JP2003032531A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP2003032531A
JP2003032531A JP2001217191A JP2001217191A JP2003032531A JP 2003032531 A JP2003032531 A JP 2003032531A JP 2001217191 A JP2001217191 A JP 2001217191A JP 2001217191 A JP2001217191 A JP 2001217191A JP 2003032531 A JP2003032531 A JP 2003032531A
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JP
Japan
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image
camera
camera body
digital still
cover
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Pending
Application number
JP2001217191A
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English (en)
Inventor
Takashi Shimamura
隆 島村
Tomoya Kitajima
友也 北島
Kaoru Ito
馨 伊東
Koji Yokoyama
宏二 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で携帯性に優れ、かつ、使用時には簡単
にモニタ部を開いて自由なモニタ部角度で使用可能であ
る操作性の優れたデジタルスチルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルスチルカメラ1は、外装カバー
を除くカメラ本体部2と、撮影レンズとファインダレン
ズを閉じたときに保護する外装カバー3と、被写体画像
や記憶媒体から読み出された再生画像を表示する表示部
を有し、その表示部の一側辺部を支点として開閉自在に
軸受け機構で軸支されたモニタ部4と、被写体像からの
光を集光する撮影レンズ5と、被写体を目視するファイ
ンダレンズ6と、被写体を撮影時に照射するストロボ7
から構成されている。図は外装カバー3が閉状態で、且
つ、モニタ部4が収納状態である。この状態では外装カ
バー3の上面とモニタ部4の上面がほぼ同一面で、且つ
ほぼ同一線上で接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルスチルカメ
ラに関し、特に、デジタルスチルカメラを保護する外装
カバーの構造と携帯用ストラップのロック機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PCの発展に伴い、画像入力手段
としてのデジタルカメラなどの電子カメラにおいては、
カメラの背面に液晶などの画像表示器モニタ部が設けら
れ、撮影前のプレビュー画像や撮影した画像を、そのモ
ニタ部に表示することができるものがある。カメラは本
来携帯して持ち歩くことを主眼としているため、そのサ
イズや重量に重点が置かれて開発され、カメラの各部分
を保護することに関しては、どちらかといえば後手にま
わっていた。特許第2585803号公報には、レンズ
バリアの操作に連動して、コネクタの保護及び露出を自
動的に行うことのできるデシタル電子スチルカメラにつ
いて開示されている。これによると、レンズバリアのス
ライド作動に連動してコネクタを開閉するコネクタカバ
ーを設け、撮影レンズを露出してコネクタカバーを閉位
置で保持させる撮影モード位置と、撮影レンズを覆いコ
ネクタカバーを閉位置で保持させるOFF位置と、撮影
レンズを覆いコネクタカバーを開放させてコネクタを露
出する再生・データ転送モードとの3つの位置に停止可
能であると述べられている。また、特開平11−298
773号公報には、携帯時には小型で、使用時には大画
面のモニタ部表示が可能なモニタ部付きカメラについて
開示されている。これによると、大画面モニタ部を有し
た電子カメラの本体に対して引き出し/収納自在なグリ
ップ部を設け、収納時にはモニタ部の一部又は全部をグ
リップ部で覆って電子カメラ全体の体積を小さくして携
帯に便利な形状にし、使用する時にはグリップ部を引き
出してモニタ部の画面を完全に露出させる。そして、グ
リップ部を引き出した時にカメラの主電源が自動的にO
Nするように構成する。更に、グリップ部の引き出し/
収納の動作に連動して自動開閉するモニタ部カバーを設
けるとともに、グリップ部をレンズバリアとして兼用す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特許第258
5803号公報の場合には、通常デジタル電子スチルカ
メラに必須とされるモニタ部が配置されていないため、
モニタ部付きの場合はこれを覆う外装カバー自体が大き
くなってしまい、結果として、カメラ本体が大きくな
り、デザイン的にも好ましくない。特に傾斜角可変なモ
ニタ部付きの場合は、モニタ部の筐体が一体で可動する
ので、更に大きくなる可能性があり、これらの開閉を含
めて外装カバーを撮影、OFF位置、再生・データ転送
状態に応じて移動するように設計するのはかなり困難と
なる。また、特開平11−298773号公報の場合に
は、モニタ部の一部又は全部をグリップ部で覆うので、
一部の場合は、携帯時にモニタ部画面を干渉などから守
るという保護の目的が達成されず、また全部の場合は、
前記同様グリップ部、ひいてはカメラ自体が大きくなっ
てしまうという問題がある。また、グリップ部がバリア
になっているので、携帯時などグリップ部を持ってカメ
ラを下に向けると、不用意に主電源が入ってしまうとい
う恐れがある。さらに、グリップ部はバリアのため、中
空であり、引き出し時にこの部分をグリップするとカメ
ラ全体の重量バランスがグリップと反対側に片寄り、撮
影時安定しないなどの問題がある。本発明は、かかる課
題に鑑み、小型で携帯性に優れ、かつ、使用時には簡単
にモニタ部を開いて自由なモニタ部角度で使用可能であ
る操作性の優れたデジタルスチルカメラを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、被写体を撮像し、該
被写体像を画像データに変換する撮像手段を備えたカメ
ラ本体と、前記撮像手段を介して取得した画像や記憶媒
体から読み出された再生画像を表示する表示部を有し、
該表示部の一側辺部を支点として開閉自在に軸受け機構
で軸支されたモニタ部と、前記カメラ本体にスライド自
在に設けられ、開閉可能な機構を有する外装カバーと、
を備え、該外装カバーが閉状態で、且つ前記モニタ部が
収納状態の場合、前記外装カバーが被写体像からの光を
集光する撮影レンズと被写体を目視するファインダ接眼
レンズを覆うと共に、前記外装カバーの外装面と前記モ
ニタ部の外装面とが略同一面を形成するように相互に配
置されていることを特徴とする。外装カバーの主たる役
割は、外的応力と塵埃からカメラ本体とレンズを保護す
ることである。さらに、もう一つ重要な役割は、カメラ
全体のデザインを決定することである。デザインとは外
装の色であり、形である。また、カメラ全体の表面積に
対して大きな割合を占めるモニタ部も、また重要な役割
を担っている。つまり、モニタ部を閉じたときに、外装
部の一部として外装カバーと一体になる場合、デザイン
的に表面がフラットであることが好ましい。かかる発明
によれば、モニタ部を閉じたときに、外装カバー表面と
フラットになるので、デザイン的にも一体感があり、ま
た操作性でも優れたカメラを提供できる。また、請求項
2の発明は、収納状態での前記モニタ部の表示面と対向
する位置にある前記カメラ本体に設けられた操作ボタン
配列面が、前記モニタ部を収納状態から傾斜角を持たせ
た位置に移動させた場合、前記外装カバーの外装面に対
して前記モニタ部の厚み分低位置に均一な平面で形成さ
れていることも本発明の有効な手段である。操作性の面
で、モニタ部を使用状態にするために傾斜角を持たせた
位置に移動させた場合、使用者の指は、カメラの横から
操作するほうが格段に操作がし易い。また、そのとき、
その操作面が一段低くなっていれば、更に操作が容易で
ある。かかる技術手段によれば、モニタ部を移動させる
と、操作面がモニタ部の厚み分外装カバー表面より低く
なるので、操作がし易いカメラを提供できる。
【0005】また、請求項3の発明は、被写体を撮像
し、該被写体像を画像データに変換する撮像手段を備え
たカメラ本体と、前記撮像手段を介して取得した画像や
記憶媒体から読み出された再生画像を表示する表示部を
有し、該表示部の一側辺部を支点として開閉自在に軸受
け機構で軸支されたモニタ部と、前記カメラ本体にスラ
イド自在に設けられ、開閉可能な機構を有する外装カバ
ーと、該外装カバーに設けられた孔を通し前記カメラ本
体側に締結されている携帯用ストラップと、を備えたこ
とを特徴とする。カメラには携帯に便利なように、鎖や
紐等で吊り下げるストラップが必要である。しかし、こ
のストラップを取り付ける位置がどこでも良い訳ではな
い。つまり、操作性を邪魔しない位置であり、しかも、
吊り下げた時に持ちやすい位置である。その意味で、外
装カバーのスライド方向側に孔をあけて、その孔から本
体に締結する方法が好ましい。かかる発明によれば、外
装カバーに孔をあけて、その孔から本体に締結するの
で、外装カバーに余分な応力がかからず、しかも、操作
性に支障をきたさないで確実に本体をストラップするこ
とができる。また、請求項4の発明は、被写体を撮像
し、該被写体像を画像データに変換する撮像手段を備え
たカメラ本体と、前記撮像手段を介して取得した画像や
記憶媒体から読み出された再生画像を表示する表示部を
有し、該表示部の一側辺部を支点として開閉自在に軸受
け機構で軸支されたモニタ部と、前記カメラ本体にスラ
イド自在に設けられ、開閉可能な機構を有する外装カバ
ーと、前記カメラ本体を携帯するための携帯用ストラッ
プと、を備え、前記携帯用ストラップは、前記外装カバ
ーに設けられた孔を通し前記外装カバー側に軸支された
ロックレバーに締結され、前記携帯用ストラップを前記
孔方向に牽引することにより、前記外装カバーを前記カ
メラ本体にロック可能としたことを特徴とする。前記請
求項3で、ストラップをカメラ本体に締結したが、この
場合、外装カバーの方向によっては、ストラップで吊り
下げた時外装カバーが開く可能性がある。そこで、それ
を防ぐ方法として、ストラップにロック機構を連動し
て、ストラップを引いた時にロックされるようにする
と、より効果的である。かかる発明によれば、ストラッ
プを引いた時に外装カバーがロックされるので、カメラ
の重さで自動的に外装カバーがロックされ、携帯時でも
カメラを確実に保護できる。
【0006】また、請求項5の発明は、前記カメラ本体
に狭持され、前記外装カバーのスライド方向に伸縮自在
に形成された構造を有するブリッジ補強材を少なくとも
1以上備えたことも本発明の有効な手段である。外装カ
バーは一般に、肉厚が薄い材質で形成されている。その
理由は、カメラの重量を軽くすることと、成型を容易に
するためである。そのため、スライドしてカメラ本体か
ら離れてカバーのみになると、強度的に弱くなるのは否
めない。その状態で操作した場合、カメラ全体が不安定
になるようなことがあってはならない。そこで、強度的
に補強する意味で、カバーのスライド方向に形成された
補強材を設ける方法が有効である。かかる技術手段によ
れば、カバーが本体に狭持された補強材により支えられ
るので、本体との勘合が強化され、撮影時も安定する。
また、請求項6の発明は、前記ブリッジ補強材は棒状を
成し、スプリングにより前記外装カバーを開状態にする
方向に付勢されていることも本発明の有効な手段であ
る。前記ブリッジ補強材は、スライド方向に伸縮自在の
構造である。その場合、カバーを開けたとき自動的にカ
バーと一体に可動できることが重要である。それを実現
できる最も簡単な方法は、スプリングによりブリッジ補
強材をカバーの開く方向に付勢しておくことである。か
かる技術手段によれば、外装カバーを開く動作に応じて
ブリッジ補強材も可動するので、カバーを閉じた状態で
もブリッジ補強材が邪魔にならない。また、請求項7の
発明は、前記外装カバー内で、かつ該外装カバーの引き
出し方向側にバッテリを配置したことも本発明の有効な
手段である。デジタルスチルカメラの動力源はバッテリ
である。従って、このバッテリをカメラの一部に格納す
る必要がある。また、バッテリは重量的にも重いので、
カメラ全体のバランスを考慮して収納する必要がある。
そこで、バランス的には、外装カバーの引き出し方向が
好ましい。かかる技術手段によれば、外装カバーの引き
出し方向にバッテリを配置したので、グリップ側とカメ
ラ本体との重量バランスがとれて、安定した撮影が行わ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は本発明の実施形態のデジタルスチルカメラの
携帯時の斜視図である。デジタルスチルカメラ1は、外
装カバーを除くカメラ本体部2と、撮影レンズとファイ
ンダレンズを閉じたときに保護する外装カバー3と、被
写体画像や記憶媒体から読み出された再生画像を表示す
る表示部を有し、その表示部の一側辺部を支点として開
閉自在に軸受け機構で軸支されたモニタ部4と、被写体
像からの光を集光する撮影レンズ5と、被写体を目視す
るファインダレンズ6と、被写体を撮影時に照射するス
トロボ7から構成されている。尚、カメラ本体2と撮影
レンズ5が主として撮像手段を形成している。図は外装
カバー3が閉状態で、且つ、モニタ部4が収納状態であ
る。この状態では外装カバー3の上面とモニタ部4の上
面がほぼ同一面で、且つほぼ同一線上で接している。外
装カバー3の主たる役割は、外的応力と塵埃からカメラ
本体2と撮影レンズ5と、ファインダレンズ6を保護す
ることである。さらに、もう一つ重要な役割は、カメラ
全体のデザインを決定することである。デザインとは外
装の色であり、形である。また、カメラ全体の表面積に
対して大きな割合を占めるモニタ部4も、また重要な役
割を担っている。つまり、モニタ部4を閉じたときに、
外装部の一部として外装カバー3と一体になる場合、デ
ザイン的に表面がフラットであることが好ましい。これ
により、モニタ部4を閉じたときに、外装カバー3表面
とフラットになるので、デザイン的にも一体感があり、
また操作性でも優れたカメラを提供できる。
【0008】図2は、本発明の実施形態のデジタルスチ
ルカメラの撮影時の斜視図である。外装カバー3を開
き、且つモニタ部4を収納状態から所定角傾斜させた状
態である。8はバッテリで、外装カバー3内に収納時カ
メラ本体に干渉しない位置に収納されている。デジタル
スチルカメラの動力源はバッテリ8である。従って、こ
のバッテリ8をカメラの一部に格納する必要がある。ま
た、バッテリ8は重量的にも重いので、カメラ全体のバ
ランスを考慮して収納する必要がある。そこで、バラン
ス的には、外装カバー3の引き出し方向が好ましい。こ
れにより、外装カバー3の引き出し方向にバッテリ8を
配置したので、グリップ側とカメラ本体2との重量バラ
ンスがとれて、安定した撮影が行われる。図3は、本発
明の実施形態のデジタルスチルカメラの再生時の斜視図
である。モニタ部4を収納位置から所定角傾斜させた状
態で、操作ボタン配列面9が現れ、段差部10が外装カ
バー3との境に形成される。操作性の面で、モニタ部4
を使用状態にするために傾斜角を持たせた位置に移動さ
せた場合、図示しない使用者の指は、カメラの横から操
作するほうが格段に操作がし易い。また、そのとき、そ
の操作ボタン配列面9が一段低くなっていれば、更に操
作が容易である。これにより、モニタ部4を移動させる
と、操作ボタン配列面9がモニタ部4の厚み分外装カバ
ー3表面より低くなるので(つまり、段差部10)、操
作がし易いカメラを提供できる。図4は、ストラップ1
2が取付いた状態で外装カバー3を開けたときの斜視図
である。図は外装カバー3に開けられた孔11を貫通し
て、ストラップ12がカメラ本体側のフック穴13に留
められている。カメラには携帯に便利なように、鎖や紐
等で吊り下げるストラップが必要である。しかし、この
ストラップを取り付ける位置がどこでも良い訳ではな
い。つまり、操作性を邪魔しない位置であり、しかも、
吊り下げた時に持ちやすい位置である。その意味で、外
装カバー3のスライド方向側に孔11をあけて、その孔
11から本体にに設けたフック孔13に締結する方法が
好ましい。これにより、外装カバー3に孔11をあけ
て、その孔から本体に締結するので、外装カバー3に余
分な応力がかからず、しかも、操作性に支障をきたさな
いで確実に本体をストラップすることができる。
【0009】図5は、本発明の実施形態の外装カバーの
ロック方法を説明する平面透視図である。図5(a)は
解除状態を示し、図5(b)はロック状態を示す。外装
カバー3に開けられた孔11を貫通して、ストラップ1
2が留め金具12aを介して、外装カバー3側に軸支さ
れているロックレバー14の一端の腕にある長溝14a
に連結されている状態である。ストラップ12が引かれ
ていない時は、付勢スプリング15により、カメラ本体
側に設けられたロック受けボス16から爪部14bが離
れるように常に引き上げられている。図5(b)は、携
帯時にストラップ12を持ってカメラを吊るした場合な
ど、ストラップ12に図中矢印方向の力が加わった場合
の状態図で、ロックレバー14が軸支を中心に右旋し、
もう一方の腕先端にある爪部14bがロック受けボス1
6をくわえ込みロックした状態である。前記ではストラ
ップ12をカメラ本体に直接締結したが、この場合、外
装カバー3の方向によっては、ストラップ12で吊り下
げた時外装カバーが開く可能性がある。そこで、それを
防ぐ方法として、ストラップにロック機構を連動して、
ストラップ12を引いた時にロックされるようにする
と、より効果的である。これにより、ストラップ12を
引いた時に外装カバー3がロックされるので、カメラの
重さで自動的に外装カバー3がロックされ、携帯時でも
カメラを確実に保護できる。
【0010】図6は、本発明の実施形態の外装カバー3
が開位置になった時のブリッジ補強材の働きを説明する
図である。外装カバー3が開位置になった時、カメラ本
体2との嵌合強化を目的として、両者間にブリッジ補強
材17を設けた例である。外装カバー3は一般に、肉厚
が薄い材質で形成されている。その理由は、カメラの重
量を軽くすることと、成型を容易にするためである。そ
のため、スライドしてカメラ本体から離れてカバーのみ
になると、強度的に弱くなるのは否めない。その状態で
操作した場合、カメラ全体が不安定になるようなことが
あってはならない。そこで、強度的に補強する意味で、
外装カバー3のスライド方向に形成されたブリッジ補強
材17を設ける方法が有効である。これにより、外装カ
バー3が本体に狭持された2本のブリッジ補強材17に
より支えられるので、本体との勘合が強化され、撮影時
も安定する。図7は、ブリッジ補強材に圧縮コイルスプ
リングを配置した断面透視図である。ブリッジ補強材1
7を外装カバー3の引き出し方向に付勢力が働くよう
に、カメラ本体2との間に圧縮コイルスプリング18を
配置した例である。前記ブリッジ補強材17は、スライ
ド方向に伸縮自在の構造である。その場合、外装カバー
3を開けたとき自動的に外装カバー3と一体に可動でき
ることが重要である。それを実現できる最も簡単な方法
は、スプリングによりブリッジ補強材17を外装カバー
3の開く方向に付勢しておくことである。これにより、
外装カバー3を開く動作に応じてブリッジ補強材17も
可動するので、外装カバー3を閉じた状態でもブリッジ
補強材が邪魔にならない。
【0011】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、モニタ部を閉じたときに、外装カバー表面とフ
ラットになるので、デザイン的にも一体感があり、また
操作性でも優れたカメラを提供できる。請求項2は、モ
ニタ部を移動させると、操作面がモニタ部の厚み分外装
カバー表面より低くなるので、操作がし易いカメラを提
供できる。請求項3は、外装カバーに孔をあけて、その
孔から本体に締結するので、外装カバーに余分な応力が
かからず、しかも、操作性に支障をきたさないで確実に
本体をストラップすることができる。請求項4は、スト
ラップを引いた時に外装カバーがロックされるので、カ
メラの重さで自動的に外装カバーがロックされ、携帯時
でもカメラを確実に保護できる。請求項5は、カバーが
本体に狭持された補強材により支えられるので、本体と
の勘合が強化され、撮影時も安定する。請求項6は、外
装カバーを開く動作に応じてブリッジ補強材も可動する
ので、カバーを閉じた状態でもブリッジ補強材が邪魔に
ならない。請求項7は、外装カバーの引き出し方向にバ
ッテリを配置したので、グリップ側とカメラ本体との重
量バランスがとれて、安定した撮影が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のデジタルスチルカメラの携
帯時の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態のデジタルスチルカメラの撮
影時の斜視図である。
【図3】本発明の実施形態のデジタルスチルカメラの再
生時の斜視図である。
【図4】本発明の実施形態のデジタルスチルカメラのス
トラップが取付いた状態で外装カバーを開けたときの斜
視図である。
【図5】本発明の実施形態の外装カバーのロック方法を
説明する平面透視図である。
【図6】本発明の実施形態の外装カバーが開位置になっ
た時のブリッジ補強材の働きを説明する図である。
【図7】本発明の実施形態のブリッジ補強材に圧縮コイ
ルスプリングを配置した断面透視図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ、2 カメラ本体、3 外装
カバー、4 モニタ部、5 撮影レンズ、6 ファイン
ダレンズ、7 ストロボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/56 G03B 17/56 C 4E360 D 5C022 19/02 19/02 5C052 H05K 5/02 H05K 5/02 D 5/03 5/03 B D // H04N 5/76 H04N 5/76 Z H04N 101:00 101:00 (72)発明者 横山 宏二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H054 AA01 CD00 CD03 2H083 CC02 CC05 CC11 CC22 CC23 CC32 CC33 CC53 CC55 CC62 EE11 EE17 EE21 EE26 EE30 2H100 AA12 AA32 AA33 AA41 AA61 BB06 CC07 DD05 EE06 2H101 BB01 BB04 BB05 2H105 AA34 AA37 AA38 AA41 AA43 AA44 BB01 BB02 BB09 4E360 AB02 AB12 AB22 AB42 AB43 AD03 AD17 BA04 BA08 BB04 BB20 BC03 ED03 ED13 ED16 ED17 ED23 ED27 FA08 FA12 GA03 GA06 GA12 GA46 GA51 GB01 5C022 AA13 AC01 AC61 AC69 AC77 CA00 5C052 AA00 DD02 EE01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、該被写体像を画像デー
    タに変換する撮像手段を備えたカメラ本体と、前記撮像
    手段を介して取得した画像や記憶媒体から読み出された
    再生画像を表示する表示部を有し、該表示部の一側辺部
    を支点として開閉自在に軸受け機構で軸支されたモニタ
    部と、 前記カメラ本体にスライド自在に設けられ、開閉可能な
    機構を有する外装カバーと、を備え、 該外装カバーが閉状態で、且つ前記モニタ部が収納状態
    の場合、前記外装カバーが被写体像からの光を集光する
    撮影レンズと被写体を目視するファインダ接眼レンズを
    覆うと共に、前記外装カバーの外装面と前記モニタ部の
    外装面とが略同一面を形成するように相互に配置されて
    いることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 収納状態での前記モニタ部の表示面と対
    向する位置にある前記カメラ本体に設けられた操作ボタ
    ン配列面が、前記モニタ部を収納状態から傾斜角を持た
    せた位置に移動させた場合、前記外装カバーの外装面に
    対して前記モニタ部の厚み分低位置に均一な平面で形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のデジタルス
    チルカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体を撮像し、該被写体像を画像デー
    タに変換する撮像手段を備えたカメラ本体と、前記撮像
    手段を介して取得した画像や記憶媒体から読み出された
    再生画像を表示する表示部を有し、該表示部の一側辺部
    を支点として開閉自在に軸受け機構で軸支されたモニタ
    部と、 前記カメラ本体にスライド自在に設けられ、開閉可能な
    機構を有する外装カバーと、 該外装カバーに設けられた孔を通し前記カメラ本体側に
    締結されている携帯用ストラップと、を備えたことを特
    徴とするデジタルスチルカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像し、該被写体像を画像デー
    タに変換する撮像手段を備えたカメラ本体と、前記撮像
    手段を介して取得した画像や記憶媒体から読み出された
    再生画像を表示する表示部を有し、該表示部の一側辺部
    を支点として開閉自在に軸受け機構で軸支されたモニタ
    部と、 前記カメラ本体にスライド自在に設けられ、開閉可能な
    機構を有する外装カバーと、前記カメラ本体を携帯する
    ための携帯用ストラップと、を備え、 前記携帯用ストラップは、前記外装カバーに設けられた
    孔を通し前記外装カバー側に軸支されたロックレバーに
    締結され、前記携帯用ストラップを前記孔方向に牽引す
    ることにより、前記外装カバーを前記カメラ本体にロッ
    ク可能としたことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記カメラ本体に狭持され、前記外装カ
    バーのスライド方向に伸縮自在に形成された構造を有す
    るブリッジ補強材を少なくとも1以上備えたことを特徴
    とする請求項1〜4記載のデジタルスチルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ブリッジ補強材は棒状を成し、スプ
    リングにより前記外装カバーを開状態にする方向に付勢
    されていることを特徴とする請求項5記載のデジタルス
    チルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記外装カバー内で、かつ該外装カバー
    の引き出し方向側にバッテリを配置したことを特徴とす
    る請求項1記載のデジタルスチルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008219850A (ja) * 2007-02-05 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末
CN102005552A (zh) * 2009-08-31 2011-04-06 佳能株式会社 具有可拆卸且可开闭的盖的电子设备
US8736753B2 (en) 2009-09-14 2014-05-27 Ricoh Company, Ltd. Camera body and image pickup unit attachable to and detachable from camera body, and imaging apparatus
US8792050B2 (en) 2009-02-19 2014-07-29 Ricoh Company, Ltd. Camera body, imaging unit mounted/removed on/from the camera body and imaging apparatus

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