JP2003028182A - スプライン嵌合部の摩耗補修装置及び摩耗補修方法 - Google Patents
スプライン嵌合部の摩耗補修装置及び摩耗補修方法Info
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Abstract
嵌合部19に連通する貫通穴24を設けるとともに、こ
の貫通穴24の入口に注入ニップル25を設け、注入ニ
ップル25及び貫通穴24を用いて充填剤32をスプラ
イン嵌合部19へ充填可能とした。 【効果】 スプライン嵌合部の摩耗補修時に、補修用キ
ャップ側からスプライン嵌合部へ充填剤を充填してスプ
ライン嵌合部の隙間を埋め、従来行っていた雌スプライ
ン部の溝加工やボス部への貫通孔開けを省くことがで
き、スプライン嵌合部の摩耗補修の作業工数、作業時間
を低減することができる。
Description
の摩耗を補修するための作業工数、作業時間及び加工コ
ストを低減するのに好適なスプライン嵌合部の摩耗補修
装置及び摩耗補修方法に関する。
合により動力を伝達する構造が一般に知られている。こ
のようなスプライン嵌合では、長期に亘って使用した
り、伝達動力が大きい場合に雄スプライン部又は雌スプ
ライン部が摩耗し、がたつきが生じる。そのままの使用
を続けると、がたつきによって更なる摩耗が進行し、雄
スプライン部側や雌スプライン部側の部材を交換するこ
とになり、多大な交換コストが掛かる。このようなコス
トを抑えるために、摩耗が進行しないうちに摩耗した部
分を補修する技術が提案されている。
3118202号公報「スプライン部摩耗の補修方法」
が知られている。上記公報の図6には、スプライン部摩
耗の補修方法を示す工程図が記載されている。即ち、第
1ステップS1で、プレッシャディスクを分解し、第2
ステップS2で、ドライブセンタをドライブシャフトの
雄スプライン部から抜き取って取外し、第3ステップS
3で、複数のフェーシングをドライブセンタから取外
し、第6ステップS6で、ドライブセンタを組付けるこ
とが記載されている。
14の雌スプライン部13の内周にV溝43を形成し、
このV溝43に貫通する複数の貫通孔44をハブ部14
bに径方向に開けたことが記載されている。
イン部摩耗を補修するときに、プレッシャディスクを分
解し、ドライブセンタ14を取外し、このドライブセン
タ14にV溝43並びに複数の貫通孔44の加工を施
し、フェーシングを取外し、更に、外したドライブセン
タを組付ける作業が必要になり、多くの工数を要すると
ともに加工コストが嵩む。
部の摩耗補修装置及び摩耗補修方法を改良することで、
補修のための作業工数及び加工コストを低減することに
ある。
に請求項1は、軸側の雄スプライン部に、ボス側の雌ス
プライン部を嵌合し、このボス側を軸側端部に設けたエ
ンドプレートで押えるようにしたスプライン嵌合部であ
って、エンドプレートに外からスプライン嵌合部に連通
する通路を設けるとともに、この通路の入口に注入ニッ
プルを設け、注入ニップル及び通路を用いて充填剤をス
プライン嵌合部へ充填可能としたことを特徴とする。
プレート側からスプライン嵌合部へ充填剤を充填してス
プライン嵌合部の隙間を埋め、従来行っていた雌スプラ
イン部の溝加工やボス部への貫通孔開けを省くことがで
き、スプライン嵌合部の摩耗補修の作業工数、作業時間
を低減することができる。
ス側の雌スプライン部を嵌合し、このボス側を軸側端部
に設けたエンドプレートで押えるようにしたスプライン
嵌合部であって、エンドプレートに外からスプライン嵌
合部に連通する通路を設けるとともに、この通路の入口
に注入ニップルを設けておき、スプライン嵌合部の摩耗
を補修する場合には、注入ニップル及び通路を用いて充
填剤をスプライン嵌合部へ充填し、この充填剤を硬化さ
せることで、隙間を塞ぐことを特徴とする。
は、注入ニップル及び通路を用いて充填剤をスプライン
嵌合部へ充填し、この充填剤を硬化させ、隙間を塞ぐこ
とで、従来行っていた雌スプライン部の溝加工やボス部
への貫通孔開けを省くことができ、加工コストの低減及
び作業時間の短縮を図ることができる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るスプライン嵌合部の摩
耗補修装置(第1の実施の形態)を説明する断面図であ
り、動力源に接続するとともに雄スプライン部10を形
成した軸側としてのドライブシャフト11と、このドラ
イブシャフト11の雄スプライン部10に雌スプライン
部13を嵌合させたボス側としてのディスク14とを組
み付けた状態で、エンドプレートとしての補修用キャッ
プ15を、ドライブシャフト11の端部にボルト16,
16で取付けるとともにOリング17を介してディスク
14のボス部18の端部に押し当てた状態を示す。な
お、11a,11aはボルト16,16をねじ込むため
にドライブシャフト11の端部に設けためねじ部であ
る。19は雄スプライン部10と雌スプライン部13と
の嵌合部、即ちスプライン嵌合部である。
底部21の周縁部から立上げた円筒状の周壁22とから
形成したカップ状の部材であり、底部21にボルト1
6,16を通すボルト穴23,23を開け、周壁22に
通路としての貫通穴24を開けるとともにこの貫通穴2
4の端部に充填剤を注入するための注入ニップル25を
ねじ込み、周壁22の端部に環状溝26を形成するとと
もにこの環状溝26にOリング17を嵌めた部材であ
る。
の外側から内側への充填剤の流れのみを許す一方向弁を
備え、補修用キャップ15内から充填剤が外側へ洩れな
いようにする。ディスク14は、前述のボス部18と、
このボス部18から径外方に延ばしたディスク部28と
からなる。
6,16、Oリング17、注入ニップル25及びドライ
ブシャフト11のめねじ部11a,11aは、摩耗補修
装置30を構成するものである。
用キャップ15である。)によるスプライン嵌合部の補
修方法を次に説明する。図2は本発明に係るスプライン
嵌合部の摩耗補修方法を説明するフロー図であり、図1
に示した第1の実施の形態にて実施する。なお、ST×
×はステップ番号を示す。 ST01……スプライン嵌合部が摩耗したら、スプライ
ン嵌合部へ充填剤を注入する。 ST02……充填剤を硬化させる。 これで、スプライン嵌合部の補修が完了する。以上に述
べた嵌合部の補修方法を図面を用いて再度説明する。
イン嵌合部の摩耗補修装置(第1の実施の形態)の作用
を説明する作用図である。まず、図1に示したように、
ドライブシャフト11にディスク14を嵌合させた状態
で、予め、補修用キャップ15をドライブシャフト11
の端部にボルト16,16で取付けるとともにOリング
17を介してディスク14のボス部18の端部に押し当
て、補修用キャップ15に注入ニップル25を組付けて
おく。
11に新品のディスク14を嵌合したときに同時に取付
けることを基本とするが、補修の前であれば、何時取付
けてもよい。また、Oリング17及び注入ニップル25
は、補修の前であれば、補修用キャップ15に何時取付
けてもよい。
ク14へ動力を伝達する、又はディスク14からドライ
ブシャフト11へ動力を伝達する状態での使用を継続し
ている間に、ドライブシャフト11の雄スプライン部1
0及びディスク14の雌スプライン部13に摩耗が発生
したときには、図3(a)において、注入ニップル25
に充填剤供給装置31を押し当て、図3(b)におい
て、注入ニップル25及び貫通穴24を介して補修用キ
ャップ15内に充填剤32を供給する。この結果、充填
剤32はスプライン嵌合部19に流れ込んで充填した状
態になる。この状態で、充填剤32を硬化させ、スプラ
イン嵌合部19の補修を完了する。
剤とし、補修を施工後に再度分解する場合は加熱して溶
融することができる接着剤であり、取外し作業に影響が
ないものであればよい。
14の奥側の目視が可能であれば、充填剤32を硬化さ
せる前に、ディスク14の奥側のボス部18側方へ全周
に亘って充填剤32が洩れ出したのを確認したところ
で、充填剤32の充填を停止すれば、スプライン嵌合部
19が完全に充填されたと判断することができる。
り、スプライン嵌合部19の隙間に充填剤32を充填し
た状態を示す。雄スプライン部10の回転方向を矢印の
向きとすると、充填作業の前に、雄スプライン部10の
歯面10aと雌スプライン部13の歯面13aとが接す
るようにドライブシャフト11又はディスク14を回転
させておく。
スプライン部13側に動力を伝達するときに、動力は歯
面10aから歯面13aへ伝達するため、充填した充填
剤32で動力を受けることはない。しかも、歯面10a
と歯面13aとには隙間がないため、更なる摩耗が発生
しにくい。
発明は、ドライブシャフト11の雄スプライン部10
に、ディスク14の雌スプライン部13を嵌合し、この
ディスク14をドライブシャフト11の端部に設けた補
修用キャップ15で押えるようにしたスプライン嵌合部
19であって、補修用キャップ15に外からスプライン
嵌合部19に連通する貫通穴24を設けるとともに、こ
の貫通穴24の入口に注入ニップル25を設け、注入ニ
ップル25及び貫通穴24を用いて充填剤32をスプラ
イン嵌合部19へ充填可能としたことを特徴とする。
修用キャップ15側からスプライン嵌合部19へ充填剤
32を充填してスプライン嵌合部19の隙間を埋め、従
来行っていた雌スプライン部の溝加工やボス部への貫通
孔開けを省くことができ、スプライン嵌合部19の摩耗
補修の作業工数、作業時間を低減することができるとと
もに、加工コストを低減することができる。
雄スプライン部10に、ディスク14の雌スプライン部
13を嵌合し、このディスク14をドライブシャフト1
1の端部に設けた補修用キャップ15で押えるようにし
たスプライン嵌合部19であって、補修用キャップ15
に外からスプライン嵌合部19に連通する貫通穴24を
設けるとともに、この貫通穴24の入口に注入ニップル
25を設けておき、スプライン嵌合部19の摩耗を補修
する場合には、注入ニップル25及び貫通穴24を用い
て充填剤32をスプライン嵌合部19へ充填し、この充
填剤32を硬化させることで、隙間を塞ぐことを特徴と
する。
合には、注入ニップル25及び貫通穴24を用いて充填
剤32をスプライン嵌合部19へ充填し、この充填剤3
2を硬化させ、隙間を塞ぐことで、スプライン嵌合部1
9が摩耗したときに、スプライン嵌合部19へ充填剤3
2を充填してスプライン嵌合部19の隙間を直ちに埋め
ることができ、従来行っていた雌スプライン部の溝加工
やボス部への貫通孔開けを省くことができ、加工コスト
の低減及び作業時間の短縮を図ることができる。
の摩耗補修方法を説明するフロー図であり、図1に示し
た第1の実施の形態にて実施する。ここに示す摩耗補修
方法は、例えば、スプライン嵌合する雄スプライン部及
び雌スプライン部の摩耗が進行して、これらの雄スプラ
イン部及び雌スプライン部の間に摩耗粉が多く介在して
いる場合の補修方法である。なお、ST××はステップ
番号を示し、以下に記載した各構成は、第1の実施の形
態のものと同一である。 ST11……エンドプレートを外し、ドライブシャフト
からディスクを外す。 ST12……雄スプライン部及び雌スプライン部を洗浄
して摩耗粉を除去し、脱脂する。
をスプライン嵌合させる。 ST14……ドライブシャフトに、Oリングを装着した
注入ニップル付きエンドプレート(即ち、補修用キャッ
プである。)をボルトで取付ける。 ST15……ドライブシャフトに対してディスクの心出
しを行う。
嵌合部へ充填剤を注入する。 ST17……充填剤の充填度合を確認する、即ち、充填
剤がスプライン嵌合部へ十分に充填されたことを、ディ
スクの奥側のボス部側方から充填剤が洩れ出たことで確
認する。 ST18……充填剤が硬化したら、スプライン嵌合部の
補修は完了である。このように、第2の実施の形態にお
いても、従来のような雌スプライン部の加工が必要な
く、加工コストを低減することができる。
注入ニップルの付いていない(注入ニップルを取付ける
めねじ及び貫通穴を形成していない)エンドプレートと
を2種類用意しておき、普段は注入ニップル無しのエン
ドプレートを取付け、補修時に、この注入ニップル無し
のエンドプレートを注入ニップル付きエンドプレートに
交換してもよい。
耗補修方法を適用するプレス装置の断面図であり、後述
する摩耗補修装置90による補修方法を適用するが、図
1に示した摩耗補修装置30による前述の2種の補修方
法を適用してもよい。プレス装置40は、図示せぬモー
タで回転させるためにボディ41側に回転可能に取付け
たフライホイール42と、このフライホイール42に図
示せぬ押圧部材で押し当てることでフライホイール42
からドライブシャフト43に動力を伝達するクラッチデ
ィスク44と、ボディ41で回転可能に支持した前述の
ドライブシャフト43の端部に取付けたブレーキディス
ク46と、このブレーキディスク46に押し当てること
でブレーキディスク46及びドライブシャフト43を制
動する押圧部材47,47と、ドライブシャフト43に
取付けたドライブギヤ48と、このドライブギヤ48に
噛み合うドリブンギヤ51と、このドリブンギヤ51を
端部に取付けるとともにボディ41で回転可能に支持し
たドリブンシャフト52と、このドリブンシャフト52
の中間部に取付けたセンタギヤ53と、このセンタギヤ
53に噛み合うメインギヤ54を備えるクランク部材5
6と、このクランク部材56を回転可能に支持するため
にボディ41に取付けたクランク支持ピン57と、クラ
ンク部材56にスイング可能に取付けたコネクティング
ロッド58,58と、これらのコネクティングロッド5
8,58に連結ピン61,61を介して取付けた図示せ
ぬスライド(スライドは、金型を取付けて上下動させる
部材である。)の取付部62,62とからなる。
ディスク44との嵌合部分及びドライブシャフト43と
ブレーキディスク46との嵌合部分がスプライン嵌合部
であり、これらのスプライン嵌合部に本発明の摩耗補修
装置及び摩耗補修方法を適用することができる。
耗補修装置(第2の実施の形態)を説明する断面図であ
り、図6のA部拡大図であって、雄スプライン部71を
形成した軸側としてのドライブシャフト43と、このド
ライブシャフト43の雄スプライン部71に雌スプライ
ン部72を嵌合させたボス側としてのクラッチディスク
44とを組み付けた状態で、エンドプレートとしての補
修用キャップ74を、ドライブシャフト43の端部にボ
ルト75・・・(・・・は複数個を示す。以下同様。)で取付
けるとともに補修用キャップ74の端部をクラッチディ
スク44のボス部76に当て、補修用キャップ74とボ
ス部76との隙間を塞ぐOリング77をOリング溝78
に嵌めた状態を示す。なお、43a・・・はボルト75を
ねじ込むためにドライブシャフト43の端部に設けため
ねじ部である。79は雄スプライン部71と雌スプライ
ン部72との嵌合部、即ちスプライン嵌合部である。
底部81の周縁部から立上げた円筒状の周壁82とから
形成したカップ状の部材であり、底部81にボルト75
・・・を通すボルト穴83・・・及びボルト84をねじ込むめ
ねじ部85を開け、周壁82に通路としての貫通穴86
・・・を開けるとともにこれらの貫通穴86・・・の端部に充
填剤を注入するための注入ニップル87をそれぞれねじ
込み、周壁82のOリング溝78にOリング78を嵌め
た部材である。
填剤を充填して補修を行った後(即ち、充填剤が硬化し
た後である。)にドライブシャフト43から補修用キャ
ップ74を外すためのものであり、スプライン嵌合部7
9及び補修用キャップ74内の硬化した充填剤を加熱し
て溶融させ、ボルト84をねじ込めば、補修用キャップ
74の取外しを容易に行うことができる。図6のB部に
も上記した補修用キャップ74を取付ける。
・・・、Oリング77、ボルト84、注入ニップル87・・
・、ドライブシャフト43のめねじ部43a・・・は、摩耗
補修装置90を構成するものである。
の実施の形態)を説明する説明図であり、図7の8矢視
図である。(但し、ボルト75,75及びボルト84は
不図示。) 補修用キャップ74は、周壁82の周方向にほぼ等間隔
に複数の注入ニップル87を取付けたものである。
付けることで、それぞれの注入ニップル87から同時に
充填剤を注入すれば、単位時間当たりの充填剤の注入量
を増やすことができ、注入時間を短縮することができ
る。また、それぞれの注入ニップル87から充填剤を注
入することができるため、スプライン嵌合部79の周方
向に均一に充填剤を充填することができる。
ルをエンドプレートの周壁に取付けたが、これに限らず
底部に取付けてもよい。
する。請求項1のスプライン嵌合部の摩耗補修装置は、
エンドプレートに外からスプライン嵌合部に連通する通
路を設けるとともに、この通路の入口に注入ニップルを
設け、注入ニップル及び通路を用いて充填剤をスプライ
ン嵌合部へ充填可能としたので、スプライン嵌合部の摩
耗補修時に、エンドプレート側からスプライン嵌合部へ
充填剤を充填してスプライン嵌合部の隙間を埋め、従来
行っていた雌スプライン部の溝加工やボス部への貫通孔
開けを省くことができ、スプライン嵌合部の摩耗補修の
作業工数、作業時間を低減することができる。
法は、エンドプレートに外からスプライン嵌合部に連通
する通路を設けるとともに、この通路の入口に注入ニッ
プルを設けておき、スプライン嵌合部の摩耗を補修する
場合には、注入ニップル及び通路を用いて充填剤をスプ
ライン嵌合部へ充填し、この充填剤を硬化させること
で、隙間を塞ぐので、スプライン嵌合部が摩耗したとき
に、スプライン嵌合部へ充填剤を充填してスプライン嵌
合部の隙間を直ちに埋めることができ、従来行っていた
雌スプライン部の溝加工やボス部への貫通孔開けを省く
ことができ、加工コストの低減及び作業時間の短縮を図
ることができる。
(第1の実施の形態)を説明する断面図
を説明するフロー図
(第1の実施の形態)の作用を説明する作用図
方法を説明するフロー図
を適用するプレス装置の断面図
(第2の実施の形態)を説明する断面図
態)を説明する説明図
イブシャフト)、13,72…雌スプライン部、14,
44,46…ボス側(ディスク、クラッチディスク、ブ
レーキディスク)、15,74…エンドプレート(補修
用キャップ)、19,79…スプライン嵌合部、24,
86…通路(貫通穴)、25,87…注入ニップル、3
0,90…摩耗補修装置、32…充填剤。
Claims (2)
- 【請求項1】 軸側の雄スプライン部に、ボス側の雌ス
プライン部を嵌合し、このボス側を軸側端部に設けたエ
ンドプレートで押えるようにしたスプライン嵌合部であ
って、 前記エンドプレートに外からスプライン嵌合部に連通す
る通路を設けるとともに、この通路の入口に注入ニップ
ルを設け、注入ニップル及び通路を用いて充填剤を前記
スプライン嵌合部へ充填可能としたことを特徴とするス
プライン嵌合部の摩耗補修装置。 - 【請求項2】 軸側の雄スプライン部に、ボス側の雌ス
プライン部を嵌合し、このボス側を軸側端部に設けたエ
ンドプレートで押えるようにしたスプライン嵌合部であ
って、 前記エンドプレートに外からスプライン嵌合部に連通す
る通路を設けるとともに、この通路の入口に注入ニップ
ルを設けておき、スプライン嵌合部の摩耗を補修する場
合には、注入ニップル及び通路を用いて充填剤をスプラ
イン嵌合部へ充填し、この充填剤を硬化させることで、
前記隙間を塞ぐことを特徴とするスプライン嵌合部の摩
耗補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001216382A JP4067789B2 (ja) | 2001-07-17 | 2001-07-17 | スプライン嵌合部の摩耗補修装置及び摩耗補修方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011113876A1 (de) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Anordnung mit einer Welle-Narbe-Verbindung und Verfahren zum Klebeverbinden einer Narbe mit einer Welle |
-
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- 2001-07-17 JP JP2001216382A patent/JP4067789B2/ja not_active Expired - Fee Related
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DE102011113876A1 (de) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Anordnung mit einer Welle-Narbe-Verbindung und Verfahren zum Klebeverbinden einer Narbe mit einer Welle |
DE102011113876A8 (de) * | 2011-09-22 | 2013-06-06 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Anordnung mit einer Welle-Nabe-Verbindung und Verfahren zum Klebeverbinden einer Nabe mit einer Welle |
DE102011113876B4 (de) * | 2011-09-22 | 2014-01-16 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Anordnung mit einer Welle-Nabe-Verbindung und Verfahren zum Klebeverbinden einer Nabe mit einer Welle |
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