JP2003031635A - 真空搬送装置 - Google Patents

真空搬送装置

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JP2003031635A
JP2003031635A JP2001210810A JP2001210810A JP2003031635A JP 2003031635 A JP2003031635 A JP 2003031635A JP 2001210810 A JP2001210810 A JP 2001210810A JP 2001210810 A JP2001210810 A JP 2001210810A JP 2003031635 A JP2003031635 A JP 2003031635A
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Japan
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vacuum transfer
chamber
wafer
transfer chamber
processing chamber
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JP2001210810A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Tetsuya
克浩 鉄屋
Chikami Ishizaka
周巳 石坂
Junichi Kitagawa
淳一 北川
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、良好なスループットが安定して得ら
れる真空搬送装置を提供すること。 【解決手段】 2つの直列に配置された処理室3と真空
搬送室2とが、大気移載室5に並列に配置されていて、
真空搬送室2には、処理室3に向う方向に直線運動のみ
をしてウェハを真空搬送室2と処理室3との間で搬送す
る第1および第2ハンド部12,47と、真空搬送室2
内でウェハを搬送する直動移載部19と、ウェハを第1
および第2ハンド部12,47と直動移載部19との間
で搬送するリフタ20とが設けられている。従来の星型
に処理室を接続するよりも、半導体製造装置の設置面積
が小さくでき、また、2つの処理室3,3のいずれか一
方が使用不可能になっても、他方を用いて単独プロセス
が処理できるので、安定して良好なスループットが得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空搬送装置としては、
図7に示す半導体製造装置に用いられるようなものがあ
る。この真空搬送装置100は、平面において略6角形
状を有する真空搬送室101を備え、この真空搬送室の
6角形の2つの辺に、夫々、略矩形の処理室103,1
03をゲート104,104を介して接続すると共に、
上記6角形の他の2つの辺に、夫々、上記真空搬送室1
01にウェハを出し入れするためのウェハカセットを収
納する真空予備室105,105を接続している。上記
真空搬送装置100を用いて半導体製造装置を構成する
と、上記半導体製造装置は、図7に示すような星型をな
す。
【0003】上記真空搬送室101内には、リンク機構
107と、このリンク機構の一端に接続されてウェハを
把持するハンド部108とを有する関節機構109が収
容されていて、上記リンク機構の他端は、上記真空搬送
室101内の略中央に設けられた回転軸に連結されてい
る。
【0004】上記真空搬送装置100を動作させると、
上記関節機構109が、図7に示す位置から上記回転軸
周りに回転して上記ハンド部108を上記真空予備室1
05に対向させた後、上記リンク機構107が伸張し
て、上記ハンド部108によって、上記真空予備室10
5に収納されたウェハカセット内の未処理ウェハを把持
する。その後、上記リンク機構107が収縮してウェハ
を真空搬送室101内に取り入れ、このウェハと共に上
記関節機構109が上記回転軸周りに回転駆動され、ウ
ェハおよびハンド部108が上記処理室103に対向す
る。その後、上記ゲート104が開き、上記リンク機構
107が伸張して、ハンド部108が把持するウェハを
上記処理室103内に配置する。そして、上記ゲート1
04が閉じて、上記処理室でウェハに所定の処理が施さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の真空搬送装置100は、半導体製造装置を構成する
と、平面において星型をなすので、上記半導体製造装置
の設置面積が比較的大きくなるという問題がある。
【0006】また、上記真空搬送装室101は複数の処
理室103,103に接続しているので、この複数の処
理室のうちの1つが例えばメンテナンスなどで使用でき
なくなると、他の処理室も使用できなくなる。したがっ
て、上記半導体製造装置でウェハに単独プロセスを施す
場合、この単独プロセスに用いる処理室が使用可能であ
っても、他の処理室のメンテナンスなどによって単独プ
ロセスが実行できなくなる。したがって、この真空搬送
装置100を用いた半導体製造装置は、スループットが
低下しやすいという問題がある。
【0007】また、上記真空予備室105から処理室1
03までウェハを搬送する際、上記関節機構109が回
転軸周りに回転駆動されるので、ウェハの搬送時間が比
較的長く、半導体製造装置の稼働時間における処理室の
稼働時間の割合が比較的低いので、半導体製造装置のス
ループットが低いという問題がある。さらに、上記真空
搬送室101には、上記関節機構109が回転するため
の面積が必要であるので、真空搬送装置100が大型化
するという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、小型で、良好な
スループットが安定して得られる真空搬送装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の真空搬送装置は、第1の処理室と
第1の真空搬送室とが直列に、第2の処理室と第2の真
空搬送室とが直列に配置され、上記第1の処理室および
第1の真空搬送室と、上記第2の処理室および第2の真
空搬送室とが並列に配置され、上記第1の真空搬送室と
第2の真空搬送室とは、夫々、第1リンク機構とこの第
1リンク機構に接続されてウェハを把持する第1ハンド
部とを有して、上記真空搬送室と処理室との間で上記ウ
ェハを移送する第1関節機構と、第2リンク機構とこの
第2リンク機構に接続されてウェハを把持する第2ハン
ド部とを有して、上記真空搬送室と処理室との間で上記
ウェハを移送すると共に、上記第1関節機構に重ねて配
置された第2関節機構とを備え、上記第1関節機構の第
1ハンド部と上記第2関節機構の第2ハンド部は、直線
運動のみをして回転運動をしないようになっていること
を特徴としている。
【0010】上記真空搬送装置によれば、第1の処理室
と第1の真空搬送室とが直列に、第2の処理室と第2の
真空搬送室とが直列に配置され、上記第1の処理室およ
び第1の真空搬送室と、上記第2の処理室および第2の
真空搬送室とが並列に配置されているので、上記第1の
処理室または第2の処理室のいずれか一方が使用不可能
になっても、他方の処理室は使用可能である。したがっ
て、例えばメンテナンスなどで上記一方の処理室が使用
不可能になっても、上記使用可能な処理室を用いて単独
プロセスが実行できるので、この真空搬送装置を用いた
半導体製造装置は、安定して良好なスループットが得ら
れる。
【0011】また、上記第1の処理室と第1の真空搬送
室とが直列に、第2の処理室と第2の真空搬送室とが直
列に配置され、上記第1の処理室および第1の真空搬送
室と、上記第2の処理室および第2の真空搬送室とが並
列に配置されているので、この真空搬送装置を用いた半
導体製造装置は、平面において略矩形をなすようにで
き、従来におけるように半導体製造装置が平面において
星型をなさない。したがって、この真空搬送装置は、半
導体製造装置の設置面積が従来よりも小さくできる。
【0012】また、上記第1の真空搬送室と第2の真空
搬送室とは、夫々、上記真空搬送室と処理室との間で上
記ウェハを移送する第1関節機構と、上記真空搬送室と
処理室との間で上記ウェハを移送すると共に、上記第1
関節機構に重ねて配置された第2関節機構とを備えるの
で、上記第1関節機構および第2関節機構のいずれか1
方の関節機構で未処理ウェハを真空搬送室から処理室に
搬送すると同時に、他方の関節機構で処理済ウェハを処
理室から真空搬送室に搬送できる。したがって、この真
空搬送装置はウェハの良好な搬送効率が得られ、この真
空搬送装置を用いた半導体製造装置のスループットが向
上する。
【0013】また、上記第1関節機構の第1ハンド部と
上記第2関節機構の第2ハンド部は、直線運動のみをし
て回転運動をしないようになっているので、上記真空搬
送室が接続されている室と上記処理室との間におけるウ
ェハの搬送時間は、関節機構が回転運動をする従来の真
空搬送装置によるウェハの搬送時間よりも短い。したが
って、この真空搬送装置を用いた半導体製造装置は、半
導体製造装置の稼働時間におけるウェハの搬送時間の割
合が従来よりも小さくできるので、スループットが向上
する。さらに、第1および第2ハンド部が回転運動しな
いので、上記第1および第2関節機構を比較的簡単な構
造にでき、安価にできる。したがって、本発明の真空搬
送装置は、第1および第2の真空搬送室に、夫々、第1
および第2の関節機構を設けても、従来よりも大幅なコ
ストアップをすることなく形成できる。さらに、上記真
空搬送室は、従来におけるようなハンド部および関節機
構の回転のための回転面積が不要なので、小型にでき
る。
【0014】請求項2の発明の真空搬送装置は、請求項
1に記載の真空搬送装置において、上記第1の真空搬送
室と第2の真空搬送室とは、夫々、上記ウェハを載せ
て、上記ウェハを上記真空搬送室と処理室とを結ぶ方向
に移動させる直動移載部を備えることを特徴としてい
る。
【0015】上記真空搬送装置によれば、上記真空搬送
室に搬入された未処理ウェハは、上記直動移載部に載せ
られ、この直動移載部が上記ウェハと共に上記真空搬送
室と処理室とを結ぶ方向に移動することによって、例え
ば第1または第2ハンド部に対応する位置まで容易に移
動させられる。また、上記処理室から真空搬送室内に搬
入された処理済ウェハは、上記直動移載部に載せられ、
この直動移載部が上記ウェハと共に上記処理室と真空搬
送室とを結ぶ方向に移動することによって、上記真空搬
送室の所定位置に容易に移動させられる。
【0016】請求項3の発明の真空搬送装置は、請求項
1または2に記載の真空搬送装置において、上記第1の
真空搬送室と第2の真空搬送室とは、夫々、上記ウェハ
を昇降させて、上記ウェハを上記直動移載部と上記第1
ハンド部および第2ハンド部との間で移動させるリフタ
を備えることを特徴としている。
【0017】上記真空搬送装置によれば、上記直動移載
部によって移動させられた未処理ウェハが、上記リフタ
によって、上記第1ハンド部または第2ハンド部に移載
される。また、上記第1ハンド部または第2ハンド部に
よって処理室から真空搬送室内に搬入された処理済ウェ
ハが、上記リフタによって、上記直動移載部に移載され
る。したがって、上記リフタによって、上記ウェハが上
記直動移載部と上記第1ハンド部および第2ハンド部と
の間で効率良く移動させられる。
【0018】請求項4の発明の真空搬送装置は、請求項
2に記載の真空搬送装置において、上記直動移載部は、
リフタの機能を兼ねていることを特徴としている。
【0019】上記真空搬送装置によれば、上記真空搬送
室に搬入された未処理ウェハは、上記リフタの機能を兼
ねる直動移載部によって、上記第1または第2ハンド部
に直接移載される。また、上記第1ハンド部または第2
ハンド部によって処理室から真空搬送室内に搬入された
処理済ウェハは、上記直動移載部によって、上記真空搬
送室の所定位置に直接搬送させられる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の実施形態の真空搬送装置
を用いた半導体製造装置を示す図である。この半導体製
造装置は、2つの真空搬送装置1,1を備える。上記真
空搬送装置1は、略矩形状の真空搬送室2を有し、この
真空搬送室2の1辺が処理室3に接続されていると共
に、この処理室3に接続された辺に対向する辺が、大気
移載室5に接続されている。上記真空搬送室2と処理室
3との間には、真空搬送室2と処理室3との連通および
遮断を制御するゲート6が設けられている。また、上記
真空搬送室2と大気移載室5との間には、真空搬送室2
と大気移載室5との連通および遮断を制御する図示しな
いゲートが設けられている。上記処理室3と真空搬送室
2とは直列に配置され、この2つの処理室3および真空
搬送室2は、上記大気移載室5に並列に配置されてい
る。上記大気移載室5は、上記真空搬送室1,1に接続
されている辺に対向する辺に、2つのウェハカセット
8,8が取り付けられている。
【0022】上記真空搬送装置1は、真空搬送室2内
に、第1リンク機構11と、この第1リンク機構11の
一端に接続されてウェハを把持する第1ハンド部12と
を有する第1関節機構としての第1ロボット13を備え
る。さらに、この真空搬送装置1は、第2リンク機構1
5と、この第2リンク機構15の一端に接続されてウェ
ハを把持する第2ハンド部とを有する第2関節機構とし
ての第2ロボット17を備える。上記第1ロボット13
と第2ロボット17とは重ねて配置されていて、上記第
1ロボットの第1ハンド部12の直下に第2ロボットの
第2ハンド部が重なって位置している。上記真空搬送室
2内には、ウェハを載せて真空搬送室2と処理室3とを
結ぶ方向に移動させる直動移載部19が設けられてい
る。さらに、上記真空搬送室2内には、ウェハを上記直
動移載部19と、第1ロボットの第1ハンド部12およ
び第2ロボットの第2ハンド部との間で移動させるリフ
タ20が配置されている。
【0023】上記大気移載室5内には、ウェハカセット
8と真空搬送室2との間でウェハを搬送するための大気
ロボット22と、この大気ロボット22が搬送するウェ
ハを、このウェハの中心周りに回転させてウェハの姿勢
を変換するアライナ24とが設けられている。
【0024】図2(a)は、上記真空搬送装置1を示す
概略平面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A
断面から矢印方向に見た概略側面図である。図2
(a),(b)では、分かり易さのために、真空搬送装
置1を構成する部分を誇張して示している。
【0025】図2(a),(b)に示すように、上記真
空搬送室2は、上記処理室3側の面に処理室側開口26
を備え、上記大気移載室5側の面に移載室側開口27を
備える。上記処理室側開口26は、上記ゲート6を介し
て処理室2に連通しており、上記移載室側開口27は、
上記ゲートを介して大気移載室3に連通している。
【0026】上記第1ロボット13の第1リンク機構1
1は、真空搬送室2に設けられた軸31に一端が接続さ
れた第1アーム32と、この第1アーム32の他端に設
けられた軸33に一端が接続された第2アーム34とか
らなる。上記第2アーム34の他端に設けられた軸35
に、上記ハンド部12が接続されている。上記軸31
は、真空搬送室2の下側外部に取り付けられた駆動モー
タに連結されている。このモータは、上記軸31を駆動
し、上記第1アーム32内部に設けられた図示しない動
力伝達機構を介して、第2アーム34を駆動するように
なっている。
【0027】図2(a)に示すように、上記真空搬送室
2と処理室3とを結ぶ方向であって、上記真空搬送室2
の中央を通る線B−Bに関して、上記第1ロボット13
の略線対称位置に、上記第1ロボット13と略線対称形
状の第2ロボット17が配置されている。上記第2ロボ
ット17の第2リンク機構15は、真空搬送室2に設け
られた軸41に一端が接続された第1アーム42と、こ
の第1アーム42の他端に設けられた軸43に一端が接
続された第2アーム44とからなる。この第2アーム4
4の他端に設けられた軸45に、第2ハンド部47が接
続されている。図2(a)では、第2ハンド部47は、
第1ハンド部12の直下に重なっている。上記軸41
は、真空搬送室2の下側外部に取り付けられた駆動モー
タM1に連結されていて、このモータM1は、上記軸4
1を駆動し、上記第1アーム42内部に設けられた図示
しない動力伝達機構を介して、第2アーム44を駆動す
るようになっている。
【0028】上記直動移載部19は、図2(a)の平面
において線B−Bに関して線対称に位置する2つの横板
51,51と、この横板51,51の互いに遠い側の縁
端に、夫々、上記横板51,51に対して略直角に接続
された2つの縦板52,52とからなる。上記横板5
1,51の上記縦板52,52に接続していない側であ
って互いに向き合う縁端には、ウェハ61を支持する支
持部53,53が形成されている。上記縦板52,52
の下端は、真空搬送室2の下側外部に取り付けられたリ
ニアモータLに連結されていて、このリニアモータLに
よって、処理室側開口26と移載室側開口27とを結ぶ
方向に駆動される。これによって、上記直動移載部19
は、上記第1ロボット13および第2ロボット17を跨
いで移動して、上記ウェハ61を、上記移載室側開口2
7の近傍位置と、上記第1および第2ハンド部47,1
2の上方位置との間で移送するようになっている。
【0029】上記リフタ20は、略円盤状の支持部63
と、この支持部63に同軸に連結された駆動軸64とを
備え、この駆動軸64は、真空搬送室2の下側外部に取
りつけられたモータM2によって、上下方向に駆動され
る。これによって、上記支持部63が、上記ハンド部4
7,12および上記直動移載部の横板51を上下方向に
横切って移動するようになっている。
【0030】上記真空搬送室2には、真空ポンプに連通
する図示しないポートが設けられており、このポートを
介して真空搬送室2内の気圧を大気圧から真空まで変化
させるようになっている。
【0031】本実施形態では、上記第1ロボット13
は、未処理のウェハを真空搬送室2から処理室3に搬送
する働きを有し、上記第2ロボット17は、処理済のウ
ェハを処理室3から真空搬送室2に搬送する働きを有す
る。
【0032】図3(a)は、上記真空搬送装置の第1ロ
ボットのハンド部12が真空搬送室2内の最も大気移載
室側に位置する場合の様子を示す図であり、図3(b)
は、上記真空搬送装置の第1ロボットのハンド部12が
最も処理室側に位置する場合の様子を示す図である。図
3(a),(b)において、左側に側面図を示し、右側
に平面図を示し、分かり易さのために、第1ロボット1
3のみを示している。
【0033】上記第1ハンド部12は、図3(a)に示
す位置で、未処理のウェハを直動移載部19から受け取
る。この後、上記第1ハンド部12は、第1リンク機構
11が収縮および伸張して、図3(b)に示す位置に移
動する。この第1ハンド部12の位置で、この第1ハン
ド12が把持していた未処理ウェハが処理室3内に載置
される。図3(a)に示す位置から図3(b)に示す位
置まで第1ハンド部12が移動する際、この第1ハンド
部12は真直ぐに移動して直線運動のみをする。
【0034】図4(a)は、上記真空搬送装置の第2ロ
ボットの第2ハンド部47が、真空搬送室2内の最も大
気移載室側に位置する場合の様子を示す図であり、図4
(b)は、上記真空搬送装置の第2ロボットの第2ハン
ド部47が最も処理室側に位置する場合の様子を示す図
である。図4(a),(b)において、左側に側面図を
示し、右側に平面図を示し、分かり易さのために、第2
ロボット17のみを示している。
【0035】上記第2ハンド部47は、図4(b)に示
す位置で、処理室3内の処理済のウェハを把持する。こ
の第2ハンド部47の位置から、第2リンク機構15が
収縮および伸張して、上記第2ハンド部47が図4
(a)に示す位置に移動する。この位置で、上記第2ハ
ンド部47は、把持していた処理済のウェハを直動移載
部19に渡す。図4(b)に示す位置から図4(a)に
示す位置まで第2ハンド部47が移動する際、この第2
ハンド部47は真直ぐに移動して直線運動のみをする。
【0036】上記第1ロボット13が未処理ウェハを真
空搬送室2から処理室3に搬送する動作と、上記第2ロ
ボット17が処理済ウェハを処理室3から真空搬送室2
に搬送する動作とは、略同時か、あるいは、短時間の間
隔をおいて実行される。すなわち、上記第1ロボットの
第1ハンド12が図3(a)に示す位置で未処理ウェハ
を直動移載部19から受け取る際に、第2ロボットの第
2ハンド47は図4(b)に示す位置で処理室3の処理
済ウェハを把持する。この後、上記第1ハンド12が未
処理ウェハを真空搬送室2から処理室3に搬送するのと
同時に、あるいは、短時間の間隔をおいて、上記第2ハ
ンド47が処理済ウェハを処理室3から真空搬送室2に
搬送する。そして、上記第1ロボットの第1ハンド12
は図3(b)に示す位置で処理室2に未処理ウェハを載
置し、第2ハンド47は図4(a)に示す位置で直動移
載部19に処理済ウェハを渡す。こうして、真空搬送室
2から処理室3への未処理ウェハの移送と、処理室3か
ら真空搬送室2への処理済ウェハの移送とが、略同時に
短時間で実行できる。したがって、真空搬送室2と処理
室3との間のウェハの搬送効率を向上でき、この真空搬
送装置1を用いた半導体製造装置のスループットが向上
できる。
【0037】また、上記第1および第2ロボット13、
17のいずれも、第1および第2ハンド部12、47が
直線運動のみをするように駆動されて、従来におけるよ
うな回転運動をしない。したがって、上記第1および第
2ロボット13、17は、従来のロボットよりも短時間
でウェハを搬送できる。したがって、この真空搬送装置
1を用いた半導体製造装置は、さらに、スループットが
向上できる。さらに、記第1および第2ロボット13、
17は、上記第1および第2ハンド部12、47が回転
運動をしないので、従来の回転運動をするロボットより
も構造が簡単にできて、比較的安価に製造できる。
【0038】図5(a),(b),(c)および図6
(d),(e)は、順に、大気移載室5から真空搬送室
2内に搬入された未処理ウェハが、第1ハンド部12に
把持される位置まで移送される工程を示した図である。
【0039】まず、上記大気移載室5の大気ロボット2
2によって、未処理ウェハ61がウェハカセット8から
取り出され、上記アライナ24によって所定の姿勢に変
換される。引き続き、上記大気ロボット22によって移
載室側開口27を経て真空搬送室2内に搬送されて、上
記未処理ウェハ61は、図5(a)に示すように直動移
載部19上に載置される。続いて、図5(b)に示すよ
うに、上記直動移載部19が処理室側開口26に向って
移動して、第1ハンド部12およびリフタ20の上方に
ウェハ61を位置させる。その後、上記リフタ20が上
向きに駆動され、このリフタの支持部63が上記ウェハ
61に下方から当接し、このリフタ20はさらに上方に
駆動されて、上記ウェハ61を上記直動移載部19から
持上げる。上記リフタ20によってウェハ61が除かれ
た直動移載部19は、上記移載室側開口27の近傍に戻
る(図6(d))。そして、上記リフタ20が下向きに
駆動され、このリフタ20とともにウェハ61が下向き
に移動して、リフタの支持部63の移動経路の途中に位
置する第1ハンド部12によって、上記ウェハ61が受
け取られる(図6(e))。
【0040】上記図5(a)において、未処理ウェハ6
1を直動移載部19上に載置した大気ロボット22が移
載室側開口27を経て大気移載室5内に戻った後、移載
室側開口27のゲートを閉じる。そして、上記直動移載
部19が図5(b)から図6(e)に至る動作を実行す
る間に、真空搬送室2内の真空引きをする。これによっ
て、上記第1ハンド部12が未処理ウェハを受け取る
と、この未処理ウェハを処理室3に直ぐに搬送すること
ができる。
【0041】上記図5,6では、未処理ウェハ61を第
1ハンド部12が把持する場合の工程を説明したが、上
記処理室3から真空搬送室2内に搬入された処理済ウェ
ハが、第2ハンド部47に把持される場合、上記図5
(a),(b),(c)および図6(d),(e)に示
した工程が、逆の順番で実行される。すなわち、第2ハ
ンド部47が処理室3から搬送して把持している処理済
ウェハを、上向きに駆動されるリフタ20が上方に持上
げ、その後、上記直動移載部19が上記リフタ20で持
上げられた処理済ウェハの直下に移動する。続いて、上
記リフタ20が下方に駆動されて処理済ウェハが直動移
載部19上に載置され、この処理済ウェハを載置した直
動移載部19が移載室側開口27近傍まで移動する。そ
の後、移載室側開口27のゲートが開いて、大気ロボッ
ト22によって上記処理済ウェハがウェハカセット8に
移送される。
【0042】上記実施形態の真空搬送装置1は、2つの
処理室3,3と真空搬送室2,2とが、夫々直列に配置
されている。さらに、この2つの処理室3および真空搬
送室2は並列に、かつ、上記大気移載室5の幅方向に略
直角をなして、大気移載室5に接続されている。したが
って、この真空搬送装置2を用いて構成した半導体製造
装置は、図1に示すように略矩形をなすので、略矩形の
設置場所に設置できる。したがって、従来におけるよう
な星型形状の半導体製造装置を構成する真空搬送装置よ
りも、半導体製造装置の設置面積を小さくできる。さら
に、上記真空搬送装室2は、第1および第2ロボットの
第1および第2ハンド部12,47は回転運動をしない
ので、従来のロボットの回転のための回転面積が不要で
あるから、真空搬送室2の面積が小さくできる。したが
って、上記真空搬送室2が従来よりも小型にでき、ひい
ては半導体製造装置を小型にできる。
【0043】また、上記真空搬送装置1は、2つの処理
室3,3と真空搬送室2,2とが、夫々直列に配置され
ていて、この2つの処理室3および真空搬送室2は並列
に大気移載室5に接続されているので、上記2つの処理
室3,3の一方が、メンテナンスなどで使用不可能にな
っても、他方の処理室3は使用可能である。したがっ
て、この真空搬送装置1を備える半導体製造装置は、上
記一方の処理室2が使用不能であっても、上記使用可能
な処理室3で単独プロセスが処理できるので、安定して
良好なスループットが得られる。
【0044】上記実施形態において、上記第1ロボット
は、上記処理室3から真空搬送室2に処理済ウェハを搬
送してもよく、上記第2ロボットは、上記真空搬送室2
から処理室3に未処理ウェハを搬送してもよい。また、
上記第1および第2ロボットは、処理済ウェハの搬送と
未処理ウェハの搬送とを、夫々、交互に実行してもよ
い。
【0045】また、上記直動移載部19を上下方向にも
移動可能にして、上記真空搬送室2の移載室側開口27
近傍と、上記第1および第2ハンド部12,47との間
でウェハを直接搬送して、リフタ20を省略してもよ
い。すなわち、直動移載部は、リフタ20の機能を兼ね
ていてもよい。
【0046】また、上記処理室および真空搬送室は、夫
々、2個以上の何個設けてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の真空搬送装置によれば、第1の処理室と第1の真空
搬送室とが直列に、第2の処理室と第2の真空搬送室と
が直列に配置され、上記第1の処理室および第1の真空
搬送室と、上記第2の処理室および第2の真空搬送室と
が並列に配置されているので、上記第1の処理室または
第2の処理室のいずれか一方が使用不可能になっても、
他方の処理室のみを用いて単独プロセスが実行できるの
で、この真空搬送装置を用いた半導体製造装置は、安定
して良好なスループットが得られ、また、従来における
ように処理室を真空搬送室に星型に接続する必要がない
から、この真空搬送装置を用いた半導体製造装置は、設
置面積が小さくできる。さらに、上記第1の真空搬送室
と第2の真空搬送室とは、夫々、上記真空搬送室と処理
室との間で上記ウェハを移送する第1関節機構と、上記
真空搬送室と処理室との間で上記ウェハを移送すると共
に、上記第1関節機構に重ねて配置された第2関節機構
とを備えるので、上記第1関節機構および第2関節機構
のいずれか1方の関節機構で未処理ウェハを処理室に搬
送すると同時に、他方の関節機構で処理済ウェハを処理
室から搬送できるから、良好なウェハの搬送効率が得ら
れ、この真空搬送装置を用いた半導体製造装置のスルー
プットが向上する。さらに、上記第1関節機構の第1ハ
ンド部と上記第2関節機構の第2ハンド部は、直線運動
のみをして回転運動をしないようになっているので、上
記真空搬送室が接続されている室と上記処理室との間に
おけるウェハの搬送時間が、関節機構のハンド部が回転
運動をする従来の真空搬送装置によるよりも短くできる
から、この真空搬送装置を用いた半導体製造装置はスル
ープットが向上でき、また、上記第1および第2関節機
構を比較的簡単な構造にでき、安価に製造できる。さら
に、上記真空搬送室は、従来におけるようなハンド部お
よび関節機構の回転のための回転面積が不要なので、小
型にできる。
【0048】請求項2の発明の真空搬送装置によれば、
上記第1および第2真空搬送室は、上記真空搬送室と処
理室とを結ぶ方向にウェハを移動させる直動移載部を備
えるので、上記ウェハを、上記真空搬送室内の上記処理
室側と上記処理室から遠い側との間で、容易かつ迅速に
移動させることができる。
【0049】請求項3の発明の真空搬送装置によれば、
上記第1および第2真空搬送室は、上記直動移載部と第
1および第2ハンド部との間でウェハを移動させるリフ
タを備えるので、上記ウェハを、上記直動移載部と上記
第1および第2ハンド部との間で、効率良く移動させる
ことができる。
【0050】請求項4の発明の真空搬送装置によれば、
上記直動移載部は、リフタの機能を兼ねているので、上
記ウェハを、上記真空搬送室内の所定位置と、第1また
は第2ハンド部との間で、迅速に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の真空搬送装置を用いた半
導体製造装置を示す図である。
【図2】 図2(a)は、上記真空搬送装置1を示す概
略平面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A断
面から矢印方向に見た概略側面図である。
【図3】 図3(a)は、第1ロボットのハンド部12
が真空搬送室2内の最も大気移載室側に位置する場合の
様子を示す図であり、図3(b)は、第1ロボットのハ
ンド部12が最も処理室側に位置する場合の様子を示す
図である。
【図4】 図4(a)は、第2ロボットの第2ハンド部
47が、真空搬送室2内の最も大気移載室側に位置する
場合の様子を示す図であり、図4(b)は、第2ロボッ
トの第2ハンド部47が最も処理室側に位置する場合の
様子を示す図である。
【図5】 図5(a),(b),(c)は、順に、未処
理ウェハが移載室側開口27近傍から第1ハンド部12
に移送される工程を示した図である。
【図6】 図6(d),(e)は、図5(c)に続い
て、未処理ウェハが第1ハンド部12まで移送される工
程を順に示した図である。
【図7】 従来の真空搬送装置を備える半導体製造装置
を示す図である。
【符号の説明】
1 真空搬送装置 2 真空搬送室 3 処理室 5 大気移載室 6 ゲート 8 ウェハカセット 11 第1リンク機構 12 第1ハンド部 13 第1ロボット 15 第2リンク機構 17 第2ロボット 19 直動移載部 20 リフタ 22 大気ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 淳一 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 Fターム(参考) 3C007 AS01 AS24 AS25 BS15 BT11 BT14 CV07 CW07 CY36 CY40 HS26 HT11 MT02 MT03 5F031 CA02 FA01 FA07 FA14 GA02 GA43 GA47 GA48 GA49 LA08 MA03 MA13 NA05 NA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の処理室(3)と第1の真空搬送室
    (2)とが直列に、第2の処理室(3)と第2の真空搬
    送室(2)とが直列に配置され、上記第1の処理室
    (3)および第1の真空搬送室(2)と、上記第2の処
    理室(3)および第2の真空搬送室(2)とが並列に配
    置され、 上記第1の真空搬送室(2)と第2の真空搬送室(2)
    とは、夫々、 第1リンク機構(11)とこの第1リンク機構(11)
    に接続されてウェハを把持する第1ハンド部(12)と
    を有して、上記真空搬送室(2)と処理室(3)との間
    で上記ウェハを移送する第1関節機構(13)と、 第2リンク機構(15)とこの第2リンク機構(15)
    に接続されてウェハを把持する第2ハンド部(47)と
    を有して、上記真空搬送室(2)と処理室(3)との間
    で上記ウェハを移送すると共に、上記第1関節機構(1
    3)に重ねて配置された第2関節機構(17)とを備
    え、 上記第1関節機構の第1ハンド部(12)と上記第2関
    節機構の第2ハンド部は、直線運動のみをして回転運動
    をしないようになっていることを特徴とする真空搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の真空搬送装置におい
    て、 上記第1の真空搬送室(2)と第2の真空搬送室(2)
    とは、夫々、上記ウェハを載せて、上記ウェハを上記真
    空搬送室(2)と処理室(3)とを結ぶ方向に移動させ
    る直動移載部(19)を備えることを特徴とする真空搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の真空搬送装置
    において、 上記第1の真空搬送室(2)と第2の真空搬送室(2)
    とは、夫々、上記ウェハを昇降させて、上記ウェハを上
    記直動移載部(19)と、上記第1ハンド部(12)お
    よび第2ハンド部との間で移動させるリフタ(20)を
    備えることを特徴とする真空搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の真空搬送装置におい
    て、 上記直動移載部は、リフタの機能を兼ねていることを特
    徴とする真空搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004363370A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Yaskawa Electric Corp ロードロックチャンバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004363370A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Yaskawa Electric Corp ロードロックチャンバー
JP4539812B2 (ja) * 2003-06-05 2010-09-08 株式会社安川電機 ロードロックチャンバー及び半導体製造装置

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