JP2003035217A - 燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置 - Google Patents

燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置

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JP2003035217A
JP2003035217A JP2001222529A JP2001222529A JP2003035217A JP 2003035217 A JP2003035217 A JP 2003035217A JP 2001222529 A JP2001222529 A JP 2001222529A JP 2001222529 A JP2001222529 A JP 2001222529A JP 2003035217 A JP2003035217 A JP 2003035217A
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Akihiro Kono
昭宏 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料蒸発ガス処理装置のリーク診断時にエン
ジンが濃い燃料蒸気を吸引するのを防止すると共に、リ
ーク診断を容易かつ的確に行う。 【解決手段】 ドレンカットバルブ11を開状態に保持
してパージバルブ8をエンジンの運転条件に応じた開度
に制御するパージ制御を行う一方、燃料タンク2からパ
ージバルブ8間の系20のリーク診断時に、系20を閉
塞してリーク診断を行うリーク診断制御手段15を備え
る燃料蒸発ガス処理装置において、前記系20の内圧状
態を検出する圧力検出手段9を備え、前記リーク診断制
御手段15は、前記パージ制御中に系20の内圧が所定
値以下の負圧になった場合、系20を閉塞して系20の
内圧変化を計測してリーク診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料蒸発ガス処
理装置の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンには、燃料タンク内で発生した
蒸発燃料を一旦キャニスタに吸着させ、所定の運転領域
になったときにパージバルブを開いて、キャニスタに吸
着させた蒸発燃料をエンジンの吸気通路に導く燃料蒸発
ガス処理装置(エバポシステムと呼ぶ)を備えている。
【0003】このようなシステムにおいて、系の配管等
からのリークを検出することを目的に、エンジンの吸入
負圧により系の内圧を負圧にすると共に、系を閉塞した
状態に保持して、その内圧の変化を監視して、内圧の変
化が所定値以上の場合、系に異常があると判断する診断
装置がある(特開2000−282970号等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
診断装置にあっては、診断を行う場合、キャニスタの大
気開放口に設けたドレンカットバルブを閉じた状態に
て、パージバルブを開いてエンジンの吸入負圧を導入し
て、系の内圧を負圧にするようになっていたため、燃料
タンク内の濃い燃料蒸気を吸引してしまい、これがエン
ジンの吸気通路に入って、排気や運転性の悪化を招くこ
とがあった。
【0005】また、エンジン等の運転状態に基づき診断
の実行条件を判定して、診断制御に入るようになってい
たため、制御が複雑であった。また、エンジンの吸入空
気量が多い場合はパージ量を多くできるのであるが、こ
のようなときに診断制御に入ったのでは、多量のパージ
を行う機会が減ってしまう。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、燃料タン
ク内からの蒸発燃料を吸着するキャニスタと、キャニス
タとエンジンの吸気通路とをつなぐ配管を開閉するパー
ジバルブと、キャニスタの大気開放口を開閉するドレン
カットバルブとを備え、ドレンカットバルブを開状態に
保持してパージバルブをエンジンの運転条件に応じた開
度に制御するパージ制御を行う一方、燃料タンクからパ
ージバルブ間の系のリーク診断時に、系を閉塞してリー
ク診断を行うリーク診断制御手段を備える燃料蒸発ガス
処理装置において、前記系の内圧状態を検出する圧力検
出手段を備え、前記リーク診断制御手段は、前記パージ
制御中に系の内圧が所定値以下の負圧になった場合、系
を閉塞して系の内圧変化を計測してリーク診断を行う。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
リーク診断制御手段は、前記パージバルブが閉の状態に
なり、かつ系の内圧が所定値以下の負圧になっている場
合、系を閉塞して系の内圧変化を計測してリーク診断を
行う。
【0009】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記圧力検出手段は、燃料タンク内の圧力を検出
する。
【0010】第4の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記圧力検出手段は、キャニスタとパージバルブ
間の圧力を検出する。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、前記
リーク診断制御手段は、前記圧力検出手段の検出値を加
重平均して燃料タンクの内圧を推定する。
【0012】第6の発明は、第4の発明において、前記
リーク診断制御手段は、前記圧力検出手段の検出値が所
定値以下の負圧になってからの経過時間に基づき、リー
ク診断を行う。
【0013】
【発明の効果】第1の発明によれば、パージ制御中に、
系の内圧が所定の負圧になると、パージバルブおよびキ
ャニスタの大気開放口のドレンカットバルブを閉じてリ
ーク診断に入るため、リーク診断を行う場合に燃料タン
ク内の濃い燃料蒸気を吸引してしまうことはなく、濃い
燃料蒸気がエンジンの吸気通路に入って、排気や運転性
が悪化するのを防止できる。
【0014】また、パージ制御中に、圧力検出手段の検
出値に基づき、リーク診断の許可条件を判定して、系の
内圧が所定の負圧になった場合、条件成立として診断に
入るため、条件判定を簡素化でき、診断を行うまでの制
御を容易にできる。
【0015】また、パージ制御中の負圧を用いてリーク
診断に入るので、リーク診断に入る前(系を所定の負圧
に設定する間)にパージを中止せずとも良く、そのため
エンジンの吸入空気量が多い場合に多量のパージを確保
しながら、リーク診断に入ることができ、支障はない。
【0016】第2の発明によれば、本来パージを行う運
転域に、リーク診断のためにパージを中断することがな
い。また、パージバルブが閉じる前の所定の負圧を用い
てリーク診断に入るので、速やかにリーク診断に入るこ
とができる。
【0017】第3の発明によれば、系のリーク診断を精
度良く行える。
【0018】第4の発明によれば、レイアウト性を向上
できる。
【0019】第5の発明によれば、燃料タンク内の圧力
を精度良く推定して、リーク診断を容易に行える。
【0020】第6の発明によれば、リーク診断を一層容
易に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1は燃料蒸発ガス処理装置の構成を示し
ている。
【0023】燃料蒸発ガス処理装置は、エンジン1の燃
料タンク2内で発生する蒸発燃料を処理するためのもの
であり、燃料吸着剤(活性炭)を内蔵したキャニスタ3
と、キャニスタ3と燃料タンク2をつなぐ配管4と、キ
ャニスタ3とエンジン1のスロットルバルブ5下流の吸
気通路6をつなぐ配管(パージ通路)7とを備える。
【0024】配管7には、配管7を開閉するパージバル
ブ8と、キャニスタ3とパージバルブ8の間に配管7内
の圧力を測定する圧力センサ9が設けられる。キャニス
タ3には大気開放口10が備えられ、大気開放口10に
は後述するリーク診断時に大気開放口10を閉じるドレ
ンカットバルブ11が設けられる。
【0025】燃料タンク2内で発生した蒸発燃料は、配
管4を介してキャニスタ3に導かれ、燃料成分だけがキ
ャニスタ3内の活性炭に吸着され、残りの空気は大気開
放口10より外部に放出される。そして、活性炭に吸着
された燃料を処理するには、パージバルブ8を開き、ス
ロットルバルブ5下流の吸入負圧を利用して大気開放口
10からキャニスタ3内に新気を導入する。この新気に
よって活性炭に吸着されていた燃料が離脱し、新気と共
に配管7を介してエンジン1の吸気通路6内に導入され
る。
【0026】コントローラ15は、エンジンの回転数、
吸入空気量、スロットル開度、冷却水温等の運転条件に
基づき、パージバルブ8の開度を制御するパージ制御
(通常パージ処理)を行う。このパージ制御は、所定の
定常走行時にパージバルブ8を開くと共に、エンジンの
吸入空気量が多いときほどその開度を大きくするように
制御する。
【0027】一方、コントローラ15は、このパージ制
御中に、圧力センサ9の検出値に基づき、燃料タンク2
からパージバルブ8間の系20のリーク診断の許可条件
を判定して、可の場合にリーク診断を行う。
【0028】次に、このコントローラ15のリーク診断
の制御内容を図2のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0029】まず、ステップ1では、パージ制御中かど
うかを見る。パージ制御中でないときは、リターンす
る。
【0030】パージ制御中であれば、ステップ2で圧力
センサ9の検出値に基づき、系20の内圧状態を判定す
る。
【0031】パージ制御中、パージバルブ8を開いてパ
ージを行っているときは、パージの流れに関連して系2
0の内圧状態は一様ではなく、配管7側の負圧に対して
燃料タンク2側の負圧は弱い。図3にパージ流量(パー
ジバルブ8の開度)に対する配管7内と燃料タンク2内
の負圧の関係を示す。即ち、燃料タンク2を含めた系2
0のリーク診断を精度良く行うためには、燃料タンク2
内を所定値A(例えば、−5mmHg)以下の負圧にす
る必要があり、図3の関係を基に圧力センサ9が所定値
B(例えば、−10mmHg)以下の負圧を検出した場
合、燃料タンク2内が所定値A以下の負圧にあると判定
する。なお、図3はエンジンの所定の吸入負圧時におけ
る関係を示し、吸入負圧が強くなるほど所定値A、Bを
低値に設定する。
【0032】圧力センサ9の検出値に基づき、燃料タン
ク2内の圧力が所定値A以下の負圧にないと判定したと
きは、リターンする。
【0033】圧力センサ9の検出値に基づき、燃料タン
ク2内の圧力が所定値A以下の負圧になったことを判定
すると、ステップ3でリーク診断の許可条件の成立と判
定して、ステップ4に進む。
【0034】ステップ4に進むと、パージバルブ8およ
びドレンカットバルブ11を閉じて系20を閉塞して、
圧力センサ9の検出値に基づき、系20の内圧変化を計
測してリーク診断を行う。
【0035】このリーク診断は、系20の内圧が一定時
間でどの程度減少するかを計測して、減少度が所定値以
上のとき、異常があると判定する。
【0036】図4に、このリーク診断制御のタイミング
チャートを示す。パージ制御中に燃料タンク2内の圧力
が所定値以下の負圧になると、パージバルブ8およびド
レンカットバルブ11を閉じてリーク診断に入り、系2
0にリークがないときは燃料タンク2、キャニスタ3内
の圧力はほとんど変化しないが、リークがあるときは圧
力は減少する。
【0037】なお、圧力センサ9を、配管7に設ける代
わりに、燃料タンク2に設けても良い。
【0038】このようにリーク診断制御を行うのであ
り、パージバルブ8を開いてパージを行っているパージ
制御中に、系20の内圧が所定の負圧になると、パージ
バルブ8およびキャニスタ3の大気開放口10のドレン
カットバルブ11を閉じてリーク診断に入るようにした
ため、従来例のように、リーク診断を行う場合に、ドレ
ンカットバルブを閉じた状態にて、エンジンの吸入負圧
を導入して、系の内圧を負圧にすることによって、燃料
タンク内の濃い燃料蒸気を吸引してしまうようなことが
なく、濃い燃料蒸気がエンジンの吸気通路に入って、排
気や運転性が悪化するのを防止できる。
【0039】また、パージ制御中に、圧力センサ9の検
出値に基づき、リーク診断の許可条件を判定して、所定
値以下の負圧を検出した場合、条件成立として診断に入
るため、条件判定を簡素化でき、診断を行うまでの制御
を容易にできる。
【0040】また、パージを行っているパージ制御中
に、系20の内圧が所定の負圧になったときに、その負
圧を用いてリーク診断に入るので、リーク診断に入る前
(系を所定の負圧に設定する間)にパージを中止せずと
も良く、そのためエンジンの吸入空気量が多い場合に多
量のパージを確保しながら、リーク診断に入ることがで
き、支障はない。
【0041】また、燃料タンク2内の圧力が所定値以下
の負圧になったことを判定して、リーク診断を行うの
で、燃料タンク2を含む系20のリーク診断を精度良く
行うことができる。
【0042】この場合、圧力センサ9を燃料タンク2に
設ければ、系20のリーク診断を一層精度良く行える
が、圧力センサ9を配管7に設け、その検出値に基づき
燃料タンク2内の圧力を判定するので、レイアウトの制
約によって圧力センサ9を燃料タンク2に設けることが
できない場合、これに対処でき、レイアウト性が向上す
る。
【0043】図5は本発明の第2の実施の形態を示し、
パージ制御中に運転条件に基づきパージバルブ8が閉じ
ているときに、リーク診断を行うようにしたものであ
る。
【0044】ステップ5では、パージ制御中かどうかを
見る。パージ制御中でないときは、リターンする。
【0045】パージ制御中であれば、ステップ6でパー
ジバルブ8が開いているか閉じているかの判定を行う。
パージバルブ8が開いている場合は、リターンする。
【0046】パージバルブ8が閉じている場合は、ステ
ップ7に進み、圧力センサ9の検出値に基づき、系20
の内圧状態を判定する。
【0047】燃料タンク2内の圧力が所定値A以下の負
圧にない場合は、リターンする。
【0048】燃料タンク2内の圧力が所定値A以下の負
圧になっている場合は、ステップ8でリーク診断の許可
条件の成立と判定して、ステップ9に進む。
【0049】ステップ9に進むと、既にパージバルブ8
は閉じている状態にあるため、ドレンカットバルブ11
を閉じて系20を閉塞して、圧力センサ9の検出値に基
づき、系20の内圧変化を計測してリーク診断を行う。
【0050】即ち、パージバルブ8が閉じる前に燃料タ
ンク2内の圧力が所定値以下の負圧になっており、その
まま運転条件に基づきパージを行わない運転域に入って
パージバルブ8が閉じたときにリーク診断に入るのであ
る。
【0051】このようにすれば、本来パージを行う運転
域に、リーク診断のためにパージを中断することがな
い。なお、もちろん、パージバルブ8が閉じる前の所定
の負圧を用いてリーク診断に入るので、速やかにリーク
診断に入ることができる。
【0052】図6は本発明の第3の実施の形態を示す。
これは、配管7に設けた圧力センサ9の検出値を基に燃
料タンク2内の圧力を推定するものである。
【0053】ステップ10では、配管7内の圧力を計測
する。配管7内の圧力はキャニスタ3の圧力と同等とす
る。
【0054】ステップ11では、前回の計測値に対する
今回の計測値を加重平均処理する。
【0055】ステップ12では、その加重平均値を燃料
タンク2内の圧力と推定する。
【0056】即ち、燃料タンク2は、キャニスタ3と配
管4で連通しているために、燃料タンク2内の圧力はキ
ャニスタ3内の圧力に追従する形で現れ、その追従形態
は1次遅れの形となるので、キャニスタ3内の圧力を加
重平均することで、燃料タンク2内の圧力を推定するこ
とができる。
【0057】このようにすれば、前図3のようなデータ
を用いるものと比べて処理を容易に行え、燃料タンク2
内の圧力を精度良く推定できる。
【0058】図7は本発明の第4の実施の形態を示す。
これは、配管7内の圧力が所定値B以下の負圧になった
場合、その後の経過時間に基づきリーク診断を行うよう
にしたものである。
【0059】ステップ13では、パージ制御中かどうか
を見る。パージ制御中でないときは、リターンする。
【0060】パージ制御中であれば、ステップ14で圧
力センサ9の検出値に基づき、配管7内の圧力が所定値
B以下の負圧かどうかの判定を行う。
【0061】配管7内の圧力が所定値B以下の負圧の場
合、ステップ15で時間を計測するタイマをインクリメ
ントする。
【0062】配管7内の圧力が所定値B以上の場合、ス
テップ16でタイマをクリアする。
【0063】ステップ17ではタイマを監視し、タイマ
が所定時間をカウントすると、つまり配管7内の圧力の
所定値B以下の負圧状態が所定時間継続すると、ステッ
プ18でリーク診断の許可条件の成立と判定して、ステ
ップ19に進む。
【0064】ステップ19に進むと、パージバルブ8お
よびドレンカットバルブ11を閉じて系20を閉塞し
て、圧力センサ9の検出値に基づき、系20の内圧変化
を計測してリーク診断を行う。
【0065】このようにすれば、リーク診断処理を一層
容易に行える。また、簡単に燃料タンク2内の圧力を推
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料蒸発ガス処理装置の構成図である。
【図2】第1の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図3】パージ流量に対する配管内と燃料タンク内の負
圧の関係を示す特性図である。
【図4】リーク診断制御のタイミングチャートである。
【図5】第2の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図6】第3の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図7】第4の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 2 燃料タンク 3 キャニスタ 4 配管 6 吸気通路 7 配管 8 パージバルブ 9 圧力センサ 10 大気開放口 11 ドレンカットバルブ 15 コントローラ 20 系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内からの蒸発燃料を吸着する
    キャニスタと、キャニスタとエンジンの吸気通路とをつ
    なぐ配管を開閉するパージバルブと、キャニスタの大気
    開放口を開閉するドレンカットバルブとを備え、 ドレンカットバルブを開状態に保持してパージバルブを
    エンジンの運転条件に応じた開度に制御するパージ制御
    を行う一方、 燃料タンクからパージバルブ間の系のリーク診断時に、
    系を閉塞してリーク診断を行うリーク診断制御手段を備
    える燃料蒸発ガス処理装置において、 前記系の内圧状態を検出する圧力検出手段を備え、 前記リーク診断制御手段は、前記パージ制御中に系の内
    圧が所定値以下の負圧になった場合、系を閉塞して系の
    内圧変化を計測してリーク診断を行うことを特徴とする
    燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記リーク診断制御手段は、前記パージ
    バルブが閉の状態になり、かつ系の内圧が所定値以下の
    負圧になっている場合、系を閉塞して系の内圧変化を計
    測してリーク診断を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力検出手段は、燃料タンク内の圧
    力を検出することを特徴とする請求項1または2に記載
    の燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力検出手段は、キャニスタとパー
    ジバルブ間の圧力を検出することを特徴とする請求項1
    または2に記載の燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装
    置。
  5. 【請求項5】 前記リーク診断制御手段は、前記圧力検
    出手段の検出値を加重平均して燃料タンクの内圧を推定
    することを特徴とする請求項4に記載の燃料蒸発ガス処
    理装置の故障診断装置。
  6. 【請求項6】 前記リーク診断制御手段は、前記圧力検
    出手段の検出値が所定値以下の負圧になってからの経過
    時間に基づき、リーク診断を行うことを特徴とする請求
    項4に記載の燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115087801A (zh) * 2020-02-18 2022-09-20 日产自动车株式会社 蒸发燃料处理装置的故障诊断方法以及故障诊断装置
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