JPS61135993A - 回転式歯車ポンプ - Google Patents
回転式歯車ポンプInfo
- Publication number
- JPS61135993A JPS61135993A JP25635184A JP25635184A JPS61135993A JP S61135993 A JPS61135993 A JP S61135993A JP 25635184 A JP25635184 A JP 25635184A JP 25635184 A JP25635184 A JP 25635184A JP S61135993 A JPS61135993 A JP S61135993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- pressure
- working fluid
- pressure grooves
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転式歯車ポンプに関するもので、例えば内
燃機関に燃料を供給する燃料供給ポンプとして用いて有
効である。
燃機関に燃料を供給する燃料供給ポンプとして用いて有
効である。
従来の回転式歯車ポンプでは、歯車の両側面に側板が配
されており、この側板と歯車との間隙は、作動流体の漏
洩を防止するために非常に小さく(約5〜20μ)設定
されている。このような従来技術を示すものに例えば特
開昭59−583号公報がある。
されており、この側板と歯車との間隙は、作動流体の漏
洩を防止するために非常に小さく(約5〜20μ)設定
されている。このような従来技術を示すものに例えば特
開昭59−583号公報がある。
しかしながら、このような回転式歯車ポンプでは、例え
ば軸に固定された歯車の僅かな設計公差の広がりや、軸
方向の作用力により歯車が側板に摺接するようになり、
両者の摩耗や焼付が生しる恐れがある。
ば軸に固定された歯車の僅かな設計公差の広がりや、軸
方向の作用力により歯車が側板に摺接するようになり、
両者の摩耗や焼付が生しる恐れがある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とし、次のよ
うな手段とした。つまり、互いに噛み合う−S+の歯車
の回転によって作動流体を押し出す回転式歯車ポンプに
おいて、前記歯車の両側面に設けられ、且つ作動室より
漏洩した作動流体が流入する圧力溝と、前記歯車の両側
面に設けられた前記圧力溝を互いに連通ずる圧力連通路
とを備え、前記圧力溝内の作動流体圧力によって、前記
歯車の両側面を覆う二部材の中間位置に前記歯車を位置
せしめた回転式歯車ポンプとした。
うな手段とした。つまり、互いに噛み合う−S+の歯車
の回転によって作動流体を押し出す回転式歯車ポンプに
おいて、前記歯車の両側面に設けられ、且つ作動室より
漏洩した作動流体が流入する圧力溝と、前記歯車の両側
面に設けられた前記圧力溝を互いに連通ずる圧力連通路
とを備え、前記圧力溝内の作動流体圧力によって、前記
歯車の両側面を覆う二部材の中間位置に前記歯車を位置
せしめた回転式歯車ポンプとした。
次に本発明の実施例を図に基づいて説明する。 −第
1図は本実施例の縦断面図、第2図は横断面図で第1図
のn−、rt断面図である。電動モータく省図示)から
の駆動力を受けて回転する駆動軸3には、キー10を介
して駆動歯車1が固定されている。この駆動歯車1はシ
リンダケース2内に収納されており、さらにこの駆動歯
車1の側面にはフロントサイドプレート4とリヤサイト
プレート5が配されている。さらに、このフロントサイ
ドプレート4のフロント側(第1図中左方)にはフロン
トボディー6aが配され、前記リヤサイトプレート5の
リヤ側(第1図中右方)にはりャボディ−6bが配され
ている。そして、これらフロントボディー5a、フロン
トサイドプレート4、シリンダケース2、リヤサイドプ
レート5、リヤボディー6bは、ボルト18によって相
互に固定されている。また、前記駆動軸3は前記フロン
トボディー6a、リヤボディー6bにすべり軸受7を介
して軸支されており、この駆動軸3とフロントボディー
6aとの間には作動流体が駆動軸3を伝わって外部に漏
れるのを防止するための軸封装置8が配されている。尚
、図中符号9は前記軸封装置8を固定してくためのサー
クリップである。
1図は本実施例の縦断面図、第2図は横断面図で第1図
のn−、rt断面図である。電動モータく省図示)から
の駆動力を受けて回転する駆動軸3には、キー10を介
して駆動歯車1が固定されている。この駆動歯車1はシ
リンダケース2内に収納されており、さらにこの駆動歯
車1の側面にはフロントサイドプレート4とリヤサイト
プレート5が配されている。さらに、このフロントサイ
ドプレート4のフロント側(第1図中左方)にはフロン
トボディー6aが配され、前記リヤサイトプレート5の
リヤ側(第1図中右方)にはりャボディ−6bが配され
ている。そして、これらフロントボディー5a、フロン
トサイドプレート4、シリンダケース2、リヤサイドプ
レート5、リヤボディー6bは、ボルト18によって相
互に固定されている。また、前記駆動軸3は前記フロン
トボディー6a、リヤボディー6bにすべり軸受7を介
して軸支されており、この駆動軸3とフロントボディー
6aとの間には作動流体が駆動軸3を伝わって外部に漏
れるのを防止するための軸封装置8が配されている。尚
、図中符号9は前記軸封装置8を固定してくためのサー
クリップである。
第2図は第1図の■−■断面図であるが、この図からも
わかる様にシリンダう一−ス2には略8の字形状をした
シリンダ内面2aが形成されており、このシリンダケー
ス2内には前記駆動歯車1と、駆動装置1に噛み合うよ
うにして配される従動歯車14が各々収納されている。
わかる様にシリンダう一−ス2には略8の字形状をした
シリンダ内面2aが形成されており、このシリンダケー
ス2内には前記駆動歯車1と、駆動装置1に噛み合うよ
うにして配される従動歯車14が各々収納されている。
この従動歯ホ14はキー15を介して従動軸11に固定
されており、この従動軸11は前記フロントボディー6
aおよび前記リヤボディー6bに回転自在に軸支されて
いる。作動流体く本実施例では燃料)が流入する作動室
Pは、前記シリンダ内面2a、前記駆動歯車1及び従動
歯車14の外周壁、及びフロントサイドプレート4、リ
ヤサイドプレー1〜5とによって形成され、前記駆動歯
車1と従動歯車14との噛み合い部には作動流体を吸入
するための吸入口16と、作動流体を吐出するための吐
出口17が開口している。前記駆動歯車1と前記従動歯
車14とは全く同一形状をなしており、以下その形状に
ついて述べる。
されており、この従動軸11は前記フロントボディー6
aおよび前記リヤボディー6bに回転自在に軸支されて
いる。作動流体く本実施例では燃料)が流入する作動室
Pは、前記シリンダ内面2a、前記駆動歯車1及び従動
歯車14の外周壁、及びフロントサイドプレート4、リ
ヤサイドプレー1〜5とによって形成され、前記駆動歯
車1と従動歯車14との噛み合い部には作動流体を吸入
するための吸入口16と、作動流体を吐出するための吐
出口17が開口している。前記駆動歯車1と前記従動歯
車14とは全く同一形状をなしており、以下その形状に
ついて述べる。
駆動歯車1、従動歯車14共にその外周には歯部1as
歯部14.aが刻設されている。そして、両歯車1.1
4の両側面には歯部1a、14 aと中心部との中間位
置に圧力溝1ia、12bが形成されている。この圧力
溝12a、12bは円輪状に形成されており、フロン1
〜側の圧力溝12aとリヤ側の圧力溝12bとは、両歯
車1.14をその厚み方向に貫通する圧力連通路13に
よって連通されている。尚、この圧力連通路13は軸中
心に90°おきに4本穿設されている。また、両歯車1
.14の側面とフロントサイドプレート4、リヤサイド
プレート5とのクリアランスは従来のものと同程度に設
定しである。
歯部14.aが刻設されている。そして、両歯車1.1
4の両側面には歯部1a、14 aと中心部との中間位
置に圧力溝1ia、12bが形成されている。この圧力
溝12a、12bは円輪状に形成されており、フロン1
〜側の圧力溝12aとリヤ側の圧力溝12bとは、両歯
車1.14をその厚み方向に貫通する圧力連通路13に
よって連通されている。尚、この圧力連通路13は軸中
心に90°おきに4本穿設されている。また、両歯車1
.14の側面とフロントサイドプレート4、リヤサイド
プレート5とのクリアランスは従来のものと同程度に設
定しである。
次に本実施例の作動について説明する。。
図示しないプーリー、ヘルド等を介して駆動源例えば、
モータ専心、こより駆動軸4が第2図の矢印A方向に駆
動されると、キー10を介して駆動軸4に固定された駆
動歯車1は、作動室P内を駆動軸4と同様矢印入方向に
回転する。この時、従動歯車14は、回転自在な従動軸
11にキー15を介して固定されており、かつ駆動歯車
1と噛み合っているので、駆動歯車1と逆方向、つまり
第2図中矢印B方向に回転する。この両歯車1.14の
回転に伴い吸入口16より作動室P内に作動流体が吸入
され、この作動流体はシリンダ内面2aと歯部1a、1
4aとの間に閉じ込められて吐出口17まで運ばれ、吐
出される。
モータ専心、こより駆動軸4が第2図の矢印A方向に駆
動されると、キー10を介して駆動軸4に固定された駆
動歯車1は、作動室P内を駆動軸4と同様矢印入方向に
回転する。この時、従動歯車14は、回転自在な従動軸
11にキー15を介して固定されており、かつ駆動歯車
1と噛み合っているので、駆動歯車1と逆方向、つまり
第2図中矢印B方向に回転する。この両歯車1.14の
回転に伴い吸入口16より作動室P内に作動流体が吸入
され、この作動流体はシリンダ内面2aと歯部1a、1
4aとの間に閉じ込められて吐出口17まで運ばれ、吐
出される。
このポンプ作用により作動流体は、吐出口17に近づく
につれて圧力が上昇し、その一部は両歯車1.14とフ
ロントサイドブレード4およびリヤサイドプレート5の
間隙に侵入して、前記圧力溝12a、12−bに至る。
につれて圧力が上昇し、その一部は両歯車1.14とフ
ロントサイドブレード4およびリヤサイドプレート5の
間隙に侵入して、前記圧力溝12a、12−bに至る。
この作動流体の侵入によって圧力溝12a、12b内の
圧力は上昇するが、フロント側の圧力室12aとリヤ側
の圧力室12bとは、圧力連通路13により連通してい
るので、互いに等しい圧力となる。従って、前記駆動歯
車1および前記従動歯車14は共に、圧力溝12a、1
2b内の圧力によって付勢力を受けるが、それらの力は
互いに等しいので、両歯車1.14はフロントサイドプ
レー1−4、リヤサイドプレート5のどちらにも偏るこ
となく中立に保たれて回転を続ける。
圧力は上昇するが、フロント側の圧力室12aとリヤ側
の圧力室12bとは、圧力連通路13により連通してい
るので、互いに等しい圧力となる。従って、前記駆動歯
車1および前記従動歯車14は共に、圧力溝12a、1
2b内の圧力によって付勢力を受けるが、それらの力は
互いに等しいので、両歯車1.14はフロントサイドプ
レー1−4、リヤサイドプレート5のどちらにも偏るこ
となく中立に保たれて回転を続ける。
本実施例では、軸受7ばすべり軸受に依っているが、ボ
ールヘアリングを用いてもよい。
ールヘアリングを用いてもよい。
また、駆動軸3の軸封装置8は、オイルシールを用いて
いるが、流体の吐出圧が高いものでは、メカニカルシー
ルを用い下もよい。
いるが、流体の吐出圧が高いものでは、メカニカルシー
ルを用い下もよい。
また、従動軸11と流動出量14はキー15により固定
されているが、スプライン結合でもよく、また一体成形
されてもよい。
されているが、スプライン結合でもよく、また一体成形
されてもよい。
以上説明した様に本発明の回転式歯車ポンプを用いれば
、歯車の両側面に設けた圧力溝内の作動流体が、互いに
等しい力で歯車を付勢するため、歯車は常にその両側面
を覆う二部材の中央位置に位置する。従って、歯車をそ
の両側面を覆う部材とのクリアランスは常に適正に保た
れ、歯車の摩耗、焼付の問題を防くことができる。
、歯車の両側面に設けた圧力溝内の作動流体が、互いに
等しい力で歯車を付勢するため、歯車は常にその両側面
を覆う二部材の中央位置に位置する。従って、歯車をそ
の両側面を覆う部材とのクリアランスは常に適正に保た
れ、歯車の摩耗、焼付の問題を防くことができる。
第1図は本発明実施例の縦断面図、第2図は第1図のn
−n断面図である。 1・・・駆動歯車、4・・・フロントサイドプレート1
5・・・リヤサイドプレート、12a、12b・−・圧
力溝、1書・・・圧力連通路、14・・・従動歯車。
−n断面図である。 1・・・駆動歯車、4・・・フロントサイドプレート1
5・・・リヤサイドプレート、12a、12b・−・圧
力溝、1書・・・圧力連通路、14・・・従動歯車。
Claims (1)
- 互いに噛み合う一対の歯車の回転によって作動流体を
押し出す回転式歯車ポンプにおいて、前記歯車の両側面
に設けられ、且つ作動室より漏洩した作動流体が流入す
る圧力溝と、前記歯車の両側面に設けられた前記圧力溝
を互いに連通する圧力連通路とを備え、前記圧力溝内の
作動流体圧力によって、前記歯車の両側面を覆う二部材
の中間位置に前記歯車を位置せしめた回転式歯車ポンプ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25635184A JPS61135993A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 回転式歯車ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25635184A JPS61135993A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 回転式歯車ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61135993A true JPS61135993A (ja) | 1986-06-23 |
Family
ID=17291471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25635184A Pending JPS61135993A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 回転式歯車ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61135993A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11210646A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 自己潤滑強化型ギヤ式定量ポンプ |
JP2003139071A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Koyo Seiko Co Ltd | ギヤポンプ及びこれを用いたパワーステアリング装置 |
CN103032306A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 日立空调·家用电器株式会社 | 齿轮泵和具有该齿轮泵的冷藏库 |
JP2013245668A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-09 | Hitachi Appliances Inc | ギヤポンプ及びこれを備えた冷蔵庫 |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP25635184A patent/JPS61135993A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11210646A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 自己潤滑強化型ギヤ式定量ポンプ |
JP2003139071A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-14 | Koyo Seiko Co Ltd | ギヤポンプ及びこれを用いたパワーステアリング装置 |
CN103032306A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 日立空调·家用电器株式会社 | 齿轮泵和具有该齿轮泵的冷藏库 |
JP2013076347A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Hitachi Appliances Inc | ギヤポンプ及びこれを備えた冷蔵庫 |
JP2013245668A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-09 | Hitachi Appliances Inc | ギヤポンプ及びこれを備えた冷蔵庫 |
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