JP2003025649A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2003025649A
JP2003025649A JP2002126791A JP2002126791A JP2003025649A JP 2003025649 A JP2003025649 A JP 2003025649A JP 2002126791 A JP2002126791 A JP 2002126791A JP 2002126791 A JP2002126791 A JP 2002126791A JP 2003025649 A JP2003025649 A JP 2003025649A
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JP2002126791A
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Haruo Yamashita
春生 山下
Tsumoru Fukushima
積 福島
Masanori Ito
正紀 伊藤
Shigeo Sakagami
茂生 阪上
Michiharu Uematsu
道治 植松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データのプリンタへの伝送に際し、使い
勝手がよく、バッテリー消費を低減できるプリンタ装置
を提供すること。 【解決手段】 画像の記録されたメモリカードを接続す
るコネクタを有し、メモリカード制御手段,画像変換手
段,画像処理手段,印刷制御手段及び印刷管理手段によ
り、画像データを汎用的に読出、選択、印刷する機能を
有するプリンタ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真ライクの画像
を記録できるプリンタ装置に関するものであり、特にデ
ィジタルカメラ等が画像を記録するメモリカードからの
画像入力方法を特徴とするプリンタ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】フルカラープリント技術の向上により、
銀塩写真と比較できるレベルの高画質なプリントが可能
になってきている。これらのプリンタの代表である昇華
型熱転写プリンタは、ビデオ信号からプリントするAV
ユースのプリンタとして定着してきている。通常のビデ
オプリンタは、ビデオムービー等が出力するビデオ信号
をフレームメモリにキャプチャする機能を有しており、
ビデオムービーの動画テープの中から好みのショットを
選んでプリントできるという、スティルカメラにない特
徴を有している。
【0003】また、ビデオムービー自身もディジタル記
録のものが普及し始めているため、プリンタにとっての
信号ソースの品質も向上してきている。
【0004】ところが、これらのディジタルカメラ技術
を背景に、カメラ感覚でより手軽にパソコンに高品位の
静止画を取り込めるツールとして、ディジタルスティル
カメラ(DSC)と呼ぶ入力機器が急速に普及を始めて
おり、プリンタにとっての入力ソースの幅が広がりつつ
ある。
【0005】現在DSCには、様々なインターフェース
形態のものが存在する。多くのものは、RS232Cの
ようなパソコンに取り込むためのインターフェースを備
えており、それに加えて、テレビモニタに表示するため
のアナログビデオ出力等を有している。また、画像を記
憶するメモリに内蔵の不揮発フラッシュメモリだけでな
く、着脱可能なメモリカードを利用するものが増加して
きている。
【0006】当初、DSCはパソコンに取り込むための
入力機器という位置付けのものであったが、しだいにパ
ソコンを離れ独立したディジタル方式のカメラというコ
ンセプトに変わりつつあり、入力画像に凝った加工を施
し作品に仕上げる場合には、パソコンに取り込んで加工
しプリントすることもできるが、通常のカメラとしての
日常のプリントはプリンタと直結して簡単にプリントし
たいという要望が高まっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタで、D
SCで撮影した画像をアナログビデオ信号を用いて入力
する形態は、例えばNTSC方式では1/30秒で一画像が
転送されるというように、データ転送としては非常に高
速である。しかし、インターフェースがアナログであり
かつ色信号の帯域が狭いため本来のDSCの能力を活か
した画質でのプリントができないという課題がある。
【0008】また、ディジタルのインターフェースを用
いたものは、インターフェースそのものにパラレルのよ
うな線数の多いものは小型のDSCには物理的につける
ことが困難であるため、通常RS232C等のようなシ
リアルインターフェースに限られ、1画像の転送に数1
0秒程度かかるなど伝送に非常に時間がかかるという課
題がある。
【0009】さらに、従来の銀塩カメラ的な使い方、即
ちフイルム一本分の画像(24枚とか36枚のような)
を撮影後、それをラボ店に出すと全カットの同時プリン
トが手に入る、というのに近い使い方をするには、通常
プリンタのフレームメモリは一画像分の容量しか持って
いないため、カメラのメモリに格納されている数10枚
の画像を、数10秒かかって転送し、数10秒かけてプ
リントする、ということを数10枚分繰り返すことにな
り、その間、人が付いて操作する必要があるため非常に
使い勝手が悪いという課題がある。
【0010】この課題は、将来転送速度が速くなったと
しても少なくとも数10枚記録する間、一枚印刷するご
とに人が操作しなければならないことにはかわりが無
く、使い勝手が悪い。
【0011】また、プリントしている間中、データ転送
のためにDSCが機能している必要があるため、DSC
のバッテリーを無駄に消費するという課題、およびプリ
ントしている間は、DSCをカメラとして撮影に使えな
いという課題もある。
【0012】また、プリントが終了するまでDSCとプ
リンタが通信する必要があるため、プリント終了までD
SCを使って新たな撮影ができないという課題、および
DSCを長時間動かす必要があるため撮影以外でDSC
のバッテリーを消費するという課題もある。
【0013】さらに、ディジタルでのDSCとプリンタ
の直結インターフェースには、標準化されたフォーマッ
トが存在せず、例えば自社製品に限定するような特定の
DSCに特化したインターフェースにならざるを得ず、
汎用性に乏しいという課題がある。たとえ業界でインタ
ーフェースを統一できたとしても、DSCが出力する画
素数は年々増加していくため、画素数を規定することが
困難であるため、やはり多くのDSCユーザに汎用的に
使えるようなプリンタにはならないという課題がある。
【0014】なお、本発明が提案するように、PCカー
ドを用いてプリンタにデータを渡す構成を採ることによ
り、上記課題の多くは解消するが、下記の新たな課題が
発生する。
【0015】ユーザーは、PCカードに記録されている
フイルム一本分に相当する画像の必ずしも全てをプリン
トしたいわけではなく、そのうちの何枚かを選んでプリ
ントしたい場合が多い。特に、PCカードが大容量にな
るに従い、以前撮影した画像を消さずに追記する使用法
の場合はなおさらである。このような場合、従来のプリ
ンタの構成ではプリントすべき画像を選択する方法を持
たないという課題がある。
【0016】また、各社のDSCは、撮影した画像デー
タの画素数が様々であり、必ずしも常にプリンタの印字
画素数と一致しないという課題がある。
【0017】また、各社のDSCは、撮影した画像ファ
イルのファイル名の付け方や、そのファイルを格納する
サブディレクトリの名称など各様につけているため、各
社のDSCで汎用的に使えるようなプリンタにはならな
いという課題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、画像の記録されたメモリカードを接続する
コネクタと、前記コネクタを介して前記メモリカードを
制御するカード制御手段と、前記メモリカード内のファ
イルを読み出すファイル制御手段と、前記ファイル制御
手段が読み出した前記ファイルを単純な画像データの形
式に変換する画像変換手段と、画像変換された前記画像
データに対して画像処理を行い印刷可能なデータ形式に
変換する画像処理手段と、画像処理された前記データを
入力しヘッド制御信号を発生する印刷制御手段と、印刷
すべき一枚以上の画像とその順序を所定の手順で決定
し、少なくとも前記ファイル制御手段に指示を出す印刷
管理手段を有する構成とする。
【0019】また、メモリーカードは、所定の箇所に印
刷管理ファイルを有し、印刷管理手段は、ファイル制御
手段を用いてメモリーカードの所定の箇所に格納されて
いる印刷管理ファイルを読み出し、前記印刷管理ファイ
ルが存在した場合は、前記印刷管理ファイルに設定され
ている内容に従い印刷するファイル名を決定する構成を
とることや、画像をモニタに表示する機能を持つフレー
ムメモリと、メモリーカードに格納されている所定形式
のファイルを検索するファイル検索手段とを備え、印刷
管理手段は、前記ファイル検索手段を用いて前記フレー
ムメモリの所定の箇所から所定の順序で前記メモリーカ
ード内の所定形式のファイルを検索し、前記検索された
ファイルをファイル制御手段を用いて読み出し、画像変
換手段を用いて画像データに変換し、前記フレームメモ
リに格納してモニタに表示し、前記表示した画像をユー
ザが選んだ場合のみ、画像処理手段と印刷制御手段を用
いて前記画像を印刷する構成をとる。
【0020】さらに、画像変換手段は、メモリカードか
ら読み出された画像ファイルのヘッダ部を解析し少なく
とも縦横の画素数と圧縮画像を展開するのに必要な所定
のパラメータを抽出する手段と、前記パラメータを用い
て圧縮画像データをビットイメージ画像に展開する手段
と、展開されたビットイメージ画像をフレームメモリに
格納するのに適したサイズに拡大・縮小を行う変倍手段
とから構成される。
【0021】以上の構成をとることにより、メモリカー
ドに画像を記録する機能を有するDSC等で撮影された
画像を、メモリカードをフィルムと見立てて、DSCか
ら抜き取りプリンタのカードスロットに設置されている
コネクタに挿入することが可能となり、メモリカード内
に所定のファイルフォーマットで書き込まれている画像
は、まず、カード制御手段によりメモリーカードの各信
号ラインを所定のシーケンスで駆動することによりアク
セスされ、カード制御手段によりファイルとして読み出
され、さらに画像変換手段によりファイルフォーマット
のデコードが行われて画像として読み出される。読み出
された画像は、画像処理手段により印刷可能なデータ形
式に変換され、ヘッド制御手段によりヘッド駆動信号に
変換され、ヘッドで記録されることにより、所望の画像
が得られる。
【0022】また、印刷管理手段は、プリンタが持つユ
ーザインターフェース機能を用いてユーザが指示した一
枚以上の画像とその順序、またはDSCにより予め同じ
カードの所定の箇所に格納されている印刷管理ファイル
が指示する一枚以上の画像とその順序、に従い印刷する
ファイルを選択し、印刷動作を行う作用をする。
【0023】したがって、撮影が終りメモリーカードを
プリンタに渡せばDSCは次の撮影を行うことも可能で
あり、プリントのためにDSCのバッテリーを消費する
こともない。
【0024】また、複数枚のプリントを指定しておけ
ば、プリント終了まで人が操作することなく自動でプリ
ント可能になる。また、標準化されたフォーマットのメ
モリカードを用いて各社多種のDSCからプリントする
システムを容易に構成できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、画像ファイルが格納されたメモリカードを接続する
コネクタと、前記コネクタを介して前記メモリカードを
制御するカード制御手段と、前記画像ファイルを読み出
すファイル制御手段と、前記ファイル制御手段が読み出
した前記画像ファイルを所定の画像データの形式に変換
する画像変換手段と、画像変換された前記画像データに
対して画像処理を行い印刷可能なデータ形式に変換する
画像処理手段と、印刷すべき一枚以上の画像を所定の手
順で決定し、少なくとも前記ファイル制御手段に指示を
出す印刷管理手段と、を有するプリンタ装置であって、
前記メモリーカードに格納されている所定形式のファイ
ルを検索するファイル検索手段を備え、前記ファイル検
索手段は、前記メモリーカード内の所定のファイルパス
を検索開始点とし、このディレクトリ内の次のファイル
を検索して検索結果とする、あるいは前記ディレクトリ
内にさらに小ディレクトリがあればそのディレクトリ内
についても同様の手順で順次検索を行うことにより、任
意の階層ディレクト構造を有するメモリーカードにおい
ても所定形式のファイルを全て検索することを特徴とす
るプリンタ装置としたものである。
【0026】以下、本発明の実施の形態を図面を用いて
説明する。
【0027】第1図は、本発明の一実施の形態における
プリンタ装置の構成例である。
【0028】200はディジタルスティルカメラ(以下
DSC)、201はDSCで撮影した画像情報を記憶す
る着脱自在のメモリカード、100は写真をプリントす
るプリンタ、202はプリンタに接続されたモニタ、2
03はプリンタ202から印刷された画像(写真)であ
る。
【0029】このシステムでは、DSC200は、通常
の写真システムにおけるカメラに、メモリカード201
はそのフィルムに相当する。メモリカード201に数1
0枚の画像を撮影し終わると、ユーザーは、DSC20
0からメモリカード201(フィルム)を外し、プリン
タ100に装着する。プリンタ100は、モニタ202
への画像表示機能を有しており、メモリカード201に
記憶されている画像を表示する機能(以下ブラウジング
機能)により、プリントする画像を一枚または複数枚選
び、プリンタ100に備えられているカーソルキーのよ
うな指示機能を用いて選択する(ラボ店に出すフィルム
のコマにマークをつけることに相当)。
【0030】選択が終了し印刷開始を指示すると、プリ
ンタ100は選択した画像を連続してプリントする。こ
のように、ユーザーにとっては、従来のカメラとラボ店
の役割に相当するなじみやすいシステム形態である。
【0031】本実施の形態のプリンタ装置では、メモリ
ーカードとして標準化されているPCMCIA2.1/JEIDA4.2準
拠のPCカードを用いており、カード内のファイルシス
テムはMS−DOS互換のものである。また、画像ファ
イルの形式は、圧縮率が高くファイル容量が小さくなり
かつ多くのパソコンで標準で読み出せるため殆どのDS
Cで実質的に標準になっているJPEGフォーマットを
採用している。
【0032】また、プリンタは昇華型熱転写方式のエン
ジンを使用しており、記録画像サイズはA6である。ま
た、メモリーカードを採用している各社のDSCには、
フルサイズのPCカード(ATAカード)を使用するも
の、切手サイズの小型カードであるCF(コンパクトフ
ラッシュ(登録商標))カードやSM(スマートメディ
ア)カードを使用するものなどがあるが、CFカード、
SMカードともにPCカードサイズに変換するアダプタ
カードに装着することにより、実質的にPCカードとし
てアクセスできる。したがって、DSC用プリンタとし
ては、PCカードスロットを用意するのが最も汎用性が
ある。
【0033】第2図は、プリンタ100の内部の回路構
成図である。各構成要件はハードウエアまたはファーム
ウエア、あるいはその両方から構成されている。
【0034】101はメモリカード201を装着するた
めのスロットを構成するコネクタ、102はコネクタ1
01に接続されたメモリカード201の内部のコントロ
ーラを制御するカード制御手段、103はカード制御手
段103を用いてメモリカード201に格納されたファ
イルをアクセスするファイル制御手段、104はファイ
ル制御手段103を用いてメモリカード201に格納さ
れた所定形式の全ての画像ファイルを検索するファイル
検索手段、105は圧縮画像を展開する画像変換手段、
106はプリンタ100全体のプリント動作を制御する
印刷管理手段、107は画像変換手段が展開した画像デ
ータを書き込むフレームメモリ、108は画像データを
印刷可能なデータ形式に変換する画像処理手段、110
はヘッド、109は画像処理手段108が処理したデー
タに基づきヘッド110を駆動するヘッド制御手段、1
11はフレームメモリ107に格納されている画像を読
み出し映像信号変換および入力された映像信号をフレー
ムメモリ107に書き込む映像処理手段、112は映像
処理手段111から映像信号をモニタに送り出すモニタ
接続端子、113は外部のアナログビデオ信号を入力す
るビデオ入力端子である。
【0035】第3図は、画像変換手段105の内部の回
路構成図である。121は、ファイルのヘッダー部を解
析し必要な情報を抽出する画像情報解析手段、122は
画像情報解析手段121が解析した情報を用いてファイ
ルの圧縮画像を展開する画像展開手段、123は画像情
報解析手段121が抽出した撮影画像の画素数情報を用
いて、展開された画像がフレームメモリ107に格納す
るのに最適な大きさへ拡大縮小する拡大縮小手段であ
る。
【0036】次に動作を説明する。
【0037】カード制御手段102はPCカード用のコ
ネクタ101を通じてPCカード201に内蔵されてい
るコントローラと接続される。PCカードはパソコンで
標準的なIDE(ATA)仕様のハードディスクに準拠
したインターフェースプロトコルが採用されているた
め、カード制御手段102は、IDEインターフェース
に準拠した駆動および読み出し手順で各ラインを制御す
る。
【0038】また、PCカードではMS−DOS準拠の
ファイルフォーマットが採用されているため、ファイル
制御手段は、MS−DOSに準拠しトラックとセクター
をクラスタ(複数セクターのまとまり)単位で扱い、F
AT(File Allocation Table)と呼ぶテーブルで各ク
ラスタを管理し、任意のパス名(ディレクトリ名+ファ
イル名)を用いて階層ディレクトリを持つファイル構造
の中から任意のファイルを読み書きするものである。
【0039】第4図は、階層ディレクトリ構造を有する
ファイルシステムの一例である。ルートディレクトリの
中に、図中のDirxで示されているサブディレクトリ
を作成し、自由に階層的なディレクトリ構造が作成でき
る。
【0040】通常このディレクトリ構造はDSCが作成
するため、DSCの機種を限定すればディレクトリ構造
は固定であり、ディレクトリ名やファイル名を決め打ち
で読み出すことも可能である。しかし、本実施の形態で
は、PCカードが物理的に互換がありそのファイルシス
テムも標準化されていることを利用して、各社多種のD
SCが作成するメモリカードと互換を取るため、各DS
Cが任意に作成し互換のないディレクトリ構造に柔軟に
対応できる画像ファイルの所在とファイル名に依存しな
いアクセス手法を提供するものとする。
【0041】パソコンでPCカードを読み出す手順のよ
うにユーザーに明示的にディレクトリ名とファイル名を
指定させる方法もこの一例である。パソコンのユーザー
インターフェースを用いてユーザーがあるディレクトリ
を指定し、そのディレクトリの中のファイル名を表示さ
せ、その中にサブディレクトリがあればさらにそれを指
定し、最後に所望のファイル名を指定する、という手順
でファイルを読み出す。
【0042】しかしプリンタにとってはこの手法は最良
の解ではない。簡単に撮影した画像を選択することだけ
が目的のプリンタにとって各社のDSCに汎用的に対応
するには、各社のDSCごとに異なるファイルの構造な
どを意識せず、またファイル名やディレクトリ名などを
見る必要もなく、アクセスできること、即ちどのような
ディレクトリ構造でどこに画像ファイルが存在するかに
関わらずに読み出せることが必要である。
【0043】本実施の形態のファイル検索手段104
は、この目的のための構成要件であり、第5図に、ファ
イル検索手段104が第4図に例示したディレクトリ構
造から、所望の画像ファイル(ファイル拡張子が「.jp
g」のもの)を検索する手順を示す。
【0044】検索は最初はルートディレクトリから開始
し、まずimage01.jpgからimage0m.jpgまでのファイルを
見つる。続いて、サブディレクトリdir0を見つけ検索対
象をdir0に移す。dir0では、image11.jpgからimage1n.j
pgまでのファイルを見つけ、サブディレクトリdir1を見
つけたため検索対象をそのディレクトリに移す。これら
一連の動作を繰り返す。さらに、image21.jpgからimage
2p.jpgまでを見つけた後、一段ずつ親のディレクトリに
帰還し、image51.jpgからimage5q.jpgまでのファイルを
見つけて終了する。
【0045】このようなファイル検索の手順は、一般に
ツリー探索と呼ばれるものであり、再帰的なアルゴリズ
ムを用いて実現可能である。本実施の形態では、このツ
リー検索を応用し、これら一連の検索時に、ファイルの
拡張子が.jpgおよびその他読み込み可能な画像フォーマ
ットに対応した拡張子以外のファイルは無視するため、
所望の画像ファイルだけを検索できることになる。ま
た、ツリー検索の手順を変えない限り、検索されるファ
イルの順序は変化しないため、プリンタはファイルがシ
ーケンシャルに並んでいるものと等価のユーザーインタ
ーフェースを構築できることになる。
【0046】従って、プリンタでのブラウジングの順序
はこの検索により見つけられた画像ファイルの順が所定
の順序となる。また、ランダムアクセスする場合には、
見つかった順に通し番号をつけて管理すると良い。
【0047】また、最初に全ファイルを検索し検索され
た複数の目的のファイルのパス名を全て記憶する管理手
法が簡単で有効である。しかし、本実施の形態では、メ
モリ容量削減のため、パス名は保存せず必要に応じてル
ートディレクトリから再検索をしている。たとえば、5
番目のファイルを読み出したい場合は、ルートディレク
トリからツリーを検索しながら画像ファイルをカウント
し、5番目に合致したファイルのパス名を得ている。
【0048】このようにして見つけた画像ファイルを、
ファイル制御手段103はカード制御手段102を用い
て読み出し、画像変換手段105に送出する。(本実施
の形態では画像ファイルフォーマットがJPEGの場合
について説明する。)第3図の画像変換手段105は、
画像情報解析手段121が与えられたファイルのヘッダ
部を解析しJPEG復調に必要な展開パラメータ(XY
画素数、量子化テーブル、ハフマンテーブル他)やその
他プリンタにとって必要な情報を取り出し、画像復調手
段122は画像情報解析手段121が抽出したパラメー
タを用いてファイルに格納されているJPEGデータを
復調する。拡大縮小手段123は、画像情報解析手段1
21が抽出した原画のXY画素数をフレームメモリ10
7の画素数に合わないときには最適に格納され得る画素
数にまで拡大縮小する。
【0049】また、JPEG画像の画素のアスペクト比
がフレームメモリの画素のアスペクト比と一致しない場
合は、XまたはY方向の拡大・縮小率を変えることによ
り対応する。例えば、本プリンタの印画範囲は、640
画素×480画素でアスペクト比は4:3である。そこ
にPfotoCDのBASE相当の画素数(768画素
×512画素でアスペクト比が3:2)が入力されたと
き、768/640=1.2と512/480=1.0
67の大きい方を縮小率として採用する。この場合、6
40画素×426画素に縮小され、画像の端が切れるこ
となく印画範囲内に納めることができる。また、縦横の
縮小率の小さい方を採用し横方向を640画素に切り、
640画素×480画素にすることも可能である。
【0050】以上説明した動作により、ユーザーインタ
ーフェースにより選択した画像がフレームメモリに読み
込まれる。
【0051】ここで、印刷管理手段106は、前述した
ようなユーザーインターフェースに対応してプリンタ1
00全体を管理する。例えば、前述の説明のように、フ
ァイル検索手段104により検索された画像を表示する
ごとに、ユーザーに対して印刷するかどうかを確認し、 ・ユーザーが印刷することを選択した場合は、後述する
動作により、印刷を行った後次の画像を表示する。
【0052】・ユーザーがスキップを選択した場合は、
その画像をプリントせずに次の画像を表示する。という
処理を行う。
【0053】次に、印刷管理手段106が印刷を指示し
た場合の動作を説明する。印刷制御手段106の指示に
より、フレームメモリ107は画像データを画像処理手
段108に送り出す。画像処理手段108は、フレーム
メモリに格納された画像データ(この実施の形態では、
JPEGの標準であるCCIR601で規定されるY,
Cb,Cr形式)から印刷制御手段109に渡すヘッド
の駆動パルス幅データを作成する。画像処理手段108
の処理内容を次に示す。 ・Y,Cb,CrからR,G,Bへの変換 R= Y +1.4 Cr ---(1a) G= Y - 0.344 Cb - 0.714 Cr ---(1b) B= Y +1.77 Cb ---(1c) ・R,G,Bから映像ガンマ(通常0.45)を外したリニ
アr,g,bへの逆ガンマ補正 r = R**2.2 ---(2a) g = G**2.2 ---(2b) b = B**2.2 ---(2c) ・r,g,bから3原色濃度信号Dr,Dg,Dbへの
変換 Dr = log(1/R) ---(3a) Dg = log(1/G) ---(3b) Db = log(1/B) ---(3c) ・Dr,Dg,Dbから色補正のマスキング処理(3×
3のマトリクス演算)によりインク濃度信号C,M,Y
への変換 (C,M,Y)t = [A] (Dr,Dg,Db)t ---(4) ([A] は3×3のマスキングマトリクス、t は転置を表
す。) ・インク濃度信号からその濃度を得るために必要な駆動
パルス幅データPwc,Pwm,Pwyに変換 Pwc = f(C) ---(5a) Pwm = f(M) ---(5b) Pwy = f(Y) ---(5c) (fはルックアップテーブル) 以上の画像処理により得られた駆動パルス幅データPw
c,Pwm,Pwyに基づき、ヘッド制御手段109
は、サーマルヘッド110をパルス幅変調する駆動信号
を作成し、ヘッド110を用いて昇華タイプのインクフ
ィルムから受像紙へ所望のインクを転写し、ユーザーが
選択したフルカラー画像を印刷する。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。第2図に示したプリンタ100の内部構成に
ついては同様であり、動作の異なる印刷管理手段106
について説明する。
【0055】印刷管理手段106は、下記の2つの印刷
モードを備えている。第1のモードは、ファイル検索手
段104を用いて第4図のディレクトリツリー上にある
複数のファイルを順次検索し、その各々のファイルに対
して、ファイル制御手段103と画像変換手段105を
用いて画像を読み出す。ただし、本実施の形態では画像
変換手段105は、印刷管理手段106の指示により画
像サイズの小さいサムネイル画像にまで縮小し、フレー
ムメモリ107には第7図のように示すような複数のサ
ムネイル画像がモニタ202に表示される。
【0056】ユーザは、画面上のサムネイル画像の太線
枠のような選択用カーソルをカーソルキーにより印刷し
たい画像を複数枚指定し、印刷管理手段109はその番
号またはパス名または画像番号を記憶する。
【0057】印刷管理手段106は、指定された複数枚
の画像を再度一枚ずつファイル制御手段103を用いて
読み出し、画像変換105によりフレームメモリ107
のフルサイズに展開し、画像処理手段108、ヘッド制
御手段109を用いて印刷する。この一連の処理を選択
された複数枚のファイルに対して繰り返し、サムネイル
画像を見てユーザーが選択した全ての画像を連続プリン
トする。
【0058】複数ファイルの選択では、選択した各々の
画像に対してのコピー部数の設定も可能であるため、ラ
ボ店での焼き回しの依頼と全く同等の処理が自動で行え
ることになる。
【0059】第2のモードは、印刷管理手段106がP
Cカードの特定の箇所に予め格納されている印刷管理フ
ァイル(本実施の形態では、第3図のルートディレクト
リにあるPhotoLst.txt)が存在することを確認した場
合、このファイルに記載されている制御情報に基づきフ
ァイルの選択から印刷までが自動で実行される。
【0060】第6図は、PhotoLst.txtの内容の一例であ
る。PhotoLst.txtはテキストファイルであり、一行目に
は印刷管理ファイルであることを示す識別子が記載され
ている。続いて、図のようにプリントしたい画像のファ
イル名のフルパス名とその印刷枚数が一行に記載されて
いる。複数種類の画像を指定するには複数の行を用いて
記載する。また、その画像の印刷枚数が1枚の場合は、
印刷枚数の記載は省略することが可能である。
【0061】この例では、image12.jpgを2枚、image2
q.jpgを一枚、image53.jpgを3枚をこの順序でプリント
することを示す。
【0062】印刷管理手段106がこのファイルの存在
を確認すると、ファイル制御手段103を用いてPhotoL
st.txtをオープンし各行の記載内容を記憶する。この記
載内容にしたがい、前述のサムネイル画像による複数画
像の選択と全く同様の動作により、PhotoLst.txtの記載
内容に従った複数プリントが連続で実行される。
【0063】PhotoLst.txtへの印刷したい画像と枚数の
登録は、DSC200で行う。DSC200で撮影した
画像をプリントする場合、まずDSC200に搭載され
ている液晶ディスプレイにより記録した画像を表示さ
せ、プリントする画像を選択し、DSC200の持つユ
ーザーインターフェースにより登録を行う。DSC20
0は、最初に登録が実行されるとPhotoLst.txtというフ
ァイルを作成して一行の情報を書き込み、続けて他の画
像が登録されるごとに一行ずつ追加して行くことによ
り、PhotoLst.txtを作成する。
【0064】本実施の形態の第2のモードの特徴は、プ
リンタ100のモニタ202を用いた画像のブラウジン
グが必要なく、カードを挿入しただけで全ての処理が自
動でバッチ処理として実行されることにある。そのため
プリンタ100は、例えば屋外にプリンタを持ち出した
場合のように、モニタ202を接続することが困難な状
態でも指定した画像を自由にプリントすることが可能で
ある。
【0065】本実施の形態は、前述の2つのモードを持
つことにより、モニタと接続できるような、例えば家庭
内での使用においては、大きな画面に複数表示するサム
ネイル画像を見ながらプリントする画像を決定できると
いう使いやすさと、例えば外部に持ち出しモニタができ
ない環境でも、DSCの液晶表示を用いてプリントする
画像を指定して使用することができる利便性を合わせ持
つ。また、どちらのモードも、複数画像をまとめて指定
できるため、プリント中にユーザが操作する必要はなく
自動でプリントできる。
【0066】次に本発明の第3の実施の形態について動
作を説明する。
【0067】本実施の形態のプリンタ装置は、メモリカ
ード201によるディジタルインターフェースと従来の
ビデオプリンタが持つアナログインターフェースを持
つ。
【0068】第8図は、本実施の形態におけるプリンタ
100の内部構成図である。構成およびその動作は、ビ
デオ入力端子113を有し、映像処理手段111が映像
信号をフレームメモリ107に格納できる形態に変換す
る動作を合わせ持ち、フレームメモリ107からの画像
を、画像変換手段105、ファイル制御手段103、カ
ード制御手段102、コネクタ101を経てメモリカー
ド201に書き込む動作を合わせ持つ点以外は、第2図
と同じである。
【0069】第8図のプリンタ100の回路構成のフレ
ームメモリ107は、2つの動作を行う。
【0070】第1の機能は、メモリカード201から読
み出した画像をプリントするためのバッファメモリとし
ての働き、およびユーザーインターフェースの要素とし
てフルサイズの画像やサムネイル画像をプレビューを行
い、ユーザが正しくプリントすべき画像を選択するのを
助ける働きである。この機能は、映像処理手段111の
映像出力機能を用いて実現される。
【0071】第2の機能は、映像処理手段111の映像
入機能を用いて実現される機能であり、具体的には、ビ
デオ入力端子113に接続されたNTSC等のビデオ信
号をキャプチャする機能である。この機能は、もともと
アナログのビデオプリンタが備えている基本機能である
ため詳細な説明は省略する。
【0072】113から入力されたアナログビデオ信号
は、映像処理手段111によりY/C分離、RGBやY
/CbCrにデコードされA/D変換されてフレームメ
モリ107に格納される。格納された画像は、第1の実
施の形態で説明したのと同じ動作によりプリントするこ
とができる。
【0073】それに加えて、本実施の形態では、フレー
ムメモリ107にキャプチャされた画像を画像変換手段
105により、所定のファイル形式に変換し、ファイル
制御手段103がファイルとしてメモリカード201に
記憶するものである。メモリカード201に記憶された
画像は、DSC200が記憶した画像と同じ手順により
再びフレームメモリ107に読み込むことが可能である
ため、キャプチャしたアナログビデオ信号を保存する機
能が実現されることになる。
【0074】本実施の形態の機能は、ユーザにアナログ
ビデオカメラも写真の素材としてDSC200と同等の
自由度で利用できる環境を提供できる。即ち、従来のビ
デオプリンタでは一度キャプチャした画像は、次の画像
をキャプチャした時点で失われるため、写真になぞらえ
て表現すると「同時プリントはできるが、焼き回しはで
きない」という不自由さを解消できる。
【0075】さらに、画像のキャプチャとメモリカード
への保存を複数まとめて行い、後で第1の実施の形態や
第2の実施の形態に記載した機能によりまとめて印刷す
ることが可能になるため、一枚単位の印刷にユーザが立
ち会う必要を無くすことができる。
【0076】このように本実施の形態によると、メモリ
カード入力のプリンタに僅かな機能を追加するだけで、
従来のビデオプリンタの機能を実現できることにとどま
らず、メモリカード201を用いてDSCからのプリン
トで実現できる全ての機能がアナログビデオ入力に対し
ても提供できるという顕著な効果が生ずる。
【0077】したがって、本実施の形態のプリンタは、
メモリカードに対応した各社のDSCに幅広く対応でき
るだけでなく、アナログのビデオムービ(ディジタルビ
デオムービも含む)やメモリカードを持たないDSCか
らもプリントすることが可能になる。
【0078】なお、実施の形態では、拡張子が.jpgを検
索するものとして説明したが、特に拡張子の種類に限定
するものではなく、各ファイルを開いてから内部のヘッ
ダー情報などを元にファイルフォーマットを判定しても
良い。
【0079】また実施の形態では、メモリカードとして
PCカードを、画像ファイルはJPEGを例にとって説
明したが、メモリカードの必要要件は、リムーバルであ
ることと不揮発でファイルを記憶できる点のみであるた
め、本願のメモリカードは、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、MO等の光ディスクでも全く
同様に使用でき、ファイルフォーマットも画像ファイル
はほとんど全てがヘッダー情報と画像情報を持っいるた
め本実施の形態の構成で使用可能である。
【0080】また、第3の実施の形態でメモリーカード
201に書き込むファイルフォーマットは、DSCが標
準的に使用しているJPEGに合わせる必要はなく、よ
りシンプルなフォーマットにしても良い。
【0081】また、サムネイル画像は画像変換手段10
5の縮小機能を用いて実現しているが、画像変換手段1
05の圧縮画像の展開時に、例えばJPEGの復調をD
C成分だけで行い1/8サイズの縮小画像を直接得るな
どの方法が合理的である。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本発明のプリンタ装置
は、ユーザーにとってはDSCと組み合わせることによ
り、従来のカメラとラボ店の役割に相当するなじみやす
いホームプリントシステムになるものであり、ビデオプ
リンタを用いた同様のシステムに対してディジタルで高
画質にインターフェースできるという効果があり、他の
ディジタルインターフェースを用いてDSCとディジタ
ルで直結するプリンタと比べると、一画像の転送に非常
に時間がかかるという課題を解決したものになってい
る。また、プリンタ側でブラウジングして確認しながら
プリントする画像を一括して指示した後、ユーザーの手
を借りずに複数枚のプリントが可能であという他にない
効果を有している。
【0083】さらに、各社のDSCのファイルフォーマ
ットが概ねJPEGに収束しつつあるため、他のディジタル
インターフェースのように特定のDSCとの組み合わせ
でしか機能しないということがなく、非常に汎用性が高
いという効果がある。また、各社のDSCで記録された
メモリカードから画像をプリントする際、各社各様のデ
ィレクトリ構造やファイル名をユーザーは意識すること
なく、順次、画像を見ながらプリントする画像を決定す
ることができるという効果を有する。さらに、ブラウザ
(プレーヤー)的に表示した画像を一枚ずつ表示するこ
とを用途の中心とし、その際に気に入った画像はプリン
トすることができるという機能や、DSCが撮影した画
像を複数枚サムネイル表示しその中から複数枚の画像や
複写枚数を一括指定し、その指定に従い複数枚まとめて
プリントする機能や、撮影したDSCで撮影画像をモニ
タしその時点でプリントする画像を指定することによ
り、プリンタにモニタを接続していない状態でも指定し
た一枚以上の画像を自動プリントできるという従来にな
い効果を有する。また、ビデオプリンタとしてアナログ
ビデオ信号からのプリントの場合でも、焼き回しや一括
印刷などDSCからの画像と同等の機能が実現でき、さ
らに幅広い入力機器に対する汎用性が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ装置を用いたシステム構成の
説明図
【図2】本発明の一実施例におけるプリンタ装置の構成
【図3】画像変換手段の構成図
【図4】メモリカードのディレクトリ構造の説明図
【図5】ディレクトリ検索手順の説明図
【図6】印刷管理ファイルの内容を示す説明図
【図7】サムネイル画像のモニタ表示の説明図
【図8】本発明の他の実施例におけるプリンタ装置の構
成図
【符号の説明】
100 プリンタ 200 ディジタルスティルカメラ(DSC) 201 メモリカード 202 モニタ 203 プリントサンプル 101 コネクタ 102 カード制御手段 103 ファイル制御手段 104 ファイル検索手段 105 画像変換手段 106 印刷管理手段 107 フレームメモリ 108 画像処理手段 109 ヘッド制御手段 110 ヘッド 111 映像処理手段 112 モニタ接続端子 121 画像情報解析手段 122 画像復調手段 123 拡大縮小手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月4日(2002.10.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阪上 茂生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 植松 道治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C187 BF19 BF42 BG49 CC11 CD12 CD17 FA06 GC10 5C052 AA01 AA11 AA17 AB03 AB04 AB05 AC08 CC01 DD02 EE08 FA02 FA03 FA05 FB01 FC08 FD03 FD07 FD13 FE04 GA02 GA04 GA05 GB06 GC03 GC05 GE04 5C053 FA04 FA05 FA08 FA27 GA11 GB36 HA29 KA01 LA01 LA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像ファイルが格納されたメモリカードを
    接続するコネクタと、前記コネクタを介して前記メモリ
    カードを制御するカード制御手段と、前記画像ファイル
    を読み出すファイル制御手段と、前記ファイル制御手段
    が読み出した前記画像ファイルを所定の画像データの形
    式に変換する画像変換手段と、画像変換された前記画像
    データに対して画像処理を行い印刷可能なデータ形式に
    変換する画像処理手段と、印刷すべき一枚以上の画像を
    所定の手順で決定し、少なくとも前記ファイル制御手段
    に指示を出す印刷管理手段と、を有するプリンタ装置で
    あって、前記メモリーカードに格納されている所定形式
    のファイルを検索するファイル検索手段を備え、前記フ
    ァイル検索手段は、前記メモリーカード内の所定のファ
    イルパスを検索開始点とし、このディレクトリ内の次の
    ファイルを検索して検索結果とする、あるいは前記ディ
    レクトリ内にさらに小ディレクトリがあればそのディレ
    クトリ内についても同様の手順で順次検索を行うことに
    より、任意の階層ディレクト構造を有するメモリーカー
    ドにおいても所定形式のファイルを全て検索することを
    特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】画像ファイルが格納されたメモリカードを
    接続するコネクタと、前記コネクタを介して前記メモリ
    カードを制御するカード制御手段と、前記画像ファイル
    を読み出すファイル制御手段と、前記ファイル制御手段
    が読み出した前記画像ファイルを所定の画像データの形
    式に変換する画像変換手段と、画像変換された前記画像
    データに対して画像処理を行い印刷可能なデータ形式に
    変換する画像処理手段と、印刷すべき一枚以上の画像を
    所定の手順で決定し、少なくとも前記ファイル制御手段
    に指示を出す印刷管理手段と、を有するプリンタ装置で
    あって、メモリーカードに格納されている所定形式のフ
    ァイルを検索するファイル検索手段を備え、前記ファイ
    ル検索手段を用いて前記メモリーカード内のファイルを
    検索する手順がツリー検索であることを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  3. 【請求項3】前記検索時に読み込み可能な画像フォーマ
    ットに対応した拡張子以外のファイルを無視することを
    特徴とする請求項1,2のいずれか1に記載のプリンタ
    装置。
  4. 【請求項4】前記検索時に所望の画像ファイルを検索で
    きることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載
    のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】前記検索時に拡張子を元にファイルフォー
    マットを判定することを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1に記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】前記検索時にヘッダー情報を元にファイル
    フォーマットを判定することを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1に記載のプリンタ装置。
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