JP2003032737A - 無線通信システムにおける信号スキャン方式 - Google Patents
無線通信システムにおける信号スキャン方式Info
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- JP2003032737A JP2003032737A JP2001217112A JP2001217112A JP2003032737A JP 2003032737 A JP2003032737 A JP 2003032737A JP 2001217112 A JP2001217112 A JP 2001217112A JP 2001217112 A JP2001217112 A JP 2001217112A JP 2003032737 A JP2003032737 A JP 2003032737A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクワイアリ信号を受信したデバイスのペ
ージ信号に対する応答を速め、接続に要する時間を短縮
することを可能にした無線通信システムにおける信号ス
キャン方式を提供する。 【解決手段】 送信側デバイス2と受信側デバイス3を
備え、受信側デバイス3の存在を確認するためのインク
ワイアリ信号と、受信側デバイス3のデータ通信や音声
通信の接続を行なうためのページ信号とを個別に出力す
る無線通信システムにおいて、前記受信側デバイス3
は、送信側デバイス2からのインクワイアリ信号を受信
した後に、続いて送信側デバイス2からのページ信号が
到達することを予測して、所定期間の間は連続的にペー
ジ信号の受信を行なうものとする。
ージ信号に対する応答を速め、接続に要する時間を短縮
することを可能にした無線通信システムにおける信号ス
キャン方式を提供する。 【解決手段】 送信側デバイス2と受信側デバイス3を
備え、受信側デバイス3の存在を確認するためのインク
ワイアリ信号と、受信側デバイス3のデータ通信や音声
通信の接続を行なうためのページ信号とを個別に出力す
る無線通信システムにおいて、前記受信側デバイス3
は、送信側デバイス2からのインクワイアリ信号を受信
した後に、続いて送信側デバイス2からのページ信号が
到達することを予測して、所定期間の間は連続的にペー
ジ信号の受信を行なうものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルートゥース等
のインクワイアリ用の信号とページ用の信号とを個別に
もつ無線通信システムにおける信号スキャン方式に関す
るものである。
のインクワイアリ用の信号とページ用の信号とを個別に
もつ無線通信システムにおける信号スキャン方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信システムは、無線デバイ
スの存在を確認するインクワイアリ信号のスキャン期間
と、該無線デバイスの通信を接続するページ信号のスキ
ャン期間とは完全に独立して設けられ、独立して動作す
るようにされている。
スの存在を確認するインクワイアリ信号のスキャン期間
と、該無線デバイスの通信を接続するページ信号のスキ
ャン期間とは完全に独立して設けられ、独立して動作す
るようにされている。
【0003】例えば、ブルートゥースデバイスでは、図
3に示すように、周辺デバイスからの存在を確認するた
めのインクワイアリ信号と、周辺デバイスとの接続を起
動するためのページ信号KT1とを交互に一定周期で受
信するようにされている。
3に示すように、周辺デバイスからの存在を確認するた
めのインクワイアリ信号と、周辺デバイスとの接続を起
動するためのページ信号KT1とを交互に一定周期で受
信するようにされている。
【0004】一般に、ブルートゥースによる接続は、ま
ず、周辺デバイスを検索(インクワイアリ)し、その
後、検索されたデバイスに対して接続操作を試みるよう
にされている。通常の待ち受け状態においては、図3に
示すよう、ブルートゥース送受信装置(図示省略)の受
信側デバイス30は、ホスト部(図示省略)より制御さ
れるインクワイアリスキャン周期T1およびページスキ
ャン周期T2毎にインクワイアリスキャン期間t1およ
びページスキャン期間t2だけ受信する動作が繰り返さ
れる。
ず、周辺デバイスを検索(インクワイアリ)し、その
後、検索されたデバイスに対して接続操作を試みるよう
にされている。通常の待ち受け状態においては、図3に
示すよう、ブルートゥース送受信装置(図示省略)の受
信側デバイス30は、ホスト部(図示省略)より制御さ
れるインクワイアリスキャン周期T1およびページスキ
ャン周期T2毎にインクワイアリスキャン期間t1およ
びページスキャン期間t2だけ受信する動作が繰り返さ
れる。
【0005】この時、消費電力を低下させるという観点
からみれば、受信側デバイス30においては、インクワ
イアリスキャン周期T1はインクワイアリスキャン期間
t1に対し十分に大きく、また、ページスキャン周期T
2はページスキャン期間t2に対して十分に大きくする
ことが望ましい。
からみれば、受信側デバイス30においては、インクワ
イアリスキャン周期T1はインクワイアリスキャン期間
t1に対し十分に大きく、また、ページスキャン周期T
2はページスキャン期間t2に対して十分に大きくする
ことが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ページ
スキャン周期T2の時間をあまり長く取り過ぎると無線
接続に要する時間が多くなり過ぎるという問題がある。
スキャン周期T2の時間をあまり長く取り過ぎると無線
接続に要する時間が多くなり過ぎるという問題がある。
【0007】詳しくは、図3に示すように、送信側デバ
イス20からのページ信号の開始時間をKT1とする
と、このページ信号KP1が受信側デバイス30におい
て受信されるのは、受信側デバイス30において、開始
時間KT1後の直近のページスキャン周期T2に係るt
2−2となる。
イス20からのページ信号の開始時間をKT1とする
と、このページ信号KP1が受信側デバイス30におい
て受信されるのは、受信側デバイス30において、開始
時間KT1後の直近のページスキャン周期T2に係るt
2−2となる。
【0008】すなわち、開始時間KT1がページスキャ
ン期間t2の終了直後から始まった場合、受信側デバイ
ス30においてページ信号を受信するのはページスキャ
ン周期T2経過後となり、前述したように消費電力低減
の目的からページスキャン周期T2を長くとると、接続
に要する時間が著しく増大することになる。
ン期間t2の終了直後から始まった場合、受信側デバイ
ス30においてページ信号を受信するのはページスキャ
ン周期T2経過後となり、前述したように消費電力低減
の目的からページスキャン周期T2を長くとると、接続
に要する時間が著しく増大することになる。
【0009】また、インクワイアリ信号を受信後に、続
いてページ信号が到来した場合でも、次のページスキャ
ン期間T2経過するまでは受信することができない。す
なわち、[T2・t2]時間経たなければこのページ信
号を受信することができないため、結果的に接続する時
間が増大するという問題があった。
いてページ信号が到来した場合でも、次のページスキャ
ン期間T2経過するまでは受信することができない。す
なわち、[T2・t2]時間経たなければこのページ信
号を受信することができないため、結果的に接続する時
間が増大するという問題があった。
【0010】尚、実際の利用形態を考えた場合、ページ
信号KT1から接続が開始される場合はあまりなく、イ
ンクワイアリ信号により周辺デバイスを検索した後に、
検索されたデバイスの中から接続相手を選び、ページ信
号を送信するという手順が一般的である。
信号KT1から接続が開始される場合はあまりなく、イ
ンクワイアリ信号により周辺デバイスを検索した後に、
検索されたデバイスの中から接続相手を選び、ページ信
号を送信するという手順が一般的である。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、インクワイアリ信号を受信したデバイ
スのページ信号に対する応答を速め、接続に要する時間
を短縮することを可能にした無線通信システムにおける
信号スキャン方式を提供することを目的とするものであ
る。
れたものであり、インクワイアリ信号を受信したデバイ
スのページ信号に対する応答を速め、接続に要する時間
を短縮することを可能にした無線通信システムにおける
信号スキャン方式を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信シス
テムにおける信号スキャン方式に係り、送信側無線デバ
イスと受信側無線デバイスを備え、受信側無線デバイス
の存在を確認するための第1の信号と、受信側無線デバ
イスのデータ通信や音声通信の接続を行なうための第2
の信号とを個別に出力する無線通信システムにおいて、
前記無線デバイスは、送信側無線デバイスからの第1の
信号を受信した後に、続いて送信側無線デバイスからの
第2の信号が到達することを予測して、所定期間の間は
連続的に前記第2の信号の受信を継続的に行なうことを
特徴とするものである。
テムにおける信号スキャン方式に係り、送信側無線デバ
イスと受信側無線デバイスを備え、受信側無線デバイス
の存在を確認するための第1の信号と、受信側無線デバ
イスのデータ通信や音声通信の接続を行なうための第2
の信号とを個別に出力する無線通信システムにおいて、
前記無線デバイスは、送信側無線デバイスからの第1の
信号を受信した後に、続いて送信側無線デバイスからの
第2の信号が到達することを予測して、所定期間の間は
連続的に前記第2の信号の受信を継続的に行なうことを
特徴とするものである。
【0013】また、前記第1の信号はインクワイアリ信
号とし、前記第2の信号はページ信号とすることが好ま
しい。
号とし、前記第2の信号はページ信号とすることが好ま
しい。
【0014】また、前記無線通信システムは、電波の送
受信を行なう無線部と、データのパケットの組立、分解
を行なうベースバンド部と、前記ベースバンド部を制御
するホストコントローラ部と、前記ホストコントローラ
部を制御するホスト部とを備えることが好ましい。
受信を行なう無線部と、データのパケットの組立、分解
を行なうベースバンド部と、前記ベースバンド部を制御
するホストコントローラ部と、前記ホストコントローラ
部を制御するホスト部とを備えることが好ましい。
【0015】また、前記ホストコントローラ部で、ペー
ジ信号のスキャン期間を設定することが好ましい。
ジ信号のスキャン期間を設定することが好ましい。
【0016】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。送信側無線デバイスと受信側無線デバイスを備
える無線通信システムにおいて、前記無線デバイスは、
送信側無線デバイスからの第1の信号に相当するインク
ワイアリ信号を受信した後に、続いて送信側無線デバイ
スからの第2の信号に相当するページ信号が到達するこ
とを予測して、所定期間の間は連続的に前記第2の信号
の受信を行なうことにより、受信側デバイスの第2の信
号に対する応答を速め、接続に要する時間の短縮を図る
ことができる。
られる。送信側無線デバイスと受信側無線デバイスを備
える無線通信システムにおいて、前記無線デバイスは、
送信側無線デバイスからの第1の信号に相当するインク
ワイアリ信号を受信した後に、続いて送信側無線デバイ
スからの第2の信号に相当するページ信号が到達するこ
とを予測して、所定期間の間は連続的に前記第2の信号
の受信を行なうことにより、受信側デバイスの第2の信
号に対する応答を速め、接続に要する時間の短縮を図る
ことができる。
【0017】前記無線通信システムは、電波の送受信を
行なう無線部と、データのパケットの組立、分解を行な
うベースバンド部と、前記ベースバンド部を制御するホ
ストコントローラ部と、前記ホストコントローラ部を制
御するホスト部とを備えることで、インクワイアリ信号
をスキャンする時間とページ信号をスキャンする時間を
制御して、無線接続に要する時間を制御することができ
る。
行なう無線部と、データのパケットの組立、分解を行な
うベースバンド部と、前記ベースバンド部を制御するホ
ストコントローラ部と、前記ホストコントローラ部を制
御するホスト部とを備えることで、インクワイアリ信号
をスキャンする時間とページ信号をスキャンする時間を
制御して、無線接続に要する時間を制御することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。図1、図2は発明を実施
する形態の一例であって、図1は本発明の実施形態に係
る無線通信システムの送受信装置の構成を示すブロック
図、図2は前記無線通信システムにおける信号スキャン
方式による信号の送受信状態を示す接続動作図である。
面を参照して詳細に説明する。図1、図2は発明を実施
する形態の一例であって、図1は本発明の実施形態に係
る無線通信システムの送受信装置の構成を示すブロック
図、図2は前記無線通信システムにおける信号スキャン
方式による信号の送受信状態を示す接続動作図である。
【0019】本実施形態は、図1に示すように、本発明
の無線通信システムにおける信号スキャン方式を適用し
たブルートゥースの送受信装置1であって、送信側デバ
イス2と受信側デバイス3を備え、受信側デバイス3の
存在を確認するためのインクワイアリ信号と、受信側デ
バイス3のデータ通信や音声通信等の接続を行なうため
のページ信号とを個別に出力するようにしたものであ
る。
の無線通信システムにおける信号スキャン方式を適用し
たブルートゥースの送受信装置1であって、送信側デバ
イス2と受信側デバイス3を備え、受信側デバイス3の
存在を確認するためのインクワイアリ信号と、受信側デ
バイス3のデータ通信や音声通信等の接続を行なうため
のページ信号とを個別に出力するようにしたものであ
る。
【0020】前記送信側デバイス2および受信側デバイ
ス3は、電波の送受信を行なう無線部4と、ブルートゥ
ースで使用されるデータのパケットの組立/分解などを
行なうベースバンド部5と、前記ベースバンド部5を制
御するホストコントローラ部6と、前記ホストコントロ
ーラ部6を制御するホスト部7とを備えている。
ス3は、電波の送受信を行なう無線部4と、ブルートゥ
ースで使用されるデータのパケットの組立/分解などを
行なうベースバンド部5と、前記ベースバンド部5を制
御するホストコントローラ部6と、前記ホストコントロ
ーラ部6を制御するホスト部7とを備えている。
【0021】前記受信側デバイス3は、送信側デバイス
2からのインクワイアリ信号を受信した後に、続いて送
信側デバイス2からのページ信号が到達することを予測
して、所定期間の間は連続的にページ信号の受信を行な
うようにされている。
2からのインクワイアリ信号を受信した後に、続いて送
信側デバイス2からのページ信号が到達することを予測
して、所定期間の間は連続的にページ信号の受信を行な
うようにされている。
【0022】前記受信側デバイス3の受信動作3−2
は、図2に示すように、インクワイアリ信号を受信した
場合、それに続けてページ信号が到達することを予測
し、通常t2時間の間のみスキャンするページ信号を一
時的に長くスキャンするようにされている。図中の符号
3−1は受信側デバイス3の送信動作を示すものであ
る。
は、図2に示すように、インクワイアリ信号を受信した
場合、それに続けてページ信号が到達することを予測
し、通常t2時間の間のみスキャンするページ信号を一
時的に長くスキャンするようにされている。図中の符号
3−1は受信側デバイス3の送信動作を示すものであ
る。
【0023】次に、本実施形態の無線信号システムにお
ける信号スキャン方式の作用を説明する。本実施形態に
係るブルートゥースの送受信装置1においては、図2に
示すように、受信側デバイス3のインクワイアリ信号S
1のインクワイアリスキャン期間t1において、インク
ワイアリ信号を受信した場合は、ページ信号のインクワ
イアリスキャン期間t2の時間を通常よりも長くなるよ
う動作する。
ける信号スキャン方式の作用を説明する。本実施形態に
係るブルートゥースの送受信装置1においては、図2に
示すように、受信側デバイス3のインクワイアリ信号S
1のインクワイアリスキャン期間t1において、インク
ワイアリ信号を受信した場合は、ページ信号のインクワ
イアリスキャン期間t2の時間を通常よりも長くなるよ
う動作する。
【0024】その作用により、インクワイアリ信号に続
けてページ信号が着信した場合の応答速度を速めること
が可能となり、結果として接続に要する時間を短縮する
ことができる。
けてページ信号が着信した場合の応答速度を速めること
が可能となり、結果として接続に要する時間を短縮する
ことができる。
【0025】前述したインクワイアリ信号およびページ
信号の送受信動作を、図面を参照して詳細に説明する。
起動時において、受信側デバイス3は、図1、図2に示
すように、ホスト部7からホストコントローラ部6に対
しインクワイアリスキャンのスキャン期間t1−1とイ
ンクワイアリスキャン周期T1およびページスキャンの
スキャン期間t2−1とページスキャン周期T2の情報
が与えられる。
信号の送受信動作を、図面を参照して詳細に説明する。
起動時において、受信側デバイス3は、図1、図2に示
すように、ホスト部7からホストコントローラ部6に対
しインクワイアリスキャンのスキャン期間t1−1とイ
ンクワイアリスキャン周期T1およびページスキャンの
スキャン期間t2−1とページスキャン周期T2の情報
が与えられる。
【0026】ホストコントローラ部6は、ホスト部7よ
り与えられたこれらの情報を基にベースバンド部5およ
び該ベースバンド部5を経由して無線部4を制御し、図
2に示すように、所定周期でインクワイアリ信号および
ページ信号のスキャンを連続的に行なう。
り与えられたこれらの情報を基にベースバンド部5およ
び該ベースバンド部5を経由して無線部4を制御し、図
2に示すように、所定周期でインクワイアリ信号および
ページ信号のスキャンを連続的に行なう。
【0027】ここで、送信側デバイス2の送信動作2−
1は、図2に示すように、インクワイアリ信号S1〜S
nの送信が時間KT0において開始される。このインク
ワイアリ信号S1〜Snは、受信側デバイス3の受信動
作3−2における次のインクワイアリスキャン期間t1
−2において受信される。
1は、図2に示すように、インクワイアリ信号S1〜S
nの送信が時間KT0において開始される。このインク
ワイアリ信号S1〜Snは、受信側デバイス3の受信動
作3−2における次のインクワイアリスキャン期間t1
−2において受信される。
【0028】この時、インクワイアリ信号を受信したこ
とをホストコントローラ部6より通知されたホスト部7
では、ページ信号が続けてくると予測して、通常のペー
ジスキャン期間を一時的に延ばすようにホストコントロ
ーラ部6に対して要求する。この延長されるページスキ
ャン期間は、図2に示す最大ttまで延長できるものと
する。
とをホストコントローラ部6より通知されたホスト部7
では、ページ信号が続けてくると予測して、通常のペー
ジスキャン期間を一時的に延ばすようにホストコントロ
ーラ部6に対して要求する。この延長されるページスキ
ャン期間は、図2に示す最大ttまで延長できるものと
する。
【0029】次に、インクワイアリ信号を受信した受信
側デバイス3は、送信動作3−1において、図2に示す
ように、このインクワイアリに対する応答信号いわゆる
インクワイアリレスポンス信号SRを送信側デバイス2
に送信する。
側デバイス3は、送信動作3−1において、図2に示す
ように、このインクワイアリに対する応答信号いわゆる
インクワイアリレスポンス信号SRを送信側デバイス2
に送信する。
【0030】このインクワイアリレスポンス信号を受信
した送信側デバイス2は、受信動作2−2において、図
2に示すように、周辺にこの受信側デバイス3が存在す
ることを認知して、ディスプレイ等の表示手段を用いて
ユーザへ通知する。また、ユーザが前記受信側デバイス
3との接続を要求した場合は、続けて送信側デバイス2
の受信動作2−2において、ページ信号SPを受信側デ
バイス3に送信する。
した送信側デバイス2は、受信動作2−2において、図
2に示すように、周辺にこの受信側デバイス3が存在す
ることを認知して、ディスプレイ等の表示手段を用いて
ユーザへ通知する。また、ユーザが前記受信側デバイス
3との接続を要求した場合は、続けて送信側デバイス2
の受信動作2−2において、ページ信号SPを受信側デ
バイス3に送信する。
【0031】ここで、受信側デバス3において、通常な
らばページスキャン期間t2−2は終了しているため、
ページ信号SPは次のページスキャン期間t2−3まで
受信できない。しかしながら、前述したように、受信側
のホストコントローラ部6からの制御によりページスキ
ャン期間はtt期間まで延長されているため、このペー
ジ信号SPは受信側において受信可能な状態となってい
る。このページ信号SPを受信した受信側デバイス3で
は、送信動作3−1において、これに対するページレス
ポンス信号SPRにより応答を返し、以降接続の手順が
実行される。
らばページスキャン期間t2−2は終了しているため、
ページ信号SPは次のページスキャン期間t2−3まで
受信できない。しかしながら、前述したように、受信側
のホストコントローラ部6からの制御によりページスキ
ャン期間はtt期間まで延長されているため、このペー
ジ信号SPは受信側において受信可能な状態となってい
る。このページ信号SPを受信した受信側デバイス3で
は、送信動作3−1において、これに対するページレス
ポンス信号SPRにより応答を返し、以降接続の手順が
実行される。
【0032】以上のように構成したので、本実施形態の
無線通信システムにおける信号スキャン方式によれば、
受信側デバイス3のページスキャン期間を延長したの
で、連続的にページ信号を受信が可能になり、次のスキ
ャン期間の機会を待つことなくページ信号を受信でき、
受信側デバイスのページ信号に対する応答を速めること
ができるので、待ち受け時間の消費電力を抑え、接続に
要する時間を短縮することができる。
無線通信システムにおける信号スキャン方式によれば、
受信側デバイス3のページスキャン期間を延長したの
で、連続的にページ信号を受信が可能になり、次のスキ
ャン期間の機会を待つことなくページ信号を受信でき、
受信側デバイスのページ信号に対する応答を速めること
ができるので、待ち受け時間の消費電力を抑え、接続に
要する時間を短縮することができる。
【0033】また、本実施形態によれば、無線通信シス
テムとしてブルートゥースによる送受信装置1は、無線
部4と、ベースバンド部5と、前記ベースバンド部5を
制御するホストコントローラ部6と、前記ホストコント
ローラ部6を制御するホスト部7とを備えることで、イ
ンクワイアリ信号をスキャンする時間とページ信号をス
キャンする時間を制御して、無線接続に要する時間を制
御することができる。
テムとしてブルートゥースによる送受信装置1は、無線
部4と、ベースバンド部5と、前記ベースバンド部5を
制御するホストコントローラ部6と、前記ホストコント
ローラ部6を制御するホスト部7とを備えることで、イ
ンクワイアリ信号をスキャンする時間とページ信号をス
キャンする時間を制御して、無線接続に要する時間を制
御することができる。
【0034】また、本実施形態によれば、インクワイア
リ信号を受信した受信側デバイス3は、インクワイアリ
レスポンス信号SRを送信側デバイス2に発信し、該イ
ンクワイアリレスポンス信号を受信した送信側デバイス
2は、受信側デバイス3の存在することを認知するとと
もに、ディスプレイ等の表示手段を用いてユーザへ通知
するようにしたので、ユーザは容易に受信側デバイスを
確認することができる。
リ信号を受信した受信側デバイス3は、インクワイアリ
レスポンス信号SRを送信側デバイス2に発信し、該イ
ンクワイアリレスポンス信号を受信した送信側デバイス
2は、受信側デバイス3の存在することを認知するとと
もに、ディスプレイ等の表示手段を用いてユーザへ通知
するようにしたので、ユーザは容易に受信側デバイスを
確認することができる。
【0035】尚、本発明の無線通信システムにおける信
号スキャン方式は、上述の図示例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
号スキャン方式は、上述の図示例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜4に記載の無線通信システムにおける信号スキャン方
式によれば、インクワイアリ信号を受信したデバイスの
ページ信号に対する応答を速め、接続に要する時間を短
縮することを可能にできるという優れた効果を奏し得
る。詳しくは、受信側無線デバイスは、送信側無線デバ
イスからの第1の信号に相当するインクワイアリ信号を
受信した後に、続いて送信側無線デバイスからの第2の
信号に相当するページ信号が到達することを予測して、
所定期間の間は連続的に前記第2の信号の受信を行なう
ことにより、第2の信号に対する応答を速め、待ち受け
時間の消費電力を抑えるとともに、接続に要する時間の
短縮を図ることができるという優れた効果を奏し得る。
〜4に記載の無線通信システムにおける信号スキャン方
式によれば、インクワイアリ信号を受信したデバイスの
ページ信号に対する応答を速め、接続に要する時間を短
縮することを可能にできるという優れた効果を奏し得
る。詳しくは、受信側無線デバイスは、送信側無線デバ
イスからの第1の信号に相当するインクワイアリ信号を
受信した後に、続いて送信側無線デバイスからの第2の
信号に相当するページ信号が到達することを予測して、
所定期間の間は連続的に前記第2の信号の受信を行なう
ことにより、第2の信号に対する応答を速め、待ち受け
時間の消費電力を抑えるとともに、接続に要する時間の
短縮を図ることができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の実施形態に係る無線通信システムの送
受信装置の構成を示すブロック図である。
受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記無線通信システムにおける信号スキャン方
式による信号の送受信状態を示す接続動作図である。
式による信号の送受信状態を示す接続動作図である。
【図3】従来のブルートゥースによる無線通信システム
による信号の送受信動作を示す説明図である。
による信号の送受信動作を示す説明図である。
1 送受信装置
2 送信側デバイス
3 受信側デバイス
4 無線部
5 ベースバンド部
6 ホストコントローラ部
7 ホスト部
KP1 ページ信号
KT0 時間
S1 インクワイアリ信号
SP ページ信号
SPR ページレスポンス信号
SR インクワイアリレスポンス信号
t1 インクワイアリスキャン期間
t2 ページスキャン期間
T1 インクワイアリスキャン周期
T2 ページスキャン周期
Claims (4)
- 【請求項1】 送信側無線デバイスと受信側無線デバイ
スを備え、受信側無線デバイスの存在を確認するための
第1の信号と、受信側無線デバイスのデータ通信や音声
通信の接続を行なうための第2の信号とを個別に出力す
る無線通信システムにおいて、 前記受信側無線デバイスは、送信側無線デバイスからの
第1の信号を受信した後に、続いて送信側無線デバイス
からの第2の信号が到達することを予測して、所定期間
の間は連続的に前記第2の信号の受信を行なうことを特
徴とする無線通信システムにおける信号スキャン方式。 - 【請求項2】 前記第1の信号はインクワイアリ信号と
し、前記第2の信号はページ信号とすることを特徴とす
る請求項1に記載の無線通信システムにおける信号スキ
ャン方式。 - 【請求項3】 前記無線通信システムは、電波の送受信
を行なう無線部と、データのパケットの組立、分解を行
なうベースバンド部と、前記ベースバンド部を制御する
ホストコントローラ部と、前記ホストコントローラ部を
制御するホスト部とを備えることを特徴とする請求項1
または2に記載の無線通信システムにおける信号スキャ
ン方式。 - 【請求項4】 前記ホストコントローラ部で、ページ信
号のスキャン期間を設定することを特徴とする請求項3
に記載の無線通信システムにおける信号スキャン方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001217112A JP2003032737A (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | 無線通信システムにおける信号スキャン方式 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090252367A1 (en) * | 2008-04-07 | 2009-10-08 | Benkovich Iii John A | Ear Phone/Bud Lanyard |
JP2010541307A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-24 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 周波数ホッピング通信システムにおける、以前に失った接続の自動的再接続 |
US20140057564A1 (en) * | 2012-08-22 | 2014-02-27 | Nokia Corporation | Method and apparatus for utilizing advertisements in conjunction with device discovery |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001217112A patent/JP2003032737A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010541307A (ja) * | 2007-09-14 | 2010-12-24 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 周波数ホッピング通信システムにおける、以前に失った接続の自動的再接続 |
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