JP2003025973A - 車両用前照灯構造体 - Google Patents
車両用前照灯構造体Info
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- JP2003025973A JP2003025973A JP2001218286A JP2001218286A JP2003025973A JP 2003025973 A JP2003025973 A JP 2003025973A JP 2001218286 A JP2001218286 A JP 2001218286A JP 2001218286 A JP2001218286 A JP 2001218286A JP 2003025973 A JP2003025973 A JP 2003025973A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体側での配線構造が簡略で、制御回路部の
電力ラインが短く、車体への組付け工数の低減を図れる
車両用前照灯構造体を提供する。 【解決手段】 制御回路部9をコントローラ4の内部に
設置し、ヘッドランプ3の点灯時に、洗浄装置5の駆動
を可能にするため、従来のような等価的AND回路が不
要になり、車体側での配線構造が簡略になる。また、長
い電力ラインが不要となり、配線重量、電圧降下、ノイ
ズ発生をそれぞれ低減できる。
電力ラインが短く、車体への組付け工数の低減を図れる
車両用前照灯構造体を提供する。 【解決手段】 制御回路部9をコントローラ4の内部に
設置し、ヘッドランプ3の点灯時に、洗浄装置5の駆動
を可能にするため、従来のような等価的AND回路が不
要になり、車体側での配線構造が簡略になる。また、長
い電力ラインが不要となり、配線重量、電圧降下、ノイ
ズ発生をそれぞれ低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前照灯に汚れ検
出手段と洗浄装置を一体的に組付けた車両用前照灯構造
体に関する。
出手段と洗浄装置を一体的に組付けた車両用前照灯構造
体に関する。
【0002】
【従来の技術】車両として、例えば自動車の前照灯(ヘ
ッドランプ)には、アウタレンズの表面に洗浄液を噴射
して洗浄する洗浄装置を設けたものが知られている(類
似技術として、特開平9−277910号公報参照)。
この種の洗浄装置は、洗浄液の過度の消費を抑えるため
に、前照灯が点灯状態(又は点灯準備段階)の時だけ、
洗浄装置が駆動するようになっている。すなわち、洗浄
装置を駆動する制御回路部は、前照灯が点灯状態で且つ
洗浄装置の信号入力が操作された時だけ駆動するよう
に、前照灯の点灯信号ラインと、洗浄装置の駆動信号ラ
インとの等価的なAND回路に接続されている。また、
洗浄装置を駆動する制御回路部は、前照灯の点灯を制御
するコントローラとは別に、前照灯とは離れた車体側に
配置され、この制御回路部の電源ラインは車体側におい
て長く引き回されている。
ッドランプ)には、アウタレンズの表面に洗浄液を噴射
して洗浄する洗浄装置を設けたものが知られている(類
似技術として、特開平9−277910号公報参照)。
この種の洗浄装置は、洗浄液の過度の消費を抑えるため
に、前照灯が点灯状態(又は点灯準備段階)の時だけ、
洗浄装置が駆動するようになっている。すなわち、洗浄
装置を駆動する制御回路部は、前照灯が点灯状態で且つ
洗浄装置の信号入力が操作された時だけ駆動するよう
に、前照灯の点灯信号ラインと、洗浄装置の駆動信号ラ
インとの等価的なAND回路に接続されている。また、
洗浄装置を駆動する制御回路部は、前照灯の点灯を制御
するコントローラとは別に、前照灯とは離れた車体側に
配置され、この制御回路部の電源ラインは車体側におい
て長く引き回されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
にあっては、前照灯が点灯状態で且つ洗浄装置の信号入
力が操作された時だけ、洗浄装置を駆動させる制御回路
部に信号を送るように、前照灯の点灯信号ラインと、洗
浄装置の駆動信号ラインとの等価的なAND回路を車体
側に設ける必要があったため、車体側での配線構造が複
雑になっていた。
にあっては、前照灯が点灯状態で且つ洗浄装置の信号入
力が操作された時だけ、洗浄装置を駆動させる制御回路
部に信号を送るように、前照灯の点灯信号ラインと、洗
浄装置の駆動信号ラインとの等価的なAND回路を車体
側に設ける必要があったため、車体側での配線構造が複
雑になっていた。
【0004】また、電力を必要とする洗浄装置と制御回
路部とが離れていたため、電力ラインを車体側へ長く引
き回さなければならず、配線重量の増加や、電圧降下、
ノイズ発生などの不具合を招くおそれもあった。
路部とが離れていたため、電力ラインを車体側へ長く引
き回さなければならず、配線重量の増加や、電圧降下、
ノイズ発生などの不具合を招くおそれもあった。
【0005】更に、前照灯のコントローラと、洗浄装置
の制御回路部とが、別々に配置されていたため、車体へ
の組付け工数も増加していた。
の制御回路部とが、別々に配置されていたため、車体へ
の組付け工数も増加していた。
【0006】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、車体側での配線構造が簡略
で、制御回路部の電力ラインが短く、車体への組付け工
数の低減を図れる車両用前照灯構造体を提供するもので
ある。
してなされたものであり、車体側での配線構造が簡略
で、制御回路部の電力ラインが短く、車体への組付け工
数の低減を図れる車両用前照灯構造体を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
放電光源を有する前照灯と、前記放電光源の点灯を制御
するコントローラと、前記前照灯のアウタレンズ表面に
洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置と、前記アウタレン
ズ表面の汚れを検出する汚れ検出手段と、該汚れ検出手
段からの信号に基づいて前記洗浄装置を駆動させる制御
回路部とを、一体的に組み付けた構造で、前記制御回路
部が前記コントローラの内部に設置され、前記コントロ
ーラが前記放電光源を点灯させている時に、前記制御回
路部による前記洗浄装置の駆動が可能になる。
放電光源を有する前照灯と、前記放電光源の点灯を制御
するコントローラと、前記前照灯のアウタレンズ表面に
洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置と、前記アウタレン
ズ表面の汚れを検出する汚れ検出手段と、該汚れ検出手
段からの信号に基づいて前記洗浄装置を駆動させる制御
回路部とを、一体的に組み付けた構造で、前記制御回路
部が前記コントローラの内部に設置され、前記コントロ
ーラが前記放電光源を点灯させている時に、前記制御回
路部による前記洗浄装置の駆動が可能になる。
【0008】請求項1記載の発明によれば、アウタレン
ズ表面の汚れを検出する汚れ検出手段を用いることによ
り、運転者による洗浄装置への信号入力操作をなくすと
共に、制御回路部をコントローラの内部に設置し、前照
灯の点灯時に、自動的に制御回路部による洗浄装置の駆
動を可能にするため、従来のような等価的AND回路を
車体側に設ける必要がなくなり、その分、車体側での配
線構造が簡略になる。また、制御回路部がコントローラ
の内部に設置されていることにより、制御回路部の長い
電力ラインが不要となり、配線重量、電圧降下、ノイズ
発生をそれぞれ低減させることができる。更に、コント
ローラと制御回路部が別々に配置されていた場合に比べ
て、車体への組付け工数も低減できる。
ズ表面の汚れを検出する汚れ検出手段を用いることによ
り、運転者による洗浄装置への信号入力操作をなくすと
共に、制御回路部をコントローラの内部に設置し、前照
灯の点灯時に、自動的に制御回路部による洗浄装置の駆
動を可能にするため、従来のような等価的AND回路を
車体側に設ける必要がなくなり、その分、車体側での配
線構造が簡略になる。また、制御回路部がコントローラ
の内部に設置されていることにより、制御回路部の長い
電力ラインが不要となり、配線重量、電圧降下、ノイズ
発生をそれぞれ低減させることができる。更に、コント
ローラと制御回路部が別々に配置されていた場合に比べ
て、車体への組付け工数も低減できる。
【0009】請求項2記載の発明は、走行状態検出手段
を一体的に備え、走行状態検出手段が所定の速度以上で
の走行状態を検出している時に、制御回路部による洗浄
装置の駆動が可能になる。
を一体的に備え、走行状態検出手段が所定の速度以上で
の走行状態を検出している時に、制御回路部による洗浄
装置の駆動が可能になる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、走行状態検
出手段が所定の速度以上での走行状態を検出している時
に、制御回路部による洗浄装置の駆動を可能にするた
め、停車時などの極低速走行時(周囲に歩行者がいる可
能性が高い状況時)には、洗浄液が噴射されることはな
い。従って、洗浄液や汚れが飛散して、周囲の歩行者等
に迷惑をかけることがない。
出手段が所定の速度以上での走行状態を検出している時
に、制御回路部による洗浄装置の駆動を可能にするた
め、停車時などの極低速走行時(周囲に歩行者がいる可
能性が高い状況時)には、洗浄液が噴射されることはな
い。従って、洗浄液や汚れが飛散して、周囲の歩行者等
に迷惑をかけることがない。
【0011】請求項3記載の発明は、走行状態検出手段
が、自動光軸調整装置の加速度センサと、加速度センサ
の信号に基づいて車速度を換算する演算部とから成り、
演算部が制御回路部の内部に設置されている。
が、自動光軸調整装置の加速度センサと、加速度センサ
の信号に基づいて車速度を換算する演算部とから成り、
演算部が制御回路部の内部に設置されている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、自動光軸調
整装置の加速度センサを利用して車速を検出することが
できるため、わざわざ別の車速センサを設ける必要がな
く、部品点数の低減を図ることができる。
整装置の加速度センサを利用して車速を検出することが
できるため、わざわざ別の車速センサを設ける必要がな
く、部品点数の低減を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図3に基づいて説明する。この実施形態は、車
両の一例としての自動車の車体1の前部に設置されるフ
ロントヘッドランプモジュール(前照灯構造体)2に関
するものでる。このフロントヘッドランプモジュール2
は、図示しないヘッドランプハウジングに、ヘッドラン
プ3と、コントローラ4と、洗浄装置5と、汚れ検出手
段6と、自動光軸調整装置7とを一体的に組付けた構造
になっている。
を図1〜図3に基づいて説明する。この実施形態は、車
両の一例としての自動車の車体1の前部に設置されるフ
ロントヘッドランプモジュール(前照灯構造体)2に関
するものでる。このフロントヘッドランプモジュール2
は、図示しないヘッドランプハウジングに、ヘッドラン
プ3と、コントローラ4と、洗浄装置5と、汚れ検出手
段6と、自動光軸調整装置7とを一体的に組付けた構造
になっている。
【0014】前記ヘッドランプ3は、放電光源として、
消費電力が低くて明るいHID光源(High Itensity
Discharge)を有している。ヘッドランプ3のHID光
源8を制御するコントローラ4の内部には、洗浄装置5
の制御回路部9が内蔵されている。この制御回路部9
は、点灯リレー10を介してコントローラ4に導かれて
いるHID光源8用の電力ライン11を利用している。
制御回路部9には、汚れ検出手段6からの信号が入力さ
れ、制御回路部9から洗浄用リレー12を介して洗浄装
置5に駆動信号が出力される。この制御回路部9は、H
ID光源8用の電力ライン11を利用しているため、H
ID光源8の点灯時にしか、洗浄装置5に対して駆動信
号を出力することができない。
消費電力が低くて明るいHID光源(High Itensity
Discharge)を有している。ヘッドランプ3のHID光
源8を制御するコントローラ4の内部には、洗浄装置5
の制御回路部9が内蔵されている。この制御回路部9
は、点灯リレー10を介してコントローラ4に導かれて
いるHID光源8用の電力ライン11を利用している。
制御回路部9には、汚れ検出手段6からの信号が入力さ
れ、制御回路部9から洗浄用リレー12を介して洗浄装
置5に駆動信号が出力される。この制御回路部9は、H
ID光源8用の電力ライン11を利用しているため、H
ID光源8の点灯時にしか、洗浄装置5に対して駆動信
号を出力することができない。
【0015】前記自動光軸調整装置7の内部には、急加
速、急発進による車体の傾きを検出して、HID光源8
の光軸を最適な角度にするための加速度センサ13が設
けられている。この加速度センサ13は、制御回路部9
の内部に設けられた演算部14に接続され、この演算部
14で加速度センサ13の信号に基づいて車速度を換算
する。従って、加速度センサ13と演算部14とで、走
行状態検出手段15が構成される。そして、走行状態検
出手段15が所定の速度以上での走行状態を検出してい
る時だけ、制御回路部9から洗浄装置5に駆動信号が出
力される。この実施形態の走行状態検出手段15は、光
軸調整のために、元々備えられている加速度センサ13
を利用するため、部品点数の増加を低減することができ
る。
速、急発進による車体の傾きを検出して、HID光源8
の光軸を最適な角度にするための加速度センサ13が設
けられている。この加速度センサ13は、制御回路部9
の内部に設けられた演算部14に接続され、この演算部
14で加速度センサ13の信号に基づいて車速度を換算
する。従って、加速度センサ13と演算部14とで、走
行状態検出手段15が構成される。そして、走行状態検
出手段15が所定の速度以上での走行状態を検出してい
る時だけ、制御回路部9から洗浄装置5に駆動信号が出
力される。この実施形態の走行状態検出手段15は、光
軸調整のために、元々備えられている加速度センサ13
を利用するため、部品点数の増加を低減することができ
る。
【0016】前記汚れ検出手段6の構造は、図2に示す
ように、アウタレンズ16の内側に赤外線などの光を照
射する照射部17と、その光を受ける受光部18とを設
け、その受光量で汚れ19を検出する。アウタレンズ1
6の表面の汚れ19が多いほど、受光部18へ帰る受光
量が増す。
ように、アウタレンズ16の内側に赤外線などの光を照
射する照射部17と、その光を受ける受光部18とを設
け、その受光量で汚れ19を検出する。アウタレンズ1
6の表面の汚れ19が多いほど、受光部18へ帰る受光
量が増す。
【0017】図3は、その受光特性を示すグラフで、ア
ウタレンズ16に汚れが全くない状態Doでも、ある受
光量Soが存在するが、汚れ具合が高まると、それに応
じて受光量も増加する。そして、ヘッドランプ3として
の機能を阻害するほどの汚れ具合をDcとし、その時の
受光量Scに達した時に、汚れ検出手段6から制御回路
部9に信号が出力され、洗浄装置5から洗浄液をアウタ
レンズ16の表面に噴射して、汚れを洗浄することがで
きる。
ウタレンズ16に汚れが全くない状態Doでも、ある受
光量Soが存在するが、汚れ具合が高まると、それに応
じて受光量も増加する。そして、ヘッドランプ3として
の機能を阻害するほどの汚れ具合をDcとし、その時の
受光量Scに達した時に、汚れ検出手段6から制御回路
部9に信号が出力され、洗浄装置5から洗浄液をアウタ
レンズ16の表面に噴射して、汚れを洗浄することがで
きる。
【0018】但し、この実施形態では、前述のように、
この制御回路部9が、HID光源8用の電力ライン11
を利用しているため、HID光源8の点灯時にしか、洗
浄装置5に対して駆動信号を出力することができず、ま
た更に、走行状態検出手段15を備えているため、走行
状態検出手段15が所定の速度以上での走行状態を検出
している時しか、洗浄装置5に駆動信号が出力されな
い。
この制御回路部9が、HID光源8用の電力ライン11
を利用しているため、HID光源8の点灯時にしか、洗
浄装置5に対して駆動信号を出力することができず、ま
た更に、走行状態検出手段15を備えているため、走行
状態検出手段15が所定の速度以上での走行状態を検出
している時しか、洗浄装置5に駆動信号が出力されな
い。
【0019】従って、HID光源8の点灯時だけ洗浄装
置5を駆動させることにより、洗浄液の消費を抑えるこ
とができ、また所定の速度以上での走行状態を検出して
いる時だけ洗浄装置5を駆動させることにより、停車時
などの極低速走行時(周囲に歩行者がいる可能性が高い
状況時)において、洗浄液が噴射されることがなく、周
囲の歩行者等に洗浄液や汚れが飛散して迷惑をかけるよ
うなことがない。
置5を駆動させることにより、洗浄液の消費を抑えるこ
とができ、また所定の速度以上での走行状態を検出して
いる時だけ洗浄装置5を駆動させることにより、停車時
などの極低速走行時(周囲に歩行者がいる可能性が高い
状況時)において、洗浄液が噴射されることがなく、周
囲の歩行者等に洗浄液や汚れが飛散して迷惑をかけるよ
うなことがない。
【0020】そして、汚れ検出手段6により、汚れがあ
るレベル以上になったことを検出して、アウタレンズ1
6の表面の汚れを自動的に洗浄できるため、従来のよう
に、その都度、洗浄装置5のスイッチ操作を行っていた
場合に比べて、安全な視界を得ようとする運転者の負担
が大幅に軽減される。
るレベル以上になったことを検出して、アウタレンズ1
6の表面の汚れを自動的に洗浄できるため、従来のよう
に、その都度、洗浄装置5のスイッチ操作を行っていた
場合に比べて、安全な視界を得ようとする運転者の負担
が大幅に軽減される。
【0021】このように、HID光源8の点灯時で且つ
走行時には、アウタレンズ16の汚れを検出して自動的
に洗浄できるため、従来のように点灯信号ラインと洗浄
駆動信号ラインとの等価的なAND回路を設ける必要が
なく、その分、車体側での配線構造が簡略になる。ま
た、制御回路部9がコントローラ4の内部に設置されて
いることにより、制御回路部9の長い電力ラインが不要
となり、配線重量、電圧降下、ノイズ発生の低減を図る
ことができる。更に、コントローラ4と制御回路部9が
別々に配置されていた場合に比べて、車体1への組付け
工数も低減できる。
走行時には、アウタレンズ16の汚れを検出して自動的
に洗浄できるため、従来のように点灯信号ラインと洗浄
駆動信号ラインとの等価的なAND回路を設ける必要が
なく、その分、車体側での配線構造が簡略になる。ま
た、制御回路部9がコントローラ4の内部に設置されて
いることにより、制御回路部9の長い電力ラインが不要
となり、配線重量、電圧降下、ノイズ発生の低減を図る
ことができる。更に、コントローラ4と制御回路部9が
別々に配置されていた場合に比べて、車体1への組付け
工数も低減できる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、車体側での配線構造
を簡略化することができ、制御回路部の電力ラインを短
くすることができ、車体への組付け工数の低減を図るこ
とができる。
を簡略化することができ、制御回路部の電力ラインを短
くすることができ、車体への組付け工数の低減を図るこ
とができる。
【図1】この発明の一実施形態に係る車両用前照灯構造
体の構造を示す概略図。
体の構造を示す概略図。
【図2】図1の汚れ検出手段の構造を示す概略図。
【図3】図1の汚れ検出手段の受光特性を示すグラフ。
2 フロントヘッドランプモジュール(車両用前照灯構
造体) 3 ヘッドランプ 4 コントローラ 5 洗浄装置 6 汚れ検出手段 7 自動光軸調整装置 8 HID光源(放電光源) 9 制御回路部 13 加速度センサ 14 演算部 15 走行状態検出手段
造体) 3 ヘッドランプ 4 コントローラ 5 洗浄装置 6 汚れ検出手段 7 自動光軸調整装置 8 HID光源(放電光源) 9 制御回路部 13 加速度センサ 14 演算部 15 走行状態検出手段
Claims (3)
- 【請求項1】 放電光源を有する前照灯と、前記放電光
源の点灯を制御するコントローラと、前記前照灯のアウ
タレンズ表面に洗浄液を噴射して洗浄する洗浄装置と、
前記アウタレンズ表面の汚れを検出する汚れ検出手段
と、該汚れ検出手段からの信号に基づいて前記洗浄装置
を駆動させる制御回路部とを、一体的に組み付けた構造
で、 前記制御回路部が、前記コントローラの内部に設置さ
れ、コントローラが放電光源を点灯させている時に、制
御回路部による洗浄装置の駆動が可能になることを特徴
とする車両用前照灯構造体。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用前照灯構造体であ
って、 走行状態検出手段を一体的に備え、走行状態検出手段が
所定の速度以上での走行状態を検出している時に、制御
回路部による洗浄装置の駆動が可能になることを特徴と
する車両用前照灯構造体。 - 【請求項3】 請求項2記載の車両用前照灯構造体であ
って、 走行状態検出手段が、自動光軸調整装置の加速度センサ
と、加速度センサの信号に基づいて車速度を換算する演
算部とから成り、演算部が制御回路部の内部に設置され
ていることを特徴とする車両用前照灯構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218286A JP2003025973A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 車両用前照灯構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218286A JP2003025973A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 車両用前照灯構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003025973A true JP2003025973A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19052484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001218286A Pending JP2003025973A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 車両用前照灯構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003025973A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068701A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | ヘッドランプモジュール |
CN107244294A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-10-13 | 山东国金汽车制造有限公司 | 一种可自动清洗的后视镜 |
-
2001
- 2001-07-18 JP JP2001218286A patent/JP2003025973A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008068701A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | ヘッドランプモジュール |
CN107244294A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-10-13 | 山东国金汽车制造有限公司 | 一种可自动清洗的后视镜 |
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