JP2003030256A - 製品情報管理装置及び製品情報管理方法及び製品情報管理プログラム及び製品情報管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

製品情報管理装置及び製品情報管理方法及び製品情報管理プログラム及び製品情報管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2003030256A
JP2003030256A JP2001216485A JP2001216485A JP2003030256A JP 2003030256 A JP2003030256 A JP 2003030256A JP 2001216485 A JP2001216485 A JP 2001216485A JP 2001216485 A JP2001216485 A JP 2001216485A JP 2003030256 A JP2003030256 A JP 2003030256A
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JP2001216485A
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English (en)
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Tsunekichi Katsuyama
恒吉 勝山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3次元モデル4と図面5と品目欄データ15
を有する製品情報の整合性を維持することを目的とす
る。 【解決手段】 1以上の部品から構成される3次元の構
造を示した3次元モデル4と3次元モデル4に対応した
2次元の図面5とを管理するMDMシステムと、3次元
モデル4の1以上の部品に関する情報を品目欄データ1
5として管理するPDMシステムを連携させ、オブジェ
クト(3次元モデル4・図面5・品目欄データ15)の
整合性を保持しながら設計処理を行うために、3次元モ
デル4、図面5および品目欄データ15のいずれかが設
計のためにアクセス要求された場合には、制御部は、一
のアクセス要求を認め、他のアクセス要求に対しては、
上記3次元モデル4、図面5および品目欄データ15へ
のアクセスを禁止する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元モデルおよ
び3次元モデルに対応した図面と品目情報の整合性を維
持するための製品情報管理装置およびその方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製造業の設計現場において、製品
設計者は、その製品の形状・寸法を2次元の図面として
表現し、さらに、その製品の部品構成を図面上の品目欄
に定義してきた。コンピュータの普及に伴い、設計現場
では、紙ではなく、電子データとして、図面に限らず部
品表などの帳票類も含めて設計成果物全般を管理する製
品データ管理システム(PDM:PRODUCT DA
TA MANAGEMENT)が実現され、この品目欄
のデータもPDMシステムで「正」として管理されてき
た。ここで、「正」とは、設計者が設計の対象とすべき
(通常は最新の)データをいう。そして、このPDMシ
ステムで管理された図面および品目欄のデータに基づく
製品を実際に生産するために、下流の生産管理システム
へ電子的に伝達される仕組みが構築されてきた。この仕
組みの上では、品目欄データを入力するGUI(GRA
PHICAL USER INTERFACE)はPD
Mシステムで提供され、設計者は直接図面上の品目欄に
データ入力するのではなく、このGUI経由でデータを
入力し、一旦PDMに保持され、その品目欄データを電
子的に図面上に貼り付ける方式が実現されている。この
メリットは、処理能力の向上だけでなく、品目欄入力G
UIにおいて、誤った部品情報を自動チェックしワーニ
ング(警告)を出す機能や、部品番号をいれるだけでそ
の他の部品情報を自動的に補完する機能などの編集支援
機能を提供することにより、誤ったデータを下流の生産
管理システムへ流すことを防ぐことにある。
【0003】しかし、この仕組みで課題となる点は、設
計変更がある際に、図面情報と品目欄データを一対とし
て不整合が起きないようにデータ管理する必要があると
いうことである。不整合が起きるケースとしては、設計
者本人が品目欄データを編集中に第3者が別の理由で図
面を編集してしまい不整合がおきる例や、その反対に、
設計者本人が図面を編集中に第3者が別の理由で品目欄
データを編集してしまい不整合がおきる例などがある。
このような問題に対応するため、従来のPDMシステム
では、アクセス権の排他制御機能を実現してきた。この
機能は、図面編集中はそれに対応する品目欄に他者がア
クセスできないようにロックしたり、その反対に、品目
欄データ編集中はそれに対応する図面に他者がアクセス
できないようにロックする機能である。このように排他
制御を行うことで、図面と1対1に対応する品目欄デー
タを対として管理してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の3次元C
AD(COMPUTER AIDED DESIGN)
の普及に伴い、図面だけでなく、3次元モデルも合わせ
て管理する必要があるため、3次元の複雑なデータ構造
を対象とした3次元モデル及びそれから生成される図面
を管理可能なシステムが必要となっている。そのシステ
ムとしてMDM(MODEL DATA MANAGE
MENT)という3次元モデル・図面・モデルツリー
(3次元モデルの階層構造)等を管理する3次元CAD
データ管理システムがある。そこで、従来から存在して
いたPDMシステムとMDMシステムとを連携させたシ
ステムを構築することにより、MDMシステムが管理す
る3次元モデルのモデル構成ツリーデータ(モデルツリ
ー)を抽出し、そのモデルツリーをPDMシステム側で
流用して品目欄データと関連づけることが可能である。
【0005】しかし、このMDMシステムとPDMシス
テムを連携させたシステムで課題となる点は、設計変更
がある際等に、MDMシステム側で管理する3次元モデ
ル及び図面の情報とPDMシステム側で管理する品目欄
データを一対として不整合が起きないようにデータ管理
する必要があるということである。上記したように従来
の図面だけのアクセス権の排他制御機能は単一のPDM
システムで一元的に簡単に実現されていただけのもので
あるため、PDMシステムとMDMシステムを連携させ
たシステムにおける、アクセス権の排他制御機能は持っ
ていない。従って、3次元CADを前提とした場合は、
MDMシステム側で管理される3次元モデル及び図面と
PDMシステム側で管理される品目欄データの複雑な関
係を把握した上でのアクセス権の排他制御機能を実現す
ることが課題となる。
【0006】この発明は、3次元モデルと図面と品目情
報を有する製品情報の整合性を維持することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明である製品情報管理装置は、1以上の部品か
ら構成される3次元の構造を示した3次元モデルと3次
元モデルに対応した2次元の図面とを構造テーブルに記
憶する構造情報記憶部と、上記構造情報記憶部が記憶す
る3次元モデルの1以上の部品に関する情報を品目情報
として品目テーブルに記憶する品目情報記憶部と、上記
構造情報記憶部が記憶する3次元モデルと図面と上記品
目情報記憶部が記憶する品目情報のいずれかを設計のた
めにアクセスする1のアクセス要求に対しアクセスを認
め、他のアクセス要求に対して上記構造情報記憶部が記
憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部が記憶
する品目情報とを設計のためにアクセスすることを禁止
する排他制御部とを備えることを特徴とする。
【0008】また、上記排他制御部は、上記他のアクセ
ス要求に対して、上記構造情報記憶部が記憶する3次元
モデルと図面のうちアクセス要求の対象に対応した3次
元モデルと図面とを設計のためにアクセスすること禁止
し、上記品目情報記憶部が記憶する品目情報のうちアク
セス要求の対象に対応した品目情報を設計のためにアク
セスすること禁止することを特徴とする。
【0009】また、上記排他制御部は、上記構造情報記
憶部が記憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶
部が記憶する品目情報のいずれかを設計のためにアクセ
スした後、検査要求がなされた場合には、上記構造情報
記憶部が記憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記
憶部が記憶する品目情報とを設計のためにアクセスする
ことを禁止することを特徴とする。
【0010】また、上記排他制御部は、上記検査要求に
対して、上記構造情報記憶部が記憶する3次元モデルと
図面のうち検査要求の対象に対応した3次元モデルと図
面とを設計のためにアクセスすること禁止し、上記品目
情報記憶部が記憶する品目情報のうち検査要求の対象に
対応した品目情報を設計のためにアクセスすること禁止
することを特徴とする。
【0011】また、上記排他制御部は、上記検査要求に
対する検査が終了した場合か検査要求の取り消しがあっ
た場合のいずれかの場合には、上記構造情報記憶部が記
憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部が記憶
する品目情報とを設計のためにアクセスすることを認め
ることを特徴とする。
【0012】また、本発明の製品情報管理方法は、1以
上の部品から構成される3次元の構造を示した3次元モ
デルと3次元モデルに対応した2次元の図面とを構造テ
ーブルに記憶し、上記構造テーブルが記憶する3次元モ
デルの1以上の部品に関する情報を品目情報として品目
テーブルに記憶し、上記構造テーブルが記憶する3次元
モデルと図面と上記品目テーブルが記憶する品目情報の
いずれかを設計のためにアクセスする1のアクセス要求
に対しアクセスを認め、他のアクセス要求に対して上記
構造テーブルが記憶する3次元モデルと図面と上記品目
テーブルが記憶する品目情報とを設計のためにアクセス
することを禁止することを特徴とする。
【0013】また、本発明の製品情報管理プログラム
は、1以上の部品から構成される3次元の構造を示した
3次元モデルと3次元モデルに対応した2次元の図面と
を構造テーブルに記憶する処理、上記構造テーブルが記
憶する3次元モデルの1以上の部品に関する情報を品目
情報として品目テーブルに記憶する処理、上記構造テー
ブルが記憶する3次元モデルと図面と上記品目テーブル
が記憶する品目情報のいずれかを設計のためにアクセス
する1のアクセス要求に対しアクセスを認め、他のアク
セス要求に対して上記構造テーブルが記憶する3次元モ
デルと図面と上記品目テーブルが記憶する品目情報とを
設計のためにアクセスすることを禁止する処理をコンピ
ュータに実行させることを特徴とする。
【0014】また、本発明の製品情報管理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、1以
上の部品から構成される3次元の構造を示した3次元モ
デルと3次元モデルに対応した2次元の図面とを構造テ
ーブルに記憶する処理、上記構造テーブルが記憶する3
次元モデルの1以上の部品に関する情報を品目情報とし
て品目テーブルに記憶する処理、上記構造テーブルが記
憶する3次元モデルと図面と上記品目テーブルが記憶す
る品目情報のいずれかを設計のためにアクセスする1の
アクセス要求に対しアクセスを認め、他のアクセス要求
に対して上記構造テーブルが記憶する3次元モデルと図
面と上記品目テーブルが記憶する品目情報とを設計のた
めにアクセスすることを禁止する処理をコンピュータに
実行させる製品情報管理プログラムを記録することを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】上記の記載の通り、従来、設計部
門で作成される図面の部品表である品目欄データは、P
DMシステムの専用GUIより入力することにより、部
品表管理機能により一元的に管理され、その後、図面に
品目欄として自動的に貼付け、同時に、生産管理システ
ムなど下流システムへのリンクなどが実現されていた。
3次元CAD設計が普及する現状では、生産情報の元と
なる品目欄データの雛形として、3次元CAD1のモデ
ルツリーを流用し、手配に必要な不足部品等を品目欄デ
ータに追記することで品目欄データを完成させ、下流シ
ステムへの一貫した電子データの受渡しを実現させてい
る。この仕組みの上での品目欄データの編集は、入力の
手間を省く、入力ミスを防ぐなどの編集支援機能を提供
することにより、設計効率化が図られている。但し、一
旦新規に作成した品目欄データがPDMに保持されてい
る状態において、設計変更のための修正が3次元モデル
・図面に加わった場合、第3者が別の目的でPDMシス
テム内の品目欄データを修正してしまう、あるいは、そ
の逆に、設計変更のための修正が品目欄データに加わっ
た場合、第3者が別の目的でMDMシステム内の3次元
モデル・図面を修正してしまい、データの不整合が発生
する問題があった。このような問題を解決するために、
実施の形態では、以下のようにして排他制御を行い、P
DMシステムおよびMDMシステム上の情報の整合性を
保持する。
【0016】実施の形態1.まず、実施の形態1につい
て説明する。図1に示す3次元CADデータ管理システ
ムにおいて、MDM8は、コモンスペース3(正のデー
タ共有領域)とワークスペース2(各自の作業領域)か
ら構成される。コモンスペース3は、1以上の部品から
構成される3次元の構造を示した3次元モデル4と3次
元モデル4に対応した2次元の図面5とを記憶する構造
テーブルの一例である。3次元CAD設計者は3次元C
AD1を利用して入力作業を行い、自分のワークスペー
ス2を作業領域として3次元CAD設計を実施する。3
次元設計が完了した時点での3次元モデル4および図面
5の一例を図2に示す。設計者は自分のワークスペース
2上の3次元モデル4をコモンスペース3の3次元モデ
ル4へチェックインさせ、自分のワークスペース2上の
図面5をコモンスペース3の図面5へチェックインさせ
る。ここで、図1に示すチェックインとは、ワークスペ
ース2(各自の作業領域)からコモンスペース3(共有
データ領域)へデータを移動させることをいう。また、
図1に示すチェックアウトとは、コモンスペース3(共
有データ領域)からワークスペース2(各自の作業領
域)へデータを移動させることをいう。コモンスペース
3には、チェックインされた3次元モデル4や図面5及
び3次元モデル4から生成されるモデルツリー6などが
正のデータとして保持される。図2に3次元モデル4及
び図面5及び3次元モデル4から生成されたモデルツリ
ー6の具体例を挙げている。コモンスペース3上のデー
タはユーザ(利用者)毎の権限によりアクセス権の設定
がなされることでアクセス制御が施されている。
【0017】一方、PDM12内のデータベース14に
は、MDM8内の3次元モデル4と図面5のデータやP
DM12内の品目情報のデータの管理(メタ)情報16
が保持されている。管理(メタ)データ16とは、デー
タの属性、意味内容、取引先、格納場所など、データを
管理するための情報をいうが、本システムでは、たとえ
ば、3次元モデル名、図面名、3次元モデル4や図面5
を記憶したファイル名、物理的なファイル所在フォルダ
のアドレス、設計者名と設計日付、承認者名と承認日付
などが該当する。また、PDM12内のデータベース1
4には、構造テーブルの一例であるコモンスペースに記
憶された3次元モデル4の一以上の部品に関する情報を
示した品目情報を持つ品目欄データ15が保持されてい
る。この品目欄データ15は、品目テーブルの一例であ
る。また、この品目欄データ15の品目情報は、親と子
の関係を持つ1階層からなっており、品目欄編集エディ
タ11で編集可能である。品目欄編集エディタ11は、
データ抽出機能部9を用いて、MDM8のモデルツリー
6から抽出したデータを編集時の初期値として取り込み
流用している。この品目欄編集エディタ11は、図1に
示すように独立して存在していてもよいし、図示してい
ないがPDM12上の機能として存在していてもよい。
また、PDM12内の品目欄データ15は、部品情報P
N(PARTS STRUCTURE)17と部品構成
情報PS(PARTS NUMBER)18により構成
される。またPDM12の検認ワークフロー機能部13
は、設計者からの検認(検査・認証)要求があった場合
に設計された3次元モデル4や図面5や品目欄データ1
5を検査・認証する機能を持つ。
【0018】排他制御部20は、設計者がMDM8上の
コモンスペース3の3次元モデル4または図面5をワー
クスペース2へチェックアウトしてこれらの内容を変更
する場合や、PDM12上の品目情報を示す品目欄デー
タ15に書き込みを入れる場合、または設計者が上記の
3次元モデル4、図面5および品目欄データ15のいず
れかの検認(検査・認証)を依頼した場合に、他の設計
者や利用者が3次元モデル4、図面5および品目欄デー
タ15へ書き込むことを禁止する機能を持つ。また、排
他制御部20は、検認の終了を確認した場合および検認
依頼の取消しを確認した場合には、他の設計者や利用者
に3次元モデル4、図面5および品目欄データ15への
書き込み禁止を解除する機能を持つ。このように、排他
制御部20が、排他制御を行うことで、MDM8の3次
元モデル4と図面5とモデルツリー6とPDM12上の
品目欄データ15の整合性を維持することができる。
【0019】次に、上記の図1で示す全体構成のうち、
どのようにデータ抽出機能部9が機能し、また、どのよ
うな流れで品目欄データ15の編集を行うかについて、
図3に示す各動作(1)〜(8)を具体的に説明する。 (1)3次元CAD1で設計した3次元モデル4からモ
デルツリー6を生成する。図3に示すMDM8内のイメ
ージ29は、モデルツリー6の一例である。 (2)MDM8上のモデルツリー6はデータ抽出機能部
9を利用してPDM12上に抽出される。図3に示すデ
ータ抽出後のPDM12内のイメージ30は、抽出した
モデルツリー6の一例であり、イメージ29と同一内容
である。 (3)品目欄編集エディタ11で、抽出したモデルツリ
ー6を雛形として流用し、品目欄データ15の編集を行
う。 (4)編集後の品目欄データ15をPDM12に保存す
る。 (5)品目欄データ15を修正する場合には、品目欄デ
ータ15をPDM12から品目欄編集エディタ11に読
み込み再編集を行う。 (6)品目欄編集エディタ11による編集結果は3次元
CAD1の図面5上に品目欄27として張付ける。 (7)また、PDM12内のモデルツリー6は別途3次
元ビューデータを管理するグラフィクスサーバ(図示さ
れていない)の3次元ビューデータとリンクが張られて
いる。設計内容を確認したい第三者が3次元モデル4や
図面5や品目欄データ15を容易に参照するためのもの
である。 (8)また、編集が完了した品目欄データ15(PN1
7/PS18)は下流の生産管理システムへリンクされ
ている。
【0020】つぎに、図4について説明する。図4のリ
リースレベルは、検認ワークフロー機能部13が保持
し、3次元モデル4、図面5、品目欄データ15がどの
状態であるかを示している。検認ワークフロー機能部1
3では、例えば、リリースレベルが「作成中」の場合は
レベル1、リリースレベルが「検認依頼中」の場合はレ
ベル2、リリースレベルが「検認済み」の場合はレベル
3のように管理することが考えられる。3次元モデル
4、図面5、品目欄データ15のいずれかを設計してい
る途中の状態の場合リリースレベルは「作成中」とな
る。設計が完了し、オブジェクト(3次元モデル4、図
面5、品目欄データ15)が検認ワークフロー機能部1
3に投入されている状態の場合、リリースレベルは「検
認依頼中」となる。検認ワークフロー機能部13での検
査認証を終了し、リリース済みの状態の場合、リリース
レベルは「検認済み」となる。
【0021】図5は、検認ワークフロー機能部13がリ
リースレベルを決定するタイミングを表した図である。
3次元モデル4又は図面5又は品目欄データ15を作成
し、作成を終了すると、設計者は検認ワークフロー機能
部13にオブジェクトを投入する。すると、検認ワーク
フロー機能部13は、リリースレベルを「検認依頼中」
にする。検認ワークフロー機能部13で検査・認証が終
了し、検認OKの状態となると、リリースレベルは「検
認済み」となる。設定変更など、3次元モデル4又は図
面5又は品目欄データ15を改定する場合には、リリー
ス済みのオブジェクトを借用するため、リリースレベル
は「作成中」となる。また、リリースレベルが「検認依
頼中」となっている場合に、検認ワークフロー機能部1
3上に投入されたオブジェクトの取り消し依頼がある場
合には、リリースレベルが「検認依頼中」から「作成
中」となる。
【0022】次に、排他制御部20の具体的動作につい
て説明する。図6は、3次元モデル4や図面5を修正す
る際の排他制御部20の動作を示したフローチャートで
ある。図6に示すように、MDM8で3次元モデル4や
図面5をコモンスペース3からチェックアウトしワーク
スペース2において修正する際、図4に示すように、オ
ブジェクトのリリースレベルが「作成中」としてチェッ
クアウトされる。すなわち、図5に示すように、リリー
ス済みのオブジェクトをコモンスペース3からワークス
ペース2に借用し、ワークスペース2内のデータを修正
することで設計変更を行う。仮にリリースレベルが図5
に示す「検認済み」の状態のままチェックアウトされた
場合は、修正がなく参照のみの目的と判断する。前者の
場合、つまり改定のためリリース済みのオブジェクトを
借用した後、修正行為を行うと判断された場合、MDM
8のコモンスペース3(正のデータ共有領域)からワー
クスペース2(各自の作業領域)に対象データをチェッ
クアウトしたという、そのアクションをトリガーとし
て、排他制御部20は、そのオブジェクトの管理(メ
タ)データ16をPDM12に検索にいく。そして、そ
のオブジェクトに対応する品目欄データ15にロックを
かけ、設計者本人以外は品目欄編集エディタ11でその
品目欄データ15を修正できなくする。このように、排
他制御部20が、排他制御を行うことで、複雑なデータ
構造をもつ3次元CAD管理システムにおいても、3次
元モデル4や図面5の修正中に、PDM12上の品目欄
データ15を他の設計者が自由に修正することを禁止
し、3次元CAD管理システム上の関連する各データ
(3次元モデル4・図面5・品目欄データ15)の整合
性を維持することができる。これにより、3次元CAD
設計における3次元データ管理システムMDM8と、下
流手配データを管理するPDM12との間での連携を従
来の単なるデータ伝送だけではなく、設計業務に合わせ
て、各種データの整合性維持の実施を実現することによ
り、最新で正の保証された3次元モデル4・図面5・品
目欄データ15を瞬時に活用することが可能となる。従
って、MDM8とPDM12のこの連携システムを用い
れば、設計業務(3次元CAD設計及び手配指示業務)
の品質向上、作業効率化が実現できる。
【0023】図7は、品目欄データ15を、品目欄編集
エディタ11を用いて修正する際の排他制御部20の動
作を示したフローチャートである。図7で示すように、
PDM12において品目欄データ15を品目欄編集エデ
ィタ11で修正する際に、その品目欄エディタ編集11
が起動される事をトリガー(きっかけ)として、排他制
御部20は、該当する品目欄データ15の管理(メタ)
データ16をPDM12に検索にいき、対応するMDM
8内の3次元モデル4および図面5にロックをかけ設計
者本人以外は、3次元モデル4および図面5をコモンス
ペース3からチェックアウトできなくする。このよう
に、排他制御部20が、排他制御を行うことで、複雑な
データ構造をもつ3次元CAD管理システムにおいて
も、品目欄データ15の修正中に、MDM8上の3次元
モデル4および図面5を他の設計者が自由に修正するこ
とを禁止し、3次元CAD管理システム上の関連する各
データ(3次元モデル4・図面5・品目欄データ15)
の整合性を維持することができる。
【0024】図8は、リリースレベルが検認依頼中の場
合、排他制御部20が行う動作を示したフローチャート
である。ここで、リリースレベルが検認依頼中とは、図
4に示すように、設計が完了し、オブジェクトが検認ワ
ークフロー機能部13に投入されている状態をいう。ま
た、ここでのオブジェクトとは、3次元モデル4または
図面5または品目欄データ15をいう。MDM8におい
て、3次元モデル4や図面5の修正作業完了後、または
PDM12において、品目欄データ15の修正作業完了
後、修正作業を行った設計者はPDM12上の検認ワー
クフロー機能部13に検認対象となるオブジェクトの管
理(メタ)データ16を投入する。このデータ投入によ
り、リリースレベルは「検認依頼」になり、この「検認
依頼」(=データ投入)をトリガー(きっかけ)とし
て、排他制御部20は、投入された検認対象となるオブ
ジェクトの管理(メタ)データ16にリンクされる3次
元モデル4と図面5と品目欄データ15を特定する。そ
して、特定されたMDM8上の3次元モデル4および図
面5にロックをかけ、3次元モデル4および図面5をコ
モンスペース3からチェックアウトできなくする。ま
た、特定されたPDM12上の品目欄データ15にもロ
ックをかける。このように排他制御部20が、3次元モ
デル4や図面5や品目欄データ15にロックをかけるこ
とで、設計者自身も含め、誰も修正できなくなる。この
ように、排他制御部20が、検認依頼時に、検認対象オ
ブジェクトを誰も修正できないように排他制御を行うこ
とで、複雑なデータ構造をもつ3次元CAD管理システ
ムにおいても、MDM8の3次元モデル4と図面5とモ
デルツリー6とPDM12上の品目欄データ15の整合
性を維持し、的確な生産管理を行うことができる。
【0025】図9は、検認ワークフロー機能部13が検
認中に検認依頼取り消しが発生した場合、または、リリ
ースレベルが検認済みになった場合、排他制御部20が
行う動作を示したフローチャートである。図9で示すよ
うに、PDM12上の検認ワークフロー機能部13が検
認中に、リリースレベルが「検認済み」となった場合、
あるいは、設計者(検認依頼者)により検認依頼取消し
処理が行われ、図5に示すようにリリースレベルが「作
成中」となった場合、そのアクションをトリガーとし
て、排他制御部20は、検認対象となっていた3次元モ
デル4や図面5やPDM12の品目欄データ15のロッ
クを解除する。このように、排他制御部20が、排他制
御を行うことで、リリースレベルが「検認済み」となっ
た場合は、全ての人に参照権を与えることができる。ま
た、リリースレベルが「作成中」となった場合は、作成
者(設計者)本人のみにアクセス権(参照権および修正
権)を与えることができる。
【0026】実施の形態2.次に、実施の形態2につい
て説明する。図10は、図1に示す3次元CADデータ
管理システムとほぼ同様のシステム構成になっている
が、排他制御機能が、MDM8内とPDM12内に分散
して存在している。すなわち、MDM8上に構造排他制
御部7が存在し、PDM12上に品目排他制御部19が
存在する。また、排他制御の対象を特定する機能と排他
制御をするタイミングをとる機能を持つ排他制御連携機
能部10が構成要素に加わっている。以上の構造排他制
御部7と品目排他制御部19と排他制御連携機能部10
によって、実施の形態1の排他制御部20と同一の制御
を行っている。その他の構成は、図1の構成と同様であ
る。構造排他制御部7は、コモンスペース3上の、3次
元モデル4と図面5とモデルツリー6に保持されたデー
タをロックし、または、解除する機能を有し、これによ
ってアクセス権を制御する。また、品目排他制御部19
は、品目欄データ15の、PNデータ17とPSデータ
18に保持されたデータをロックし、または、解除する
機能を有し、これによってアクセス権を制御する。ま
た、排他制御連携機能部10は、設計変更時には、MD
M8内の3次元モデル4と図面5とPDM12内の品目
欄データ15との関連を情報として保持した管理(メ
タ)データ16を使って設計変更対象を特定し、MDM
8内の3次元モデル4・図面5に修正がかかる場合には
PDM12内の品目欄データ15にロックをかける処理
を起動するためのタイミングとユーザ操作トリガーを明
確にし、業務フローの中で一連の処理を実現するための
連携機能をもつ。また、PDM12内の品目欄データ1
5に修正がかかる場合には、MDM8内の3次元モデル
4・図面5にロックをかける処理を起動するためのタイ
ミングとユーザ操作トリガーを明確にし、業務フローの
中で一連の処理を実現するための連携機能をもつ。ま
た、検認依頼時には、PDM12内で3次元モデル4や
図面5や品目欄データ15の管理(メタ)データ16を
検認依頼状態にすると、MDM8の3次元モデル4や図
面5やPDM12の品目欄データ15などの検認対象と
なる3次元モデル4や図面5や品目欄データ15をロッ
クし、他者のアクセスを排他制御する処理を起動するた
めのタイミングとユーザ操作トリガーを明確にし、業務
フローの中で一連の処理を実現するための連携機能をも
つ。また、検認終了後あるいは検認依頼取消し後に、検
認対象データである、3次元モデル4や図面5や品目欄
データ15のロックを自動解除する処理を起動するため
のタイミングとユーザ操作トリガーを明確にし、業務フ
ローの中で一連の処理を実現するための連携機能をも
つ。
【0027】排他制御の具体的動作について説明する。
実施の形態2では、図6に示す3次元モデル4や図面5
を修正する際の排他制御を、品目排他制御部19が行っ
ている。すなわち、図6に示すように、MDM8で3次
元モデル4や図面5をコモンスペース3からチェックア
ウトしワークスペース2において修正する際、リリース
済みのオブジェクトをコモンスペース3からワークスペ
ース2にチェックアウトし、修正行為を行うと判断され
た場合、排他制御連携機能部10は、管理(メタ)デー
タ16を使って設計変更対象となる品目欄データ15を
特定し、MDM8のコモンスペース3(正のデータ共有
領域)からワークスペース2(各自の作業領域)に対象
データをチェックアウトしたという、そのアクションを
トリガーとして、ロックをかける処理命令とロックをか
けるべき特定した品目欄データ15を品目排他制御部1
9に伝える。それを受けて、品目排他制御部19は、特
定された品目欄データ15にロックをかけ、設計者本人
以外は品目欄編集エディタ11でその品目欄データ15
を修正できなくする。
【0028】実施の形態2では、図7に示す品目欄デー
タ15を品目欄編集エディタ11によって修正する際の
排他制御を構造排他制御部7が行っている。図7で示す
ように、PDM12において品目欄データ15を品目欄
編集エディタ11によって修正する際、その品目欄エデ
ィタ編集11が起動される事をトリガー(きっかけ)と
して、排他制御連携機能部10は、該当するオブジェク
トの管理(メタ)データ16をPDM12に検索にい
き、対応するMDM8内の3次元モデル4および図面5
を特定する。そして、ロックをかける処理命令とロック
の対象となる特定した3次元モデル4および図面5を構
造排他制御部7に伝える。それを受けて、構造排他制御
部7は特定された3次元モデル4および図面5にロック
をかけ、設計者本人以外は、特定された3次元モデル4
および図面5をコモンスペース3からチェックアウトで
きなくする。
【0029】実施の形態2では、図8に示すリリースレ
ベルが検認依頼中の場合の排他制御は、構造排他制御部
7と品目排他制御部19が行う。MDM8において、3
次元モデル4や図面5の修正作業完了後、またはPDM
12において、品目欄データ15の修正作業完了後、修
正作業を行った設計者はPDM12上の検認ワークフロ
ー機能部13に検認対象となるオブジェクトの管理(メ
タ)データ16を投入する。このデータ投入により、リ
リースレベルは「検認依頼」になる。この「検認依頼」
をトリガー(きっかけ)として、排他制御連携機能部1
0は、投入された検認対象となるオブジェクトの管理
(メタ)データ16にリンクされる3次元モデル4と図
面5と品目欄データ15を特定する。そして、特定され
たMDM8上の3次元モデル4および図面5へのロック
命令を構造排他制御部7にする。これを受けて、構造排
他制御部7は特定された3次元モデル4および図面5に
ロックをかけ、設計者本人以外は、3次元モデル4およ
び図面5をコモンスペース3からチェックアウトできな
くする。また、排他制御連携機能部10は、特定された
PDM12上の品目欄データ15へのロック命令を品目
排他制御部19にする。これを受けて、品目排他制御部
19は特定された品目欄データ15にロックをかける。
このような制御により、3次元モデル4や図面5や品目
欄データ15にロックがかかることで、設計者自身も含
め、誰も修正できなくなる。
【0030】また、実施の形態2では、図9に示す検認
中に検認依頼取り消しが発生した場合、または、リリー
スレベルが検認済みになった場合、排他制御は、構造排
他制御部7と品目排他制御部19によって行なわれる。
図9で示すように、PDM12上の検認ワークフロー機
能部13が検認中に、リリースレベルが「検認済み」と
なった場合、あるいは、設計者(検認依頼者)により検
認依頼取消し処理が行われ、図5に示すようにリリース
レベルが「作成中」となった場合、そのアクションをト
リガーとして、排他制御連携機能部10は、検認対象と
なっていた3次元モデル4や図面5や品目欄データ15
のロックを解除する命令を構造排他制御部7と品目排他
制御部19に出す。これを受けて、構造排他制御部7
が、3次元モデル4と図面5のロックを解除し、品目排
他制御部19が、品目欄データ15のロックを解除す
る。このように、構造排他制御部7と品目排他制御部1
9が、排他制御連携機能部10と連携して排他制御を行
うことで、複雑なデータ構造をもつ3次元CAD管理シ
ステムにおいても、3次元CAD管理システム上で管理
されるデータの整合性を維持することができる。また、
MDMシステムで管理するデータは構造排他制御部7に
よって排他制御させ、PDMシステムで管理するデータ
は品目排他制御部19によって排他制御させることによ
って、一元的に管理されていた既存のPDMシステムの
排他制御機能をそのまま流用して3次元モデル4に対応
したシステムを構築することができる。すなわち、3次
元CAD設計における3次元データ管理システムMDM
8と、下流手配データを管理するPDM12との連携シ
ステムを簡易に構築することで、システムの移植性を高
め、優れた3次元CAD設計システムによる製品管理が
可能になるという効果がある。
【0031】ここで、以上に記載した「記憶する」とい
う用語は、記録媒体に保存することを意味する。また、
上記各処理(フローチャート)はプログラムで実行され
るが、このプログラムは、記録装置に記録されていて、
記録装置から中央処理装置(CPU)に読み込まれ、中
央処理装置によって実行される。なお、記憶装置、央処
理装置は図示していない。また、各実施の形態のソフト
ウエアやプログラムは、ROM(READ ONLY
MEMORY)に記憶されたファームウエアで実現され
ていても構わない。あるいは、ソフトウエアとファーム
ウエアとハードウエアとの組み合わせで前述したプログ
ラムの各機能を実現しても構わない。
【0032】
【発明の効果】この発明の製品情報管理装置によれば、
3次元モデルと図面と品目情報の設計時に、3次元モデ
ルと図面と品目情報をロックして整合性維持を実現し、
設計業務の品質向上、作業効率化を図るシステムを構築
することができる。
【0033】この発明の製品情報管理方法によれば、3
次元モデルと図面と品目情報の設計時に、3次元モデル
と図面と品目情報をロックして整合性維持を実現し、設
計業務の品質向上、作業効率化を図ることができる。
【0034】また、検査要求がなされた場合にも、3次
元モデルと図面と品目情報の整合性維持を実現できると
いう効果を有する。
【0035】また、検査の終了または検査要求の取り消
しの場合には、3次元モデルと図面と品目情報のロック
を解除して他の利用者にデータを開放することができ
る。
【0036】また、この発明の製品情報管理プログラム
により、3次元モデルと図面と品目情報の整合性維持を
実現した処理をコンピュータ上で実行することができ
る。
【0037】また、この発明の製品情報管理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を媒体
として、上記記録媒体からコンピュータが読みとったプ
ログラムにより、上記整合性維持を維持する処理をコン
ピュータ上で実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3次元CADデータ管理システムの全体構成
図である。
【図2】 3次元モデル・図面・モデルツリーの一例で
ある。
【図3】 MDMシステムとPDMシステムを連携した
システム管理の一例である。
【図4】 オブジェクトのリリースレベルの説明図であ
る。
【図5】 検認ワークフロー機能部がリリースレベルを
決定するタイミング図である。
【図6】 3次元モデルや図面を修正する際の排他制御
部を表すフローチャート図である。
【図7】 品目欄データを修正する際の排他制御部を表
すフローチャート図である。
【図8】 検認依頼中の排他制御部を表すフローチャー
ト図である。
【図9】 検認済み又は検認依頼取り消しの場合の排他
制御部を表すフローチャート図である。
【図10】 2つの排他制御部を持つ3次元CADデー
タ管理システムの全体構成図である。
【符号の説明】 1 3次元CAD、2 ワークスペース、3 コモンス
ペース、4 3次元モデル、5 図面、6 モデルツリ
ー、7 構造排他制御部、8 MDM、9 データ抽出
機能部、10 排他制御連携機能部、11 品目欄編集
エディタ、12PDM、13 検認ワークフロー機能
部、14 データベース、15 品目欄データ、16
管理(メタ)データ、17 PN、18 PS、19
品目排他制御部、20 排他制御部、22 ビューデー
タ管理、27 図面上に貼り付けられた品目欄、28
3次元CAD上で設計中の図面、29 MDM内のモデ
ルツリーのイメージ、30 データ抽出後のPDM内の
モデルツリーのイメージ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の部品から構成される3次元の構
    造を示した3次元モデルと3次元モデルに対応した2次
    元の図面とを構造テーブルに記憶する構造情報記憶部
    と、 上記構造情報記憶部が記憶する3次元モデルの1以上の
    部品に関する情報を品目情報として品目テーブルに記憶
    する品目情報記憶部と、 上記構造情報記憶部が記憶する3次元モデルと図面と上
    記品目情報記憶部が記憶する品目情報のいずれかを設計
    のためにアクセスする1のアクセス要求に対しアクセス
    を認め、他のアクセス要求に対して上記構造情報記憶部
    が記憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部が
    記憶する品目情報とを設計のためにアクセスすることを
    禁止する排他制御部とを備えることを特徴とする製品情
    報管理装置。
  2. 【請求項2】 上記排他制御部は、上記他のアクセス要
    求に対して、上記構造情報記憶部が記憶する3次元モデ
    ルと図面のうちアクセス要求の対象に対応した3次元モ
    デルと図面とを設計のためにアクセスすること禁止し、
    上記品目情報記憶部が記憶する品目情報のうちアクセス
    要求の対象に対応した品目情報を設計のためにアクセス
    すること禁止することを特徴とする請求項1記載の製品
    情報管理装置。
  3. 【請求項3】 上記排他制御部は、上記構造情報記憶部
    が記憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部が
    記憶する品目情報のいずれかを設計のためにアクセスし
    た後、検査要求がなされた場合には、上記構造情報記憶
    部が記憶する3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部
    が記憶する品目情報とを設計のためにアクセスすること
    を禁止することを特徴とする請求項1記載の製品情報管
    理装置。
  4. 【請求項4】 上記排他制御部は、上記検査要求に対し
    て、上記構造情報記憶部が記憶する3次元モデルと図面
    のうち検査要求の対象に対応した3次元モデルと図面と
    を設計のためにアクセスすること禁止し、上記品目情報
    記憶部が記憶する品目情報のうち検査要求の対象に対応
    した品目情報を設計のためにアクセスすること禁止する
    ことを特徴とする請求項3記載の製品情報管理装置。
  5. 【請求項5】 上記排他制御部は、上記検査要求に対す
    る検査が終了した場合か検査要求の取り消しがあった場
    合のいずれかの場合には、上記構造情報記憶部が記憶す
    る3次元モデルと図面と上記品目情報記憶部が記憶する
    品目情報とを設計のためにアクセスすることを認めるこ
    とを特徴とする請求項3記載の製品情報管理装置。
  6. 【請求項6】 1以上の部品から構成される3次元の構
    造を示した3次元モデルと3次元モデルに対応した2次
    元の図面とを構造テーブルに記憶し、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルの1以上の部
    品に関する情報を品目情報として品目テーブルに記憶
    し、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルと図面と上記
    品目テーブルが記憶する品目情報のいずれかを設計のた
    めにアクセスする1のアクセス要求に対しアクセスを認
    め、他のアクセス要求に対して上記構造テーブルが記憶
    する3次元モデルと図面と上記品目テーブルが記憶する
    品目情報とを設計のためにアクセスすることを禁止する
    ことを特徴とする製品情報管理方法。
  7. 【請求項7】 1以上の部品から構成される3次元の構
    造を示した3次元モデルと3次元モデルに対応した2次
    元の図面とを構造テーブルに記憶する処理、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルの1以上の部
    品に関する情報を品目情報として品目テーブルに記憶す
    る処理、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルと図面と上記
    品目テーブルが記憶する品目情報のいずれかを設計のた
    めにアクセスする1のアクセス要求に対しアクセスを認
    め、他のアクセス要求に対して上記構造テーブルが記憶
    する3次元モデルと図面と上記品目テーブルが記憶する
    品目情報とを設計のためにアクセスすることを禁止する
    処理を特徴とする製品情報管理プログラム。
  8. 【請求項8】 1以上の部品から構成される3次元の構
    造を示した3次元モデルと3次元モデルに対応した2次
    元の図面とを構造テーブルに記憶する処理、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルの1以上の部
    品に関する情報を品目情報として品目テーブルに記憶す
    る処理、 上記構造テーブルが記憶する3次元モデルと図面と上記
    品目テーブルが記憶する品目情報のいずれかを設計のた
    めにアクセスする1のアクセス要求に対しアクセスを認
    め、他のアクセス要求に対して上記構造テーブルが記憶
    する3次元モデルと図面と上記品目テーブルが記憶する
    品目情報とを設計のためにアクセスすることを禁止する
    処理を特徴とする製品情報管理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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