JP2003030301A - コンピュータを利用する不動産物件仲介方法 - Google Patents

コンピュータを利用する不動産物件仲介方法

Info

Publication number
JP2003030301A
JP2003030301A JP2001210295A JP2001210295A JP2003030301A JP 2003030301 A JP2003030301 A JP 2003030301A JP 2001210295 A JP2001210295 A JP 2001210295A JP 2001210295 A JP2001210295 A JP 2001210295A JP 2003030301 A JP2003030301 A JP 2003030301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
real estate
consumer
purchase
property
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001210295A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Miyazawa
勝次 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JUTAKU CENTER KK
JUTAKU CT KK
Original Assignee
JUTAKU CENTER KK
JUTAKU CT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JUTAKU CENTER KK, JUTAKU CT KK filed Critical JUTAKU CENTER KK
Priority to JP2001210295A priority Critical patent/JP2003030301A/ja
Publication of JP2003030301A publication Critical patent/JP2003030301A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 消費者自身が、購入したい不動産物件の情報
を入手し、購入しようと決めた際には、購入希望者は、
不動産取引会社に申し込みを行い、申し込みを受けた不
動産取引会社が、不動産物件の所有者に仲介を行い、さ
らに、購入の住宅ローン手続き、不動産登記の代行等と
いった緒手続きを効率良く行う不動産物件仲介方法を提
供する。 【解決手段】 コンピュータを利用する不動産物件仲介
方法は、所定のネット上のサーバーコンピュータ2とク
ライアントコンピュータ10a,10b,10cとから
なり、ネット上に開設されたホームページ3において、
消費者の保有する情報に基づいて不動産の購入の申し込
みを受け付ける旨を提示をするステップと、消費者の手
持ちの不動産物件情報に基づいて、その不動産物件の購
入の意思表示の書き込みのステップによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不動産物件を見つ
けた消費者が、見つけた不動産物件情報をもとに不動産
取引会社に仲介を依頼して行うコンピュータを利用する
不動産物件仲介方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不動産取引会社は、店頭にマ
ンションや住宅の売買広告を掲示したり、住宅情報誌等
に広告を掲載して、該当する物件に消費者からの問い合
わせを待っており、一方、マンションや住宅等の不動産
を購入しようとする消費者は、不動産取引会社の窓口や
同社が配布した不動産広告の中から、所望とする不動産
を選定し、その選定した不動産広告主である不動産取引
会社やその不動産の仲介を行う不動産取引会社に赴き、
該当不動産物件を見学して気に入れば購入の手続きを行
い、気に入らなければまた他の不動産物件を紹介して貰
う等の方法で気に入った不動産物件を購入するのが常で
あった。
【0003】図5は、このような従来の不動産物件の仲
介・取引方法の概要を示す説明図である。不動産取引を
扱うA不動産取引会社は、自社が仲介(または所有)す
る分譲マンション等を販売するために、不動産広告を作
成して、新聞の折り込みチラシとして広告を配布してい
る。また、B不動産取引会社も同様に、自社が仲介(ま
たは所有)する戸建て住宅等の不動産広告を作成して配
布していた。また、A、B不動産取引会社は、以前不動
産の見学に訪れたことのある消費者には、購入する不動
産物件を探していることから、新たな不動産物件が出て
きた場合には、その新たな不動産物件を電話やダイレク
トメール等で消費者に紹介していた。一方、分譲マンシ
ョンや戸建て住宅等を購入しようとしている消費者は、
このような不動産広告を見たり、新たな不動産情報の紹
介の中から、気に入った不動産物件を見つけると、その
広告を配布したり連絡のあった不動産取引会社に出向い
たり電話で連絡を取り、実際の不動産物件やショールー
ム等を見学して内装や環境、日当たり等を確認すること
になる。
【0004】消費者は、見学した不動産物件が気に入ら
なかった場合には、別の広告等により次の不動産物件を
探し、その中で気に入った戸建ての住宅や分譲マンショ
ンが見つかると、例えばその不動産物件の仲介を行って
いるA不動産取引会社を通じ、その不動産物件を所有す
るB不動産取引会社に連絡を取り、実際の不動産物件の
見学を行う。そして消費者は、見学した不動産物件が気
に入った場合には、A不動産取引会社にその不動産物件
の購入の申し込みを行う。申し込みの手続きが終わる
と、つぎに購入契約を交わし、購入額支払い等の決済が
行われて契約が成立すると、A不動産取引会社やB不動
産取引会社に対して購入物件販売額の3%を仲介手数料
として支払い、これらの手続きを行い不動産の売買契約
が行われ、この手続が完了すると消費者は当該不動産物
件に入居することとなる。
【0005】図6は、従来の不動産物件仲介方法を示し
たフローチャートである。すなわち、不動産取引会社
は、不動産物件を記載した広告を作り、消費者に提示す
る(ステップS50)。不動産を購入しようとしている
消費者がこの広告を見て(ステップS51)、購入しよ
うと思う物件があった場合にはA不動産取引会社に連絡
をする(ステップS52)。消費者はA不動産取引会社
に連絡を取った後、A不動産取引会社に出向と、A不動
産取引会社の担当者が広告に記載されていた物件やその
他の物件について紹介する(ステップS53)。消費者
は、A不動産取引会社の担当者が同行のもとに紹介され
た物件を見学する(ステップS54)。見学した物件が
気に入らなかった場合には、ステップS53からの処理
を繰り返し、担当者は新たな物件を紹介する(消費者が
広告等を見直して新たな物件は他のB不動産取引会社の
場合もある。ステップS51へ)。見学した物件が気に
入った場合には、購入の申し込みを行い(ステップS5
6)、契約・決済の手続きを行う(ステップS57)。
契約・決済の手続きが終了しない場合には、消費者と担
当者とが電話や直接逢って連絡を取り合い契約・決済の
手続きを行う。そして、契約・決済の手続きが終了する
と、消費者に物件を引き渡して(ステップS59)、引
越が終わると居住することになる。このように、不動産
取引会社の担当者が、個々の消費者について物件の案内
や、提案、手続きの打ち合わせ等を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の不動産物件仲介方法においては、仲介する不動
産物件情報は、最初に、これを仲介・販売する不動産取
引会社に持ち込まれるため、さらには、これらの不動産
物件を仲介することによってのみ、仲介・販売手数料が
当該不動産取引会社に支払われる、いわゆる成功報酬方
式であるため、仲介・販売の成績を向上させるために
は、不動産取引会社が積極的に宣伝・広告を打って消費
者の注目を引かなければならず、このための販売・広告
費の割合が極めて高いという特徴を有していた。また、
消費者は、不動産物件情報を入手しようと思えば、近隣
の不動産取引会社等の特定の不動産取引会社にコンタク
トしなければ、これらの情報を入手することができず、
また、例え、特定の不動産取引会社以外から購入しよう
とする不動産物件情報を入手したとしても、実際に、そ
の不動産物件を購入する場合には、その不動産物件を保
有する不動産取引会社と直接に取り引きすることは極め
てまれであった。また、消費者が最初に目にする不動産
物件情報は、不動産広告やその不動産物件の写真である
ため、実際の不動産物件の品質等を確かめるためには、
実際に、現場に足を運んで、目で見、肌で感じて後、そ
の不動産物件を購入するかどうかを決める必要があった
ため、不動産取引会社はその不動産物件に専属の担当者
をつけて、購入希望者が現れた際には、その担当者が、
その不動産の現地に消費者とともに赴いて物件の案内を
することが必要であった。しかし消費者がその物件を気
に入らなければ、これらの苦労は徒労に帰することとな
るし、その際には、新たな不動産物件を紹介するなどし
て、購入希望者を逃さない努力をするが、購入者は奨め
られる不動産物件をそのまま購入することはまれであ
り、不動産取引会社も、購入希望者が満足するまで、新
たな物件を提供し続け、その消費者を現地まで案内をす
る等、消費者、不動産取引会社の双方とも大変な労力を
費やし、その広告・宣伝費や配置する人件費が、不動産
取引のコスト高の一因となっていた。さらに、不動産取
引会社は消費者が購入を決めて申し込みを行った後に
も、消費者に対し、ローンの手続き、不動産登記に必要
な書類等の説明を行わなければならないため、それらに
対してもコストが掛かっていた。このように不動産取引
会社は契約に至るまでに多大なコストが掛かることか
ら、消費者は不動産取引会社に対して、不動産購入費用
とは別に、不動産契約の成立時に相当額(物件販売額の
3%)の仲介手数料を支払うこととされており、もし、
これらの販売コストの軽減がはかれるならば、上記仲介
手数料を低減することが可能となり、消費者、不動産取
引会社双方に取って優れたものとなる。
【0007】ところが、近年インターネット等、情報社
会が高度に発達するに伴い、これらの不動産物件情報
は、近隣の不動産取引会社のみならず、さまざまな情報
源から消費者に直接もたらされることを可能としてい
る。本発明は、上記従来の事情に鑑み、消費者自身が、
購入したい不動産物件の情報を入手し、さらには、実際
にその不動産物件を見学した上で、実際に購入しようと
決めた際には、購入希望者は、その不動産物件をネット
上における不動産取引会社に申し込みを行い、申し込み
を受けた不動産取引会社が、当該不動産物件の所有者に
仲介を行い、さらには、購入の住宅ローン手続き、不動
産登記の代行等といった緒手続きを効率良く行わせしめ
るため、多大なコストが掛からなくなることから、コス
ト軽減分を消費者に還元できる不動産物件仲介方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、コンピュータを利用する不動産物件仲介方法に係
り、所定のネット上のサーバーコンピュータとクライア
ントコンピュータとからなり、当該ネット上に開設され
たホームページにおいて、消費者の保有する情報に基づ
いて不動産の購入の申し込みを受け付ける旨を提示をす
るステップと、消費者の手持ちの不動産物件情報に基づ
いて、その不動産物件の購入の意思表示の書き込みのス
テップと、からなることを特徴とする。また、本願請求
項2に係る発明は、前記請求項1に記載のコンピュータ
を利用する不動産物件仲介方法に係り、前記不動産の購
入の申し込みを受け付ける旨を提示をするステップは、
不動産物件の購入の意思表示を受け付けるための所定の
申込フォーム(様式)を提示することを特徴とする。さ
らに、本願請求項3に係る発明は、前記請求項1または
前記請求項2に記載のコンピュータを利用する不動産物
件仲介方法に係り、前記不動産物件の購入の意思表示の
書き込みステップは、クライアントコンピュータに表示
された前記所定の申込フォーム(様式)に書き込まれて
サーバーコンピュータに送信されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンピュータ
を利用する不動産物件仲介方法の一実施の形態について
説明する。なお、以下に説明する不動産取引会社は、消
費者が複数の不動産取引会社の中から選択した1社であ
り、その選択した不動産取引会社が提示したホームペー
ジより購入申込を行うものとして説明する。図1に示す
ように、本発明のコンピュータを利用する不動産物件仲
介方法は、例えば、不動産取引会社は、自社の案内と共
に、消費者自身が見つけた不動産物件情報に基づいて、
その不動産の購入申し込みを受け付ける旨を提示する。
すなわち、不動産物件の購入申し込みを受け付ける旨の
提示とともに、消費者の購入の意思表示を書き込むこと
のできる所定の申込フォームを提示する(ステップ
A)。売出中の不動産物件として分譲マンションや戸建
て住宅を購入しようとする消費者は、ネット上にホーム
ページ等を有する複数の不動産取引会社から、最もサー
ビスのよい不動産取引会社を選び、消費者自身が入手し
た売出中の不動産物件情報に基づいて、不動産取引会社
が提示している不動産物件購入申し込み受付に対し、購
入する消費者自身の意思表示を示す。すなわち、不動産
取引会社が提示している申込フォームに消費者の個人情
報や購入の意思表示を書き込んで不動産取引会社に示す
(ステップB)。そして、この申込フォームに書き込ま
れた内容に基づいて、不動産取引会社は、不動産物件購
入に係る不動産物件仲介の緒手続きを行う運びとなる。
【0010】図2は、本発明のコンピュータを利用する
不動産物件仲介方法を実現するためのコンピュータを利
用する不動産物件仲介システム1の概略構成図である。
図2中、2は、不動産取引会社が所有し、ネット上に不
動産物件仲介の情報を提供するサーバーコンピュータ
(webサーバー)である。また、3は、本発明に係る
消費者の購入申込を受け付ける旨とともに消費者の購入
意思表示を書き込むことのできる申込フォームを提示す
る情報公開手段(ホームページ)、4は、前記ホームペ
ージ3上に提示する申込フォームが所定の様式で記憶さ
れた申込フォームファイル、5は、所定の様式からなる
申込フォーム、6は、前記情報公開手段(ホームペー
ジ)3により提示され、所定の内容が書き込まれて送ら
れてくる申込フォーム5を受け付ける申込受付手段、7
は、前記申込フォーム5に書き込まれた内容に基づいて
消費者の情報を管理する消費者管理手段であり、8は、
前記申込フォーム5に書き込まれた消費者の情報が記憶
された消費者データベースであり、これらは前記サーバ
ーコンピュータ2に備えられている。9a、9b、・・
は、このようなサーバーコンピュータを有する他の不動
産取引会社である。また、10a、10b、10c、・
・は、不動産取引会社から提示されたホームページ3に
より不動産物件の購入申込の受付を行う旨を参照し、購
入申込を行うために前記申込フォーム5を取り込むこと
や、あるいは取り込んだ申込フォーム5に所定情報を書
き込んで送信するクライアントコンピュータである。
【0011】サーバーコンピュータ(webサーバ)2
は、本実施の形態では、例えば、様々なローカルネット
ワークを接続して広域なネットワークが構築されたイン
ターネットに、不動産物件仲介システムシステム1を提
供するものである。このwebサーバ2は、本実施の形
態では、例えば、インターネット上に情報公開手段(ホ
ームページ)3を提示する。
【0012】情報公開手段3は、本実施の形態では、不
動産物件取引会社のホームページ3であり、該不動産物
件取引会社の営業内容の案内や、所在地、営業時間、該
不動産取引会社が仲介する売買住宅情報やマンション情
報、賃貸住宅情報、事業用不動産情報等の物件情報を始
めとする広く消費者に示したい内容からなる。また、こ
の情報公開手段3には、消費者自身が見つけた不動産物
件の購入に関して、消費者自身の個人情報や、見つけた
不動産物件の購入の意思表示を書き込む申込フォームフ
ァイル4が用意され、消費者がホームページ3上で所定
内容の書き込みを行い返信できる。また、情報公開手段
3は、消費者から送信されてくる該不動産取引会社への
意見、要望や感想等を受け付ける窓口でもある。
【0013】さらに、情報公開手段3には、不動産取引
会社から消費者に対して様々なサービス情報が提示され
ており、例えば、不動産購入に関するものとして「購入
ガイド」が提示される。すなわち、不動産物件の価格
と諸費用の説明、ローンの借り入れ、返済プラン等の相
談の受付やその提案を行う「資金計画」ガイド、不動
産に関する用語の説明や、チェック項目等が提示される
「物件の紹介」ガイド、重要事項説明書として契約の
締結後の権利や義務の履行に関する事項や、契約する際
にチェックしなければならない項目等が提示される「重
要事項説明」ガイド、売買契約書がどの様なものか書
式で表示され、不動産売買契約書に署名捺印する場合の
注意事項等が提示される「不動産売買契約」ガイド、
契約時と状況が変わっていないかを「物件状況報告書」
等と現状が一致しているか確認すべき旨が提示される
「最終確認」ガイド、不動産購入に際して残金支払時
の内容や消費者が用意しなければならないものの説明が
提示された「物件のお引き渡し」ガイド等が参照でき
る。
【0014】このように、ホームページ3上に提示され
た「購入ガイド」を参照することにより、消費者は、予
め不動産に関する予備知識を得ることができ、契約時に
必要な書類等を速やかに揃えることができるようにな
る。また、「購入ガイド」以外にも消費者に対し、どの
ようなサービス情報を提示しているかが、購入申込を行
う不動産取引会社を決める際の消費者の選択肢となる。
【0015】申込フォームファイル4は、本実施の形態
では、前述したように消費者自信が見つけた不動産物件
の購入意志があることを伝達するために、必要な情報
(申込データ)を書き込む申込フォーム5が画像形式
(BMP形式)やワープロ形式(html形式)で記憶
されたものである。この申込フォーム5は、前記ホーム
ページ3上に表示され、表示された内容に基づいて消費
者が消費者自身の個人情報と不動産物件の購入の意思表
示を書き込めるようにしたものである。
【0016】図3は、申込フォームファイル4に記憶さ
れた申込フォーム5が画面に表示された場合の説明図で
ある。申込フォーム5は、不動産取引会社の前記ホーム
ページ3を開くことによって画面に表示される。この申
込フォーム5には、消費者自身の個人情報として、消費
者の氏名を入力する「お名前」欄5aと、メールアドレ
スを入力する「E−Mail」欄5bと、電話番号を入
力する「TEL」欄5cと、ファックス番号を入力する
「FAX」欄5dと、住所を入力する「ご住所」欄5e
が設けられ、消費者から不動産取引会社に対し不動産物
件の購入意思表示を始め、購入に際しての質問等の入力
を行うことの出来る「メッセージ入力」欄5fが設けら
れている。また申込フォーム5には、上記消費者の個人
情報を書き込んだ後、当該不動産取引会社にその書き込
み内容を送信するための「申し込み」ボタン5gと、上
記各欄に入力した内容の送信を取りやめる場合の「リセ
ット」ボタン5hが設けられ、クライアントコンピュー
タ10a、10b、・・・の画面に表示される。
【0017】すなわち、消費者が、該申込フォーム5
に、消費者自身の名前やメールアドレス、電話やFAX
番号、住所を入力し、例えば、消費者自身が見つけた不
動産物件の購入意思表示として、「メッセージ入力」欄
5fに「○○区△△町□□番××号に所在する△△マン
ションの601号室を購入したいと思います。つきまし
ては、購入手続きをお願いします。」等を書き込んだ
後、「申し込み」ボタン5gを選択すると、この申込フ
ォーム5が当該クライアントコンピュータ10a、10
b、10c、・・・からインターネット網を介して前記
webサーバー2に送信される。なお、この申込フォー
ム5は、消費者が不動産物件を購入したのち、その不動
産物件に居住した感想やお礼等のメッセージを書き込ん
で不動産取引会社に送信するものであってもよい。
【0018】申込受付手段6は、前記クライアントコン
ピュータ10a、10b、・・・から送信された前記申
込フォーム5を受信して、該申込フォーム5に書き込ま
れた消費者情報を受け付けて、消費者データベース8に
記憶させるものである。消費者管理手段7は、前記消費
者データベース8に記憶された消費者の個人情報や消費
者からのメッセージ内容を管理するものであり、例えば
消費者が不動産物件の購入手続き中の場合、手続きの進
行に基づいてその進行具合の書き換えを行うことができ
る。
【0019】消費者データベース8は、前記webサー
バー2が有するハードディスク等の記憶手段に構築さ
れ、前記申込受付手段6が受け付けた申込フォーム5に
書き込まれた消費者情報が記憶されている。また、例え
ば、不動産物件購入に関する契約の進捗状況等が記憶さ
れ、消費者からの問い合わせがあった場合にも該消費者
データベース8を参照して、担当者如何に関わらず即座
に応答ができるようになる。また、契約時に必要な書類
の準備依頼といった不動産取引会社からのメッセージ返
信に利用される。
【0020】クライアントコンピュータ10a、10
b、・・・は、前記webサーバー2の情報公開手段3
によって提示される不動産取引会社のホームページ3
を、インターネット等のネットワーク網を介して入手す
るものであり、消費者が有する例えばネット通信可能な
パーソナルコンピュータからなる。すなわち、消費者
は、該クライアントコンピュータ10a、10b、・・
・から不動産取引会社のホームページ3を開き、ホーム
ページ3に掲示された申込フォーム5に消費者情報やメ
ッセージ等を書き込んで申込を行う。また、クライアン
トコンピュータ10a、10b、・・・から、ネットワ
ーク上に提示されている様々な不動産物件情報を検索、
参照するためのものである。
【0021】つぎに、本発明のコンピュータを利用する
不動産物件仲介方法について、図4のフローチャートを
参照して説明する。 〔不動産取引会社による不動産物件購入の申込受付を提
示するステップ〕不動産取引会社は、消費者が入手した
不動産物件を購入する際に、購入時の仲介手数料を廉価
にて仲介する購入申込を行っている旨の案内を作成する
(ステップS1)。つぎに、前記申込フォーム5を作成
し(ステップS2)、webサーバー2から当該不動産
取引会社のホームページ3としてインターネット上に提
示する(ステップS3)。
【0022】〔消費者が不動産購入の意思表示を行うス
テップ〕消費者は、クライアントコンピュータ10a、
10b、・・からインターネットに接続し(ステップS
4)、当該不動産取引会社のホームページ3を開く(ス
テップS5)。ホームページ3から不動産取引会社に対
して不動産物件購入の意思表示を行うために申込フォー
ム5を表示する(ステップS5)。そして画面に表示さ
れた申込フォーム5に従って、不動産購入・仲介を希望
する消費者の名前、メールアドレス、電話番号、FAX
番号、住所等の個人情報と「購入したい不動産物件があ
る」という意志表示内容のメッセージからなる消費者情
報を書き込み(ステップS7)、同画面に表示された
「申し込み」ボタン5gを選択入力すると、該申込フォ
ーム5に入力された内容が不動産取引会社のwebサー
バー2に送信される(ステップS8)。
【0023】これを不動産取引会社のwebサーバー2
の申込受付手段6が、当該消費者情報を受信して(ステ
ップS9)、この消費者情報を消費者管理手段7により
消費者データベース8に登録する(ステップS10)。
不動産物件の仲介・購入の申し込みの消費者情報が登録
されると、この不動産取引会社では、その消費者データ
ベース8の登録情報に基づいて、各営業員が、当該不動
産物件の所有者または仲介業者に接触し、その不動産の
購入仲介の契約・決済の書類を整えたり、現地に赴いた
りして、具体的な不動産購入手続きを行う。また、必要
に応じて、当該購入消費者と電話により、あるいは電子
メールにより交渉の具体的詰め作業等を行い、その進捗
状況を消費者管理手段7により、前記消費者データベー
スに登録する(ステップS11)。一方、前記消費者管
理手段6では、仲介作業の進捗状況を常に前記消費者デ
ータベース8において観察し、すなわち、契約・決済等
が無事終了したか否かの判定を行い(ステップS1
2)、契約・決裁と作業が終わらなければ、前記ステッ
プS11の処理に戻り、さらに進捗状況を管理する。不
動産取引において、前記契約・決済作業が終了すると、
前記消費者管理手段7は、前記消費者データーベース8
に進捗完了を伝え、不動産会社は、当該不動産物件を当
該消費者に引き渡す。
【0024】このように、本発明によれば、消費者は、
自らが入手した不動産物件について、このホームページ
3を開設した不動産取引会社に、消費者自らが収集した
不動産物件情報に基づいて、希望する不動産の購入・仲
介だけで済むので、不動産会社は、不動産の広告、宣伝
する労から解放される。すなわち、消費者は、不動産会
社が開設するホームページ3上に提示された申込フォー
ム5に消費者情報を書き込み、不動産取引会社に購入の
意思表示をすれば、その情報に基づき、当該不動産取引
会社は、その不動産物件購入のための仲介(不動産購入
手続きの代行)のみを行えばよい。したがって、これに
より不動産取引会社は、不動産物件を消費者に知らしめ
る不動産物件広告や宣伝を行う必要もなく、また、不動
産物件紹介のために専任の担当者を付けたり、現地に購
入希望者を引き連れて、その不動産物件の説明や案内を
行う必要がなくなる。また、一旦、不動産購入の申込が
なされれば、その後に必要な不動産購入のための住宅ロ
ーン手続き、不動産登記等の将来的に必要な緒手続きに
労力を集中できることから、迅速な処理ができると共
に、そのコスト軽減分を廉価な仲介手数料として消費者
に還元することができる。
【0025】なお、上記実施の形態では、申込フォーム
は、大別して消費者の個人情報を書き込む欄とメッセー
ジを書き込む欄を設けて説明したが、メッセージ欄を不
動産物件の所在地や構造等に分けて消費者が書き込める
ようにしてもよく、不動産物件仲介の申し込みが行える
様式であれば申込フォームの様式は特に限定しない。ま
た、消費者の購入意思表示が行えるものであれば、申込
フォームの使用の有無は特に限定しない。また、上記実
施の形態では、不動産取引会社にwebサーバー2を配
置して説明したが、不動産取引会社の支店や提携契約の
他の不動産取引会社とリンクさせてもよく、不動産物件
仲介システムの構成は特に限定しない。なお、上記実施
の形態では、消費者はパーソナルコンピュータ等のクラ
イアントコンピュータにより不動産購入申込を行うもの
として説明したが、不動産取引会社とネットを介して情
報授受を行えるものであれば携帯電話やPDAでもよ
く、クライアントコンピュータに代わる通信端末は特に
限定しない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンピュ
ータを利用する不動産物件仲介方法によると、不動産取
引会社は、消費者自身が入手した不動産物件の購入申込
を受け付ける内容を所定の申込フォームと共にホームペ
ージとしてインターネット上に提示し、そのホームペー
ジを見た消費者が、独自に探して見学確認を行った不動
産物件を購入したいという意思表示(仲介依頼)を所定
の申込フォームに書き込み、消費者側のクライアントコ
ンピュータから不動産取引会社のサーバーコンピュータ
に送信することで依頼するようにしたため、不動産取引
会社は、多額の費用を掛けて広告・宣伝を行う必要がな
くなるとともに、消費者毎あるいは不動産物件毎に専属
の担当者を付ける必要や案内や説明を行う必要がなくな
ることから、広告宣伝費や人件費等の多大なコストを軽
減できる。また、不動産取引会社は、契約に至るまでに
特に多大なコストが掛かっていた広告宣伝費や人件費等
を軽減できることから、消費者に軽減できた経費分を仲
介手数料の割引(例えば、従来の3%から1.5%にす
る)により還元することができ、消費者にとっても大き
な利益を得られるといった利点がある。
【0027】さらに、本発明のコンピュータを利用する
不動産物件仲介方法によると、予め消費者自身が不動産
物件を探し、その不動産物件の購入申込を行うようにし
たため、不動産取引会社は、積極的な営業活動として電
話やダイレクトメールによる勧誘を行う必要がなくな
り、また消費者もこのような勧誘に応対する必要がなく
なり、従来のような勧誘の煩わしさを回避することがで
きるようになる。また、消費者が、サービスのよい不動
産取引会社を選択できるといった従来にない新たな不動
産物件仲介方法が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る不動産物件仲介方
法の概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る不動産物件仲介方
法の概略構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る不動産物件仲介方
法による申込フォームの説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る不動産物件仲介方
法の様子を示したフローチャートである。
【図5】従来の不動産物件仲介方法の概略を示す概念図
である。
【図6】従来の不動産仲介方法を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
A・・不動産取引会社が購入の申し込みを受け付ける旨
を提示するステップ B・・不動産取引会社に購入の意思表示の申し込みを行
うステップ。 1・・不動産物件仲介システム 2・・サーバーコンピュータ(webサーバー) 3・・情報公開手段(ホームページ) 4・・申込フォームファイル 5・・申込フォーム(様式) 6・・申込受付手段 7・・消費者管理手段 8・・消費者データーベース 9a、9b、・・他の不動産取引会社 10a、10b、10c、・・クライアントコンピュー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネット上のサーバーコンピュータ
    とクライアントコンピュータとからなり、当該ネット上
    に開設されたホームページにおいて、消費者の保有する
    情報に基づいて不動産の購入の申し込みを受け付ける旨
    を提示をするステップと、消費者の手持ちの不動産物件
    情報に基づいて、その不動産物件の購入の意思表示の書
    き込みのステップと、からなることを特徴とするコンピ
    ュータを利用する不動産物件仲介方法。
  2. 【請求項2】 前記不動産の購入の申し込みを受け付け
    る旨を提示をするステップは、不動産物件の購入の意思
    表示を受け付けるための所定の申込フォーム(様式)を
    提示することを特徴とする前記請求項1に記載のコンピ
    ュータを利用する不動産物件仲介方法。
  3. 【請求項3】 前記不動産物件の購入の意思表示の書き
    込みステップは、クライアントコンピュータに表示され
    た前記所定の申込フォーム(様式)に書き込まれてサー
    バーコンピュータに送信されることを特徴とする前記請
    求項1または前記請求項2に記載のコンピュータを利用
    する不動産物件仲介方法。
JP2001210295A 2001-07-11 2001-07-11 コンピュータを利用する不動産物件仲介方法 Pending JP2003030301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210295A JP2003030301A (ja) 2001-07-11 2001-07-11 コンピュータを利用する不動産物件仲介方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210295A JP2003030301A (ja) 2001-07-11 2001-07-11 コンピュータを利用する不動産物件仲介方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003030301A true JP2003030301A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19045790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001210295A Pending JP2003030301A (ja) 2001-07-11 2001-07-11 コンピュータを利用する不動産物件仲介方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003030301A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7687602B2 (en) 2003-08-04 2010-03-30 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Deproteinized natural rubber, its composition and use thereof
JP2020532817A (ja) * 2017-09-05 2020-11-12 シェルターズーム コーポレイション ブロックチェーン式不動産販売および賃貸システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7687602B2 (en) 2003-08-04 2010-03-30 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Deproteinized natural rubber, its composition and use thereof
JP2020532817A (ja) * 2017-09-05 2020-11-12 シェルターズーム コーポレイション ブロックチェーン式不動産販売および賃貸システム
JP7282093B2 (ja) 2017-09-05 2023-05-26 シェルターズーム コーポレイション ブロックチェーン式不動産販売および賃貸システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7254559B2 (en) System and method for collection, distribution, and use of information in connection with commercial real estate
US7831470B1 (en) Method and apparatus for facilitating electronic commerce through providing cross-benefits during a transaction
US7076452B2 (en) System and method for collection, distribution, and use of information in connection with commercial real estate
US8290821B2 (en) Service method and apparatus for providing online integrated shopping mall
Crowston et al. Real estate war in cyberspace: an emerging electronic market?
US20060265289A1 (en) Community-based method and system for the sale of goods and services
CN101208716A (zh) 动态、实时环境下的数字商品投放的方法
US20110196760A1 (en) Online Marketplace for Bartering and Trading Used and Surplus Items
US20020083016A1 (en) System and method for enabling transactions over a network using multiple channels
KR100383416B1 (ko) 온라인 상에서 사전 담보 대출 승인 및 대출재판매(경매방식) 서비스 장치 및 방법
JP2003030438A (ja) 電子商取引システムにおける融資申請処理方法
WO1999066438A1 (en) Method and apparatus for facilitating electronic commerce through providing cross-benefits during a transaction
JP2002092328A (ja) 株式売買システム及び株式売買方法
KR20200019311A (ko) 부동산 물건 공유를 이용한 인터넷 부동산중개방법
US20080052095A1 (en) System and method for facilitating a low cost real estate transaction using a Multiple Listing Service (MLS)
US20030061161A1 (en) Business method for facilitating offsetting payables against receivables
AU2020104244A4 (en) A Research Method and System for Buying Real Property
KR20000059165A (ko) 온라인과 오프라인 방식을 병행한 부동산 및 부대 서비스거래 시스템 및 그 방법
JP2003030301A (ja) コンピュータを利用する不動産物件仲介方法
JP2001306805A (ja) 法定の抵当権設定可能な担保対象物を担保として金銭を融資する方法、自動車に抵当権を設定して金銭を融資する方法、自動車に抵当権を設定して金銭を融資するシステム、自動車を担保に金銭を融資処理するプログラムが格納されたプログラム製品、中古車販売支援システム
KR20190091407A (ko) 릴레이식 정보전달을 통한 전자상거래 운영시스템
KR20010093572A (ko) 인터넷에서의 보험 구매 방법 및 그 장치
US20060218050A1 (en) Method and apparatus for facilitating electronic commerce through providing cross-benefits during a transaction
JP2004070480A (ja) インセンティブ提供システム、インセンティブ提供方法及びそのプログラム
KR20010000370A (ko) 온라인 금융상품 판매서버 및 그 방법