JP2003023299A - 配線板作業ライン - Google Patents

配線板作業ライン

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JP2003023299A
JP2003023299A JP2001206296A JP2001206296A JP2003023299A JP 2003023299 A JP2003023299 A JP 2003023299A JP 2001206296 A JP2001206296 A JP 2001206296A JP 2001206296 A JP2001206296 A JP 2001206296A JP 2003023299 A JP2003023299 A JP 2003023299A
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JP2001206296A
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Shinsuke Suhara
信介 須原
Yukio Ueno
由紀夫 上野
Akiyoshi Tanaka
昭芳 田中
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 質量,外形寸法の増大を生ずることなく、振
動を低減し得る配線板作業ラインを提供する。 【解決手段】 ヘッド旋回型電気部品装着機10,12
の各本体フレーム30を結合装置140により結合す
る。結合装置140は、4対の被結合部材142,14
4を有する。各対の被結合部材142,144を、装着
機10,12の一方の本体フレーム30と他方の本体フ
レーム30とにボルト174,200によって固定し、
被結合部材142,144をボルト146により互いに
密着状態で互いに締め付けて固定する。プリント配線板
への電気部品の装着時に部品保持ヘッドの旋回,停止,
プリント配線板の移動,停止,フィーダを支持するテー
ブルの移動,停止により振動が生ずるが、2つの本体フ
レーム30の結合により質量が見かけ上、増大するた
め、振動し難く、質量を実際に増大させなくても振動を
低減し得る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、電気部品(電子部品を含む)を
プリント配線板に装着する配線板作業ラインに関するも
のであり、特に、振動の低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線板作業ラインは、並べて配置された
複数台の配線板作業機を含んで構成される。これら複数
台の配線板作業機はそれぞれ、プリント配線板に作業を
施すのであり、複数台の配線板作業機のうちの1台がヘ
ッド旋回型電気部品装着機とされた配線板作業ラインが
ある。ヘッド旋回型電気部品装着機は、例えば、特開平
11−11446号公報に記載されているように、配線
板位置決め装置,部品供給装置および装着装置を備えて
いる。配線板位置決め装置は、プリント配線板を支持す
るとともにそのプリント配線板の表面に平行な平面内に
おいて移動させ、任意の位置に位置決めする。部品供給
装置は、それぞれ一種類の電気部品を収容し、供給部か
ら順次供給するフィーダが複数個、各部品供給部が一直
線上に並ぶ状態でテーブル上に配置され、テーブルが上
記一直線に平行な方向に移動させられることにより、複
数のフィーダの各部品供給部が選択的に部品供給位置に
位置決めされる。装着装置は、垂直な旋回中心線まわり
に旋回可能に設けられた間欠回転体に複数の部品保持ヘ
ッドが等角度間隔に設けられ、間欠回転体が間欠回転装
置によって、複数の部品保持ヘッドの配設角度間隔に等
しい角度ずつ間欠回転させられることにより、複数の部
品保持ヘッドが順次、複数の停止位置に停止させられ
る。部品保持ヘッドは、それら複数の停止位置のうちの
1つである部品取出位置において、フィーダの部品供給
部から電気部品を取り出し、別の停止位置である部品装
着位置へ移動させられて電気部品をプリント配線板に装
着する。このようにヘッド旋回型電気部品装着機におい
ては、複数の部品保持ヘッドが並行して作業を行うた
め、電気部品の装着サイクルタイム(部品保持ヘッドが
複数の停止位置のうちの1つに至って停止してから、隣
接する停止位置へ移動して停止するまでの時間であっ
て、ある部品保持ヘッドによる電気部品の装着動作の開
始から次の部品保持ヘッドによる電気部品の装着開始ま
でに要する時間)が短くて済み、プリント配線板への電
気部品の装着が能率良く行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】しかしながら、ヘッド旋回型電気部品装着機におい
てプリント配線板への電気部品の装着時には、装着機を
構成する各装置の構成部材であって、移動する部材の加
速,減速に基づいて、移動部材およびそれ以外の構成部
材や、装着機を構成する複数の装置に共通の本体フレー
ムが加振される。そのため、部品保持ヘッドがフィーダ
から電気部品を取り出す際に、部品供給部と部品保持ヘ
ッドとの位置がずれて電気部品を保持し損なったり、保
持位置が大きくずれる等の供給ミスが生じたり、部品保
持ヘッドが電気部品をプリント配線板に装着する際に、
被装着位置と部品保持ヘッドとの位置がずれ、電気部品
が正規の被装着位置からずれた位置に装着される等の問
題が生ずる。また、ヘッド旋回型電気部品装着機に生じ
た振動が床面に伝達され、床面が振動したり、床面に設
けられた別の装置が振動したりする等の問題も生ずる。
本体フレーム内にコンクリートや砂等を入れ、電気部品
装着機の質量を大きくして振動し難くすることが考えら
れるが、その場合には、本体フレーム内に設置し得るは
ずの装置等を本体フレーム外に設置せざるを得なくな
り、その分電気部品装着機の設置所要スペースが大きく
なる上、質量が増え、取扱いが容易ではなくなる。
【0004】本発明は、以上の事情を背景とし、質量や
外形寸法を増大させることなく、振動を低減させること
が可能な配線板作業ラインを得ることを課題としてなさ
れたものであり、本発明によって、下記各態様の配線板
作業ラインが得られる。各態様は請求項と同様に、項に
区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号
を引用する形式で記載する。これは、あくまでも本発明
の理解を容易にするためであり、本明細書に記載の技術
的特徴およびそれらの組合わせが以下の各項に記載のも
のに限定されると解釈されるべきではない。また、一つ
の項に複数の事項が記載されている場合、それら複数の
事項を常に一緒に採用しなければならないわけではな
い。一部の事項のみを選択して採用することも可能なの
である。
【0005】なお、以下の各項のうち、(1)項が請求項
1に、 (2)項が請求項2に、 (3)項が請求項3に、(12)
項が請求項4にそれぞれ相当する。
【0006】(1)プリント配線板に対して作業を施す
配線板作業機を複数台並べて配置するとともに、それら
複数台の配線板作業機の1台を、プリント配線板を支持
するとともにそのプリント配線板の表面に平行な平面内
において移動させ、任意の位置に位置決めする配線板位
置決め装置と、それぞれ一種類の電気部品を収容し、部
品供給部から順次供給するフィーダが複数個、前記部品
供給部が一線上に並ぶ状態でテーブル上に配置され、そ
のテーブルが前記一線に平行な方向に移動させられるこ
とにより、前記複数のフィーダの各部品供給部が選択的
に部品供給位置に位置決めされる部品供給装置と、複数
の部品保持ヘッドがほぼ垂直な旋回中心線のまわりを旋
回させられ、各部品保持ヘッドが前記部品供給位置にあ
る前記部品供給部から電気部品を受け取って前記配線板
位置決め装置により位置決めされたプリント配線板に装
着する装着装置とを共通の本体フレーム上に設けたヘッ
ド旋回型電気部品装着機とし、かつ、そのヘッド旋回型
電気部品装着機の前記本体フレームを、隣接する少なく
とも1台の配線板作業機の本体フレームに、結合装置に
より相対移動不能に結合した配線板作業ライン。
【0007】ヘッド旋回型電気部品装着機には、例え
ば、垂直軸線まわりに回転可能に設けられた回転体に複
数の部品保持ヘッドが搭載され、回転体が回転駆動装置
によって回転させられることにより、複数の部品保持ヘ
ッドが順次、複数の停止位置へ移動させられ、作業を行
う装着機がある。回転体は、前記特開平11−1144
6号公報に記載のヘッド旋回型電気部品装着機における
ように間欠回転させられる間欠回転体でもよく、一方向
に任意の角度回転させられる回転体でもよく、一方向と
逆方向とに任意の角度回転させられる回転体でもよい。
ヘッド旋回型電気部品装着機にはまた、例えば、特開平
9−237997号公報に記載されているように、垂直
な旋回軸線のまわりに互いに独立に回動可能な複数の回
動部材と、それら回動部材に、それぞれ上記旋回軸線を
一周するとともに、その一周の間に1回以上の停止を含
み、かつ互いに一定時間差を有する回動運動を付与する
回動運動付与装置とを備え、それら回動部材の各々に旋
回軸線から離れた位置、例えば等距離の位置に部品保持
ヘッドが設けられて電気部品を保持する装着機がある。
【0008】複数のフィーダの各部品供給部が並ぶ一線
は、直線でもよく、曲線でもよく、直線と曲線との組合
わせでもよい。フィーダは、部品収容部と部品送り部と
を含み、例えば、電気部品が部品保持テープにより保持
されてテープ化電気部品とされ、部品保持テープがテー
プ送り装置によって移動させられることにより電気部品
が部品供給部へ移動させられるものとされ、あるいはバ
ルク状に収容された電気部品を空気流,ベルト,傾斜,
振動等、種々の送り手段により、部品供給部へ1個ずつ
送るものとされる。部品収容部と部品送り部とは、一体
的に設けてもよく、相対移動可能に設けてもよい。
【0009】複数の配線板作業機は、直線状に配置され
てもよく、曲線状に配置されてもよく、直線状および曲
線状に配置されてもよい。直線状に配置する場合、一直
線状に配置してもよく、屈曲させられた直線に沿って配
置されてもよい。配線板作業機には、ヘッド旋回型電気
部品装着機の他、部品保持ヘッドがXYロボットにより
XY平面の任意の位置へ移動させられるXYロボット型
電気部品装着機、塗布ヘッドがXYロボットによりXY
平面の任意の位置へ移動させられて接着剤等の高粘性流
体をプリント配線板の所定個所にスポット状に塗布する
高粘性流体塗布装置、プリント配線板にスクリーンを通
してクリーム状半田等の高粘性流体をスポット状に印刷
するスクリーン印刷機、プリント配線板に電気部品を仮
止めしている接着剤に紫外線や赤外線を照射して接着剤
を硬化させる硬化装置、プリント配線板を加熱してプリ
ント配線板に塗布されたクリーム状半田を溶融させる加
熱装置、プリント配線板に装着された電気部品の装着状
態を検査する検査装置等がある。ヘッド旋回型電気部品
装着機に隣接する配線板作業機は、1台であることもあ
れば、複数台あることもある。隣接する配線板作業機が
複数ある場合、ヘッド旋回型電気部品装着機は、全部の
配線板作業機と結合してもよく、一部と結合してもよ
い。
【0010】本態様によれば、ヘッド旋回型電気部品装
着機において電気部品がプリント配線板に装着される
際、ヘッド旋回型電気部品装着機を構成する装置の各構
成部材が移動し、本体フレームに振動が生ずるが、ヘッ
ド旋回型電気部品装着機の本体フレームは、隣接する少
なくとも1台の配線板作業機の本体フレームに結合装置
によって相対移動不能に結合されているため、ヘッド旋
回型電気部品装着機の質量が見かけ上、大きくなり、振
動し難くなる。ヘッド旋回型電気部品装着機の質量を実
際に増大させなくても、振動を低減させることができる
のであり、それにより電気部品の供給ミスの発生が低減
され、装着精度の低下が抑制されるとともに、配線板作
業ラインが設けられた床面や、配線板作業ラインを構成
する配線板作業機であって、ヘッド旋回型電気部品装着
機に結合されていない配線板作業機や、配線板作業ライ
ンを構成する配線板作業機以外の装置に伝達される振動
も低減される。
【0011】また、結合装置による本体フレームの結合
は、配線板作業機を据え付ける際に据付作業と合わせて
行うことができ、配線板作業機の組立作業時に本体フレ
ーム内に振動低減用のコンクリートや砂を詰めるのと比
較して、振動低減を容易に実現することができる。さら
に、本体フレーム内に砂等を詰める場合には、本体フレ
ーム内の利用可能スペースが減少し、本体フレーム外に
設置せざるを得ない装置が生じることがあり、その場合
には配線板作業ライン全体としての設置所要スペースが
増大することとなるが、本発明に従えば、そのような不
都合を回避することができる。
【0012】(2)前記隣接する配線板作業機が、電気
部品をプリント配線板に装着する電気部品装着機である
(1) 項に記載の配線板作業ライン。本項の電気部品装着
機は、ヘッド旋回型電気部品装着機でもよく、ヘッド旋
回型電気部品装着機以外の電気部品装着機でもよい。例
えば、少なくとも1つの部品保持ヘッドを備え、部品保
持ヘッドがプリント配線板の表面に平行な平面内におい
て互いに直交する2方向の成分を有する方向へ移動させ
られて電気部品をプリント配線板に装着する装着機でも
よく、部品保持ヘッドがプリント配線板の表面に平行な
平面内の一方向へ移動させられる装着機でもよく、ある
いはヘッド旋回型電気部品装着機の装着装置と同様に構
成された装着装置を保持してプリント配線板の表面に平
行な平面内において互いに直交する2方向の成分を有す
る方向へ移動させられ、電気部品をプリント配線板に装
着する装着機でもよい。このように電気部品装着機には
種々の態様の装着機があるが、電気部品をプリント配線
板に装着する作業機であれば、構成が異なっても本体フ
レームを相当の剛性を有するものとすることが必要であ
り、互いに結合されることにより、結合されたいずれの
装着機も質量が見かけ上、十分大きくなって振動が良好
に低減される。
【0013】(3)前記隣接する配線板作業機の少なく
とも1台が前記ヘッド旋回型電気部品装着機と同種のヘ
ッド旋回型電気部品装着機である(2) 項に記載の配線板
作業ライン。同種のヘッド旋回型電気部品装着機であれ
ば、剛性がほぼ同じであり、互いに結合されることによ
り、より良好に振動が低減される。 (4)前記結合装置が、前記ヘッド旋回型電気部品装着
機の前記本体フレームと前記隣接する配線板作業機の本
体フレームとに、それぞれ固定的に設けられた1対以上
の被結合部と、それら被結合部同士を互いに結合する結
合ボルトとを含む(1) 項ないし(3) 項のいずれかに記載
の配線板作業ライン。
【0014】被結合部は、本体フレームと一体に設けて
もよく、本体フレームとは別体の部材を本体フレームに
取外し可能にあるいは取外し不能に固定することにより
設けてもよい。本体フレーム同士を結合ボルトによって
結合すれば、結合を容易に行い得るとともに、結合を解
除することも容易である。
【0015】(5)前記1対の被結合部が、それぞれ前
記2つの本体フレームの各々に、互に密着可能な状態で
固定された被結合部材である(4) 項に記載の配線板作業
ライン。被結合部材は、本体フレームに取外し可能に固
定されてもよく、取外し不能に固定されてもよい。 (6)前記1対の被結合部の少なくとも一方が、前記2
つの本体フレームの少なくとも一方に取外し可能に取り
付けられた被結合部材である(4) 項または(5) 項に記載
の配線板結合ライン。被結合部材を取外し可能に設けれ
ば、例えば、被結合部材が損傷した場合に、被結合部材
のみを交換すればよく、交換コストが少なくて済む。
【0016】(7)前記被結合部材が、前記2つの本体
フレームのうちその被結合部材に対応するものに、相対
位置を調節可能に取り付けられる(6) 項に記載の配線板
作業ライン。本態様によれば、例えば、本体フレームや
被結合部材に製造誤差があっても、1対の被結合部材が
互いに密着可能な状態で固定されるようにし得る。 (8)前記結合装置が、前記2つの本体フレームの被結
合部間に渡される結合部材と、その結合部材の両端部を
それぞれ対応する被結合部に固定する固定装置とを含む
(1) 項ないし(7) 項のいずれかに記載の配線板作業ライ
ン。
【0017】(9)前記2つの本体フレームの被結合部
の少なくとも一方が対応する本体フレームに取外し可能
に取り付けられる被結合部材である(8) 項に記載の配線
板作業ライン。本態様によれば、例えば、結合部材が一
平面において2つの本体フレームに結合される場合、2
つの本体フレームの結合部材が固定される部分が一平面
内になくても、被結合部材を取り付けることにより一平
面内に位置する状態とし、結合部材を2つの本体フレー
ムに固定することができる。例えば、厚さが異なる複数
種類の被結合部材を用意し、結合部材に2つの本体フレ
ームを結合させることができる被結合部材を選んで本体
フレームに取り付ける。
【0018】(10)前記結合装置が、前記2つの本体
フレームの被結合部の相対位置ずれを吸収する相対位置
ずれ吸収装置を含む(1) 項ないし(9) 項のいずれか一つ
に記載の配線板作業ライン。本体フレームの製造誤差等
により、被結合部の相対位置にずれがあっても、2つの
本体フレームを結合装置によって結合することができ
る。相対位置ずれは、例えば、2つの本体フレームの互
いに近接させられる側面に平行な方向あるいは直角な方
向に生ずる。
【0019】(11)前記結合装置が、前記2つの本体
フレームの複数個所をそれぞれ結合する(1) 項ないし(1
0)項のいずれかに記載の配線板作業ライン。2つの本体
フレームは一直線上に位置しない3個所以上がそれぞれ
結合されることが望ましい。一直線上に位置しない3個
所以上がそれぞれ結合されれば、2つの本体フレームの
相対移動が効果的に阻止され、両フレームは確実に一体
的に振動する状態となる。例えば、2つの本体フレーム
の、上部同士と下部同士とが結合装置により結合される
とともに、上部と下部との少なくとも一方が水平方向に
隔たった複数個所において結合装置により結合されるよ
うにするのである。
【0020】(12)前記結合装置が、少なくとも、前
記2つの本体フレームの互いに近接して対向する2つの
側面に平行な一平面上に想定される三角形の3つの頂点
をそれぞれ通り、かつ、その三角形に垂直である3本の
直線の各々の上に位置する部分同士をそれぞれ結合する
(11)項に記載の配線板作業ライン。本項において「近
接」とは、2つの側面が互いに接触していてもよく、接
触していなくてもよい。本態様によれば、2つの本体フ
レームが、互いに近接して対向する2つの側面にそれぞ
れ平行な平面と直角な方向に離れることなく結合され、
振動が良好に低減させられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に概略的に示すように、
本実施形態の配線板作業ラインは、複数、例えば、2つ
のヘッド旋回型電気部品装着機たるヘッド旋回型電子部
品装着機10,12が互いに隣接して一直線上に並べら
れて成る。ヘッド旋回型電子部品装着機10,12が並
ぶ方向をX軸方向(図1においては左右方向)とする。
ヘッド旋回型電子部品装着機10,12は、配線板作業
機の一種であり、本実施形態では同種の装着機とされて
おり、構成は同じであり、一方のヘッド旋回型電子部品
装着機10を代表的に説明する。
【0022】ヘッド旋回型電子部品装着機10は、図2
および図3に示すように、支持面たる水平な床面20上
に制振装置22を介して設けられており、配線板位置決
め装置24,部品供給装置26および装着装置28を備
えている。これら装置24,26,28は共通の本体フ
レーム30上に設けられている。
【0023】配線板位置決め装置24は、X軸スライド
40,X軸スライド駆動装置42,Y軸スライド44,
Y軸スライド駆動装置46および配線板保持装置48を
備えている。X軸スライド駆動装置42は、送りねじ5
0,ナット(図示省略)および駆動源たるサーボモータ
54を含み、送りねじ50がサーボモータ54によって
回転させられることにより、X軸スライド40が1対の
案内部材たるガイドレール56に案内されてX軸方向に
移動させられる。
【0024】Y軸スライド駆動装置46は、X軸スライ
ド40上に設けられており、送りねじ60,ナット(図
示省略)および駆動源たるサーボモータ64を含み、送
りねじ60がサーボモータ64によって回転させられる
ことにより、Y軸スライド44が1対の案内部材たるガ
イドレール66に案内されてY軸方向に移動させられ
る。Y軸スライド44上に前記配線板保持装置48が設
けられ、プリント配線板70を保持し、昇降するように
されている。X軸スライド40およびY軸スライド44
の移動によって配線板保持装置68が水平面内の任意の
位置に移動させられることにより、プリント配線板70
がその表面に平行な平面(本実施形態においては水平
面)内において移動させられ、任意の位置に位置決めさ
れる。X軸スライド40,X軸スライド駆動装置42,
Y軸スライド44およびY軸スライド駆動装置46が配
線板移動装置71ないしXY移動装置を備えている。
【0025】プリント配線板70は、配線板搬入コンベ
ア72により配線板位置決め装置24に搬入され、配線
板搬出コンベア74により搬出される。配線板保持装置
48は、Y軸方向において配線板搬入コンベア70およ
び配線板搬出コンベア72と一致し、上昇端位置に位置
する状態において、それらコンベア70,72との間で
プリント配線板70の受渡しを行い、下降端位置におい
てコンベア70,72と干渉することなくX軸,Y軸方
向に移動させられて、プリント配線板70への電子部品
の装着を行わせる。
【0026】部品供給装置26は、図2および図3に示
すように、テーブル80上に配置された複数のフィーダ
82を備えている。テーブル80は、フィーダ支持台で
ある。これらフィーダ82はそれぞれ、電気部品として
の1種類の電子部品を多数収容し、部品供給部から順次
供給し、各部品供給部が一線上、本実施形態では、X軸
方向に平行な一直線上に並ぶ状態でテーブル80上に配
置されている。テーブル80は、送りねじたるボールね
じ86が駆動源たるサーボモータ88によって回転させ
られることにより、1対の案内部材たるガイドレール9
0に案内されてX軸方向に移動させられ、それにより複
数のフィーダ82の各部品供給部が選択的に部品供給位
置に位置決めされる。本実施形態では、ボールねじ86
およびサーボモータ88等がテーブル移動装置92を構
成している。
【0027】装着装置28は、本実施形態では、垂直軸
線まわりに間欠回転させられる間欠回転体たる間欠回転
盤100を備えている。間欠回転盤100は、複数の部
品保持ヘッド102を等角度間隔に有し、図示しないカ
ム,カムフォロワ,回転軸およびカムを回転させる間欠
回転用サーボモータ104(図3参照)等によって構成
される間欠回転装置により、垂直な回転軸線まわりに、
複数の部品保持ヘッド102の配設角度間隔に等しい角
度ずつ間欠回転させられる。それにより、複数の部品保
持ヘッド102が垂直な旋回軸線まわりに旋回させられ
て複数の停止位置に順次停止させられ、停止位置の1つ
である部品受取位置ないし部品保持位置たる部品吸着位
置において、部品供給位置に位置するフィーダ82の部
品供給部から電子部品106(図3参照)を受け取り、
別の停止位置である部品装着位置において、配線板位置
決め装置24により位置決めされたプリント配線板70
の被装着位置に装着する。部品保持ヘッド102は装着
ヘッドであり、例えば、部品保持具の一種であり、電子
部品106を負圧により吸着する吸着ノズルを備えたも
のとされる。部品供給位置は、フィーダ82の部品供給
部が、部品受取位置に停止させられた部品保持ヘッド1
02の吸着ノズルの真下に位置する位置である。
【0028】制振装置22は、例えば、特開平11−2
14887号公報に記載の制振装置と同様に構成されて
おり、簡単に図示および説明する。制振装置22は、図
4に概略的に示すように、傾き調節装置110,複数組
のスプリングユニット112および複数組の支持ユニッ
ト114を備えている。
【0029】傾き調節装置110は、気体スプリングの
一種であるエアスプリング120および機械式バルブ装
置122を含み、本体フレーム30の床面20に対する
前後方向の傾きを修正し、本体フレーム30を床面20
に対して平行な状態に保つ。本実施形態において前後方
向は、Y軸方向に平行な方向であって、配線板位置決め
装置24,装着装置28および部品供給装置26が並ぶ
方向に平行な方向である。X軸方向を左右方向とし、X
軸およびY軸方向の両方に直角で、左右方向および前後
方向に直角な方向を上下方向とする。
【0030】複数組の各スプリングユニット112は市
販のものであり、弾性部材の一種であって、図示を省略
するばね部材たる圧縮コイルスプリングおよびダンパを
含んでいる。ダンパは、圧縮コイルスプリングの伸縮に
伴う本体フレーム30と床面20との上下方向および左
右方向の相対振動を減衰させるが、減衰特性は調節不可
能な非調節式ダンパである。複数組の各支持ユニット1
14はそれぞれ、複数ずつの圧縮コイルスプリング12
4および調節式ダンパ126を含む。調節式ダンパ12
6は、減衰特性が調節可能なダンパであり、テーブル8
0の移動方向(左右方向)に平行な垂直面内のあらゆる
方向の相対振動を減衰するように構成されている。
【0031】上記のように構成されたヘッド旋回型電子
部品装着機10,12の各本体フレーム30同士は、図
5に示すように、結合装置140によって互いに相対移
動不能に結合されている。結合装置140は、図5およ
び図6に示すように、1対以上、本実施形態においては
4対の被結合部材142,144と、4つずつの被結合
部材142,144同士を互いに締め付けて結合する複
数の結合ボルトとしての締付ボルト146とを備えてい
る。1個ずつの被結合部材142,144が対を成し、
結合装置140は、1個ずつの被結合部材142,14
4により構成される結合対を4対、備えているのであ
る。4つずつの被結合部材142,144はそれぞれ、
ヘッド旋回型電子部品装着機10,12の各本体フレー
ム30に固定され、被結合部材142と144とが締付
ボルト146によって結合されることにより、本体フレ
ーム30同士が互いに相対移動不能に結合されている。
【0032】2つの本体フレーム30は、Y軸方向に平
行な各側面150において小さい隙間を隔てて対向させ
られている。図示の例では、両側面150は互いに接触
しない状態で近接して対向させられているのである。こ
の隙間は小さいため、図5においては、両側面150は
接触しているように図示されているが、実際には隙間が
ある。4対の被結合部材142,144のうちの2対
は、2つの本体フレーム30の各上面152のY軸方向
に隔たった2個所において本体フレーム30同士を結合
し、別の2対の被結合部142,144は、2つの本体
フレーム30の各下面154のY軸方向に隔たった2個
所において本体フレーム30同士を結合している。結合
装置140は、2つの本体フレーム30の互いに近接し
て対向する2つの側面150に平行な一平面上に想定さ
れる三角形の3つの頂点を含む矩形の4つの頂点をそれ
ぞれ通り、かつ、その矩形に垂直である4本の直線の各
々の上に位置する部分同士を結合するのである。
【0033】4対の被結合部材142,144の各構成
は同じであり、2つの本体フレーム30を上面152に
おいて結合する2対の被結合部材142,144の一方
を代表的に説明する。被結合部材142は、図7に示す
ように、断面形状がL字形を成し、L字の一方のアーム
部160において、ヘッド旋回型電子部品装着機10の
本体フレーム30に固定され、他方のアーム部162に
おいて被結合部材144に結合される。被結合部材14
2のアーム部160には、前後方向に長く、厚さ方向に
貫通して形成された長穴170が複数、例えば2つ、前
後方向に並んで形成されている。また、アーム部162
には、厚さ方向に貫通し、左右方向に延びる雌ねじ穴1
72が複数、本実施形態においては2つ、前後方向に並
んで形成されている。
【0034】被結合部材142はアーム部160におい
て上面152上に載置されるとともに、2つの長穴17
0をそれぞれ通ってボルト174(図7にはボルト17
4は1つのみ代表的に図示されている)が本体フレーム
30に形成された雌ねじ穴176に螺合されることによ
り、本体フレーム30に固定されている。符号178,
180はそれぞれ、座金,スプリングワッシャである。
【0035】被結合部材144は、被結合部材142と
同様に断面形状がL字形を成し、L字の一方のアーム部
190において、ヘッド旋回型電子部品装着機12の本
体フレーム30の上面152に固定され、他方のアーム
部192において被結合部材142のアーム部162に
結合される。アーム部190には、アーム部190を厚
さ方向に貫通し、左右方向に長い長穴194が複数、本
実施形態においては2つ、前後方向に並んで形成されて
いる。アーム部192には、厚さ方向に貫通し、上下方
向に長い長穴198が複数、本実施形態においては2
つ、前後方向に並んで形成されている。
【0036】被結合部材144は、アーム部190にお
いて本体フレーム30の上面152上に載置され、2本
のボルト200(図7にはボルト200は1つのみ代表
的に図示されている)がそれぞれ、長穴194を通って
本体フレーム30に形成された雌ねじ穴202に螺合さ
れることにより、本体フレーム30に固定されている。
図7において符号204,206はそれぞれ、座金,ス
プリングワッシャである。そして、2つの被結合部材1
42,144は、アーム部162の側面とアーム部19
2の側面とが合わされ、2つの長穴198をそれぞれ通
って締付ボルト146が雌ねじ穴172に螺合されるこ
とにより、2つの被結合部材142,144が図5に示
すように結合されている。図7において符号210,2
12はそれぞれ、座金,スプリングワッシャである。締
付ボルト146は、図7においては、1つのみ代表的に
図示されている。
【0037】被結合部材142,144に設けられ、被
結合部材142,144をそれぞれ本体フレーム30に
固定するためのボルト174,200が挿入される穴は
長穴170,194とされており、被結合部材142
の、その被結合部材142に対応する本体フレーム30
に対する相対位置が前後方向において調節可能であり、
被結合部材144の、その被結合部材144に対応する
本体フレーム30に対する相対位置が左右方向において
調節可能であり、それにより、2つの本体フレーム30
の位置ずれ等があっても、被結合部材142と144と
をアーム部162,192において密着させることがで
きるとともに、被結合部材142,144を結合する締
付ボルト146が挿入される長穴198と、締付ボルト
146が螺合される雌ねじ穴172との前後方向の位置
を合わせることができる。また、締付ボルト146が挿
入される穴は、本実施形態では、締付ボルト146のね
じ部の直径より大きいねじ部挿入穴の一種であって、上
下方向に長い長穴198とされており、例えば、被結合
部材142,144の上下方向の相対位置ずれあるいは
雌ねじ穴172の製造誤差等により、雌ねじ穴172の
上下方向の位置にずれがあっても、締付ボルト146を
雌ねじ穴172に螺合し、被結合部材142,144を
締付ボルト146により、密着状態で締め付けて結合す
ることができる。本実施形態においては、被結合部材1
42,144はそれぞれ、本体フレーム30に取外し可
能であって、2つの本体フレーム30のうち、被結合部
材142,144に対応するものに、相対位置を調節可
能に取り付けられているのであり、本実施形態において
は、長穴170,194,198が相対位置調節装置を
構成している。
【0038】なお、2つの本体フレーム30の各上面1
52にそれぞれ固定されて本体フレーム30を結合する
2対の被結合部材142,144のうち、一方の対につ
いては、被結合部材142がヘッド旋回型電子部品装着
機10の本体フレーム30に、被結合部材144がヘッ
ド旋回型電子部品装着機12の本体フレーム30にそれ
ぞれ固定され、他方の対については逆にされている。2
つの本体フレーム30の各下面154にそれぞれ固定さ
れて本体フレーム30を結合する2対の被結合部材14
2,144についても同じである。
【0039】本実施形態のヘッド旋回型電子部品装着機
10,12は、制御装置220(図3参照)により制御
される。制御装置220はコンピュータを主体として構
成されており、サーボモータ54等を制御する。サーボ
モータは駆動源たる電動モータの一種であり、回転角度
の精度のよい制御が可能な回転電動モータである。サー
ボモータに代えて、例えば、ステップモータを用いても
よい。
【0040】以上のように構成された配線板作業ライン
において、本実施形態では、ヘッド旋回型電子部品装着
機10においてプリント配線板70に電子部品106が
装着された後、そのプリント配線板70がヘッド旋回型
電子部品装着機12へ送られ、ヘッド旋回型電子部品装
着機12においてプリント配線板70への電子部品の装
着が行われる。ヘッド旋回型電子部品装着機10におい
て電子部品106の装着の済んだプリント配線板70
は、配線板搬出コンベア74によって配線板位置決め装
置24から搬出され、ヘッド旋回型電子部品装着機12
の配線板搬入コンベア72に渡され、配線板位置決め装
置24に搬入される。
【0041】ヘッド旋回型電子部品装着機10,12の
いずれにおいても、電子部品106のプリント配線板7
0への装着時には、間欠回転用サーボモータ104が起
動され、間欠回転盤100が間欠回転させられて複数の
部品保持ヘッド102が順次部品受取位置および部品装
着位置等へ移動させられる。部品保持ヘッド102は、
フィーダ82の部品供給位置に位置決めされた部品供給
部から電子部品106を取り出した後、電子部品106
をプリント配線板70に装着する。なお、部品保持ヘッ
ド102が電子部品106を保持した後、装着位置へ移
動するまでの間に電子部品106が部品撮像装置により
撮像され、部品保持ヘッドによる電子部品の保持位置誤
差(中心位置誤差および回転位置誤差を含む)の検出,
修正等が行われ、また、プリント配線板70について
は、プリント配線板70に設けられた基準マークが基準
マーク撮像装置により撮像され、複数の被装着位置の各
位置誤差の検出,修正が行われるが、本発明とは関連が
薄いため、説明は省略する。
【0042】部品供給装置26においては、テーブル8
0の移動により複数のフィーダ82の各部品供給部が部
品供給位置に選択的に位置決めされる。配線板位置決め
装置24においては、プリント配線板70に電子部品1
06が1個装着される毎にプリント配線板70が配線板
移動装置71により移動させられ、被装着位置が、部品
装着位置へ移動させられた吸着ノズルの下方に位置する
位置に位置決めされる。
【0043】ヘッド旋回型電子部品装着機10,12の
いずれにおいても各種移動部材、例えば、テーブル8
0,配線板移動装置71を構成するX軸,Y軸スライド
40,44,間欠回転盤100等の加速,減速に基づい
て本体フレーム30が加振され、本体フレーム30が振
動させられる。しかし、2つのヘッド旋回型電子部品装
着機10,12の各本体フレーム30が結合装置140
によって相対移動不能に結合されているため、ヘッド旋
回型電子部品装着機10,12の各質量が見かけ上、大
きくなり、振動し難く、装着機10,12の振動が少な
くて済む。特に、2つの本体フレーム30は、4対の被
結合部材142,144により、各側面150にそれぞ
れ平行な各平面内において、一直線上に位置する2個所
と、その一直線から直角な方向に外れた2個所とにおい
て結合されているため、2つの本体フレーム30が、各
側面150に平行な平面内において互いに直交する2方
向であって、Y軸方向およびZ軸方向にそれぞれ平行な
2軸を回動軸線として互いに開くことがなく、確実に結
合された状態に保たれ、振動抑制効果が得られる。
【0044】しかも、本実施形態のヘッド旋回型電子部
品装着機10,12はそれぞれ、制振装置22を介して
床面20上に設置されており、複数組の支持ユニット1
14の各4個ずつの圧縮コイルスプリング124,複数
組のスプリングユニット112のスプリングおよびエア
スプリング120の弾性変形により本体フレーム30が
床面20に対して移動することが許容され、床への振動
の伝達が低減されるとともに、スプリングユニット11
2を構成する非調節式ダンパおよび支持ユニット114
を構成する調節式ダンパ126により、本体フレーム3
0と床面20との相対振動が減衰させられる。
【0045】特に、部品供給装置26のテーブル80の
移動方向(左右方向)および上下方向において加振力が
大きいが、本実施形態では、制振装置22は本体フレー
ム30と床面20とのテーブル移動方向に平行な垂直面
内のあらゆる方向の相対振動を減衰させるように構成さ
れ、非調節式ダンパは、本体フレーム30と床面20と
の上下方向および水平方向の相対振動を減衰させるよう
に構成されており、振動が良好に減衰される。なお、Y
軸スライド44の移動により、本体フレーム30には、
水平面内においてテーブル移動方向と直角な前後方向の
加振力も加えられるが、大きくなく、本体フレーム30
と床面20との前後方向の相対振動を減衰させるダンパ
を設けなくても支障はない。
【0046】このように本実施形態においては、ヘッド
旋回型電子部品装着機10,12が振動し難く、しかも
振動が減衰するようにされているため、部品保持ヘッド
102が部品供給装置26のフィーダ82から電子部品
を取り出す際に、部品保持ヘッド102の吸着ノズルと
フィーダ82の部品供給部とのずれが少なくて済み、電
子部品を吸着し損なう等の取出しミス等の発生が低減さ
れる。また、吸着ノズルがプリント配線板70に電子部
品を装着する際、部品保持ヘッド102の吸着ノズルと
プリント配線板70の被装着位置とのずれが少なく、電
子部品106の装着精度の低下が抑制される。さらに、
ヘッド旋回型電子部品装着機10の配線板搬出コンベア
74とヘッド旋回型電子部品装着機12の配線板搬入コ
ンベア72との幅方向や上下方向における位置ずれが少
なくて済み、あるいは生ぜず、プリント配線板70の受
渡しを安定して行うことができる。さらにまた、ヘッド
旋回型電子部品装着機10,12が振動し難く、振動が
低減させられるため、床面20等への振動伝達が制振装
置22により低減されることと相俟って、床面20等に
伝達される振動がより少なくて済む。
【0047】上記実施形態において結合装置140の4
対の各被結合部材142,144は、締付ボルト146
によって結合されていたが、それに加えてピンによって
結合してもよい。その実施形態を図8ないし図10に基
づいて説明する。
【0048】本実施形態において2つのヘッド旋回型電
子部品装着機の各本体フレーム230を結合する結合装
置234は、複数対、例えば4対の被結合部240,2
42を備えている(図8ないし図10には1対が代表し
て図示されている)。これら4対の被結合部240,2
42は、上記実施形態の4対の被結合部142,144
と同様に、4個所において2つの本体フレーム230を
結合している。
【0049】4対の被結合部240,242の各構成は
同じであり、1対について説明する。被結合部240,
242は、断面形状がL字形を成し、本実施形態では、
それぞれ鋳造により本体フレーム230と一体に設けら
れている。被結合部240,242は、Lの字の一方の
アーム部246,248が、本体フレーム230の上面
250から側方へはみ出した状態で設けられており、被
結合部240,242の各アーム部246,248同士
が互いに密着させられた状態で、複数の結合ボルトとし
ての締付ボルト252により互いに締め付けられて結合
されており、それにより、2つの本体フレーム230が
相対移動不能に結合されている。なお、被結合部242
のアーム部248の締付ボルト252が挿通される穴
は、締付ボルト252のねじ部の直径より大きい穴とさ
れ、被結合部240,242に、前後方向,上下方向の
相対位置ずれがあっても、締付ボルト252をアーム部
246に設けられた雌ねじ穴に螺合し得るようにされて
いる。
【0050】この状態において2つの被結合部240,
242に跨ってピン穴が形成され、図9に示すように、
それらピン穴に位置決め部材たる位置決めピン256が
圧入されて被結合部240,242の相対移動を強固に
防止している。位置決めピン256は、締付ボルト25
2の軸線と平行な方向であって、左右方向(X軸方向)
に平行に圧入されており、位置決めピン256により、
2つの本体フレーム230の位置決めピン256の軸線
と直角な平面内における相対移動が防止され、2つの本
体フレーム230がより一体的に結合されて振動の発生
が良好に抑制される。
【0051】本発明の更に別の実施形態を図11ないし
図13に基づいて説明する。本実施形態の結合装置30
0は、複数組、本実施形態においては4組の結合ユニッ
ト302を有する。各組の結合ユニット302は、1対
の被結合部材310,312,結合ボルトとしての締付
ボルト314,結合部材たる結合板316および固定装
置318を含む。4組の結合ユニット302は、前記結
合装置140の4対の被結合部142,144と同様
に、4個所において、2つのヘッド旋回型電子部品装着
機の各本体フレーム320を結合している。
【0052】1対の被結合部材310,312は真っ直
ぐな板状を成し、2つの本体フレーム320の隙間を隔
てて互いに近接して対向する各側面324に複数のボル
ト328によって固定されている。被結合部材310,
312はそれぞれ、2つの本体フレーム320の各上面
330から上方へ延び出させられており、各延出端部の
間にスペーサ334(図12参照)が挟まれた状態で締
付ボルト314が螺合されて、互いに締め付けられて結
合されている。なお、被結合部材310に設けられ、ボ
ルト320が挿通される穴は、前後方向に長い段付きの
長穴とされ、締付ボルト314が挿通される穴は、上下
方向に長い段付きの長穴とされており、2つの本体フレ
ーム320等に前後方向,上下方向の位置ずれがあって
も、被結合部材310,312の相対位置を調節し、締
付ボルト314を被結合部材312に設けられた雌ねじ
穴に螺合することができる。これら長穴が相対位置調節
装置を構成している。
【0053】結合板316は、図13に示すように、2
つの本体フレーム320の各上面330上に跨って固定
されている。本実施形態においては、2つの上面330
の結合板316によって結合される部分に高さのずれが
あり、結合板316は、低い方の上面330を有する本
体フレーム320に固定される部分については、その上
面330との間にスペーサ340を挟み、2つの本体フ
レーム320に複数本、例えば2本ずつのボルト342
によって着脱可能に固定されている。本実施形態におい
ては、本体フレーム320の結合板316が固定される
部分が被結合部を構成し、ボルト342が固定装置31
8を構成し、被結合部材310,312等と共に結合ユ
ニット302を構成している。なお、結合板316の本
体フレーム320に螺合されるボルト342が挿通され
る穴は、前後方向(図13においては紙面に直角な方
向)に長く、段付きの長穴とされ、他方の本体フレーム
320にボルト342が挿通される穴は、左右方向に長
く、段付きの長穴とされており、結合板316の本体フ
レーム320に対する位置が調節されてボルト342に
より固定される。これら長穴が相対位置調節装置を構成
している。図示は省略するが、ボルト328,342,
締付ボルト314は、前記実施形態におけると同様に、
スプリングワッシャおよび座金を挟んで螺合される。
【0054】本実施形態においては、スペーサ334を
挟んで被結合部材310,312が結合されるため、2
つの本体フレーム320の間の距離にばらつきがあり、
左右方向の位置ずれがあっても被結合部材310,31
2を結合し、2つの本体フレーム320を相対移動不能
に結合することができる。また、図13に示すように、
本体フレーム320の各上面330の高さにずれがあ
り、一平面上に位置しなくても、スペーサ340が設け
られることにより、結合板316によって2つの本体フ
レーム320を結合することができる。本実施形態にお
いては、スペーサ334,340が相対位置ずれ吸収装
置を構成している。
【0055】本実施形態において結合板316はボルト
342により、上面330に直角な方向に固定され、被
結合部材310,312はボルト328により、上面3
30に平行な方向であって、本実施形態においては、左
右方向(部品供給装置のフィーダ支持台の移動方向)に
平行に固定されている。そのため、2つの本体フレーム
320が上下方向および左右方向においてより一体的に
結合され、振動が良好に抑制される。
【0056】2つの本体フレームを結合部材によって結
合する場合、2つの本体フレームの各結合部材が固定さ
れる部分の面が一平面上になく、位置ずれ吸収装置によ
っては吸収することができない差がある場合には、例え
ば、本体フレームの被結合部を取外し可能な被結合部材
とすればよい。その例を図14に基づいて説明する。
【0057】本実施形態の結合装置380は、結合部材
たる結合板382を有する。結合板382は、2つのヘ
ッド旋回型電子部品装着機の各本体フレーム384の上
面386に渡って固定されてそれら本体フレーム384
を結合するのであるが、2つの本体フレーム384の各
上面386の高さが異なっている。そのため、低い方の
本体フレーム384の上面386に被結合部材たる被結
合板390が固定装置たるボルト392によって取外し
可能に固定され、被結合部を構成している。被結合板3
90は、2つの上面386の高さの差に等しい厚さを有
し、低い方の上面386に固定された状態では、被結合
板390の上面は高い方の本体フレーム384の上面3
86と同一平面内に位置する。そのため、結合板382
は、一端部において高い方の本体フレーム384の上面
386にボルト394により固定され、他端部において
被結合板390にボルト396により固定されて、2つ
の本体フレーム384を結合している。ボルト394,
396が固定装置398を構成し、結合板382および
被結合板390等と共に結合装置380を構成してい
る。なお、結合板382のボルト394が挿通される穴
は、前後方向に長く、段付きの長穴とされ、ボルト39
6が挿通される穴は、左右方向に長く、段付きの長穴と
されており、これら長穴が相対位置調節装置を構成し、
結合板382の本体フレーム384に対する前後方向,
左右方向の位置が調節されて、ボルト394,396に
より固定される。本実施形態のボルト392,394,
396についても、図示は省略するが、スプリングワッ
シャおよび座金を挟んで螺合される。
【0058】なお、上記各実施形態において配線板作業
ラインは、配線板作業機を2台含むものとされていた
が、3台以上含むラインとしてもよい。配線板作業機を
3台含む配線板作業ラインの例を図15に基づいて簡単
に説明する。本実施形態において3台の配線板作業機4
50,452および454は、X軸方向に平行な1直線
に沿って並べて設けられ、真中の配線板作業機452
が、ヘッド旋回型電子部品装着機とされている。このヘ
ッド旋回型電子部品装着機におけるプリント配線板の搬
入,搬出は、配線板作業機450,452,454が並
ぶ方向と平行に行われ、本実施形態では、プリント配線
板搬送方向において配線板作業機452の上流側に設け
られた配線板作業機450は、高粘性流体塗布装置の一
種であるスクリーン印刷機とされ、下流側の配線板作業
機454はヘッド直線移動型電子部品装着機とされてい
る。ヘッド直線移動型電子部品装着機は、少なくとも1
つの部品保持ヘッドを備え、部品保持ヘッドが部品保持
ヘッド移動装置たるXYロボットにより、プリント配線
板の電子部品が装着される表面に平行なXY座標面内の
任意の位置へ移動させられて、プリント配線板に電子部
品を装着する。
【0059】配線板作業機450,452の各本体フレ
ームは結合装置(図示省略)により互いに相対移動不能
に結合され、配線板作業機452,454の各フレーム
も結合装置(図示省略)により互いに相対移動不能に結
合され、3台の作業機450,452,454の各本体
フレームは互いに相対移動不能に結合されている。した
がって、本体フレームの質量が見かけ上、大きくなり、
プリント配線板へのクリーム状半田の塗布時および電子
部品の装着時には、半田塗布ヘッドや部品保持ヘッド等
の移動,停止により振動が生ずるが、小さくて済む。な
お、結合装置は、上記各実施形態のいずれの態様を採用
してもよく、各態様を組み合わせてもよい。
【0060】なお、上記各実施形態において制振装置2
2は、電子部品装着機の左右方向および上下方向の振動
を減衰するようにされていたが、前後方向の振動も減衰
させるものとしてもよい。
【0061】また、制振装置に代えて、あるいは制振装
置と共に制振部材を設けてもよい。制振部材は、例え
ば、シート状とされ、振動減衰機能を有する材料、例え
ばゴムにより作られて本体フレームと床面との間に設け
られ、振動を減衰させる。
【0062】さらに、制振装置を設けることは不可欠で
はなく、省略してもよい。
【0063】また、部品供給装置は、例えば、特公平8
−21791号公報に記載されているように、テーブル
と、テーブル上に搭載された複数のフィーダとを含む部
品供給テーブルを2台含み、それら2台の部品供給テー
ブルのうちの1台が1枚のプリント配線板に電子部品を
供給し、あるいは2台が共同して1枚のプリント配線板
に電子部品を供給する装置としてもよい。部品供給装置
は、部品供給テーブルを3台以上含む装置としてもよ
い。
【0064】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である配線作業ラインを概略
的に示す図である。
【図2】上記配線作業ラインを構成するヘッド旋回型電
子部品装着機を概略的に示す平面図である。
【図3】上記ヘッド旋回型電子部品装着機を概略的に示
す側面図である。
【図4】上記ヘッド旋回型電子部品装着機と床面との間
に設けられた制振装置を概略的に示す平面図である。
【図5】上記配線板作業ラインを構成する2つのヘッド
旋回型電子部品装着機の各本体フレーム同士が結合装置
によって結合された状態を示す斜視図である。
【図6】上記結合装置を示す分解斜視図である。
【図7】上記結合装置の一部を拡大して示す分解斜視図
である。
【図8】本発明の別の実施形態である配線板作業ライン
を構成する2つのヘッド旋回型電子部品装着機の各本体
フレームを結合する結合装置の被結合部材がボルトによ
って結合された状態を示す正面断面図である。
【図9】図8に示す結合装置の被結合部材がピンによっ
て連結された状態を示す正面断面図である。
【図10】図8に示す結合装置を示す側面図である。
【図11】本発明の別の実施形態である配線板作業ライ
ンを構成する2つのヘッド旋回型電子部品装着機の各本
体フレームを結合する結合装置を示す分解斜視図であ
る。
【図12】図11に示す結合装置の2つの被結合部材が
スペーサを挟んで締付ボルトによって結合された状態を
示す正面断面図である。
【図13】図11に示す結合装置の結合板がスペーサを
挟んでボルトによって本体フレームに固定された状態を
示す正面断面図である。
【図14】本発明の別の実施形態である配線板作業ライ
ンを構成する2つのヘッド旋回型電子部品装着機の各本
体フレームを結合する結合装置を示す正面断面図であ
る。
【図15】本発明の別の実施形態である配線板作業ライ
ンを概略的に示す図である。
【符号の説明】 10,12:ヘッド旋回型電子部品装着機 20:床
面 22:制振装置 24:配線板位置決め装置 26:部品供給装置
28:装着装置 30:本体フレーム 102:部品保持ヘッド 1
06:電子部品 140:結合装置 142,14
4:被結合部材 146:締付ボルト 150:側
面 152:上面 220:制御装置 230:
本体フレーム 234:結合装置 240,242:被結合部 2
52:締付ボルト 256:位置決めピン 30
0:結合装置 310,312:被結合部材 314:締付ボルト 316:結合板 318:固
定装置 320:本体フレーム 324:側面
380:結合装置 382:結合板 384:本体
フレーム 390:被結合板 398:固定装置
450,452,454:配線板作業機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 昭芳 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 5E313 CD05 EE01 EE02 EE22 EE24 EE25 FF24 FG02 FG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に対して作業を施す配線
    板作業機を複数台並べて配置するとともに、それら複数
    台の配線板作業機の1台を、 プリント配線板を支持するとともにそのプリント配線板
    の表面に平行な平面内において移動させ、任意の位置に
    位置決めする配線板位置決め装置と、 それぞれ一種類の電気部品を収容し、部品供給部から順
    次供給するフィーダが複数個、前記部品供給部が一線上
    に並ぶ状態でテーブル上に配置され、そのテーブルが前
    記一線に平行な方向に移動させられることにより、前記
    複数のフィーダの各部品供給部が選択的に部品供給位置
    に位置決めされる部品供給装置と、 複数の部品保持ヘッドがほぼ垂直な旋回中心線のまわり
    を旋回させられ、各部品保持ヘッドが前記部品供給位置
    にある前記部品供給部から電気部品を受け取って前記配
    線板位置決め装置により位置決めされたプリント配線板
    に装着する装着装置とを共通の本体フレーム上に設けた
    ヘッド旋回型電気部品装着機とし、かつ、そのヘッド旋
    回型電気部品装着機の前記本体フレームを、隣接する少
    なくとも1台の配線板作業機の本体フレームに、結合装
    置により相対移動不能に結合したことを特徴とする配線
    板作業ライン。
  2. 【請求項2】 前記隣接する配線板作業機が、電気部品
    をプリント配線板に装着する電気部品装着機であること
    を特徴とする請求項1に記載の配線板作業ライン。
  3. 【請求項3】 前記隣接する配線板作業機の少なくとも
    1台が前記ヘッド旋回型電気部品装着機と同種のヘッド
    旋回型電気部品装着機であることを特徴とする請求項2
    に記載の配線板作業ライン。
  4. 【請求項4】 前記結合装置が、少なくとも、前記2つ
    の本体フレームの互いに近接して対向する2つの側面に
    平行な一平面上に想定される三角形の3つの頂点をそれ
    ぞれ通り、かつ、その三角形に垂直である3本の直線の
    各々の上に位置する部分同士をそれぞれ結合することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配線板
    作業ライン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510748A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510748A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体
JP4728399B2 (ja) * 2005-09-30 2011-07-20 エーエスエム アセンブリー システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 基板に電気素子を実装するための実装システム及び機械本体

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