JP2003030319A - リサイクルのためのサーバ及び方法 - Google Patents

リサイクルのためのサーバ及び方法

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JP2003030319A
JP2003030319A JP2001220143A JP2001220143A JP2003030319A JP 2003030319 A JP2003030319 A JP 2003030319A JP 2001220143 A JP2001220143 A JP 2001220143A JP 2001220143 A JP2001220143 A JP 2001220143A JP 2003030319 A JP2003030319 A JP 2003030319A
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recycling
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Takashi Kawana
孝 川名
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルを効率良く行えるようにすると共
に、リサイクルの状況や効果を略リアルタイムに知るこ
とを可能とする。 【解決手段】 部品を再生する再生工場に設置された第
1の情報処理装置2005と、再生された部品を利用す
る組立工場に設置された第2の情報処理装置2007と
を、広域通信網2009を介してリサイクル管理センタ
のサーバ2001に接続し、第1の情報処理装置200
5から、サーバ2001に送信された情報(2011)
のうち少なくとも再生可能な部品の種類と数量に関する
情報をサーバ2001の記憶手段に記憶し、記憶された
再生可能な部品の種類と数量に関する情報を、サーバ2
001から第2の情報処理装置2007に通知(201
2)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルのため
のサーバ及び方法に関し、特に、画像形成装置及びその
消耗品等のリサイクルを効率良く行えるようにする、サ
ーバ及びリサイクル方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、ファクシミリ等に於ける情報出力装置とし
て、所望される文字や画像等の情報を用紙やフィルム等
シート状の記録媒体に電子写真方式に従って記録を行う
画像形成装置が広く使用されている。
【0003】このような画像形成装置では、画像の形成
に伴いトナー等の現像剤を消費する。このため、トナー
等の消耗品を収容する部品(以下、補給用部品あるいは
単に消耗部品と称する)を、ある枚数の記録を行う毎に
新しいものに交換することが必要となる。
【0004】近年は、交換やメンテナンスを容易にすべ
く、このような消耗部品と関連する部品とを一体化して
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジとすること
が一般的である。
【0005】例えば、電子写真感光体および該電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にしたプロセス
カートリッジが知られている。このようなプロセスカー
トリッジを採用することにより、装置のメンテナンスを
サービスマンによらずにユーザ自身で行うことができ、
サービス性を向上させメンテナンスを容易とすることが
できる。
【0006】ここで、プロセスカートリッジとは、帯電
手段、現像手段、またはクリーニング手段と、電子写真
感光体とを一体的にしたもの、帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段の少なくとも一つと、電子写真感光体と
を一体的にしたもの、あるいは少なくとも現像手段と電
子写真感光体とを一体的にしたもののいずれかの構成と
することができる。
【0007】また、特に、カラーレーザービームプリン
タでは電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)、
クリーニング装置、および除去トナー容器が一体となっ
たプロセスカートリッジ(感光ドラムカートリッジ)
と、マゼンタ、シアン、イエロ一、ブラック色のトナー
が入った各色の現像カートリッジとを画像形成装置本体
に着脱可能とする構成とし、メンテナンスフリーを実現
している。
【0008】このような画像形成装置では、例えば長期
使用によりプロセスカートリッジに組み込まれた構成部
品の機能が低下した場合、プロセスカートリッジ全体が
交換される。また現像カートリッジのトナーが全て消費
された場合にも現像カートリッジ全体が交換される。こ
れらの交換作業はワンタッチで画像形成装置本体を開放
して装置本体内部から古いプロセスカートリッジあるい
は現像カートリッジを取り出し、装置本体に新品のプロ
セスカートリッジまたは現像カートリッジを装着すると
いった極めて簡単な作業であり、ユーザ自身で容易に実
施し得るものである。
【0009】近年は、地球環境の保護や資源の有効利用
という観点から、このような補給用部品あるいは不要と
なった製品自体を回収して再利用(リサイクル)するこ
とが一般的に行われるようになっており、一部の電気製
品等については、不要となった製品を定められたルート
で回収することが法律により義務付けられている。
【0010】従来、電子写真方式を用いた画像形成装置
においては、図25に示すようなルートで回収・リサイ
クルが行われている。
【0011】すなわち、ユーザ3001から、販売会社
3002がカートリッジを回収し(3007)、ある程
度まとまった数量となったら、分解・再生工場3003
に輸送する(3008)。分解・再生工場3003で
は、作業者がカートリッジの劣化具合を目で確かめて、
リサイクル可能であると判断した場合、洗浄処理を行
い、組立工場3004に輸送する(3009)。再生品
が組立工場に輸送される際には、数量や時期等の情報は
事前に知らされず、組立工場では実際に到着した再生品
に基づいて、生産計画を立てる。組立工場3004で
は、新規に組み立てた消耗品と再生品にトナーを充填
し、製品として販売会社3005に出荷する(301
0)。ユーザ3001は販売会社3005が販売する
(3006)カートリッジを購入して使用する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記で
説明したようなリサイクルシステムでは、以下のような
不都合が生じる。
【0013】(1)分解・再生工場3003や、組立工
場3004では、実際に回収あるいは再生されたカート
リッジが納入されてから再生作業計画や製品投入計画を
立てることとなるので、再生されて出荷されるまでに時
間がかかると共に、保管のために手間や場所が必要とな
る。また、分解・再生工場3003から組立工場に対し
て再生部品の納入を行うような仲介業者が介入するよう
な場合にも同様の問題が生じてくる。
【0014】(2)分解・再生工場3003では、作業
者が回収された消耗品を個々に目視検査して劣化具合を
調べ、再生可能かどうかを判断するという、時間と手間
のかかる効率の悪い工程があるため、スループットの向
上が困難である。
【0015】(3)回収数量、再生数量、製品として出
荷した数量等のデータを、一元的に管理していないた
め、リサイクルによる成果を正確に把握するのが困難で
あり、その結果、会社や事業としてリサイクル活動にあ
まり力が注がれない状況となりやすい。
【0016】本発明は以上のような状況に鑑みてなされ
たものであり、リサイクルを効率良く行えるようにする
と共に、リサイクルの状況や効果を迅速に知ることを可
能とする、サーバ及びリサイクル方法を提供することを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一態様としてのサーバは、画像形成装置の
部品のリサイクルに関する情報を管理するサーバであっ
て、前記サーバは、部品を再生する再生工場に設置され
た第1の情報処理装置と再生された前記部品を利用する
組立工場、或は、前記再生された部品を納入し販売する
仲介業者に設置された第2の情報処理装置とに所定の通
信回線を介して通信可能であり、前記第1の情報処理装
置から送信された情報のうち、少なくとも再生可能な部
品の種類と数量に関する情報を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と数量に
関する情報を、前記第2の情報処理装置に通知する通知
手段と、を備えている。
【0018】すなわち、本発明では、部品を再生する再
生工場に設置された第1の情報処理装置と、再生された
部品を利用する組立工場、或は、再生された部品を納入
し販売する仲介業者に設置された第2の情報処理装置と
を、所定の通信回線を介してサーバと通信可能にし、第
1の情報処理装置から、サーバに送信された情報のうち
少なくとも再生可能な部品の種類と数量に関する情報を
サーバの記憶手段に記憶し、記憶された再生可能な部品
の種類と数量に関する情報を、サーバから第2の情報処
理装置に通知する。
【0019】このようにすると、回収した部品のうち再
生可能な部品の種類と数量に関する情報がサーバによっ
て一元的に管理され、必要な情報は再生された部品を必
要とする組立工場、再生部品の販売会社等において利用
される情報処理装置に送信される。
【0020】このため、組立工場では、再生された部品
の種類と数量とを予め知ることができるので、適切な再
生作業計画や製品投入計画が立てられ、リサイクルの効
率を向上させることができる。また、分解・再生工場と
組立工場との間の再生部品の流通を担う販売会社にとっ
ても、流通の効率を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる装置、及び
その消耗品ユニットのリサイクルシステムの好適な実施
形態について添付図面を参照して詳細に説明する。な
お、以下の実施形態では、電子写真方式のプリンタ装
置、及び、その消耗品ユニットを例に挙げて説明を行う
が、本発明は複写機、ファクシミリ、または、その他の
機器にも同様に適用することができる。例えば、複写機
のトナー容器、感光ドラムユニット、定着ユニット、イ
ンクジェットプリンタのインク容器、プリントヘッドな
どにも適用することができる。
【0022】[実施形態1]図1は、本実施形態のリサ
イクルシステムにおける装置及び消耗品ユニットと関連
する情報の流れの概要を示す図である。
【0023】図示されたように、本実施形態は、リサイ
クル管理センタ2001と、回収を行う販売会社200
3と、分解・再生工場2005と、組立工場2007と
のそれぞれに設置された情報処理装置を、広域通信網を
介して通信可能にし、リサイクルに関する情報を共有す
ることで、効率の良いリサイクルシステムを構築するも
のである。なお、図1に示した符号は、事業所や工場等
のそれぞれの拠点を表わすと共に、そこに設置されたサ
ーバやコンピュータなどの情報処理装置を表している。
【0024】以下、図1を参照して詳細に説明をする。
ユーザ2002がプリンタ装置を使用することによって
生じた消耗品ユニットは、販売会社2003によって回
収される(2013)。回収した消耗品は、梱包・運搬
会社2004で箱詰めされ、分解・再生工場2005に
輸送される(2015)。
【0025】分解・再生工場2005では、回収された
消耗品ユニットの使用状況を確認し、再利用可能であれ
ば、再生処理を行う。再利用不可能であれば解体し、廃
棄、もしくは材料として再利用する。本実施形態では、
消耗品ユニットに搭載され、その消耗品ユニットの使用
情報が記憶されているメモリの内容を参照することで、
再利用可否の判断が適切かつ効率良く行えるようにし
た。このメモリについては、後で詳述する。もちろん、
この再利用可否の判断を、従来と同様に作業者の目視検
査によって行うことも可能である。
【0026】再生処理された消耗品ユニットは、組立工
場2007に輸送される(2016)。例えば、トナー
カートリッジを製造する組立工場2007であれば、分
解・再生工場2005から輸送された再生品のトナーカ
ートリッジにはトナーを充填する作業をし、ユニット組
立工場2006から輸送されてくる部品を組立てた後に
トナーを充填する作業を行う。
【0027】組立工場2007で製造された消耗品ユニ
ットは、販売会社2008に輸送され(2017)、ユ
ーザに販売される。
【0028】このような、消耗品ユニットの流れの中
で、再利用を統括し管理するリサイクル管理センタの情
報処理装置(サーバ)2001は、広域通信網2009
を介して、販売会社の情報処理装置2003から送信さ
れたユーザ2002から回収された消耗品の種類・数量
の情報(2010)と、分解・再生工場の情報処理装置
2005から送信された再生可能な消耗品の種類・数量
の情報(2011)と、組立工場の情報処理装置200
7から送信された再生品の投入実績の情報・生産計画の
情報(2012)とを格納し管理する。
【0029】また、管理センタのサーバ2001に格納
されたこれらの情報は、販売会社、分解・再生工場、組
立工場それぞれの情報処理装置(2002、2005、
2007)からも閲覧可能とする。この場合、当該情報
を送信した情報処理装置から以外は情報の書き換えが出
来ないように、読み出しモードでのアクセスのみ可能と
したり、オペレータ毎にパスワードやアクセスレベルを
設けるなどして、情報を保護すると共に、送受信の際に
暗号化を施すなどして、不正アクセスや情報の漏洩を防
止するのが好ましい。
【0030】このように再利用に関する情報を共有化す
ることにより、例えば、分解・再生工場の情報処理装置
2005から送信された再生品の種類・数量の情報を組
立工場の情報処理装置2007で参照して、再生品の納
入希望の情報を広域通信網を介して分解・再生工場の情
報処理装置2005に送ることが可能となる。そして、
これらの状況は、リサイクル管理センタのサーバ200
1で把握し調整する。
【0031】また、図示はされていないが、分解・再生
工場2005で再生された再生品を組立向上2007に
納入するような仲介業者(再生部品販売会社や仲介部
門)が存在するような形態においては、仲介業者にて利
用される情報処理装置は、リサイクル管理センタのサー
バ2001の再生品の種類・数量の情報を閲覧すること
ができ、組立工場への部品納入の計画などを効率良く実
施することが可能となる。
【0032】図1に示した各拠点に設置されるサーバ及
び情報処理装置として使用される情報処理装置の概略構
成を、図26のブロック図を参照して説明する。
【0033】情報処理装置は、装置全体を制御するCP
U1301と、オペレータが指示や情報を入力するため
のキーボードやマウス等の入力装置1302と、CPU
1301がアクセスするROMやRAM等の主記憶装置
1303と、オペレータに情報を提供するモニタ等の表
示装置及び/又はプリンタ等の出力装置1304と、ハ
ードディスク並びに、フロッピー(登録商標)ディスク
又はCD−ROM等の取り外し可能な記憶媒体に対して
情報の読み書きを行う補助記憶装置1305と、所望の
ウェブサイトに広域通信網を介してアクセスする通信装
置1306とを備えている。ここで、本願実施例におい
ては、広域通信網を構築する通信回線として有線/無線
の通信回線が想定されるが、通信装置1306はこの有
線/無線の通信回線を介して通信可能に接続される情報
処理装置に対して所定の情報の送受信を行う機能を有す
るものとする。
【0034】なお、ここで示したのは基本的構成であ
り、それぞれの拠点毎に必要に応じた構成とすることが
できる。
【0035】また、以下で説明する処理フロー及びフロ
ーチャートに示す各処理は、各拠点に設置されたサーバ
や情報処理装置のCPUが、ROM等の主記憶装置又は
ハードディスク等の補助記憶装置に格納されたプログラ
ムに基づいて所定の処理を実行することによって実現さ
れるものである。
【0036】図2は、リサイクル管理センタのサーバ2
001を中心とした情報の流れと処理フローを示す図で
ある。
【0037】まず、販売会社の情報処理装置2003
は、回収された消耗品台数の情報を広域通信網を介して
送信する(2019)。これを受信したリサイクル管理
センタのサーバ2001は、回収台数と販売台数から回
収率の算出を行う(2028)。この回収率の値は、消
耗品の回収状況の現状把握と、回収促進活動の目安に使
用される。
【0038】次に、リサイクル管理センタのサーバ20
01は、輸送する台数を集計して分解・再生工場の情報
処理装置2005に、広域通信網を介して送信する(2
024)。分解・再生工場の情報処理装置2005は、
そのうちの再生可能だった台数の情報をリサイクル管理
センタのサーバ2001に広域通信網を介して送信する
(2025)。リサイクル管理センタのサーバ2001
は、回収台数と再生台数から、再生率を算出する(20
29)。
【0039】次に、リサイクル管理センタのサーバ20
01は、分解・再生工場2005から組立工場2007
に輸送される再生品の台数の情報を、組立工場の情報処
理装置2007に広域通信網を介して送信する(202
6)。組立工場の情報処理装置2007は、再生品の製
品への投入実績の情報をリサイクル管理センタのサーバ
2001に広域通信網を介して送信する(2027)。
尚、組立工場に部品を納入するような仲介業者(再生部
品販売会社や仲介部門)が介入するような場合は、20
26の輸送台数の通知は、仲介業者によって利用される
情報処理装置への情報の通信に対応するものとなる。
【0040】リサイクル管理センタのサーバ2001
は、回収台数と、再生品投入実績から、再生品利用率を
算出する(2030)。リサイクル管理センタのサーバ
2001が算出する集計結果は、該サーバが運営するW
EBサイトにアクセスすることにより他の情報処理装置
から閲覧可能である。
【0041】図5は、サーバ2001のWEBサイトに
アクセスした際に情報処理装置に最初に表示されるTO
P画面の例を示している。この画面が表示された情報処
理装置で、「実績照会」、「再生品の予約」、「ログア
ウト」のいずれかの項目を選択してクリックすることに
より、対応した画面が表示される。
【0042】図3は、図5の画面上から「実績表示」を
選択した場合に表示される画面の例である。ここでは、
感光ドラムユニットと定着器ユニットのリサイクルに関
する情報を表示する例を説明する。図示されたように、
回収数量、再生数量、再生品利用数量が、販売会社、工
場、仲介業者、その他の情報処理装置から閲覧可能であ
る。図中、()内の数値は、予測値である。販売会社、
分解・再生工場、組立工場などでは、これら実績値及び
予測値に基づいて、仕事量や生産計画を見積もることが
可能となる。
【0043】図4は、図5の画面上から「再生品の予
約」を選択した場合に表示される画面の一例である。再
生品の投入を予定している組立工場のオペレータが、情
報処理装置に表示されたこの画面において、工場名20
31、感光ドラムユニット及び定着器ユニットの予約し
たい数量2032及び2033を入力し、送信ボタン2
034を押下することにより、情報処理装置からこれら
の情報が広域通信網を介してリサイクル管理センタのサ
ーバに送信される。この情報を受信したリサイクル管理
センタのサーバは、再生品の送り先工場名、数量の情報
を、分解・再生工場の情報処理装置に広域通信網を介し
て送信する。尚、仲介業者のオペレータが、情報処理装
置において、図4のような画面を介して注文操作をする
ような場合には、工場名2031は仲介業者名に対応す
るものとなる。
【0044】図6は、リサイクル管理センタのサーバで
実行される、WEBを管理するプログラムの動作を示す
フローチャートである。ここでは組立工場の情報処理装
置から本WEBに再生品の予約を行う場合について説明
する。
【0045】まず、組立工場の情報処理装置からのアク
セスがあると、ログイン画面を表示させる情報を送信
し、組立工場のオペレータにユーザ名やパスワードなど
を入力させて該情報を送信してもらう(2037)、次
に送信された情報から登録されたユーザであるか否かを
確認をする(2038)、登録済みのユーザであれば、
図5に示したTOP画面を表示させる情報を送信する
(2039)。一方、登録されていないユーザであれ
ば、処理を終了する(2049)。
【0046】次に、情報処理装置においてTOP画面が
表示された後に、「ログアウト」を選択したという情報
が送信されたか否かを判定する(2040)。「ログア
ウト」が選択されたという情報を受信していなければ、
TOP画面が表示された後に選択された項目の情報を受
信し、どの項目が選択されたのか判定する(204
1)。
【0047】TOP画面が表示された後に選択された項
目の情報が、「実績照会」が選択されたという情報であ
れば、図3に示した実績照会画面を表示させる情報を送
信し(2046)、その後、TOP画面に戻るというボ
タンが押下されたという情報を受信したか否かを判定す
る(2047)。TOP画面に戻るというボタン(不図
示)が押下されるまでは実績照会画面を表示し続け、該
ボタンが押下されたという情報を受信したら、2039
へ戻る。
【0048】一方、2041でTOP画面が表示された
後に選択された項目の情報が、「再生品の予約」が選択
されたという情報であれば、図4に示した予約画面を表
示させる情報を送信する(2042)。その後、組立工
場のオペレータが入力したデータが送信されたことを確
認し(2043)、該データ示す予約希望台数が受注可
能であるか否かを判断する(2044)。受注不可能で
あれば、その旨のメッセージを表示させる情報を送信し
(2048)、予約画面に戻る(2042)。予約希望
台数が受注可能であれば、受注処理を行う(204
5)。尚、仲介業者の情報処理装置から本WEBに再生
品の予約を行う場合についても図6と同様の処理が行わ
れる。
【0049】以下、本実施形態に係る消耗品ユニットを
搭載するレーザビームプリンタについて説明する。な
お、ここで説明するレーザビームプリンタは、本発明を
適用するのに好適な装置の例として示すものであり、プ
リンタ及び構成部品の構成自体は周知であり、本発明の
特徴となるものではない。
【0050】図7は、レーザービームプリンタの構成例
を示す側断面図である。図7のレーザビームブリンタ1
は、感光体ドラム71に形成されたトナー像を一旦中間
転写ユニット66に転写し、その後中間転写ユニット6
6から記録媒体である転写紙Pにトナー像を一括転写す
る電子写真方式のプリンタである。
【0051】図7において、感光体ドラム71は、不図
示の駆動手段によって図示された矢印方向に駆動され、
ローラ帯電手段72により所定の電位に均一に帯電され
る。次いで、イエローの画像模様に従った信号が入力さ
れた露光装置73により、レーザ光が感光体ドラム71
に照射され、感光体ドラム71に静電潜像が形成され
る。
【0052】さらに感光体ドラム71が矢印方向に進む
と、軸75aに支持され割り出し回転を行なう支持体7
5に支持された現像カートリッジである4つの現像器7
4a、74b、74c、74dのうち、イエローのトナ
ーが収容された現像器74aが感光体ドラム71に対向
するように支持体75が回転され、上記の静電潜像が現
像器74aによって可視化される、即ち、現像される。
【0053】次いで、現像されたトナー像は中間転写ユ
ニット66の中間転写ベルト66a上に転写される。転
写後、感光体ドラム71上に残留したトナーはクリーニ
ング装置79により除去され、除去トナー容器84に貯
留される。
【0054】中間転写ベルト66aは3本の支持ローラ
61、62、63が回転することにより、図中矢印方向
に移動する。また、中間転写ベルト66aの内側の感光
体ドラム71との対向部には、一次転写ローラ64が設
けられ、不図示の高圧電源から所定のバイアスが印加さ
れ、感光体ドラム71上のトナーは中間転写ベルト66
a上に転写される。
【0055】以上の工程を更にマゼンタ、シアン、ブラ
ックの順に対応する現像器74b、74c、74dによ
り実施することによって、中間転写ベルト66a上に4
色のトナー像が重ねて形成される。
【0056】この4色のトナー像は、中間転写ベルト6
6aの移動と同期をとって給紙装置76から搬送手段7
7を介して搬送された転写紙P上に、2次転写ローラ6
5により一括転写される。更に転写紙Pは加熱・加圧定
着装置78に搬送され、トナー像が溶融固着されカラー
画像が得られる。
【0057】また、ローラ帯電手段72、感光体ドラム
71、クリーニング装置79、及び除去トナー容器84
は、一体の感光ドラムユニット(プロセスカートリッジ
とも称する)90として構成されており、装置本体13
に対して装着ガイド手段80により脱着自在とされてい
る。また、前述の4色の各現像器74a〜74dも、感
光ドラムユニット90と同様に、装置本体13に取付け
た支持体75に対して脱着可能な構成とされている。こ
のように構成することで、従来サービスマンが行なって
いた上記部材の交換、メンテナンスをユーザ自身で簡単
に行なうことができる。
【0058】なお、感光体ドラム71に対するプロセス
手段は、上記のように、ローラ帯電手段72、クリーニ
ング装置79、及び除去トナー容器84である。
【0059】また、1001は感光ドラムドアであり、
感光ドラムユニット90を取り出すためのドアで、本ド
アの開閉状態は、センサ1002で検出できる。同様
に、1005は排紙ドア、1006は中間転写ベルトド
ア、1007は現像器ドアである。
【0060】図8は、本実施形態に従うプリンタエンジ
ン3の機能構成を示すブロック図である。露光装置73
は、図7及び図8を参照すると分かるように、主に、半
導体レーザ120、レーザ駆動回路(不図示)、ボリゴ
ンミラー121、スキャナーモーター122、結像レン
ズ73b、折り返しミラー73a、BD検出器9で構成
される。
【0061】不図示のプリンタコントローラからプリン
ト開始命令が送出されると、スキャナーモータ122の
駆動が開始される。そして、定常回転に達すると、プリ
ンタコントローラからイエロー色の画像信号が転送され
る。この画像信号に基づいて半導体レーザ120は定常
回転しているポリゴンミラー121に向って点灯して、
ボリゴンミラー121、結像レンズ73b、折り返しミ
ラー73aを介して、レーザ光が感光体ドラム71に照
射される。
【0062】また、レーザ光が射出されると、主走査軸
上に配置された検出器9によりレーザ光が検出され、水
平同期信号となるBD信号が出力される。その結果、レ
ーザ光によりBD信号に同期して感光体ドラム71が走
査露光され、静電潜像が形成される。
【0063】そして、前述のように、静電潜像をイエロ
ーのトナーが収容された現像器74aにより現像する。
【0064】この工程を4色に対して繰り返して中間転
写ベルト66a上に4色の画像を重ねて転写する。一
方、この重ね転写にタイミングを合わせて転写紙Pが袷
紙され、中間転写ベルト66a上に形成された画像を、
転写紙Pに2次転写するものである。
【0065】本実施形態のカラーレーザービームプリン
タは、以上のような画像形成過程を経て600ドット/
インチ(dpi)の解像度で画像出力を行なう。
【0066】なお、図8において、露光装置73に台ま
れる基準発振器10からの基準クロックが分周器11に
より分周され、分周クロックとスキャナモータ122か
らのフィードバック信号との位相差を所定位相差とする
ように、スキャナモータ122がモータ制御回路12に
より等速回転される。モータ制御回路12には図示しな
い公知の位相制御回路が内蔵されている。そして、スキ
ャナモータ122の回転がポリゴンミラー121に伝達
され、ポリゴンミラー121を等速回転させる。
【0067】一方、中間転写ベルト66aが駆動モータ
(不図示)により回転して、所定の位置にくると、検出
器8から垂直同期信号(VSYNC)が発生される。そ
して、垂直同期信号(VSYNC)が出力された後、露
光装置73内の検出器9によって生成されるBD信号を
水平同期信号(HSYNC)として、BD信号に同期し
て、画像信号(VDO)が順次、半導体レーザ120に
送出される。
【0068】又、信号処理部4に内蔵されるCPU14
はプリンタコントローラ2(不図示)と通信ライン15
を介してシリアル通信を行なって、制御信号を交換し、
プリンタコントローラ2(不図示)とプリンタエンジン
3の動作を同期させる。
【0069】またCPU14は、マゼンタ現像器メモリ
203、シアン現像器メモリ204、イエロー現像器メ
モリ205、ブラック現像器メモリ206、感光体ドラ
ムメモリ207、定着器メモリ208、および中間転写
体メモリ209に対してワイヤレスで通信を行ってい
る。
【0070】CPU14から出力された信号はシリアル
信号に変換された後に変復調部210にて変調され、ア
ンテナ211を介して各メモリ(不揮発性メモリ手段)
203〜209に伝送される。
【0071】各現像器メモリ203〜206は、各色の
現像器74a、74b、74C、74dに取付けられた
EEPROMであり、感光体ドラムメモリ207はプロ
セスカートリッジ90、即ち、感光体ドラムユニット9
0に取付けてあるEEPROMである。また、感光ドラ
ムドアの開閉センサ1002によって検出された情報は
信号1003により、CPU14に送られる。
【0072】図9は、信号処理部4内の変復調部210
の構成を示すブロック図である。同図において、CPU
14は、各装置ユニット、すなわち、各現像器74a〜
74d、感光ドラムユニット90、中間転写ユニット6
6a、定着装置78に搭載されたメモリ203〜209
とアクセスするのに必要な信号であるチップセレクト信
号(以下「CS信号」という)224〜230と、クロ
ック信号(以下「SCK信号」という)221と、デー
タ出力信号(以下「DO」という)222と、データ入
力信号(以下「DI」という)223と、各装置ユニッ
トのメモリ203〜209を制御する電磁波の発信を指
示する信号(以下「RFON」という)220を、次段
のパラレル−シリアル変換部(P−S変換部)213に
送出する。
【0073】なお、CS信号は、各装置ユニット毎に設
けられている。すなわち、CSm224はマゼンタ色現
像器メモリ203のCS信号、CSc225はシアン色
現像器メモリ204のCS信号、CSy226はイエロ
ー色現像器メモリ205のCS信号、CSk227はブ
ラック色現像器メモリ206のCS信号、CSoは感光
ドラムメモリ207のCS信号、CSf229は定着器
メモリ208のCS信号、CSi230は中間転写体メ
モリ209のCS信号である。
【0074】P−S変換部213は、CPU14からの
出力信号を、調歩同期信号、つまりスタートビット(S
T)とストップビット(SP)を付加してシリアル信号
231に変換する。シリアル信号231は、ASK部2
14に入力されデジタル振幅変調(ASK:Amplitude
Shift Keying)信号212となる。ASK部214
は、所定の搬送波(又はキャリア)と呼ばれる正弦波を
発振する発振部215(発振周波数:f1kHz)とア
ナログスイッチ部216で構成される。発振部215
は、CPU14から送出される発振イネーブル信号10
04(OSC_EN)が“High”状態であるときに
発振し、“Low”状態のときに発振停止となる。CP
U14は、感光ドラムドアの開閉センサ1002からの
信号が、「ドア開」を示す信号であれば発振イネーブル
信号1004を“Low”状態とし、「ドア閉」を示す
信号であれば発振イネーブル信号1004を“Hig
h”状態とする。
【0075】なお、図9の波形整形部218と復調部2
19については、各装置ユニットのメモリ203〜20
9からの出力を受信するための機能であるので、後で詳
しく説明する。
【0076】図10に、上記の各信号の波形を示す。信
号231は、スタートビット(1ビット分の“Low”
信号)と、ストップビット(1.5ビット分の“Hig
h”信号)の間に4ビット分の情報を表現する。スター
トビットから数えて、第1ビット目はCS信号224〜
230、第2ビット目はSCK信号221、第3ビット
目はDO信号222、第4ビット目はDI信号223で
ある。信号232は発振部215から出力される搬送
波、信号212はASK出力信号であり、この信号が電
磁波送出手段としてのアンテナ211から機内の各装置
ユニットのメモリ203〜209に送信される。なお、
アンテナ211は、例えば、リード線を数ターンしたコ
イルでよい。
【0077】図11は、各消耗品ユニットに搭載されて
いるメモリ203〜209の構成を示すブロック図であ
る。
【0078】同図において、前述したアンテナ211か
ら送出されたASK信号212を、電磁波受信手段とし
ての受信コイル235が電磁誘導により受信し、復調部
237と電源生成部242に送られる。ここで、受信コ
イル235とコンデンサ236とで共振回路を構成し、
所定周波数の電磁波(この場合、f1kHz)のみを復
調部237と電源生成部242に送出する役割を果たし
ている。
【0079】電源生成部242は、整流回路と+3V以
上にならないためのクランプ回路とで構成されており、
ASK信号212で受信コイル235が励起されること
により発生する交流電圧を整流して、+3Vの電源を生
成する。復調部237は、ASK信号212を復調し
て、その復調した信号249を波形整形部238でデジ
タル信号250に変換する。そして、次段のS−P変換
部239で、スタートビットとストップビットを含んだ
シリアル信号から、CS信号258とSCK信号259
とDI信号260(EEPROM240からのデータ入
力ピンDIに入力される)を生成する。
【0080】EEPROM240は、読み出しモードの
際は、データ出力ピンDOから信号261を送出する
が、その出力信号261は、S−P変換部239をへて
信号253としてASK部244に入力されて、ASK
変調された信号256に変換される。ASK部244は
発振部245とアナログスイッチ246とで構成され
る。なお、ASK部244の発振部245の発振周波数
(f2kHz)としては、図9の発振部215の周波数
とは異なるものを使用する。
【0081】EEPROM240(各消耗品ユニットに
設けられたメモリの記憶様子)に格納する内容の一例を
図13に示す。同図に示すように、EEPROM240
は、読み出し専用の領域(512ビット)と読み出し/
書き込み可能な領域(512ビット)とを有し、前者の
領域にはユニット識別コード262、製造番号263、
製造年月日264、リサイクル回数265、寿命しきい
値266−1、が含まれ、後者の領域には残寿命266
−2が含まれる。
【0082】ユニット識別コード262は、以下に示す
コード体系とし、このコードによって、203〜209
のどの装置ユニットのメモリなのかを特定するものであ
る。
【0083】 <ユニット識別コード> <ユニットの種類> 000 マゼンタ色現像ユニット 001 シアン色現像ユニット 010 イエロー色現像ユニット 011 ブラック色現像ユニット 100 感光ドラムユニット 101 定着ユニット 110 中間転写ユニット また、残寿命266−2のデータは逐次更新され、寿命
しきい値に達すると、該装置ユニットは寿命であると判
断して、ユーザに警告する。
【0084】CPU14は、まず、アクセスしたい装置
ユニットのユニット識別コードを送出して、それから、
EEPROM内のユニット識別コードを読み出す。そし
て、図11のID比較部241で両者を比較して、一致
した場合にはID比較部241から一致信号254を出
力して、該メモリのアクセスを有効にすべく、EEPR
OM240の電源をスイッチ247を介して引き続き供
給し、メモリ制御信号258〜260を有効にする。一
方、IDが一致しなかった装置ユニットに対しては、該
メモリのアクセスを無効にすべく、スイッチ248をO
FFにしてEEPROM240の電源の供給を停止し、
メモリ制御信号258〜260を出力しない。
【0085】以上のように、図9のCPU14は、アク
セスしたいユニットのメモリのユニット識別コードを送
出してから、メモリの読み出し/書き込みをするように
すると、メモリ側で自己判断して、メモリ内容をアクセ
ス可能にできる。
【0086】前述の図10には、上記動作を説明するた
めの波形も示されている。251は電源生成部242で
生成される電源、258はS−P変換部239で生成さ
れるCS信号、259はS−P変換部239で生成され
るSCK信号、260はS−P変換部239で生成され
るDO信号、261はEEPROM240から出力され
るDI信号である。256は、DI信号によって生成さ
れるASK信号である。
【0087】ASK信号256は、図8の信号処理部4
のアンテナ211に送出される。そして、図9の復調部
219と波形整形部218を介して、CPU14のDI
ポートに入力される。CPU14は、図10に示すA印の
ポイントでサンプリングしてデータを取り込む。223
は波形整形部218の出力信号である。
【0088】図12は、EEPROMの通信プロトコル
の一例である。まず、EEPROMに対して外部の回路
からチップセレクト信号CSを有効(“High”)と
し、クロック信号SCKに同期して、スタートビット
「0」「1」、オぺコード、アドレスの順に送出する。
すると、EEPROMはリードモードとなり、指定され
たアドレスの1ワード分(16ビット)のデータDOを
出力する。オぺコードとは、EEPROMの指定を行う
2ビットの情報であり、ライト、リード、データ消去等
のモードを設定するものである。
【0089】図14と図15は、本プリンタの電源投入
時から電源OFFまでのメモリに関するシーケンスを示
したフローチャートである。図14において、電源が投
入されると(267)、全ての装置ユニットのメモリ内
容を読み出し、CPUのレジスタにセットしておく(2
68)。そして、各装置ユニットのドアが開けられた際
にはメモリ内容を更新し、また電源をOFFする際には
すべての装置ユニットのメモリ内容を更新する。
【0090】さらに詳細に説明すると、全ての装置ユニ
ットのメモリ内容を読み出した後、プリント命令を受信
した際には(269)、印字を実行し(270)、続い
て、感光ドラム用ドア1001が開かれているか否かを
判断し(271)、開かれている場合には感光ドラムメ
モリ207の内容を更新し(281)、感光ドラム用ド
アが閉じられたことを確認(282)した後、つぎのス
テップに移る。
【0091】同様に、中間転写ベルト(ITB)用ドア
1006が開かれているか否かを判断し(272)、開
かれている場合には中間転写ベルトメモリの内容を更新
し(285)、中間転写ベルトメモリドアが閉じられた
ことを確認(286)した後、つぎのステップに移行す
る。
【0092】現像器ドア1007についても同様に、開
かれているか否かを判断し(273)、開かれている場
合には対応する現像器メモリの内容を更新し(28
3)、現像器ドアが閉じられたのを確認(284)す
る。排紙ドア1005についても、開かれているか否か
を判断し(274)、開かれている場合には排紙メモリ
の内容を更新し(287)、排紙ドアが閉じられるのを
確認(288)する。
【0093】これらのステップが終了すると、電源OF
F命令の有無を確認し(275)、この命令を受信した
場合には、感光ドラムメモリの更新(276)、中間転
写ベルトメモリメモリの更新(277)、各現像器の更
新(278)、定着器メモリの更新(279)を行い、
電源をOFFする(280)。なお、275にて、電源
OFFの命令を受信していない場合には、ステップ26
9に戻り、上記の処理を行う。
【0094】図16は、各メモリで電源投入時に行われ
るメモリ内容の読み出しシーケンスを示すフローチャー
トである。ここでは、感光ドラムカートリッジ(ユニッ
ト識別コード:000)を例に挙げて説明する。
【0095】まず、電磁波が入力されると(289)、
メモリ内の各回路を動作させるための電源(VCC)を
生成する(290)。それと同時に、EEPROMにも
電源を供給する(291)。そして、電磁波によって指
定されたユニット識別コードを読み出し(292)、こ
のコードとEEPROMに格納されている識別コードと
を比較して(293)、両者が一致したら電磁波によっ
てEEPROMをアクセスして格納内容の読み出しを行
う(294)。
【0096】そして、メモリ内容を受信したCPU14
はチェックサムが一致しているか否かを照合する(29
5)。チェックサムエラーの場合には、感光ドラムメモ
リの異常を警告し(300)、処理を終了する(30
1)。チェックサムエラーでない場合には、そのまま処
理を終了する(296)。
【0097】なお、293にて、両者の識別コードが一
致していない場合には、そのEEPROMに供給する電
源供給を止めて(297)、かつEEPROMの制御信
号を止め(298)、処理を終了する(299)。
【0098】図17は、メモリ内容を更新するシーケン
スを示すフローチャートである。ここでも、感光ドラム
カートリッジ(ユニット識別コード:000)を例に挙
げて説明する。
【0099】最初に、図16にて示したシーケンスと同
様に、電磁波が入力されると(302)、メモリ内の各
回路を動作させるための電源(VCC)を生成する(3
03)。それと同時に、EEPROMにも電源を供給す
る(304)。そして、電磁波によって指定されたユニ
ット識別コードを読み出し(305)、このコードとE
EPROMに格納されている識別コードとを比較して
(306)、両者が一致していたら、EEPROMの内
容を更新し(307)、その後でEEPROMの内容を
読み出し(308)、CPU内のレジスタと一致してい
るか否かを照合し(309)、一致している場合には正
常な書き込みがなされたとして処理を終了する。
【0100】読み出した内容とCPU内のレジスタの情
報とが一致していない場合には、感光ドラムメモリ異常
を警告し(314)、処理を終了する(315)。な
お、306にて、両者の識別コードが一致していない場
合には、そのEEPROMに供給する電源を止めて(3
11)、かつEEPROMの制御信号を止め(31
2)、ステップを終了する(313)。
【0101】図18は、感光ドラムユニット90に、感
光ドラムメモリ207を実装する状態を示した図であ
る。感光ドラムメモリ207には、図11に示したEE
PROM240に加え、復調部237、波形整形部23
8、S−P変換部239、ID比較部241、電源生成
部242、およびASK部244を一体化したIC31
6と、受信コイル235とが設けられている。
【0102】図19は、分解・再生工場において回収さ
れた消耗品ユニットの再生可否を判断して分別するライ
ンのイメージを示す図である。回収された消耗品ユニッ
ト2052及び2053は、ベルトライン2050で運
ばれてくる。ベルトライン2050の上方に設けられた
ゲート2051には、消耗品ユニットに搭載されている
メモリの内容の読み出し装置が内蔵されており、各消耗
品ユニットがゲートの下方を通過する際にメモリの内容
を参照して、ユニットの種別、リサイクル回数、製造年
月日の情報を読み出すことにより、該ユニットが再生可
能か否かを自動判別する。
【0103】図20及び21は、再生可否の自動判別を
行う際の処理を示すフローチャートである。まず、消耗
品の種別を判断するためにメモリに格納されたユニット
識別コードを読みこむ(2055)、次に、識別コード
から消耗品ユニットの種別を判別する(2056,20
64,2072)。
【0104】識別コードと消耗品ユニットとの対応は上
述の通りであるが、ここでは感光ドラムユニットと判別
された場合を例に挙げて説明する。製造年月日を読みこ
み(2057)、製造されてからの経過年が5年以下で
あるか否か判断し(2058)、5年以下であれば、次
にリサイクル回数を読みこみ(2059)、3回以下で
あったら(2060)リサイクル可能であると判断し、
メモリのリサイクル回数を1つだけインクリメントし
(2061)、リサイクル工程ラインに該消耗品を移動
する(2062)。なお、リサイクル工程ラインでは、
例えば、キズのチェック、洗浄等を行う。
【0105】他の消耗品ユニット、例えば、2064以
降で示す定着ユニットや現像器ユニットと判別された場
合についても、処理は異なるものの、同様な処理を行
う。また、製造されてからの経過年またはリサイクル回
数によって再生不可能と判断されたユニットは、図21
で示すように、メモリをユニットから外し(207
3)、廃棄工程ラインに移動し(2074)所定の処理
を行う。
【0106】上記のように、本実施形態においては、装
置ユニットとしての、プロセスカートリッジ、現像器
(現像カートリッジ)、中間転写ベルト装置、および定
着装置に不揮発性メモリを搭載し、この不揮発性メモリ
への書き込みや読み出しを、従来のように直接コネクタ
を介して画像形成装置内の制御回路と接続することな
く、電磁波により非接触で行うことが可能となった。
【0107】つまり、装置ユニット側に不揮発性メモ
リ、アンテナコイル、および送受信回路を設け、画像形
成装置側にCPU、アンテナコイル、および送受信回路
を設け、電磁波によって、不揮発性メモリの読み出し/
書き込みを行い、また、不揮発性メモリへの電力供拾も
電磁誘導によって非接触で伝送するものである。
【0108】本実施形態では、消耗品ユニットを本体よ
り取り出す手段として、ドアによる取り出しで説明した
が、これ以外の方法、例えば、引出し、シャッター、ワ
ニ口、などによる取り出し方法を採用することもでき
る。
【0109】このように、画像形成装置の制御回路と、
消耗品ユニットのメモリ手段との送受信を電磁波を利用
してワイヤレスで行うので、画像形成装置内を移動する
現像カートリッジのような消耗品ユニットにも適用可能
である。
【0110】また、本実施形態では、メモリに対して、
非接触で読み出し/書き込みを行う方式について説明し
たが、メモリに接触して読み出し/書き込みを行う方式
に適用することもできる。また、メモリを搭載していな
い消耗品ユニットに対して、従来のように、作業者が目
視で再生可否を判断する法式にも適用できる。
【0111】なお、本実施形態は、消耗品の種類の多い
カラーレーザビームプリンタに本発明を適用する例つい
て説明したが、モノクロレーザビームブリンタ、他方式
の静電写真プリンタやインクジェット方式のプリンタに
も本発明は適用できる。また、消耗品がひとつのプリン
タの場合は、ユニット識別コードはなくしてもよい。
【0112】本実施形態では、変調方式をASKとした
ものの、デジタル位相変調PSK(Phase Shift Keyin
g)やデジタル周波数変調(FSK)などの他の変調方
式でもよい。
【0113】以上説明したように本実施形態によれば、
回収した消耗品ユニット及び再生された消耗品ユニット
に関する情報がリサイクル管理センタのサーバによって
一元的に管理され、必要な情報は工場や販売会社等の他
の拠点に設置された情報処理装置に送信されると共に、
各情報処理装置から管理センタのサーバにアクセスすす
ることによりこれらの情報が得られる。
【0114】このため、画像形成装置の消耗品ユニット
のリサイクルを効率良く行えると共に、消耗品ユニット
のリサイクルの状況を各拠点で略リアルタイムに知るこ
とができ、リサイクルによる効果を把握できる。
【0115】[実施形態2]以下、本発明の第2の実施
形態について説明する。以下の説明においては、上記第
1の実施形態と同様な部分については説明を省略し、第
2の実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
【0116】図22は、本実施形態の回収システムにお
ける消耗品ユニット及び情報の流れの概要を示す図であ
る。第1の実施形態において図1に関して説明したのと
同じ部分には、同じ番号を付してある。本実施形態は、
複数の分解・再生工場2075,2076と、複数の組
立工場2077,2104が存在する点で上記第1の実
施形態とは異なっている。
【0117】このようにリサイクルに関する拠点が複数
存在する場合でも、リサイクル管理センタのサーバ20
01が一元的に管理するリサイクルに関する情報を、回
収を行う販売会社の情報処理装置2003と、分解・再
生工場の情報処理装置2075、2076と、組立工場
の情報処理装置2077,2104との間で、広域通信
網を介して共有することができる。
【0118】また、上記第1の実施形態は、各消耗品ユ
ニットが簡単に取り外し可能に構成され、これら消耗品
ユニット毎に回収されリサイクルされるものであった
が、本実施形態は、消耗品ユニットをユーザ自身で取り
外さずに画像形成装置本体自体を回収し、リサイクルす
るものである。従って、各消耗品ユニットにはメモリが
搭載されておらず、装置本体にのみメモリが搭載されて
いる。
【0119】図23は、本実施形態において装置本体に
搭載されているメモリに格納される内容を図13と同様
に示したものである。本メモリには、装置内の各ユニッ
トの寿命を判断するための情報として、装置本体のトー
タルプリント枚数2094、再生可能なユニットである
スキャナユニットの印字枚数2095、ドラムモータユ
ニットの印字枚数2096、コントローラ基板の印字枚
数2097が格納されており、プリント毎に逐次更新さ
れる。
【0120】また、再生可能なユニットのリサイクル回
数の情報として、スキャナユニットのリサイクル回数2
091、ドラムモータユニットのリサイクル回数209
2、コントローラ基板のリサイクル回数2093が格納
されており、これらの情報は分解・再生工場にて再利用
される毎に更新される。
【0121】図24は、本実施形態において組立工場の
情報処理装置2077、2104から、再生品を予約す
るためにリサイクル管理センタのサーバ2001のウェ
ブサイトにアクセスした際に、情報処理装置に表示され
る画面の一例である。
【0122】再生品の投入を予定している組立工場のオ
ペレータは、この画面から、工場名2098、予約した
い数量2099,2100,2101を入力し、送信ボ
タン2012を押下することにより、情報処理装置から
リサイクル管理センタのサーバに広域通信回線を介して
情報を送信する。この情報を受信したリサイクル管理セ
ンタのサーバは、上記第1の実施形態と同様に、その情
報を、分解・再生工場の情報処理装置に広域通信回線を
介して送信し、再生品の送り先工場名、数量を伝える。
【0123】以上説明したように本実施形態によれば、
回収した画像形成装置から再生可能なユニットに関する
情報がリサイクル管理センタのサーバによって一元的に
管理され、必要な情報は工場や販売会社等の他の拠点に
設置された情報処理装置に送信されると共に、各情報処
理装置から管理センタのサーバにアクセスすすることに
よりこれらの情報が得られる。
【0124】このため、画像形成装置から取り外して再
生可能なユニットのリサイクルを効率良く行えると共
に、リサイクルの状況を各拠点で略リアルタイムに知る
ことができ、リサイクルによる効果を把握できる。
【0125】[他の実施形態]以上説明した実施形態に
おいては、リサイクル回収センタのサーバと各拠点の情
報処理装置とが広域通信網によって接続されている場合
について説明したが、例えば、いくつかの情報処理装置
が比較的近くにあり互いにLANによって接続されてい
る場合や、部分的に無線等の他の通信回線を介して接続
されている場合についても、リサイクル回収センタのサ
ーバの特定アドレス(ウェブサイト)にアクセス可能で
あれば本発明を適用でき、同様の効果が得られる。
【0126】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0127】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0128】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0129】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0130】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0131】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図2、図6、図14か
ら17および/または図20及び21に示す)処理フロ
ーあるいはフローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。
【0132】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、回収した部品のうち再生可能な部品の種類と数量
に関する情報がサーバによって一元的に管理され、必要
な情報は再生された部品を必要とする組立工場、再生部
品の販売会社等において利用される情報処理装置に送信
される。
【0133】このため、組立工場では、再生された部品
の種類と数量とを予め知ることができるので、適切な再
生作業計画や製品投入計画が立てられ、リサイクルの効
率を向上させることができる。また、再生部品の販売業
者では円滑な再生部品の購入計画を立てることができ、
再生部品の販売効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のリサイクルシステムにおけ
る装置及び消耗品ユニットと関連する情報の流れの概要
を示す図である。
【図2】図1のリサイクル管理センタのサーバを中心と
した情報の流れと処理フローを示す図である。
【図3】図1のリサイクルシステムのWEBサイトの実
績照合画面の例を示す図である。
【図4】図1のリサイクルシステムのWEBサイトの再
生品予約画面の例を示す図である。
【図5】図1のリサイクルシステムのWEBサイトのT
OP画面の例を示す図である。
【図6】リサイクル管理センタのサーバで実行される、
WEBを管理するプログラムの動作を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の実施形態に係る消耗品ユニットを搭載
するレーザビームプリンタの構成を示す側断面図であ
る。
【図8】図7のレーザービームプリンタのプリンタエン
ジンの機能構成を示すブロック図である。
【図9】図8の信号処理部内の変復調部の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】図9の各信号の波形を示す図である。
【図11】各消耗品ユニットに搭載されているメモリの
構成を示すブロック図である。
【図12】メモリの通信プロトコルの一例を示す図であ
る。
【図13】感光ドラムメモリに格納される内容の一例を
示す図である。
【図14】プリンタの電源投入時から電源OFFまでの
メモリに関するシーケンスを示したフローチャートであ
る。
【図15】プリンタの電源投入時から電源OFFまでの
メモリに関するシーケンスを示したフローチャートであ
る。
【図16】各メモリで電源投入時に行われるメモリ内容
の読み出しシーケンスを示すフローチャートである。
【図17】メモリ内容を更新するシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【図18】感光ドラムカートリッジに感光ドラムメモリ
を実装する状態を示す図である。
【図19】分解・再生工場において回収された消耗品ユ
ニットの再生可否を判断して分別するラインのイメージ
を示す図である。
【図20】再生可否の自動判別を行う際の処理を示すフ
ローチャートである。
【図21】再生可否の自動判別を行う際の処理を示すフ
ローチャートである。
【図22】第2の実施形態の回収システムにおける消耗
品ユニット及び情報の流れの概要を示す図である。
【図23】第2の実施形態において装置本体に搭載され
ているメモリに格納される内容を示した図である。
【図24】第2の実施形態において再生品の予約をする
際に表示される画面を示す図である。
【図25】従来のリサイクルのシステムを表した図であ
る。
【図26】サーバ及び各拠点の情報処理装置として使用
される情報処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2001 リサイクル管理センタのサーバ 2002 ユーザ 2003 販売会社の情報処理装置 2005 分解・再生工場の情報処理装置 2006 ユニット組立工場 2007 組立工場の情報処理装置 2008 梱包・運送会社 2009 広域通信網

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の部品のリサイクルに関す
    る情報を管理するサーバであって、 前記サーバは、部品を再生する再生工場に設置された第
    1の情報処理装置と再生された前記部品を利用する組立
    工場、或は、前記再生された部品を納入し販売する仲介
    業者に設置された第2の情報処理装置とに所定の通信回
    線を介して通信可能であり、 前記第1の情報処理装置から送信された情報のうち、少
    なくとも再生可能な部品の種類と数量に関する情報を記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と数量
    に関する情報を、前記第2の情報処理装置に通知する通
    知手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記第2の情報処理装置から送信され
    た、再生された前記部品の注文に関する情報を受信した
    ときに、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて前記
    注文に応じられるか否かを判定する判定手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記第1の情報処理装置、前記第2の情
    報処理装置、前記画像形成装置の販売会社に設置された
    情報処理装置、及び前記画像形成装置及びその部品を回
    収する事業所に設置された情報処理装置と、ネットワー
    クによって接続されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された再生可能な部
    品の種類と数量に関する前記情報が、前記ネットワーク
    に接続された各情報処理装置から読み出し可能であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークはインターネットであ
    り、前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と
    数量に関する前記情報を、前記サーバが管理するウェブ
    サイト上で閲覧可能とすることを特徴とする請求項4に
    記載のサーバ。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置が、部品が再生可能か
    否かを判断するための情報を記憶するメモリを有するこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の
    サーバ。
  7. 【請求項7】 前記部品が再生可能か否かを判断するた
    めの情報は、部品のリサイクルされた回数を含むことを
    特徴とする請求項6に記載のサーバ。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置を構成する、マゼンタ
    現像器、シアン現像器、イエロー現像器、ブラック現像
    器、感光体ドラム、定着器、中間転写体のそれぞれに
    は、それぞれの部品が再生可能か否かを判断するための
    情報を記憶するメモリが設けられており、前記通知手段
    は前記夫々のメモリの情報に基づいて算出される前記再
    生可能な部品の種類と数量に関する情報を、前記第2の
    情報処理装置に通知することを特徴とする請求項1から
    6のいずれか1項に記載のサーバ。
  9. 【請求項9】 前記再生工場に、前記画像形成装置の部
    品が回収されて納入されることを特徴とする請求項1か
    ら8のいずれか1項に記載のサーバ。
  10. 【請求項10】 前記再生工場に、前記画像形成装置が
    回収されて納入されることを特徴とする請求項1から9
    のいずれか1項に記載のサーバ。
  11. 【請求項11】 画像形成装置の部品のリサイクル方法
    であって、 部品を再生する再生工場に設置された第1の情報処理装
    置と再生された前記部品を利用する組立工場に設置され
    た第2の情報処理装置とを、所定の通信回線を介してサ
    ーバに通信可能とし、 前記第1の情報処理装置から、前記サーバに情報を送信
    し、 送信された情報のうち少なくとも再生可能な部品の種類
    と数量に関する情報を前記サーバの記憶手段に記憶さ
    せ、 前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と数量
    に関する情報を、前記サーバから前記第2の情報処理装
    置に通知する、ことを特徴とするリサイクル方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の情報処理装置から再生され
    た前記部品の注文に関する情報を前記サーバに送信し、 前記注文に関する情報を受信したときに、前記サーバで
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて前記注文に応
    じられるか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1
    1に記載のリサイクル方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の情報処理装置、前記第2の
    情報処理装置、前記画像形成装置の販売会社に設置され
    た情報処理装置、及び前記画像形成装置及びその部品を
    回収する事業所に設置された情報処理装置と、前記サー
    バとをネットワークによって接続することを特徴とする
    請求項11又は12に記載のリサイクル方法。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段に記憶された再生可能な
    部品の種類と数量に関する前記情報を、前記ネットワー
    クに接続された各情報処理装置から読み出し可能とする
    ことを特徴とする請求項13に記載のリサイクル方法。
  15. 【請求項15】 前記ネットワークはインターネットで
    あり、前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類
    と数量に関する前記情報を、前記サーバが管理するウェ
    ブサイト上で閲覧可能とすることを特徴とする請求項1
    4に記載のリサイクル方法。
  16. 【請求項16】 前記画像形成装置に、部品が再生可能
    か否かを判断するための情報を記憶するメモリを設ける
    ことを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に
    記載のリサイクル方法。
  17. 【請求項17】 前記部品が再生可能か否かを判断する
    ための情報は、部品のリサイクルされた回数を含むこと
    を特徴とする請求項16に記載のリサイクル方法。
  18. 【請求項18】 前記再生工場に、前記画像形成装置の
    部品を回収して納入することを特徴とする請求項11か
    ら17のいずれか1項に記載のリサイクル方法。
  19. 【請求項19】 前記再生工場に、前記画像形成装置を
    回収して納入することを特徴とする請求項11から18
    のいずれか1項に記載のリサイクル方法。
  20. 【請求項20】 画像形成装置の部品のリサイクルを管
    理し、部品を再生する再生工場に設置された第1の情報
    処理装置と再生された前記部品を利用する組立工場に設
    置された第2の情報処理装置とに、所定の通信回線を介
    して通信可能なサーバのプログラムであって、 前記第1の情報処理装置から、前記サーバに送信された
    情報のうち少なくとも再生可能な部品の種類と数量に関
    する情報を前記サーバの記憶手段に記憶させる工程と、 前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と数量
    に関する情報を、前記サーバから前記第2の情報処理装
    置に通知する工程と、を実行することを特徴とするプロ
    グラム。
  21. 【請求項21】 画像形成装置の部品のリサイクルを管
    理し、部品を再生する再生工場に設置された第1の情報
    処理装置と再生された前記部品を利用する組立工場に設
    置された第2の情報処理装置とに、所定の通信回線を介
    して通信可能なサーバのプログラムを記憶する記憶媒体
    であって、 前記第1の情報処理装置から、前記サーバに送信された
    情報のうち少なくとも再生可能な部品の種類と数量に関
    する情報を前記サーバの記憶手段に記憶させる工程と、 前記記憶手段に記憶された再生可能な部品の種類と数量
    に関する情報を、前記サーバから前記第2の情報処理装
    置に通知する工程と、に対応するコードを含むことを特
    徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022210027A1 (ja) * 2021-04-01 2022-10-06 ブラザー工業株式会社 ドラムカートリッジに使用されている部品の再利用判定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022210027A1 (ja) * 2021-04-01 2022-10-06 ブラザー工業株式会社 ドラムカートリッジに使用されている部品の再利用判定方法

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