JP2003031643A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

Info

Publication number
JP2003031643A
JP2003031643A JP2001219538A JP2001219538A JP2003031643A JP 2003031643 A JP2003031643 A JP 2003031643A JP 2001219538 A JP2001219538 A JP 2001219538A JP 2001219538 A JP2001219538 A JP 2001219538A JP 2003031643 A JP2003031643 A JP 2003031643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boat
substrate
seat
transfer
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001219538A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuhiro Maeda
育寛 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2001219538A priority Critical patent/JP2003031643A/ja
Publication of JP2003031643A publication Critical patent/JP2003031643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板をボートに保持して処理を行う基板処理装
置に於いて、ボートの位置を検出し、ボートが正常な状
態に載置されなかった場合に生じる不具合を事前に防止
する。 【解決手段】ボート28,34に基板23を載置した状
態で反応室41で基板を処理する基板処理装置1に於い
て、ボートを反応室に装入する為にボートが載置される
第1の位置57と、ボートに基板が挿入出される為にボ
ートが載置される第2の位置29と、前記第1の位置と
第2の位置との間でボートを移動させる手段と、少なく
ともボートが第1の位置に載置された際に、該第1の位
置に於けるボートの位置ずれを検出する手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は基板処理装置、特に
処理される基板を保持するボートの位置を検出する機能
を具備する基板処理装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】縦型CVD拡散装置等、縦型反応炉で基
板を処理する基板処理装置では、多数の基板をボートに
より保持し、該ボートを前記反応炉内にボートエレベー
タにより装入して基板の処理を行っている。 【0003】又、ボートにより基板を保持して処理する
基板処理装置で、スループットを向上させる為の2ボー
ト仕様の基板処理装置がある。該基板処理装置は、2つ
のボートを具備し、一方のボートで基板の処理を行って
いる時に他方のボートに対して基板の移載を行い、一方
のボートで基板の処理が完了した場合、他方のボートと
交換し、効率よく処理を行うものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記した2ボート仕様
の基板処理装置では、ボートエレベータにボートを載せ
換える動作があり、ボートが正常な位置に載置されない
可能性があった。 【0005】ボートの位置が正常でない場合、反応炉内
にボートを装入する際に、反応炉内面と接触することが
ある。接触することで、反応炉、ボート、基板を傷つ
け、更に最悪な場合は転倒することも考えられる。 【0006】又、接触しない場合でも、ボートを反応炉
内で回転させる形式のものでは、ボートが偏心して回転
する為、成膜膜厚が均一にならないという問題があっ
た。 【0007】本発明は斯かる実情に鑑み、ボートの位置
を検出し、ボートが正常な状態に載置されなかった場合
に生じる不具合を事前に防止するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、ボートに基板
を載置した状態で反応室で基板を処理する基板処理装置
に於いて、ボートを反応室に装入する為にボートが載置
される第1の位置と、ボートに基板が挿入出される為に
ボートが載置される第2の位置と、前記第1の位置と第
2の位置との間でボートを移動させる手段と、少なくと
もボートが第1の位置に載置された際に、該第1の位置
に於けるボートの位置ずれを検出する手段とを有する基
板処理装置に係るものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 【0010】先ず、図1に於いて、基板処理装置につい
て説明する。 【0011】図1〜図9は2ボート仕様の基板処理装置
を示している。以下、本発明の実施の形態を説明する。 【0012】基板処理装置1は筐体2を有し、該筐体2
の前面に開口部42が設けられ、該開口部42の外側下
部にカセット授受ステージ43が設けられ、該カセット
授受ステージ43には基板収納カセット44が2個載置
可能である。該基板収納カセット44はプラスチック製
の密閉可能な容器であり、該基板収納カセット44の内
部には例えば25枚の基板が多段に装填されている。 【0013】前記開口部42に対向してカセットローダ
45が設置されている。該カセットローダ45は進退且
つ横行可能であると共に昇降可能であり、前記基板収納
カセット44を後述するカセットオープナ46、カセッ
ト収納棚52に搬送することができる。 【0014】前記カセットローダ45の前記開口部42
とは反対側に前記カセットオープナ46が設けられてい
る。該カセットオープナ46は前記筐体2の幅方向一側
面47側に偏心して位置している。 【0015】前記カセットオープナ46は昇降テーブル
48を有し、該昇降テーブル48に前記基板収納カセッ
ト44を上段及び下段に載置可能であり、又前記カセッ
トオープナ46は扉開閉機構49を有し、該扉開閉機構
49により載置された基板収納カセット44の扉51が
開かれる様になっている。 【0016】前記カセットオープナ46の上方に回転式
の前記カセット収納棚52が設けられ、該カセット収納
棚52に前記基板収納カセット44が前記カセットロー
ダ45により搬送される様になっている。 【0017】前記カセットオープナ46の前記カセット
ローダ45とは反対側に基板移載機24が設置されてい
る。該基板移載機24も前記カセットオープナ46と同
様に前記幅方向一側面47側に偏心して位置している。
前記基板移載機24はツイーザ53を有し、該ツイーザ
53は進退すると共に回転可能であり、前記基板移載機
24は基板移載機用エレベータ54により昇降可能にな
っている。 【0018】前記カセットオープナ46と前記基板移載
機24との間にノッチ合せ装置55が設置され、該ノッ
チ合せ装置55は前記筐体2の幅方向他側面56側に近
接して位置し、前記基板収納カセット44内の基板23
を整列する様になっている。 【0019】前記基板移載機用エレベータ54の背面側
にボートエレベータ35が設けられている。該ボートエ
レベータ35も前記幅方向一側面47に近接して位置し
ており、前記ボートエレベータ35は昇降アーム36を
有し、該昇降アーム36は昇降駆動用モータ39により
昇降可能である。 【0020】図8に示す様に、前記昇降アーム36の先
端部に炉口キャップ58が設けられ、該炉口キャップ5
8は所要高さのボート台59を有し、該ボート台59が
最も降下された位置がボート授受位置となり、該ボート
台59に第1ボート28が底部円形穴40に於いて同心
に載置される。前記第1ボート28は石英製の柱30を
3本有し、該柱30のスロットに100枚〜150枚の
前記基板23が装填できる様になっている。 【0021】反応室、ヒータにより構成される反応炉4
1が前記炉口キャップ58の上方に設けられ、前記反応
炉41は下部に炉口(図示せず)を有し、該炉口の下方
がロード/アンロード位置57となり、前記炉口に前記
第1ボート28又は第2ボート34が交互にロード/ア
ンロードされ、且つ前記炉口に前記炉口キャップ58が
嵌合し、該炉口キャップ58により前記反応炉41が気
密に閉塞される様になっている。該反応炉41は図示し
ないヒータを有し、前記反応炉41により反応ガスの存
在下に前記基板23がプロセス処理される様になってい
る。 【0022】前記ボートエレベータ35の近傍であって
前記幅方向他側面56に近接してボート交換装置60が
設置されている。該ボート交換装置60を図3〜図5に
於いて説明する。 【0023】フレーム61は上板62、底板63及び側
板64により形成され、前記筐体2の側面と平行に設け
られている。前記上板62と前記底板63との間にガイ
ドシャフト65が設けられている。上アーム用ボールネ
ジ67は前記ガイドシャフト65と平行に配設され、前
記上アーム用ボールネジ67の上端部は前記上板62に
回転自在に支持され、下端部は支持部材68に回転可能
に支持され、該支持部材68は前記側板64に固着され
ている。前記支持部材68の下側には上アーム用モータ
71が固着され、該上アーム用モータ71はカップリン
グ69を介して前記上アーム用ボールネジ67に連結さ
れいてる。 【0024】前記ガイドシャフト65に上スライドブロ
ック66が摺動可能に嵌合し、該上スライドブロック6
6に前記上アーム用ボールネジ67が螺合している。 【0025】前記上スライドブロック66の側面に上ア
ーム用サポート72が固着されている。該上アーム用サ
ポート72はL字状であり、該上アーム用サポート72
の水平部に上アーム用回転装置73が設けられ、該上ア
ーム用回転装置73には例えばダイレクトドライブモー
タが用いられている。前記上アーム用回転装置73の上
アーム用回転軸74は上向きであり、該上アーム用回転
軸74に上アーム75が固着されている。該上アーム7
5はクランク形状をしており、上水平部に於いて前記上
アーム用回転軸74に固着され、垂直部は所要の長さを
有し、下水平部は半円弧状の第2ボート受座76となっ
ている。 【0026】該第2ボート受座76の内周縁部はフラン
ジ状に座刳られ、この座刳り部分に、ボート支持突起7
7が突設され、該ボート支持突起77を介して前記第2
ボート受座76に前記第2ボート34が載置される様に
なっている。 【0027】前記上アーム75は前記上アーム用回転装
置73により前記上アーム用回転軸74を回転中心80
として180°回転可能であり、前記第2ボート受座7
6の回転移動軌道の一端(回転角度0°)が前記基板移
載機24と最も近接しボート側基板移載位置29とな
り、該ボート側基板移載位置29に移載用ボート載置台
78が設置されている。 【0028】前記第2ボート受座76の回転移動軌道の
中間(回転角度90°)が前記ボート授受位置31であ
り、前記第2ボート受座76の回転移動軌道の他端(回
転角度180°)がボート待機位置79である。該ボー
ト待機位置79に待機用ボート載置台81が設置されて
いる。 【0029】前記ガイドシャフト65に下スライドブロ
ック82が摺動可能に嵌合されている。該下スライドブ
ロック82は前記上スライドブロック66の下方に位置
し、前記下スライドブロック82は下アーム用ボールネ
ジ83に螺合している。該下アーム用ボールネジ83は
下端部に於いて前記底板63に回転可能に支持されてい
る。前記下アーム用ボールネジ83の上部は支持部材8
4により回転可能に支持され、該支持部材84は前記側
板64に固着されている。前記下アーム用ボールネジ8
3の上端部はカップリング85を介して下アーム用モー
タ86に連結されている。 【0030】前記下スライドブロック82の側面にL字
状の下アーム用サポート87が固着され、該下アーム用
サポート87の水平部に下アーム用回転装置88が設け
られ、該下アーム用回転装置88にもダイレクトドライ
ブモータが用いられている。前記下アーム用回転装置8
8の下アーム用回転軸89は上向きであり、該下アーム
用回転軸89は前記上アーム用回転軸74と同心に位置
し且つ少なくとも90°回転することができ、前記下ア
ーム用回転軸89に下アーム91が固着されている。 【0031】該下アーム91はクランク状であり、上水
平部に於いて前記下アーム用回転軸89に連結され、前
記下水平部は半円弧状の第1ボート受座92となってい
る。。該第1ボート受座92は前記第2ボート受座76
と対称な形状であり、切欠かれた部分が相互に対向し得
る様になっている。前記第1ボート受座92の内周縁部
はフランジ状に座刳られ、この座刳られた部分の所要位
置にボート支持突起93が突設され、該ボート支持突起
93を介して前記第1ボート受座92に前記第1ボート
28が載置される様になっている。 【0032】前記下アーム91は前記下アーム用回転装
置88により前記下アーム用回転軸89を回転中心94
として90°回転可能であり、前記第1ボート受座92
の回転移動軌道の一端(回転角度0°)が前記ボート側
基板移載位置29となる。 【0033】前記第1ボート受座92の回転移動軌道の
他端部(回転角度90°)が前記ボート授受位置31と
なっている。 【0034】前記第1ボート受座92と前記第2ボート
受座76とは相互に干渉しない様、前記下アーム91と
前記上アーム75の垂直部長さが設定されている。 【0035】前記第1ボート受座92にL字状のセンサ
取付け金具4を介してX軸センサ5を取付け、又L字状
のセンサ取付け金具6を介してY軸センサ7を取付け
る。 【0036】前記X軸センサ5、Y軸センサ7はレーザ
光線等のビーム光線を媒体とする非接触の位置検出セン
サであり、前記X軸センサ5の光軸は前記第1ボート受
座92の中心を通り、前記筐体2の前後方向と平行であ
り、前記Y軸センサ7の光軸は前記X軸センサ5の光軸
と直交している。 【0037】又、前記X軸センサ5、Y軸センサ7の光
軸は同一の水平面内にあり、該水平面は前記第1ボート
受座92にボートが載置された状態で、ボートの下部円
筒面を横切る高さである。ここで、ボート下部円筒面と
しては、ボートの下部に位置する筒状のボートキャッ
プ、或はボート下端の底板がある。 【0038】又、前記センサ取付け金具4、X軸センサ
5及びセンサ取付け金具6、Y軸センサ7の高さは、前
記上アーム75と干渉しないものとなっている。 【0039】図10に於いて、前記X軸センサ5、Y軸
センサ7は直交する2方向のボートの位置検出を行う。
該X軸センサ5、Y軸センサ7について略述する。尚、
X軸センサ5とY軸センサ7は同一構成である。 【0040】図中、8は光源9の駆動回路であり、光源
9より発せられた光束は投光レンズ10により平行光束
とされ、被測定物13(ボート)に照射され、該被測定
物13からの反射光は受光レンズ11を通って受光素子
14上に集光される。該受光素子14は受光状態が電気
信号に変換され、電気信号は増幅器12により増幅さ
れ、後述するセンサコントローラ19に出力される。 【0041】前記X軸センサ5、Y軸センサ7に於い
て、投光光軸15は被測定物13に対して所要角度で入
射しており、該被測定物13が近接離反すると、前記受
光素子14に入射する受光光軸16の角度が変化する。
前記受光素子14により受光位置を検出することで、前
記受光光軸16の角度変化が、即ち前記被測定物13の
変位が検出される。 【0042】図11に於いて、前記X軸センサ5、Y軸
センサ7の制御について説明する。 【0043】本体制御部18からの指令によりセンサコ
ントローラ19が制御され、該センサコントローラ19
は前記本体制御部18からの指令に基づき前記X軸セン
サ5、Y軸センサ7の駆動を制御する。 【0044】即ち、前記本体制御部18はシーケンスプ
ログラムに従い、前記カセットローダ45、ボートエレ
ベータ35、基板移載機24、ボート交換装置60等の
駆動を制御するが、前記X軸センサ5、Y軸センサ7に
よる測定時期も制御し、測定開始時期を前記センサコン
トローラ19に出力する。 【0045】前記X軸センサ5、Y軸センサ7からの受
光結果は前記センサコントローラ19に送出され、該セ
ンサコントローラ19では受光結果より、X軸、Y軸2
方向の変位を演算し、演算結果を表示部20に表示する
と共に前記本体制御部18にフィードバックする。 【0046】以下、作用について説明する。 【0047】第1ボート28はボート側基板移載位置2
9にあり、前記第1ボート28は移載用ボート載置台7
8に載置され、又第2ボート34はボート待機位置79
にあり、前記第2ボート34は待機用ボート載置台81
に載置されている(図8参照)。 【0048】図示しない外部搬送装置により基板収納カ
セット44がカセット授受ステージ43に載置される。
前記基板収納カセット44の内部には25枚の基板23
が上下に所要ピッチで装填されている。前記基板収納カ
セット44は密閉容器である為、該基板収納カセット4
4の外部からのパーティクル浸入を防止し、前記基板収
納カセット44が筐体2の外部にあった場合でも、パー
ティクルの汚染が防止される。 【0049】前記基板収納カセット44はカセットロー
ダ45によりカセットオープナ46に載置され、或はカ
セット収納棚52に搬送される。昇降テーブル48上の
基板収納カセット44は扉開閉機構49により扉51が
開かれる。 【0050】基板移載機用エレベータ54により基板移
載機24が所定の高さに昇降され、ツイーザ53が前進
され、該ツイーザ53により前記基板収納カセット44
内部の基板23が把持され、前記ツイーザ53が後退さ
れ、該ツイーザ53により前記基板23が搬出される。 【0051】前記ツイーザ53は回転し、更に高さ調整
された後前記第1ボート28に進入し、前記基板23が
前記第1ボート28に水平姿勢で装填される。 【0052】以上の操作が繰返され、前記第1ボート2
8の内部に基板23が所要枚数、例えば150枚装填さ
れる。 【0053】前記第1ボート28が移載用ボート載置台
78上に載置されているので、前記基板23が12イン
チの大口径の場合でも、前記第1ボート28及び前記基
板23の重量は前記移載用ボート載置台78により安定
して支持される為、前記上アーム75、下アーム91の
撓みの影響がなくなり、前記第1ボート28は傾くこと
がなく、前記基板23が前記第1ボート28の柱30に
接触する虞れがなく、前記基板23の移載は安全に行え
る。又、微妙な撓みによる上下方向の位置変化を考慮す
ることがないので、前記基板23の移載時のティーチン
グ作業が容易になり、作業時間が短縮される。 【0054】下アーム用モータ86により下アーム用ボ
ールネジ83が回転されると、下スライドブロック82
がガイドシャフト65に沿って上昇されると共に下アー
ム91も上昇され、該下アーム91が前記移載用ボート
載置台78と干渉しないレベルとなり、前記第1ボート
受座92が未処理基板23を保持した前記第1ボート2
8を受載する。前記下アーム用モータ86が回転され、
前記下アーム91及び第1ボート28が90°回転し、
ボート授受位置31に至る。 【0055】該ボート授受位置31はロード/アンロー
ド位置57の下方にあり、前記ボート台59は前記第1
ボート受座92の下方に位置している。該第1ボート受
座92が降下されると、前記第1ボート28が前記ボー
ト台59上に載置される。 【0056】前記第1ボート28が前記ボート台59に
完全に載置された時点で、前記本体制御部18から前記
センサコントローラ19に前記第1ボート28の位置測
定指令が発せられる。 【0057】前記X軸センサ5、Y軸センサ7はX軸、
Y軸の2方向から前記第1ボート28の位置測定を行
う。 【0058】該第1ボート28を前記ボート台59に載
置した時点では、該ボート台59と前記第1ボート受座
92とは同心である様に位置調整されているので、前記
第1ボート28の前記第1ボート受座92に対する位置
ずれは即ち前記ボート台59に対する位置ずれとなる。 【0059】前記X軸センサ5、Y軸センサ7からの信
号は、前記センサコントローラ19に入力され、該セン
サコントローラ19に於いて測定値が演算され、演算結
果は前記表示部20に表示されると共に前記本体制御部
18に入力される。又、該本体制御部18では測定結果
が基準値、即ち前記第1ボート28が前記ボート台59
に正しく載置された場合の測定値、或は設計上求めた数
値に等しいかどうかの判断が成される。尚、X軸、Y軸
の2方向で位置測定を行っているので、前記第1ボート
28がどの方向にずれていても正確な位置測定が行え
る。 【0060】前記第1ボート28が前記ボート台59に
傾いて置かれたり、傾斜していると、前記X軸センサ
5、Y軸センサ7の測定値は基準値に対して偏差を生じ
る。前記本体制御部18は基準値に対する偏差を演算
し、この偏差が一定値(閾値)を越えると、警告灯の点
滅、ブザーを鳴らす等の警告をし、偏差値が大きい場合
には、シーケンス動作を停止する等の措置を講ずる。 【0061】尚、閾値としては、反復精度誤差、設置精
度誤差等を考慮し、±約1mm以下とする。 【0062】尚、上記ボートは石英製で透明体であり、
又処理が繰返されると表面に反応生成物が付着堆積し鏡
面となり、更に洗浄すると腐食により梨地状となり、経
時的に被測定物の表面性状が変化するが、前記X軸セン
サ5、Y軸センサ7は反射光量を検出しているのではな
いので、バッチ処理を開始する時点で前記増幅器12の
増幅率を調整する等することで、測定には支障ない。 【0063】前記X軸センサ5、Y軸センサ7による前
記第1ボート28の位置測定が正常と判断されると更に
シーケンス動作を続行する。 【0064】前記第1ボート受座92が更に降下され、
該第1ボート受座92が前記第1ボート28から離間す
る。前記下アーム91が前記と逆の方向に90°回転さ
れると前記第1ボート受座92は前記ボート側基板移載
位置29に戻る。 【0065】前記ボートエレベータ35に於いて昇降駆
動用モータ39が駆動され、前記昇降アーム36を介し
前記炉口キャップ58、ボート台59及び前記第1ボー
ト28が上昇し、該第1ボート28が前記反応炉41に
ロードされ、前記基板23がプロセス処理される。 【0066】前記上アーム用モータ71により前記上ア
ーム用ボールネジ67が回転されると、前記上スライド
ブロック66がガイドシャフト65に沿って上昇され、
前記上アーム75が前記移載用ボート載置台78及び待
機用ボート載置台81と干渉しないレベルとなると共に
前記上アーム75、第2ボート受座76を介し前記第2
ボート34が上昇される。前記上アーム用回転軸74が
回転され、前記上アーム75及び第2ボート34が18
0°回転し、前記第2ボート受座76及び第2ボート3
4が前記ボート側基板移載位置29に至る。 【0067】前記第2ボート受座76が降下されると、
前記移載用ボート載置台78上に前記第2ボート34が
載置される。前記第2ボート受座76が更に降下される
と該第2ボート受座76が前記第2ボート34から離間
する。前記上アーム75が前記と逆の方向に180°回
転されると、前記第2ボート受座76はボート待機位置
79に戻る。 【0068】プロセス処理と並行し、前記ボート側基板
移載位置29に於いて次バッチ処理の為に、前記第2ボ
ート34に前述の第1ボート28と同様の基板移載が行
われる。前記第2ボート34が前記移載用ボート載置台
78の上に載置されているので、前記基板23が12イ
ンチの大口径の場合でも、前記第2ボート34及び前記
基板23の重量は前記移載用ボート載置台78により安
定して支持される為、基板の移載は安全且つ迅速に行え
る。 【0069】前記反応炉41の内部でプロセス処理され
た後、前記第1ボート28が前記ボートエレベータ35
によりアンロードされ、処理済の基板23を保持する前
記第1ボート28が前記ボート授受位置31迄降下され
る。 【0070】前記上アーム75が前記ボート授受位置3
1迄90°回転し、前記上アーム75が上昇し、前記第
2ボート受座76を介して処理済基板23が装填された
前記第1ボート28を受載し、前記上アーム75が前記
上アーム用回転装置73により前記ボート授受位置31
から前記ボート待機位置79迄90°回転される。前記
第1ボート28は待機状態となる。 【0071】前記下アーム91が上昇し、前記第1ボー
ト受座92を介して次バッチ処理の基板23を保持した
前記第2ボート34が持上げられ、前記下アーム91が
90°回転され、前記第2ボート34が前記ボート授受
位置31に至り、前記第1ボート受座92が降下される
と前記第2ボート34が前記ボート台59に載置され
る。 【0072】この時点で、前記X軸センサ5、前記Y軸
センサ7による前記第2ボート34の位置測定が行われ
る。位置測定、測定後の処理については上記した第1ボ
ート28と同様である。 【0073】測定結果、前記第2ボート34の載置状態
が正常であると、前記第1ボート受座92が更に降下さ
れ、該第1ボート受座92が前記第2ボート34から離
間する。前記下アーム91が前記と逆の方向に90°回
転され、前記第1ボート受座92は、前記ボート側基板
移載位置29に戻る。 【0074】前記ボートエレベータ35により、前記昇
降アーム36を介し前記炉口キャップ58、ボート台5
9及び前記第2ボート34が上昇し、該第2ボート34
が前記反応炉41にロードされ、前記基板23がプロセ
ス処理される。 【0075】プロセス処理と並行し、前記上アーム75
が前記第2ボート受座76を介し、処理済の基板23を
保持する前記第1ボート28を、前記ボート側基板移載
位置29迄移動し、前記第1ボート28を前記移載用ボ
ート載置台78に載置する。載置後、前記上アーム75
が前記と逆の方向に180°回転され、前記第2ボート
受座76はボート待機位置79に戻る。 【0076】前記第1ボート28が前記移載用ボート載
置台78に載置された状態で処理済基板23が前記基板
移載機24により前記基板収納カセット44に払出さ
れ、払出しが完了すると、別の基板収納カセット44か
ら更に次のバッチ分の未処理基板23が前記第1ボート
28に装填される。 【0077】前記第2ボート34のプロセス処理が完了
すると、該第2ボート34が前記反応炉41から引出さ
れ、前記ボート授受位置31迄降下される。前記上アー
ム75が前記ボート授受位置31迄90°回転し、前記
上アーム75に前記第2ボート34が載置される。前記
上アーム75が前記と逆の回転をし、前記第2ボート3
4は前記ボート待機位置79に移動される。 【0078】前記下アーム91が前記第1ボート受座9
2を介し、前記第1ボート28を支持した状態で90°
回転し、該第1ボート28を前記ボート授受位置31に
移動し、前記第1ボート28が前記ボート台59に載置
される。 【0079】前記X軸センサ5、Y軸センサ7により前
記第1ボート28のX軸センサ5に対する位置測定が行
われる。位置測定、測定後の処理については上記したと
同様である。 【0080】前記第1ボート28の載置位置が正常の場
合、該第1ボート28の載置後、前記下アーム91が前
記と逆の方向に回転され、前記第1ボート受座92は前
記ボート側基板移載位置29に戻る。前記ボートエレベ
ータ35により、前記昇降アーム36を介し前記炉口キ
ャップ58、ボート台59及び前記第1ボート28が上
昇し、該第1ボート28が前記反応炉41にロードさ
れ、前記基板23がプロセス処理される。 【0081】プロセス処理と並行し、前記上アーム75
が前記第2ボート受座76を介し、前記第2ボート34
を支持した状態で180°回転し、前記ボート待機位置
79から前記第2ボート34を前記ボート側基板移載位
置29迄移動し、前記第2ボート34を前記移載用ボー
ト載置台78に載置する。載置後、前記上アーム75が
前記と逆の方向に180°回転され、前記第2ボート受
座76は前記ボート待機位置79に戻る。前記第2ボー
ト34が前記移載用ボート移載台78に載置された状態
で処理済基板23が前記基板移載機24により前記基板
収納カセット44に払出され、払出しが完了すると、別
の基板収納カセット44から未処理基板23が前記第2
ボート34に装填される。 【0082】以上の操作が繰返されることにより、前記
基板23が効率よくプロセス処理される。 【0083】又、上記説明の様に、本実施の形態では、
シーケンス動作の工程中にボート28,34の位置測定
が組込まれている。 【0084】該ボート28,34を前記ボート台59に
載置する動作は、前記下アーム91によって行われ、又
前記X軸センサ5、Y軸センサ7は前記下アーム91の
第1ボート受座92に設けられ、前記ボート28,34
がボート台59に載置される度に、前記ボート28,3
4の位置測定が行われる。 【0085】又、該ボート28,34の位置ずれ、傾き
は前記反応炉41に対する影響が最も大きく、位置ずれ
が所定値を越えると、反応室内面と接触したり、成膜処
理が均一に行えないという障害が生じる。 【0086】従って、上記実施の形態では、前記ボート
台59に前記ボート28,34が載置される度に、該ボ
ート28,34の位置測定を行っているので、最も効果
的に而も最小限の測定作業となっている。又、センサは
2組の位置検出センサでよく、構成も簡単である。 【0087】尚、位置センサとしては、実用上、測定精
度が0.1mm以下であればよく、超音波センサ等の非接
触式のセンサを使用することができる。 【0088】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ボート
に基板を載置した状態で反応室で基板を処理する基板処
理装置に於いて、ボートを反応室に装入する為にボート
が載置される第1の位置と、ボートに基板が挿入出され
る為にボートが載置される第2の位置と、前記第1の位
置と第2の位置との間でボートを移動させる手段と、少
なくともボートが第1の位置に載置された際に、該第1
の位置に於けるボートの位置ずれを検出する手段とを有
するので、ボートが反応室内での位置ずれが事前に検出
でき、処理品質の低下を防止すると共に歩留りの向上を
図ることができ、或はボートが反応室に接触して起こる
破損事故を防止できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る基板処理装置の概略
斜視図である。 【図2】該基板処理装置の要部平面図である。 【図3】該基板処理装置のボート交換装置の斜視図であ
る。 【図4】該ボート交換装置の側面図である。 【図5】図4のA−A矢視図である。 【図6】図4のB−B矢視図である。 【図7】図4のB−B矢視図である。 【図8】本発明の実施の形態に於けるボート載置台の正
面図である。 【図9】該ボート載置台の側面図である。 【図10】位置検出センサの説明図である。 【図11】本発明の実施の形態の概略ブロック図であ
る。 【符号の説明】 1 基板処理装置 5 X軸センサ 7 Y軸センサ 13 被測定物 18 本体制御部 19 センサコントローラ 20 表示部 28 第1ボート 29 ボート側基板移載位置 31 ボート授受位置 34 第2ボート 41 反応炉 57 ロード/アンロード位置 60 ボート交換装置 75 上アーム 78 移載用ボート載置台 79 ボート待機位置 81 待機用ボート載置台 91 下アーム 92 第1ボート受座

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボートに基板を載置した状態で反応室で
    基板を処理する基板処理装置に於いて、ボートを反応室
    に装入する為にボートが載置される第1の位置と、ボー
    トに基板が挿入出される為にボートが載置される第2の
    位置と、前記第1の位置と第2の位置との間でボートを
    移動させる手段と、少なくともボートが第1の位置に載
    置された際に、該第1の位置に於けるボートの位置ずれ
    を検出する手段とを有することを特徴とする基板処理装
    置。
JP2001219538A 2001-07-19 2001-07-19 基板処理装置 Pending JP2003031643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219538A JP2003031643A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001219538A JP2003031643A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003031643A true JP2003031643A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19053524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001219538A Pending JP2003031643A (ja) 2001-07-19 2001-07-19 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003031643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004241428A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置及び基板処理方法
JP2007119838A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004241428A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置及び基板処理方法
JP2007119838A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100501616B1 (ko) 반도체처리시스템에서의자동티칭방법과자동티칭용검출장치및자동티칭이가능한종형열처리시스템
WO2005093821A1 (ja) 縦型熱処理装置及び移載機構の自動教示方法
US5813819A (en) Substrate transfer apparatus, and method of transferring substrates
JP4137711B2 (ja) 基板処理装置及び基板搬送手段の位置合わせ方法
US20130334172A1 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method, and computer readable storage medium storing substrate processing program
TWI362081B (ja)
GB2190345A (en) Method and apparatus for transferring wafers between cassettes and a boat
TW200905783A (en) Substrate transfer apparatus, substrate transfer method, and storage medium
EP0836225A1 (en) Substrate transfer apparatus and heat treatment system using the same
KR100350693B1 (ko) 카세트 반송 기구
KR20100027037A (ko) 열처리 장치, 열처리 방법 및 기억 매체
KR20040019822A (ko) 피처리체 기판을 수용한 복수 종류의 카세트를 수납가능한 로드 포트
KR101332057B1 (ko) 검출 장치 및 검출 방법
US8386064B2 (en) Control device and control method
US6919913B1 (en) Processing system
JPH06246658A (ja) 基板搬送装置
JP3845585B2 (ja) 処理装置
TWI442493B (zh) Processing device
CN107680928B (zh) 示教夹具、基板处理装置以及示教方法
JP2003031643A (ja) 基板処理装置
JPH1187460A (ja) 基板収納容器供給装置
EP2346073B1 (en) Prealigner
JPH11165864A (ja) 基板搬送装置及び基板処理装置
JP2002076097A (ja) ウェハ転送装置およびウェハアライメント方法
KR20070031853A (ko) 종형 열처리 장치 및 이동 적재 기구의 자동 교시 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050930

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021