JP2003033578A - ゲームシステム - Google Patents

ゲームシステム

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JP2003033578A
JP2003033578A JP2001220203A JP2001220203A JP2003033578A JP 2003033578 A JP2003033578 A JP 2003033578A JP 2001220203 A JP2001220203 A JP 2001220203A JP 2001220203 A JP2001220203 A JP 2001220203A JP 2003033578 A JP2003033578 A JP 2003033578A
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JP2001220203A
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Inventor
Hiroki Nakazawa
宏樹 中澤
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信回線を用い、変化に富んだゲーム展開を実
行可能なゲームシステムを提供する。 【解決手段】携帯電話機1を各店舗4に設置されたリー
ダ装置5に近づけて、その携帯電話機1の電話番号を読
み取らせる。リーダ装置5から電話番号のデータを受信
した情報管理装置6は、そのリーダ装置5に対応するゲ
ームデータを、受信した電話番号のデータに対応する携
帯電話機1に通信回線Nを介して送信する。 【効果】プレイヤがどのリーダ装置5で携帯電話機1の
電話番号を読み取らせたかによって、異なるゲーム展開
を実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いた
ゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の革新的進歩に伴い、通
信回線を用いた種々のゲームシステムが提案されてい
る。この種のゲームシステムは、例えばテレビに接続し
てゲームを実行可能な家庭用のゲーム機に適用される。
通信回線には電話回線などが用いられ、例えばゲーム機
を電話回線を介して管理装置に接続することにより、管
理装置に蓄積されたデータを読み出して、多種多様なゲ
ームを実行できるもの(特開平10−276280号)
や、電話回線を介して管理装置に接続された複数のゲー
ム機間でいわゆる対戦ゲームを実行できるもの(特開平
7−323159号)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、ゲーム展開に一
層変化があり、面白みのあるゲームシステムが望まれて
いた。本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、
通信回線を用い、変化に富んだゲーム展開を実行可能な
ゲームシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するための請求項1記載の発明は、ゲームに利
用されるシステムであって、予め定める識別情報が記憶
されている携帯通信端末機(1)と、上記携帯通信端末
機に記憶されている識別情報を読み取り可能な複数台の
リーダ装置(5)と、上記複数台のリーダ装置と通信可
能であり、あるリーダ装置において読み取られた識別情
報を受信した場合に、そのリーダ装置に対応付けられた
特有のゲーム情報(10A〜10D、11A〜11D)
を、上記識別情報に対応させて提供することができる情
報管理装置(6)とを含むことを特徴とするゲームシス
テムである。
【0005】なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態
における対応構成要素等を表す。以下、この項において
同じ。上記ゲームシステムには、予め定める識別情報が
記憶されている携帯通信端末機が必要であり、この携帯
通信端末機は、通常、当該ゲームシステムにおけるゲー
ムのプレイヤにより所持される。本発明の構成によれ
ば、携帯通信端末機の識別情報を読み取ったリーダ装置
毎に対応付けられた特有のゲーム情報をプレイヤに提供
することができる。したがって、プレイヤは、どのリー
ダ装置で携帯通信端末機の識別情報を読み取らせたかに
よって異なるゲーム情報を得て、それらのゲーム情報に
基づいて異なるゲーム展開を実行することができるの
で、変化に富んだゲーム展開を実行することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、上記複数台のリー
ダ装置は、互いに異なる場所(4)に設置されているこ
とを特徴とする請求項1記載のゲームシステムである。
この構成によれば、プレイヤは、異なる場所に設置され
た複数台のリーダ装置で携帯通信端末機の識別情報を読
み取らせることにより、より多くのゲーム情報を得るこ
とができる。したがって、当該ゲームシステムを、例え
ばモンスターを集めるゲームのようなコレクション性を
有する内容のゲームに適用すれば、プレイヤは、複数台
のリーダ装置においてモンスターを集めることができる
ので、面白さを増すことができる。また、当該ゲームシ
ステムを、例えば謎を解明しストーリーを解くいわゆる
RPG(ロールプレイングゲーム)に適用すれば、プレ
イヤは、複数台のリーダ装置において謎を解くためのキ
ーワードを得ることができるので、面白さを増すことが
できる。
【0007】請求項3記載の発明は、提供される上記特
有のゲーム情報(10A〜10D、11A〜11D)の
増加に伴い、ゲームが進行するものであることを特徴と
する請求項1または2のいずれかに記載のゲームシステ
ムである。この構成によれば、プレイヤは、より多くの
リーダ装置で携帯通信端末機の識別情報を読み取らせる
ことにより、ゲームを進行させることができる。したが
って、より変化に富んだゲーム展開を実行できる。
【0008】請求項4記載の発明のように、上記情報管
理装置は、上記特有のゲーム情報(10A〜10D、1
1A〜11D)を、上記識別情報が記憶されている携帯
通信端末機に与えるものであってもよい。この場合、請
求項5記載の発明のように、上記携帯通信端末機は、所
定の情報を報知するための報知手段(3)を備えてお
り、上記情報管理装置は、上記特有のゲーム情報(11
A〜11D)を、上記携帯通信端末機に与えることによ
り、その旨を上記報知手段によって報知するものであれ
ば、プレイヤは、報知手段により報知された特有のゲー
ム情報に応じてゲームを進行させることができる。した
がって、より変化に富んだゲーム展開を実行することが
できる。
【0009】また、請求項6記載の発明のように、上記
携帯通信端末機から上記特有のゲーム情報(10A〜1
0D)を読み込むための読み込み手段(16)をさらに
含み、上記読み込み手段に読み込んだ上記特有のゲーム
情報をゲーム機に付加してゲームを行うものであれば、
プレイヤは、特有のゲーム情報を携帯通信端末機から読
み込み手段に読み込んで、そのゲーム情報をゲーム機
(13)に付加してゲームを行うことができるので、ゲ
ーム情報の入力操作に手間がかからない。
【0010】したがって、例えばRPGのゲームにおい
て、あるキーワードが要求されている場合に、わざわざ
キーボードなどを用いてキーワードを入力しなくても、
読み込み手段に読み込んだキーワードの情報を付加して
ゲームを行うことができる。請求項7記載の発明は、上
記情報管理装置と通信可能であって、上記携帯通信端末
機の識別情報に対応付けられた通信手段(18)をさら
に含み、上記通信手段を介して上記情報管理装置から上
記特有のゲーム情報(10A〜10D)を入手し、その
ゲーム情報をゲーム機(13)に付加してゲームを行う
ものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載のゲームシステムである。
【0011】この構成によれば、特有のゲーム情報を、
通信手段を介して情報管理装置からゲーム機に直接与え
ることができる。したがって、携帯通信端末機をゲーム
機に接続したりすることなく、特有のゲーム情報をゲー
ム機に与えることができるので、ゲーム情報の入力操作
にかかる手間をさらに削減できる。請求項8記載の発明
は、上記携帯通信端末機は、携帯電話機(1)であるこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のゲーム
システムである。
【0012】この構成によれば、携帯通信端末機とし
て、近年急速に普及してきている携帯電話機を利用する
ので、プレイヤは、わざわざ専用の携帯通信端末機を購
入する必要がない。したがって、より多くのプレイヤが
このゲームシステムを利用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、本発
明の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発
明の一実施形態にかかるゲームシステムの構成を示すブ
ロック図である。このゲームシステムには、例えばプレ
イヤの所持する携帯電話機1が用いられる。携帯電話機
1には、例えば非接触ICメモリ(例えばRFID(Ra
dio Frequency Identification)チップ)2が内蔵され
ている。非接触ICメモリ2には、その携帯電話機1の
識別情報として例えば電話番号が記憶されている。ま
た、携帯電話機1には、例えば液晶表示器により構成さ
れるディスプレイ3が備えられている。このゲームシス
テムでは、近年急速に普及してきている携帯電話機1を
利用するので、プレイヤは、わざわざ専用の携帯通信端
末機を購入する必要がない。したがって、より多くのプ
レイヤがこのゲームシステムを利用できる。
【0014】このゲームシステムでは、プレイヤは、例
えば携帯電話機1を持って互いに異なる場所にある複数
の店舗(A店、B店、C店、D店、・・・)4に来店
し、各店舗4に設置されたリーダ装置5に当該携帯電話
機1の電話番号を読み取らせることにより、情報管理セ
ンタに設置された情報管理装置6から、ゲームを進行さ
せるためのゲームデータを通信回線Nを介して受信する
ことができるようになっている。
【0015】リーダ装置5は、携帯電話機1が所定距離
範囲内(例えば0.5〜30cm)に近づけられること
により、当該携帯電話機1の非接触ICメモリ2と非接
触(無線)で通信可能となり、非接触ICメモリ2に記
憶されている当該携帯電話機1の電話番号を非接触で読
み取ることができる。各リーダ装置5は、専用の通信回
線7を介して情報管理装置6と通信可能に接続されてお
り、電話番号を読み取ったリーダ装置5は、その電話番
号のデータを情報管理装置6に送信する。情報管理装置
6は、各リーダ装置5に対応付けられた特有のゲームデ
ータを記憶している。
【0016】図2は、情報管理装置6におけるデータの
記憶態様を示す図である。情報管理装置6は、各リーダ
装置5のID番号に対応付けてゲームデータを記憶する
ためのゲームデータ記憶部8と、各プレイヤが携帯電話
機1の電話番号を読み取らせたリーダ装置5のID番号
のデータ(IDデータ)を記憶するためのIDデータ記
憶部9とを含む。ゲームデータ記憶部8には、例えば各
リーダ装置5のID番号毎に区分して、読み込みデータ
10A〜10Dと報知データ11A〜11Dとが記憶さ
れている。読み込みデータ10A〜10Dは、例えば携
帯電話機1に向けて送信することにより、当該携帯電話
機1を介してゲーム機(図示せず)に読み込んで、これ
らの読み込みデータ10A〜10Dに基づくゲームを実
行させるためのデータである。一方、報知データ11A
〜11Dは、例えば携帯電話機1に向けて送信すること
により、当該携帯電話機1からプレイヤに所定の情報を
報知するためのデータである。
【0017】報知データ11A〜11Dは、例えば携帯
電話機1のディスプレイ3に所定の情報を表示させるた
めの表示データ、携帯電話機1からプレイヤに音声によ
り所定の情報を報知するための音声データ、携帯電話機
1に内蔵されたバイブレータ(図示せず)を振動させる
ことによりプレイヤに臨場感を与えるための体感データ
などであってもよい。ゲームデータ記憶部8は、各リー
ダ装置5のID番号に対応して、読み込みデータ10A
〜10Dおよび報知データ11A〜11Dを1つずつ記
憶するものに限らず、複数の読み込みデータおよび報知
データを記憶するものであってもよいし、読み込みデー
タまたは報知データのいずれか一方を記憶するものであ
ってもよい。
【0018】IDデータ記憶部9には、例えば各プレイ
ヤの所持する携帯電話機1の電話番号毎に区分して、各
プレイヤが携帯電話機1の電話番号を読み取らせたリー
ダ装置5のIDデータ12A〜12Dが記憶されてい
る。リーダ装置5から携帯電話機1の電話番号のデータ
を受信した情報管理装置6は、その電話番号が既に登録
された電話番号であるか否かを照合し、既に登録された
電話番号であれば、その電話番号に対応するファイル
に、当該リーダ装置5のIDデータを記憶する。未登録
の電話番号であれば、その電話番号に対応してIDデー
タを保存するファイルを作成し、そのファイルに、当該
リーダ装置5のIDデータを記憶する。
【0019】本実施形態では、IDデータ記憶部9に、
例えば電話番号「090−○○○○−○○○○」に対応
して、ID番号「1」、「2」のIDデータ12A、1
2Bが記憶されており、電話番号「090−××××−
××××」に対応して、ID番号「1」のIDデータ1
2Aが記憶されている。すなわち、電話番号「090−
○○○○−○○○○」に対応する携帯電話機1を所持す
るプレイヤが、A店およびB店に設置されたリーダ装置
5に当該携帯電話機1の電話番号を読み取らせたことを
示しており、電話番号「090−××××−××××」
に対応する携帯電話機1を所持するプレイヤが、A店に
設置されたリーダ装置5に当該携帯電話機1の電話番号
を読み取らせたことを示している。
【0020】同様に、IDデータ記憶部9には、電話番
号「090−△△△△−△△△△」に対応して、ID番
号「1」〜「4」のIDデータ12A〜12Dが記憶さ
れており、電話番号「090−△△△△−△△△△」に
対応する携帯電話機1を所持するプレイヤは、A店〜D
店に設置されたリーダ装置5に電話番号を読み取らせた
ことを示している。図1および図2を参照して、情報管
理装置6は、プレイヤが各店舗4に来店してリーダ装置
5に読み取らせた電話番号のデータを受信したことに応
答して、IDデータ記憶部9にそのリーダ装置5のID
データ12A〜12Dを記憶すると共に、ゲームデータ
記憶部8に記憶されたそのリーダ装置5に対応する報知
データ11A〜11Dを、受信した電話番号のデータに
対応する携帯電話機1に通信回線Nを介して送信する。
プレイヤは、携帯電話機1に受信した報知データ11A
〜11Dに基づく所定の情報を得て、ゲームを進行させ
ることができる。携帯電話機1に送信された報知データ
11A〜11Dは、携帯電話機1のメモリ(図示せず)
に記憶されてもよい。
【0021】読み込みデータ10A〜10Dは、報知デ
ータ11A〜11Dのように電話番号の読み取りに応じ
て自動的に送信されるのではなく、プレイヤがゲーム機
でゲームを行う際に情報管理装置6にアクセスすること
により、携帯電話機1を介してゲーム機に読み込まれ
る。図3は、読み込みデータ10A〜10Dをゲーム機
13に読み込む際の流れを示すための図である。
【0022】ゲーム機13は、例えばテレビ14に接続
してゲームを実行可能な家庭用のゲーム機であって、通
信ケーブル15を介して携帯電話機1と接続可能であ
る。通信ケーブル15によりゲーム機13と携帯電話機
1とを通信可能に接続した状態で、当該携帯電話機1か
ら情報管理装置6に電話をかけると(情報管理装置に
アクセス)、情報管理装置6はその電話に自動的に応答
し、その携帯電話機1の電話番号を読み取る。そして、
IDデータ記憶部9から当該電話番号に対応して記憶さ
れたIDデータ12A〜12Dを読み出し、ゲームデー
タ記憶部8からそのIDデータ12A〜12Dに対応し
て記憶された読み込みデータ10A〜10Dを読み出し
て、その読み込みデータ10A〜10Dを通信回線Nを
介して携帯電話機1に送信する(読み込みデータの送
信)。
【0023】読み込みデータ10A〜10Dを受信した
携帯電話機1は、その読み込みデータ10A〜10Dを
通信ケーブル15を介してゲーム機13に読み込ませる
(読み込みデータの読み込み)。ゲーム機13にはメ
モリ16が内蔵されており、ゲーム機13に読み込まれ
た読み込みデータ10A〜10Dは、このメモリ16に
記憶される。プレイヤは、上述のようにして読み込みデ
ータ10A〜10Dをゲーム機13のメモリ16に記憶
させた後、当該ゲーム機13を用いてゲームを行うこと
により、読み込みデータ10A〜10Dをメモリ16か
ら読み出して、これらの読み込みデータ10A〜10D
に基づくゲームを実行できる。
【0024】本実施形態では、プレイヤは、読み込みデ
ータ10A〜10Dを携帯電話機1からゲーム機13の
メモリ16に読み込んで、その読み込みデータ10A〜
10Dを付加してゲームを行なうことができるので、読
み込みデータ10A〜10Dの入力操作に手間がかから
ない。したがって、例えばRPGのゲームにおいて、あ
るキーワードが要求されている場合に、わざわざキーボ
ードなどを用いてキーワードを入力しなくても、メモリ
16に読み込んだキーワードの情報を付加してゲームを
行うことができる。
【0025】以下では、図1〜3を参照して、このゲー
ムシステムを用いたゲームの一例として、プレイヤが警
察官となって犯罪を捜査し、最終的に犯人を逮捕すると
いう内容のゲームについて説明する。上述のように、プ
レイヤは、各店舗4に設置されたリーダ装置5に携帯電
話機1の電話番号を読み取らせることにより、その電話
番号の読み取りに応答して情報管理装置6から報知デー
タ11A〜11Dを受信したり、ゲーム機13でゲーム
を行う際に情報管理装置6から読み込みデータ10A〜
10Dを受信したりすることができる。リーダ装置5が
互いに異なる場所にある複数の店舗4に設置されている
ので、プレイヤは各店舗4に来店して各リーダ装置5に
携帯電話機1の電話番号を読み取らせ、対応する読み込
みデータ10A〜10Dや報知データ11A〜11D
(ゲームデータ)を受信することにより、いわゆる「捜
査活動」の擬似体験を味わうことができる。
【0026】報知データ11A〜11Dは、例えば被疑
者に「アリバイ」があったという証言を携帯電話機1の
ディスプレイ3に表示するための表示データなどであっ
てもよいし、例えば「B店に行け。」という指示を携帯
電話機1からプレイヤに音声により報知するための音声
データなどであってもよい。プレイヤは、上記証言に基
づいて、その「アリバイ」のある被疑者を被疑者の候補
から除いたり、上記指示に従ってB店に来店したりする
ことにより、ゲームを進行させることができる。
【0027】読み込みデータ10A〜10Dは、例えば
犯人が凶器として使用した「ナイフ」などであってもよ
い。ゲーム機13でゲームを行う際に、読み込みデータ
10A〜10Dをゲーム機13に読み込んだプレイヤ
は、ゲームの中で「ナイフ」を犯人逮捕のための証拠品
として用いることができる。このように、各リーダ装置
5毎に異なるゲームデータを受信することができるの
で、プレイヤがどの店舗4に来店して、リーダ装置5に
携帯電話機1の電話番号を読み取らせたかによって、異
なるゲーム展開を実行することができる。したがって、
変化に富んだゲーム展開を実行することができる。
【0028】特に、プレイヤは、事件解決を有利にする
ために、より多くの店舗4に来店して、リーダ装置5に
携帯電話機1の電話番号を読み取らせることとなるの
で、より変化に富んだゲーム展開を実行することができ
る。本発明に係るゲームシステムは、上記内容のゲーム
だけでなく、例えばモンスターを集めるゲームのような
コレクション性を有する内容のゲームに適用すれば、プ
レイヤは、複数のリーダ装置5においてモンスターを集
めることができるので、面白さを増すことができる。ま
た、例えば謎を解明しストーリーを解くいわゆるRPG
(ロールプレイングゲーム)に適用すれば、プレイヤ
は、複数のリーダ装置5において謎を解くためのキーワ
ードを得ることができるので、面白さを増すことができ
る。
【0029】このとき、報知データ11A〜11Dに基
づく報知内容は、上記証言や指示に限らず、例えばプレ
イヤに対して出題するクイズなどであってもよい。この
場合、プレイヤは、携帯電話機1に設けられた方向指示
キーを操作することにより、複数の選択肢の中から1つ
の選択肢を選択し、正解の場合は前記読み込みデータ1
0A〜10Dに特別データが付加されるようなものであ
ってもよい。この他にも、報知データ11A〜11Dに
基づく報知内容は、例えば各店舗4の特典情報であっ
て、この特典情報を活用してプレイヤが当該店舗4で物
品を購入したり、当該店舗4に設置された遊技機で遊技
を行うことができるようなものであってもよいし、例え
ば各店舗4の来店ポイント数であって、このポイントを
集めることによりプレイヤが当該店舗4で集めたポイン
トを商品などに交換できるようなものであってもよい。
【0030】また、本実施形態では、携帯電話機1が受
信した読み込みデータ10A〜10Dを読み込むための
読み込み手段が、ゲーム機13内に設けられたメモリ1
6である場合について説明したが、ゲーム機13とは別
個に設けられた読み込み装置により読み込みデータ10
A〜10Dを読み込んで、ゲーム機13に与えるような
構成であってもよい。図4は、第2実施形態における読
み込みデータ10A〜10Dをゲーム機13に読み込む
際の流れを説明するための図である。
【0031】ゲーム機13には、例えば一般電話回線1
7を介して情報管理装置6と通信可能な通信部18が内
蔵されている。この通信部18に関連して、ゲーム機1
3は固有の電話番号を有しており、情報管理装置6に
は、ゲーム機13の電話番号と携帯電話機1の電話番号
とが予め対応付けて記憶されている。ただし、通信部1
8がゲーム機13に内蔵された構成に限らず、ゲーム機
13とは別個に設けられた通信装置がゲーム機13に接
続されるような構成であってもよい。
【0032】ゲーム機13から情報管理装置6に電話を
かけると(情報管理装置にアクセス)、情報管理装置
6はその電話に自動的に応答し、そのゲーム機13の電
話番号を読み取る。そして、ゲーム機13の電話番号に
対応する携帯電話機1の電話番号を読み出して、IDデ
ータ記憶部9からこの携帯電話機1の電話番号に対応し
て記憶されたIDデータ12A〜12Dを読み出す。そ
のIDデータ12A〜12Dに対応して記憶された読み
込みデータ10A〜10Dをゲームデータ記憶部8から
読み出して、その読み込みデータ10A〜10Dを一般
電話回線17を介してゲーム機13に送信する(読み
込みデータの送信)。
【0033】ゲーム機13に送信された読み込みデータ
10A〜10Dは、通信部18からメモリ16に読み込
まれ、記憶される(読み込みデータの読み込み)。第
2の実施形態では、読み込みデータ10A〜10Dを、
一般電話回線17を介して情報管理装置6からゲーム機
13に直接与えることができる。したがって、携帯電話
機1をゲーム機13に接続したりすることなく、読み込
みデータ10A〜10Dをゲーム機13に与えることが
できるので、読み込みデータ10A〜10Dの入力操作
にかかる手間をさらに削減できる。
【0034】以上の実施形態では、プレイヤが携帯電話
機1やゲーム機13から電話をかけることにより情報管
理装置6にアクセスして、読み込みデータ10A〜10
Dを受信する構成について説明したが、例えば情報管理
装置6のアクセス番号(例えばURL(Uniform Resour
ce Locator))にアクセスする構成であってもよい。携
帯電話機1とリーダ装置5との非接触通信は、非接触I
Cメモリ2を用いた構成に限らず、例えば赤外線を用い
た赤外線通信によるものであってもよいし、携帯電話機
1に内蔵された無線データ通信用インタフェイス(Blue
toothなど)を介した近距離無線通信によるものであっ
てもよい。
【0035】リーダ装置5には、携帯電話機1をセット
するための携帯電話機ホルダが設けられていてもよい。
この場合、リーダ装置5による携帯電話機1の電話番号
の読み取りは、非接触ICメモリ2を用いた非接触通信
によるものに限らず、例えば携帯電話機1の電話番号を
表すバーコードシールまたはホログラムコードシールが
携帯電話機1に貼付されると共に、携帯電話機ホルダに
バーコード読み取り装置またはホログラムコード読み取
り装置が備えられて、携帯電話機1に貼付されたバーコ
ードまたはホログラムコードが読み取られることによ
り、携帯電話機1の電話番号の読み取りが達成されても
よい。
【0036】また、リーダ装置5による携帯電話機1の
電話番号の読み取りは、例えばリーダ装置5および携帯
電話機1にそれぞれ設けられた接続部を互いに接続する
ことにより読み取られるような、接触式の読み取り方式
であってもよい。リーダ装置5により携帯電話機1から
読み取られる識別番号は、電話番号に限らず、例えば各
携帯電話機1のID番号などであってもよい。リーダ装
置5は、各店舗4に設置されている構成に限らず、例え
ば遊園地内の複数の場所に設置されていてもよい。この
場合、例えば当該遊園地に入場した人(プレイヤ)が、
複数のリーダ装置5で携帯電話機1の電話番号を読み取
らせることにより報知データ11A〜11Dを得て、こ
れらの報知データ11A〜11Dに基づいて、例えば表
面にキャラクタが描かれたキャラクタカードがどこにあ
るかを知得して、このキャラクタカードを入手できるよ
うなゲームシステムであってもよい。さらに、所定種類
のキャラクタカードを集めることで、ゲームの成果とし
て景品と交換できるようなシステムであってもよい。
【0037】本実施形態では、携帯通信端末機の一例と
して携帯電話機1を取り上げたが、携帯通信端末機は、
携帯電話機1に限らず、例えばPDA(Personal Digit
al Assistant)やポケットベルなどであってもよい。ゲ
ーム機13には、読み込みデータ10A〜10Dだけで
なく、報知データ11A〜11Dも与えられるような構
成であってもよい。ゲーム機は、家庭用のゲーム機13
に限らず、例えば携帯型のゲーム機やパソコンなどであ
ってもよい。携帯型のゲーム機の場合、報知データ11
A〜11Dのうち、例えば表示データはゲーム機のディ
スプレイに所定の情報を表示させ、音声データはゲーム
機からプレイヤに音声により所定の情報を報知させ、体
感データはゲーム機内に設けられたバイブレータを振動
させることによりプレイヤに臨場感を与えるようになっ
ていてもよい。
【0038】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるゲームシステムの
構成を示すブロック図である。
【図2】情報管理装置におけるデータの記憶態様を示す
図である。
【図3】読み込みデータをゲーム機に読み込む際の流れ
を示すための図である。
【図4】第2実施形態における読み込みデータをゲーム
機に読み込む際の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 3 ディスプレイ 4 店舗 5 リーダ装置 6 情報管理装置 10A〜10D 読み込みデータ 11A〜11D 報知データ 13 ゲーム機 16 メモリ 18 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲームに利用されるシステムであって、 予め定める識別情報が記憶されている携帯通信端末機
    と、 上記携帯通信端末機に記憶されている識別情報を読み取
    り可能な複数台のリーダ装置と、 上記複数台のリーダ装置と通信可能であり、あるリーダ
    装置において読み取られた識別情報を受信した場合に、
    そのリーダ装置に対応付けられた特有のゲーム情報を、
    上記識別情報に対応させて提供することができる情報管
    理装置とを含むことを特徴とするゲームシステム。
  2. 【請求項2】上記複数台のリーダ装置は、互いに異なる
    場所に設置されていることを特徴とする請求項1記載の
    ゲームシステム。
  3. 【請求項3】提供される上記特有のゲーム情報の増加に
    伴い、ゲームが進行するものであることを特徴とする請
    求項1または2のいずれかに記載のゲームシステム。
  4. 【請求項4】上記情報管理装置は、上記特有のゲーム情
    報を、上記識別情報が記憶されている携帯通信端末機に
    与えるものであることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のゲームシステム。
  5. 【請求項5】上記携帯通信端末機は、所定の情報を報知
    するための報知手段を備えており、 上記情報管理装置は、上記特有のゲーム情報を、上記携
    帯通信端末機に与えることにより、その旨を上記報知手
    段によって報知するものであることを特徴とする請求項
    4記載のゲームシステム。
  6. 【請求項6】上記携帯通信端末機から上記特有のゲーム
    情報を読み込むための読み込み手段をさらに含み、 上記読み込み手段に読み込んだ上記特有のゲーム情報を
    ゲーム機に付加してゲームを行うものであることを特徴
    とする請求項4または5記載のゲームシステム。
  7. 【請求項7】上記情報管理装置と通信可能であって、上
    記携帯通信端末機の識別情報に対応付けられた通信手段
    をさらに含み、 上記通信手段を介して上記情報管理装置から上記特有の
    ゲーム情報を入手し、そのゲーム情報をゲーム機に付加
    してゲームを行うものであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のゲームシステム。
  8. 【請求項8】上記携帯通信端末機は、携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のゲー
    ムシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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