JP2003024928A - 汚染土壌の浄化方法 - Google Patents

汚染土壌の浄化方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害物質の漏出を確実に防止できる汚染土壌の
浄化方法を提供する。 【解決手段】汚染土壌である産業廃棄物10を複数のブ
ロック15a〜15nに区分し、各ブロック15a〜1
5nの上下面を除いた外周側面を、産業廃棄物10の外
周及び内部に構築した遮水壁16,17で包囲し、各ブ
ロック15a〜15n内の産業廃棄物10を外部に搬出
して不溶化処理を施した後、この不溶化処理された産業
廃棄物10をブロック15a〜15n内に埋め戻すこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚染土壌の浄化方
法に係り、更に詳細には、不法投棄された産業廃棄物の
廃棄場の浄化、遮水構造物や浸出液処理設備などを有し
ない処分場で土壌・地下水の汚染のおそれがある処分場
の修復、汚染物質に含まれる有害物質の溶出のおそれが
ある地盤の修復などに好適な汚染土壌の浄化方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】土壌を汚染する物質としては、重金属、
揮発性有機化合物、油類、難分解性有機物質などがあげ
られる。また、汚染土壌の恒久対策技術としては、原位
置浄化(抽出、分解を含む)、掘削除去、原位置封じ込
め、掘削除去後封じ込めの4つの方法が主として行われ
ている。これらの恒久対策技術には、それぞれ対象とす
る汚染物質に対応した各種の方法がある。
【0003】本来、原位置浄化が好ましいが、不法投棄
された産業廃棄物処分場にみられるような複合汚染土壌
に対しては適用が難しい。また、掘削除去後封じ込め
は、安価であるが、除去した廃棄物に揮発性有機化合物
が含まれている場合には、その不揮発処理対策が必要で
あると共に、掘削現場に残留する揮発性有機化合物は、
たとえシートによる遮蔽を施してもこれを通過してしま
うという問題がある。
【0004】そのため従来は、主に掘削除去方法及び原
位置封じ込め方法の2つの方法で汚染土壌の対策を行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
掘削除去方法においては、廃棄物などを掘削して運搬し
た後、廃棄物をセメントなどで不溶化し、他の管理型処
分場に投入するものであり、廃棄物に含まれる揮発性有
機化合物が管理型処分場のシートを通過して、外部に漏
出するおそれがあった。
【0006】また、原位置封じ込め方法では、複合型汚
染土壌に適用できる技術として加熱溶融不溶化技術があ
るが、これは加熱溶融及びその冷却に非常に時間がかか
るという問題があった。
【0007】本発明の目的は、このような問題点を解決
するためになされたものであり、有害物質の漏出を確実
に防止できると共に、比較的短時間で汚染土壌を浄化す
ることが可能な汚染土壌の浄化方法を提供することを技
術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は汚染土壌の浄化
方法であり、前述の技術的課題を解決するために以下の
ように構成されている。すなわち、本発明は、汚染土壌
を複数のブロックに区分し、前記各ブロックの上下面を
除いた外周側面を、前記汚染土壌の外周及び内部に構築
した遮水壁で包囲し、前記各ブロック内の前記汚染土壌
を外部に搬出して不溶化処理を施した後、前記不溶化処
理された汚染土壌を前記ブロック内に埋め戻すことを特
徴とする。
【0009】本発明は、広範な汚染土壌を小さなブロッ
クに分割し、各ブロックを遮水壁で包囲し、この遮水壁
の中に不溶化した汚染土壌を封じ込めることにより、汚
染土壌に含まれる有害物質が外部に漏出するのを防止す
るものである。このため、遮水壁としては、有害物質を
透過しにくい材料、例えばソイルセメント柱を並列に多
数並べたものを例示できる。
【0010】また、遮水壁をソイルセメントで形成した
場合でも、汚染土壌に含まれる重金属や揮発性有機化合
物などの有害物質が透過するおそれがある。そのため、
本発明では、汚染土壌を搬出した後、遮水壁の内周側面
及び底面に、例えば鋼鈑など金属製の遮水構造物を貼り
付けることにより、汚染土壌から流出した重金属や揮発
性有機化合物などの有害物質が外部に漏出するのを確実
に防止できる。
【0011】更に、汚染土壌をブロックから搬出して真
空吸引によって揮発性有機化合物を回収する。更に汚染
土壌の下にある砂礫層に水を循環することにより、揮発
性有機化合物や、重金属などの汚染物質を回収し、揮発
性有機化合物や重金属などの汚染物質を外部に漏出する
のを確実に防止できる。
【0012】また、砂礫層は、水分を排出した後、固化
材で固化することにより、有害物質が再溶出するのを防
止できる。
【0013】また、従来の加熱溶融不溶化技術のよう
に、汚染土壌を加熱及び冷却する必要がないので、比較
的短時間で作業を完了できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る汚染土壌の浄
化方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説
明する。
【0015】なお、本実施の形態では、本発明に係る汚
染土壌の浄化方法を、例えば不法投棄されて管理されて
いない産業廃棄物10(図1)の浄化に適用した場合に
ついて説明する。
【0016】図1は、不法投棄された産業廃棄物10を
示す。この産業廃棄物10は、非常に広い範囲に亘って
投棄されており、その容積は長さ300m、幅50m、
深さ30m程度である。この産業廃棄物10には、重金
属、揮発性有機化合物、油類、難分解性有機物質などの
有害物質が含まれている可能性が高い。
【0017】産業廃棄物10は、砂礫と粘土の互層から
なる地盤11に掘られた穴12内に埋められ、その表面
は地盤11と略同一になっている。産業廃棄物10の下
には砂礫層13があり、更にその下にシルト層14があ
る。砂礫層13は地下水の通り道になっている。
【0018】産業廃棄物10を浄化するときは、図2及
び図3に示すように、まず産業廃棄物10を複数のブロ
ック15a,15b・・・15nに区分する。各ブロッ
ク15a,15・・・15nの大きさは、作業能力など
を考慮して適宜設定する。
【0019】次に、各ブロック15a,15b・・・の
上下面を除いた外周側面を、産業廃棄物10の外周及び
内部に構築した遮水壁16,17で包囲する。これらの
遮水壁16,17は、例えば産業廃棄物10の外周及び
内部に適宜な大きさの丸穴を設け、この丸孔にH型鋼等
芯材を挿入し、空隙部にセメントミルクを流し込んで形
成した多数のソイルセメント柱を、一列に並べることに
よって形成できる。
【0020】遮水壁16,17のうち、産業廃棄物10
全体の外周を包囲する遮水壁16は、産業廃棄物10の
表面より適宜な高さだけ高くしておき、後で屋根19
(図5)を取り付ける時に使用することができる。ま
た、遮水壁16の下端部は、砂礫層13を貫通させてシ
ルト層14まで延出する。これによって、砂礫層13内
の水分が遮水壁16の外側に流出するのを防止できる。
【0021】遮水壁16の内側を区分する遮水壁17
は、図4に示すように、その上端が産業廃棄物10の表
面と略同一で、下端部が砂礫層13に達している。ま
た、遮水壁17の下端部には、シルト層14まで達する
複数の支持柱17aが適宜な間隔を空けて設けられてい
る。これらの支持柱17aは、ソイルセメント柱を一個
おきに延ばすことによって設けることができる。
【0022】このように、複数の支持柱17aを間隔を
空けて設けたのは、後述のように砂礫層13内の水分を
排出するとき、及び砂礫層13内にセメントミルクを注
入するときに、一回の段取りで作業を完了できるように
するためである。
【0023】このようにして遮水壁16,17を形成し
た後、図5に示すように、産業廃棄物10全体を包囲す
る遮水壁16の上部側に、屋根19を取り付けることが
できる。これによって、天候に左右されず作業を行うこ
とができる。
【0024】次に、図6に示すように、一個又は複数
個、本実施形態では、両端の2個のブロック15a,1
5n内の産業廃棄物10を外部に搬出する。搬出した産
業廃棄物10は、未だ搬出されていない産業廃棄物10
の上に仮置きしておく。
【0025】産業廃棄物10を搬出するときには、ブロ
ック15a,15n内に腹起こし20及び切り梁21に
よって山留め工を施し、遮水壁16,17が倒れるのを
防止する。.そして、ブロック15a,15n内の産業
廃棄物10を完全に搬出した後、図7に示すように、空
になったブロック15a,15nの底面と、内周側面、
すなわち、遮水壁16,17の内周側面に、例えば鋼鈑
など金属製の遮水構造物22を貼り付けて遮水する。ま
た、両端のブロック15a,15nには、地盤11の表
面より高い位置から砂礫層13の中間部まで達する管部
材23a,23bを縦に布設する。
【0026】一方、外部に搬出した産業廃棄物10に
は、不溶化処理を施す(以下、不溶化土10aとい
う)。この不溶化処理は、産業廃棄物10に含まれる重
金属が溶出するのを防止するものであり、例えば石灰な
どの不溶化剤24をスタビライザー25などで産業廃棄
物10に混合することによって行われる。不溶化剤24
の選定は、予め導入試験で行う。
【0027】次に、図8に示すように、一方の管部材2
3aから砂礫層13内に注水すると共に、他方の管部材
23bから砂礫層13内の水を排出することにより、砂
礫層13内に水を循環する。これによって、砂礫層13
内に残留していた揮発性有機化合物や重金属を回収す
る。この揮発性有機化合物及び重金属は、産業廃棄物1
0から出るものである。排出された水には、活性炭等に
よる清浄処理を施す。
【0028】また、外部に搬出され不溶化剤などを混合
処理された土壌10aは、真空ポンプ30で真空吸引を
行い、揮発性有機化合物を回収する。そのため、不溶化
剤24としては、真空吸引を効果的に行なうことができ
るものを選定する必要がある。真空吸引中には、不溶化
土10aにシートを被せることにより、回収効率を上げ
ることができる。
【0029】このようにして、砂礫層13及び不溶化土
10aから揮発性有機化合物及び重金属などの有害物質
を回収した後、図9に示すように、不溶化土10aを元
のブロック15a,15n内に埋め戻す。これによっ
て、2個のブロック15a,15n内の産業廃棄物1
0,10の浄化処理が終了する。
【0030】引き続き、図10に示すように、残りのブ
ロック15b,15c・・・内の産業廃棄物10を、上
述と同様の手順で浄化する。なお、図10中の符号26
は、砂礫層13から回収した揮発性有機化合物を清浄化
するための処理装置である。
【0031】全てのブロック15a〜15n内の産業廃
棄物10の浄化が終了した後、図11に示すように、両
端の管部材23a,23bを用いて、砂礫層13内にセ
メントミルクなどの固化材27を注入し、砂礫層13を
不溶化する。
【0032】これによって、砂礫層13内の重金属を不
溶化することができる。なお、砂礫層13内の水を排出
しないで、そのまま固化材27を注入してもよい。ま
た、セメントミルクの配合、セメントミルクに添加する
不溶化剤の必要性などについて、予め導入試験で検討し
ておく必要がある。
【0033】次に、図12に示すように、埋め戻された
不溶化土10a上に覆土28を被せると共に、屋根19
など不要な設備を撤去する。そして、図13に示すよう
に、覆土28上に草木29などを植裁して公園にした
り、場合によっては屋根19をそのまま残して、屋内施
設として利用するなど、各種の跡地利用が可能になる。
【0034】このように、本発明によれば、汚染土壌と
しての産業廃棄物10を複数のブロック15a〜15n
に区分し、各ブロック15a〜15nをソイルセメント
柱で形成された遮水壁16,17で包囲し、各ブロック
15a〜15n内の産業廃棄物10を順次浄化して埋め
戻すので、産業廃棄物10が遮水壁16,17によって
周辺地盤11と仕切られて、産業廃棄物10に含まれて
いる有害物質を確実に封じ込めることができ、これによ
り、有害物質が外部に流出するのを防止できる。
【0035】また、産業廃棄物10を外部に搬出して不
溶化処理を施すと共に、各ブロック15a〜15nの内
周側面及び底面に金属製の遮水構造物22を貼り付けた
ので、従来用いられていたシートなどを透過する揮発性
有機物や重金属などが産業廃棄物10に含まれていたと
しても、これらの揮発性有機化合物や重金属などの有害
物質が、外部に漏出するのを防止できる。
【0036】また、砂礫層13から揮発性有機化合物を
回収すると共に、砂礫層13内にセメントミルクなどの
固化材27を注入して不溶化するので、砂礫層13内の
水分と一緒に重金属などの有害物質が外部に漏出するの
を確実に防止できる。
【0037】また、従来の加熱溶融不溶化技術のよう
に、汚染土壌を加熱及び冷却する必要がないので、比較
的短時間で作業を完了できる。
【0038】更に、各ブロック15a〜15nの上に屋
根19を設けた場合には、天候に影響されることなく浄
化作業を行うことができ、これにより工期短縮が可能に
なる。また、産業廃棄物10の外周を包囲する遮水壁1
6を高くして、その上に屋根19を取り付けたので、屋
根19を取り付けるための支柱などを別途設ける必要が
なくなると共に、屋根19の大きさを必要最小限に抑え
ることができる。
【0039】なお、鋼鈑など金属製の遮水構造物22に
よる揮発性有機化合物の遮蔽、砂礫層13の注水及び排
水による揮発性有機化合物及び重金属の回収、産業廃棄
物などの汚染土壌を仮置きした上での真空吸引による揮
発性有機化合物の回収は、実験により比較的簡単にでき
ることを確認した。
【0040】また、上述の実施形態では、本発明を不法
投棄された産業廃棄物10を浄化する場合に適用した
が、本発明は、これに限らず、底部にシートを敷いてあ
るだけで、土地及び地下水の汚染のおそれがある既設の
最終処分場の修復、その他地盤内に埋められている汚染
物質から有害物質が溶出するおそれがある各種の処分場
の修復などに好適である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の汚染土壌
の浄化方法によれば、広範な汚染土壌を比較的小さなブ
ロックに分割し、各ブロックを遮水壁で包囲し、この遮
水壁の中に不溶化した汚染土壌を封じ込めるので、汚染
土壌から有害物質が漏出するのを防止することができ
る。
【0042】また、遮水壁の内周側面及び底面に、例え
ば鋼鈑など金属製の遮水構造物を貼り付けたので、汚染
土壌から出た重金属や揮発性有機化合物などの有害物質
が、外部に漏出するのを確実に防止できる。
【0043】更に、汚染土壌を搬出して真空吸引によっ
て揮発性有機化合物を回収すると共に、汚染土壌の下に
ある砂礫層から水分を排出することにより、水分に含ま
れている揮発性有機化合物を回収するので、揮発性有機
化合物が外部に漏出するのを確実に防止できる。
【0044】また、砂礫層の水分を排出した後、砂礫層
内に固化材を注入して不溶化するので、砂礫層に残留す
る重金属が外部に漏出するのを防止できる。
【0045】また、従来の原位置封じ込め方法における
加熱溶融不溶化技術のように、汚染土壌を加熱及び冷却
する必要がないので、比較的短時間で作業を完了するこ
とができ、工期を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚染土壌の浄化方法を適用する産
業廃棄物を示す図である。
【図2】本発明に係る遮水壁を示す図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】図5(A)は本発明に係る屋根を示す図、図5
(B)は図5(A)のC−C断面図である。
【図6】本発明に係る産業廃棄物の搬出状態を示す図で
ある。
【図7】本発明に係る産業廃棄物の揮発性有機化合物の
回収方法を示す図である。
【図8】本発明に係る産業廃棄物の不溶化方法を示す図
である。
【図9】本発明に係る不溶化土の埋め戻しを示す図であ
る。
【図10】本発明に係る汚染土壌の浄化方法を説明する
図である。
【図11】本発明に係る砂礫層の不溶化方法を示す図で
ある。
【図12】本発明に係る埋め戻された不溶化土の上に被
せた覆土を示す図である。
【図13】本発明に係る汚染土壌の浄化方法によって浄
化した跡地の利用例を示す図である。
【符号の説明】
10 産業廃棄物(汚染土壌) 10a 不溶化土 13 砂礫層 15a〜15n ブロック 16,17 遮水壁 19 屋根 22 遮水構造物 23a,23b 管部材 24 不溶化剤 27 固化材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 3/12 101 (72)発明者 上出 厚 東京都千代田区富士見二丁目10番26号前田 建設工業株式会社内 Fターム(参考) 2D040 AA00 AB01 AB10 AC05 CA01 2D043 CA01 EA06 EB06 4D004 AA41 AB03 AB06 AC07 BB04 CA34 CA40 CA45 CA47 CB21 CC12 CC13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染土壌を複数のブロックに区分し、 前記各ブロックの上下面を除いた外周側面を、前記汚染
    土壌の外周及び内部に構築した遮水壁で包囲し、 前記各ブロック内の前記汚染土壌を外部に搬出して不溶
    化処理を施した後、 前記不溶化処理された汚染土壌を前記ブロック内に埋め
    戻すことを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
  2. 【請求項2】 前記ブロック内の前記汚染土壌を外部に
    搬出した後、前記不溶化処理された汚染土壌を前記ブロ
    ック内に埋め戻す前に、前記遮水壁の内周側面及び底面
    に金属製の遮水構造物を配置することを特徴とする請求
    項1に記載した汚染土壌の浄化方法。
  3. 【請求項3】 前記各ブロックの上に屋根を設けること
    を特徴とする請求項1または2に記載の汚染土壌の浄化
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ブロック内に前記汚染土壌の表面か
    ら地下水が通る砂礫層まで達する管部材を縦に布設し、
    前記管部材を介して前記砂礫層に水を循環することを特
    徴とする請求項1から3の何れかに記載の汚染土壌の浄
    化方法。
  5. 【請求項5】 前記砂礫層内に固化材を注入することを
    特徴とする請求項4に記載の汚染土壌の浄化方法。
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