JP2003032287A - ネットワーク間接続方法、その装置およびその装置を用いたシステム - Google Patents

ネットワーク間接続方法、その装置およびその装置を用いたシステム

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JP2003032287A
JP2003032287A JP2001215876A JP2001215876A JP2003032287A JP 2003032287 A JP2003032287 A JP 2003032287A JP 2001215876 A JP2001215876 A JP 2001215876A JP 2001215876 A JP2001215876 A JP 2001215876A JP 2003032287 A JP2003032287 A JP 2003032287A
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relay device
multicast
network
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Masashi Fukutomi
昌司 福富
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Furukawa Electric Co Ltd
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    • H04L12/467Arrangements for supporting untagged frames, e.g. port-based VLANs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線の占有率を低減させて、帯域利用効率を
改善する。 【解決手段】 エッジルータ11によってマルチキャス
トのパケットを受けるための受信者ホスト20〜23が
所属するVLANを特定するタグを付加してマルチキャ
ストのパケットを1つずつ下位ルータ12〜14に送信
し、これを受信した下位ルータ12〜14がVLANに
所属する各受信者ホスト20〜23にこのパケットをコ
ピーして転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タグ(tag)
VLANとマルチキャスト配信を組み合わせたネットワ
ーク間接続方法、その装置およびその装置を用いたシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワーク間接続システムで
は、例えば図15に示すように、バックボーンネットワ
ーク1と、パソコンなどの受信者となるホスト(以下、
「受信者ホスト」という)20〜23とを、エッジルー
タ11および複数の下位ルータ12〜14からなるネッ
トワーク間接続装置10を介して接続させるものがあっ
た。
【0003】このシステムでは、ユーザである受信者ホ
スト20〜23のトラヒックを分離するため、エッジル
ータ11は、レイヤ3レベル(以下、「L3」という)
のスイッチ機能を有し、tagVLANを利用して上流
のバックボーンネットワーク1から受信したパケットを
下流の下位ルータ12〜14に送信し、下位ルータ12
〜14は、レイヤ2レベル(以下、「L2」という)の
スイッチ機能を有し、ポートVLAN(PVLAN)を
利用してエッジルータ11から受信したパケットを中継
装置であるカスタマエッジルータ(以下、「CEルー
タ」という)を介して下流の受信者ホスト20〜23に
中継している。
【0004】このようなシステム環境下において、例え
ばバックボーンネットワーク1に存在する図示しない送
信者ホストから、マルチキャストのパケット送信を行う
場合には、受信者ホスト20〜23からのIGMPレポ
ートに各ユーザに相当するタグが付与され、エッジルー
タ11では、マルチキャストストリームをコピーして異
なるタグのつく各受信者ホスト20〜23にそれぞれ送
信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、同じマルチキャストグループの受信者ホスト
が下位ルータ12〜14に複数接続されていても、エッ
ジルータ11は、タグを変えて各受信者ホスト20〜2
3に同じ内容のパケットを重複させないといけないの
で、回線の占有率が高くなって、帯域利用効率が悪くな
るという問題点があった。例えば、エッジルータ11の
下流に接続される受信者ホストが、別々のVLANを構
築しており、同じマルチキャストストリームを受信しよ
うとした場合、回線の伝送速度が10Mbpsで、受信
者ホストが20台接続されており、1Mbpsのストリ
ームが配信されたときには、最悪の場合、10Mbps
の回線に20Mbpsのストリームを出力しようとする
ので、輻輳が発生するという問題点があった。
【0006】そこで、例えば下位ルータ12〜14を個
別にL3接続してパケット中継を行うことも可能であ
る。この場合には、例えば受信者ホスト20〜23のユ
ーザIPアドレスを、“192.168.1.1/30”、“192.168.
1.5/30”、“192.168.1.9/30”、“192.168.1.13/30”
とすると、接続されている受信者ホスト毎にサブネット
の割り当てが必要であり、例えば受信者ホスト20で
は、ネットワークのアドレスは、“192.168.1.0”で、
受信者ホスト20のアドレスが“192.168.1.1”、受信
者ホスト20のポートのアドレスが“192.168.1.2”
で、このサブネットのブロードキャストアドレスが“19
2.168.1.3”で割り当てられている。この場合には、マ
ルチキャストの中継時に、同一グループの受信者が複数
存在するときには、下位ルータで分配が可能となってい
た。
【0007】しかしながら、このユーザ個別にL3接続
する場合には、ユーザ毎にサブネットの割り当てが必要
となり、上述したごとくアドレスが例えば4倍必要にな
り、枯渇しつつあるアドレススペースを浪費するという
問題点があった。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みなされたも
ので、回線の占有率を低減させて、帯域利用効率を改善
することができるネットワーク間接続方法、その装置お
よびその装置を用いたシステムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、複数の受信者ホストとバックボーン
ネットワークとが第1および第2の中継装置を介して接
続され、パケットの中継を行うネットワーク間接続方法
において、前記受信者ホストは、マルチキャストのパケ
ットを受けるための仮想ネットワークを構築しており、
前記第1の中継装置では、前記バックボーンネットワー
クからパケットを受信すると、該パケットがマルチキャ
ストのパケットかどうか判断し、マルチキャストのパケ
ットの場合には、前記パケットに対して前記仮想ネット
ワークを特定するとともに、前記仮想ネットワークが所
属する前記第2の中継装置のポートを特定し、該特定し
たポートに前記パケットを転送し、前記第2の中継装置
では、前記転送されたパケットを受信し、該パケットが
マルチキャストのパケットかどうか判断し、マルチキャ
ストのパケットの場合には、前記仮想ネットワークを構
築する各受信者ホストが接続されているポートに前記マ
ルチキャストのパケットを転送することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、第1の中継装置によっ
てマルチキャストのパケットを受けるための受信者ホス
トが所属する仮想ネットワークを特定して送信し、これ
を受信した第2の中継装置が前記仮想ネットワークに所
属する各受信者ホストに前記パケットを転送することに
より、例えばL3の第1の中継装置とL2の第2の中継
装置間の回線では、1つのマルチキャストのパケットを
送信し、L2の第2の中継装置によって各受信者ホスト
に転送することで、回線の占有率を低減させて、帯域利
用効率を改善する。
【0011】この発明の請求項2では、上記発明におい
て、前記受信者ホストは、マルチキャストグループごと
に仮想ネットワークを構築するとともに、全てのマルチ
キャストのパケットを受けるための仮想ネットワークを
構築しており、前記第1の中継装置では、前記受信した
パケットがマルチキャストのパケットの場合には、前記
マルチキャストのパケットを受けるための仮想ネットワ
ークを特定するとともに、当該仮想ネットワークが所属
する前記第2の中継装置のポートを特定することを特徴
とする。
【0012】この発明によれば、マルチキャストグルー
プが複数存在していても、マルチキャストのパケットが
受信された場合には、第1の中継装置によってマルチキ
ャストのパケットを受けるための受信者ホストが所属す
る仮想ネットワークを特定して送信し、これを受信した
第2の中継装置が前記仮想ネットワークに所属する各受
信者ホストに前記パケットを転送することにより、例え
ばL3の第1の中継装置とL2の第2の中継装置間の回
線では、1つのマルチキャストのパケットを送信し、L
2の第2の中継装置によって各受信者ホストに転送する
ことで、回線の占有率を低減させて、帯域利用効率を改
善する。
【0013】この発明の請求項3では、上記発明におい
て、前記ネットワーク間接続方法では、前記パケットに
識別子を付加し、または前記識別子を付加しないことに
よって前記仮想ネットワークを特定することを特徴とす
る。
【0014】この発明によれば、受信したパケットに所
定の識別子を付加することで仮想ネットワークを特定す
るか、またはこの識別子を付加しない状態を仮想ネット
ワークの特定と定義することで、マルチキャストのパケ
ットを受けるための仮想ネットワークの特定を可能にす
る。
【0015】この発明の請求項4では、上記発明におい
て、ネットワーク間接続方法では、前記第2の中継装置
と受信者ホスト間にIGMPのプロキシー機能を有する
第3の中継装置を備え、前記第3の中継装置は、前記受
信者ホストからのIGMPのメンバーシップ・レポート
を前記第2の中継装置に送信し、前記第2の中継装置
は、前記メンバーシップ・レポートを受信したポート
に、前記マルチキャストのパケットをフォワーディング
することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、IGMPのプロキシー
機能を有する第3の中継装置を介して、受信者ホストか
らのIGMPのメンバーシップ・レポートを第2の中継
装置に送信し、第2の中継装置は、メンバーシップ・レ
ポートを受信するポートにのみ、マルチキャストのパケ
ットを送信することで、さらに回線の占有率を低減させ
て、帯域利用効率を改善する。
【0017】この発明の請求項5では、マルチキャスト
のパケットを受けるための仮想ネットワークを構築する
複数の受信者ホストとバックボーンネットワーク間に接
続され、パケットの中継を行う第1および第2の中継装
置からなるネットワーク間接続装置において、前記第1
の中継装置は、前記バックボーンネットワークから受信
したパケットがマルチキャストのパケットか判断する第
1の判断手段と、前記判断結果に応じて前記パケットに
前記仮想ネットワークを特定する特定手段と、前記仮想
ネットワークの情報と当該仮想ネットワークが所属する
前記第2の中継装置のポートの情報を記憶する第1の記
憶手段と、前記記憶手段の内容から前記仮想ネットワー
クが所属する第2の中継装置のポートを検索し、当該検
索されたポートに前記パケットを転送する第1の転送手
段とを備え、前記第2の中継装置は、前記転送されたパ
ケットを受信し、該パケットがマルチキャストのパケッ
トか判断する第2の判断手段と、前記仮想ネットワーク
の情報と当該仮想ネットワークが所属するポートの情報
を記憶する第2の記憶手段と、前記判断結果に応じて前
記記憶手段の内容から前記仮想ネットワークが所属する
ポートを検索し、当該検索されたポートに前記パケット
を転送する第2の転送手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、バックボーンネットワ
ークから第1の中継装置にフォワーディングされるマル
チキャストパケットに、上記マルチキャストパケットを
受けるための受信者ホストが所属するVLANを特定し
て、この特定される第2の中継装置のポートに上記パケ
ットを転送し、第2の中継装置では、受信したパケット
がマルチキャストのパケットの場合に、VLANを構築
する受信者ホストが接続されているポートに上記パケッ
トを転送することにより、受信者ホストを正確に認証す
るとともに、マルチキャストパケットを特定の受信者ホ
ストに送信することができる。
【0019】この発明の請求項6では、ネットワーク間
接続装置は、前記第2の中継装置と受信者ホスト間にI
GMPのプロキシー機能を有する第3の中継装置を備
え、前記第3の中継装置は、前記受信者ホストからのI
GMPのメンバーシップ・レポートを前記第2の中継装
置に送信し、前記第2の中継装置は、前記メンバーシッ
プ・レポートを受信したポートに、前記マルチキャスト
のパケットをフォワーディングすることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、IGMPのプロキシー
機能を有する第3の中継装置を介して、受信者ホストか
らのIGMPのメンバーシップ・レポートを第2の中継
装置に送信し、第2の中継装置は、メンバーシップ・レ
ポートを受信するポートにのみ、マルチキャストのパケ
ットを送信することで、さらに回線の占有率を低減させ
て、帯域利用効率を改善する。
【0021】この発明の請求項7では、上記発明におい
て、前記特定手段は、前記パケットに識別子を付加し、
または付加しないことによって前記仮想ネットワークを
特定することを特徴とする。
【0022】この発明によれば、上記マルチキャストパ
ケットを受けるための受信者ホストが所属するVLAN
を特定する識別子であるタグを、フォワーディングされ
るマルチキャストパケットに付加して、このタグによっ
て特定される第2の中継装置のポートに上記パケットを
転送する。
【0023】この発明の請求項8では、複数の受信者ホ
ストと、バックボーンネットワークと、前記受信者ホス
トと前記バックボーンネットワーク間に介在し、パケッ
トの中継を行うネットワーク間接続装置とを有するネッ
トワーク間接続システムにおいて、前記受信者ホスト
は、マルチキャストを受けるための仮想ネットワークを
構築し、前記ネットワーク間接続装置は、請求項5〜7
に記載のネットワーク間接続装置からなり、マルチキャ
ストのパケットを第1の中継装置から仮想ネットワーク
が所属する第2の中継装置のポートに転送することを特
徴とする。
【0024】この発明によれば、ネットワーク間接続シ
ステムにてパケットの中継を行うネットワーク間接続装
置を請求項5〜7のいずれか一つの第1および第2の中
継装置または第3の中継装置からなるネットワーク間接
続装置から構成し、マルチキャストのパケットを第1の
中継装置からVLANを構築する受信者ホストが接続さ
れる第2の中継装置のポートに転送することで、回線の
占有率を低減させて、帯域利用効率を改善する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るネットワーク間接続方法、その装置およびそ
の装置を用いたシステムの好適な実施の形態を説明す
る。
【0026】(実施例1)図1は、この発明にかかるネ
ットワーク間接続システムの実施例1の構成を示す構成
図である。図において、図15の構成と異なる点は、下
位ルータ12に直接受信者ホスト20〜23が接続され
ている点であり、L3のエッジルータ11とL2の各下
位ルータ12〜14間では、タグが付加されたマルチキ
ャストストリームのパケットを送信し、このパケットを
受信した下位ルータ12〜14がタグVLANに所属す
る各受信者ホスト20〜23に上記パケットを転送す
る。
【0027】これにより、この実施例では、エッジルー
タ11と各下位ルータ12〜14間の回線では、1つの
グループアドレスに対して1つのマルチキャストのパケ
ットを送信し、下位ルータ12〜14によって上記パケ
ットをコピーして各受信者ホスト20〜23に転送して
いる。
【0028】このシステムにおいて、エッジルータ11
は、図2に示すように、バックボーンネットワーク1や
各下位ルータ12〜14とポートを介して接続されるL
ANインターフェース11aと、LANインターフェー
ス11aで取り込まれたパケットを受信し、受信処理す
るパケット受信部11bと、パケット受信部11bで受
信されたパケットのレイヤ2のMACの中継処理を行う
レイヤ2中継処理部11cと、受信されたパケットのレ
イヤ3のIPの中継処理を行うレイヤ3中継処理部11
dと、各中継処理部11c,11dで処理されたパケッ
トを送信するパケット送信部11eとから構成されてい
る。
【0029】図3は、レイヤ3中継処理部11dが有す
るマルチキャストフォワーディングテーブルの構成の一
例を示す構成図である。このテーブルは、マルチキャス
トのグループIPアドレスと、そのグループに所属する
受信者ホストに至る下位ルータが接続されているLAN
インターフェース11aの受信者ポートの番号とマルチ
キャストを示す受信者VLANの番号のリスト情報が記
憶されている。
【0030】また、図4は、レイヤ3中継処理部11d
が有するユニキャストフォワーディングテーブルの構成
の一例を示す構成図である。このテーブルは、あて先の
受信者ホストを示すあて先IPアドレスと、サブネット
マスクと、この受信者ホストに至る下位ルータが接続さ
れているLANインターフェース11aの出力ポート
と、このあて先アドレスを持つパケットの属するVLA
Nの識別番号を示す出力VLANとから構成されてい
る。
【0031】このシステムで送受信されるパケットのフ
レーム構成は、図5に示すように、タグがない場合に
は、MACのあて先アドレスと、送信元アドレスと、パ
ケットのタイプと、IPデータと、チェックサムなどの
FCSとから構成されている。
【0032】また、図6に示すように、タグ付きの場合
には、MACのあて先アドレスと、送信元アドレスと、
タグのプロトコルの識別するためのTPID(Tag Prot
ocolIdentifier)と、TCI(Tag Control Informatio
n)とから構成されている。TPIDは、この実施例で
は、0x8100で、TCIは、図7に示すように、ユ
ーザの優先度を示すuser priorityと、C
FI(Canonical Format Indicator)と、VLANを論
理的に識別するためのVLANの識別番号が格納される
VIDとから構成されている。
【0033】各下位ルータ12〜14の構成も、図2に
示したエッジルータ11と同一の構成からなっている。
ここでは、代表して下位ルータ12の構成を図2に示
す。なお、ここでは、エッジルータと区別するために、
構成部分をカッコ付きの数字で示す。
【0034】下位ルータ12は、エッジルータ11や受
信者ホスト20〜23とポートを介して接続されるLA
Nインターフェース12aと、LANインターフェース
12aで取り込まれたパケットを受信し、パケットの種
類を判別するパケット受信部12bと、パケット受信部
12bで受信されたパケットのレイヤ3のIPの中継処
理を行うレイヤ3中継処理部12dと、各中継処理部1
2c,12dで処理されたパケットを送信するパケット
送信部12eとから構成されている。
【0035】図8は、レイヤ2中継処理部12cが有す
るフォワーディングテーブルの構成の一例を示す構成図
である。このテーブルは、あて先の受信者ホストを示す
あて先MACアドレスと、このアドレスの受信者ホスト
が所属するVLANの識別番号を示すVLANと、この
受信者ホストが接続されている学習ポートとから構成さ
れている。
【0036】図9は、レイヤ3中継処理部12dが有す
るマルチキャストフォワーディングテーブルの構成の一
例を示す構成図である。このテーブルは、マルチキャス
トのグループIPアドレスと、そのグループに所属する
受信者ホストが接続されているLANインターフェース
12aの受信者ポートの番号のリスト情報が記憶されて
いる。
【0037】次に、このネットワーク接続システムのパ
ケット転送のための動作を、図10および図11のフロ
ーチャートに基づいて説明する。図10は、エッジルー
タ11のパケット転送のための動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【0038】まず、バックボーンネットワーク1の図示
しない送信ホストは、図5に示したタグなしのパケット
に受信者ホストのあて先IPアドレス、送信ホストの送
信元アドレスやその他の情報を格納してこのパケットを
作成する。あて先MACアドレスは、マルチキャストの
あて先IPアドレスから決まり、ユニキャストの場合に
は、送信者ホスト近くのルータのMACアドレスが格納
される。そして、この作成されたパケットは、送信ホス
トのインターフェースからバックボーンネットワーク1
を介してエッジルータ11に送信する。
【0039】図10において、パケット受信部11b
は、バックボーンネットワークと接続されたLANイン
ターフェース11aからパケットを受信する(ステップ
101)。そして、この受信したパケットをレイヤ2中
継処理部11cに出力する。レイヤ2中継処理部11c
およびレイヤ2中継処理部11cに接続されたレイヤ3
中継処理部11dでは、この受信パケットがマルチキャ
ストかユニキャストか判断している(ステップ10
2)。
【0040】このステップ102においては、レイヤ2
中継処理部11cが受信パケットのあて先MACアドレ
スが自ルータのMACアドレスか、マルチキャストのあ
て先IPアドレスによって決まったマルチキャスト用の
MACアドレスかで判断する。
【0041】ここで、あて先MACアドレスが自ルータ
のMACアドレスまたはマルチキャスト用のMACアド
レスの場合には、このパケットをレイヤ3中継処理部1
1dに出力する。また、その他のMACアドレスの場合
には、レイヤ2中継処理部11cによって中継処理を行
って、パケット送信部11eから送信する。
【0042】レイヤ3中継処理部11dでは、パケット
が入力すると、このパケットのIPデータ内のあて先I
Pアドレスが自ルータのIPアドレスまたは受信者ホス
トのアドレスか判断する。
【0043】ここで、あて先IPアドレスが自ルータの
IPアドレスの場合には、自ルータ当てのユニキャスト
のパケットと判断する。また、レイヤ2中継処理部11
cでのあて先MACアドレスがマルチキャスト用のMA
Cアドレスと判断された時に、レイヤ3中継処理部11
dであて先IPアドレスがマルチキャスト用のIPアド
レスと判断した場合には、マルチキャストのパケットと
判断し、図3のマルチキャストフォワーディングテーブ
ルを検索して、LANインターフェース11aの出力ポ
ート「1」を確定し、レイヤ2中継処理部11cで該当
するタグをパケットに付与する送信処理を行った後に、
パケット送信部11eから送信する(ステップ10
3)。
【0044】すなわち、この場合には、レイヤ2中継処
理部11cによって、上記パケットに対して図7に示し
たVIDに図3に示した受信者VLANの値を入れてタ
グ付きパケットを作成する。この作成されたパケット
は、マルチキャストフォワーディングテーブルに示され
ているLANインターフェース11aの受信者ポートに
中継され、このLANインターフェース11aから下位
ルータ12にフォワーディングされる。
【0045】また、レイヤ2中継処理部11cでのあて
先MACアドレスが自ルータのMACアドレスと判断さ
れた時に、レイヤ3中継処理部11dであて先IPアド
レスが受信者ホストのIPアドレスと判断した場合に
は、この受信者ホスト宛のユニキャストのパケットと判
断し、図4のユニキャストフォワーディングテーブルを
検索して、LANインターフェース11aの出力ポート
「1」を確定し、レイヤ2中継処理部11cでVLAN
識別子をパケットに付与する送信処理を行った後に、パ
ケット送信部11eから送信する(ステップ104)。
【0046】すなわち、この場合には、レイヤ2中継処
理部11cによって、上記パケットに対して図4に示し
たあて先アドレスのルートにより、出力VLANの識別
番号を検索し、この識別番号をTCIのVIDに格納し
てタグつきパケットを作成する。この作成されたパケッ
トは、ユニキャストフォワーディングテーブルに示され
ているLANインターフェース11aの出力ポートに中
継され、このLANインターフェース11aから下位ル
ータ12にフォワーディングされる。
【0047】下位ルータ12では、図11のフローチャ
ートに示すように、パケット受信部12bが、エッジル
ータ11が接続されているポートのLANインターフェ
ース12aからパケットを受信する(ステップ20
1)。そして、この受信したパケットのMACのあて先
アドレスとIPデータ内のIPのあて先アドレスとによ
って、この受信パケットがマルチキャストかユニキャス
トか判断している(ステップ202)。
【0048】ここで、この受信パケットがマルチキャス
トのパケットの場合には、レイヤ3中継処理部12dで
上記パケットに対してマルチキャストの中継処理、すな
わち図9に示したグループアドレスに対する受信者ポー
トのリストを検索して上記ポートにのみマルチキャスト
ストリームを中継する(ステップ203)。
【0049】また、この受信パケットがユニキャストの
パケットの場合には、レイヤ2中継処理部12cで上記
パケットに対する中継処理、すなわち図8に示したあて
先MACアドレスとVLANの識別番号の値から受信者
ホストが接続されているポートを検索し、この学習ポー
トに上記パケットを中継して(ステップ204)、この
LANインターフェースから学習ポートに接続されてい
る受信者ホストにフォワーディングする。
【0050】このように、この実施例1では、エッジル
ータによってマルチキャストのパケットを受けるための
受信者ホストが所属するVLANを特定するタグを付加
したパケットを、このVLANが所属する下位ルータの
ポートに送信し、下位ルータでは、転送されたマルチキ
ャストのパケットを受信し、コピーした後に、VLAN
を構築する各受信者ホストが接続されているポートに転
送するので、両ルータ間の回線では1つのパケットを送
信するだけで、受信者ポートの数に応じて下位ルータで
パケットのコピーを行い、受信者ホストにフォワーディ
ングするので、回線の占有率を低減させて、帯域利用効
率を改善することができる。
【0051】なお、この発明では、例えば異なるコンテ
ンツの配信のように、異なるマルチキャストグループの
パケットが存在することも考えられる。このような場合
には、例えばマルチキャストのパケットを受けるための
受信者ホストが所属するVLANを特定する識別子を付
加して、グループ毎にユニキャストしているが、この実
施例では、マルチキャストのパケットを受信した場合に
は、マルチキャストのパケットを受けるための受信者ホ
ストが所属するVLANを特定するタグを、前記パケッ
トに付加して送信することで、エッジルータと下位ルー
タ間では、1つのマルチキャストのパケットを送信で
き、下位ルータによって各受信者ホストに上記パケット
を転送することができるので、タグVLAN毎に、同一
マルチキャストストリームのコピーを生成せずに、伝送
効率をあげることができて、回線の占有率を低減させ
て、帯域利用効率を改善することができる。
【0052】また、ユニキャストは、L2で中継するこ
とにより、不要なL3のサブネットを分けなくても良
く、アドレスの割り当てにおいて、アドレススペースを
有効利用できる。
【0053】なお、この実施例1では、パケットにタグ
を付加してマルチキャストのパケットを受けるための受
信者ホストが所属するVLANを特定したが、この発明
はこれに限らず、例えば図5に示したタグなしの状態を
上記VLANの特定と定義することも可能である。
【0054】この場合には、エッジルータ11と下位ル
ータ12〜14との各ルータ間で、タグなしのパケット
を受信した場合に、このパケットをどのVLANとして
認識するということを予め設定しておく。この例では、
下位ルータに図12に示すポートVLAN IDテーブ
ルを設け、このテーブルにエッジルータから送信される
パケットの受信ポート毎に、VLANのポートVLAN
識別子(PVID)を割り当てて記憶させる。そして、
各ポートに入力するパケットがタグなしパケットの場合
には、下位ルータは、このテーブルを検索して、VLA
Nを特定することができる。
【0055】なお、このポート番号は、物理ポートの番
号でも良いし、この物理ポートに対して論理的に設定し
た論理ポートの番号でも良い。また、エッジルータ11
には、ポートVLAN IDテーブルと同様の、例えば
パケットを送信する送信ポート毎に、VLANのPVI
Dを割り当てて記憶するテーブルを設けても良い。
【0056】(実施例2)図13は、この発明にかかる
ネットワーク間接続システムの実施例2の構成を示す構
成図である。図において、下位ルータと受信者ホストと
の間にCEルータ30〜33が介在しており、CEルー
タ30〜33は、IGMP(Internet Group Managemen
t Protocol) Proxy機能を有している。このた
め、受信者ホスト20〜23は、CEルータ30〜33
を介してIGMPのメンバーシップ・レポートを下位ル
ータ12に送信することが可能となり、下位ルータ12
は、このメンバーシップ・レポートを受信すると、この
メンバーシップ・レポートを受信したポートにだけ必要
なマルチキャストパケットをフォワーディングすること
ができる。
【0057】なお、この実施例2では、下位ルータ12
〜14には、この受信者(CEルータ)が受信しようと
するマルチキャストのグループIPアドレスと、このC
Eルータが接続されているインターフェースのポート番
号が格納されている管理テーブルが設けられており、下
位ルータ12〜14は、この管理テーブルを検索してマ
ルチキャストパケットを送信するポートを特定すること
ができる。
【0058】これにより、この実施例2では、エッジル
ータ11と下位ルータ12〜14間では、タグVLAN
を用いて同一の1つのマルチキャストパケットをそれぞ
れ送信し、下位ルータ12〜14と受信者ホスト20〜
23間では、IGMPのメンバーシップ・レポートを用
いて、このメンバーシップ・レポートを受信したポート
にのみ、同一のマルチキャストパケットをコピーしてフ
ォワーディングするので、回線の占有率を低減させて、
帯域利用効率を改善することができるとともに、下位ル
ータでのパケット伝送にかかる時間を短縮することがで
きる。
【0059】(実施例3)また、この発明にかかるネッ
トワーク間接続システムは、たとえば図14に示すよう
に、FTTH(Fiber To The Home)サービスの常時接
続用のネットワークシステムに用いることも可能であ
る。図において、中央局40には、LANスイッチ41
とコンテンツ・サーバ42とが存在し、集線局45には
LANスイッチ46が存在し、ユーザ宅50にはメディ
ア・コンバータ51と受信者ホスト52が存在してい
る。
【0060】このような構成でも、実施例1と同様に、
LANスイッチ41または46にマルチキャストフォワ
ーディング制御およびIGMP制御の機能を持たせて、
コンテンツ・サーバ42の配信サービスを提供できる。
また、これとは別にユーザの認証を行う手段を、中央局
40内に設けることも、インターネットの網内に設ける
ことも可能であり、認証制御を合わせて行うこともでき
る。
【0061】これにより、この実施例でも、実施例1と
同様に、LANスイッチ41にマルチキャストフォワー
ディング制御の機能を持たせ、マルチキャストのパケッ
トを受けるための受信者ホストが所属するVLANを特
定するタグを付加したパケットを、このVLANが所属
するLANスイッチ46のポートに送信し、LANスイ
ッチ46では、転送されたマルチキャストのパケットを
受信し、コピーした後に、VLANを構築する各受信者
ホストが接続されているポートに転送するので、両スイ
ッチ間の回線では1つのパケットを送信するだけで、受
信者ポートの数に応じてLANスイッチ46でパケット
のコピーを行い、受信者ホストにフォワーディングする
ので、回線の占有率を低減させて、帯域利用効率を改善
することができる。
【0062】なお、この実施例では、MACのパケット
に付加されたタグによって、VLANを認識させて該当
するポートに上記パケットを転送していたが、この発明
では、転送先のポートを認識できる識別子であれば、特
段これに限らず、どのような識別子を用いても構わな
い。
【0063】この発明は、これら実施形態に限定される
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施が可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、エ
ッジルータによってマルチキャストのパケットを受ける
ための受信者ホストが所属するVLANを特定して送信
し、これを受信した下位ルータがVLANに所属する各
受信者ホストに前記パケットを転送することにより、例
えばL3のエッジルータとL2の下位ルータ間の回線で
は、1つのマルチキャストのパケットを送信し、L2の
下位ルータによって各受信者ホストに転送することで、
回線の占有率を低減させて、帯域利用効率を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるネットワーク間接続システム
の実施例1の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示したエッジルータの構成を示す構成図
である。
【図3】図2に示したレイヤ3中継処理部が有するマル
チキャストフォワーディングテーブルの構成の一例を示
す構成図である。
【図4】同じく、レイヤ3中継処理部が有するユニキャ
ストフォワーディングテーブルの構成の一例を示す構成
図である。
【図5】タグがない場合のパケットのフレーム構成を示
す構成図である。
【図6】タグ付きの場合のパケットのフレーム構成を示
す構成図である。
【図7】図6に示したTCIのフレーム構成を示す構成
図である。
【図8】図2に示したレイヤ2中継処理部12cが有す
るフォワーディングテーブルの構成の一例を示す構成図
である。
【図9】図2に示したレイヤ3中継処理部12dが有す
るマルチキャストフォワーディングテーブルの構成の一
例を示す構成図である。
【図10】エッジルータのパケット転送のための動作を
説明するためのフローチャートである。
【図11】下位ルータのパケット転送のための動作を説
明するためのフローチャートである。
【図12】下位ルータが有するポートVLAN IDテ
ーブルの構成の一例を示す構成図である。
【図13】この発明にかかるネットワーク間接続システ
ムの実施例2の構成を示す構成図である。
【図14】この発明にかかるネットワーク間接続システ
ムの実施例3の構成を示す構成図である。
【図15】従来のネットワーク間接続システムの構成を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 バックボーンネットワーク 10 ネットワーク間接続装置 11 エッジルータ 11a,12a LANインターフェース 11b,12b パケット受信部 11c,12c レイヤ2中継処理部 11d,12d レイヤ3中継処理部 11e,12e パケット送信部 12〜14 下位ルータ 20〜23,52 受信者ホスト 30〜33 CEルータ 40 中央局 41,46 LANスイッチ 42 コンテンツ・サーバ 45 集線局 50 ユーザ宅 51 メディア・コンバータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信者ホストとバックボーンネッ
    トワークとが第1および第2の中継装置を介して接続さ
    れ、パケットの中継を行うネットワーク間接続方法にお
    いて、 前記受信者ホストは、マルチキャストのパケットを受け
    るための仮想ネットワークを構築しており、 前記第1の中継装置は、前記バックボーンネットワーク
    からパケットを受信すると、該パケットがマルチキャス
    トのパケットかどうか判断し、マルチキャストのパケッ
    トの場合には、前記パケットに対して前記仮想ネットワ
    ークを特定するとともに、前記仮想ネットワークが所属
    する前記第2の中継装置のポートを特定し、該特定した
    ポートに前記パケットを転送し、 前記第2の中継装置では、前記転送されたパケットを受
    信し、該パケットがマルチキャストのパケットかどうか
    判断し、マルチキャストのパケットの場合には、前記仮
    想ネットワークを構築する各受信者ホストが接続されて
    いるポートに前記マルチキャストのパケットを転送する
    ことを特徴とするネットワーク間接続方法。
  2. 【請求項2】 前記受信者ホストは、マルチキャストの
    グループごとに仮想ネットワークを構築するとともに、
    全てのマルチキャストのパケットを受けるための仮想ネ
    ットワークを構築しており、 前記第1の中継装置では、前記受信したパケットがマル
    チキャストのパケットの場合には、前記マルチキャスト
    のパケットを受けるための仮想ネットワークを特定する
    とともに、当該仮想ネットワークが所属する前記第2の
    中継装置のポートを特定することを特徴とする請求項1
    に記載のネットワーク間接続方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク間接続方法では、前記
    パケットに識別子を付加し、または付加しないことによ
    って前記仮想ネットワークを特定することを特徴とする
    請求項1または2に記載のネットワーク間接続方法。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク間接続方法では、前記
    第2の中継装置と受信者ホスト間にIGMPのプロキシ
    ー機能を有する第3の中継装置を備え、前記第3の中継
    装置は、前記受信者ホストからのIGMPのメンバーシ
    ップ・レポートを前記第2の中継装置に送信し、前記第
    2の中継装置は、前記メンバーシップ・レポートを受信
    したポートに、前記マルチキャストのパケットをフォワ
    ーディングすることを特徴とする請求項1または2に記
    載のネットワーク間接続方法。
  5. 【請求項5】 マルチキャストのパケットを受けるため
    の仮想ネットワークを構築する複数の受信者ホストとバ
    ックボーンネットワーク間に接続され、パケットの中継
    を行う第1および第2の中継装置からなるネットワーク
    間接続装置において、 前記第1の中継装置は、前記バックボーンネットワーク
    から受信したパケットがマルチキャストのパケットか判
    断する第1の判断手段と、前記判断結果に応じて前記パ
    ケットに前記仮想ネットワークを特定する特定手段と、
    前記仮想ネットワークの情報と当該仮想ネットワークが
    所属する前記第2の中継装置のポートの情報を記憶する
    第1の記憶手段と、前記記憶手段の内容から前記仮想ネ
    ットワークが所属する第2の中継装置のポートを検索
    し、当該検索されたポートに前記パケットを転送する第
    1の転送手段とを備え、 前記第2の中継装置は、前記転送されたパケットを受信
    し、該パケットがマルチキャストのパケットか判断する
    第2の判断手段と、前記仮想ネットワークの情報と当該
    仮想ネットワークが所属するポートの情報を記憶する第
    2の記憶手段と、前記判断結果に応じて前記記憶手段の
    内容から前記仮想ネットワークが所属するポートを検索
    し、当該検索されたポートに前記パケットを転送する第
    2の転送手段とを備えたことを特徴とするネットワーク
    間接続装置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワーク間接続装置は、前記第
    2の中継装置と受信者ホスト間にIGMPのプロキシー
    機能を有する第3の中継装置を備え、 前記第3の中継装置は、前記受信者ホストからのIGM
    Pのメンバーシップ・レポートを前記第2の中継装置に
    送信し、 前記第2の中継装置は、前記メンバーシップ・レポート
    を受信したポートに、前記マルチキャストのパケットを
    フォワーディングすることを特徴とする請求項5に記載
    のネットワーク間接続装置。
  7. 【請求項7】 前記特定手段は、前記パケットに識別子
    を付加し、または付加しないことによって前記仮想ネッ
    トワークを特定することを特徴とする請求項5または6
    に記載のネットワーク間接続装置。
  8. 【請求項8】 複数の受信者ホストと、バックボーンネ
    ットワークと、前記受信者ホストと前記バックボーンネ
    ットワーク間に介在し、パケットの中継を行うネットワ
    ーク間接続装置とを有するネットワーク間接続システム
    において、 前記受信者ホストは、マルチキャストを受けるための仮
    想ネットワークを構築し、 前記ネットワーク間接続装置は、請求項5〜7のいずれ
    か一つに記載のネットワーク間接続装置からなり、マル
    チキャストのパケットを第1の中継装置から仮想ネット
    ワークが所属する第2の中継装置のポートに転送するこ
    とを特徴とするネットワーク間接続システム。
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