JP2003029344A - スクリーン - Google Patents

スクリーン

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JP2003029344A
JP2003029344A JP2001213770A JP2001213770A JP2003029344A JP 2003029344 A JP2003029344 A JP 2003029344A JP 2001213770 A JP2001213770 A JP 2001213770A JP 2001213770 A JP2001213770 A JP 2001213770A JP 2003029344 A JP2003029344 A JP 2003029344A
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light scattering
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Takashi Hoshino
尚 星野
Masatoshi Niwa
政敏 丹羽
Makoto Soyama
誠 楚山
Hajime Maruta
一 丸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い範囲の鑑賞者が鑑賞可能で、且つ、スク
リーンの正面に位置する鑑賞者もスクリーンの側縁前方
に位置する鑑賞者も同様に明るい視認性に秀れた画像を
鑑賞できる実用性に秀れたスクリーンを提供するもので
ある。 【解決手段】 プロジェクタ3からの投影光を反射若し
くは透過して画像を写すスクリーン1であって、該スク
リーン1はマイクロレンズ2を複数並設した構成であ
り、また、このスクリーン1の光散乱角度は、該スクリ
ーン1の中央部では狭く、周縁部では広くなるように設
定され、当該光散乱角度は、該スクリーン1に複数設け
られた前記マイクロレンズ2の形状により設定されてい
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プロジ
ェクタからの投影光を反射して画像を写す反射型スクリ
ーンや、投影光を透過して画像を写す透過型スクリーン
には、該投影光の散乱角度を所定に設定することで、例
えば、スクリーンの法線方向に該投影光を集中させ、該
スクリーンの正面に位置する鑑賞者が明るい画像を鑑賞
できるように構成したり、また、逆に投影光を散乱さ
せ、広い会議場等で多くの鑑賞者が画像を鑑賞できるよ
うに構成したりする技術が種々提案されている。
【0003】例えば、この投影光の散乱角度の設定に関
する技術として特開平9−80625号公報に係る技術
が提案されている(以下、従来例という)。
【0004】この従来例は、スクリーン面に施したヘア
ーライン加工によって投影光の散乱角度を設定するもの
で、スクリーン面の両側部におけるヘアーラインの密度
を、中央部におけるヘアーラインの密度に比べて高める
ことにより、スクリーン面の両側部では投影光を拡散
し、中央部では投影光を法線方向に集中し、この構成に
より、スクリーン全面にわたってバランスの取れた明る
い視認性に秀れた画像が得られるスクリーンを提供しよ
うとしたものである。
【0005】しかし、ヘアーライン加工による光散乱角
度の設定は、該ヘアーラインの密度によって光散乱角度
の広狭を制御することはできるものの、ヘアーラインの
形状を光学特性に従って正確に形成することは困難な為
(ヘアーラインはスクリーンに引っ掻き傷を付けること
で形成されるから)、必然的に散乱される光の方向を正
確に制御することはできず、投影光を所望の範囲に均一
に散乱させることが困難である。特にスクリーンの両側
部では投影光が所望以上に拡散され、この両側部の画像
が必然的に暗くなってしまうという問題点がある。
【0006】更に、ヘアーライン同志の間は、ヘアーラ
インが存在しないフラット面であり、この点からも、前
記光散乱特性の高精度な制御が困難である。
【0007】従って、このヘアーラインによる技術で
は、所望のスクリーン、例えば、スクリーンの正面,側
縁前方の双方に沢山鑑賞者が存在する場合に該正面,側
縁前方の双方の鑑賞者が画像を鑑賞でき、且つ、スクリ
ーンの中央部に投影された画像と、スクリーンの両側部
に投影された画像が同等の明るさに見えるようなスクリ
ーンを得ることはできない。
【0008】本発明は、広い範囲の鑑賞者が鑑賞可能
で、且つ、スクリーンの正面に位置する鑑賞者もスクリ
ーンの側縁前方に位置する鑑賞者も同様に明るい視認性
に秀れた画像を鑑賞できる実用性に秀れたスクリーンを
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】プロジェクタ3からの投影光を反射若しく
は透過して画像を写すスクリーン1であって、該スクリ
ーン1はマイクロレンズ2を複数並設した構成であり、
また、このスクリーン1の光散乱角度は、該スクリーン
1の中央部では狭く、周縁部では広くなるように設定さ
れ、当該光散乱角度は、該スクリーン1に複数設けられ
た前記マイクロレンズ2の形状により設定されているこ
とを特徴とするスクリーンに係るものである。
【0011】また、プロジェクタ3からの投影光を反射
若しくは透過して画像を写すスクリーン1であって、該
スクリーン1はマイクロレンズ2を複数並設した構成で
あり、また、このスクリーン1の光散乱角度は、該スク
リーン1の中央部では狭く、周縁部では広くなるように
設定され、当該光散乱角度は、該スクリーン1に複数設
けられた所定面積に係る前記マイクロレンズ2の曲率に
より設定されていることを特徴とするスクリーンに係る
ものである。
【0012】また、請求項2記載のスクリーンにおい
て、スクリーン1の中央部に採用されるマイクロレンズ
2の縦方向及び横方向の曲率に比してスクリーン1の周
縁部に採用されるマイクロレンズ2の縦方向及び横方向
の曲率の方が大となるように設定され、この曲率の設定
により、スクリーン1の中央部の縦方向及び横方向への
光散乱角度が狭く、周縁部の縦方向及び横方向への光散
乱角度が広くなるように設定されていることを特徴とす
るスクリーンに係るものである。
【0013】また、プロジェクタ3からの投影光を反射
若しくは透過して画像を写すスクリーン1であって、該
スクリーン1はマイクロレンズ2を複数並設した構成で
あり、また、このスクリーン1の光散乱角度は、該スク
リーン1の中央部では狭く、周縁部では広くなるように
設定され、当該光散乱角度は、該スクリーン1に複数設
けられた所定曲率に係る前記マイクロレンズ2の面積に
より設定されていることを特徴とするスクリーンに係る
ものである。
【0014】また、請求項4記載のスクリーンにおい
て、スクリーン1の中央部に採用されるマイクロレンズ
2の面積に比してスクリーン1の周縁部に採用されるマ
イクロレンズ2の面積の方が大となるように設定され、
この面積の設定により、スクリーン1の中央部の縦方向
及び横方向への光散乱角度が狭く、周縁部の縦方向及び
横方向への光散乱角度が広くなるように設定されている
ことを特徴とするスクリーンに係るものである。
【0015】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
スクリーンにおいて、スクリーン1の光散乱角度は、ス
クリーン1の中央部から周縁部に向かって徐々に広くな
るように設定されていることを特徴とするスクリーンに
係るものである。
【0016】また、請求項1〜6いずれか1項に記載の
スクリーンにおいて、マイクロレンズ2として凹レンズ
若しくは凸レンズが採用されていることを特徴とするス
クリーンに係るものである。
【0017】
【発明の作用及び効果】本発明の作用をプロジェクタ3
がスクリーン1の中央部の正面に設置された反射型のス
クリーン1の場合を例にして説明する。
【0018】スクリーン1の各部(中央部や周縁部)の
光散乱角度は、該スクリーン1に設けられたマイクロレ
ンズ2の形状により設定されており、マイクロレンズ2
はヘアーラインの技術と違って光学特性(光散乱特性)
を正確に制御できるから、プロジェクタ3からスクリー
ン1の各部に投影された投影光は所望の範囲に均一に反
射,散乱されることが可能となる。
【0019】また、マイクロレンズ2はレンズであるか
ら、プロジェクタ3からスクリーン1に投影された投影
光は該プロジェクタ3を略中心とする所定角度の範囲内
に反射,散乱され、この範囲外には反射,散乱されず、
よって、プロジェクタ3からの投影光が確実に鑑賞者に
向けて反射され、観賞者は明るい画像を観賞できること
になる。
【0020】また、スクリーン1の中央部に比して周縁
部の方が光散乱角度が広くなるように設定されているか
ら、スクリーン1の周縁部で反射,散乱されるプロジェ
クタ3からの投影光と、スクリーン1の中央部で反射,
散乱される投影光とがクロスする領域が広くなり、よっ
て、どの位置の鑑賞者も明るい画像を良好に観賞できる
ことになる。
【0021】本発明は上述のように構成したから、明る
さと視野範囲のバランスの良い実用性,汎用性に秀れた
スクリーンとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0023】本実施例は、プロジェクタ3からの投影光
を反射して画像を写すスクリーン1であって、該スクリ
ーン1はマイクロレンズ2を複数並設した構成であり、
また、このスクリーン1の光散乱角度は、該スクリーン
1の中央部では狭く、周縁部では広くなるように設定さ
れ、当該光散乱角度は、該スクリーン1に複数設けられ
た前記マイクロレンズ2の形状により設定されているも
のである。
【0024】このマイクロレンズ2は、図面では凹レン
ズを図示しているが、例えば、凸レンズであっても良
い。
【0025】図示したマイクロレンズ2は、スクリーン
1の表面に設けられている。尚、このスクリーン1の表
面上に保護層が形成されていても良い。
【0026】尚、マイクロレンズ2とは、微細なレンズ
という意味である。
【0027】このマイクロレンズ2による光散乱角度の
設定理論は下記の通りである(図4参照)。
【0028】マイクロレンズ2として半球形状のものを
採用した場合、立設状態のスクリーン1において、レン
ズピッチSと、光散乱角度θとの関係は下記式の通りで
ある。
【0029】Sx,y=2rsin(θx,y/2) ただし、 r=マイクロレンズ2の曲率半径 x=垂直方向 y=水平方向
【0030】即ち、光散乱角度θは、レンズピッチSと
曲率半径rとの関数であり、レンズピッチSが大きくな
る程、若しくは、曲率半径rが小さくなる程、光散乱角
度θが大きくなる。
【0031】従って、マイクロレンズ2の大きさ(=面
積、レンズピッチSが関係)や、曲率(=1/r、曲率
半径rが関係)を適宜に設定することで、該マイクロレ
ンズ2の光散乱角度を狭くしたり広くしたりすることが
できる。よって、スクリーン1におけるマイクロレンズ
2の一つ一つの縦方向及び横方向の光散乱角度を、該ス
クリーン1の中央部では狭く、周縁部では広くに設定す
ることで、立設状態のスクリーン1の垂直方向及び水平
方向の光散乱角度を、スクリーン1の中央部では狭く、
周縁部では広くに設定することができる。
【0032】尚、例えば、マイクロレンズ2の大きさは
一定として曲率のみを可変したり、若しくは、マイクロ
レンズ2の大きさを可変して曲率は一定としたりするこ
とでスクリーン1の各部位を適宜な光散乱角度に設定し
ても良い。
【0033】また、マイクロレンズ2は、プロジェクタ
3と向き合う面(この面は、マイクロレンズ2の一部で
ある)のみが投影光を反射する。従って、前記投影光は
前記マイクロレンズ2のプロジェクタ3と向き合う面に
よって反射され、該プロジェクタ3を略中心とする所定
角度に拡散されることになる。よって、投影光は、プロ
ジェクタ3及びその周辺方向、即ち、鑑賞者が存在する
方向の所定範囲に拡散され、鑑賞者と全く関係の無い方
向へは拡散されないことになる。
【0034】この際、スクリーン1の中央部の光拡散角
度が広いと、該中央部に投影された投影光が鑑賞者の存
在しない方向へも拡散され、この光が鑑賞者に視認され
ない無効な光となって中央部の画像が暗くなってしまう
が、本実施例では、この中央部の光拡散角度が狭い為、
該投影光は輝度の高い光として鑑賞者の存在する方向に
良好に拡散されることになる(図3参照)。
【0035】また、スクリーン1の周縁部の光拡散角度
が狭いと、該周縁部に投影された投影光がプロジェクタ
3を略中心とする狭い角度にしか拡散されなくなり、こ
の狭い角度の領域の鑑賞者しか画像を鑑賞できなくなっ
てしまうが、本実施例では、この周縁部の光拡散角度が
広い為、該投影光は鑑賞者の存在する方向の広い領域に
拡散されることになる(図3参照)。
【0036】故に、プロジェクタ3からスクリーン1に
投影された投影光は、鑑賞者が位置する所定の広い領域
にだけ良好に反射されることになり、該反射した投影光
によって所定の広い領域の鑑賞者が明るい画像を鑑賞で
きることになる。
【0037】このスクリーン1の各部の光散乱角度の設
定は、例えば、対角50インチ(約127cm)のスク
リーン1の中央部の法線に対して45°方向の範囲を視
野範囲としたい場合、下記のようにする。尚、角度はス
クリーン1の法線に対する角度である。
【0038】スクリーン1の中央部=横方向30乃至4
0°、縦方向10乃至20° スクリーン1の左右側縁部=横方向45乃至60°、縦
方向20乃至30° スクリーン1の上下側縁部=横方向35乃至60°、縦
方向20乃至30° スクリーン1の中央部と左右側縁部の間(左右中間部)
=横方向40乃至50°、縦方向15乃至25° スクリーン1の中央部と上下側縁部の間(上下中間部)
=横方向35乃至50°、縦方向15乃至23°
【0039】また、このスクリーン1の光散乱角度は、
中央部,左右側縁部,上下側縁部、及び、これらの中間
部等のブロックごとに段階的に可変する構成を採用して
も良いし、中央部から周縁部に向けて連続的に、若しく
は、連続的とみなし得る程度に徐々に可変する構成を採
用しても良い。尚、連続的に可変する方がきめ細かな光
散乱角度の設定が可能となる。
【0040】本実施例により、平面状で、水平巾100
0mm、垂直高さ800mm、表面に形成したマイクロ
レンズ2により法線に対する光散乱角度を図1に設定し
た数値とした反射型のスクリーン1及び透過型のスクリ
ーン1を試作したところ、スクリーン1の全面において
画像が明るく、また、広い領域で画像を鑑賞できるスク
リーン1が得られた。尚、図1中、θxは縦方向の光散
乱角度、θyは横方向の光散乱角度である。
【0041】本実施例は上述のように構成したから、明
るさと視野範囲のバランスの良い実用性,汎用性に秀れ
たスクリーンとなる。
【0042】また、光拡散角度は、スクリーン1の周縁
部、即ち、スクリーン1の左右縁部と上下縁部の双方が
広くなるように設定されているから、スクリーン1の全
体から広い範囲に存在する鑑賞者に向けて投影光が反射
されることになり、よって、スクリーン1の全体が明る
い画像を観賞者が鑑賞することができる。
【0043】更に、マイクロレンズ2は、ヘアーライン
の技術と異なり、レンズであるから、各マイクロレンズ
2ごとに光拡散角度を細かく設定したりできる等、光拡
散角度の範囲において投影光を均一に拡散せしめられる
ようにすることができ、スクリーン1の各部によって投
影光の反射がムラになったりせず、よって、スクリーン
1の全体が均一な明るさの良好な画像を鑑賞者が鑑賞す
ることができる。
【0044】尚、本実施例は、反射型のスクリーン1に
ついて説明したが、透過型のスクリーンであっても同様
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明正面図である。尚、数値はスク
リーン1の各部の光散乱角度を示す。
【図2】本実施例の説明斜視図である。
【図3】本実施例の説明図である。
【図4】本実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 スクリーン 2 マイクロレンズ 3 プロジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 政敏 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 株式 会社有沢製作所内 (72)発明者 楚山 誠 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 株式 会社有沢製作所内 (72)発明者 丸田 一 新潟県上越市南本町1丁目5番5号 株式 会社有沢製作所内 Fターム(参考) 2H021 BA02 BA28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクタからの投影光を反射若しく
    は透過して画像を写すスクリーンであって、該スクリー
    ンはマイクロレンズを複数並設した構成であり、また、
    このスクリーンの光散乱角度は、該スクリーンの中央部
    では狭く、周縁部では広くなるように設定され、当該光
    散乱角度は、該スクリーンに複数設けられた前記マイク
    ロレンズの形状により設定されていることを特徴とする
    スクリーン。
  2. 【請求項2】 プロジェクタからの投影光を反射若しく
    は透過して画像を写すスクリーンであって、該スクリー
    ンはマイクロレンズを複数並設した構成であり、また、
    このスクリーンの光散乱角度は、該スクリーンの中央部
    では狭く、周縁部では広くなるように設定され、当該光
    散乱角度は、該スクリーンに複数設けられた所定面積に
    係る前記マイクロレンズの曲率により設定されているこ
    とを特徴とするスクリーン。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスクリーンにおいて、ス
    クリーンの中央部に採用されるマイクロレンズの縦方向
    及び横方向の曲率に比してスクリーンの周縁部に採用さ
    れるマイクロレンズの縦方向及び横方向の曲率の方が大
    となるように設定され、この曲率の設定により、スクリ
    ーンの中央部の縦方向及び横方向への光散乱角度が狭
    く、周縁部の縦方向及び横方向への光散乱角度が広くな
    るように設定されていることを特徴とするスクリーン。
  4. 【請求項4】 プロジェクタからの投影光を反射若しく
    は透過して画像を写すスクリーンであって、該スクリー
    ンはマイクロレンズを複数並設した構成であり、また、
    このスクリーンの光散乱角度は、該スクリーンの中央部
    では狭く、周縁部では広くなるように設定され、当該光
    散乱角度は、該スクリーンに複数設けられた所定曲率に
    係る前記マイクロレンズの面積により設定されているこ
    とを特徴とするスクリーン。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のスクリーンにおいて、ス
    クリーンの中央部に採用されるマイクロレンズの面積に
    比してスクリーンの周縁部に採用されるマイクロレンズ
    の面積の方が大となるように設定され、この面積の設定
    により、スクリーンの中央部の縦方向及び横方向への光
    散乱角度が狭く、周縁部の縦方向及び横方向への光散乱
    角度が広くなるように設定されていることを特徴とする
    スクリーン。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載のスク
    リーンにおいて、スクリーンの光散乱角度は、スクリー
    ンの中央部から周縁部に向かって徐々に広くなるように
    設定されていることを特徴とするスクリーン。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載のスク
    リーンにおいて、マイクロレンズとして凹レンズ若しく
    は凸レンズが採用されていることを特徴とするスクリー
    ン。
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