JP2003024661A - 安全かみそり - Google Patents

安全かみそり

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JP2003024661A JP2001214666A JP2001214666A JP2003024661A JP 2003024661 A JP2003024661 A JP 2003024661A JP 2001214666 A JP2001214666 A JP 2001214666A JP 2001214666 A JP2001214666 A JP 2001214666A JP 2003024661 A JP2003024661 A JP 2003024661A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ガード部本体にシェービングエイドのほかにエ
ラストマ−部を形成できる安全かみそりを提供する。ガ
ード部と天板上面の2箇所にシェービングエイドを形成
し、射出と押出しの2種類のシェービングエイドを種々
組み合わせると需要者の好みに合ったものを提供する。 【解決手段】天板1と刃台2の間に刃体25,26,2
7が挟着され、刃体の刃先縁の前方にガード部本体5が
横方向に延在している安全かみそりであって、ガード部
は天板を構成している部分と、刃台を構成している部分
とが協働して単一のガード部として作用することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒゲ剃り時に安全
かみそりと皮膚との摩擦を減少するためのシェ−ビング
エイドを備えた安全かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、天板の上面や、刃先縁の前方
に横方向に延在するガ−ド部の表面にシェ−ビングエイ
ドが存在する安全かみそりは提案されている。また、ガ
−ド部にエラストマ−の表面を形成して、ヒゲ剃り時に
皮膚を引っ張ることによって深剃りを可能にした安全か
みそりも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の安全かみそりの
刃先縁の前方に延在するガ−ド部は全体が一体に形成さ
れ、刃台と一体に形成するものと天板と一体に形成する
ものとが存在している。刃台にシェ−ビングエイドを形
成する方法は主に射出による。シェ−ビングエイドを押
出しで形成したときは接着又は機械的係合によるが、接
着では剥がれ易く、機械的係合はガ−ド部が狭すぎて係
合手段を構成することが困難だからである。
【0004】したがって、ガ−ド部が刃台と一体のとき
も天板と一体のときも、最初の射出成型で刃台又は天板
本体を形成し、二度目の射出成型でシェ−ビングエイド
を形成する。いわゆる2回成型である。通常、射出成型
は2度が限度であって3度の成型はできないことはない
が工程が非常に複雑になりコストがかかるので採用され
ることはない。このことは、ガ−ド部にシェ−ビングエ
イドのほかにエラストマ−を形成しようとしても、エラ
ストマ−が3度目の成型となるからそのような工程は採
用できないということである。そこで、本発明は、ガ−
ド部にシェ−ビングエイドのほかにエラストマ−を形成
できる安全かみそりを提供することを目的とする。
【0005】前述したように、安全かみそりにシェ−ビ
ングエイドを形成する方法は、安全かみそりの部材の射
出成型時にシェ−ビングエイドを2回成型して形成する
方法がある。射出によって形成されたシェ−ビングエイ
ドは、金型により形成が簡単で形状の精度がよく、確実
に部材に固着されて剥がれにくいのであるが、ヒゲ剃り
時に溶けにくいという特徴がある。
【0006】シェ−ビングエイドは、押出しによって形
成する方法も存在する。押出しによって形成されたシェ
−ビングエイドは、部材に接着により固着すると剥がれ
易いがヒゲ剃り時に溶けやすいという特徴がある。
【0007】そこで本発明は、ガ−ド部と天板上面の2
箇所にシェ−ビングエイドを形成し、射出と押出しの2
種類のシェ−ビングエイドを種々組み合わせることによ
って需要者の好みに合ったものを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1は、天板と刃台
の間に刃体が挾着され、刃体の刃先縁の前方にガ−ド部
が横方向に延在している安全かみそりであって、ガ−ド
部は天板を構成している部分と刃台を構成している部分
とが協働して単一のガ−ド部として作用することを特徴
とする。また、請求項2は、天板の前半部に刃先縁を露
出するための開放口が設けられ、該開放口の前部にガ−
ド部本体が延在し、刃台の前端にガ−ド基部が設けら
れ、天板と刃台を結合したときにガ−ド部本体とガ−ド
基部が協働して単一のガ−ド部として作用する構成が請
求項1に付加されたものである。請求項3は、ガ−ド部
本体とガ−ド基部との間に結合手段が介在し、該結合手
段によりガ−ド部本体とガ−ド基部が結合している構成
が請求項2に付加されたものであり、請求項4は、ガ−
ド部本体とガ−ド基部のいずれか一方に突起が設けられ
且つ他方には孔が設けられ、突起が孔に挿通され且つ突
起の抜け出し防止の加工が施されている構成が請求項3
に付加されたものである。
【0009】請求項5は、天板と刃台の間に刃体が挾着
され、刃体の刃先縁の前方にガ−ド部が横方向に延在し
ている安全かみそりであって、ガ−ド部の表面にシェ−
ビングエイドとエラストマ−が存在することを特徴とす
る。請求項6は、ガ−ド部の表面にシェ−ビングエイド
とエラストマ−が存在し、シェ−ビングエイドは天板を
構成している部分に存在し、エラストマ−は刃台を構成
している部分に存在する構成が請求項1乃至請求項4に
付加されたものである。請求項7は、シェ−ビングエイ
ドは射出成型によって形成されているものであり、請求
項8は、シェ−ビングエイドは押出しによって形成され
ているものであり、請求項9は、シェ−ビングエイドと
エラストマ−が所定の長さに亘って平行に隣接して存在
するものである。また、請求項10は、天板の前半部に
刃先縁を露出するための開放口が設けられ、該開放口の
前部に延在するガ−ド部本体の表面にシェ−ビングエイ
ドが存在し、刃台の前端にはエラストマ−が固定された
ガ−ド基部が設けられ、天板と刃台を結合したときにシ
ェ−ビングエイドとエラストマ−とが隣接してガ−ド部
の表面を形成するものである。請求項11は、シェ−ビ
ングエイドがエラストマ−よりも刃先縁寄りに存在する
構成が請求項6乃至請求項10に付加されたものであ
る。
【0010】請求項12は、天板上面であって刃先縁よ
りも後方の部分に後続シェ−ビングエイドが存在してい
るものであり、請求項13は、後続シェ−ビングエイド
は射出成型によって形成されているものであり、請求項
14は、後続シェ−ビングエイドは押出しによって形成
され固着されているものである。また、請求項15は、
押出しによって形成された後続シェ−ビングエイドは天
板上面に設けた凹部の中に接着されているものであり、
請求項16は、押出しによって形成されたシェ−ビング
エイドは機械的な係合によって天板上面に固定されてい
るものである。
【0011】請求項17は、天板と刃台の間に刃体が挾
着され、刃体の刃先縁の前方にガ−ド部が横方向に延在
している安全かみそりであって、ガ−ド部の表面に先導
シェ−ビングエイドが存在し、刃先縁よりも後方の天板
上面に後続シェ−ビングエイドが存在していることを特
徴とする。請求項18は、先導シェ−ビングエイドは射
出成型によって形成され、後続シェ−ビングエイドは押
出しによって形成されているものであり、請求項19
は、先導シェ−ビングエイドと後続シェ−ビングエイド
の双方が射出成型によって形成されているものであり、
請求項20は、ガ−ド部の表面にエラストマ−が存在す
るものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、ガ
−ド部は天板を構成している部分と刃台を構成している
部分とが協働して単一のガ−ド部として作用する。した
がって、ガ−ド部と天板を2回成型することによって、
ガ−ド部の表面にシェ−ビングエイドとエラストマ−の
2種類の物質を存在させることができる。また、ガ−ド
部本体の底面に突起を設け、ガ−ド基部に孔を設け、突
起を孔に挿通して且つ突起の抜け出し防止の加工が施す
こと等の結合手段を施すことによって、2つの部材から
成るガ−ド部を確実に結合することができる。
【0013】ガ−ド部の表面にシェ−ビングエイドとエ
ラストマ−が存在することによって、ヒゲ剃りを円滑に
行うことができると共に深剃りが可能となる。シェ−ビ
ングエイドはエラストマ−よりも刃先縁寄りに存在する
場合にその効果は顕著である。
【0014】ガ−ド部に先導シェ−ビングエイドが存在
し、天板上面であって開放口よりも後方の部分に後続シ
ェ−ビングエイドが存在しているときは、ヒゲ剃りがさ
らに円滑に行える。先導シェ−ビングエイドと後続シェ
−ビングエイドが共に射出によるときは、2箇所存在す
ることによって溶けにくい性質を補うことができる。2
箇所のシェ−ビングエイドが共に押出しによるときは、
老人のようにしわの多い使用者でも円滑なヒゲ剃りが可
能となる。先導シェ−ビングエイドが押出しで後続が射
出のときは、ヒゲ剃りは円滑で且つシェ−ビングエイド
の過剰な溶け出しがないという効果を奏する。また、先
導シェ−ビングエイドが射出で後続が押出しのときは、
同じ場所を2度剃るときに非常に円滑であって、且つシ
ェ−ビングエイドの過剰な溶け出しがないという効果を
奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図面は3枚の刃を有するカ−トリッジ
に関するもので、刃の支持構造は天板1と刃台2とから
成る。天板1は両側面部3,3の間に刃押え部4が延在
し、両側面部3,3の両前端の間にガ−ド部本体5が前
記刃押え部4との間に開放口6を介して延在している。
開放口6から刃の刃先縁が露出する。また、刃押え部4
の上面にシェ−ビングエイド49が固着されている。本
発明がカ−トリッジに限定されることはなく、刃台とハ
ンドルが一体形成された安全かみそりであってもよいこ
とは勿論である。シェ−ビングエイドは、水溶性であっ
てヒゲ剃り時に溶けてヒゲ剃りを滑らかにするものであ
る。材料としては、例えばポリエチレンオキサイドなど
実用新案登録第2500268号公報に記載されている
物質が使用されるが、水溶性で潤滑性が得られる物質で
あれば他の物質であってもよいことは勿論である。ちな
みに、シェ−ビングエイド中の水溶性成分の割合は射出
成型が10〜80%、押出し成型が30〜75%が好ま
しい。
【0016】図1及び図2に示したように、刃支持部は
階段状に形成されている。図4は天板1の底面図であっ
て、この図に示されている通り第一の刃支持部7が刃押
え部4の底面に4つ並べて設けられている。また、第二
の刃支持部8が両側面部3,3の底面であって第一の刃
支持部7よりも前寄りの位置に2つ設けられている。前
述した通り刃支持部は階段状に形成され、階段は上段と
下段の2段を有している。第一の刃支持部7は上段9が
前寄りで下段10が後寄りである。第二の刃支持部8も
上段11が前寄りで下段12が後寄りである。後述する
ように、各刃支持部7,8の上段及び下段が各刃の非重
合部に当接して刃を支持する作用をなす。
【0017】符号13は第一の刃支持部の上段9から突
出する突起であって、刃及び刃台の孔に挿通して刃を刃
台と天板1との間に固定するためのものである。また、
符号14はガ−ド部本体5の底面に設けられた突起であ
って刃台の孔に挿通して刃台2と天板1とを結合するた
めのものである。
【0018】ガ−ド部本体5の表面に先導シェ−ビング
エイド33が存在している。この先導シェ−ビングエイ
ド33は射出によって形成されたものである。押出しに
よって形成してもよいことは勿論である。その場合は、
接着によってガ−ド部本体5の表面に固着される。
【0019】また、刃押え部4の上面の横方向に細長い
凹部50が設けられており、その中に後続シェ−ビング
エイド49が形成されている。この後続シェ−ビングエ
イド49は射出によって形成されたものである。すなわ
ち、前述した先導シェ−ビングエイド33と同時に射出
される。凹部50の底に突条を設けることによって後続
シェ−ビングエイド49は強固に固着される。後続シェ
−ビングエイド49を押出しによって形成してもよいこ
とは勿論である。その場合は、接着又は機械的係合によ
って固着される。
【0020】図8は刃台2の上面図であって、この図に
示されている通り第三の刃支持部16が上面の中ほどに
4つ並べて設けられている。また、第四の刃支持部17
が上面の後端部に沿って4つ並べて設けられている。前
述した第一及び第二の刃支持部7,8と同様に第三及び
第四の刃支持部16,17も階段状に形成され、階段は
上段と下段の2段を有している。第三の刃支持部16は
上段18が後寄りで下段19が前寄りである。第四の刃
支持部17も上段20が後寄りで下段21が前寄りであ
る。
【0021】符号22は孔であって、上述した天板の突
起13を挿通させるためのものである。また、符号23
は刃台のガ−ド基部24に設けられた孔であって、上述
した天板の突起14を挿通させるためのものである。突
起13,14は挿通した後でその先端を押しつぶして固
定する。
【0022】ガ−ド基部24の構成要素であるエラスト
マ−部31がガ−ド基部24の先端から立ち上がるよう
に設けられている。エラストマ−部31は射出によって
形成されている。エラストマ−部31を確実に固定する
ためにエラストマ−部31のはみ出し部52が刃台の溝
に進入している。図示していないが、ガ−ド基部24の
前面においてもガ−ド基部24の底面に設けられた4つ
の溝の中にエラストマ−31が進入して強固に結合され
ている。
【0023】ガ−ド基部24底面とエラストマ−部31
とで形成される溝32内に天板のガ−ド部本体5が嵌合
されることによって、ガ−ド部の表面はエラストマ−部
31の表面とシェ−ビングエイド33の面が平行に隣接
して延在するように形成される。
【0024】カ−トリッジに使用される刃は2種類であ
って図10に示した刃は上刃25及び中間刃26として
使用される。この図10の刃は5つの孔28が並べて設
けられ、両端に切欠30,30が設けられている。図1
1に示した刃は下刃27として使用される。この図11
の刃は2つの孔29が並べて設けられ、両端に切欠4
3,43が設けられている。しかし、本発明の刃はこの
ような組み合わせに限定されるものではなく、どのよう
な組み合わせであってもよいことは勿論である。したが
って、例えばすべての刃が図10のものであってもよ
く、あるいは図11のものであってもよい。
【0025】図12は、本発明の組立て方法を示したも
のである。図のように天板1は逆さに置かれ、まず上刃
25が天板1の底面15(図12では上側の面)に置か
れる。このときに、上刃の5つの孔28の中の、中央の
両隣に設けられた孔28,28に突起13及び第一の刃
支持部7が挿通される。
【0026】次に、中間刃26が上刃25よりもやや前
方へずらした状態で置かれる。中間刃26をずらしたこ
とによって、上刃の孔の内周後縁部34と中間刃の孔の
内周後縁部35とが全部重ならずに非重合部分が生じ
る。非重合部が存在することによって、孔28を挿通す
るのは突起13と第一の刃支持部の上段9であって、下
段10は中間刃の内周後縁部35に阻止されて中間刃を
支持する作用をなす。すなわち、中間刃の内周後縁部3
5は第一の刃支持部の下段10に支持される。このよう
な支持は、両端の切欠30,30の内周後縁部36,3
6と天板の両側面部3,3の底面に設けた第一の刃支持
部7,7との間でも行われる。
【0027】中間刃26をずらしたことによって、さら
に、上刃の前縁部37と中間刃の前縁部38とが全部重
ならずに非重合部分が生じる。非重合部が存在すること
によって、中間刃の前縁部38の両端は第二の刃支持部
の下段12に支持される。
【0028】中間刃26を上述したように置いた後、下
刃27が中間刃26よりもやや前方へずらした状態で置
かれる。下刃27をずらしたことによって、中間刃の孔
の内周後縁部35と下刃の孔の内周後縁部42とが全部
重ならずに非重合部分が生じる。非重合部が存在するこ
とによって、孔29を挿通するのは突起13のみであっ
て、上段9は下刃の内周後縁部42に阻止されて下刃2
7を支持する作用をなす。すなわち、下刃の内周後縁部
42は第一の刃支持部の上段9に支持される。このよう
な支持は、両端の切欠43,43の内周後縁部36,3
6と天板の両側面部3,3の底面に設けた第一の刃支持
部7,7との間でも行われる。
【0029】下刃27をずらしたことによって、さら
に、中間刃26の前縁部38と下刃27の前縁部39と
が重ならずに非重合部分が生じる。非重合部分が存在す
ることによって、下刃の前縁部39の両端は第二の刃支
持部の上段11に支持される。
【0030】上述したように、逆さに置かれた天板1に
上刃25、中間刃26及び下刃27をセットした後、天
板1に刃台2を結合する。刃台2も逆さにして、天板の
突起13を刃台の孔22に挿通し、天板の突起14を刃
台の孔23に挿通し、刃台底面に突出した各突起13,
14の先端をつぶして天板1と刃台2を結合する。
【0031】天板1と刃台2が結合されたときに、刃台
の上面(図12では下側の面)に設けられている第四の
刃支持部の上段20が、上刃25と中間刃26との非重
合部分である上刃の後縁部40及び内周後縁部34に圧
接し、下段21が中間刃26と下刃27との非重合部分
である中間刃の後縁部41及び内周後縁部35に圧接す
る。また、刃台の上面46が下刃の内周後縁部42に圧
接する。
【0032】これと同時に、第三の刃支持部の上段18
が下刃の孔29と中間刃の孔28内を通過して上刃の孔
の内周前縁部45に圧接し、下段19が下刃の孔29を
通貨して中間刃の孔の内周前縁部47に圧接する。ま
た、刃台の上面46が下刃の孔の内周前縁部48に圧接
する。さらに、第三の刃支持部16が各刃の切欠の内周
前縁部44に圧接する。
【0033】以上のようにカ−トリッジを組立てること
によって、各刃の孔の内周後縁部34,35,42は上
下から圧接状態で挟まれ、各刃の前縁部37,38,3
9の両端も上下から圧接される。また、各刃の孔の内周
前縁部45,47,48は下から圧接され、上刃の孔の
内周前縁部45は刃押え部4によって上からも圧接され
る。このように各刃に圧接することによって、各刃は確
実に固定することができる。
【0034】図1又は図13に示したように、階段状の
各刃支持部7,8,16,17の上段及び下段をやや傾
斜させることによって各刃が非平行となり、各刃から刃
先縁の先に延びる延長線が刃先縁の先方で交差する。ま
た、上段及び下段の傾斜を逆にすれば、各刃の延長線が
刃先縁の先方に向って開くように設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図3のB−B断面図
【図2】 図3のA−A断面図
【図3】 本発明の正面図
【図4】 天板の底面図
【図5】 天板の前面図
【図6】 天板の側面図
【図7】 図4におけるC−C断面図
【図8】 刃台の上面図
【図9】 図8におけるD−D断面図
【図10】 上刃及び中間刃の正面図
【図11】 下刃の正面図
【図12】 本発明の組立て工程の説明図
【図13】 組立て完了後の断面図
【符号の説明】
1 天板 2 刃台 3 側面部 4 刃押え部 5 ガ−ド部本体 6 開放口 7 第一の刃支持部 8 第二の刃支持部 9 上段 10 下段 11 上段 12 下段 13 突起 14 突起 15 天板の底面 16 第三の刃支持部 17 第四の刃支持部 18 上段 19 下段 20 上段 21 下段 22 孔 23 孔 24 ガ−ド基部 25 上刃 26 中間刃 27 下刃 28 孔 29 孔 30 切欠 31 エラストマ−部 32 溝 33 先導シェ−ビングエイド 34 孔の内周後縁部 35 孔の内周後縁部 36 切欠の内周後縁部 37 前縁部 38 前縁部 39 前縁部 40 後縁部 41 後縁部 42 孔の内周後縁部 43 切欠 44 切欠の内周前縁部 45 孔の内周前縁部 46 刃台の上面 47 孔の内周前縁部 48 孔の内周前縁部 49 後続シェ−ビングエイド 50 凹部 51 突条 52 はみ出し部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と刃台の間に刃体が挾着され、刃体
    の刃先縁の前方にガ−ド部が横方向に延在している安全
    かみそりであって、ガ−ド部は天板を構成している部分
    と刃台を構成している部分とが協働して単一のガ−ド部
    として作用することを特徴とする安全かみそり
  2. 【請求項2】 天板の前半部に刃先縁を露出するための
    開放口が設けられ、該開放口の前部にガ−ド部本体が延
    在し、刃台の前端にガ−ド基部が設けられ、天板と刃台
    を結合したときにガ−ド部本体とガ−ド基部が協働して
    単一のガ−ド部として作用する請求項1記載の安全かみ
    そり
  3. 【請求項3】 ガ−ド部本体とガ−ド基部との間に結合
    手段が介在し、該結合手段によりガ−ド部本体とガ−ド
    基部が結合している請求項2記載の安全かみそり
  4. 【請求項4】 ガ−ド部本体とガ−ド基部のいずれか一
    方に突起が設けられ且つ他方には孔が設けられ、突起が
    孔に挿通され且つ突起の抜け出し防止の加工が施されて
    いる請求項3記載の安全かみそり
  5. 【請求項5】 天板と刃台の間に刃体が挾着され、刃体
    の刃先縁の前方にガ−ド部が横方向に延在している安全
    かみそりであって、ガ−ド部の表面にシェ−ビングエイ
    ドとエラストマ−が存在する安全かみそり
  6. 【請求項6】 ガ−ド部の表面にシェ−ビングエイドと
    エラストマ−が存在し、シェ−ビングエイドは天板を構
    成している部分に存在し、エラストマ−は刃台を構成し
    ている部分に存在する請求項1乃至請求項4記載の安全
    かみそり
  7. 【請求項7】 シェ−ビングエイドは射出成型によって
    形成されている請求項5又は請求項6記載の安全かみそ
  8. 【請求項8】 シェ−ビングエイドは押出しによって形
    成されている請求項5又は請求項6記載の安全かみそり
  9. 【請求項9】 シェ−ビングエイドとエラストマ−が所
    定の長さに亘って平行に隣接して存在する請求項5乃至
    請求項8記載の安全かみそり
  10. 【請求項10】 天板の前半部に刃先縁を露出するため
    の開放口が設けられ、該開放口の前部に延在するガ−ド
    部本体の表面にシェ−ビングエイドが存在し、刃台の前
    端にはエラストマ−が固定されたガ−ド基部が設けら
    れ、天板と刃台を結合したときにシェ−ビングエイドと
    エラストマ−とが隣接してガ−ド部の表面を形成する請
    求項6乃至請求項9記載の安全かみそり
  11. 【請求項11】 シェ−ビングエイドはエラストマ−よ
    りも刃先縁寄りに存在する請求項6乃至請求項10記載
    の安全かみそり
  12. 【請求項12】 天板上面であって刃先縁よりも後方の
    部分に後続シェ−ビングエイドが存在している請求項1
    乃至請求項11記載の安全かみそり
  13. 【請求項13】 後続シェ−ビングエイドは射出成型に
    よって形成されている請求項12記載の安全かみそり
  14. 【請求項14】 後続シェ−ビングエイドは押出しによ
    って形成され固着されている請求項12記載の安全かみ
    そり
  15. 【請求項15】 押出しによって形成された後続シェ−
    ビングエイドは天板上面に設けた凹部の中に接着されて
    いる請求項14記載の安全かみそり
  16. 【請求項16】 押出しによって形成されたシェ−ビン
    グエイドは機械的な係合によって天板上面に固定されて
    いる請求項14記載の安全かみそり
  17. 【請求項17】 天板と刃台の間に刃体が挾着され、刃
    体の刃先縁の前方にガ−ド部が横方向に延在している安
    全かみそりであって、ガ−ド部の表面に先導シェ−ビン
    グエイドが存在し、刃先縁よりも後方の天板上面に後続
    シェ−ビングエイドが存在している安全かみそり
  18. 【請求項18】 先導シェ−ビングエイドは射出成型に
    よって形成され、後続シェ−ビングエイドは押出しによ
    って形成されている請求項17記載の安全かみそり
  19. 【請求項19】 先導シェ−ビングエイドと後続シェ−
    ビングエイドの双方が射出成型によって形成されている
    請求項17記載の安全かみそり
  20. 【請求項20】ガ−ド部の表面にエラストマ−が存在す
    る請求項17乃至請求項19記載の安全かみそり
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