JP2003025877A - 車載用スイッチ装置 - Google Patents

車載用スイッチ装置

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JP2003025877A
JP2003025877A JP2001211172A JP2001211172A JP2003025877A JP 2003025877 A JP2003025877 A JP 2003025877A JP 2001211172 A JP2001211172 A JP 2001211172A JP 2001211172 A JP2001211172 A JP 2001211172A JP 2003025877 A JP2003025877 A JP 2003025877A
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JP2001211172A
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Atsuyoshi Yamaguchi
敦吉 山口
Shuji Takiguchi
修司 滝口
Toshibumi Kobayashi
俊文 小林
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者が操作し易い位置に多数のスイッチ機
能を集約配置して操作性の向上を図り、且つ、誤操作を
も防止する。 【解決手段】 スイッチパネル1の表面を被う閉位置と
このスイッチパネル1の表面を解放する開位置との間で
開閉パネル6を開閉自在に設け、開閉パネル6の開閉を
検出するパネル開閉検出手段を設け、開閉パネル6の開
位置と閉位置で共に操作可能に機能兼用スイッチ21,
22を設け、各機能兼用スイッチ21,22に、パネル
開閉検出手段の開位置検出時には運転中に操作が必要な
スイッチ機能を担当させ、パネル開閉検出手段の閉位置
検出時には運転中に操作が必要ないスイッチ機能を担当
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載機器等を操作
するための車載用スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載されるスイッチは機
能や操作される状況(例えば優先順位、スイッチの搭載
数)等により、種々な場所に分配配置されている。例え
ば、走行中に使用される頻度が高いスイッチ(エアコ
ン、オーディオ)は、インストルメントパネルのセンタ
ー部分に、車両内の各部位に割り当てられるスイッチ
(ドアスイッチ、ステアリング周りのスイッチ、)は、
その部位にそれぞれ配置される。又、それ以外のスイッ
チとして、ドアミラー調整用スイッチ、トランクオープ
ナースイッチ、照明開連スイッチ、特殊装備用のスイッ
チ等があり、これらのスイッチは、運転者の手の届く位
置に配置したいにも拘わらずスペースの問題から操作し
にくい位置に通常配置される場合が多い。
【0003】又、運転中に操作されると困るスイッチ
は、誤操作防止のために故意に操作しにくい場所に配置
するスイッチもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように操作しにく
い場所に配置されたスイッチは、当然に操作が容易でな
いという問題を有する。
【0005】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、運転者が操作し易い位置に多
数のスイッチ機能を集約配置して操作性の向上を図り、
且つ、誤操作をも防止できる車載用スイッチ装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチパネルの表面を被う閉位置とこのスイッチパネルの
表面を解放する開位置との間で開閉パネルを開閉自在に
設け、この開閉パネルの開閉を検出するパネル開閉検出
手段を設け、前記開閉パネルの開位置と閉位置で共に操
作可能に機能兼用スイッチを設け、この機能兼用スイッ
チに、前記パネル開閉検出手段の閉位置検出時には運転
中に操作が必要なスイッチ機能を担当させ、前記パネル
開閉検出手段の開位置検出時には運転中に操作が必要な
いスイッチ機能を担当させたことを特徴とする。
【0007】この車載用スイッチ装置では、機能兼用ス
イッチは2種類のスイッチ機能を担当することから省ス
ペースで多数のスイッチ機能の配置が可能となり、又、
開閉パネルの閉位置では運転中に操作が必要であるスイ
ッチ機能とされ、開閉パネルを開位置としない限り運転
中に操作が必要でないスイッチ機能とされない。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の車載用
スイッチ装置であって、前記機能兼用スイッチは、スイ
ッチ接点部と操作者の操作するスイッチノブとを有し、
このスイッチノブが前記開閉パネルの閉位置でも前記開
閉パネルより露出されていることを特徴とする。
【0009】この車載用スイッチ装置では、請求項1の
発明の作用に加え、機能兼用スイッチのスイッチノブが
1個で足りる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の車載用スイッチ装置であって、運転中に操作が必
要なく、単一のスイッチ機能のみを有する運転時不使用
スイッチを設け、この運転中不使用スイッチは、前記機
能兼用スイッチと共に前記スイッチパネル側に設けら
れ、前記開閉パネルの閉位置では前記開閉パネルに被わ
れており、前記開閉パネルの開位置では露出されること
を特徴とする。
【0011】この車載用スイッチ装置では、請求項1又
は請求項2の発明の作用に加え、機能兼用スイッチと運
転中不使用スイッチとを同一の基板に配置できる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記
載の車載用スイッチ装置であって、運転中に操作が必要
なく、単一のスイッチ機能のみを有する運転時不使用ス
イッチを設け、この運転時不使用スイッチは、前記開閉
パネルの裏面側に設けられており、前記開閉パネルの閉
位置では前記開閉パネルに被われており、前記開閉パネ
ルの開位置では露出されることを特徴とする。
【0013】この車載用スイッチ装置では、請求項1〜
請求項3の発明の作用に加え、スイッチパネルの表面側
に多数の機能兼用スイッチ等を配置することができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4記
載の車載用スイッチ装置であって、前記開閉パネルの閉
位置で被われない前記スイッチパネルの表面側には、運
転中に操作が必要である運転時使用スイッチを設けたこ
とを特徴とする。
【0015】この車載用スイッチ装置では、請求項1〜
請求項4の発明の作用に加え、開閉パネルの開閉位置に
拘わらず容易に操作できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1〜図6は本発明の第1実施形態を示
し、図1(a)は開閉パネルが閉位置にある車載用スイ
ッチ装置の斜視図、図1(b)は開閉パネルが開位置に
ある車載用スイッチ装置の斜視図、図2(a)は開閉パ
ネルが閉位置にある車載用スイッチ装置の正面図、図2
(b)は同状態の車載用スイッチ装置の側面図、図2
(c)は同状態の車載用スイッチ装置の底面図、図3は
開閉パネルが開位置にある車載用スイッチ装置の正面
図、図4は図3のA−A線断面図、図5は車載用スイッ
チ装置の分解斜視図、図6(a)は本実施形態の車載用
スイッチ装置へのワイヤーハーネスの引き回しを示す斜
視図、図6(b)は従来例の場合におけるワイヤーハー
ネスの引き回しを示す斜視図である。
【0018】図1〜図5に示すように、車載用スイッチ
装置A1は、運転者が操作し易い位置のスイッチパネル
1に設けられ、このスイッチパネル1にはスイッチ用孔
1aが2箇所に設けらており、この各スイッチ孔1aよ
り下記するミラー切替スイッチ11、ミラー調整スイッ
チ12、リアフォグスイッチ13の各スイッチノブ1
5,18,20が突出されている。スイッチパネル1に
はプレート配置用孔1bが形成されており、このプレー
ト配置用孔1bに下記するスイッチプレート2等が配置
されている。又、このスイッチパネル1の裏面側にはス
イッチプレート2、スイッチケース3、基板4及びリア
ケース5がこの順序でネジ5a等によって固定されてい
る。
【0019】又、スイッチパネル1の表面側には開閉パ
ネル6が回転自在に設けられ、この開閉パネル6はスイ
ッチパネル1の表面を覆う閉位置(図1(a)の位置)
とスイッチパネル1の表面を解放する開位置(図1
(b)の位置)との間で変位する。開閉パネル6には係
止フック部6aが設けられ、この係止フック部6aによ
って開閉パネル6を閉位置に保持できる。開閉パネル6
には2箇所にスイッチ用孔6bが設けられ、このスイッ
チ用孔6bによって下記する機能兼用スイッチ21,2
2が開閉パネル6の閉位置でも表面より露出される。
【0020】パネル開閉検出手段7は、基板4に固定さ
れた検出スイッチ部8と、この検出スイッチ部8の検知
部材8aを押下可能で、且つ、先端部分がスイッチパネ
ル1の表面より突出している切替ピン9と、この切替ピ
ン9をスイッチパネル1の表面側に付勢するバネ10と
から構成されている。そして、開閉パネル6が開位置に
位置するときには切替ピン9がバネ10のバネ力で突出
位置に位置して検出スイッチ部8の検知部材8aを押下
せず、開閉パネル6が閉位置に位置するときには切替ピ
ン9がバネ10のバネ力に抗して退出位置に位置して検
出スイッチ部8の検知部材8aを押下することにより、
開閉パネル6の開閉が検出される。
【0021】運転中に操作が必要で、且つ、単一の機能
しか有しない運転時使用スイッチとしては、ミラー切替
スイッチ11、ミラー調整スイッチ12、リアフォグス
イッチ13の3個が設けられており、この各スイッチ1
1,12,13は前記開閉パネル6によって被われない
スイッチパネル1の位置に配置されている。
【0022】ミラー切替スイッチ11は、ミラー調整す
る左右のミラー(図示せず)を選択するものであり、基
板4に固定されたスライド式のスイッチ接点部14と、
このスイッチ接点部14のスライドロッド14aに係止
されたスイッチノブ15とを有する。このスイッチノブ
15がスイッチパネル1の表面で、且つ、下記するミラ
ー調整用のスイッチノブ18の中央より突出されてお
り、左右に切替操作可能に支持されている。
【0023】ミラー調整スイッチ12は、ミラー(図示
せず)の上下左右の移動を行うためのものであり、基板
4に固定された4つのプッシュ式のスイッチ接点部16
と、この4つのスイッチ接点部16のプッシュロッド1
6aを選択的に摺動ピン17を介して押下するスイッチ
ノブ18とを有する。このスイッチノブ18は、スイッ
チパネル1の表面より突出され、上下左右に揺動操作可
能に支持されている。
【0024】リアフォグスイッチ13は、リアフォグラ
ンプ(図示せず)の点灯・消灯を操作するものであり、
基板4に固定されたプッシュ式のスイッチ接点部19
と、このスイッチ接点部19のプッシュロッド19aを
押下するスイッチノブ20とを有する。このスイッチノ
ブ20がスイッチパネル1の表面より突出されており、
押下操作可能に支持されている。
【0025】機能兼用スイッチ21,22は、2箇所に
設けられており、各機能兼用スイッチ21,22は共に
開閉パネル6のスイッチ用孔6bに対応するスイッチパ
ネル1の位置に配置されている。つまり、2箇所の兼用
スイッチ21,22は開閉パネル1の開位置と閉位置で
共に操作可能に設けられている。1つの機能兼用スイッ
チ21は、基板4に固定されたプッシュ式のスイッチ接
点部23と、このスイッチ接点部23のプッシュロッド
23aを押下するスイッチノブ24とを有する。このス
イッチノブ24がスイッチパネル1の表面より突出され
ており、押下操作可能に支持されている。
【0026】そして、パネル開閉検出手段7の開位置検
出時には運転中に操作が必要なスイッチ機能であるミラ
ーヒータスイッチ機能を、パネル開閉検出手段7の閉位
置検出時には運転中に操作が必要ないフューエルリッド
スイッチ機能をそれぞれ担当する。又、他の1つの機能
兼用スイッチ22は、前記と同様に、基板4に固定され
たプッシュ式のスイッチ接点部25と、このスイッチ接
点部25のプッシュロッド25aを押下するスイッチノ
ブ26とを有する。このスイッチノブ26がスイッチパ
ネル1の表面より突出されており、押下操作可能に支持
されている。そして、パネル開閉検出手段7の開位置検
出時には運転中に操作が必要なスイッチ機能であるミラ
ー格納スイッチ機能を、パネル開閉検出手段7の閉位置
検出時には運転中に操作が必要ないラッゲージリッドス
イッチ機能をそれぞれ担当する。
【0027】運転中に操作が必要なく、単一のスイッチ
機能のみを有する運転時不使用スイッチとしては、タイ
ヤ空気圧警報セットスイッチ27の1個が設けられてお
り、このタイヤ空気圧警報セットスイッチ27は前記開
閉パネル6によって被われるスイッチパネル1の表面側
位置に配置されている。タイヤ空気圧警報セットスイッ
チ27は、基板4に固定されたプッシュ式のスイッチ接
点部28と、このスイッチ接点部28のプッシュロッド
28aを押下するスイッチノブ29とを有する。このス
イッチノブ29がスイッチパネル1の表面より突出され
ており、押下操作可能に支持されている。
【0028】尚、図面中、30は発光ダイオード、31
はインジケータレンズである。
【0029】上記構成において、車載用スイッチ装置A
は運転者が操作し易い位置のスイッチパネル1に配置さ
れているため、操作がし易い。そして、運転中にあって
は開閉パネル6が閉位置に位置され、運転者は、ミラー
切替スイッチ11、ミラー調整スイッチ12及びリアフ
ォグスイッチ13の操作と共に、ミラーヒータスイッチ
機能及びミラー格納スイッチ機能を担当する2箇所の機
能兼用スイッチ21,22の操作を容易にすることがで
きる。つまり、運転中は、運転中に操作が必要なミラー
ヒータスイッチ機能及びミラー格納スイッチ機能しか選
択することができず、運転中に操作が必要でないスイッ
チ機能を選択できないため、誤操作を防止できる。
【0030】又、運転していない場合には、運転者は開
閉パネル6を閉位置から開位置に移動することにより、
フューエルリッドスイッチ機能及びラッゲージドアスイ
ッチ機能を担当する2箇所の機能兼用スイッチ21,2
2の操作と共に、タイヤ空気圧警報セットスイッチ27
の操作を容易に行うことができる。つまり、開閉パネル
6を開位置としなければ、運転中に操作が必要ではない
フューエルリッドスイッチ機能やラッゲージドアスイッ
チ機能やタイヤ空気圧警報セット機能を選択できない。
【0031】以上、この車載用スイッチ装置Aでは、機
能兼用スイッチ21,22は2種類のスイッチ機能を担
当することから省スペースで多数のスイッチ機能の配置
が可能となるため、運転者が操作し易い位置に多数のス
イッチ機能を集約配置して操作性の向上を図ることがで
きる。又、開閉パネル6の閉位置では運転中に操作が必
要であるスイッチ機能とされ、開閉パネル6を開位置と
しない限り運転中に操作が必要でないスイッチ機能とさ
れないため、誤操作を防止できる。
【0032】又、外装、接続部、光源、回路部の共有化
によるコスト低減と配線の簡素化が図れる。つまり、従
来例では、図6(b)に示すように、複数の別位置に多
数のスイッチ40がそれぞれ配置されるために各位置に
ワイヤーハーネス41を引き回し、且つ、各位置で外
装、接続部、光源、回路部を別個に設けなければならな
かったが、本発明では、図6(a)に示すように、単一
の位置に多数のスイッチ11,12,13,21,2
2,27が配置されるためにワイヤーハーネス41を1
箇所に引き回しすれば良く、且つ、外装、接続部、光
源、回路部を1箇所に集約して設けることができる。従
って、外装、接続部、光源、回路部の共有化によるコス
ト低減と配線の簡素化が図れる。
【0033】又、前記第1実施形態では、機能兼用スイ
ッチ21,22は、スイッチ接点部23,25と操作者
の操作するスイッチノブ24,26とを有し、このスイ
ッチノブ24,26が開閉パネル6の閉位置でも開閉パ
ネル6より露出されているので、機能兼用スイッチ2
1,22のスイッチノブ24,26が1個で足りるた
め、スイッチノブ24,26の削減になる。
【0034】又、前記第1実施形態では、運転中に操作
が必要なく、単一のスイッチ機能のみを有するタイヤ空
気圧警報セットスイッチ(運転時不使用スイッチ)27
を設け、このタイヤ空気圧警報セットスイッチ27は、
機能兼用スイッチ21,22と共にスイッチパネル1側
に設けられ、開閉パネル6の閉位置では開閉パネル6に
被われており、開閉パネル6の開位置では露出されてい
るので、機能兼用スイッチ21,22とタイヤ空気圧警
報セットスイッチ27とを同一の基板4に配置できるた
め、配線の引き回し等が容易になる。
【0035】又、前記第1実施形態では、開閉パネル6
の閉位置で被われないスイッチパネル1の表面側に、運
転中に操作が必要であるミラー切替スイッチ11、ミラ
ー調整スイッチ12、リアフォグスイッチ13を設けた
ので、開閉パネル6の開閉位置に拘わらず容易に操作で
きる。又、ミラー切替スイッチ11及びミラー調整スイ
ッチ12は、運転中以外の時にも使用する必要があるス
イッチであり、このような種類のスイッチは、本実施形
態のように、開閉パネル6の開閉位置に拘わらず操作で
きる位置に配置することが好ましい。
【0036】図7(a)〜図7(c)は本発明の第2実
施形態を示し、図7(a)は開閉パネルが閉位置にある
車載用スイッチ装置の斜視図、図7(b)は開閉パネル
が開位置にある車載用スイッチ装置の斜視図、図7
(c)はフレキシブル基板の斜視図である。前記第1実
施形態の車載用スイッチ装置A1では基板がハードな基
板4であり、プッシュ式のスイッチ接点部16,19,
23,25,28がプッシュロッド16a,19a,2
3a,25a,28aを有するものであったが、この第
2実施形態の車載用スイッチ装置A2では、基板がフレ
キシブル基板42であり、且つ、プッシュ式のスイッチ
接点部43がドーム状のカバー自体が押圧部分を兼用す
るもので構成されている。又、他の電子機器(例えば電
気接続箱)との接続もワイヤーハーネスではなくフレキ
シブル基板42aを使用して行われるようになされてい
る。
【0037】又、運転中に操作が必要なく、単一のスイ
ッチ機能のみを有する3つの運転時不使用スイッチ44
が開閉パネル6の裏面側にも設けられている。そして、
この運転時不使用スイッチ44は、図7(a)に示すよ
うに、開閉パネル6の閉位置では開閉パネル6に被われ
て、図7(b)に示すように、開閉パネル6の開位置で
は露出される。他の構成は、前記第1実施形態と同様で
あるため、同一箇所には同一符号を付してその説明を省
略する。
【0038】この第2実施形態でも、前記第1実施形態
と同様な作用・効果が得られる。
【0039】又、前記第2実施形態では、運転時不使用
スイッチ44が、開閉パネル6の裏面側に設けられてい
るので、スイッチパネル1の表面側に多数の機能兼用ス
イッチ21,22等を配置することができるため、多数
のスイッチの更なる集約配置が可能である。
【0040】又、前記第2実施形態では、プッシュ式の
スイッチ接点部としてドーム状のスイッチ接点部43を
使用したので、車載用スイッチ装置A2の薄型化にな
る。又、スイッチ接点部43等を固定する基板としてフ
レキシブル基板42を使用したので、この点からも更に
車載用スイッチ装置A2の薄型化になる。
【0041】尚、前記第1、第2実施形態では、機能兼
用スイッチ21,22は、2個設けられているが、1個
でも3箇以上でも良く、機構兼用スイッチ21,22を
多く設ければ設けるほど多数スイッチの集約配置が促進
される。又、前記第1、第2実施形態の機能兼用スイッ
チ21,22は、ミラーヒータスイッチ機能/フューゲ
ルリッドスイッチ機能を兼用するものと、ミラー格納ス
イッチ機能/ラッゲージリッドスイッチ機能を兼用する
ものとを設けたが、その組み合わせは種々考えられる。
【0042】また、上記各実施形態では、スイッチパネ
ル1の表面の下部側に回転自在に開閉パネル6を支持し
た例を示したが、開閉パネル6をスイッチパネル1の表
面の上部側に回転自在に支持しても良い。このように、
開閉パネル6をスイッチパネル1の表面の上部側に回転
自在に支持することにより、片手でスイッチ操作を行う
ことができなくなり、誤操作防止のさらなる向上を図る
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、開閉パネルの開位置と閉位置で共に操作可能に
機能兼用スイッチを設け、この機能兼用スイッチに開閉
パネルの位置に応じて運転中に操作が必要なスイッチ機
能と運転中に操作が必要ないスイッチ機能とを担当させ
たので、機能兼用スイッチは2種類のスイッチ機能を担
当することから省スペースで多数のスイッチ機能の配置
が可能となるため、運転者が操作し易い位置に多数のス
イッチ機能を集約配置して操作性の向上を図ることがで
きる。又、開閉パネルの閉位置では運転中に操作が必要
であるスイッチ機能とされ、開閉パネルを開位置としな
い限り運転中に操作が必要でないスイッチ機能とされな
いため、誤操作を防止できる。又、外装、接続部、光
源、回路部の共有化によるコスト低減と配線の簡素化が
図れる。
【0044】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
車載用スイッチ装置であって、機能兼用スイッチは、ス
イッチ接点部と操作者の操作するスイッチノブとを有
し、このスイッチノブが前記開閉パネルの閉位置でも前
記開閉パネルより露出されているので、請求項1の発明
の効果に加え、機能兼用スイッチのスイッチノブが1個
で足りるため、スイッチノブの削減になる。
【0045】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2記載の車載用スイッチ装置であって、運転中に操
作が必要なく、単一のスイッチ機能のみを有する運転時
不使用スイッチを設け、この運転中不使用スイッチは、
開閉パネルの閉位置では開閉パネルに被われるスイッチ
パネル側に設けたので、請求項1又は請求項2の発明の
効果に加え、機能兼用スイッチと運転中不使用スイッチ
とを同一の基板に配置できるため、配線の引き回し等が
容易になる。
【0046】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3記載の車載用スイッチ装置であって、運転中に操作
が必要なく、単一のスイッチ機能のみを有する運転時不
使用スイッチを設け、この運転時不使用スイッチは、開
閉パネルの裏面側に設けたので、請求項1〜請求項3の
発明の効果に加え、スイッチパネルの表面側に多数の機
能兼用スイッチ等を配置することができるため、多数の
スイッチの更なる集約配置が可能である。
【0047】請求項5の発明によれば請求項1〜請求項
4記載の車載用スイッチ装置であって、開閉パネルの閉
位置で被われないスイッチパネルの表面側に運転時使用
スイッチを設けたので、請求項1〜請求項4の発明の効
果に加え、開閉パネルの開閉位置に拘わらず容易に操作
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(a)は開閉パ
ネルが閉位置にある車載用スイッチ装置の斜視図、
(b)は開閉パネルが開位置にある車載用スイッチ装置
の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、(a)は開閉パ
ネルが閉位置にある車載用スイッチ装置の正面図、
(b)は同状態の車載用スイッチ装置の側面図、(c)
は同状態の車載用スイッチ装置の底面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、は開閉パネルが
開位置にある車載用スイッチ装置の正面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、図3のA−A線
断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、車載用スイッチ
装置の分解斜視図である。
【図6】(a)は本第1実施形態の車載用スイッチ装置
へのワイヤーハーネスの引き回しを示す斜視図、(b)
は従来例の場合におけるワイヤーハーネスの引き回しを
示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示し、(a)は開閉パ
ネルが閉位置にある車載用スイッチ装置の斜視図、
(b)は開閉パネルが開位置にある車載用スイッチ装置
の斜視図、(c)はフレキシブル基板の斜視図である。
【符号の説明】
A1,A2 車載用スイッチ装置 1 スイッチパネル 6 開閉パネル 7 パネル開閉検出手段 11 ミラー切替スイッチ(運転時使用スイッチ) 12 ミラー調整スイッチ(運転時使用スイッチ) 13 リアフォグスイッチ(運転時使用スイッチ) 14,16,19,23,25,28 スイッチ接点部 15,18,20,24,26,29 スイッチノブ 21,22 機能兼用スイッチ 27 タイヤ空気圧警報セットスイッチ(運転時不使用
スイッチ)
フロントページの続き (72)発明者 小林 俊文 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 3D044 BA14 BA16 BB01 BC13 BD05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチパネルの表面を被う閉位置とこ
    のスイッチパネルの表面を解放する開位置との間で開閉
    パネルを開閉自在に設け、 この開閉パネルの開閉を検出するパネル開閉検出手段を
    設け、 前記開閉パネルの開位置と閉位置で共に操作可能に機能
    兼用スイッチを設け、 この機能兼用スイッチに、前記パネル開閉検出手段の閉
    位置検出時には運転中に操作が必要なスイッチ機能を担
    当させ、前記パネル開閉検出手段の開位置検出時には運
    転中に操作が必要ないスイッチ機能を担当させたことを
    特徴とする車載用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載用スイッチ装置であ
    って、 前記機能兼用スイッチは、スイッチ接点部と操作者の操
    作するスイッチノブとを有し、このスイッチノブが前記
    開閉パネルの閉位置でも前記開閉パネルより露出されて
    いることを特徴とする車載用スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の車載用スイ
    ッチ装置であって、 運転中に操作が必要なく、単一のスイッチ機能のみを有
    する運転時不使用スイッチを設け、この運転中不使用ス
    イッチは、前記機能兼用スイッチと共に前記スイッチパ
    ネルの表面側に設けられ、前記開閉パネルの閉位置では
    前記開閉パネルに被われており、前記開閉パネルの開位
    置では露出されることを特徴とする車載用スイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の車載用スイッ
    チ装置であって、 運転中に操作が必要なく、単一のスイッチ機能のみを有
    する運転時不使用スイッチを設け、この運転時不使用ス
    イッチは、前記開閉パネルの裏面側に設けられており、
    前記開閉パネルの閉位置では前記開閉パネルに被われて
    おり、前記開閉パネルの開位置では露出されることを特
    徴とする車載用スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4記載の車載用スイッ
    チ装置であって、 前記開閉パネルの閉位置で被われない前記スイッチパネ
    ルの表面側には、運転中に操作が必要である運転時使用
    スイッチを設けたことを特徴とする車載用スイッチ装
    置。
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