JP2003028631A - 長さ計測装置および方法 - Google Patents

長さ計測装置および方法

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JP2003028631A
JP2003028631A JP2001215487A JP2001215487A JP2003028631A JP 2003028631 A JP2003028631 A JP 2003028631A JP 2001215487 A JP2001215487 A JP 2001215487A JP 2001215487 A JP2001215487 A JP 2001215487A JP 2003028631 A JP2003028631 A JP 2003028631A
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JP2001215487A
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English (en)
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Kazuo Onishi
一夫 大西
Hiroyuki Nishida
弘幸 西田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークの搬送状態によらず、また、検出手段の
応答性や分解能を向上させることなく、簡易な構成でワ
ークの長さを高精度に計測する。 【解決手段】搬送装置34の軸線Cに対して対称の点P
1、P2に投光器24a、26a、受光器24b、26
bからなる2組の光センサを備え、コントローラ12
は、受光器24b、26bがワーク36を検出する信号
の時間差に基づいてワーク36の傾斜角度θを求める。
そして、この傾斜角度θの値と搬送速度Vなどの値を用
いて所定の演算式によりワーク36の長さLRを演算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送手段により搬
送されるワークの長さを計測する長さ計測装置および方
法に関し、特に、ワークが搬送方向に対して傾いている
場合や、ワークの検出手段の検出精度に限界があるよう
な場合であっても、ワークの長さを高精度に計測するこ
とを可能とする長さ計測装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】搬送手段によって搬送されるワークの長
さを計測する技術として、搬送方向に所定間隔離間させ
て配設した2個のセンサによるワークエッジの検出信号
と、搬送手段によるワークの搬送距離に対応して生成さ
れるパルス信号とに基づいてワークの長さを測長するも
のが知られている(特開平5−34141号公報、特公
平8−20222号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】搬送手段によりワーク
を搬送する場合、意識的に矯正手段を設けていないと、
ワークが搬送中に蛇行し、その軸線が搬送方向に対して
ずれてしまうおそれがある。また、このような軸線のず
れは、搬送面に水平な方向だけではなく、例えば、ワー
クと搬送面との間に異物が挟まっている場合や、搬送面
に接触するワークに凹凸のある場合のように、搬送面に
垂直な方向に生じることもある。
【0004】このように、ワークの軸線が搬送方向に対
して傾斜している場合、上記の従来技術では、搬送方向
と直交する幅方向や厚み方向に無視できない幅を有して
いるワークにおいては、その長さを正確に計測すること
ができない。
【0005】さらに、上記の従来技術では、センサの応
答性や分解能を考慮していないため、センサ仕様によっ
ては、充分な精度でワークの長さを計測することができ
なくなってしまう。例えば、搬送手段によるワークの搬
送速度が速いと、センサがワークの通過を確実に検出す
るのに要する時間が相対的に長くなることから、その
分、検出誤差が増大してしまう。また、センサの視野範
囲はある程度の幅を有しているため、その範囲を狭く設
定して分解能を向上させようとすると、ワークエッジを
確実に捉えることができなくなってしまうおそれがあ
る。
【0006】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、ワークの搬送状態によらず、また、検出
手段の応答性や分解能を向上させることなく、簡易な構
成でワークの長さを高精度に計測することのできる長さ
計測装置および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る長さ計測装
置は、ワークを搬送する搬送手段と、第1地点と、前記
第1地点から搬送方向に所定距離離間する第2地点とを
前記ワークの所定部位が通過したことを検出する検出手
段と、前記検出手段による前記所定部位の通過検出信号
から前記ワークの長さを演算する演算手段と、を備え、
前記第1地点または前記第2地点の少なくとも一方は、
前記搬送方向と異なる方向に離間する複数地点よりな
り、前記演算手段は、前記検出手段による前記複数地点
の通過検出信号から前記搬送方向に対する前記ワークの
傾斜角度を求め、前記傾斜角度により補正した前記ワー
クの長さを演算することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る長さ計測方法は、ワー
クの所定部位が第1地点を通過したことを検出する第1
ステップと、前記ワークの所定部位が前記第1地点から
搬送方向に所定距離離間する第2地点を通過したことを
検出する第2ステップと、前記ワークの所定部位が前記
搬送方向と異なる方向に離間する複数地点を通過したこ
とを検出する第3ステップと、前記第1地点の通過検出
信号と、前記第2地点の通過検出信号とから前記ワーク
の長さを求める第4ステップと、前記複数地点の通過検
出信号から前記搬送方向に対する前記ワークの傾斜角度
を求める第5ステップと、前記第4ステップで求めた前
記ワークの長さを前記第5ステップで求めた前記傾斜角
度により補正する第6ステップと、からなることを特徴
とする。
【0009】この場合、ワークが搬送方向に対して傾斜
して搬送されている場合であっても、その長さを正確に
計測することができる。
【0010】なお、搬送方向と異なる方向に離間する前
記複数地点は、前記搬送方向を含み、搬送面と直交する
面内に設定し、その複数地点を通過するワークの所定部
位を検出手段により検出することにより、搬送面内での
ワークの傾斜を補正した長さ計測を行うことができる。
【0011】また、搬送方向と異なる方向に離間する前
記複数地点は、前記搬送方向を含み、搬送面と直交する
面内に設定し、その複数地点を通過するワークの所定部
位を検出手段により検出することにより、搬送面と直交
する方向に対するワークの傾斜を補正した長さ計測を行
うことができる。
【0012】さらに、本発明に係る長さ計測装置は、ワ
ークを搬送する搬送手段と、複数の第1地点と、前記複
数の第1地点から搬送方向に所定距離離間する複数の第
2地点とを前記ワークの所定部位が通過したことを検出
する検出手段と、前記検出手段による前記複数の第1地
点に対する前記所定部位の通過検出信号の平均値と、前
記検出手段による前記複数の第2地点に対する前記所定
部位の通過検出信号の平均値とから前記ワークの長さを
演算する演算手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】前記第1地点または前記第2地点の少なく
とも一方は、前記搬送方向と異なる方向に離間する複数
地点よりなり、前記演算手段は、前記検出手段による前
記複数地点の通過検出信号から前記搬送方向に対する前
記ワークの傾斜角度を求め、前記傾斜角度により補正し
た前記ワークの長さを演算するようにしてもよい。
【0014】前記検出手段は、光ビームを出力する発光
部と、前記光ビームを受光する受光部と、を備え、前記
光ビームの光量変化に基づいて前記所定部位の通過を検
出するようにしてもよい。
【0015】前記検出手段は、光ビームを出力する発光
部と、前記光ビームを受光する受光部と、複数の前記第
1地点または前記第2地点を通過した前記光ビームを前
記受光部に導く反射体と、を備え、前記光ビームの光量
変化に基づいて前記所定部位の通過を検出するようにし
てもよい。
【0016】前記ワークは、前記光ビームの一部を透過
する光透過体からなるものであってもよい。
【0017】前記ワークの所定部位が前記搬送方向と異
なる方向に離間する複数地点を通過したことを検出する
第4ステップと、前記複数地点の通過検出信号から前記
搬送方向に対する前記ワークの傾斜角度を求める第5ス
テップと、前記第3ステップで求めた前記ワークの長さ
を前記第5ステップで求めた前記傾斜角度により補正す
る第6ステップと、からなるものであってもよい。
【0018】さらにまた、本発明に係る長さ計測方法
は、ワークの所定部位が複数の第1地点を通過したこと
を検出する第1ステップと、前記ワークの所定部位が前
記複数の第1地点から搬送方向に所定距離離間する複数
の第2地点を通過したことを検出する第2ステップと、
前記複数の第1地点の通過検出信号の平均値と、前記複
数の第2地点の通過検出信号の平均値とから前記ワーク
の長さを求める第3ステップと、からなることを特徴と
する。
【0019】この場合、ワークが複数の地点を通過する
ことで得られる通過検知信号を平均化することにより、
検出手段の応答性や分解能に起因する検出誤差を実質上
低下させ、高精度な長さ計測が可能となる。
【0020】なお、通過検知信号を平均化するととも
に、ワークの搬送方向に対する傾斜を補正することによ
り、一層高精度な長さ計測を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る長さ計測装置
および方法を適用した実施の形態を図1〜図9を参照し
ながら説明する。
【0022】まず、第1の実施の形態において使用する
搬送貨物の計測装置10aは、図1に示すように、搬送
装置(搬送手段)34の搬送面34aの上面に設けられ
た4つの投光器24a、26a、28a、30aと、搬
送面34aの下面に設けられた4つの受光器(検出手
段)24b、26b、28b、30bと、これらの投光
器24a、26a、28a、30a、受光器24b、2
6b、28b、30bを制御して信号を演算処理するコ
ントローラ(演算手段)12と、コントローラ12が処
理した結果を表示するモニタ22とを有する。
【0023】搬送装置34の搬送面34aは透明な搬送
ベルトで構成されており、投光器24a、26a、28
a、30aの発する光が透過するようになっている。ま
た、搬送装置34は、図示しない駆動装置により動作し
搬送ベルトを矢印Aの方向へ駆動する。
【0024】コントローラ12は、投光器24a、26
a、28a、30a、受光器24b、26b、28b、
30bを制御するインターフェース16と、インターフ
ェース16の信号を演算処理してその結果をモニタ22
へ伝えるCPU14とを備える。
【0025】受光器24bは投光器24aの発する光を
受光するように設定されており、その光軸と搬送面34
aは点P1で交差する。また、この点P1は搬送装置3
4の搬送方向の軸線Cに対して距離Sだけ離れている。
【0026】受光器26bは投光器26aの発する光を
受光するように設定されており、その光軸と搬送面34
aは点P2で交差する。また、この点P2は軸線Cに対
して点P1と対称の位置に設定されている。
【0027】受光器28bは投光器28aの発する光を
受光するように設定されており、その光軸と搬送面34
aは点P3で交差する。また、この点P3は軸線C上に
設定されており、点P1、P2を結ぶ線分より搬送方向
の逆方向側に距離L−Uだけ離れている。
【0028】受光器30bは投光器30aの発する光を
受光するように設定されており、その光軸と搬送面34
aは点P4で交差する。また、この点P4は軸線C上に
設定されており、点P1、P2を結ぶ線分より搬送方向
の逆方向側に距離L+Uだけ離れている。
【0029】また、点P3と点P4の中点、つまり軸線
C上で、点P1、P2を結ぶ線分より搬送方向の逆方向
側に距離Lだけ離れている定点を点Qとして設定してい
る。
【0030】次に、搬送貨物の計測装置10aの動作に
ついて説明する。
【0031】図2に示すように、長さLRのワーク36
が搬送面34aに載置され、軸線Cに対して傾斜角度θ
だけ傾いて搬送されているとき、点P1〜P4(第1地
点または第2地点)に対応する受光器24b、26b、
28b、30bの入力信号は図3に示す通りになる。な
お、図3のQ(受光器32b)信号については後述す
る。
【0032】図3において、時刻te1は、ワーク36
の後端36aが点P1を通過した時刻を表し、同様に時
刻te2、te3、te4はそれぞれ後端36aが点P
2、P3、P4を通過した時刻を表す。
【0033】時刻ts1は、ワーク36の前端36bが
点P1を通過した時刻を表し、同様に時刻ts2、ts
3、ts4はそれぞれ前端36bが点P2、P3、P4
を通過した時刻を表す。
【0034】コントローラ12は、これらの時刻データ
と前記距離Lとからワーク36の搬送速度Vを次の
(1)式から求める。
【0035】 V=2×L/(((ts1+ts2)/2−(ts3+ts4)/2)+( (te1+te2)/2−(te3+te4)/2)) …(1) この(1)式は、ワーク36が距離Lを移動した時間差
を前端36bと後端36aの両端で計測して、その2つ
の時間差をさらに平均した値と距離Lとから搬送速度V
を演算するものである。
【0036】(1)式のうち右辺括弧内前半の((ts
1+ts2)/2−(ts3+ts4)/2)の項は、
前端36bが点P1とP2を通過した時刻の平均から、
点P3と点P4を通過した時刻を減算したものであり、
前端36bが距離Lを移動した平均時間を表す。
【0037】右辺括弧内後半の((te1+te2)/
2−(te3+te4)/2)の項は、後端36aが点
P1とP2を通過した時刻の平均から、点P3と点P4
を通過した時刻を減算したものであり、後端36aが距
離Lを移動した平均時間を表す。
【0038】ここで、(1)式の右辺の括弧内の各時刻
の平均値は、前端36bおよび後端36aが搬送装置3
4の軸線C上で、点P1、P2の中点または点Qを通過
した時刻の平均値である。この場合、例えば、受光器2
4b、26bの応答性は、搬送装置34の搬送速度に反
比例して低下するが、コントローラ12は、これらの入
力信号を平均化処理しているため、搬送速度の違いによ
る応答性の相違はキャンセルされ、実質上検出誤差とし
て出現しないことになる。また、受光器24b、26b
は、所定の受光面積を有しており、入力信号に基づく位
置検出の分解能が制限されることが懸念されるが、この
分解能の制限も入力信号の平均化処理によってキャンセ
ルされ、実質上検出誤差として出現しないことになる。
さらに、たとえ、受光器24b、26bの応答性や分解
能にばらつきがあったとしても、そのばらつきが平均化
されるので、点P1、P2の中点を通過する時刻の精度
は、受光器を1個とした場合に比較して高精度に維持さ
れることになる。同様に、受光器28b、30bによっ
て得られる入力信号における応答性および分解能も、ワ
ーク36の前端36bおよび後端36aの位置検出に影
響を与えることはない。
【0039】なお、搬送速度Vに関しては、演算により
求めるのではなく、搬送装置34にエンコーダ等のセン
サを設けて直接計測するようにしてもよい。
【0040】次に、ワーク36の傾斜角度θを次の
(2)式から求める。ここで、定数WはW=2×Sであ
る。
【0041】 θ=Tan-1((V×(ts1−ts2)+V×(te1−te2))/( 2×W)) …(2) この(2)式のうち右辺括弧内前半のV×(ts1−t
s2)の項は、前端36bが点P1とP2を通過した時
間差と搬送速度Vを乗算したものであり、図2における
距離dsを表す。また、右辺括弧内後半のV×(te1
−te2)の項は、後端36aが点P1とP2を通過し
た時間差と搬送速度Vを乗算したものであり、図2にお
ける距離deを表す。
【0042】なお、第1の実施の形態では、点P1と点
P2は軸線Cに対して対称の位置に設定されていること
から(2)式が成立しているが、この2点P1、P2は
必ずしも対称の関係になっている必要はなく、軸線Cか
ら離間し、且つ、ワーク36が通過する部位であれば、
任意の位置に設定することができる。この場合、各点P
1、P2の位置関係から容易に(2)式を書き換えるこ
とができる。
【0043】次に、ワーク36の実移動長LMを次の
(3)式から求める。
【0044】 LM=L−V×((ts1+ts2)/2−(te3+te4)/2) …(3) この(3)式のうち右辺括弧内前半の(ts1+ts
2)/2の項は、前端36bが点P1とP2を通過した
時刻の平均であり、右辺括弧内後半の(te3+te
4)/2の項は、後端36aが点P3とP4を通過した
時刻の平均であり、括弧内はその減算をしている。つま
りワーク36が3つの点P1、P2、Qの上を覆って通
過している時間を表し、これに搬送速度Vを乗算するの
で距離Lに対する不足分の長さが求まる。さらに距離L
からその不足分を減算すれば実移動長LMが求まる。な
お、この(3)式の括弧内の符号は、実移動長LM>距
離Lのときは負であり、実移動長LM<距離Lのときは
正となって符号が変化するので、実移動長LMと距離L
の大小関係に係わらず(3)式が成立することは当然で
ある。
【0045】次に、ワーク36の長さLRを次の(4)
式から求める。
【0046】 LR=LM×cosθ …(4) この(4)式は、図2からも明らかなように、実移動長
LMに対して余弦演算を行えば長さLRを求めることが
できる。そして、CPU14は後処理として、この値を
モニタ22に表示させるなどの処理を行う。
【0047】このように、第1の実施の形態における搬
送貨物の計測装置10aを用いた長さ計測方法では、時
刻データと、受光器24b、26bおよび28b、30
b間の距離Lとから、ワーク36の平均化された搬送速
度Vを(1)式から求めることができる。
【0048】また、搬送方向に対して所定の角度を有す
る2つの箇所である点P1、P2に投光器24a、26
aおよび受光器24b、26bを設定したので、(2)
式によりワーク36の搬送方向に対する傾斜角度θを求
めることができる。
【0049】そして、傾斜角度θ、搬送速度V等から
(3)式、(4)式によりワーク36の長さLRを求め
ることができる。
【0050】なお、上述の説明においては、検出器とし
て透過型の光センサである投光器24a、26a、28
a、30a、受光器24b、26b、28b、30bを
用いた例を示したが、反射型のセンサ等でもよいし、ワ
ーク36の種類によっては近接センサまたは接触型のセ
ンサであってもよい。
【0051】次に、第2の実施の形態において使用する
搬送貨物の計測装置10bについて図4および図5を参
照しながら説明する。
【0052】図4に示すように、第2の実施の形態は、
高さ方向に厚みhを有するワーク38の長さを計測する
ことを目的とするものであり、第1の実施の形態と構成
要素は同じであるが、投光器24a、26a、28a、
30a、受光器24b、26b、28b、30bが配置
されている位置が異なる。以下、対応する構成要素に対
しては第1の実施の形態と同じ符号を記して説明する。
【0053】受光器24bと投光器24aの光軸は、搬
送面34aに垂直な仮想の面で点P1と交差する。ま
た、軸線Cを仮想の面上で、点P1より適当な距離Sだ
け下側に設定する。
【0054】受光器26bと投光器26aの光軸、受光
器28bと投光器28aの光軸および受光器30bと投
光器30aの光軸は同様に点P2、P3、P4と交差
し、これらの点P1〜P4の位置関係は、前記仮想の面
において第1の実施の形態と同様の位置関係である。
【0055】図5に示すように、搬送面34aを長さL
Rであるワーク38が、異物50が介在することによ
り、搬送面34aおよび軸線Cに対して傾斜角度θの向
きに載置されて搬送されているとき、点P1〜P4に対
応する受光器24b、26b、28b、30bの入力信
号は、第1の実施の形態と同様に図3のようになる。
【0056】図3に示される時刻データと、距離L、距
離S等から前記(1)〜(4)式により搬送速度V、ワ
ーク38の長さLRを求めることができる。
【0057】このように第2の実施の形態においては、
第1の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、高
さ方向に厚みhをもつワーク38が高さ方向に傾斜して
いる場合において、その長さLRを高精度に計測するこ
とができる。
【0058】次に、第3の実施の形態において使用する
搬送貨物の計測装置10cについて図3および図6を参
照しながら説明する。
【0059】図6に示すように、第3の実施の形態は、
光センサの数を3組にして構成するものであり、第1の
実施の形態における投光器28a、30aを1つの投光
器32aとし、受光器28b、30bを1つの受光器3
2bで置き換えて構成されている。
【0060】受光器32bは投光器32aの発する光を
受光するように設定されており、その光軸と搬送面34
aは前記点Qで交差する。
【0061】受光器32bの信号は、図3に示すよう
に、ワーク36の前端36bが点Qを通過する時刻ts
5が、前記時刻ts3と前記時刻ts4の中間時刻にな
る。また、後端36aが点Qを通過する時刻te5は、
前記時刻te3と前記時刻te4の中間時刻になる。
【0062】そして、前記(1)式における(ts3+
ts4)/2をts5で置き換え、前記(3)式におけ
る(te3+te4)/2をte5で置き換えれば、搬
送速度Vおよび前記実移動長LMを求めることができ
る。また、傾斜角度θは前記(2)式をそのまま用いて
求められるので、これらの変数から前記(4)式により
長さLRが求まる。
【0063】このように、第3の実施の形態において
は、受光器32bの応答性および分解能の範囲内におい
て、第1の実施の形態と略同様の効果が得られるととも
に、検出手段の数を3組で構成することができる。
【0064】次に、第4の実施の形態において使用する
搬送貨物の計測装置10dについて図7および図8を参
照しながら説明する。
【0065】図7に示すように、第4の実施の形態は、
半透明体のワーク40の形状をレーザ投光器(発光部)
42aと、レーザ受光器(受光部)42bと、レーザ光
の光軸46上に配設される鏡などの反射体44a〜44
dとにより構成される。光軸46は、第1の実施の形態
における点P1〜P4を通過するように構成される。
【0066】より具体的には、レーザ投光器42aが発
したレーザ光は、順に点P1、反射体44a、点P2、
反射体44b、反射体44c、点P3、反射体44d、
点P4をそれぞれ経由してレーザ受光器42bに入射す
る。そして、レーザ受光器42bでは、入射したレーザ
光の受光信号を前記インターフェース16へ伝えてい
る。
【0067】半透明体のワーク40の形状が前記ワーク
36と同様であり、軸線Cに対する傾斜角度θも同じで
ある(図2参照)と仮定したとき、ワーク40の後端4
0aおよび前端40bが搬送されて点P4、点P3、点
P2、点P1の順に通過すると、レーザ受光器42bの
受光レベルは、図8に示す通りになる。
【0068】つまり、図8において、受光レベルは、レ
ーザ受光器42bに入射するレーザビームの受光レベル
の初期値M0から前端40bが点P4、点P3、点P
2、点P1を通過するに従い、ワーク40の透過率に依
存して幅dm1、dm2、dm3、dm4で低下するの
で、この順に時刻ts4,ts3、ts2、ts1が求
まる。また同様に後端40aが通過するに従い、受光信
号のレベルが幅dm4、dm3、dm2、dm1で上昇
するので、この順に時刻te1、te2、te3、te
4が求まる。
【0069】ここで、幅dm1、dm2、dm3および
dm4は、初期値M0を基準にした受光レベルの減衰量
(%)である。以下、幅dm1〜dm4を求める具体的
な方法について説明する。
【0070】まず、中間変数として、レーザ投光器42
aの出力光量を基準にした幅(%)dmx1、dmx
2、dmx3およびdmx4を求める。レーザ投光器4
2aの出力を100%、ワーク40の透過率を80%、
反射体44a〜44dの反射率を98%とすると、初期
値M0は、ワーク40を介することなく4つの反射体4
4a〜44dで反射された値なので、M0=0.98×
0.98×0.98×0.98×100=92.2%で
ある。ワーク40を1回通過したときの幅dmx1はd
mx1=92.2×(1−0.8)=18.4%であ
る。
【0071】同様に、 dmx2=92.2×(1−0.8)×0.8=14.
8% dmx3=92.2×(1−0.8)×0.8×0.8
=11.8% dmx4=92.2×(1−0.8)×0.8×0.8
×0.8=9.4% となる。
【0072】幅dm1〜dm4は、幅dmx1〜dmx
4を初期値M0で除算すればよいから、 dm1=dmx1/M0×100=(1−0.8)×1
00=20% dm2=dmx2/M0×100=(1−0.8)×
0.8×100=14.8% dm3=dmx3/M0×100=(1−0.8)×
0.8×0.8×100=12.8% dm4=dmx4/M0×100=(1−0.8)×
0.8×0.8×0.8×100=10.2% となるので、これらの幅dm1〜dm4に応じた検出閾
値を設定すればよい。また、これらの幅はワーク40の
透過率をT、ワーク40の通過回数をnとすれば、一般
式として、(1−T)×T(n-1)×100[%]と表す
ことができるので、この式から計算するようにしてもよ
い。
【0073】このように、受光信号に基づいて時刻ts
4、ts3、ts2、ts1、te4、te3、te
2、te1を求めることができるので、前記(1)〜
(4)式に代入すれば搬送速度V、実移動長LM、傾斜
角度θ、長さLRが求まる。
【0074】このように、第4の実施の形態において
は、半透明体のワーク40に対して、第1の実施の形態
と同様の効果が得られるとともに、検出手段に関しては
1組だけで構成することができる。
【0075】なお、上述の第4の実施の形態において
は、検出手段としてレーザ投光器42aとレーザ受光器
42bを用いたが、これに限らず、ワーク40の材質に
より、X線や指向性の強い光および電波等を用いてもよ
い。
【0076】次に、第5の実施の形態において使用する
搬送貨物の計測装置10eについて、図9を参照しなが
ら説明する。
【0077】第5の実施の形態は、レーザ光の光軸46
上に6つの反射体44a〜44fを設けて、搬送面43
aと光軸46が垂直に交差するように構成されている。
【0078】このようにすることにより、反射体44a
〜44fの向きの調整が容易になる。
【0079】なお、上述の第1〜第5の各実施の形態
を、それぞれ組み合わせて構成してもよいことはもちろ
んである。例えば、第1および第2の実施の形態を組み
合わせて、8つの光軸により上下方向および左右方向に
関して計測するように構成することにより、3次元的に
傾斜している厚みhのあるワーク38の長さLRを高精
度に求めることができる。また、例えば、第3および第
4の実施の形態を組み合わせて、レーザ光と反射体によ
り3つの点P1、P2、Qに関してデータをとるように
してもよい。
【0080】さらに、この発明に係る長さ計測装置およ
び方法は、上述の実施の形態例に限らず、この発明の要
旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはも
ちろんである。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る長さ
計測装置および方法によれば、ワークが搬送方向に傾斜
している場合であっても、その傾斜角度を補正し、長さ
を高精度に検出することができる。
【0082】また、複数の地点におけるワークの通過を
検出手段によって検出し、その通過検出信号を平均化す
ることにより、検出手段の応答性や分解能の影響を実質
上受けることなく、従って、高価な検出手段等を用いる
ことなく、ワークの長さを安価な構成で高精度に計測す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る計測装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態において、搬送装置の搬送面
に載置されたワークの状態を示す説明図である。
【図3】各受光器の信号を時系列で表した説明図であ
る。
【図4】第2の実施の形態に係る計測装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態において、搬送装置の搬送面
に載置されたワークの状態を示す説明図である。
【図6】第3の実施の形態に係る計測装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図7】第4の実施の形態に係る計測装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態において、受光器の信号を時
系列で表した説明図である。
【図9】第5の実施の形態に係る計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10a〜10e…搬送貨物の計測装置 12…コント
ローラ 14…CPU 16…インタ
ーフェース 22…モニタ 24a、26a、28a、30a、32a…投光器 24b、26b、28b、30b、32b…受光器 34…搬送装置 34a…搬送
面 36、38、40…ワーク 36b、40
b…前端 36a、40b…後端 42a…レー
ザ投光器 42b…レーザ受光器 44a〜44
f…反射体 46…光軸 50…異物 C…軸線 L…距離 LR…長さ P1、P2、
P3、P4、Q…点 S…距離 θ…傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA20 AA22 AA35 AA39 AA67 BB01 CC00 FF32 FF33 FF34 FF36 FF64 FF68 GG04 HH04 HH11 JJ05 JJ07 JJ15 LL12 PP15 QQ04 QQ06 QQ25 QQ26 QQ28 QQ42 2F069 AA34 AA75 GG04 GG07 GG58 NN26 PP07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを搬送する搬送手段と、 第1地点と、前記第1地点から搬送方向に所定距離離間
    する第2地点とを前記ワークの所定部位が通過したこと
    を検出する検出手段と、 前記検出手段による前記所定部位の通過検出信号から前
    記ワークの長さを演算する演算手段と、 を備え、前記第1地点または前記第2地点の少なくとも
    一方は、前記搬送方向と異なる方向に離間する複数地点
    よりなり、前記演算手段は、前記検出手段による前記複
    数地点の通過検出信号から前記搬送方向に対する前記ワ
    ークの傾斜角度を求め、前記傾斜角度により補正した前
    記ワークの長さを演算することを特徴とする長さ計測装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記搬送方向と異なる方向に離間する前記複数地点は、
    前記搬送方向を含む搬送面内に設定されることを特徴と
    する長さ計測装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、 前記搬送方向と異なる方向に離間する前記複数地点は、
    前記搬送方向を含み、搬送面と直交する面内に設定され
    ることを特徴とする長さ計測装置。
  4. 【請求項4】ワークを搬送する搬送手段と、 複数の第1地点と、前記複数の第1地点から搬送方向に
    所定距離離間する複数の第2地点とを前記ワークの所定
    部位が通過したことを検出する検出手段と、 前記検出手段による前記複数の第1地点に対する前記所
    定部位の通過検出信号の平均値と、前記検出手段による
    前記複数の第2地点に対する前記所定部位の通過検出信
    号の平均値とから前記ワークの長さを演算する演算手段
    と、 を備えることを特徴とする長さ計測装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の装置において、 前記第1地点または前記第2地点の少なくとも一方は、
    前記搬送方向と異なる方向に離間する複数地点よりな
    り、前記演算手段は、前記検出手段による前記複数地点
    の通過検出信号から前記搬送方向に対する前記ワークの
    傾斜角度を求め、前記傾斜角度により補正した前記ワー
    クの長さを演算することを特徴とする長さ計測装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5記載の装置において、 前記検出手段は、 光ビームを出力する発光部と、 前記光ビームを受光する受光部と、 を備え、前記光ビームの光量変化に基づいて前記所定部
    位の通過を検出することを特徴とする長さ計測装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜5記載の装置において、 前記検出手段は、 光ビームを出力する発光部と、 前記光ビームを受光する受光部と、 複数の前記第1地点または前記第2地点を通過した前記
    光ビームを前記受光部に導く反射体と、 を備え、前記光ビームの光量変化に基づいて前記所定部
    位の通過を検出することを特徴とする長さ計測装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の装置において、 前記ワークは、前記光ビームの一部を透過する光透過体
    からなることを特徴とする長さ計測装置。
  9. 【請求項9】ワークの所定部位が第1地点を通過したこ
    とを検出する第1ステップと、 前記ワークの所定部位が前記第1地点から搬送方向に所
    定距離離間する第2地点を通過したことを検出する第2
    ステップと、 前記ワークの所定部位が前記搬送方向と異なる方向に離
    間する複数地点を通過したことを検出する第3ステップ
    と、 前記第1地点の通過検出信号と、前記第2地点の通過検
    出信号とから前記ワークの長さを求める第4ステップ
    と、 前記複数地点の通過検出信号から前記搬送方向に対する
    前記ワークの傾斜角度を求める第5ステップと、 前記第4ステップで求めた前記ワークの長さを前記第5
    ステップで求めた前記傾斜角度により補正する第6ステ
    ップと、からなることを特徴とする長さ計測方法。
  10. 【請求項10】ワークの所定部位が複数の第1地点を通
    過したことを検出する第1ステップと、 前記ワークの所定部位が前記複数の第1地点から搬送方
    向に所定距離離間する複数の第2地点を通過したことを
    検出する第2ステップと、 前記複数の第1地点の通過検出信号の平均値と、前記複
    数の第2地点の通過検出信号の平均値とから前記ワーク
    の長さを求める第3ステップと、 からなることを特徴とする長さ計測方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の方法において、 前記ワークの所定部位が前記搬送方向と異なる方向に離
    間する複数地点を通過したことを検出する第4ステップ
    と、 前記複数地点の通過検出信号から前記搬送方向に対する
    前記ワークの傾斜角度を求める第5ステップと、 前記第3ステップで求めた前記ワークの長さを前記第5
    ステップで求めた前記傾斜角度により補正する第6ステ
    ップと、 からなることを特徴とする長さ計測方法。
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