JP2003035277A - トロコイドポンプ - Google Patents
トロコイドポンプInfo
- Publication number
- JP2003035277A JP2003035277A JP2001222959A JP2001222959A JP2003035277A JP 2003035277 A JP2003035277 A JP 2003035277A JP 2001222959 A JP2001222959 A JP 2001222959A JP 2001222959 A JP2001222959 A JP 2001222959A JP 2003035277 A JP2003035277 A JP 2003035277A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer rotor
- teeth
- pump
- rotor
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数、スペースが共に少なく、安価な、１
台のポンプで２系統の異なる圧力で等しい吐出量が得ら
れるポンプを提供。 【解決手段】全歯シールが可能な複数の内歯を有する１
個のアウターロータ２と、アウターロータ２の歯数より
１枚少ない外歯を有するインナロータ３を有する。アウ
ターロータの吐出側Ｐハウジング７内面に、２個の吐出
ポートＰ１，Ｐ２とそれぞれ連通する２列の吐出ポート
溝８１、８２を設け、各列の吐出ポート溝と連通するア
ウターロータ２の内歯溝４１、４２に連通穴５１、５２
を１歯毎に他列と異ならせて設けた。
台のポンプで２系統の異なる圧力で等しい吐出量が得ら
れるポンプを提供。 【解決手段】全歯シールが可能な複数の内歯を有する１
個のアウターロータ２と、アウターロータ２の歯数より
１枚少ない外歯を有するインナロータ３を有する。アウ
ターロータの吐出側Ｐハウジング７内面に、２個の吐出
ポートＰ１，Ｐ２とそれぞれ連通する２列の吐出ポート
溝８１、８２を設け、各列の吐出ポート溝と連通するア
ウターロータ２の内歯溝４１、４２に連通穴５１、５２
を１歯毎に他列と異ならせて設けた。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トロコイドポンプ
の改良に関し、特に１台のポンプで２系統の異なる圧力
で等しい吐出量が得られるトロコイドポンプに関する。 【０００２】 【従来の技術】特開平 1-96485号公報では、１台のポン
プで２箇所の不均等な吐出量が得られるトロコイドポン
プが提案されている。しかしながら、１台のポンプで２
系統の異なる圧力で等しい吐出量を得るためには、図
３、図４に示すような、１台の２連の内接ギヤポンプ１
０を使用し、２つのポンプユニットを同時に駆動するも
のであった。この内接ギヤポンプ１０はハウジン１４に
設けられた吸込ポートＳから油を吸い込み、２個の吐出
ポートＰ１、Ｐ２から吐出する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】図３、図４に示すよう
な従来の２連の内接ギヤポンプ１０では各２個のアウタ
ーロータ１１、１２とインナロータ２１、２２と仕切板
１３を必要とし、部品点数が多くスペースも大きく、高
価となった。本発明の課題は、部品点数、スペースが共
に少なく、安価な、１台のポンプで２系統の異なる圧力
で等しい吐出量が得られるポンプを提供することにあ
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、全歯
シールが可能な複数の内歯を有する１個のアウターロー
タと、前記アウターロータの歯数より１枚少ない複数の
外歯を有する１個のインナロータとを有するトロコイド
ポンプにおいて、前記アウターロータの吐出側ハウジン
グ内面に２個の吐出ポートとそれぞれ連通する２列の吐
出ポート溝を設け、各列の吐出ポート溝と連通するアウ
ターロータの内歯溝に連通穴を１歯毎に他列と異ならせ
て設けたことを特徴とするトロコイドポンプを提供する
ことにより、上述した従来製品の課題を解決した。 【０００５】 【発明の効果】かかる構成により、本発明のトロコイド
ポンプは、１組のアウターロータとインナロータで、２
個の吐出ポートに、１歯毎に他列と異なる２系統の異な
る圧力で等しい吐出量が得られるものとなり、部品点
数、スペースが共に少なく、安価な、トロコイドポンプ
を提供するものとなった。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につき
詳細に述べる。図１は本発明の実施の形態のトロコイド
ポンプ１の概略断面図で図２のＩ−Ｉ線に沿って吐出側
である矢印Ｐ方向からみたハウジング内側に形成された
吐出ポートを示す断面説明図、図２は図１の中心線６に
沿った断面図で、図１の吐出側矢印Ｓで示す方向からみ
たハウジング内面に形成された吐出ポート溝を示す断面
説明図である。本発明の実施の形態のトロコイドポンプ
１は、全歯シールが可能な１０枚の内歯を有する１個の
アウターロータ２と、アウターロータ２の歯数より１枚
少ない９枚の外歯を有するインナロータ３を有する。ア
ウターロータの吐出側Ｐハウジング７内面に、図１の鎖
線で示す、２個の吐出ポートＰ１，Ｐ２とそれぞれ連通
する２列の吐出ポート溝８１、８２を設け、各列の吐出
ポート溝８１、８２と連通するアウターロータ２の内歯
溝４１、４２に連通穴５１、５２を１歯毎に他列と異な
らせて設けたものである。図１では図２のＩ−Ｉ線に沿
って右側の吐出ポート溝８２と連通するアウターロータ
２とインナロータ３を示し、図１のアウターロータ２に
は、５個の連通穴５２が設けられており、図示しない図
２の左側の吐出ポート溝８１と連通する５個の連通穴５
１が、アウターロータ２の連通穴がない位置に対応して
設けられている。 【０００７】作動について説明すると、インナロータ３
が、矢印１７方向にインナロータ３の軸心Ｃ２がアウタ
ーロータ２の軸心Ｃ１の回りに、偏心回転されると、ア
ウターロータ２はアウターロータ２の軸心Ｃ１の回りに
従動回転し、吐出ポートＰ１とそれぞれ連通する１列の
吐出ポート溝８１及び５個の連通穴５１と連通する５個
の歯溝４１と、吐出ポートＰ２とそれぞれ連通する１列
の吐出ポート溝８２及び５個の連通穴５２と連通する５
個の歯溝４２とは、それぞれ別の２系統の異なる圧力で
等しい吐出量が得られるポンプを形成し、吸入ポートＳ
から吸入された油は ２個の吐出ポートＰ１，Ｐ２から
等しい吐出量の圧油となって異なる圧力で吐出される。
の改良に関し、特に１台のポンプで２系統の異なる圧力
で等しい吐出量が得られるトロコイドポンプに関する。 【０００２】 【従来の技術】特開平 1-96485号公報では、１台のポン
プで２箇所の不均等な吐出量が得られるトロコイドポン
プが提案されている。しかしながら、１台のポンプで２
系統の異なる圧力で等しい吐出量を得るためには、図
３、図４に示すような、１台の２連の内接ギヤポンプ１
０を使用し、２つのポンプユニットを同時に駆動するも
のであった。この内接ギヤポンプ１０はハウジン１４に
設けられた吸込ポートＳから油を吸い込み、２個の吐出
ポートＰ１、Ｐ２から吐出する。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】図３、図４に示すよう
な従来の２連の内接ギヤポンプ１０では各２個のアウタ
ーロータ１１、１２とインナロータ２１、２２と仕切板
１３を必要とし、部品点数が多くスペースも大きく、高
価となった。本発明の課題は、部品点数、スペースが共
に少なく、安価な、１台のポンプで２系統の異なる圧力
で等しい吐出量が得られるポンプを提供することにあ
る。 【０００４】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、全歯
シールが可能な複数の内歯を有する１個のアウターロー
タと、前記アウターロータの歯数より１枚少ない複数の
外歯を有する１個のインナロータとを有するトロコイド
ポンプにおいて、前記アウターロータの吐出側ハウジン
グ内面に２個の吐出ポートとそれぞれ連通する２列の吐
出ポート溝を設け、各列の吐出ポート溝と連通するアウ
ターロータの内歯溝に連通穴を１歯毎に他列と異ならせ
て設けたことを特徴とするトロコイドポンプを提供する
ことにより、上述した従来製品の課題を解決した。 【０００５】 【発明の効果】かかる構成により、本発明のトロコイド
ポンプは、１組のアウターロータとインナロータで、２
個の吐出ポートに、１歯毎に他列と異なる２系統の異な
る圧力で等しい吐出量が得られるものとなり、部品点
数、スペースが共に少なく、安価な、トロコイドポンプ
を提供するものとなった。 【０００６】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につき
詳細に述べる。図１は本発明の実施の形態のトロコイド
ポンプ１の概略断面図で図２のＩ−Ｉ線に沿って吐出側
である矢印Ｐ方向からみたハウジング内側に形成された
吐出ポートを示す断面説明図、図２は図１の中心線６に
沿った断面図で、図１の吐出側矢印Ｓで示す方向からみ
たハウジング内面に形成された吐出ポート溝を示す断面
説明図である。本発明の実施の形態のトロコイドポンプ
１は、全歯シールが可能な１０枚の内歯を有する１個の
アウターロータ２と、アウターロータ２の歯数より１枚
少ない９枚の外歯を有するインナロータ３を有する。ア
ウターロータの吐出側Ｐハウジング７内面に、図１の鎖
線で示す、２個の吐出ポートＰ１，Ｐ２とそれぞれ連通
する２列の吐出ポート溝８１、８２を設け、各列の吐出
ポート溝８１、８２と連通するアウターロータ２の内歯
溝４１、４２に連通穴５１、５２を１歯毎に他列と異な
らせて設けたものである。図１では図２のＩ−Ｉ線に沿
って右側の吐出ポート溝８２と連通するアウターロータ
２とインナロータ３を示し、図１のアウターロータ２に
は、５個の連通穴５２が設けられており、図示しない図
２の左側の吐出ポート溝８１と連通する５個の連通穴５
１が、アウターロータ２の連通穴がない位置に対応して
設けられている。 【０００７】作動について説明すると、インナロータ３
が、矢印１７方向にインナロータ３の軸心Ｃ２がアウタ
ーロータ２の軸心Ｃ１の回りに、偏心回転されると、ア
ウターロータ２はアウターロータ２の軸心Ｃ１の回りに
従動回転し、吐出ポートＰ１とそれぞれ連通する１列の
吐出ポート溝８１及び５個の連通穴５１と連通する５個
の歯溝４１と、吐出ポートＰ２とそれぞれ連通する１列
の吐出ポート溝８２及び５個の連通穴５２と連通する５
個の歯溝４２とは、それぞれ別の２系統の異なる圧力で
等しい吐出量が得られるポンプを形成し、吸入ポートＳ
から吸入された油は ２個の吐出ポートＰ１，Ｐ２から
等しい吐出量の圧油となって異なる圧力で吐出される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態のトロコイドポンプの概略
断面図で図２のＩ−Ｉ線に沿った断面図。 【図２】図１の中心線６に沿った断面図で、図１の吐出
側矢印Ｓで示す方向からみたハウジング内面に形成され
た吐出ポート溝を示す断面説明図である。 【図３】従来の内接ギヤポンプの概略断面図で図４のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ線に沿って吐出側である矢印Ｐ方向からみ
たハウジング内側に形成された吐出ポートを示す断面説
明図。 【図４】図３の中心線６に沿った断面図。 【符号の説明】 １・・トロコイドポンプ ２・・アウターロータ ３・・インナロータ ７・・ハウジング ４１、４２・・内歯溝 ５１、５２・・連通穴 ８１、８２・・吐出ポート溝 Ｐ１，Ｐ２・・吐出ポ
ート Ｓ・・吸入ポート
断面図で図２のＩ−Ｉ線に沿った断面図。 【図２】図１の中心線６に沿った断面図で、図１の吐出
側矢印Ｓで示す方向からみたハウジング内面に形成され
た吐出ポート溝を示す断面説明図である。 【図３】従来の内接ギヤポンプの概略断面図で図４のＩ
ＩＩ−ＩＩＩ線に沿って吐出側である矢印Ｐ方向からみ
たハウジング内側に形成された吐出ポートを示す断面説
明図。 【図４】図３の中心線６に沿った断面図。 【符号の説明】 １・・トロコイドポンプ ２・・アウターロータ ３・・インナロータ ７・・ハウジング ４１、４２・・内歯溝 ５１、５２・・連通穴 ８１、８２・・吐出ポート溝 Ｐ１，Ｐ２・・吐出ポ
ート Ｓ・・吸入ポート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】全歯シールが可能な複数の内歯を有する１
個のアウターロータと、前記アウターロータの歯数より
１枚少ない複数の外歯を有する１個のインナロータとを
有するトロコイドポンプにおいて、前記アウターロータ
の吐出側ハウジング内面に２個の吐出ポートとそれぞれ
連通する２列の吐出ポート溝を設け、各列の吐出ポート
溝と連通するアウターロータの内歯溝に連通穴を１歯毎
に他列と異ならせて設けたことを特徴とするトロコイド
ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001222959A JP2003035277A (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | トロコイドポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001222959A JP2003035277A (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | トロコイドポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035277A true JP2003035277A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19056364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001222959A Withdrawn JP2003035277A (ja) | 2001-07-24 | 2001-07-24 | トロコイドポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003035277A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104364527A (zh) * | 2012-06-01 | 2015-02-18 | 爱信精机株式会社 | 内接齿轮泵 |
-
2001
- 2001-07-24 JP JP2001222959A patent/JP2003035277A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104364527A (zh) * | 2012-06-01 | 2015-02-18 | 爱信精机株式会社 | 内接齿轮泵 |
| CN104364527B (zh) * | 2012-06-01 | 2016-10-05 | 爱信精机株式会社 | 内接齿轮泵 |
| US9765774B2 (en) | 2012-06-01 | 2017-09-19 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Internal gear pump |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080617 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100507 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100729 |