JP2003022531A - 情報の記録方法、情報記録媒体及び情報記録装置 - Google Patents

情報の記録方法、情報記録媒体及び情報記録装置

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JP2003022531A
JP2003022531A JP2001210254A JP2001210254A JP2003022531A JP 2003022531 A JP2003022531 A JP 2003022531A JP 2001210254 A JP2001210254 A JP 2001210254A JP 2001210254 A JP2001210254 A JP 2001210254A JP 2003022531 A JP2003022531 A JP 2003022531A
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pulse
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JP2001210254A
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Kazuyo Umezawa
和代 梅澤
Norihito Tamura
礼仁 田村
Hiroshi Shirai
寛 白井
Makoto Iimura
誠 飯村
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 記録線速度を上げて相変化光記録媒体の情報
記録を行うと、十分低いレーザパワーまで落とすことが
できず、非晶質化に必要な急速な冷却を行うことができ
ないため、マークの再結晶化が起きてしまい、記録マー
クをうまく形成できないという問題に遭遇した。 【解決手段】 照射されるレーザ光のパワーを、少なく
とも記録パワーPwと消去パワーPe、冷却パワーPb
の3つのレベルで照射し、消去パワーは冷却パワーより
高いパワーレベルとし、記録パワーは消去パワーより高
いパワーレベルとしたときに、記録マークの形成は、記
録パワーレベルを有するひとつの記録パルスまたは複数
の記録パルス列と、最終記録パルスの直後に照射される
冷却パワーレベルを有する冷却パルス1個によって行
い、少なくとも2つの異なる長さのマークを記録する場
合、上記冷却パルスの幅のみを変えることによって記録
を行うことで解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギービーム
の照射によって情報の記録・再生・消去するための情報
の記録に係り、特に相変化光記録媒体に適した情報記録
方法、情報記録媒体及び情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の多様化に伴い、大容量、高
速の光情報記録媒体が注目されている。光情報記録媒体
には、再生専用情報記録媒体、追加記録ができる追記型
情報記録媒体、そして情報の書換ができる書換型情報記
録媒体がある。このうち書換型情報記録媒体のなかには
記録層に相変化材料を用いたものがある。この相変化光
記録媒体の情報記録は、結晶状態と非晶質状態との間の
反射率の違いを利用して情報を記録する方式である。
【0003】ここで、結晶状態は記録層を結晶化温度以
上に昇温して所定時間保持することによって得られ、非
晶質状態は記録層を融点以上に昇温して急速に冷却する
ことによって得られる。この結晶状態と非晶質状態の両
者ともレーザビームの照射によって実現することができ
る。レーザビームの照射方法については様々な方法が提
案されており、例えばDVD-RWではマルチパルス記録を用
いた方法が実用化されている。
【0004】DVD-RWで実用化されている方法は、レーザ
のパワーを3段階に設定し、記録マークを形成する箇所
には記録層が融解する最も高いパワーのレーザパルスを
記録信号の長さに合う数だけ照射した後に、レーザパワ
ーを最も低いレベルに落として冷却して非晶質マークを
形成し、マークを形成しない箇所には中間のパワーのレ
ーザを照射して記録層を結晶状態にする方法である。こ
の方法を用いると、旧い情報をいったん消去した後に新
しい情報を記録するのではなく、旧い情報の上に直接新
しい情報をオーバライトすることが可能となる。
【0005】最短記録マークである3Tマークは、1個の
先頭パルスとそれに続くマルチパルス、冷却パルスそれ
ぞれ1個で記録を行い、それより長いマークは3Tから1T
増えるごとにマルチパルスの数を1個増やすことによっ
て形成する。マルチパルスは1Tあたりに1個ずつ照射す
る。パルス幅はT/2前後である。ここでTは1チャネルク
ロックの長さであり、DVD-RWでは38.2nsとなっている。
以下では、先頭パルスとマルチパルスをあわせて記録パ
ルス列と呼ぶこととする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記録線速度
を上げて相変化光記録媒体の情報記録を行うと、上記従
来技術では記録マークをうまく形成できないという問題
に遭遇した。この原因は、以下のように推定することが
できる。すなわち、記録速度を上げると1チャネルクロ
ックの周期が短くなり、レーザを発光させたときの立ち
上がりと立ち下がりの時間と同程度の時間になってしま
う。そのため所定のパワーで所定のパルス幅を発光させ
ようとしても、十分低いレーザパワーまで落とすことが
できず、非晶質化に必要な急速な冷却を行うことができ
ないため、マークの再結晶化が起きてしまう。例えば、
DVD-RWにおいて記録線速度を4倍とすると、Tは9.55nsと
なり、パルス立ち上がり、立ち下り時間2ns前後が無視
できない大きさになる。
【0007】また、異なる長さの記録マークをそれらの
長さに応じた1つのパルスで記録を行う方法もあるが、
これはマークの前端の再結晶化が大きく、マーク長を正
確に制御することができない。
【0008】この問題を解決するために、2Tを一周期と
し、2nTの場合はn個のパルスで記録を行い、(2n+1)Tの
場合は2nTのパルス列の先頭パルスを0.5T長くし、先頭
パルスの直後及び最終パルス直前にそれぞれの長さを0.
5T長くするという方法が提案されている。しかしながら
その方式を用いて記録を行うと、2nTの場合と、(2n+1)T
の場合とで先頭パルスが記録層にもたらす熱履歴が異な
るため、マークの前端部がそろわない、という問題が生
じた。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、速い記録速度でも正確にマークを形成する
ことができる情報の記録方法、情報記録媒体、情報記録
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本件発明者は種々検討したところ、例えばaTの長さ
のマークを形成する時に、(a-1)Tの長さを形成する記録
パルス列に続く時間Tの間にT以下の幅のパルスを加える
のではなく、(a-1)Tの長さを形成する記録パルス列と同
一の、もしくはほぼ同一の記録パルス列を用い、記録パ
ルス列に続いて照射される冷却パルスの幅を(a-1)Tの場
合と異ならせればよいことがわかった。具体的には、(2
n+1)Tと(2n+2)T、あるいは2nTと(2n+1)Tとでは、パルス
n個で同じように記録し、最後の冷却パルスの幅を変え
ることによってマークの長さを調整すれば良いというこ
とがわかった。この方法によれば、(2n+1)Tと(2n+2)T、
あるいは2nTと(2n+1)Tの先頭付近のパルスによる熱履歴
がほぼ同一となり、マーク前端部の形状をそろえること
ができる。また、冷却パルス幅を長くするとマーク終端
部でより冷却されるためマーク再結晶化量(消え戻り量)
が小さくなる。従って冷却パルス幅を調整することによ
って所定の長さのマークを得ることが可能になる。
【0011】従って第一の本発明は、レーザ光の照射に
よって情報記録媒体に情報の記録または書き換えを行う
方法であって、上記情報記録媒体が相変化型光記録媒体
である情報の記録方法において、照射されるレーザ光の
パワーを、少なくとも記録パワーと消去パワー、冷却パ
ワーの3つのレベルで照射し、消去パワーは冷却パワー
より高いパワーレベルとし、記録パワーは消去パワーよ
り高いパワーレベルとしたときに、記録マークの形成
は、記録パワーレベルを有するひとつの記録パルスまた
は複数の記録パルス列と、最終記録パルスの直後に照射
される冷却パワーレベルを有する冷却パルス1個によっ
て行い、少なくとも2つの異なる長さのマークを記録す
る場合、上記冷却パルスの幅のみを変えることによって
記録を行うことを特徴とするものである。
【0012】そのなかで、1チャネルクロックTとした時
に、長さ(2n+1)Tの記録マーク及び長さ(2n+2)Tの記録マ
ークの形成を、記録パワーレベルの記録パルスn個とそ
の直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個
とによって行う場合には、上記冷却パルスの幅を、(2n+
1)Tマークと(2n+2)Tマークの場合によって変化させれば
よい。
【0013】また、長さ2nTの記録マーク及び長さ(2n+
1)Tの記録マークの形成を、記録パワーレベルの記録パ
ルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベルの冷
却パルス1個とによって行う場合には、上記冷却パルス
の幅を、2nTマークと(2n+1)Tマークの場合によって変化
させればよい。
【0014】長さ(3n)Tの記録マーク、長さ(3n+1)Tの記
録マーク及び長さ(3n+2)Tの記録マークの形成を、記録
パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照射される
冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによって行う場合
には、上記冷却パルスの幅を、(3n)Tマーク、(3n+1)Tマ
ークと(3n+2)Tマークの場合によって変化させればよ
い。
【0015】長さ(3n-1)Tの記録マーク、長さ(3n)Tの記
録マーク及び長さ(3n+1)Tの記録マークの形成を、記録
パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照射される
冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによって行う場合
には、上記冷却パルスの幅を、(3n-1)Tマーク、(3n)Tマ
ークと(3n+1)Tマークの場合によって変化させればよ
い。
【0016】長さ(3n-2)Tの記録マーク、長さ(3n-1)Tの
記録マーク及び長さ(3n)Tの記録マークの形成を、記録
パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照射される
消去パワーレベルの冷却パルス1個とによって行う場
合、上記冷却パルスの幅を、(3n-2)Tマーク、(3n-1)Tマ
ークと(3n)Tマークの場合によって変化させればよい。
【0017】また、この第1の発明において、所定の長
さの記録マークを記録するために最適な記録パルス数、
記録パルス幅、冷却パルス幅、各パルスの開始位置、終
了位置、記録パワー、消去パワー、冷却パワーなどの記
録方法に関するパラメータのうち、1つ以上のパラメー
タがあらかじめ記録された情報記録媒体からこれらのパ
ラメータを読み出し、これらのパラメータに基づいて記
録を行うとよい。
【0018】また第2の本発明は、基板と相変化材料を
用いた記録層を少なくとも備え、情報の記録をレーザ光
の照射によって行う情報記録媒体において、情報の記録
を、照射されるレーザ光のパワーを、少なくとも記録パ
ワーと消去パワー、冷却パワーの3つのレベルで照射
し、消去パワーは冷却パワーより高いパワーレベルと
し、記録パワーは消去パワーより高いパワーレベルとし
たときに、記録マークの形成は、記録パワーレベルを有
するひとつの記録パルスまたは複数の記録パルス列と最
終記録パルスの直後に照射される冷却パワーレベルを有
する冷却パルス1個によって行い、少なくとも2つの異
なる長さの記録マークを形成する時に上記冷却パルスの
幅のみを変えることによって行うことを特徴とするもの
である。
【0019】そのなかで、情報の記録を、1チャネルク
ロックTとした時に、長さ(2n+1)Tの記録マーク及び長さ
(2n+2)Tの記録マークの形成を、記録パワーレベルの記
録パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベル
の冷却パルス1個とによって行う場合には、上記冷却パ
ルスの幅を、(2n+1)Tマークと(2n+2)Tマークの場合によ
って変化させて行う情報記録媒体とすればよい。
【0020】また、情報の記録を、長さ2nTの記録マー
ク及び長さ(2n+1)Tの記録マークの形成を、記録パワー
レベルの記録パルスn個とその直後に照射される冷却パ
ワーレベルの冷却パルス1個とによって行う場合には、
上記冷却パルスの幅を、2nTマークと(2n+1)Tマークの場
合によって変化させて行う情報記録媒体とすればよい。
【0021】情報の記録を、長さ(3n)Tの記録マーク、
長さ(3n+1)Tの記録マーク及び長さ(3n+2)Tの記録マーク
の形成を、記録パワーレベルの記録パルスn個とその直
後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個とに
よって行う場合には、上記冷却パルスの幅を、(3n)Tマ
ーク、(3n+1)Tマークと(3n+2)Tマークの場合によって変
化させて行う情報記録媒体とすればよい。
【0022】情報の記録を、長さ(3n-1)Tの記録マー
ク、長さ(3n)Tの記録マーク及び長さ(3n+1)Tの記録マー
クの形成を、記録パワーレベルの記録パルスn個とその
直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個と
によって行う場合には、上記冷却パルスの幅を、(3n-1)
Tマーク、(3n)Tマークと(3n+1)Tマークの場合によって
変化させて行う情報記録媒体とすればよい。
【0023】情報の記録を、長さ(3n-2)Tの記録マー
ク、長さ(3n-1)Tの記録マーク及び長さ(3n)Tの記録マー
クの形成を、記録パワーレベルの記録パルスn個とその
直後に照射される消去パワーレベルの冷却パルス1個と
によって行う場合、上記冷却パルスの幅を、(3n-2)Tマ
ーク、(3n-1)Tマークと(3n)Tマークの場合によって変化
させて行う情報記録媒体とすればよい。
【0024】また、この第2の発明の情報記録媒体にお
いて、所定の長さの記録マークを記録するために最適な
記録パルス数、記録パルス幅、冷却パルス幅、各パルス
の開始位置、終了位置、記録パワー、消去パワー、冷却
パワーなどの記録方法に関する情報のうち1つ以上の情
報があらかじめ記録されているとよい。
【0025】第3の発明は、基板と相変化材料を用いた
記録層を少なくとも備え、情報の記録をレーザ光の照射
によって行う情報記録媒体に情報の記録を行う情報記録
装置において、情報の記録を行う際には照射されるレー
ザ光のパワーを、少なくとも記録パワーと消去パワー、
冷却パワーの3つのレベルで照射し、消去パワーは冷却
パワーより高いパワーレベルとし、記録パワーは消去パ
ワーより高いパワーレベルとしたときに、記録マークの
形成は、記録パワーレベルを有するひとつの記録パルス
または複数の記録パルス列と、最終記録パルスの直後に
照射される冷却パワーレベルを有する冷却パルス1個に
よって行い、少なくとも2つの異なる長さのマークを記
録する場合、上記冷却パルスの幅のみを変えることによ
って記録を行うことを特徴とするものである。
【0026】そのなかで、情報記録媒体に行う情報の記
録を、1チャネルクロックTとした時に、長さ(2n+1)Tの
記録マーク及び長さ(2n+2)Tの記録マークの形成を、記
録パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照射され
る冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによって行う場
合には、上記冷却パルスの幅を、(2n+1)Tマークと(2n+
2)Tマークの場合によって変化させて行う情報記録装置
とすればよい。
【0027】また、情報記録媒体に行う情報の記録を、
長さ2nTの記録マーク及び長さ(2n+1)Tの記録マークの形
成を、記録パワーレベルの記録パルスn個とその直後に
照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによっ
て行う場合には、上記冷却パルスの幅を、2nTマークと
(2n+1)Tマークの場合によって変化させて行う情報記録
装置とすればよい。
【0028】情報記録媒体に行う情報の記録を、長さ(3
n)Tの記録マーク、長さ(3n+1)Tの記録マーク及び長さ(3
n+2)Tの記録マークの形成を、記録パワーレベルの記録
パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベルの
冷却パルス1個とによって行う場合には、上記冷却パル
スの幅を、(3n)Tマーク、(3n+1)Tマークと(3n+2)Tマー
クの場合によって変化させて行う情報記録装置とすれば
よい。
【0029】情報記録媒体に行う情報の記録を、長さ(3
n-1)Tの記録マーク、長さ(3n)Tの記録マーク及び長さ(3
n+1)Tの記録マークの形成を、記録パワーレベルの記録
パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベルの
冷却パルス1個とによって行う場合には、上記冷却パル
スの幅を、(3n-1)Tマーク、(3n)Tマークと(3n+1)Tマー
クの場合によって変化させて行う情報記録装置とすれば
よい。
【0030】情報記録媒体に行う情報の記録を、長さ(3
n-2)Tの記録マーク、長さ(3n-1)Tの記録マーク及び長さ
(3n)Tの記録マークの形成を、記録パワーレベルの記録
パルスn個とその直後に照射される消去パワーレベルの
冷却パルス1個とによって行う場合、上記冷却パルスの
幅を、(3n-2)Tマーク、(3n-1)Tマークと(3n)Tマークの
場合によって変化させて行う情報記録装置とすればよ
い。
【0031】また、この第3の発明の情報記録装置にお
いて、情報記録媒体に記録されている、所定の長さの記
録マークを記録するために最適な記録パルス数、記録パ
ルス幅、冷却パルス幅、各パルスの開始位置、終了位
置、記録パワー、消去パワー、冷却パワーなどの記録方
法に関する情報のうち1つ以上の情報を読み出して情報
の記録を行うとよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態と比較例
を図面も参照しながら説明する。図1と図3は比較例にか
かる情報の記録方法の説明図、図2、図4および図5は本
発明の実施の形態に係る情報の記録方法の説明図であ
る。
【0033】これらの例は、1ビームで記録・再生・消
去を行うものであり、図中のPwは記録可能なレーザパワ
ーのレベル、Peは消去可能なレーザパワーのレベル、Pb
は冷却パワーのレベルを示している。
【0034】まず、第1実施形態について説明する。こ
こでは、相変化記録媒体記録層であるAg-In-Sb-Te系記
録層に最短マークが0.4μmとなるような情報のマークエ
ッジ方式による記録・再生を行った場合について述べ
る。
【0035】相変化記録媒体は、トラックピッチ0.74μ
m、グルーブ幅0.3μm、溝深さ30nmでトラッキング用
のプリグルーブをらせん状に有したポリカーボネート基
板上に(ZnS)80(SiO2)20(モル%)を80nm、記録層としてA
g3.5In6.5Sb70Te20(原子%)を20nm、中間層として(ZnS)
80(SiO2)20(モル%)を20nm、放熱層としてAg100nm、保
護層として紫外線硬化性樹脂を7μm、順次積層した構成
とし、初期結晶化をした。
【0036】結晶状態である記録層上に半導体レーザ
(波長635nm、NA0.6)を用い、記録線速度14m/sとし、1チ
ャネルクロックTを9.55nsとして、図2に示すようなマル
チパルス列で、長さ(2n+1)Tの記録マーク及び長さ(2n+
2)Tの記録マークの形成には記録パルスn個を用いること
とし、この記録パルス幅9.5ns、(2n+1)Tのときの冷却パ
ルス幅0T、(2n+2)Tのときの冷却パルス幅1Tとしてマル
チパルス記録を行った。Pwは14mW、Peは5mW、Prは0.5mW
に設定し、記録パターンは8-16変調されたランダムパタ
ーンを用いた。このようにして記録した情報を、波長64
7nmの半導体レーザを用いて再生したところ、ジッター
は8%、変調度も65%であり、大変良好な結果が得られ
た。
【0037】第2実施形態として、図4に示すようなマ
ルチパルス列で、(2n+1)Tのときの冷却パルス幅0.5T、
(2n+2)Tのときの冷却パルス幅1.5Tとした以外は第1実
施形態と同様にして情報の記録を行い、同様に再生を行
った。この時のジッターは7.5%、変調度も66%と良好な
結果が得られた。マーク長が(2n+1)Tの場合にも冷却パ
ルスを入れることにより、よりマーク後端部の形状がそ
ろってジッターが向上したことが分かった。
【0038】第3実施形態として、相変化記録媒体は記
録層としてAg3.5In6.5Sb75Te15(at%)を用いた以外は実
施例1と同じ構成とし、図5に示すように3つの連続した
マーク長を冷却パルスの幅によって調整し、記録パルス
幅1Tとし、マーク長3nTのときには冷却パルス0T、マー
ク長(3n+1)Tの時には冷却パルス1T、マーク長(3n+2)Tの
時には冷却パルス2Tとして、その他は実施例と同様にマ
ルチパルス記録を行った。このように記録した情報を再
生したところ、ジッターは8.2%であり、変調度は64%と
良好な結果が得られた。
【0039】ここで比較例1として、図1に示すような
マルチパルス列で、先頭パルス幅0.5T、その後に続くマ
ルチパルス幅0.4T、冷却パルス幅0.6Tとした以外は第1
実施形態と同様にしてマルチパルス記録を行った。
【0040】このようにして記録した情報を、第1実施
形態と同様に波長647nmの半導体レーザを用いて再生し
たところ、ジッターは18%であり、変調度は50%であっ
た。マーク幅が再結晶化により小さくなり、ジッターも
悪化していることが分かった。
【0041】また、比較例2として、図3に示すようなマ
ルチパルス列で、2Tを一周期とし、長さ2nT、(2n+1)Tの
記録マークを形成するにはn個の記録パルスを用い、(2n
+1)Tの場合は先頭と終わりのパルスまたはパルス間にそ
れぞれ0.5Tずつ加えて長さを調整することとし、記録パ
ルス幅は9.55ns、冷却パルス幅1Tとして、その他は従来
の方法と同様にしてマルチパルス記録を行った。
【0042】このようにして記録した情報を同様に再生
すると、ジッターは10.5%であり、変調度は62%であっ
た。実施形態と比較すると悪くなっており、このジッタ
ー悪化の原因はマーク長が2nTと(2n+1)Tとにおいて、マ
ーク前端部での形状の違いによるものであることが分か
った。
【0043】図6は前記第1実施形態および比較例1、2を
用いて記録したときのマークの概略形状を比較して示す
図で、本発明のものと比較例1、2のものとではマーク形
状が明らかに異なる。
【0044】前記実施形態においては、記録マーク長が
(2n+1)T, (2n+2)Tのときにn個記録パルスを用いる場合
について述べたが、2nT, (2n+1)Tのときにn個記録パル
スを用いた場合、3nT,(3n+1)T,(3n+2)Tのときにn個記録
パルスを用いた場合、(3n-1)T,(3n)T,(3n+1)Tのときにn
個記録パルスを用いた場合、(3n-2)T, (3n-1)T, (3n)T
のときにn個記録パルスを用いた場合にもジッター、変
調度とも良好な結果を得ることができた。これらは、記
録線速度、信号の変調方式、ディスク回転数などによっ
て最適なものを選ぶことができる。
【0045】また、記録パルスの幅はすべて同じ幅にす
る必要はなく、それぞれのパルス幅を微調整することに
よって、さらにジッターを良くすることができた。
【0046】本実施形態ではAgInSbTe系記録層を用いた
が、他の記録層、例えばGeSbTe系、InSb系、InSbTe系、
SnSbTe系、GeSnSbTe系なども用いることができる。ま
た、相変化記録媒体の層構造も、この本実施形態に限る
ものではなく、記録層の結晶化速度、相変化記録媒体の
熱特性などを考慮し、特性に合わせて層数をかえたり、
層厚を変えることもできる。
【0047】また、実施形態ではTが9.55nsについて述
べたが、それ以外の長さでも良く、Tが20ns以下の場合
に特に効果がある。
【0048】実施形態においては、記録をする際に8-16
変調された情報を用いたが、データの変調方式はこれに
限るものではなく、RLL(1,7)、RLL(2,7)など、どの変調
方式においても効果がある。
【0049】記録を行う半導体レーザとして実施形態で
は波長635nm、NA0.6を用いたが、波長650±10nm、405±
10nm、NA0.65、0.85などの半導体レーザを用いることも
できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、記録速度が速く、1チ
ャネルクロックの周期が短い場合でも、少なくとも2つ
の長さの記録マークの形成には、同じ記録パルスまたは
記録パルス列を用い、最終記録パルスの次に照射される
冷却パルスの幅を変えることによって、記録マークを正
確に形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来法における記録波形図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明するための記録波形
図である。
【図3】従来の例における記録波形図である。
【図4】本発明の実施例2の形態を説明するための記録
波形図である。
【図5】本発明の実施例3の形態を説明するための記録
波形図である。
【図6】本発明の実施例1及び比較例1,2を用いて記録し
た時のマーク形状概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 寛 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 飯村 誠 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB04 BB05 CC01 CC02 DD03 EE01 EE02 HH01 KK02 KK03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光の照射によって情報記録媒体に
    情報の記録または書き換えを行う方法であって、上記情
    報記録媒体が相変化型光記録媒体である情報の記録方法
    において、照射されるレーザ光のパワーを、少なくとも
    記録パワーと消去パワー、冷却パワーの3つのレベルで
    照射し、消去パワーは冷却パワーより高いパワーレベル
    とし、記録パワーは消去パワーより高いパワーレベルと
    したときに、記録マークの形成は、記録パワーレベルを
    有するひとつの記録パルスまたは複数の記録パルス列
    と、最終記録パルスの直後に照射される冷却パワーレベ
    ルを有する冷却パルス1個によって行い、少なくとも2
    つの異なる長さのマークを記録する場合、それらのマー
    ク長を上記冷却パルスの幅を変えることによって制御す
    ることを特徴とする情報の記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報の記録方法におい
    て、1チャネルクロックTとした時に、長さ(2n+1)Tの記
    録マーク及び長さ(2n+2)Tの記録マークの形成には記録
    パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照射される
    冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによって行い、上
    記冷却パルスの幅を、(2n+1)Tマークと(2n+2)Tマークの
    場合によって変化させることを特徴とする情報の記録方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報の記録方法におい
    て、1チャネルクロックTとした時に、長さ2nTの記録マ
    ーク及び長さ(2n+1)Tの記録マークの形成には記録パワ
    ーレベルの記録パルスn個とその直後に照射される冷却
    パワーレベルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷
    却パルスの幅を、2nTマークと(2n+1)Tマークの場合によ
    って変化させることを特徴とする情報の記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報の記録方法におい
    て、1チャネルクロックTとした時に、長さ(3n)Tの記録
    マーク、長さ(3n+1)Tの記録マーク及び長さ(3n+2)Tの記
    録マークの形成には記録パワーレベルの記録パルスn個
    とその直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス
    1個とによって行い、上記冷却パルスの幅を、(3n)Tマー
    ク、(3n+1)Tマークと(3n+2)Tマークの場合によって変化
    させることを特徴とする情報の記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の情報の記録方法におい
    て、1チャネルクロックTとした時に、長さ(3n-1)Tの記
    録マーク、長さ(3n)Tの記録マーク及び長さ(3n+1)Tの記
    録マークの形成には記録パワーレベルの記録パルスn個
    とその直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス
    1個とによって行い、上記冷却パルスの幅を、(3n-1)Tマ
    ーク、(3n)Tマークと(3n+1)Tマークの場合によって変化
    させることを特徴とする情報の記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の情報の記録方法におい
    て、1チャネルクロックTとした時に、長さ(3n-2)Tの記
    録マーク、長さ(3n-1)Tの記録マーク及び長さ(3n)Tの記
    録マークの形成には記録パワーレベルの記録パルスn個
    とその直後に照射される消去パワーレベルの冷却パルス
    1個とによって行い、上記冷却パルスの幅を、(3n-2)Tマ
    ーク、(3n-1)Tマークと(3n)Tマークの場合によって変化
    させることを特徴とする情報の記録方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の情報の記録方法にお
    いて、所定の長さの記録マークを記録するために最適な
    記録パルス数、記録パルス幅、冷却パルス幅、各パルス
    の開始位置、終了位置、記録パワー、消去パワー、冷却
    パワーなどの記録方法に関するパラメータのうち、1つ
    以上のパラメータがあらかじめ記録された情報記録媒体
    からこれらのパラメータを読み出し、これらのパラメー
    タに基づいて記録を行うことを特徴とする情報の記録方
    法。
  8. 【請求項8】 基板と相変化材料を用いた記録層を少な
    くとも備え、情報の記録をレーザ光の照射によって行う
    情報記録媒体において、情報の記録を、照射されるレー
    ザ光のパワーを、少なくとも記録パワーと消去パワー、
    冷却パワーの3つのレベルで照射し、消去パワーは冷却
    パワーより高いパワーレベルとし、記録パワーは消去パ
    ワーより高いパワーレベルとしたときに、記録マークの
    形成は、記録パワーレベルを有するひとつの記録パルス
    または複数の記録パルス列と最終記録パルスの直後に照
    射される冷却パワーレベルを有する冷却パルス1個によ
    って行い、少なくとも2つの異なる長さの記録マークを
    形成する時に、それらのマーク長を上記冷却パルスの幅
    を変えることによって制御することを特徴とする情報記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の情報記録媒体におい
    て、情報の記録を、情報の記録を、1チャネルクロックT
    とした時に、長さ(2n+1)Tの記録マーク及び長さ(2n+2)T
    の記録マークの形成には記録パワーレベルの記録パルス
    n個とその直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パ
    ルス1個とによって行い、上記冷却パルスの幅を、(2n+
    1)Tマークと(2n+2)Tマークの場合によって変化させるこ
    とによって行うことを特徴とする情報記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項8に記載の情報記録媒体におい
    て、情報の記録を、1チャネルクロックTとした時に、長
    さ2nTの記録マーク及び長さ(2n+1)Tの記録マークの形成
    には記録パワーレベルの記録パルスn個とその直後に照
    射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個とによって
    行い、上記冷却パルスの幅を、2nTマークと(2n+1)Tマー
    クの場合によって変化させることによって行うことを特
    徴とする情報記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の情報記録媒体におい
    て、情報の記録を、1チャネルクロックTとした時に、長
    さ(3n)Tの記録マーク、長さ(3n+1)Tの記録マーク及び長
    さ(3n+2)Tの記録マークの形成には記録パワーレベルの
    記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベ
    ルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パルスの
    幅を、(3n)Tマーク、(3n+1)Tマークと(3n+2)Tマークの
    場合によって変化させることを特徴とする情報記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の情報記録媒体につい
    て、情報の記録を、1チャネルクロックTとした時に、長
    さ(3n-1)Tの記録マーク、長さ(3n)Tの記録マーク及び長
    さ(3n+1)Tの記録マークの形成には記録パワーレベルの
    記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベ
    ルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パルスの
    幅を、(3n-1)Tマーク、(3n)Tマークと(3n+1)Tマークの
    場合によって変化させることを特徴とする情報記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の情報記録媒体につい
    て、情報の記録を、1チャネルクロックTとした時に、長
    さ(3n-2)Tの記録マーク、長さ(3n-1)Tの記録マーク及び
    長さ(3n)Tの記録マークの形成には記録パワーレベルの
    記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワーレベ
    ルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パルスの
    幅を、(3n-2)Tマーク、(3n-1)Tマークと(3n)Tマークの
    場合によって変化させることを特徴とする情報記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13のいずれか記載の情報記
    録媒体において、所定の長さの記録マークを記録するた
    めに最適な記録パルス数、記録パルス幅、冷却パルス
    幅、各パルスの開始位置、終了位置、記録パワー、消去
    パワー、冷却パワーなどの記録方法に関する情報のうち
    1つ以上の情報があらかじめ記録されていることを特徴
    とする情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 基板と相変化材料を用いた記録層を少
    なくとも備え、情報の記録をレーザ光の照射によって行
    う情報記録媒体に情報の記録を行う情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際には照射されるレーザ光のパワ
    ーを、少なくとも記録パワーと消去パワー、冷却パワー
    の3つのレベルで照射し、消去パワーは冷却パワーより
    高いパワーレベルとし、記録パワーは消去パワーより高
    いパワーレベルとしたときに、記録マークの形成は、記
    録パワーレベルを有するひとつの記録パルスまたは複数
    の記録パルス列と、最終記録パルスの直後に照射される
    冷却パワーレベルを有する冷却パルス1個によって行
    い、少なくとも2つの異なる長さのマークを記録する場
    合、それらのマーク長を上記冷却パルスの幅を変えるこ
    とによって制御することを特徴とする情報記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際、1チャネルクロックTとした時
    に、長さ(2n+1)Tの記録マーク及び長さ(2n+2)Tの記録マ
    ークの形成には記録パワーレベルの記録パルスn個とそ
    の直後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個
    とによって行い、上記冷却パルスの幅を、(2n+1)Tマー
    クと(2n+2)Tマークの場合によって変化させることによ
    って行うことを特徴とする情報記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際、1チャネルクロックTとした時
    に、長さ2nTの記録マーク及び長さ(2n+1)Tの記録マーク
    の形成には記録パワーレベルの記録パルスn個とその直
    後に照射される冷却パワーレベルの冷却パルス1個とに
    よって行い、上記冷却パルスの幅を、2nTマークと(2n+
    1)Tマークの場合によって変化させることによって行う
    ことを特徴とする情報記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載の情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際、1チャネルクロックTとした時
    に、長さ(3n)Tの記録マーク、長さ(3n+1)Tの記録マーク
    及び長さ(3n+2)Tの記録マークの形成には記録パワーレ
    ベルの記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワ
    ーレベルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パ
    ルスの幅を、(3n)Tマーク、(3n+1)Tマークと(3n+2)Tマ
    ークの場合によって変化させることを特徴とする情報記
    録装置。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載の情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際、1チャネルクロックTとした時
    に、長さ(3n-1)Tの記録マーク、長さ(3n)Tの記録マーク
    及び長さ(3n+1)Tの記録マークの形成には記録パワーレ
    ベルの記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワ
    ーレベルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パ
    ルスの幅を、(3n-1)Tマーク、(3n)Tマークと(3n+1)Tマ
    ークの場合によって変化させることを特徴とする情報記
    録装置。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載の情報記録装置におい
    て、情報の記録を行う際、1チャネルクロックTとした時
    に、長さ(3n-2)Tの記録マーク、長さ(3n-1)Tの記録マー
    ク及び長さ(3n)Tの記録マークの形成には記録パワーレ
    ベルの記録パルスn個とその直後に照射される冷却パワ
    ーレベルの冷却パルス1個とによって行い、上記冷却パ
    ルスの幅を、(3n-2)Tマーク、(3n-1)Tマークと(3n)Tマ
    ークの場合によって変化させることを特徴とする情報記
    録装置。
  21. 【請求項21】 請求項15〜20のいずれか記載の情報記
    録装置において、情報記録媒体に記録されている、所定
    の長さの記録マークを記録するために最適な記録パルス
    数、記録パルス幅、冷却パルス幅、各パルスの開始位
    置、終了位置、記録パワー、消去パワー、冷却パワーな
    どの記録方法に関する情報のうち1つ以上の情報を読み
    出して情報の記録を行うことを特徴とする情報記録装
    置。
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