JP2003027822A - 窓サッシのレール構造および窓サッシの再生方法 - Google Patents

窓サッシのレール構造および窓サッシの再生方法

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JP2003027822A JP2001215254A JP2001215254A JP2003027822A JP 2003027822 A JP2003027822 A JP 2003027822A JP 2001215254 A JP2001215254 A JP 2001215254A JP 2001215254 A JP2001215254 A JP 2001215254A JP 2003027822 A JP2003027822 A JP 2003027822A
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Toshihiko Okutsu
俊彦 奥津
Katsuaki Inamura
勝章 稲村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レールの摩耗や変形等が生じたとき、レール
のみを容易に交換することができる窓サッシのレール構
造および窓サッシの再生方法を提供する。 【解決手段】 開閉用のレール17を有する窓枠2とレ
ール17に沿って移動する障子部3とを有する窓サッシ
1において、レール17を窓枠2に着脱自在とする。こ
れにより、長期間の使用によりレールが摩耗したり、物
がぶつかって修正困難なほど変形したとき等、レールが
窓枠に着脱自在となっているので、レールのみを交換す
ることができる。従って、窓枠毎取り外さなくてもよく
なるので、少ない手間ですみ、かつ、費用も窓枠毎交換
する場合と比べてはるかに少なくてすむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物に設
けられる窓サッシのレール構造および窓サッシの再生方
法に関する。
【0002】
【背景技術】従来、住宅等の建物の開口部には窓サッシ
が設置されることが多い。このような窓サッシは、開口
部周縁に固定される窓枠と、この窓枠の内側を動く障子
部とを含み構成されるとともに、障子部は内枠にガラス
等を嵌込んで形成されている。そして、これらの窓枠や
障子部の内枠は、アルミニウムや樹脂等の押出、引き抜
き成形材で構成されている。窓枠にはレールが設けら
れ、このレール上を障子部底部の戸車を転動させて障子
部がスムーズに開閉できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
窓サッシにおいては、長期間にわたって障子部を開閉さ
せるうちにレールが摩耗してしまい、障子部のスムーズ
な開閉に障害が生じるという問題が生じる。また、固い
荷物等がぶつかってレールが変形してしまい、スムーズ
な開閉に障害が生じるという問題も生じる。スムーズな
開閉のためには、長いレールに正確な直線度が必要とな
ることから、レールの変形を修正することは非常に困難
である。そこで、レールを交換し窓サッシを再生しよう
とすると、レールが窓枠に一体に設けられていることか
ら、窓枠毎交換しなければならず、窓枠の取り外し、そ
の後の取り付け等、多くの手間がかかり、また多大な費
用もかかるという新たな問題が生じる。
【0004】本発明の目的は、レールの摩耗や変形等が
生じたとき、レールのみを容易に交換することができる
窓サッシのレール構造および窓サッシの再生方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図面を参照して説明すると、図2に示すように、開
閉用のレール17を有する窓枠2と前記レール17に沿
って移動する障子部3とを有する窓サッシ1のレール構
造において、前記レール17は前記窓枠2に着脱自在と
なっていることを特徴とする窓サッシのレール構造であ
る。
【0006】このような本発明では、長期間の使用によ
りレールが摩耗したり、物がぶつかって修正困難なほど
変形したとき等、レールが窓枠に着脱自在となっている
ので、レールのみを交換することができる。従って、窓
枠毎取り外さなくてもよくなるので、少ない手間です
み、かつ、費用も窓枠毎交換する場合と比べてはるかに
少なくてすむ。以上の発明において、窓枠およびレール
としては、アルミニウム等の金属製、あるいは樹脂製の
もの等を適用できる。この場合、窓枠とレールとも同一
素材を使用してもよく、窓枠を樹脂としレールをアルミ
ニウム等の金属製とする等、組み合わせて使用してもよ
い。
【0007】請求項2に記載の発明は、図4に示すよう
に、請求項1に記載の窓サッシのレール構造において、
前記窓枠32は樹脂製とされるとともに、前記レール3
7は金属製とされていることを特徴とするものである。
このような本発明では、レールが金属製となっているの
で、レールの強度を確保することができるとともに、窓
枠が樹脂製なので、レールを窓枠の所定部位に例えば打
込みで取り付けやすく、これにより、レール交換が容易
となる。以上の発明において、金属製のレールとして
は、アルミニウムが好適であるが、例えば鉄等であって
もよい。
【0008】請求項3に記載の発明は、図2に示すよう
に、請求項1または請求項2に記載の窓サッシのレール
構造において、前記レール17は前記窓枠2のレール受
部2Aに被せられて取り付けられることを特徴とするも
のである。このような本発明では、レールが窓枠のレー
ル受部に被さっているので、レール自体、特に被さり部
が大きくなり、これにより、レールの強度を確保するこ
とができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、図3に示すよう
に、請求項1または請求項2に記載の窓サッシのレール
構造において、前記レール27は前記窓枠2のレール受
部2Bに挿入されて取り付けられることを特徴とするも
のである。このような本発明では、レールを窓枠のレー
ル受部に挿入すればよいので、取り付け作業が容易であ
り、また、レール受部を小さくできるので、材料の節約
ができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、図2に示すよう
に、開閉用のレールを有する窓枠と前記レールに沿って
移動する障子部とを有する窓サッシの再生方法であっ
て、前記レール17を前記窓枠2に着脱自在としてお
き、前記レール17が劣化した際に当該レール17を新
しいレールと交換することを特徴とする窓サッシの再生
方法である。このような本発明では、長期間の使用によ
りレールが摩耗したり、物がぶつかって修正困難なほど
変形したとき等を含み、レールが劣化した際に、レール
のみを交換することができるので、窓枠毎取り外さなく
てもよく、少ない手間ですみ、かつ、費用も窓枠毎交換
する場合と比べてはるかに少なくてすむ。
【0011】請求項6に記載の発明は、図2に示すよう
に、請求項5に記載の窓サッシの再生方法において、前
記レール17と前記窓枠2を凹凸嵌合式としたことを特
徴とするものである。このような本発明では、レールを
打ち込み等で取り付けることが可能となり、レール交換
が容易かつ短時間で行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明に係る窓のレー
ル構造が適用される建物の窓サッシ1が示されている。
窓サッシ1は、建物の開口Aに設けられる窓枠2を備
え、この窓枠2には障子部3が水平方向移動可能に設け
られている。障子部3は内枠にガラス5等を嵌め込んで
形成されており、戸車6(図2参照)を介してレール7
上を摺動するようになっている。なお、障子部3は引違
い窓に形成されている。開口Aは図2に示すように、窓
台10とその上方の図示しない横部材との間に形成さ
れ、窓台10は、外壁部材11とともに外壁13を構成
する壁パネル12で構成されている。また、窓枠2と外
壁部材11との間の隙間には目地材14が設けられてい
る。
【0013】図2には、本発明の第1実施形態に係る窓
のレール構造が示されている。本実施形態では、窓枠2
の2本のレール受部2Aにそれぞれ前記レール7を構成
するレール17を被せて取り付けたものである。すなわ
ち、窓枠2は例えばアルミニウム等の押出、引き抜き成
形材で構成されており、ビス18により前記窓台10に
取り付けられている。また、窓枠2において障子部3の
下面と対向する上面には、段違い状に2つの上記レール
受部2Aが形成されている。これらのレール受部2Aは
互いに平行に設けられ、かつ、上方に突出し、断面凸状
に形成されている。また、レール受部2Aは窓枠2の水
平方向の長手方向に連続して形成されている。
【0014】このようなレール受部2Aには、それぞれ
前記レール17が着脱可能に被せられている。レール1
7は、例えばアルミニウム等で形成され、レール受部2
Aに被せられる凹状の被さり部17Aと、この被さり部
17Aに連続するレール部17Bとで構成されている。
つまり、レール17と窓枠2とは凹凸嵌合式の取付けと
なっている。そのため、レール17の取り付けは、例え
ば被さり部17Aのレール部17B側上面に治具を当
て、その治具を木ハンマー等で叩いて打ち込んで行える
ようになっている。そして、各レール17のレール部1
7Bには、障子部3を構成する引き違い窓の内枠の底部
に設けられた戸車6がそれぞれ係合可能となっている。
【0015】次に、本実施形態の作用を説明する。レー
ル17が長期間の使用により摩耗したり、物がぶつかっ
て変形した場合に、例えば2本のレール17とも交換し
なければならないとき、それぞれのレール17を、図示
しない取り外し治具等を利用して窓枠2のレール受部1
7Bから取り外し、予め準備しておいた新しいレール
を、それぞれのレール受部17Bに打ち込んで取り付け
る。なお、レールは標準化しておき、かつ、窓サッシに
対応したものを予備としてストックしておくと好適であ
る。
【0016】このような実施形態によれば、次のような
効果がある。 (1) 長期間の使用によりレール17が摩耗したり、物が
ぶつかって修正困難なほど変形したとき等、レール17
が窓枠2に着脱自在となっているので、レール17のみ
を交換することができる。従って、窓枠2毎取り外さな
くてもよくなるので、少ない手間ですみ、かつ、費用も
窓枠2毎交換する場合と比べてはるかに少なくてすむ。
【0017】(2) レール17が窓枠2のレール受部2A
に被さっているので、レール17自体、特に被さり部1
7Aが大きくなり、これにより、レール17の強度を確
保することができる。 (3) レール17の被さり部17Aは断面凹状に形成さ
れ、窓枠2のレール受部17Bは断面凸状に形成され、
両者17,2は凹凸嵌合式で取付けられるので、レール
17を打ち込み等で取り付けることが可能となり、レー
ル交換が容易かつ短時間で行えるようになる。
【0018】図3には、本発明の第2実施形態に係る窓
のレール構造が示されている。前記第1実施形態では、
アルミニウム等の金属製のレール17を、アルミニウム
等の窓枠2のレール受部2Aに被せて取り付けていた
が、本第2実施形態では、第1実施形態と同じ構造の窓
枠2にレール受部2Bを形成し、このレール受部2B
に、アルミニウム等の金属製のレール27を挿入して取
り付けるようにしたものである。この図4において、前
記第1実施形態の図2と同一部材、および同一構造には
同一符号を付すとともに、それらの詳細な説明は省略又
は簡略化する。
【0019】窓枠2において障子部3の下面と対向する
上面には、段違い状に、2つの前記レール受部2Bが形
成されている。これらのレール受部2Bは互いに平行に
設けられ、上方に突出した所定厚さ、かつ、所定高さの
プレート状に形成されている。また、レール受部2B
は、窓枠2の水平方向の長手方向に連続して形成されて
いる。
【0020】このようなレール受部2Bの上面には、所
定幅かつ所定深さの断面凹状の溝2Mがレール受部2B
の長さ方向に連続して設けられ、この溝2Mがレール取
付け溝を形成している。そして、このレール取付け溝2
Mには、前記第1実施形態のレール部17Bを長くした
形状のレール27が着脱可能に挿入されて取り付けられ
ている。
【0021】レール27は、レール取付け溝2Mに差し
込まれる断面凸状の差込み部27Aとこの差込み部27
Aに連続するレール部27Bとで構成されている。つま
り、レール27と窓枠2とは凹凸嵌合式で取付けられ
る。そのため、レール27の取り付けは、差込み部27
Aをレール取付け溝2Mに差し込み、レール部27B上
面に当板等をおいて、その当板を木ハンマー等で打ち込
む等して取り付けるようになっている。
【0022】次に、本実施形態の作用を説明する。レー
ル27が摩耗する等して、レール27の交換に迫られた
とき、それぞれのレール27から障子部3を外しておい
て、レール27を図示しない取り外し治具等を利用して
窓枠2のレール受部2Bから取り外し、予め準備してお
いた新しいレールを、それぞれのレール受部2Bに打ち
込んで取り付ける。例えば1つのレールの交換でよい場
合、上記と同じような手順でその1つを交換する。
【0023】このような実施形態によれば、前記(1) と
同様な効果の他、次のような効果がある。 (4) レール27をレール取付け溝2Mに差し込んで取り
付ける挿入式であり、かつ、凹凸嵌合式で取り付けられ
るので、レール27を打ち込み等で取り付けることが可
能となり、レール交換が容易かつ短時間で行えるように
なる。
【0024】図4には、本発明の第3実施形態に係る窓
のレール構造が示されている。本実施形態では、窓枠3
2および障子部33を樹脂製とし、レール37をアルミ
ニウム等の金属製とするとともに、レール37を窓枠3
2のレール取付け溝32Mに挿入して取り付ける挿入式
としたものである。すなわち、窓枠32は上記のように
樹脂製とされるとともに、押出成形材等で形成されてお
り、図示しないがビス等により窓台10に取り付けられ
ている。また、窓枠32において障子部33の下面と対
向する上面には、2つのレール受部32Aが形成されて
いる。これらのレール受部32Aは互いに平行に設けら
れ、かつ、上方に突出し一部肉抜きされた所定厚さのプ
レート状に形成されている。また、レール受部32A
は、窓枠32の水平方向の長手方向に連続して形成され
ている。
【0025】このようなレール受部32Aの上面には、
所定幅かつ所定深さの断面凹状の溝32Mがレール受部
32Aの長さ方向に連続して設けられ、この溝32Mが
レール取付け溝を形成している。そして、このレール取
付け溝32Mには、断面キノコ状のレール37が着脱可
能に挿入されて取り付けられている。レール37は、ア
ルミニウム等の金属製とされ、レール取付け溝32Mに
差し込まれる断面凸状の差込み部37Aと、この差込み
部37Aに連続するレール部37Bとで構成されてい
る。このように、レール37と窓枠2とは凹凸嵌合式と
なっている。そのため、レール37の取り付けは、差込
み部37Aをレール取付け溝32Mに差し込むととも
に、レール部37B上面に当板等をおいてその当板を木
ハンマー等で打ち込む等して取り付けるようになってい
る。
【0026】各レール37のレール部37Bには、障子
部3を構成する引き違い窓の内枠の底部に設けられた戸
車6がそれぞれ係合可能となっている。前記障子部33
には2枚のガラス窓34が嵌め込まれ、また、この障子
部33の下面開口部と、レール受部32Aの側面との隙
間には、例えばゴム製の気密部材35が嵌め込まれ、こ
れにより、障子部33の下部近傍の気密性が保持されて
いる。
【0027】次に、本実施形態の作用を説明する。レー
ル37が摩耗する等して、レール37の交換の必要に迫
られたとき、それぞれのレール37から障子部33を外
しておいて、レール37を図示しない取り外し治具等を
利用して窓枠32のレール受部32Aから取り外し、予
め形成しておいた新しいレールを、それぞれのレール受
部32Aのレール取付け溝32Mに打ち込む等して取り
付ける。例えば1つのレールの交換でよい場合、上記と
同じような手順で交換する。
【0028】このような実施形態によれば、前記(1) と
同様な効果の他、次のような効果がある。 (5) レール37をレール取付け溝32Mに差し込んで取
り付ける挿入式であり、かつ、凹凸嵌合式で取り付けら
れるので、レール交換が容易かつ短時間で行えるように
なる。 (6) アルミニウム等の金属製のレール37を挿入させる
レール受部32Aは樹脂製なので、打ち込み等が容易で
あり、これにより、レール交換が容易かつ短時間で行え
るようになる。
【0029】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次のような変形形態でもよいものである。例えば、
前記第1実施形態では、レール17の被さり部17Aお
よびレール受部2Aは、レール17の長手方向に連続し
て形成されているが、これに限らず、レール部17Bが
連続していれば、レール受部2Aを所定間隔で複数箇所
に設けたピン状に形成する一方で、被さり部17Aに、
ピン状に形成したレール受部2Aと対応するピン孔を形
成してもよい。このようにすれば、取り付け、取り外し
が容易となる。
【0030】また、前記第3実施形態では、樹脂製のレ
ール受部32Aのレール取り付け溝32Mにレール37
を挿入して形成したが、これに限らず、第1実施形態の
ように被せる形式で取り付けてもよい。この場合、レー
ル受部32Aの上面に、上方に突出する凸状部を設ける
とともに、レール37に被さり部を形成し、被さり部を
凸状部に被せて取り付けるようにすればよい。
【0031】さらに、前記第3実施形態では、レール3
7の差込み部37Aおよびレール受部32Aのレール取
り付け溝32Mは、レール37の長手方向に連続して形
成されているが、これに限らず、レール部37Bが連続
していればよく、レール37の差込み部37Aを所定間
隔で設けられたピン状に形成する一方で、レール取り付
け溝32Mに替えて、ピン状の差込み部37Aに対応す
るピン孔を形成してもよい。このようにすれば、取り付
け、取り外しが容易となる。
【0032】また、前記各実施形態では、レール17,
27,37は、アルミニウム等の金属で形成されていた
が、これに限らず、樹脂製のレールとしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
によれば、レールが窓枠に着脱自在となっているので、
長期間の使用によりレールが摩耗したり、物がぶつかっ
て修正困難なほど変形したとき等、レールが窓枠に着脱
自在となっているので、レールのみを交換することがで
きる。従って、窓枠毎取り外さなくてもよくなるので、
少ない手間ですみ、かつ、費用も窓枠毎交換する場合と
比べてはるかに少なくてすむ。
【0034】請求項2の発明によれば、窓枠が樹脂製と
されるとともに、レールは金属製とされているので、レ
ールの強度を確保することができるとともに、窓枠が樹
脂製なので、レールを窓枠の所定部位に例えば打込みで
取り付けやすく、これにより、レール交換が容易とな
る。
【0035】請求項3の発明によれば、レールが窓枠の
レール受部に被せられて取り付けられるので、レール自
体、特に被さり部が大きくなり、これにより、レールの
強度を確保することができる。
【0036】請求項4の発明によれば、レールが窓枠の
レール受部に挿入されて取り付けられるので、レールを
窓枠のレール受部に挿入すればよく、取り付け作業が容
易であり、また、レール受部を小さくできるので、材料
の節約ができる。
【0037】請求項5の発明によれば、レールを窓枠に
着脱自在としておき、レールが劣化した際に当該レール
を新しいレールと交換できるので、長期間の使用により
レールが摩耗したり、物がぶつかって修正困難なほど変
形したとき等を含み、レールが劣化した際に、レールの
みを交換することができるので、窓枠毎取り外さなくて
もよく、少ない手間ですみ、かつ、費用も窓枠毎交換す
る場合と比べてはるかに少なくてすむ。
【0038】請求項6の発明によれば、レールと窓枠が
凹凸嵌合式とされているので、レールを打ち込み等で取
り付けることが可能となり、レール交換が容易かつ短時
間で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓サッシのレール構造および窓サッシ
の再生方法が適用される窓サッシの全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す窓サッシの要部の
縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す窓サッシの要部の
縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態を示す窓サッシの要部の
縦断面図である。
【符号の説明】
1 住宅 2,32 窓枠 2A,2B,32A レール受部 3 障子部 7 レール 17A 被さり部 17B レール部 27 レール 27A 差込み部 27B レール部 37 レール 37A 差込み部 37B レール部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉用のレールを有する窓枠と前記レー
    ルに沿って移動する障子部とを有する窓サッシのレール
    構造において、 前記レールは前記窓枠に着脱自在となっていることを特
    徴とする窓サッシのレール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の窓サッシのレール構造
    において、 前記窓枠は樹脂製とされるとともに、前記レールは金属
    製とされていることを特徴とする窓サッシのレール構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の窓サッ
    シのレール構造において、前記レールは前記窓枠のレー
    ル受部に被せられて取り付けられることを特徴とする窓
    サッシのレール構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の窓サッ
    シのレール構造において、前記レールは前記窓枠のレー
    ル受部に挿入されて取り付けられることを特徴とする窓
    サッシのレール構造。
  5. 【請求項5】 開閉用のレールを有する窓枠と前記レー
    ルに沿って移動する障子部とを有する窓サッシの再生方
    法であって、前記レールを前記窓枠に着脱自在としてお
    き、前記レールが劣化した際に当該レールを新しいレー
    ルと交換することを特徴とする窓サッシの再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の窓サッシの再生方法に
    おいて、前記レールと前記窓枠とを凹凸嵌合式としたこ
    とを特徴とする窓サッシの再生方法。
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