来る。本第
1の発明においては、試料表面の反射光強度情報取得手
段と、試料表面形状情報取得手段とを介して、試料位置
(x,y)毎に、反射光強度情報I(x,y)と、表面
形状情報Z(x,y)とが得られる。
(R),(G),(B)に対し、次式(1) (F)≡R(R)+G(G)+B(B) …(1) と表すことができる。また、ここで、色情報のうち、明
暗の情報は輝度I'と表すことができ、明暗情報を含ま
ない色の質を示す色度は、R,G,B、即ち(r,g,
b)ただし r+g+b=1、と表すことができる。こ
れにより上記式(1)は、次式(2) (F)≡I'・[r(R)+g(G)+b(B)] …(2) と表すことができる。
手段を介して、得られた反射強度情報Iをk・I=I'
(kは所定の定数)とするとともに、表面形状情報Zに
対して、所定の(r,g,b)を割り当て、これらを組
み合わせることにより、色情報(F)を求めることが出
来る。このようにして求めた色情報(F)は、モニタに
より表示される。
射強度情報を明暗とし、表面形状情報を色合いとして組
み合わせて、1つの画像にまとめて表示することことが
可能となる。また、特に複雑な演算等を必要としない
為、高速かつ簡易に表示することが可能となる。
明の構成を、それぞれレーザ顕微鏡に適用したものであ
り、その作用効果は、本第1の発明と同様である。
器から得られた反射光強度情報は、それぞれ、信号処理
手段を介してそれぞれ色情報に置換えられる。さらに、
それぞれの色情報は、演算され、又は、画素毎に交互に
選択されることにより、1つの画像に合成されてモニタ
に表示される。ここで、2つの検出器M,Nから得られ
る反射光強度情報をIm,Inとし、検出器M,Nに対
応する色度をそれぞれ(rm,gm,bm),(rn,
gn,bn)、輝度をそれぞれI’m=k・Im,I’
n=t・Inとすると、反射強度情報Im,Inは次式
(3),(4)に示すような所定の色情報に置換えることがで
きる。 (F)m≡I’m・{rm(R)+gm(G)+bm(B)] …(3) (F)n≡I’n・{rn(R)+gn(G)+bn(B)} …(4)
m,Inの総量によって決定される値であり、色度(r
mn,gmn,bmn)は、色度(rm,gm,b
m),(rn,gn,bn)と反射強度情報Im,In
との比によって決定される。反射光強度情報Im,In
の和は、図4に示すように、試料の反射光強度情報とほ
ぼ等価であり、また、特許第2794698号公報にも
記載されているように、反射強度情報Im,Inの比は
試料の表面形状情報を示すので、上記色情報により、試
料の反射強度情報を明暗とし、表面形状情報を色合いと
して、1つの画像に表示することことが可能となる。な
お、上記説明では演算による方法を説明したが、それぞ
れの色情報(F)mと(F)nとを一画素づつ交互に表
示する等の方法でも当然、同様の効果を得ることができ
る。また、この構成では試料の反射光強度情報、表面形
状情報を同時に取得可能であるので、リアルタイム表示
が可能となる。
図を用いて説明する。第1実施例 図1は本発明の第1実施例に係る3次元測定装置のブロ
ック図である。本実施例の3次元測定装置は、レーザ顕
微鏡として構成されている。そして、レーザ光源1と、
レーザ光源1から発したレーザビーム2を試料8上に集
光する対物レンズ7と、試料ステージ8’と、対物レン
ズ7を光軸方向に沿って上下に移動させることが可能な
対物レンズ移動ユニット13を備えている。対物レンズ
7とレーザ光源1との間には、結像レンズ6と、瞳投影
レンズ5と、XY光偏向ユニット4と、試料8からの反
射光の一部を検出ビーム9として分離するビームスプリ
ッタ3が配置されている。XY光偏向ユニット4は、例
えば、2つのガルバノメータ等を用いて、瞳投影レンズ
5と結像レンズ6とを経て対物レンズ7の瞳に入射され
る光の入射角度を変化させることにより試料8上をXY
方向に走査するように構成されている。
ビーム9の光路には、検出ビーム9を集光する結像レン
ズ10と、ピンホール11と、検出器12が配置されて
いる。ピンホール11は、対物レンズ7の焦点位置と共
役な位置に配置された共焦点絞りであり、集光された検
出ビーム9を絞るようになされている。検出器12は、
ピンホール11を通過した試料8からの反射光の強度を
検出するようになされている。
央制御部17と、中央制御部17にそれぞれ同期して、
反射光強度信号の処理を行う検出光処理部14,XY光
偏向ユニット4の制御を行う光偏向制御部15,及び対
物レンズ移動ユニット13の制御を行う対物移動制御部
16と、中央制御部17からの情報を画像化するための
画像処理部18と、反射光強度情報と表面形状情報を色
情報に変換する色情報合成部19と、画像情報を表示す
る画像表示部20を備えている。
定装置では、レーザ光源1から射出したレーザビーム
が、レーザスプリッタ3、XY偏向ユニット4、瞳投影
レンズ5、結像レンズ6、対物レンズ7を経て試料8を
照射し、試料8からの反射光が、照射光とは逆向きに光
路を進む。そして、ビームスプリッタ3で反射された光
が検出ビーム9として結像レンズ10、ピンホール11
を経て検出器12に導かれその強度が検出される。検出
器12で検出された光強度信号は検出光処理部14に送
られる。そして、検出光処理部14を介して中央制御部
17では、試料の(x,y,z)位置に対応した、反射
光強度情報I(x,y,z)を得る。
ける、(x,y)位置での反射光強度情報I(x,y)
は、共焦点画像情報を示している。また、対物移動制御
部16、対物レンズ移動ユニット13を介して対物レン
ズ7を上下(z方向)に移動させながら、各画素毎に最
高反射光強度、及びその時の対物レンズ7の相対的な
(z)位置を記憶することにより(Imax,z)を得
る。このときの(x,y)位置での反射光強度情報Im
ax(x,y)は、すべての面にピントのあった、反射
光強度情報であり、(x,y)位置での(z)位置z
(x,y)は表面形状情報である。これらの情報は、画
像処理部18において、2次元画像や、立体画像等に処
理されて、画像表示部20に表示される。
度情報Iに対応した、輝度テーブル(I’)、表面形状
情報zに対応した、カラーテーブル(rz,gz,b
z)とを有している。そして、カラーテーブルを参照す
ることにより、色情報 (F)≡I’・[rz(R)+gz(G)+bz(B)] を生成する。この色情報は、画像表示部20に、試料の
反射強度情報を明暗とし、表面形状情報を色合いとして
組み合わされた、1枚の画像として表示される。
ば、レーザ顕微鏡において、反射率の差や、細かい傷等
の試料の反射光強度情報と、表面形状情報を、より良く
相関がとれる形で、高速かつ簡易に表示することが可能
となる。
の変形例として、図2に示すように、対物レンズ移動ユ
ニット13の代わりに、試料ステージ8’を対物レンズ
7の光軸方向に沿って移動可能な試料ステージ移動ユニ
ット13’を設けるとともに、対物移動制御部16の代
わりに、試料ステージ移動ユニット13’の制御を行う
試料ステージ移動制御部16’を設けて構成してもよ
い。その場合には、試料ステージ移動制御部16’、試
料ステージ移動ユニット13’を介して試料ステージ
8’を上下(z方向)に移動させながら、各画素毎に最
高反射光強度、及びその時の試料ステージ8’の相対的
な(z)位置を記憶することにより(Imax,z)を
得る。そして、このときの(x,y)位置での反射光強
度情報Imax(x,y)は、すべての面にピントのあ
った、反射光強度情報であり、(x,y)位置での
(z)位置z(x,y)は表面形状情報である。これら
の情報は、画像処理部18において、2次元画像や、立
体画像等に処理されて、画像表示部20に表示される。
その他の構成及び作用効果は、図1の構成例とほぼ同様
である。
ック図である。本実施例の3次元測定装置も、第1実施
例と同様にレーザ顕微鏡として構成されている。そし
て、レーザ光源1と、レーザ光源1から発したレーザビ
ーム2を試料8上に集光する対物レンズ7と、試料ステ
ージ8’を備えている。なお、第1実施例のような対物
レンズ移動ユニット13やステージ移動ユニット13’
は設けられていない。対物レンズ7とレーザ光源1との
間には、第1実施例と同様に、結像レンズ6と、瞳投影
レンズ5と、XY光偏向ユニット4と、試料8からの反
射光の一部を検出ビーム9として分離するビームスプリ
ッタ3が配置されている。
ビーム9の光路には、検出ビーム9を所定の割合に分割
するビームスプリッタ21が設けられている。ビームス
プリッタ21で分割された一方の光路には、分割された
一方の検出ビームを集光する結像レンズ10Nと、対物
レンズ7の焦点位置に共役な結像レンズ10Nの焦点位
置の前後に光軸方向に沿って所定距離ずれた位置に配置
された絞りであるピンホール11Nと、ピンホール11
Nを通過した光を検出する検出器12Nが配置されてい
る。また、ビームスプリッタ21で分割された他方の光
路には、分割された他方の検出ビームを集光する結像レ
ンズ10Mと、対物レンズ7の焦点位置に共役な結像レ
ンズ10Mの焦点位置の前後に光軸方向に沿って所定距
離ずれた位置に配置された絞りであるピンホール11M
と、ピンホール11Mを通過した光を検出する検出器1
2Mが配置されている。
央制御部17と、中央制御部17に同期して、反射光強
度信号の処理を行う検出光処理部14,XY光偏向ユニ
ット4の制御を行う光偏向制御部15と、中央制御部1
7からの情報を画像化するための画像処理部18と、反
射光強度情報と表面形状情報を色情報に変換する、色情
報合成部19と、画像情報を表示する画像表示部20を
備えている。なお、本実施例では、第1実施例のような
対物移動制御部16やステージ移動制御部16’は設け
られていない。
定装置では、レーザ光源1から射出したレーザビーム
が、ビームスプリッタ3、XY偏向ユニット4、瞳投影
レンズ5、結像レンズ6、対物レンズ7を経て試料8を
照射し、試料8からの反射光が、照射光とは逆向きに光
路を進む。そして、ビームスプリッタ3で反射された光
がビームスプリッタ21で分割され、それぞれの分割さ
れた光が検出ビーム9N,9Mとしてそれぞれ結像レン
ズ10N,10M、ピンホール11N,11Mを経て検
出器12N,Mに導かれその強度が検出される。検出器
12N,12Mで検出された光強度信号は検出光処理部
14に送られる。そして、検出光処理部14を介して中
央制御部17では、試料の(x,y)位置に対応した、
2つの反射光強度情報Im(x,y),In(x,y)
を得る。
の反射光強度情報の和の演算Im+Inと、得られた2
つの反射光強度情報の差/和の演算(Im−In)/
(Im+In)が行われる。ここで、Im,In,Im
+In,(Im−In)/(Im+In)と、対物レン
ズ7の焦点位置に対する試料の高さzとの関係は、図4
に示すようになっている。また、本実施例の構成とは異
なり、検出ビーム9を分割せず、しかもピンホール11
を介在させないで1つの検出器で検出するような構成の
場合において検出される反射光強度情報IOを、図4に
示す。
の和Im+Inはピンホール11を通さないで検出した
場合の反射光強度情報IOとほぼ等価であると考えてよ
く、また、2つの反射光強度情報の差を2つの反射光強
度情報の和で正規化した(Im−In)/(Im+I
n)は、試料の高さzに対して、ある範囲においては、
1対1の関係(即ち比例関係)を持っていることが分か
る。つまり、中央制御部17で演算された、Im+In
は試料の反射光強度情報として扱うことができ、(Im
−In)/(Im+In)は表面形状情報として扱うこ
とができる。これらの情報は、画像処理部18におい
て、2次元画像や、立体画像等に処理されて、画像表示
部20に表示される。
度情報Iに対応した、輝度テーブル(I’)と、表面形
状情報zに対応した、カラーテーブル(rz,gz,b
z)とを有している。そして、カラーテーブル(rz,
gz,bz)を参照することにより、色情報 (F)≡I’・{rz(R)+gz(G)+bz
(B)} を生成する。この色情報は、画像表示部20に、試料の
反射強度情報を明暗とし、表面形状情報を色合いとして
組み合わされた、1枚の画像として表示される。
ば、レーザ顕微鏡において、反射率の差や、細かい傷等
の試料の反射光強度情報と、表面形状情報を、より良く
相関がとれる形で、高速かつ簡易に表示することが可能
となる。また、本実施例の3次元測定装置によれば、表
面形状情報取得のために対物レンズを上下に移動させず
に済むため、第1実施例の3次元測定装置に比べて、よ
り高速に情報を取得表示することが可能となる。
略同様に概略構成ののレーザ顕微鏡として構成されてい
る。そして、本実施例では、図3に示す色情報合成部1
9の内部の処理内容が、後述のように第2実施例とは異
なる。
2実施例の測定装置と同様に、中央制御部17では、試
料の(x,y)位置に対応した、2つの反射光強度情報
Im(x,y),In(x,y)を得る。
は、実施例1,2とは異なり、反射光強度情報Im,I
nに対応した、輝度テーブル(I’m),(I’n)
と、検出器12M,12Nに対応した、カラーテーブル
(rm,gm,bm),(rn,gn,bn)とを有し
ている。そして、それらのカラーテーブル(rm,g
m,bm),(rn,gn,bn)を参照することによ
り、それぞれ、色情報 (F)m≡I’m・{rm(R)+gm(G)+bm
(B)}, (F)n≡I'n・{rn(R)+gn(G)+bn
(B)} を生成する。ここで、例えば、 (rm,gm,bm)=(1,0,0)、 (rn,gn,bn)=(0,1,0) のときの色情報は、 (F)m≡I'm・(R)、 (F)n≡I'n・(G) となり、それぞれ、赤、緑の色調を示すことになる。
(m)とF(N)とは、画素(x,y)において、1画素
毎に、交互に選択されて、画像情報として、画像表示部
20に表示される。このとき、1画素が十分に小さけれ
ば、(F)mと(F)nとの組合せは、(F)m+(F)nとし
て認識される。つまり、表示される色情報は、 (F)m+(F)n≡I'm・(R)+I'n・(G)≡(I'm+
I'n)[I'm/(I'm+I'n)(R)+I'n/(I'm+
I'n)(G)] となり、表示される輝度は、 I'm+I'n、 色度は、 {I'm/(I'm+I'n),I'n/(I'm+I'n)} となる。つまり、2つの反射光強度情報の和と比で決定
される。
つの反射光強度情報の和は試料の反射光強度情報として
扱うことができ、また、2つの反射光強度情報の比は図
4に示したように、試料の高さzに対して、ある範囲に
おいては、1対1の関係を持っている。つまり、画像表
示部20に表示された画像は、試料の反射強度情報を明
暗とし、表面形状情報を色合いとして、表示しているこ
ととなる。
ば、レーザ顕微鏡において、反射率の差や、細かい傷等
の試料の反射光強度情報と、表面形状情報を、より良く
相関がとれる形で、高速かつ簡易に表示することが可能
となる。また、本実施例の3次元測定装置によれば、表
面形状情報取得のために対物レンズを上下に移動させず
に済むため、第1実施例の3次元測定装置に比べて、よ
り高速に情報を取得表示することが可能となる。さら
に、本実施例の3次元測定装置によれば、割り算等の演
算を必要しないで済むため、第2実施例の3次元測定装
置に比べて、より高速かつ簡易に情報を表示することが
可能となる。
装置は、特許請求の範囲に記載された特徴の他に下記に
示すような特徴も備えている。
射光強度情報を得るとともに、試料表面形状情報を得る
3次元測定装置において、3次元測定装置が、レーザ光
を用いた照明光源と、レーザ光を試料上に集光する対物
レンズと、前記試料からの反射光を所定の割合に分割す
るビームスプリッタと、分割されたそれぞれの光路にお
いて、前記対物レンズの焦点位置と共役な位置の前後
に、光軸方向に沿って所定距離ずれた位置に配置された
絞りと、前記絞りを通過させた後の前記反射光の強度を
検出する2つの検出器と、それらの検出器から得られる
2つの反射光強度情報を、それぞれ色情報に置換える信
号処理手段と、それぞれの色情報を演算、又は、画素毎
に交互に選択することにより、1つの画像に合成するこ
とが可能な信号処理手段と、得られた色情報を表示する
モニタとを有することを特徴とする3次元測定装置。
傷等の試料の反射光強度情報と、表面形状情報を、より
良く相関がとれる形で、高速かつ簡易に表示可能な、3
次元測定装置を提供することができる。
ロック図である。
図である。
ロック図である。
制御部17で得られる2つの反射光強度情報と、その2
つの反射光強度情報の和の演算値と、その2つの反射光
強度情報の差/和の演算値と、対物レンズ7の焦点位置
に対する試料の高さzとの関係を示すグラフである。
報の表示例を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 試料表面に照明光を照射し、その反射光
強度情報を得るとともに、試料表面形状情報を得る3次
元測定装置において、 反射光強度情報を輝度情報に置き換えると共に、試料表
面形状情報を色度情報に置き換えて、置き換えたこれら
の情報を組み合わせて色情報を得る信号処理手段と、色
情報信号を表示するモニタとを有することを特徴とする
3次元測定装置。 - 【請求項2】 前記3次元測定装置が、レーザ光を用い
た照明光源と、 レーザ光を試料上に集光する対物レンズと、 対物レンズの焦点位置と共役な位置に配置された共焦点
絞りと、 前記共焦点絞りを通過した前記試料からの反射光の強度
を検出する検出器と、試料ステージと、 前記試料ステージを前記対物レンズの光軸方向に沿って
移動可能な試料ステージ移動手段、又は、対物レンズを
光軸方向に沿って移動可能な対物レンズ移動手段とを有
し、 前記試料ステージ、又は、前記対物レンズの相対的な光
軸方向位置情報と、前記検出器で検出した反射光強度情
報とにより、試料表面形状情報を得ることが可能なレー
ザ顕微鏡である請求項1に記載の3次元測定装置。 - 【請求項3】 前記3次元測定装置が、レーザ光を用い
た照明光源と、 レーザ光を試料上に集光する対物レンズと、 前記試料からの反射光を所定の割合に分割するビームス
プリッタと、 分割されたそれぞれの光路において、前記対物レンズの
焦点位置と共役な位置の前後に、光軸方向に沿って所定
距離ずれた位置に配置された絞りと、前記絞りを通過さ
せた後の前記反射光の強度を検出する2つの検出器とを
有し、 それらの検出器から得られる2つの反射光強度情報を演
算することにより、反射光強度情報と試料表面形状情報
とを得ることが可能なレーザ顕微鏡である請求項1に記
載の3次元測定装置。
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---|---|---|---|
JP2001221801A JP2003035524A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 3次元測定装置 |
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---|---|---|---|
JP2001221801A JP2003035524A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 3次元測定装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004358662A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-24 | Tatsuta Kagaku Kk | 凹凸模様及び押型の作成方法並びに押型 |
JP2007526457A (ja) * | 2004-03-01 | 2007-09-13 | イアティア イメージング プロプライアタリー リミティド | 深度情報を含む画像の生成方法と装置 |
JP2009204425A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Pulstec Industrial Co Ltd | 3次元形状測定装置および3次元形状測定方法 |
-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001221801A patent/JP2003035524A/ja active Pending
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