JP2003023392A - コンテンツ提供システム - Google Patents

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JP2003023392A JP2001209631A JP2001209631A JP2003023392A JP 2003023392 A JP2003023392 A JP 2003023392A JP 2001209631 A JP2001209631 A JP 2001209631A JP 2001209631 A JP2001209631 A JP 2001209631A JP 2003023392 A JP2003023392 A JP 2003023392A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信局により、日本全国の携帯端末に一斉同
報によりコンテンツを提供することが可能となるコンテ
ンツ提供システムを提供することにある。 【解決手段】 発信局2に割り当てられている周波数の
うち、通常使用される周波数以外の複数の特定の周波数
をコンテンツ提供用に設定すると共に、複数の特定の周
波数を提供するコンテンツ毎にそれぞれ割り当て、さら
に、通常使用される識別番号以外にコンテンツ提供用の
複数の特定の識別番号を設定し、複数の特定の識別番号
をコンテンツ毎にそれぞれ割り当てると共に、携帯端末
3にコンテンツ毎に割り当てた識別番号を登録し、プロ
バイダ4が、発信局2から携帯端末3に対し、提供する
コンテンツに対応する特定の周波数及び識別番号で、一
斉同報によりコンテンツを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信局、例えば、
衛星放送局又は地上波TV局等の放送局或いは携帯電話
局等の通信局を通じて携帯端末に対して、例えば、ニュ
ース、ドラマ、映画等のコンテンツを一斉同報により送
信するコンテンツ提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などの携帯端末を利用した移動
体通信システムは基本的には送信者数対受信者数が1:
1の個別通信に利用されるように、携帯電話事業者の送
信システムと携帯電話事業者より送られた信号を受信す
る携帯端末が作られている。このために同じ情報を多数
の携帯端末に送信するためには、携帯電話事業者より個
々の携帯端末を個別に呼び出してその内容を送信する必
要があり、仮に送信先の数をNとすると1:1の送信に
対してN倍の時間を要することになる。ニュースの提供
のように送信先が何十万人、何百万人あるいはそれ以上
を対象にして送信する場合には、このシステムは適切で
はない。
【0003】また、特定地域別に送信内容を分けて、地
域別に限定して携帯電話を利用した一斉同報による地域
情報サービスは、一部の携帯電話事業者により行われて
いるが、これは地域毎に限定した送信であり、地域を限
定せず広範囲の地域に一斉に送信するものではない。ま
た、携帯電話事業者は複数あり、各事業者毎にニュース
サービスを行う場合は配信可能な人数に限りがあり、ニ
ュースの制作コストが高くつくので、ニュース配信など
は一斉同報により多くの携帯電話事業者経由で多くの携
帯端末に同じ内容のものを一斉に送信できるものが望ま
しい。
【0004】ところで、衛星電波、地上波TV電波、携
帯電話用電波を比較すると最も広範囲に電波がカバーす
るエリアを持つのは衛星電波であり、次に地上波TV電
波、そして携帯電話用電波の順になる。従って、ニュー
スサービスなどのコンテンツ提供システムを構築する際
には衛星電波を利用することが最も適切であるが、衛星
電波を受信するためにはパラボラアンテナが必要であ
り、地上波を利用したTV電波を受信するにはTV受信
機が必要であるが、これらの受信機は持ち運びに不便で
あり、携帯には不向きである。一方、携帯電話等の携帯
端末は、既に6000万台を超える普及台数となり、常
時携帯されているために、ニュースなどの連絡手段とし
ては最も適切であるといえる。
【0005】衛星波を利用してコンテンツを送信した場
合には、日本全国をカバーすることが可能で、しかも少
数の地球局により送信可能であるために地震、津波など
の地上の災害に対しても地球局損壊の可能性が低い。ま
た、特定地域の地球局が損壊しても他の遠隔地の地球局
より送信することが可能であり、地震、津波等の緊急ニ
ュースの送信に向いている。また、日本全国のユーザを
対象にできるためにユーザ1人当たりのコンテンツの制
作コストを低くすることが可能となる。
【0006】衛星波による送信は、通常は地上のパラボ
ラアンテナにより受信されるが、衛星波であるGPS信
号を受信可能な携帯端末が既に利用されており、また低
周回衛星が今後各種利用されてくることから、必要であ
れば衛星電波用アンテナ、地上波TV電波用アンテナと
携帯電話電波用アンテナの複数のアンテナを備えるなど
により携帯端末でも受信は可能である。このために日本
全国への緊急ニュース配信という観点からすると、衛星
波を利用した携帯端末への送信は各種の放送、通信手段
の中でも最も適したものといえる。なお、衛星波は他の
地上波TV用電波や携帯電話用電波とは大幅に異なった
周波数帯域を利用しているため、衛星波を受信するため
には通常の携帯電波受信用の部品とは別の部品構成が必
要になるが、最近の技術では複数の無線がそれぞれの周
波数に対応したハードウェアを組み込むことなく、ソフ
トウェア対応して送受信できるソフトウェア無線と呼ば
れる技術が発達してきたために、様々な種類の電波を一
つの端末で受信することが普及することも考えられる。
【0007】地上波TV電波を利用してニュースサービ
スシステムを構築した場合には、1つの基地局によりカ
バーするTV電波のエリアは衛星電波よりは狭いが携帯
電話用電波に比べて格段に広いために、同じエリアをカ
バーするために使用する基地局の数はTV電波を利用す
る場合と携帯電話用電波を利用する場合とでは、TV電
波を利用する場合の方が基地局の数が少なくて済み、仮
に広範囲に起きた地震の場合を考えると、携帯電話の基
地局の多くが地震が起きた地域に存在する可能性が高
く、基地局の損壊により携帯電話が使用不能になる恐れ
が出てくるのに対し、TV電波を利用する場合は基地局
の損壊の可能性は低くなる。仮に地震地域にある基地局
が損壊して使用不可になった場合でも隣接地域の基地局
により発信された電波によりカバーすることが可能であ
る。また、一斉同報により配信可能なユーザ数を大幅に
増やすことが可能であり、ユーザ1人当たりのコストを
低くすることが可能となる。TV電波を携帯端末に送信
する場合も、複数の無線が送受信できるソフトウェア無
線と呼ばれる技術により地上波TV電波と携帯電話用電
波が一つの端末で受信可能になる端末が普及することが
期待される。
【0008】携帯電話用電波などをニュース提供用に使
用した場合は、1つの基地局より発信された電波が届く
エリアは衛星電波、地上波TV電波ほど広くはないが、
携帯端末のアンテナ、部品の新規開発の必要性がなく既
存の携帯端末がそのままコンテンツ提供用に利用できる
メリットがある。携帯電話などのシステムを利用して配
信した場合には、配信相手先が特定出来て、携帯端末ユ
ーザーの受信時間、受信データ量が測定出来るために、
従量制の課金が可能、また通常の利用料金に加えてコン
テンツ利用料金を加算して請求出来るために料金の徴収
が効率的にできる。
【0009】また、双方向携帯端末を利用することによ
り、一定時間に提供されるコンテンツを複数用意して、
携帯端末のユーザがその複数のサービスの中から自分の
好みのコンテンツをコンテンツ提供会社に送信するよう
に登録し、登録したコンテンツ内容を複数のユーザが一
斉同報により同時に受信するといったオンデマンド型の
サービスが提供可能である。また、特定のユーザに対し
て、特定の周波数と特定の一斉同報用電話番号またはI
D番号を付与することにより、特定のデータを特定のコ
ードを使って送信することが可能であるために、特定の
グループ、例えば、日本全国に広がる企業内における無
線イントラネットの様な携帯端末に対する送信などにも
利用可能となる。
【0010】常時携帯されて緊急ニュースなどの配信に
最も適した端末としては6000万台以上普及した携帯
電話などの携帯端末があるが、現在のシステムでは緊急
ニュース連絡の際に地域を限定せず、例えば日本全国な
ど広範囲に一斉に配信することはできない。また、携帯
電話会社などの通信事業者毎に通信規格が異なるために
同じニュースを各通信事業者に一斉に配信する場合に
は、通信事業者毎に異なる通信手順によりニュース配信
を行わなければならない。また、緊急時に一斉同報を使
わずに個々の回線を利用してニュースを送信する場合は
利用可能回線数が利用者全体の数に比べて少ないために
利用者全体に警報を連絡することができない、あるいは
回線混雑により使用できない可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発信
局により、緊急時等に同時に利用することが可能であっ
て、日本全国の携帯端末に一斉同報によりコンテンツを
提供することが可能となるコンテンツ提供システムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のコンテ
ンツ提供システムは、上記課題を解決するために、発信
局と、前記発信局に対して通信接続されている複数の携
帯端末と、前記発信局と接続されると共にコンテンツを
提供するプロバイダとにより構成され、前記発信局に割
り当てられている周波数のうち、通常使用される周波数
以外の複数の特定の周波数をコンテンツ提供用に設定す
ると共に、前記複数の特定の周波数を提供するコンテン
ツ毎にそれぞれ割り当て、さらに、通常使用される識別
番号以外にコンテンツ提供用の複数の特定の識別番号を
設定し、前記複数の特定の識別番号を前記コンテンツ毎
にそれぞれ割り当てると共に、前記携帯端末に前記コン
テンツ毎に割り当てた識別番号を登録し、前記発信局か
ら前記携帯端末に対し、提供するコンテンツに対応する
特定の周波数及び識別番号で、一斉同報によりコンテン
ツを送信することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載のコンテンツ提供システム
は、請求項1に記載のものにおいて、前記発信局が、衛
星放送局又は地上波TV局等の放送局であり、前記識別
番号がID番号であることを特徴とするものである。
【0014】請求項3に記載のコンテンツ提供システム
は、請求項1に記載のものにおいて、前記発信局が、携
帯電話局等の通信局であり、前記識別番号が電話番号で
あることを特徴とするものである。
【0015】請求項4に記載のコンテンツ提供システム
は、請求項3に記載のものにおいて、前記通信局に、複
数の一斉同報用電話番号と通常の個別呼出し用の携帯電
話番号とを対応付けしたデータベースを設け、携帯電話
用電波を使用してコンテンツ提供用の複数の一斉同報の
電話番号により携帯端末を呼び出す場合に、一斉同報用
の電話番号により個別の電話番号を検索して各携帯端末
のホーム局を特定して信号を送信することを特徴とする
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態
に係るコンテンツ提供システムのブロック図である。コ
ンテンツ提供システム1は、発信局2と、発信局2に対
して通信接続されている複数の携帯端末3,3,3,…
と、発信局2と接続されると共にコンテンツを提供する
プロバイダ4とにより構成される。なお、図1に示す第
1実施形態は、発信局2として、衛星波を用いる衛星放
送局2a或いは地上波を用いるTV放送局2b等の放送
局で構成した形態を示している。
【0017】コンテンツの提供を行うプロバイダ4は、
提供する各種コンテンツが登録されているコンテンツ提
供用サーバ5a,5b,5c,…及び一斉呼出用サーバ
6をを備えている。提供するコンテンツとしては、例え
ば、ニュース、ドラマ、映画等である。また、通常使用
される識別番号以外にコンテンツ提供用の複数の特定の
識別番号を設定し、複数の特定の識別番号を提供するコ
ンテンツ毎にそれぞれ割り当ててある。例えば、提供す
るコンテンツがニュースであれば共通ID番号100
1、提供するコンテンツがドラマであれば共通ID番号
2001、提供するコンテンツが映画であれば共通ID
番号3001、のように割り当ててある。一斉呼出用サ
ーバ6には、一斉同報に用いる共通ID番号と該共通I
D番号に対応するコンテンツの種類とが登録されてい
る。
【0018】発信局2は、当該発信局2に割り当てられ
ている周波数のうち、通常使用される周波数A、B、
C、…以外の複数の特定の周波数X1、X2、X3、…
をコンテンツ提供用に設定すると共に、複数の特定の周
波数X1、X2、X3を提供するコンテンツ毎にそれぞ
れ割り当ててある(図2参照)。
【0019】図3は、携帯端末3の要部ブロック図であ
る。携帯端末3には、CPU7、ROM8及びRAM9
を含む制御回路、キースイッチ等の操作入力部10、情
報表示のための液晶表示パネル11、送受信部12、音
声出力のためのスピーカ13及び音声入力のためのマイ
クロフォン14、電源等を備えている。なお、ROM8
にはコンテンツ毎に割り当てた各識別番号(各共通ID
番号)が登録されている。
【0020】送受信部12のうちマイクロフォン14に
接続されたデジタル信号処理装置15、デジタル信号処
理装置15に接続されたデジタル/アナログ変換器1
6、デジタル/アナログ変換器16に接続された変調器
17、変調器17に接続された送信用アンテナ18によ
り送信部が構成される。
【0021】図4は、送受信部12のうちの受信部19
のブロック図である。受信部19は、衛星電波、地上波
TV用電波、携帯電話用電波を一つの端末で受信可能と
なっており、衛星電波受信用アンテナ20、変調器2
1、アナログ・デジタル交換器22、デジタル信号処理
装置23を直列接続した回路、TV用電波受信用アンテ
ナ24、変調器25、アナログ・デジタル交換器26、
デジタル信号処理装置27を直列接続した回路、携帯電
話用電波受信用アンテナ28、変調器29、アナログ・
デジタル交換器30、デジタル信号処理装置31を直列
接続した回路の3つの回路を並列接続して構成されてい
る。
【0022】次に、図1のコンテンツ提供システム1に
よるコンテンツの送信について説明する。プロバイダ4
が発信局2に対して、提供するコンテンツに対応する特
定の識別番号(この場合には共通ID番号)とコンテン
ツを送信すると、発信局2は、提供するコンテンツに対
応する特定の周波数を使用して一斉同報により共通ID
番号とコンテンツを送信する。各携帯端末3は、送信さ
れた共通ID番号を受信すると、受信した共通ID番号
をROM8に登録された共通ID番号により照合し、送
信されたコンテンツを受信する。受信されたコンテンツ
は携帯端末3の液晶表示パネル11に表示されると共
に、スピーカ13より音声出力され、ユーザに認識され
ることとなる。
【0023】図5は、本発明の第2実施形態に係るコン
テンツ提供システム1′のブロック図である。なお、図
5に示す第2実施形態は、発信局2として、携帯電話局
等の通信局2cで構成した形態を示している。
【0024】コンテンツの提供を行うプロバイダ4は、
提供する各種コンテンツが登録されているコンテンツ提
供用サーバ5a,5b,5c,…及び一斉呼出用サーバ
6をを備える。提供するコンテンツとしては、例えば、
ニュース、ドラマ、映画等である。また、通常使用され
る識別番号以外にコンテンツ提供用の複数の特定の識別
番号を設定し、複数の特定の識別番号を提供するコンテ
ンツ毎にそれぞれ割り当ててある。例えば、提供するコ
ンテンツがニュースであれば共通電話番号090−22
222、提供するコンテンツがドラマであれば共通電話
番号090−33333、提供するコンテンツが映画で
あれば共通電話番号090−44444、のように割り
当ててある。一斉呼出用サーバ6には、一斉同報に用い
る共通電話番号と該共通電話番号に対応するコンテンツ
の種類とが登録されている。
【0025】携帯電話局2cは、当該携帯電話局2cに
割り当てられている周波数のうち、通常使用される周波
数A、B、C、…以外の複数の特定の周波数X1、X
2、X3、…をコンテンツ提供用に設定すると共に、複
数の特定の周波数X1、X2、X3を提供するコンテン
ツ毎にそれぞれ割り当ててある(図2参照)。
【0026】携帯端末としての携帯電話3は、第1実施
携帯と同様の構成を有する。なお、携帯電話3のROM
8にはコンテンツ毎に割り当てた各共通電話番号が登録
されている。
【0027】携帯電話局2cには、複数の一斉同報用の
共通電話番号と通常の個別呼出し用の携帯電話番号とを
対応付けしたデータベース32が設けられている。交換
局33は自己の交換局をホームとする携帯電話の個別呼
出電話番号を登録するホーム局データベース34、自己
の交換局の圏内に入ってきた他の交換局をホームとする
携帯電話の個別呼出電話番号を記憶するビジタ局データ
ベース35を備える。
【0028】通常の携帯電話間の通話の場合は、1つの
携帯電話3は、1つの交換局(ホーム局)33のホーム
局データベース34にその携帯電話の個別呼出電話番号
が登録されており、その携帯電話3の現在地の1つの交
換局(ビジタ局)33は、その携帯電話3から発信され
ている識別電波によりホーム局を特定し、ホーム局から
その接続認証データベース36により接続認証を受け取
って、傘下の基地局(図示せず)とその携帯電話3を無
線接続する。ホーム局では、その携帯電話が現在どこの
交換局(ビジタ局)の圏内にあるかを常時把握してい
る。携帯電話用電波を使用してコンテンツ提供用の複数
の一斉同報の電話番号により携帯端末を呼び出す場合に
は、多数の携帯端末が共通電話番号を用いるため、携帯
電話局2cは、データベース32の一斉同報用の共通電
話番号により個別呼出電話番号を検索して各携帯端末の
ホーム局を特定する。提供されるコンテンツはホーム局
により特定されたそれぞれのビジタ局を経由して同時に
送られる。
【0029】図5のコンテンツ提供システム1′による
コンテンツの送信について説明する。プロバイダ4が携
帯電話局2cに対して、提供するコンテンツに対応する
特定の識別番号(この場合には共通電話番号)とコンテ
ンツを送信すると、携帯電話局2は、データベース32
の一斉同報用の共通電話番号により個別呼出電話番号を
検索して各携帯端末のホーム局を特定し、さらにホーム
局により特定された現在のビジタ局に提供するコンテン
ツに対応する特定の周波数を使用して一斉同報により共
通電話番号とコンテンツを送信する。そして、現在地の
1つの交換局(ビジタ局)を経由して一斉同報用の共通
電話番号によりコンテンツが携帯電話3に送られる。各
携帯端末3は、送信された共通電話番号を受信すると、
受信した共通電話番号をROM8に登録された共通電話
番号により照合し、送信されたコンテンツを受信する。
受信されたコンテンツは携帯端末3の液晶表示パネル1
1に表示されると共に、スピーカ13より音声出力さ
れ、ユーザに認識されることとなる。
【0030】携帯電話を使用してコンテンツを配信した
場合には、配信相手先が特定できて、携帯電話のユーザ
ーの受信時間、受信データ量が測定できるために、従量
制の課金が可能であり、通常の利用料金に加えてコンテ
ンツ利用料金を加算して請求できるために料金の徴収が
効率的にできる。
【0031】また、双方向携帯端末を利用することによ
り、一定時間に提供されるコンテンツを複数用意して、
携帯端末のユーザがその複数のサービスの中から自分の
好みのコンテンツをプロバイダに送信するように登録
し、登録したコンテンツ内容を複数のユーザが一斉同報
により同時に受信するといったオンデマンド型のサービ
スが提供可能である。
【0032】また、特定のユーザに対して、特定の周波
数と特定の一斉同報用電話番号またはID番号を付与す
ることにより、特定のコンテンツを特定のコードを使っ
て送信することが可能であるために、特定のグループ、
例えば、日本全国に広がる企業内における無線イントラ
ネットのような携帯端末に対する送信などにも利用可能
である。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、地域を
限定せず、例えば、日本全国の携帯端末に対して一斉に
コンテンツを配信することができる。このため、例え
ば、緊急ニュースなどの配信に好適である。
【0034】また、携帯端末のユーザが複数のコンテン
ツを提供するサービスの中から自分の好みのコンテンツ
をプロバイダに送信するように登録し、登録したコンテ
ンツ内容を複数のユーザが一斉同報により同時に受信す
るといったオンデマンド型のサービスが提供可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコンテンツ提供シ
ステムのブロック図
【図2】発信局に割り当てられた周波数帯域と一斉同報
用として使用する複数の周波数の一態様を示す図
【図3】携帯端末3の要部ブロック図
【図4】送受信部のうちの受信部のブロック図
【図5】本発明の第2実施形態に係るコンテンツ提供シ
ステムのブロック図
【符号の説明】
1 コンテンツ提供システム 2 発信局 2a 衛星放送局 2b TV放送局 2c 携帯電話局 3 携帯端末 4 プロバイダ 5 コンテンツ提供用サーバ 6 一斉呼出用サーバ 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 操作入力部 11 液晶表示パネル 12 送受信部 13 スピーカ 14 マイクロフォン 15 デジタル信号処理装置 16 デジタル/アナログ変換器 17 変調器 18 送信用アンテナ 19 受信部 20 衛星電波受信用アンテナ 21 変調器 22 アナログ・デジタル交換器 23 デジタル信号処理装置 24 TV用電波受信用アンテナ 25 変調器 26 アナログ・デジタル交換器 27 デジタル信号処理装置 28 携帯電話用電波受信用アンテナ 29 変調器 30 アナログ・デジタル交換器 31 デジタル信号処理装置 32 データベース 33 交換局 34 ホーム局データベース 35 ビジタ局データベース 36 認証データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04N 7/173 640A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信局と、前記発信局に対して通信接続
    されている複数の携帯端末と、前記発信局と接続される
    と共にコンテンツを提供するプロバイダとにより構成さ
    れ、前記発信局に割り当てられている周波数のうち、通
    常使用される周波数以外の複数の特定の周波数をコンテ
    ンツ提供用に設定すると共に、前記複数の特定の周波数
    を提供するコンテンツ毎にそれぞれ割り当て、さらに、
    通常使用される識別番号以外にコンテンツ提供用の複数
    の特定の識別番号を設定し、前記複数の特定の識別番号
    を前記コンテンツ毎にそれぞれ割り当てると共に、前記
    携帯端末に前記コンテンツ毎に割り当てた識別番号を登
    録し、前記発信局から前記携帯端末に対し、提供するコ
    ンテンツに対応する特定の周波数及び識別番号で、一斉
    同報によりコンテンツを送信することを特徴とするコン
    テンツ提供システム。
  2. 【請求項2】 前記発信局が、衛星放送局又は地上波T
    V局等の放送局であり、前記識別番号がID番号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提供シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記発信局が、携帯電話局等の通信局で
    あり、前記識別番号が電話番号であることを特徴とする
    請求項1に記載のコンテンツ提供システム。
  4. 【請求項4】 前記通信局に、複数の一斉同報用電話番
    号と通常の個別呼出し用の携帯電話番号とを対応付けし
    たデータベースを設け、携帯電話用電波を使用してコン
    テンツ提供用の複数の一斉同報の電話番号により携帯端
    末を呼び出す場合に、一斉同報用の電話番号により個別
    の電話番号を検索して各携帯端末のホーム局を特定して
    信号を送信することを特徴とする請求項3に記載のコン
    テンツ提供システム。
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