JP2004070480A - インセンティブ提供システム、インセンティブ提供方法及びそのプログラム - Google Patents

インセンティブ提供システム、インセンティブ提供方法及びそのプログラム Download PDF

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Yasuhiro Shimokawara
下河原 康弘
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NEC Fielding Ltd
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Abstract

【課題】インターネットのWeb上で商品情報を公開して商品の販売を行う場合の販売促進の手段を提供する。
【解決手段】本発明は商品の販売を行う登録会社の持つ商品の宣伝/広告を引き受け、WEB上でその商品情報の公開をする宣伝代行会社があって、その宣伝代行会社の有するWEBにて会員登録した顧客が、WEBを通して登録会社の商品情報をアクセスして商品の購入を行うに際し、登録会社が顧客にインセンティブを支払うことにより顧客の確保を図るものである。会員には更に新規顧客を紹介してもらい、その顧客が新規で会員登録されると、この新規会員の商品購入時には両会員(新規会員・紹介会員)にインセンティブが支払われ、更なる顧客の拡大が出来るというものである。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客に対しインターネット上で商品を販売する企業の商品情報を代行して公開し顧客からの注文を販売企業に代行して受け付けるとともに、顧客が購入する商品にインセンティブを付与するインセンティブ提供システム、インセンティブ提供方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネット上のWEBサーバで公開された商品情報をアクセスして商品の購入を行うことはごく日常的なものになりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、個人情報の漏洩を防ぐ手段の発達は、これに反して手薄であり誰もが危機感を抱いている。そこで、本発明は、商品を販売する企業から商品情報の提供を受け、これをWEB上で公開して商品の宣伝や広告を行う代行会社が顧客との仲介に入ることで、誰もが安心してWEBにより取引を行える場所を提供するものである。
【0004】
さらに、インターネット上でも多くの商品販売会社が存在し、お互いの競争が激しく、商品販売における他社との差別化が必要となっている。
【0005】
そのため、本発明では、顧客の個人情報を登録する会員制度を設け、商品を購入した顧客が会員の場合、その商品に付随する種々のインセンティブ条件を提示し顧客が選択したインセンティブ条件に基づき、当該顧客と顧客を会員として紹介した紹介者会員とにインセンティブの還元を行う内容も含むインセンティブ提供システム、インセンティブ提供方法及びそのプログラムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のインセンティブ提供システムは、会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータとネットワークで接続し販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、を備え、
前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータからの会員の登録を受け付け会員となった顧客の個人情報と会員の登録において該会員を紹介した紹介者会員情報と、前記商品情報と商品購入時に会員と紹介者会員とに還元されるインセンティブ情報と、を有して前記第1のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報とを送信し、
前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報とから会員によって選択された購入商品の前記商品情報と当該商品の前記インセンティブ情報とを前記第2のコンピュータに送信し、
前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信した前記購入商品の前記インセンティブ情報をもとに、会員と紹介者会員とにインセンティブの還元を行うことを備える。
【0007】
本発明の第2のインセンティブ提供システムは、会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータとネットワークで接続し販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、を備え、
前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータからの会員の登録を受け付け会員となった顧客の個人情報と会員の登録において該会員を紹介した紹介者会員情報と、前記商品情報と当該商品購入時の顧客に還元されるインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する場合のインセンティブ発生条件と紹介者会員へのインセンティブ条件とを含むインセンティブ情報と、を有し、前記第1のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報とを送信し、
前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報から会員によって選択された購入商品と、前記購入商品の前記インセンティブ情報におけるインセンティブ条件とインセンティブ発生条件と紹介者会員情報とを前記第2のコンピュータに送信し、
前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信したインセンティブ発生条件の適用の可否を前記顧客の個人情報を含む情報によって確認し、適用の確認が取れると前記購入商品の発注と、前記会員と前記紹介者会員とにインセンティブ条件に基づきインセンティブの還元を行うことを備える。
【0008】
本発明の第3のインセンティブ提供システムは、第2の発明において、前記第1のコンピュータは、会員によって購入される商品の商品情報と、当該商品情報に付随する該商品を購入する会員に還元される0個以上のインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する場合のインセンティブ発生条件と紹介者会員へ還元されるインセンティブ条件とを含むインセンティブ情報と、から選択された条件を第2のコンピュータに送信することを備える。
【0009】
本発明の第4のインセンティブ提供システムは、第2の発明において、前記インセンティブ条件は、現金にてキャッシュバックする、キャッシュバックした現金を貯蓄する、付与したポイントを貯蓄する条件を含み、
前記第2のコンピュータは、会員と紹介者会員について貯蓄された現金とポイント数を管理することを備える。
【0010】
本発明の第5のインセンティブ提供システムは、会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、前記第2のコンピュータに前記商品情報の登録を行う第3のコンピュータと、前記第1のコンピュータと、前記第2のコンピュータと、前記第3のコンピュータとを通信で接続するネットワークと、を備え、
前記第1のコンピュータは、前記商品の商品情報と、商品購入時に顧客に還元される内容を記述したインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する条件を記述したインセンティブ発生条件とを含むインセンティブ情報と、を前記第2のコンピュータにアクセスして取り出し、商品の購入指示と該商品の持つインセンティブ情報から選択された前記インセンティブ条件と前記インセンティブ発生条件とを前記第2のコンピュータに送信し、
前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信した顧客の個人情報と、前記第3のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報と、をそれぞれデータベースに登録するとともに、前記第1のコンピュータからのアクセスを受け、前記商品情報と前記インセンティブ情報とを前記第1のコンピュータに送信し、前記第1のコンピュータからの前記商品の購入指示と前記インセンティブ条件と前記インセンティブ発生条件とを受け付けると、前記インセンティブ発生条件をもとに前記インセンティブ条件の適用可否を検査し、適用が確認されると商品の発注指示を前記第3のコンピュータに送信し、
前記第3のコンピュータは、前記第2のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報を登録し、商品の発注指示を前記第2のコンピュータから受け付けることを備える。
【0011】
本発明の第1のインセンティブ提供方法は、第1のコンピュータによって第2のコンピュータに個人情報をネットワークによって送信して前記第1のコンピュータを使用する顧客の会員登録と当該顧客を紹介した紹介者会員の登録を行う第1のステップと
前記第2のコンピュータが、前記第1のコンピュータからの要求に従い販売する商品の商品情報と当該商品に付随し、会員と紹介者会員へのインセンティブの還元をするためのインセンティブ情報とをネットワークによって送信する第2のステップと、
前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報とから会員によって選択された購入商品の商品情報とインセンティブ情報とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信して商品の発注を行う第3のステップと、
前記第2のコンピュータは、前記第3のステップで送信された商品の発注を行うとともに受信した前記インセンティブ情報に基づき会員と紹介者会員とにインセンティブの還元を行う第4のステップと、
を備える。
【0012】
本発明の第2のインセンティブ提供方法は、商品の販売を行う登録会社の第3のコンピュータから商品の広告/宣伝情報を含む商品情報と当該商品を購入した顧客に還元する0以上のインセンティブ条件を含むインセンティブ情報とを第2のコンピュータへネットワークによって送信して登録する第1のステップと、
前記宣伝代行会社への顧客の会員登録のため、第3のコンピュータから前記第2のコンピュータへ、前記顧客の個人情報と紹介した会員の会員番号とを前記ネットワークによって送信して前記第2のコンピュータに登録を行う第2のステップと、
第1のコンピュータから前記第2のコンピュータの前記商品情報と前記インセンティブ情報をアクセスして取り出し、会員によって選択された購入商品の注文とその商品のインセンティブ情報から選択されたインセンティブ条件とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信する第3のステップと、
前記第2のコンピュータは、前記注文された商品の発注を前記第3のコンピュータに行うとともに、会員と紹介した会員とに対し受信したインセンティブ条件に従いインセンティブの還元を行う第4のステップと、
を備える。
【0013】
本発明の第1のプログラムは、コンピュータに、
商品の販売を行う登録会社の第3のコンピュータから商品の広告/宣伝情報を含む商品情報と当該商品を購入した顧客に還元する0以上のインセンティブ条件を含むインセンティブ情報とを第2のコンピュータへネットワークによって送信して登録する第1のステップと、
前記宣伝代行会社への顧客の会員登録のため、第3のコンピュータから前記第2のコンピュータへ、前記顧客の個人情報と紹介した会員の会員番号とを前記ネットワークによって送信して前記第2のコンピュータに登録を行う第2のステップと、
第1のコンピュータから前記第2のコンピュータの前記商品情報と前記インセンティブ情報をアクセスして取り出し、会員によって選択された購入商品の注文とその商品のインセンティブ情報から選択されたインセンティブ条件とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信する第3のステップと、
前記第2のコンピュータは、前記注文された商品の発注をネットワークによって前記第3のコンピュータに行うとともに、会員と紹介した会員とに対し受信したインセンティブ条件に従いインセンティブの還元を行う第4のステップと、
を実行させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
本発明は図1の全体の構成図に示す通り、商品の販売を行う登録会社20の有するPC端末201と、登録会社20から委託を受けてインターネット上で商品の宣伝/広告を行う宣伝代行会社30の有する処理装置301と、宣伝代行会社30の公開する商品情報を参照して商品の購入を行う顧客40の有するPC端末401または携帯電話等の携帯端末402と、により構成されており、インターネット100を含むネットワークによって接続されている。
【0016】
PC端末201、処理装置301、PC端末401、携帯端末402は、コンピュータである。尚、以降、PC端末401または携帯端末402を併せて顧客端末400と称する。
【0017】
以降、図4の全体の構成図の流れを参照して説明する。
【0018】
宣伝代行会社30の登録会社20の募集案内に応じ、登録会社20は、インターネット接続環境の整ったPC端末201を用いて宣伝代行会社30の処理装置301に接続し、図6に例示する処理装置301のWEB上のホームページの企業登録画面イメージを使用して、登録会社20の企業名や商品の広告情報や商品情報等を処理装置301に接続されたデータベースに登録する。
【0019】
次に、顧客40は、インターネット100と接続可能なPC端末401、または携帯端末402である顧客端末400を使用して宣伝代行会社30に接続し、宣伝代行会社のホームページの商品情報にアクセスし、商品資料の請求や商品の購入等を行う。 宣伝代行会社30の会員となるために個人情報の登録を希望する顧客40は、顧客端末400を用い、インターネット100を介して宣伝代行会社30の処理装置301のデータベースに個人情報を登録する。顧客40は、宣伝代行会社30に個人情報の登録を行うことにより、宣伝代行会社30の会員となることができ、宣伝代行会社30を通して登録会社20の提供する商品購入時のインセンティブを得られる権利が発生する。ここで得られるインセンティブは、登録会社20が予め宣伝代行会社30に登録した個々の商品情報に設定されたインセンティブ情報に基づくものである。
【0020】
また、図7に例示する顧客登録画面イメージは、新規に宣伝代行会社30の会員となる顧客40や既に会員となっている顧客40から、個人情報の新規登録や登録されている個人情報の更新を行うためのものである。新規顧客40においては、宣伝代行会社30の会員制度を紹介した紹介者会員の会員番号を入力する項目があり、既に会員である紹介者会員においては、紹介した新規会員の会員番号を入力する項目があり、それぞれ該当する会員番号を入力することにより、登録会社20が登録したインセンティブ情報により、顧客40にはインセンティブを受けられる権利が発生する。
【0021】
新規に会員となる場合には、顧客名を含む顧客40の個人情報や購入した商品の代金を登録会社20に振り込むための顧客40の持つ金融機関の口座情報等も登録することができる。また、宣伝代行会社30は、顧客40が図7の顧客登録画面イメージを使用して登録した顧客40の個人情報を含む内容を、顧客メニューDB303に格納している。
【0022】
次に、宣伝代行会社30について説明する。宣伝代行会社30は、登録会社20の販売する商品の宣伝/広告情報をWEB上で公開することによって登録会社20の商品の販売業務を代行し、顧客40と登録会社20との仲介をする役目をするものである。
【0023】
宣伝代行会社30は、インターネット接続機能を有する処理装置301でインターネット100に接続し、WEBサーバ機能によって企業メニューDB303に登録会社20が登録した情報を顧客40に公開する。ここで、公開される情報には、登録会社20が登録した図6の企業登録画面イメージで例示する商品情報等の内容を含んでいる。
【0024】
顧客40はインターネット100を介し宣伝代行会社30から商品情報等を取り出して参照し、顧客端末400から商品の購入の要求や商品資料の請求を行うが、この際、顧客40が宣伝代行会社30の会員であれば、商品購入時に登録会社20が図6の企業登録画面イメージのインセンティブ設定で顧客40が購入しようとする商品に設定したインセンティブ情報から選択したインセンティブ条件を得られる権利が発生する。
【0025】
顧客40は宣伝代行会社30の会員となるために顧客40の個人情報の登録が必要である。個人情報として顧客40が登録しても構わないと判断した情報を登録することができる。個人情報として、例えば顧客40の氏名、住所、電話番号等の会員となるための登録が必須の情報以外に、オプション情報として例えば年齢、性別、職種、趣味等も登録することができ、このようなオプション情報を登録した場合、インセンティブを受けられる範囲が拡大することになる。
【0026】
また、顧客40が宣伝代行会社30の会員でない場合でも、登録会社20がインセンティブ設定で登録した内容によってはインセンティブを受けられる権利が発生する。また、宣伝代行会社30の役目はあくまで登録会社20と顧客40との仲介であり、顧客40からのパスワードの入力、指紋の入力等によって顧客40の認証を行い、許可しない顧客40からのアクセスに対してガードをすることで個人情報の漏洩を防いでいる。
【0027】
ここで本発明において例示するインセンティブ情報の内容は以下のようであるが、これに限定されるものではない。
1.現金によるインセンティブ条件
・一括支払い型顧客40が商品を購入すると、現金にてキャッシュバックするもので、各商品ごとに設定できる。
【0028】
・貯蓄型を選択した顧客40が商品を購入すると、キャッシュバックされた現金が蓄積され、顧客40の要望により自由に顧客に還元させることができる。
【0029】
(例)期間などで、例えば1年間は蓄積を続ける等の設定する。
2.購入商品の割引型のインセンティブ条件
・購入した商品の価格に直接還元させる場合の例えば5%等の割引き率を設定する。
3.ポイント貯蓄型のインセンティブ条件
・ポイントを貯めていく方式で、蓄積されたポイント数ごとに設定された商品と交換する場合の商品を設定する。複数の登録会社20が共同し共通のポイントを設定することもできる。
4.紹介者会員に対するインセンティブ条件の設定
・会員を紹介した場合、紹介された会員が商品を購入するごとにインセンティブを紹介者会員に支払う場合の設定であり、現金やポイントが紹介者会員に付与される。
5.インセンティブ発生条件
・登録会社が商品購入者に対して、インセンティブを支払う場合の条件を設定する。
【0030】
(例1)インセンティブの対象を購入する商品の商品情報に含まれるアンケートに回答した場合に限定するなど。もちろん、条件無しの設定も可能。
【0031】
(例2)インセンティブの対象を会員に限定。
【0032】
(例3)20代の女性に限定。
【0033】
(例4)コンピュータ会社の勤務者に限定。
【0034】
例3、例4の場合は会員登録時の個人情報に性別、年齢、勤務先を登録している顧客40がインセンティブを得られる対象となる。
【0035】
登録会社20は、以上に掲げた内容を登録することにより、宣伝代行会社30に宣伝・販売を委託する。宣伝代行会社30は、会員である顧客40の受け取ったインセンティブに関し、貯蓄型で蓄積した現金やポイント貯蓄型のポイント数の出入りを会員ごとに顧客メニューDB303上で管理する。
【0036】
但し、宣伝代行会社30の処理装置301は、ねずみ講やマルチ商法と区別を行い、第一紹介者までをインセンティブの対象とし、子、孫の紹介者には一切インセンティブは発生しないようにしている。また、複数の紹介者会員がいてもそのうちの一人を選択して登録するようになっていて一人の会員が複数の紹介者を持つことはできないようにしている。さらに、二人の会員が互いに相手を紹介者会員とすることもできないようにしている。
【0037】
次に、本発明の実施の形態の動作について図2、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0038】
まず、商品の宣伝代行を希望する登録会社20は、PC端末201を用い、インターネット100を介し、宣伝代行会社30の処理装置301のWEB情報をアクセスし、企業情報、商品情報等の登録依頼を出す(ステップ101)。
【0039】
処理装置301によってこの登録の依頼が受け付けられると、図6に例示する企業登録画面イメージに従って企業名や販売する商品の広告情報、商品情報、インセンティブ情報の登録を行う(ステップ102)。登録会社20から登録をする商品が複数ある場合は、それぞれの商品についての商品情報や宣伝/広告情報やインセンティブ情報を登録することができる。複数の商品に共通したインセンティブ情報を与えることも可能であるし、インセンティブ情報を持たない商品もある。
【0040】
インセンティブ情報は、個々の商品情報に定義することができ、0以上のインセンティブ条件と個々のインセンティブ条件の持つインセンティブ発生条件と紹介者会員に与えるインセンティブ条件とからなっている。紹介者会員のインセンティブ条件も0以上あって構わない。
【0041】
インセンティブ条件とは、商品を購入すると、例えば金額1000円の現金のキャッシュバックを行ったり、ポイント貯蓄型での、例えば100ポイントの付与を行ったりすることである。
【0042】
インセンティブ発生条件とは、例えば、商品購入時にアンケートを記入したり、どのような個人情報を有する顧客40にインセンティブを与えるかの等の条件である。
【0043】
登録会社20から登録された情報は、処理装置301に接続された企業メニューDB303に格納される。処理装置301は、この登録が終了すると、PC端末201に対して登録完了を通知する(ステップ103)。以降、顧客40からインターネット100を介して宣伝代行会社30の処理装置301にアクセスし、WEB上の登録会社20の登録した情報の参照が可能となる。
【0044】
顧客40(ここでは、顧客A、顧客B、顧客Cの3名を想定するが)は、インターネット100を介して顧客端末400を用いて宣伝代行会社30にアクセスし(ステップ104)、登録会社20の登録した商品情報を閲覧し(ステップ105)、閲覧した商品情報から必要な商品の資料請求をすることが出来る(ステップ106)。
【0045】
顧客40が顧客端末400を用いて商品資料を請求した場合、宣伝代行会社30の処理装置301は、登録会社20のPC端末201に対して顧客40の請求した資料を要求する(ステップ107)。
【0046】
PC端末201は資料の要求の通知を受けると、資料を電子メールや宅配便で送付する(ステップ108)。この際、資料の送付ルートとして、“登録会社20→顧客40(顧客A、顧客B)”のルートと、“登録会社20→宣伝代行会社30→顧客40(顧客A、顧客B)”のルートの2通りのルートがあり、顧客40が指定したルートに従って送付される。このルートの選択は、顧客40が個人情報を宣伝代行会社30に登録するとき、もしくは商品の資料請求時に行うことができるようになっている。
【0047】
次に、顧客40からの会員登録や商品購入時の処理手順を顧客A、顧客Bと、顧客Bの紹介者である顧客Cを使用して説明する。まずは、会員登録を希望する顧客Bについて説明する。
【0048】
顧客Bはインターネット100を介し顧客端末400から宣伝代行会社30の処理装置301に個人情報を登録することにより会員となる。ここで顧客Bが登録した個人情報は、処理装置301に接続された顧客メニューDB302に格納される。この会員登録時には自分が既に会員である他の現会員に紹介されて会員登録を行うのか、紹介者なしで会員登録を行うかを指定できるようになっている。
【0049】
紹介者がいる場合には、図4の顧客登録画面イメージに例示するように、紹介者会員である顧客Cの会員番号を「紹介者会員の会員番号入力欄」に入力し送信する(ステップ113)。この場合、宣伝代行会社30は紹介による会員登録としてこの登録要求が受理される(ステップ115)。
【0050】
また、紹介者がいない場合は、「紹介者会員の会員番号入力欄」には入力を行わずに送信するため、処理装置301では、この登録要求は、紹介者なしの会員登録として受理される(ステップ114)。
【0051】
宣伝代行会社30の処理装置301は、顧客Bから受信した個人情報について、顧客メニューDB302への登録を完了すると、続いて顧客Bの会員番号とパスワードを発行し、顧客Bの顧客端末400に生成した会員番号を電子メールで送信または郵送する(ステップ116)。
【0052】
紹介者会員による登録の場合、顧客Bは紹介者の顧客Cに対して、登録会社20から発行された会員番号を電子メール等で送信する(ステップ117)。顧客Cは、顧客Bから顧客Bの会員番号を受信すると、顧客端末400を用いて図7の顧客登録画面イメージに例示する「紹介した新規会員の会員番号入力欄」に顧客Bの会員番号を入力し処理装置301に送信し、顧客Cの個人情報を変更する(ステップ118)。
【0053】
処理装置301は顧客メニューDB302の顧客Cについての個人情報を受信した内容で更新する。続いて、処理装置301は、顧客B及び紹介者である顧客Cの両者に紹介承認を通知する(ステップ119)。以上が顧客Bの会員登録に伴う手順の説明である。この手順が完了すると、顧客Bが商品を購入した場合、顧客Cもそのインセンティブを受けることができるようになる。
【0054】
次に、顧客40による商品購入の手順を説明する。
【0055】
まず、会員として登録された顧客Bの場合であるが、宣伝代行会社30がインターネット100で登録会社20の処理装置301に顧客端末400を用いて接続すると、会員番号とパスワードの入力が求められる。顧客Bは会員番号とパスワードを入力すると、処理装置301は顧客メニューDB302の登録情報と照合し、両者が一致すると会員として認証が行われる。顧客Bは続いて商品情報を検索し、購入する商品を選択する(ステップ120)。この時、商品ごとにインセンティブ情報が割り当てられており、処理装置301は、商品情報とともにインセンティブ情報を顧客Bの端末に送信する(ステップ121)。
【0056】
インセンティブ情報には、前述したように購入商品の価格の割引率の指定、購入商品に付与されたポイント数等のインセンティブ条件が0以上設定されており、顧客Bは購入する商品の持つインセンティブ情報から最適な条件を選択する(ステップ122)。
【0057】
宣伝代行会社30の処理装置301は、顧客Bが選択した商品情報とそのインセンティブ条件とそれに付随するインセンティブ発生条件と紹介者に与えるインセンティブ条件とを受け取ると(ステップ122)、例えばインセンティブ発生条件に会員でアンケート記入が必要の条件の場合、アンケートの記入が行われているかをチェックしたり、発生条件が20代の女性の場合には顧客Bの個人情報を個人メニューDB302を参照してチェックし適合しているかをチェックする。適合している場合にはインターネット100を介して登録会社20のPC端末201に顧客Bから受け取った情報と適合承認を通知する(ステップ123)。尚、紹介者会員を持たない会員については、当然ながら紹介者へのインセンティブの適用は行われない。
【0058】
登録会社20は適合承認通知を受けると、了承した旨の適合了承を処理装置301に応答する(ステップ124)。処理装置301はこれを受け、顧客Bの顧客端末400に対して適合承認通知をする(ステップ125)。
【0059】
もし処理装置301のインセンティブ発生条件のチェックで適合されていない場合は、インセンティブ発生条件が適合しない旨の通知が顧客端末400に通知されるので、顧客40は他のインセンティブ条件を選択するかインセンティブ条件なして購入を行うか等を選択することになる。
【0060】
以降、図5を参照して商品の納入の流れを説明する。顧客Bはここでインターネット100を介し顧客端末400から処理装置301に商品の購入依頼を送信する(ステップ126)。これを受けた処理装置301は、登録会社20のPC端末201に発注をかける(ステップ127)。同時に処理装置301は、インセンティブ条件が蓄積型の場合、顧客Bと紹介者の顧客Cのこれまでに蓄積された金額やポイント数の加算を行うとともに、顧客B及び顧客Cの顧客端末400に対してインセンティブ還元の通知を行う(ステップ128)。この時、還元される金額やポイント数、また貯蓄型の場合はこれまでに蓄積された金額やポイント数も通知される。
【0061】
登録会社20は顧客Bからの商品の発注を受けると当該する商品を顧客Bに納品する(ステップ129)。納品に際しては、先ほど述べたように顧客40の希望により“登録会社20→顧客B”“登録会社20→宣伝代行会社30→顧客B”の2通りのルートから選択されたルートに従い送付される。顧客Bが購入した商品の代金は、顧客Bが会員登録時に申請した顧客Bの口座から顧客Bの選定したインセンティブ条件に従い補正が行われ、処理装置301によって精算金額が決定されて金融機関に通知され、登録会社20への振り込みが自動的に行われる。
【0062】
以上が顧客Bによる商品購入手続きの手順である。
【0063】
次に宣伝代行会社30の会員登録をしていない顧客Aが商品を購入する場合について説明する。顧客Aは、宣伝代行会社30がインターネット100で登録会社20の処理装置301に顧客端末400を用いて接続すると、会員番号とパスワードの入力が求められる。顧客Aは会員ではないので、何も入力をせずに処理装置301に応答する。処理装置301では、会員番号の入力が無いので会員ではない顧客40と判断する。顧客Aは続いて商品情報を参照して購入する商品の選択をする(ステップ130)。この時、処理装置301は、顧客Aの顧客端末400に対して商品情報とともにその商品の持つインセンティブ情報も併せて送信する(ステップ131)。ここで、顧客Aは、顧客端末400を用いてインセンティブ情報を確認する。顧客Aが購入しようとした商品のインセンティブ条件をチェックすると(ステップ132)、購入したい商品があり、そのインセンティブ条件に会員でなくても適用されるものがあり(ステップ133)、希望する条件を満足する商品があると、インターネット100を介し顧客端末400を用いて処理装置301に購入を希望する商品の商品情報と選択したインセンティブ条件とを通知する(ステップ134)。処理装置301は、指定されたインセンティブ条件が会員でない場合にも適用されるものか否かを確認し、適用されるものであれば、登録会社20のPC端末201に適合承認通知を送信する(ステップ135)。登録会社20は適合承認通知を受けると、了承した旨の適合了承を処理装置301に応答する(ステップ136)。処理装置301はこれを受け、顧客Aの顧客端末400に対して適合承認通知をする(ステップ137)。
【0064】
顧客Aは顧客端末400を用いて処理装置301に購入依頼をする(ステップ138)。処理装置301は、登録会社20のPC端末201に発注をかけるとともに(ステップ139)、顧客Aの顧客端末400に対して インセンティブ還元の通知を行う(ステップ140)。登録会社20は商品を顧客Aに納品する(ステップ141)。
【0065】
納品に際して、先ほど述べたように顧客40の希望により“登録会社20→顧客A”“登録会社20→宣伝代行会社30→顧客A”の2通りのルートから選択されたルートで送付される。以上が購入手続きの手順である。
【0066】
次に先に戻り、顧客Aが購入しようとした商品のインセンティブ条件をチェックすると(ステップ132)、会員指定ありの場合(ステップ142)、顧客Aは会員でない為にインセンティブ条件を満たすことが出来ない。このため、通常購入(インセンティブ無し)を選択し(ステップ143)、宣伝代行会社30に通知する。
【0067】
宣伝代行会社30は処理装置301を用い登録会社20のPC端末201に対して通常購入通知をし(ステップ144)、登録会社20は条件を照合し、条件に見合っていればPC端末201を用いインターネット100を介し処理装置301に了承を通知する(ステップ145)。ここで、処理装置301は、登録会社20のPC端末201に対し発注を行い(ステップ146)、登録会社20は商品を顧客Aに納品する(ステップ147)。納品に際して、先ほど述べたように顧客Aの希望により“登録会社→顧客A”“登録会社→宣伝代行会社30→顧客A”の2通りから選択されたルートで送付される。
【0068】
尚、顧客Aは、会員でないため、商品の購入時に商品の送付先を宣伝代行会社30に通知するとともに、商品の受け取り時に代金の支払いを行うことになる。
【0069】
【発明の効果】
第一の効果は、インセンティブによる顧客の拡大である。企業側は宣伝費の一部を、このようなインセンティブとして顧客へ還元することにより、効果的な拡販を計ることが出来る。また、顧客が顧客を広げることで一層拍車をかける効果を得られるものである。
【0070】
第二の効果は、インセンティブ対象条件の項目でアンケートを条件にすることにより、条件を満たした顧客の個人情報などが、得られるということである。
【0071】
第三の効果は、顧客側の立場に立った個人情報の漏洩の心配がなくなるということである。通常のWEB購入を、宣伝代行会社が仲介することにより安全が守られる。
【0072】
第四の効果は、顧客自身が利益を得られるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施の携帯の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の構成要素間の情報の流れを説明する模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の商品の流れを説明する模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の登録会社の商品情報や提供するインセンティブ情報の登録画面の説明図である。
【図7】本発明の実施の形態の顧客の個人情報や紹介者の会員番号の登録画面の説明図である。
【符号の説明】
20  登録会社
201  PC端末
30  宣伝代行会社
301  処理装置
302  顧客メニューDB
303  企業メニューDB
40  顧客
400  顧客端末
401  PC端末
402  携帯端末
100  インターネット

Claims (8)

  1. 会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータとネットワークで接続し販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、を備え、
    前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータからの会員の登録を受け付け会員となった顧客の個人情報と会員の登録において該会員を紹介した紹介者会員情報と、前記商品情報と商品購入時に会員と紹介者会員とに還元されるインセンティブ情報と、を有して前記第1のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報とを送信し、
    前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報とから会員によって選択された購入商品の前記商品情報と当該商品の前記インセンティブ情報とを前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信した前記購入商品の前記インセンティブ情報をもとに、会員と紹介者会員とにインセンティブの還元を行うことを特徴とするインセンティブ提供システム。
  2. 会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータとネットワークで接続し販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、を備え、
    前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータからの会員の登録を受け付け会員となった顧客の個人情報と会員の登録において該会員を紹介した紹介者会員情報と、前記商品情報と当該商品購入時の顧客に還元されるインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する場合のインセンティブ発生条件と紹介者会員へのインセンティブ条件とを含むインセンティブ情報と、を有し、前記第1のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報とを送信し、
    前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報から会員によって選択された購入商品と、前記購入商品の前記インセンティブ情報におけるインセンティブ条件とインセンティブ発生条件と紹介者会員情報とを前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信したインセンティブ発生条件の適用の可否を前記顧客の個人情報を含む情報によって確認し、適用の確認が取れると前記購入商品の発注と、前記会員と前記紹介者会員とにインセンティブ条件に基づきインセンティブの還元を行うことを特徴とするインセンティブ提供システム。
  3. 請求項2において、前記第1のコンピュータは、会員によって購入される商品の商品情報と、当該商品情報に付随する該商品を購入する会員に還元される0個以上のインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する場合のインセンティブ発生条件と紹介者会員へ還元されるインセンティブ条件とを含むインセンティブ情報と、から選択された条件を第2のコンピュータに送信することを特徴とするインセンティブ提供システム。
  4. 請求項2において、前記インセンティブ条件は、現金にてキャッシュバックする、キャッシュバックした現金を貯蓄する、付与したポイントを貯蓄する条件を含み、
    前記第2のコンピュータは、会員と紹介者会員について貯蓄された現金とポイント数を管理することを特徴とするインセンティブ提供システム。
  5. 会員によって商品の発注が行われる第1のコンピュータと、販売する商品の商品情報を前記第1のコンピュータに送信する第2のコンピュータと、前記第2のコンピュータに前記商品情報の登録を行う第3のコンピュータと、前記第1のコンピュータと、前記第2のコンピュータと、前記第3のコンピュータとを通信で接続するネットワークと、を備え、
    前記第1のコンピュータは、前記商品の商品情報と、商品購入時に顧客に還元される内容を記述したインセンティブ条件とそのインセンティブ条件を適用する条件を記述したインセンティブ発生条件とを含むインセンティブ情報と、を前記第2のコンピュータにアクセスして取り出し、商品の購入指示と該商品の持つインセンティブ情報から選択された前記インセンティブ条件と前記インセンティブ発生条件とを前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータは、前記第1のコンピュータから受信した顧客の個人情報と、前記第3のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報と、をそれぞれデータベースに登録するとともに、前記第1のコンピュータからのアクセスを受け、前記商品情報と前記インセンティブ情報とを前記第1のコンピュータに送信し、前記第1のコンピュータからの前記商品の購入指示と前記インセンティブ条件と前記インセンティブ発生条件とを受け付けると、前記インセンティブ発生条件をもとに前記インセンティブ条件の適用可否を検査し、適用が確認されると商品の発注指示を前記第3のコンピュータに送信し、
    前記第3のコンピュータは、前記第2のコンピュータに前記商品情報と前記インセンティブ情報を登録し、商品の発注指示を前記第2のコンピュータから受け付けることを特徴とするインセンティブ提供システム。
  6. 第1のコンピュータによって第2のコンピュータに個人情報をネットワークによって送信して前記第1のコンピュータを使用する顧客の会員登録と当該顧客を紹介した紹介者会員の登録を行う第1のステップと
    前記第2のコンピュータが、前記第1のコンピュータからの要求に従い販売する商品の商品情報と当該商品に付随し、会員と紹介者会員へのインセンティブの還元をするためのインセンティブ情報とをネットワークによって送信する第2のステップと、
    前記第1のコンピュータは、前記第2のコンピュータから受信した前記商品情報と前記インセンティブ情報とから会員によって選択された購入商品の商品情報とインセンティブ情報とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信して商品の発注を行う第3のステップと、
    前記第2のコンピュータは、前記第3のステップで送信された商品の発注を行うとともに受信した前記インセンティブ情報に基づき会員と紹介者会員とにインセンティブの還元を行う第4のステップと、
    を備えることを特徴とするインセンティブ提供方法。
  7. 商品の販売を行う登録会社の第3のコンピュータから商品の広告/宣伝情報を含む商品情報と当該商品を購入した顧客に還元する0以上のインセンティブ条件を含むインセンティブ情報とを第2のコンピュータへネットワークによって送信して登録する第1のステップと、
    前記宣伝代行会社への顧客の会員登録のため、第3のコンピュータから前記第2のコンピュータへ、前記顧客の個人情報と紹介した会員の会員番号とを前記ネットワークによって送信して前記第2のコンピュータに登録を行う第2のステップと、
    第1のコンピュータから前記第2のコンピュータの前記商品情報と前記インセンティブ情報をアクセスして取り出し、会員によって選択された購入商品の注文とその商品のインセンティブ情報から選択されたインセンティブ条件とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信する第3のステップと、
    前記第2のコンピュータは、前記注文された商品の発注を前記第3のコンピュータに行うとともに、会員と紹介した会員とに対し受信したインセンティブ条件に従いインセンティブの還元を行う第4のステップと、
    を備えることを特徴とするインセンティブ提供方法。
  8. コンピュータに、
    商品の販売を行う登録会社の第3のコンピュータから商品の広告/宣伝情報を含む商品情報と当該商品を購入した顧客に還元する0以上のインセンティブ条件を含むインセンティブ情報とを第2のコンピュータへネットワークによって送信して登録する第1のステップと、
    前記宣伝代行会社への顧客の会員登録のため、第3のコンピュータから前記第2のコンピュータへ、前記顧客の個人情報と紹介した会員の会員番号とを前記ネットワークによって送信して前記第2のコンピュータに登録を行う第2のステップと、
    第1のコンピュータから前記第2のコンピュータの前記商品情報と前記インセンティブ情報をアクセスして取り出し、会員によって選択された購入商品の注文とその商品のインセンティブ情報から選択されたインセンティブ条件とを前記第2のコンピュータにネットワークによって送信する第3のステップと、
    前記第2のコンピュータは、前記注文された商品の発注をネットワークによって前記第3のコンピュータに行うとともに、会員と紹介した会員とに対し受信したインセンティブ条件に従いインセンティブの還元を行う第4のステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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