JP2003025390A - 樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造 - Google Patents
樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造Info
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- JP2003025390A JP2003025390A JP2001212327A JP2001212327A JP2003025390A JP 2003025390 A JP2003025390 A JP 2003025390A JP 2001212327 A JP2001212327 A JP 2001212327A JP 2001212327 A JP2001212327 A JP 2001212327A JP 2003025390 A JP2003025390 A JP 2003025390A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 斜面部1aに部品を固定するために斜面部1
aに螺子の取り付け穴7を有する樹脂成形品1を成形す
る際に、スライド型を用いることなく上下型の単純な金
型で成形できるようにする。 【解決手段】 取り付け穴7の形状を、開口部が斜面部
の傾斜方向に長い長穴形状であると共に底部が丸穴形状
で、かつ内周面が、金型の抜き方向にほぼ沿った部面7
aと、斜面部1aに対しほぼ垂直な部面7bとを有する
形状に形成し、この取り付け穴7に螺子を取り付けると
きに螺子の座面が斜面部1aと平行に取り付けられる構
造とする。
aに螺子の取り付け穴7を有する樹脂成形品1を成形す
る際に、スライド型を用いることなく上下型の単純な金
型で成形できるようにする。 【解決手段】 取り付け穴7の形状を、開口部が斜面部
の傾斜方向に長い長穴形状であると共に底部が丸穴形状
で、かつ内周面が、金型の抜き方向にほぼ沿った部面7
aと、斜面部1aに対しほぼ垂直な部面7bとを有する
形状に形成し、この取り付け穴7に螺子を取り付けると
きに螺子の座面が斜面部1aと平行に取り付けられる構
造とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形品の斜面
部に部品を固定すべく、斜面部に形成された取り付け穴
に螺子を取り付けるための構造に関する。 【0002】 【従来の技術】先ず、本発明が適用される機器の一例を
図5に示す。ここではバッテリーチャージャー(充電
器)を示しており、その外装は上下のケース1と2を合
体して構成されている。この上下のケース1と2は何れ
も樹脂成形品であり、その材料としては例えばPPEが
好適に用いられる。 【0003】この機器においては、上ケース1の上面部
に凹状の電池収容部3が設けられており、ここに充電池
を装填して充電を行なうものである。またこの機器で
は、上ケース1の前方の斜面部1aに液晶表示部4が設
けられており、この液晶表示部4に充電状況等が表示さ
れるようになっている。 【0004】この機器において、液晶表示部4を構成す
る液晶表示パネル5をケース1の内部側で取り付ける構
造を図6に示す。 【0005】この図で示すように、ケース1の斜面部1
aの内面側には左右一対のボス部6が突設されており、
このボス部6の中心の取り付け穴7に螺子8を取り付け
ることによって液晶表示パネル5をケース1に固定する
構造となっている。この場合、螺子8はセルフタップ型
の螺子が用いられ、この螺子8を液晶表示パネル5の通
し穴5aに通して取り付け穴7にねじ込むように取り付
ける。 【0006】ここで従来の構造では、図7に示すように
取り付け穴7(ボス部6)はケース1の斜面部1aに対
して垂直に形成されており、この取り付け穴7は内径が
例えば2.2mmの丸穴で、ここに例えば2.6mm径
のBタイトまたはPタイト螺子をねじ込むことにより螺
子8はその座面が斜面部1aと平行となるように取り付
けられ、これによって液晶表示パネル5が斜面部1aと
平行に固定されるものである。 【0007】図8は上記ケースを成形する成形金型の構
造を示している。この成形金型は、一般的に上型10と
下型11とを有してなり、この上型10と下型11との
間に形成された成形空間に樹脂材を注入してケース1を
成形し、成形後は上型10を上方に抜いて成形品である
ケース1を取り出すものである。 【0008】この金型構造において従来は、取り付け穴
7の部分を成形するためにスライド型12が設けられて
いる。即ち従来は、ケース1の斜面部1aに対し垂直に
取り付け穴7が形成されているため、この取り付け穴7
の部分を上型10で成形する金型構造とすると、成形後
に上型10を上方へ抜くときに上型10が取り付け穴7
に引掛かって抜けないので、この取り付け穴7の部分を
ケース1の斜面部1aに対し垂直方向に移動するスライ
ド型12で成形する金型構造とし、成形後は先ずこのス
ライド型12を斜めに抜き、その後に上型10を上方に
抜くことにより成形品であるケース1を取り出すように
するものである。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このように従来は、樹
脂成形品であるケース1の斜面部1aに対し取り付け穴
7が垂直に形成されているため、成形金型にスライド型
を必要とするので、その分だけ金型構造が複雑で高価な
ものとなっていた。 【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、樹脂成形品の斜面部に形成される取り付け穴
の形状を工夫することにより、単純な金型で成形が可能
な構造を実現することを課題としている。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、樹脂成形品の斜面部に部品を固定すべ
く、斜面部に形成された取り付け穴に螺子を取り付ける
構造であって、上記取り付け穴を、開口部が斜面部の傾
斜方向に長い長穴形状であると共に、底部が丸穴形状
で、かつ内周面が、成形金型の抜き方向にほぼ沿った部
面と、斜面部に対しほぼ垂直な部面とを有する形状に形
成し、この取り付け穴に螺子を取り付けるときに、螺子
の座面が斜面部と平行となるように取り付けられる構造
としたものである。 【0012】このような構造を有する樹脂成形品を上型
と下型で構成される金型で成形する場合、成形後に上型
を抜くときに上型が取り付け穴に引掛かることなくスム
ーズに抜くことができるので、従来のようなスライド型
を必要とせず、金型費用を安価にすることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態の一例について詳述する。本例でも、図5
に示した機器(バッテリーチャージャー)において、液
晶表示部4を構成する液晶表示パネル5をケース1の内
部側で取り付ける構造を例示して説明する。 【0014】即ち図1に示すように、ケース1の斜面部
1aの内面側には左右一対のボス部6が突設されてお
り、このボス部6の中心の取り付け穴7に螺子8を取り
付けることによって液晶表示パネル5をケース1に固定
する構造となっている。この場合、螺子8はセルフタッ
プ型の螺子が用いられ、この螺子8を液晶表示パネル5
の通し穴5aに通して取り付け穴7にねじ込むようにす
る。 【0015】ここで本発明による構造では、図2に示す
ように取り付け穴7は開口部が斜面部の傾斜方向に長い
長穴形状である共に、底部が丸穴形状となされた変形穴
形状に形成されている。本例ではこの取り付け穴7は、
底部の内径が例えば2.2mmで、この底部の内径と同
じ幅の長穴形状に開口部が形成されている。 【0016】そしてこの取り付け穴7の内周面は、斜面
部1aの傾斜方向上側の部面7aが後述する成形金型の
上型の抜き方向にほぼ沿うようにケース1の側壁部1b
と平行に形成されていると共に、これと対向する下側の
部面7bが斜面部1aに対してほぼ垂直に形成されてい
る。 【0017】またボス部6の外周面は、斜面部1aの傾
斜方向下側の部面6aが後述する成形金型の上型の抜き
方向にほぼ沿うようにケース1の側壁部1bと平行に形
成されていると共に、これと反対側の上側の部面6bが
斜面部1aに対しほぼ垂直に形成されている。 【0018】図3は取り付け穴7に螺子8を取り付けて
液晶表示パネル5を固定した状態を示す。ここで螺子8
は例えば2.6mm径のBタイトまたはPタイト螺子が
用いられ、これを前述した如き形状の取り付け穴7にね
じ込むことにより螺子8はその座面が斜面部1aと平行
となるように取り付けられ、これによって液晶表示パネ
ル5が斜面部1aと平行に固定されるものである。 【0019】この図3において、(A)図のY−Y断面
である(B)図及びX−X断面である(C)図を見る
と、(B)図では取り付け穴7に対する螺子8の食い込
みが少ないものの、(C)図では取り付け穴7に対し螺
子8がしっかりと食い込んでおり、このため螺子8は問
題なく取り付けられて液晶表示パネル5がケース1に確
実に固定されている。 【0020】図4は上記ケースを成形する成形金型の構
造を示している。この成形金型は上型10と下型11と
によりなり、この上型10と下型11との間に形成され
た成形空間に樹脂材を注入してケース1を成形し、成形
後は上型10を上方に抜いて成形品であるケース1を取
り出すものである。 【0021】この金型構造においては、ケース1の斜面
部1aのボス部6及び取り付け穴7が前述した如き形状
に形成されていることにより、成形後に上型10を上方
に抜くときに上型10がボス部6及び取り付け穴7に引
掛かることなくスムーズに抜くことができる。従ってこ
の金型構造では従来の如きスライド型を用いる必要がな
く、上型10と下型11の単純な金型で成形できるの
で、金型費用を安価に抑えることができる。またスライ
ド型が不要となることにより、金型の耐久性も向上され
るものである。 【0022】以上、本発明の実施の形態の一例について
説明したが、本発明はこの例に限ることなく他にも種々
の実施形態を採り得るものであることは言うまでもな
い。 【0023】 【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、斜
面部に螺子の取り付け穴を有する樹脂成形品を、上型と
下型の単純な金型構造で成形することが可能となるた
め、金型費用を安価に抑えることができ、また従来の如
きスライド型が不要となることで金型の耐久性も向上さ
れるという格別顕著な効果を得ることができる。
部に部品を固定すべく、斜面部に形成された取り付け穴
に螺子を取り付けるための構造に関する。 【0002】 【従来の技術】先ず、本発明が適用される機器の一例を
図5に示す。ここではバッテリーチャージャー(充電
器)を示しており、その外装は上下のケース1と2を合
体して構成されている。この上下のケース1と2は何れ
も樹脂成形品であり、その材料としては例えばPPEが
好適に用いられる。 【0003】この機器においては、上ケース1の上面部
に凹状の電池収容部3が設けられており、ここに充電池
を装填して充電を行なうものである。またこの機器で
は、上ケース1の前方の斜面部1aに液晶表示部4が設
けられており、この液晶表示部4に充電状況等が表示さ
れるようになっている。 【0004】この機器において、液晶表示部4を構成す
る液晶表示パネル5をケース1の内部側で取り付ける構
造を図6に示す。 【0005】この図で示すように、ケース1の斜面部1
aの内面側には左右一対のボス部6が突設されており、
このボス部6の中心の取り付け穴7に螺子8を取り付け
ることによって液晶表示パネル5をケース1に固定する
構造となっている。この場合、螺子8はセルフタップ型
の螺子が用いられ、この螺子8を液晶表示パネル5の通
し穴5aに通して取り付け穴7にねじ込むように取り付
ける。 【0006】ここで従来の構造では、図7に示すように
取り付け穴7(ボス部6)はケース1の斜面部1aに対
して垂直に形成されており、この取り付け穴7は内径が
例えば2.2mmの丸穴で、ここに例えば2.6mm径
のBタイトまたはPタイト螺子をねじ込むことにより螺
子8はその座面が斜面部1aと平行となるように取り付
けられ、これによって液晶表示パネル5が斜面部1aと
平行に固定されるものである。 【0007】図8は上記ケースを成形する成形金型の構
造を示している。この成形金型は、一般的に上型10と
下型11とを有してなり、この上型10と下型11との
間に形成された成形空間に樹脂材を注入してケース1を
成形し、成形後は上型10を上方に抜いて成形品である
ケース1を取り出すものである。 【0008】この金型構造において従来は、取り付け穴
7の部分を成形するためにスライド型12が設けられて
いる。即ち従来は、ケース1の斜面部1aに対し垂直に
取り付け穴7が形成されているため、この取り付け穴7
の部分を上型10で成形する金型構造とすると、成形後
に上型10を上方へ抜くときに上型10が取り付け穴7
に引掛かって抜けないので、この取り付け穴7の部分を
ケース1の斜面部1aに対し垂直方向に移動するスライ
ド型12で成形する金型構造とし、成形後は先ずこのス
ライド型12を斜めに抜き、その後に上型10を上方に
抜くことにより成形品であるケース1を取り出すように
するものである。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】このように従来は、樹
脂成形品であるケース1の斜面部1aに対し取り付け穴
7が垂直に形成されているため、成形金型にスライド型
を必要とするので、その分だけ金型構造が複雑で高価な
ものとなっていた。 【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、樹脂成形品の斜面部に形成される取り付け穴
の形状を工夫することにより、単純な金型で成形が可能
な構造を実現することを課題としている。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、樹脂成形品の斜面部に部品を固定すべ
く、斜面部に形成された取り付け穴に螺子を取り付ける
構造であって、上記取り付け穴を、開口部が斜面部の傾
斜方向に長い長穴形状であると共に、底部が丸穴形状
で、かつ内周面が、成形金型の抜き方向にほぼ沿った部
面と、斜面部に対しほぼ垂直な部面とを有する形状に形
成し、この取り付け穴に螺子を取り付けるときに、螺子
の座面が斜面部と平行となるように取り付けられる構造
としたものである。 【0012】このような構造を有する樹脂成形品を上型
と下型で構成される金型で成形する場合、成形後に上型
を抜くときに上型が取り付け穴に引掛かることなくスム
ーズに抜くことができるので、従来のようなスライド型
を必要とせず、金型費用を安価にすることができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態の一例について詳述する。本例でも、図5
に示した機器(バッテリーチャージャー)において、液
晶表示部4を構成する液晶表示パネル5をケース1の内
部側で取り付ける構造を例示して説明する。 【0014】即ち図1に示すように、ケース1の斜面部
1aの内面側には左右一対のボス部6が突設されてお
り、このボス部6の中心の取り付け穴7に螺子8を取り
付けることによって液晶表示パネル5をケース1に固定
する構造となっている。この場合、螺子8はセルフタッ
プ型の螺子が用いられ、この螺子8を液晶表示パネル5
の通し穴5aに通して取り付け穴7にねじ込むようにす
る。 【0015】ここで本発明による構造では、図2に示す
ように取り付け穴7は開口部が斜面部の傾斜方向に長い
長穴形状である共に、底部が丸穴形状となされた変形穴
形状に形成されている。本例ではこの取り付け穴7は、
底部の内径が例えば2.2mmで、この底部の内径と同
じ幅の長穴形状に開口部が形成されている。 【0016】そしてこの取り付け穴7の内周面は、斜面
部1aの傾斜方向上側の部面7aが後述する成形金型の
上型の抜き方向にほぼ沿うようにケース1の側壁部1b
と平行に形成されていると共に、これと対向する下側の
部面7bが斜面部1aに対してほぼ垂直に形成されてい
る。 【0017】またボス部6の外周面は、斜面部1aの傾
斜方向下側の部面6aが後述する成形金型の上型の抜き
方向にほぼ沿うようにケース1の側壁部1bと平行に形
成されていると共に、これと反対側の上側の部面6bが
斜面部1aに対しほぼ垂直に形成されている。 【0018】図3は取り付け穴7に螺子8を取り付けて
液晶表示パネル5を固定した状態を示す。ここで螺子8
は例えば2.6mm径のBタイトまたはPタイト螺子が
用いられ、これを前述した如き形状の取り付け穴7にね
じ込むことにより螺子8はその座面が斜面部1aと平行
となるように取り付けられ、これによって液晶表示パネ
ル5が斜面部1aと平行に固定されるものである。 【0019】この図3において、(A)図のY−Y断面
である(B)図及びX−X断面である(C)図を見る
と、(B)図では取り付け穴7に対する螺子8の食い込
みが少ないものの、(C)図では取り付け穴7に対し螺
子8がしっかりと食い込んでおり、このため螺子8は問
題なく取り付けられて液晶表示パネル5がケース1に確
実に固定されている。 【0020】図4は上記ケースを成形する成形金型の構
造を示している。この成形金型は上型10と下型11と
によりなり、この上型10と下型11との間に形成され
た成形空間に樹脂材を注入してケース1を成形し、成形
後は上型10を上方に抜いて成形品であるケース1を取
り出すものである。 【0021】この金型構造においては、ケース1の斜面
部1aのボス部6及び取り付け穴7が前述した如き形状
に形成されていることにより、成形後に上型10を上方
に抜くときに上型10がボス部6及び取り付け穴7に引
掛かることなくスムーズに抜くことができる。従ってこ
の金型構造では従来の如きスライド型を用いる必要がな
く、上型10と下型11の単純な金型で成形できるの
で、金型費用を安価に抑えることができる。またスライ
ド型が不要となることにより、金型の耐久性も向上され
るものである。 【0022】以上、本発明の実施の形態の一例について
説明したが、本発明はこの例に限ることなく他にも種々
の実施形態を採り得るものであることは言うまでもな
い。 【0023】 【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、斜
面部に螺子の取り付け穴を有する樹脂成形品を、上型と
下型の単純な金型構造で成形することが可能となるた
め、金型費用を安価に抑えることができ、また従来の如
きスライド型が不要となることで金型の耐久性も向上さ
れるという格別顕著な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造の実施例を示す斜視図である。
【図2】同、樹脂成形品(ケース)の要部を示す図で、
(A)は縦断面図、(B)は取り付け穴の部分を斜面部
に沿って正面から見た図である。 【図3】同、螺子によって部品(液晶表示パネル)を固
定した状態を示す図で、(A)は正面図、(B)はY−
Y線断面図、(C)はX−X線断面図である。 【図4】同、成形金型の構造を示す図である。 【図5】本発明が適用される機器の一例を示す斜視図で
ある。 【図6】従来構造の一例を示す斜視図である。 【図7】同、樹脂成形品(ケース)の要部を示す図で、
(A)は縦断面図、(B)は取り付け穴の部分を斜面部
に沿って正面から見た図である。 【図8】同、成形金型の構造を示す図である。 【符号の説明】 1‥‥ケース(樹脂成形品)、1a‥‥斜面部、5‥‥
液晶表示パネル(部品)、6‥‥ボス部、7‥‥取り付
け穴、8‥‥螺子、10‥‥上型、11‥‥下型
(A)は縦断面図、(B)は取り付け穴の部分を斜面部
に沿って正面から見た図である。 【図3】同、螺子によって部品(液晶表示パネル)を固
定した状態を示す図で、(A)は正面図、(B)はY−
Y線断面図、(C)はX−X線断面図である。 【図4】同、成形金型の構造を示す図である。 【図5】本発明が適用される機器の一例を示す斜視図で
ある。 【図6】従来構造の一例を示す斜視図である。 【図7】同、樹脂成形品(ケース)の要部を示す図で、
(A)は縦断面図、(B)は取り付け穴の部分を斜面部
に沿って正面から見た図である。 【図8】同、成形金型の構造を示す図である。 【符号の説明】 1‥‥ケース(樹脂成形品)、1a‥‥斜面部、5‥‥
液晶表示パネル(部品)、6‥‥ボス部、7‥‥取り付
け穴、8‥‥螺子、10‥‥上型、11‥‥下型
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 樹脂成形品の斜面部に部品を固定すべ
く、上記斜面部に形成された取り付け穴に螺子を取り付
ける構造であって、 上記取り付け穴を、 開口部が上記斜面部の傾斜方向に長い長穴形状であると
共に、底部が丸穴形状で、 かつ内周面が、成形金型の抜き方向にほぼ沿った部面
と、上記斜面部に対しほぼ垂直な部面とを有する形状に
形成し、 この取り付け穴に螺子を取り付けるときに、螺子の座面
が上記斜面部と平行となるように取り付けられるように
した樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212327A JP2003025390A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001212327A JP2003025390A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003025390A true JP2003025390A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19047506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001212327A Pending JP2003025390A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 樹脂成形品の斜面部における螺子の取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003025390A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019875A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Okamura Corp | 什器システム |
JP2012019904A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Okamura Corp | 什器システム |
JP2013050059A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナのケース及びそのケースの成形装置 |
-
2001
- 2001-07-12 JP JP2001212327A patent/JP2003025390A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012019875A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Okamura Corp | 什器システム |
JP2012019904A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Okamura Corp | 什器システム |
JP2013050059A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナのケース及びそのケースの成形装置 |
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