JP2003030572A - 書類形態変換装置,書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログラム - Google Patents
書類形態変換装置,書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログラムInfo
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Abstract
書類を同一形態の書式に変換して統一し、もって書類管
理を容易にする技術を提供すること。 【解決手段】同一目的に使用されるが書式が異なる複数
の書類に掲示されている項目およびこの項目に記載され
ている各種データを入力する入力手段であるスキャナ1
1と、スキャナ11によって入力された前記項目や当該
項目に係る前記各種データを変換マスタ16を用いるこ
とで共通のレイアウトからなる新たな形態の書式に適応
させる変換手段としての変換部18とを有する。
Description
書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログ
ラムに関する。
会社」という)では、年間数千台あるいはそれ以上の車
輌をリースする。このため、車検・点検・故障修理・事
故処理の数も多い。
は、リース会社が整備委託契約している多数のサービス
工場で行う。
場から収集される整備請求書の書式は各サービス工場ご
とに異なる。
いる料金は別としてそれ以外の細目については見落とす
虞があった。
してもいない点検が実際には行われたかのように記載さ
れた不正請求がされた場合でも見落としてしまうことが
考えられる。よって、サービス工場から送られて来る請
求書の書式は統一されていることが望ましい。
別の会社であり、請求書の書式をリース会社の都合に合
わせて変換するようサービス工場に依頼することは、小
規模なサービス工場にとって経費その他の理由から事実
上無理な場合が多いものと思われる。
であり、その解決しようとする課題は、同一目的に使用
されるが形態を異にする複数の書類を同一形態の書式に
変換して統一し、もって書類管理を容易にする技術を提
供することにある。
課題を解決するために以下のようにした。
目的の内容を記載する書類、例えば請求書その他の書類
を共通の書式に自動変換することで、当該書類を一括管
理し易いようにし、もって管理者側の便宜を図るという
ものである。
例と共に説明する。
あるコンピュータを用いることにより、各サービス工場
からリース会社に送られてくる各種請求書を同一形態の
書類に変換して統一し、もって請求書の管理を容易にす
る技術を示す概念図である。
提携先のサービス工場である、Aサービス工場,Bサー
ビス工場,Cサービス工場・・・から送られてきた多数
多種類の、換言すればサービス工場ごとで異なったレイ
アウト(例えばAサービス工場ではレイアウト1,Bサ
ービス工場ではレイアウト2およびCサービス工場では
レイアウト3のごとく)の点検整備請求書を、例えば入
力手段であるスキャナで読み込んだり、オペレータが点
検整備請求書の内容をキーボードで打ち込んだりしてリ
ース会社のコンピュータに入力する(以下「請求書入
力」という)。
整備請求書に記載されている点検整備項目や当該項目に
係るデータのことである。当該データのことを以下「整
備請求書データ」という。
場合は、リース会社が独自に開発した簡易ソフトの利用
によってデータ入力が可能である。データ入力は、リー
ス会社の社員が行う場合や外部に委託する場合がある。
タは、各サービス工場からリース会社に送られて来た各
種請求書を共通レイアウトを呈する書式に変換する。
が異なる複数の書類に掲示されている項目およびこの項
目に記載されている各種データをコンピュータに入力す
ると、コンピュータは、入力された前記項目や当該項目
に係る前記各種データを、変換マスタを用いることで共
通のレイアウトからなる新たな形態の書式に適応させ
る。
に送られてくる形態の異なる各種請求書は、リース会社
にとって管理し易い(使い勝手の良い)形態の請求書に
実質変換されたことになる。
リース会社にとって使い勝手のよい形態を呈する整備請
求書のマスタとして取り扱われる。なお整備請求書のマ
スタは、変換マスタの内容を適宜設定することで、各種
揃えられる。すなわち、変換マスタの内容を適宜設定す
ることで、どこのサービス工場からのデータであっても
リース会社にとって使い勝手のよい形態を呈する整備請
求書への変換が可能である。
成するにあたり、レコード種別,レイアウト種別毎に項
目番号,請求代金の記入桁数,属性,格納開始位置等を
持つ。
コード,明細レコードの3種からなる。各レコードは、
レコード種別,レイアウト種別およびデータ部からな
る。データ部の設定は自由に設定できる。
ウェア構成を示す。
ーボード上の電子部品を連繋する転送路としてのバス
(BUS)である。
2、およびI/Oポートコネクタ(以下「I/Oポー
ト」という)33を経由してスキャナ11が連結されて
いる。
PU34,主記憶装置であるメインメモリ36,CRT
9,画像情報を記憶するVRAM(Video Random Acces
s Memory)38と、変換マスタ16や本実施形態の書類
形態変換装置に係るプログラム、すなわちリース会社の
提携先サービス工場からリース会社に送られる車輌点検
整備請求書に掲示されている項目や当該項目に係る前記
各種データを、変換マスタ16を参照することによって
共通のレイアウトで配置する(書式統一を行う)ための
プログラム39が書き込まれた補助記憶装置であるハー
ドディスク40が連結されている。
た文字情報や画像情報は、CPUの制御によりバスを通
じて一旦、メインメモリ36へ送られる。
レコード種別,レイアウト種別毎に項目番号,請求代金
の記入桁数,属性,格納開始位置等、リース会社にとっ
て好適な請求書にするに必要情報を持つ。なお、変換マ
スタの内容を適宜設定することで、どこからのデータも
変換が可能である。
は、常に情報のやり取りが行われる。
38を経由してCRT9の画面に表示される。
は、メインメモリ36に保存されている各種データをも
とに、ハードディスク40に記憶されたプログラム39
の命令に従ってCPU34が演算・処理して出てきた結
果をメインメモリ36へ送り返すという作業を繰り返し
行う。
図を参照して本実施形態の機能をさらに詳しく説明す
る。なお、コンピュータ1には、コンピュータ本体だけ
に限らずスキャナ等周辺機器も含むものとして考える。
主要部であるデータ処理機能部であり、データ処理機能
部5に対して画像情報を入力する入力装置としてのスキ
ャナ11(図3には示さないキーボード32も含む。以
下スキャナ11で総称する。)と、スキャナ11から入
力された情報に基づいてデータ処理機能部5によって処
理されたデータを表示する表示装置としてのCRT9と
がケーブルを介して接続されている。
る画像情報認識部12と、画像情報認識部12によって
認識された画像情報のうち文字データを抽出する文字デ
ータ抽出手段としての文字データ抽出部14と、文字デ
ータ抽出部14が抽出した文字データ(リース会社の提
携先サービス工場からリース会社に送られる車輌点検整
備請求書に掲示されている項目や当該項目に係る前記各
種データ)を、変換マスタ16を用いることで共通のレ
イアウトからなる新たな形態の書式に適応させる変換手
段としての変換部18と、変換部18で変換された書式
に前記文字データを表示した内容の請求書をCRT9で
表示するにあたって表示制御する表示制御部20とから
なる。
の構成を示すファイルの一例であり、この実施形態で
は、ファイル22の中に項目NO.桁数,属性,格納開
始位置等が格納されている。
タ処理機能部5に係る一連の処理を行うプログラムにつ
いて説明する。本プログラムは、ステップ101〜ステ
ップ105からなる。
う。なお以後述べる他のステップについても同様の取扱
いを行う。)では、スキャナ11によって画像を読み込
む。この結果、各サービス工場からリース会社に送られ
て来る多数多種類の請求書、換言すれば、同一目的に使
用されるが書式が異なる複数の書類に掲示されている項
目およびこの項目に記載されている各種データがコンピ
ュータ1に入力される。よって本ステップを入力ステッ
プということにする。
てデータ処理機能部5の画像情報認識部12によって画
像情報(スキャナ11によって読み込まれた画像情報)
がコンピュータ1に認識される。よってステップ102
は画像情報認識ステップということができる。
像情報認識部12によって認識された画像情報の中から
文字データを抽出する。文字データを抽出するとは、画
像情報認識部12によって認識された画像情報の中から
文字(項目や当該項目に係る前記各種データ)を既定の
文字コードに置き換えるということである。よってステ
ップ103は文字データ抽出ステップということができ
る。
項目に係る前記各種データである整備請求書データを、
変換マスタを用いることで共通のレイアウトからなる新
たな形態の書式に適応できるようにする。すなわち新た
な形態の書式に合わせて項目が配置され、当該項目に合
致する前記各種データが入力される。当該ステップ10
4は変換ステップという。
して生成(表示制御)する。よってステップ105は表
示情報生成ステップということができる。S105で表
示制御された後は、変換ステップ104で変換された書
式に前記文字データを表示した内容の請求書をCRT9
で表示する。
すれば、『以下のレイアウトで整備請求書を登録しま
す。よろしいですか。 YES NO (図3のCRT9に示すような請求書Sを表示)』とい
ったような内容が画面表示される。
Sを選択した場合は請求書Sが採用され、NOを選択し
た場合、オペレータはキーボード操作によって必要に応
じて請求書Sを修正し、事項の追加や削除を行う。
ンピュータ1の作用効果について述べる。
ある、Aサービス工場,Bサービス工場,Cサービス工
場・・・から多数多種類の点検整備請求書が送られてく
ると、その内容を、スキャナ11で読み込んだり、オペ
レータがキーボード32で打ち込んだりしてリース会社
のコンピュータ1に入力する。
は、各サービス工場からリース会社に送られてくる各種
請求書に基づいて、リース会社にとって便宜の良い形態
を呈した新たな請求書をCRT9に表示する。
送られてくる、形態を異にする請求書が同じ書式形態の
請求書で適用できるようになる。この結果、レイアウト
を異にする請求書がリース会社に送られて来ても、リー
ス会社では当該請求書を自社にとって使い勝手の良い書
式形態をした請求書に自動変換できる。この結果、各サ
ービス工場からリース会社に送られてくる請求書等、同
一目的に使用されるが書式が異なる複数の書類を一括管
理し易いようにでき、もってリース会社側にとって請求
書管理の便宜を図ることができる。
式は異なるが同一目的の内容を記載する書類、例えば請
求書その他の書類を共通の書式に自動変換することで、
当該書類を一括管理し易いようにし、もって管理者側の
便宜を図ることができる。
ハードウェア構成を示す概念図である。
いてのフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】同一目的に使用されるが書式が異なる複数
の書類に掲示されている項目およびこの項目に記載され
ている各種データを入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された前記項目や当該項目に
係る前記各種データを変換マスタを用いることで共通の
レイアウトからなる新たな形態の書式に適応させる変換
手段と、 を有する書類形態変換装置。 - 【請求項2】前記複数の書類は、リース会社の提携先サ
ービス工場からリース会社に送られる車輌点検整備請求
書であることを特徴とする請求項1に記載の書類形態変
換装置。 - 【請求項3】同一目的に使用されるが書式が異なる複数
の書類に掲示されている項目およびこの項目に記載され
ている各種データを入力する入力ステップと、 この入力ステップによって入力された前記項目や当該項
目に係る前記各種データを変換マスタを用いることで共
通のレイアウトからなる新たな形態の書式に適応するよ
う変換する変換ステップと、 を有する書類形態変換方法。 - 【請求項4】前記複数の書類は、リース会社の提携先サ
ービス工場からリース会社に送られる車輌点検整備請求
書であることを特徴とする請求項3に記載の書類形態変
換方法。 - 【請求項5】同一目的に使用されるが書式が異なる複数
の書類に掲示されている項目およびこの項目に記載され
ている各種データを入力する入力ステップと、 この入力ステップによって入力された前記項目や当該項
目に係る前記各種データを変換マスタを用いることで共
通のレイアウトからなる新たな形態の書式に適応するよ
う変換する変換ステップと、 を有するコンピュータ実行可能なプログラム。 - 【請求項6】前記複数の書類は、リース会社の提携先サ
ービス工場からリース会社に送られる車輌点検整備請求
書であることを特徴とする請求項5に記載のコンピュー
タ実行可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212362A JP2003030572A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 書類形態変換装置,書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001212362A JP2003030572A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 書類形態変換装置,書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003030572A true JP2003030572A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19047533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001212362A Pending JP2003030572A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 書類形態変換装置,書類形態変換方法およびコンピュータ実行可能なプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003030572A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130159A (ja) * | 2013-12-05 | 2015-07-16 | 司 窪田 | 電子帳票サーバ、電子帳票サーバの動作方法、電子帳票サーバの動作プログラム、電子帳票サーバの動作プログラムを記録した記録媒体 |
Citations (4)
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JPH08212269A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 帳票処理装置 |
JP2000141809A (ja) * | 1998-11-05 | 2000-05-23 | Tajima Kiko:Kk | 自動車整備請求書作成システム |
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-
2001
- 2001-07-12 JP JP2001212362A patent/JP2003030572A/ja active Pending
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