JP2003025080A5 - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents
レーザ加工装置及びレーザ加工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2003025080A5 JP2003025080A5 JP2002093172A JP2002093172A JP2003025080A5 JP 2003025080 A5 JP2003025080 A5 JP 2003025080A5 JP 2002093172 A JP2002093172 A JP 2002093172A JP 2002093172 A JP2002093172 A JP 2002093172A JP 2003025080 A5 JP2003025080 A5 JP 2003025080A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser light
- laser
- laser beam
- condensing
- laser processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 230000001678 irradiating Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 1
Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 加工対象物にレーザ光を照射することにより、前記加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を前記加工対象物の内部に形成するレーザ加工装置であって、
前記加工対象物が載置される載置台と、
前記レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記載置台に載置された前記加工対象物の内部に、前記レーザ光源から出射された前記レーザ光を集光し、前記レーザ光の集光点の位置で前記改質領域を形成させる集光用レンズと、
前記加工対象物の表面で反射された前記レーザ光の反射光を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子による撮像結果に基づいて、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の表面に位置するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の内部に位置するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を所定量だけ移動させる機能、及び、前記レーザ光の集光点が前記切断予定ラインに沿って移動するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を移動させる機能を有する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記フォーカス調整時における前記レーザ光の出力が前記改質領域の形成時における前記レーザ光の出力よりも低くなるように、前記レーザ光の出力を調整することを特徴とするレーザ加工装置。
【請求項2】 加工対象物にレーザ光を照射することにより、前記加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を前記加工対象物の内部に形成するレーザ加工方法であって、
前記加工対象物の表面で反射された前記レーザ光の反射光を利用して、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の表面に位置するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の内部に位置するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を所定量だけ移動させる工程と、
前記レーザ光の集光点が前記切断予定ラインに沿って移動するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させる工程と、を含み、
前記フォーカス調整時における前記レーザ光の出力は、前記改質領域の形成時における前記レーザ光の出力よりも低くなっていることを特徴とするレーザ加工方法。
【請求項1】 加工対象物にレーザ光を照射することにより、前記加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を前記加工対象物の内部に形成するレーザ加工装置であって、
前記加工対象物が載置される載置台と、
前記レーザ光を出射するレーザ光源と、
前記載置台に載置された前記加工対象物の内部に、前記レーザ光源から出射された前記レーザ光を集光し、前記レーザ光の集光点の位置で前記改質領域を形成させる集光用レンズと、
前記加工対象物の表面で反射された前記レーザ光の反射光を撮像する撮像素子と、
前記撮像素子による撮像結果に基づいて、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の表面に位置するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の内部に位置するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を所定量だけ移動させる機能、及び、前記レーザ光の集光点が前記切断予定ラインに沿って移動するように、前記載置台及び前記集光用レンズの少なくとも一方を移動させる機能を有する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記フォーカス調整時における前記レーザ光の出力が前記改質領域の形成時における前記レーザ光の出力よりも低くなるように、前記レーザ光の出力を調整することを特徴とするレーザ加工装置。
【請求項2】 加工対象物にレーザ光を照射することにより、前記加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を前記加工対象物の内部に形成するレーザ加工方法であって、
前記加工対象物の表面で反射された前記レーザ光の反射光を利用して、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の表面に位置するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の内部に位置するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を所定量だけ移動させる工程と、
前記レーザ光の集光点が前記切断予定ラインに沿って移動するように、前記加工対象物及び前記レーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させる工程と、を含み、
前記フォーカス調整時における前記レーザ光の出力は、前記改質領域の形成時における前記レーザ光の出力よりも低くなっていることを特徴とするレーザ加工方法。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るレーザ加工装置は、加工対象物にレーザ光を照射することにより、加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を加工対象物の内部に形成するレーザ加工装置であって、加工対象物が載置される載置台と、レーザ光を出射するレーザ光源と、載置台に載置された加工対象物の内部に、レーザ光源から出射されたレーザ光を集光し、レーザ光の集光点の位置で改質領域を形成させる集光用レンズと、加工対象物の表面で反射されたレーザ光の反射光を撮像する撮像素子と、撮像素子による撮像結果に基づいて、レーザ光の集光点が加工対象物の表面に位置するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、レーザ光の集光点が加工対象物の内部に位置するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を所定量だけ移動させる機能、及び、レーザ光の集光点が切断予定ラインに沿って移動するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を移動させる機能を有する制御部と、を備え、制御部は、フォーカス調整時におけるレーザ光の出力が改質領域の形成時におけるレーザ光の出力よりも低くなるように、レーザ光の出力を調整することを特徴とする。また、本発明に係るレーザ加工方法は、加工対象物にレーザ光を照射することにより、加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を加工対象物の内部に形成するレーザ加工方法であって、加工対象物の表面で反射されたレーザ光の反射光を利用して、レーザ光の集光点が加工対象物の表面に位置するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、レーザ光の集光点が加工対象物の内部に位置するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を所定量だけ移動させる工程と、レーザ光の集光点が切断予定ラインに沿って移動するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させる工程と、を含み、フォーカス調整時におけるレーザ光の出力は、改質領域の形成時におけるレーザ光の出力よりも低くなっていることを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るレーザ加工装置は、加工対象物にレーザ光を照射することにより、加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を加工対象物の内部に形成するレーザ加工装置であって、加工対象物が載置される載置台と、レーザ光を出射するレーザ光源と、載置台に載置された加工対象物の内部に、レーザ光源から出射されたレーザ光を集光し、レーザ光の集光点の位置で改質領域を形成させる集光用レンズと、加工対象物の表面で反射されたレーザ光の反射光を撮像する撮像素子と、撮像素子による撮像結果に基づいて、レーザ光の集光点が加工対象物の表面に位置するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、レーザ光の集光点が加工対象物の内部に位置するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を所定量だけ移動させる機能、及び、レーザ光の集光点が切断予定ラインに沿って移動するように、載置台及び集光用レンズの少なくとも一方を移動させる機能を有する制御部と、を備え、制御部は、フォーカス調整時におけるレーザ光の出力が改質領域の形成時におけるレーザ光の出力よりも低くなるように、レーザ光の出力を調整することを特徴とする。また、本発明に係るレーザ加工方法は、加工対象物にレーザ光を照射することにより、加工対象物の切断予定ラインに沿って、切断の起点となる改質領域を加工対象物の内部に形成するレーザ加工方法であって、加工対象物の表面で反射されたレーザ光の反射光を利用して、レーザ光の集光点が加工対象物の表面に位置するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させるフォーカス調整を行った後に、レーザ光の集光点が加工対象物の内部に位置するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を所定量だけ移動させる工程と、レーザ光の集光点が切断予定ラインに沿って移動するように、加工対象物及びレーザ光の集光点の少なくとも一方を移動させる工程と、を含み、フォーカス調整時におけるレーザ光の出力は、改質領域の形成時におけるレーザ光の出力よりも低くなっていることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002093172A JP4663952B2 (ja) | 2000-09-13 | 2002-03-28 | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278306 | 2000-09-13 | ||
JP2000-278306 | 2000-09-13 | ||
JP2002093172A JP4663952B2 (ja) | 2000-09-13 | 2002-03-28 | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001278768A Division JP3408805B2 (ja) | 2000-09-13 | 2001-09-13 | 切断起点領域形成方法及び加工対象物切断方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003025080A JP2003025080A (ja) | 2003-01-28 |
JP2003025080A5 true JP2003025080A5 (ja) | 2008-05-22 |
JP4663952B2 JP4663952B2 (ja) | 2011-04-06 |
Family
ID=26599882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002093172A Expired - Lifetime JP4663952B2 (ja) | 2000-09-13 | 2002-03-28 | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4663952B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101825922B1 (ko) * | 2015-08-28 | 2018-03-22 | 주식회사 이오테크닉스 | 레이저 가공장치 및 방법 |
JP7214308B2 (ja) * | 2018-10-25 | 2023-01-30 | 株式会社ディスコ | ウェーハの加工方法 |
US11024501B2 (en) | 2018-12-29 | 2021-06-01 | Cree, Inc. | Carrier-assisted method for parting crystalline material along laser damage region |
US10576585B1 (en) | 2018-12-29 | 2020-03-03 | Cree, Inc. | Laser-assisted method for parting crystalline material |
US10562130B1 (en) | 2018-12-29 | 2020-02-18 | Cree, Inc. | Laser-assisted method for parting crystalline material |
US10611052B1 (en) | 2019-05-17 | 2020-04-07 | Cree, Inc. | Silicon carbide wafers with relaxed positive bow and related methods |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5628630B2 (ja) * | 1973-05-30 | 1981-07-03 | ||
JP3024990B2 (ja) * | 1990-08-31 | 2000-03-27 | 日本石英硝子株式会社 | 石英ガラス材料の切断加工方法 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002093172A patent/JP4663952B2/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI395262B (zh) | 晶圓雷射處理方法 | |
CN109604834B (zh) | 激光加工装置和输出确认方法 | |
KR20160065766A (ko) | 레이저 가공 장치 | |
JP2005193285A5 (ja) | ||
DE60116268D1 (de) | Hochdurchsatzscreening-mikroskop mit autofokus-einrichtung | |
JP2013248304A5 (ja) | ||
DE602004031154D1 (de) | Laser-verarbeitungsvorrichtungen und -verfahren | |
JP2008087053A5 (ja) | ||
EP1589792A3 (en) | Light source apparatus and exposure apparatus having the same | |
JP2007075886A5 (ja) | ||
ATE405860T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zur verminderung von speckle | |
JP2009142866A5 (ja) | ||
EP1078710A3 (en) | Method and apparatus for determining focus position of a laser | |
JP2006218482A5 (ja) | ||
JP2008030091A5 (ja) | ||
JP2008110400A5 (ja) | レーザ加工方法及びレーザ加工装置 | |
JP6533644B2 (ja) | ビーム整形マスク、レーザ加工装置及びレーザ加工方法 | |
JP2006255724A (ja) | レーザー加工装置 | |
JP2003025080A5 (ja) | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 | |
JP6860429B2 (ja) | レーザ加工方法及びレーザ加工装置 | |
JP2007237200A (ja) | レーザ加工システムおよびレーザ加工方法 | |
JP2005311327A5 (ja) | ||
JP6485293B2 (ja) | レーザ溶接機 | |
JP2019155402A (ja) | レーザ光の芯出し方法及びレーザ加工装置 | |
JP2013132646A (ja) | レーザ切断加工方法及び装置 |