JP2003027564A - 便器の固定部の形状の改良と固定金具の防蝕 - Google Patents
便器の固定部の形状の改良と固定金具の防蝕Info
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- JP2003027564A JP2003027564A JP2001247449A JP2001247449A JP2003027564A JP 2003027564 A JP2003027564 A JP 2003027564A JP 2001247449 A JP2001247449 A JP 2001247449A JP 2001247449 A JP2001247449 A JP 2001247449A JP 2003027564 A JP2003027564 A JP 2003027564A
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- JP
- Japan
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- toilet stool
- toilet bowl
- corrosion
- improvement
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】便器固定部の金具部分で、尿等が便器の外側を
伝って錆が発生したり、尿石等が堆積して悪臭を発生さ
せており、この悪臭と錆を日常清掃が疎かになっても防
止しやすくすること。 【解決手段】便器のネジ及びボルト用穴の周囲の盛り上
げるか、又は台座をはめ込んで解消する。
伝って錆が発生したり、尿石等が堆積して悪臭を発生さ
せており、この悪臭と錆を日常清掃が疎かになっても防
止しやすくすること。 【解決手段】便器のネジ及びボルト用穴の周囲の盛り上
げるか、又は台座をはめ込んで解消する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器を床などに固
定する、ネジ穴またはボルト用穴の周囲の構造に関す
る。
定する、ネジ穴またはボルト用穴の周囲の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】便器を床に固定する際、金属製のワッシ
ャーと共に、ネジやナットで締め付けている。
ャーと共に、ネジやナットで締め付けている。
【0003】このワッシャーは、パッキンも無く、1ミ
リ程度の薄いもので、ボルトやナットの締め付けによっ
て、上向きに反り曲がって隙間が出来、尿が便器の外側
を伝ってこの部分に流れてきた時、この部分からネジや
ボルトに浸透し、永年の間にワッシャーは勿論、ネジや
ボルト及び便器固定部をも錆びさせていた。
リ程度の薄いもので、ボルトやナットの締め付けによっ
て、上向きに反り曲がって隙間が出来、尿が便器の外側
を伝ってこの部分に流れてきた時、この部分からネジや
ボルトに浸透し、永年の間にワッシャーは勿論、ネジや
ボルト及び便器固定部をも錆びさせていた。
【0004】また、このネジ頭やボルト頭を、尿が直接
掛かることを防止する為に、樹脂製の化粧キャップが付
けられており、この為にこの化粧キャップの下部から浸
透した尿が、これらナット類を錆びさせている現象を隠
蔽していた。
掛かることを防止する為に、樹脂製の化粧キャップが付
けられており、この為にこの化粧キャップの下部から浸
透した尿が、これらナット類を錆びさせている現象を隠
蔽していた。
【0005】これを解消するものとして、特開平−29
9228が便器の下部全体を覆ってカバーする便器見切
り縁が挙げられるが、清掃が十分でないと、このカバー
そのものの手入れがかえって問題になる。
9228が便器の下部全体を覆ってカバーする便器見切
り縁が挙げられるが、清掃が十分でないと、このカバー
そのものの手入れがかえって問題になる。
【0006】専門の清掃員が毎日清掃をしているオフィ
スビルや公共用トイレであっても、化粧キャップを定期
的に外して、ネジやボルト回りまでの清掃はされていな
いが、多くは大便器と小便器が併設され、大便器で小水
のために併用することはなく、汚損されることは少な
い。
スビルや公共用トイレであっても、化粧キャップを定期
的に外して、ネジやボルト回りまでの清掃はされていな
いが、多くは大便器と小便器が併設され、大便器で小水
のために併用することはなく、汚損されることは少な
い。
【0007】これが一般家庭や、準公共の場としての、
小さな店舗の大小兼用のトイレになると、化粧キャップ
が簡単に外せることさえ知らないため、何年も清掃され
ずに放置されて、金具が腐蝕される弊害が発生してい
る。
小さな店舗の大小兼用のトイレになると、化粧キャップ
が簡単に外せることさえ知らないため、何年も清掃され
ずに放置されて、金具が腐蝕される弊害が発生してい
る。
【0008】大便器と小便器が併設されていても、小便
器の固定部分に於いても、同様の弊害が発生していた。
器の固定部分に於いても、同様の弊害が発生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、便器の側面を伝
って流れ落ちた尿が、ネジやボルトを錆びつかせてナッ
トが外れなかったり、固定部材の金具をも錆びさせてボ
ルト下部の六角頭がぼろぼろになってボルトがナットと
共回りをしたり、ボルトが細くなって消減したり、ナッ
トを回すと折損したりすることを解消出来ることを特徴
とする。
って流れ落ちた尿が、ネジやボルトを錆びつかせてナッ
トが外れなかったり、固定部材の金具をも錆びさせてボ
ルト下部の六角頭がぼろぼろになってボルトがナットと
共回りをしたり、ボルトが細くなって消減したり、ナッ
トを回すと折損したりすることを解消出来ることを特徴
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】便器のネジ穴の周囲を、
尿の汚垂れ防止のために盛り上げて、垂れてきた尿が
尿の汚垂れ防止のために盛り上げて、垂れてきた尿が
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】ボルト及びネジ穴の周囲を盛り上げて、尿
等が便器の外側を伝ってながれてきても、ボルトやネジ
及びワッシャーや、さらには便器固定金具まで腐蝕させ
ることが防止できる。
等が便器の外側を伝ってながれてきても、ボルトやネジ
及びワッシャーや、さらには便器固定金具まで腐蝕させ
ることが防止できる。
【0018】既設の便器へは、便器とワッシャーの間
に、便器盛り上げの代わりとなる台座をはめ込むことに
よって、同様の効果が発揮できる。
に、便器盛り上げの代わりとなる台座をはめ込むことに
よって、同様の効果が発揮できる。
【0019】日常の清掃に於いて、疎かになり易い便器
の外側のしかも下方の目が届き難い場所で、仮に清掃を
省略しても尚、化粧キャップに隠れた部分の金具と固定
部材の錆び付きからの保護が出来ると共に、悪臭の発生
元を絶つことが出来る。
の外側のしかも下方の目が届き難い場所で、仮に清掃を
省略しても尚、化粧キャップに隠れた部分の金具と固定
部材の錆び付きからの保護が出来ると共に、悪臭の発生
元を絶つことが出来る。
【図1】大便器取り付け図である。
【図2】小便器取り付け図である。
【図3】便器の固定部へのボルト及びネジによる取り付
け断面図である。
け断面図である。
【図4】便器固定部の平面図である。
【図5】従来の取り付け金具のワッシャー9の反り曲が
りの状態を示す図である。
りの状態を示す図である。
【図6】従来の取り付け金具のワッシャー9の反り曲が
りの状態を示す図である。
りの状態を示す図である。
【図7】ボルト穴の盛り上げ断面図である。
【図8】ネジ穴の盛り上げ断面図である。
【図9】ボルト穴のワッシャーと便器の間に挿入する台
座取り付け断面図である。
座取り付け断面図である。
【図10】ネジ穴のワッシャーと便器の間に挿入する台
座取り付け断面図である。
座取り付け断面図である。
【図11】金具に化粧キャップを付けた断面図で、尿等
の汚垂れ物が金具に付着しない状況を示している。
の汚垂れ物が金具に付着しない状況を示している。
1 大便器
2 小便器
3 固定金具及び化粧キャップ
4 ボルト
5 ネジ
6 ナット
7 固定金具
8 ボルト及びナット用穴
9 ワッシャー
10 化粧キャップ
11 便器盛り上げ部
12 台座
13 台座用パッキン
14 尿等の汚垂れ物
Claims (3)
- 【請求項1】便器固定用ネジ及びボルト用穴の回りを盛
り上げる。 - 【請求項2】ワッシャーと便器の間に、陶器製の台座を
はめる。 - 【請求項3】台座の下部には尿の金具への浸透を防止す
るためのパッキンを付ける。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247449A JP2003027564A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 便器の固定部の形状の改良と固定金具の防蝕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247449A JP2003027564A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 便器の固定部の形状の改良と固定金具の防蝕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003027564A true JP2003027564A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19076787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247449A Pending JP2003027564A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | 便器の固定部の形状の改良と固定金具の防蝕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003027564A (ja) |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001247449A patent/JP2003027564A/ja active Pending
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