JP2003022416A - バーコード読取方法およびバーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取方法およびバーコード読取装置

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JP2003022416A JP2001209293A JP2001209293A JP2003022416A JP 2003022416 A JP2003022416 A JP 2003022416A JP 2001209293 A JP2001209293 A JP 2001209293A JP 2001209293 A JP2001209293 A JP 2001209293A JP 2003022416 A JP2003022416 A JP 2003022416A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドオンバーコードの存在の有無を早く判断
する。 【解決手段】 メイン側(左側)のバーコードをデコー
ドした後、メインバーコードの右端から左に向かって一
定本数のバーの幅を加減算して得た値Xと、アドオン側
のバーコードの左端から右に向かって一定本数のバーの
幅を合計した値Yとを比較し、YがXを基準にして定め
た許容範囲内に入るとき、メインバーコードにアドオン
バーコードが付加されていると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品などに印刷さ
れ或いは貼付けられているバーコードラベルからバーコ
ードを読み取るバーコード読取方法およびバーコード読
取装置に係り、特にアドオンバーコードを付加したバー
コードを読み取るものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、小売店のチェックアウト業務、
在庫管理、生産ラインにおける工程管理など、各種の用
途にバーコード認識技術が利用されている。通常、小売
店で販売される商品には、EAN−13、EAN−8、
UPC−A、UPC−EなどのWPC(ワールド・プロ
ダクト・コード)系バーコードを適用する場合が多い。
これらのWPC系のバーコードには、メインバーコード
の右側にアドオン(Add-On)バーコードを付加したバー
コードが印刷されていることがある。なお、アドオンバ
ーコードはサプリメンタル(Supplemental)コードとも
呼ばれる。このようなアドオンバーコード付きのバーコ
ードをデコードするためには、通常のバーコードをデコ
ードする機能に加えてアドオンバーコードをデコードす
る機能が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】WPCバーコードは、
その規格上、アドオンバーコードが付加されているか否
かに拘らず、常に同じバーコード構造を取るため、メイ
ン側のバーコードをデコードしただけでは、アドオンバ
ーコードが付加されているか否かの判別をすることがで
きない。
【0004】そこで、従来のバーコード読取装置では、
メイン側のバーコードをデコードした後、常に一定時
間、アドオン側のバーコードの検出を実行したり、メイ
ン側のバーコードの最終キャラクタ幅に良く似たキャラ
クタ幅がアドオン側の第1キャラクタがあるべき位置に
存在しているか否かによってアドオンバーコードの有無
を判断したり、メイン側のバーコードの内容を特定内容
で始まるものにしてメイン側のバーコードのデコード時
にアドオンバーコードが付加されていることを判別した
りしていた。
【0005】しかしながら、メイン側のバーコードをデ
コードした後、常に一定時間、アドオン側のバーコード
の検出を実行する方法では、アドオンバーコードが付加
されていない場合でも、必要のないアドオンバーコード
の検出を行うため、読取処理に時間がかかる。
【0006】メイン側のバーコードの最終キャラクタ幅
を基に、アドオン側のキャラクタ幅を検査してアドオン
バーコードの存在の有無を検査する方法では、アドオン
バーコードが最低でも1キャラクタ分以上のバー本数を
有する必要がある上、偶然にアドオン側の第1キャラク
タが存在する部分にメイン側のバーコードの最終キャラ
クタに似た縞模様が存在していると、アドオンバーコー
ドと誤認してしまう。
【0007】また、メイン側のバーコードの内容を特定
内容で始まるものにしてアドオンバーコードの存在を示
す構成では、事前に判別のためのメイン側の特定データ
を運用上で取り決める必要があり、運用ルールの改訂な
どで特定データに変更が生じる際には対応できないとい
う問題がある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、事前にアドオンバーコードの付加の有
無を判別する運用ルールを取り交わす必要がなく、バー
コード情報だけに基づいてアドオンバーコードの存在の
有無を早く判断でき、アドオンバーコードが付加されて
いないバーコードの読取処理速度を低下させることのな
いバーコード読取方法およびバーコード読取装置を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】アドオンバーコードを付
加したWPC系バーコードの一例を図10に示す。同図
において、右側のバーコードaをメインバーコードとい
い、右側に付加するバーコードをアドオンバーコードb
という。このうち、メインバーコードの左右両側には、
ガイドパターンが存在し、アドオンバーコードには、左
側にだけガイドバーパターンが存在する。
【0010】図10の例では、ガイドバーパターンは、
メインバーコードaについては左右両側に存在し、左右
両側に下の方に長く突出した2本の黒いバー(以下、黒
バー)と、これらに挟まれた1本の白いバー(以下、白
バー)の合計3本のバーでガードバーが構成されてい
る。アドオンバーコードbについては、ガイドバーパタ
ーンは、左側にだけ存在し、左側2本の黒バーと、これ
らに挟まれた白バーの3本のバーの合計3本のバーによ
ってガイドバーが構成されている。なお、この発明で
は、黒バー間の空白部分を白バーとし、1本のバーとし
て数える。
【0011】そして、メインバーコードaにおいて、右
側のガードバーパターンに隣接する白バーを含めて当該
白バーから左に向かって4本目の黒バーまでが最終キャ
ラクタであり、アドオンバーコードbにおいて、左側の
ガードバーパターンに隣接する白バーを含めて当該白バ
ーから右に向かって4本目の黒バーまでが第1キャラク
タである。
【0012】請求項1、4の発明は、メイン側のバーコ
ードをデコードした後、そのメイン側のバーコードの右
端から左に向かって一定本数のバーの幅を求めて予め設
定された式により基準値を演算すると共に、アドオン側
のバーコードの左端から右に向かって一定本数のバーの
幅を求めて予め設定された式により比較値を演算し、比
較値が基準値に対して所定の範囲内にあるとき、メイン
バーコードにアドオンバーコードが付加されていると判
断する。このため、偶然にアドオンバーコードの第1キ
ャラクタが存在する位置に、メイン側のバーコードの最
終キャラクタに似た縞模様が存在していた場合、これを
アドオンバーコードと判断する確率は極く低くなるの
で、その縞模様をアドオンバーコードとしてデコードす
るようなことはほとんどなく、アドオンバーコードが存
在していない場合に、デコードデータを転送するまでに
要する時間を短縮できる。
【0013】請求項2、5の発明は、基準値を求めるた
めに定められたバー本数および比較値を求めるために定
められたバー本数は、メインバーコードおよびアドオン
バーコードの並び構成を基に、メインバーコードの一定
本数のバーの幅を式に当てはめて求めた基準値と、アド
オン側の一定本数のバーの幅を式に当てはめて求めた比
較値との差が、最小幅のバーの幅以下となる本数に定め
られていることを特徴とする。この基準値および比較値
を求めるためのバーの一定本数について、以下に具体的
に記載する。
【0014】A.ガードバーパターンが黒、白、黒の3
本のバーによって構成されるEAN−8、EAN−1
3、UPC−A (1)アドオンバーコード2桁の場合 メインバーコードとアドオンバーコードの双方共に3
本目(ガードバー部分とキャラクタとの境目)まで メインバーコードとアドオンバーコードの双方共に7
本目(1キャラクタと2キャラクタとの境目)まで (2)アドオンバーコード5桁の場合 メインバーコードとアドオンバーコードの双方共に3
本目(ガードバー部分とキャラクタとの境目)まで メインバーコードとアドオンバーコードの双方共に7
本目(1キャラクタと2キャラクタとの境目)まで メインバーコードが19本目までとアドオンバーコー
ドが21本目まで
【0015】B.ガードバーパターンが黒、白、黒、
白、黒、白の6本のバーによって構成されるUPC−E (1)アドオンバーコード2桁の場合 メインバーコードが3〜5本目までとアドオンバーコ
ードが3本目(ガードバーと1キャラクタとの境目)ま
で。特にメインバーコードが4本目までを採用すると、
規格上の合計幅がアドオンバーコードと同幅になる。 メインバーコードが9本目までとアドオンバーコード
が7本目(1キャラクタ目と2キャラクタ目との境界)
まで (2)アドオンバーコード5桁の場合 メインバーコードが3〜5本目までとアドオンバーコ
ードが3本目(ガードバーと1キャラクタとの境目)ま
で メインバーコードが9本目までとアドオンバーコード
が7本目(1キャラクタ目と2キャラクタ目との境界)
まで メインバーコードとアドオンバーコードの双方共に1
3本目(ガードバー部分とキャラクタとの境目)まで メインバーコードが17本目までとアドオンバーコー
ドが15本目、ただし、アドオンバーコードの15本目
は減算する。
【0016】このように基準値および比較値を求めるた
めのバーの本数を設定すれば、メインバーコード側から
求められる基準値とアドオンバーコード側から求められ
る比較値とが、バーの最小幅(1モジュール)以下の差
でほぼ一致するので、精度の高い比較位置を得ることが
できる。
【0017】請求項3、6の発明では、アドオン側のバ
ーコードの左端から右に向かって一定本数未満の数のバ
ーの幅を加算した値が、基準値に対して所定の範囲を越
えたとき、アドオンバーコードは付加されていないと判
断することを特徴とする。この構成によれば、アドオン
側のバーコード(に似たもの)の一部分しかバーコード
読取装置の読取口に入っていない場合、その一部分に異
常に幅の広いバー(に似た部分)が存在するようなとき
には、アドオンバーコードではないと判断するので、ア
ドオンバーコードでないものを、早くアドオンバーコー
ドでないと判断することができる。
【0018】請求項7、8の発明は、メイン側のバーコ
ードをデコードした後、アドオンバーコードに対してデ
コードを試みたとき、そのデコードができなかったと
き、メインバーコードの右端から左に向かって一定本数
のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を演
算し、アドオン側のバーコードの左端から右に向かって
一定本数のバーの幅を式に当てはめて求めた比較値が基
準値に対して所定の範囲から外れているとき、アドオン
バーコードのデコードを取り止めることを特徴とする。
この構成によれば、アドオンバーコードをデコードでき
なかった場合にだけ、アドオンバーコードの存在の有無
を判断するので、アドオンバーコードが存在していた場
合、そのデコードを優先させることができる。
【0019】請求項9、11の発明は、メイン側のバー
コードをデコードした後、メインバーコードの右端から
左に向かって一定本数のバーの幅を求めて予め設定され
た式により基準値を求めると共に、アドオン側のバーコ
ードの左端から右に向かって一定本数に達するまでバー
の幅を順次加算して行き、一定本数に達する前に加算値
が基準値を越えたとき、アドオンバーコードが付属され
ていないと判断することを特徴とする。この構成によれ
ば、加算すべき本数に達する前にバーの幅の加算値が基
準値を越えた場合には、アドオンバーコードなしと判断
するので、早い判断が可能である。
【0020】請求項10、12の発明は、基準値を求め
るためのメイン側のバー本数およびアドオン側のバー本
数は、バーの並び構成を基に、メイン側の一定本数のバ
ーの幅を式に当てはめて求めた基準値と、アドオン側の
一定本数のバーの幅の加算値との差が、最小幅のバーの
幅以下となる本数に定められていることを特徴とするも
のである。これによれば、精度の高い比較位置を得るこ
とができる。
【0021】請求項13、14の発明は、メイン側のバ
ーコードをデコードした後、アドオンバーコードをデコ
ードする際、そのアドオンバーコードのデコードができ
ないとき、アドオン側のバーコードの左端から右に向か
って一定本数に達するまでバーの幅を加算して行く過程
で、メインバーコード側から求めた基準値を越えたと
き、アドオンバーコードが付属されていないと判断して
アドオン側のバーコードのデコードを取り止めることを
特徴とする。この構成によれば、請求項7、8と同様
に、アドオンバーコードのデコードできなかった場合の
み、アドオンバーコードの存在の有無を判断するので、
アドオンバーコードのデコードを優先させることができ
る。
【0022】請求項15、17の発明は、メイン側のバ
ーコードをデコードした後、ギャップ幅と、メインバー
コード側から求めた基準値に比べて、著しく大きいと
き、アドオンバーコードが付加されていないと判断する
ことを特徴とする。通常、メインバーコードとアドオン
バーコードとの間のギャップは、最小幅のバーの13本
分(13モジュール)以下の値に定められている。この
ギャップが異常に大きいとき、アドオンバーコードが付
加されていないと判断できるものである。
【0023】請求項16、18の発明は、基準値を求め
るためのバーの本数を、バーの並び構成を基に、ガード
バー、キャラクタの区切り目などの一定の幅が得られる
位置を利用した本数としたものである。請求項19、2
0の発明は、メイン側のバーコードから求める基準値
は、一定本数のバーの幅を加減算して求めた値であるこ
とを特徴とする。この構成によれば、バー幅を加算およ
び減算することによって、基準値とアドオンバーコード
の所定本数のバー幅の加算値との差を、1モジュール以
下の値に調整することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をハンディタイプの
バーコード読取装置に適用した一実施例につき図1ない
し図12を参照しながら説明する。ハンディタイプのバ
ーコード読取装置1は、図11に示すように、手持ち可
能なケース2を主体とするもので、そのケース2には、
多数のスイッチ3、液晶表示器4、表示用LED22な
どが設けられている。また、ケース2内にはプリント配
線基板5が配設されており、このプリント配線基板5の
一方の面に前記キースイッチ3群および液晶表示器4な
どが取り付けられ、他方の面に光学的センサとしてのC
CDラインセンサ6および結像レンズ7などが取り付け
られている。
【0025】ケース2の前面開口部は読取口8とされ、
この読取口8の近くに位置するようにしてケース2内に
配設されたプリント配線基板9には、その中央に形成さ
れた孔9aの周囲に位置して照明手段たる照明用LED
10およびこの照明用LED10に対向して照明用レン
ズ11が設けられている。そして、ケース2内におい
て、読取口8と結像レンズ7との間には、反射ミラー1
2が設けられている。
【0026】バーコードの読み取りは、読取口8をバー
コードが印刷されているラベルにほぼ接触させた状態で
行う。そして、この実施例では、読取対象が図10に示
すようなアドオンバーコード付きのバーコードのとき、
そのメインバーコードaとアドオンバーコードbとを同
時に読み取ることができるようにするために、読取口8
の大きさは2つのバーコードを包含できるように横長に
形成されている。
【0027】図12はバーコード読取装置1の電気的構
成を示すもので、上記のキースイッチ3群、液晶表示器
4、CCDエリアセンサ6、照明用LED10、表示用
LED22の他に、制御回路14、増幅回路15、2値
化回路16、報知手段としてのブザー17、転送手段と
しての通信I/F回路18などを備えている。上記制御
回路14は、制御手段としてのCPU19、ROM2
0、RAM21などを備えたコンピュータシステムとし
て構成されている。そして、制御回路14は、キースイ
ッチ3群からの入力信号およびROM20に予め記憶さ
れたプログラムに従って動作し、液晶表示器4、CCD
エリアセンサ6、増幅回路15、2値化回路16、ブザ
ー17、通信I/F回路18、表示用LED22などを
制御する。
【0028】上記CCDラインセンサ6は受光素子であ
るCCDを直線的に配列して構成されている。照明用L
ED10の照明光は、バーコードラベルで反射されて読
取口8から入射され、更に、反射ミラー12で曲げられ
て結像レンズ7によってCCDラインセンサ6に結像さ
れる。そして、CCDラインセンサ6は、結像されたバ
ーコードラベルの画像を、その明暗に応じた電気信号に
変換して光学的情報として蓄積する。このCCDライン
センサ6の光学的情報は、走査線信号として増幅回路1
5に与えられ、増幅回路15はCCDラインセンサ6か
らの走査線信号を増幅して変換手段としての2値化回路
16に与える。
【0029】2値化回路16は、アナログの走査線信号
をデジタル信号に変換し、このデジタル信号は記憶手段
としてのRAM21に記憶される。そして、デコード手
段としてのCPU19は、RAM21に記憶されたデジ
タル信号(バーコード)をROM20に記憶されたデコ
ードアルゴリズムに基づいてデコードし、そのデコード
データをRAM21に記憶させると共に、液晶表示器
4、ブザー17、表示用LED22などで読取完了を報
知し、そして、そのデコードデータを通信I/F回路1
8から上位機器へ転送する。
【0030】次にバーコードを読み取る場合のCPU1
9の作用を図1ないし図3に示すフローチャートをも参
照しながら説明する。ここで、読取対象となるメイン側
のバーコードは、WPC系バーコードで、EAN−1
3、EAN−8、UPC−A、UPC−Eの4種類であ
るとする。
【0031】読み取るべきバーコードに読取口8を当て
てキースイッチ3により読取動作をスタートさせる。す
ると、照明用LED10が点灯してバーコード(ラベ
ル)を照明し、その反射光が結像レンズ7によってCC
Dラインセンサ6に結像される(ステップS1)。そし
て、CPU19は、CCDラインセンサ6が受光したバ
ーコードの画像を2値化してRAM21に記憶させ(ス
テップS2)、その後、2値化データに基づいてメイン
側に位置するバーコードをデコードしてRAM20に記
憶する(ステップS3)。
【0032】次に、CPU19は、デコードしたメイン
側のバーコードの種類を判別し(ステップS4)、ガー
ドバーの本数が2本であるもの、すなわちUPC−A、
EAN−8、EAN−13である場合には、右端から7
本目までの各バーの幅B1〜B7を求め、基準値Xを予
め設定された次の(1)式によって求める(ステップS
5)。また、ガードバーの本数が6本であるもの、すな
わちUPC−Eである場合には、右端から10本目まで
の各バーの幅B1〜B10を求め、基準値Xを予め定め
られた次の(2)式によって求める(ステップS6)。
【0033】 X=B7+B6+B5+B4+B3+B2+B2+B1…(1) X=B10+B9+B8+B7+B6+B5+B4+B3+B2−B1…(2) なお、上記(1)式、(2)式において、Bに付した添
字の数字は右端からの並び順を示すもので、1が右端の
バー、以下、2、3、……が右端から2番目、3番目、
……のバーを示す。
【0034】これら(1)式および(2)式の意味は次
の通りである。まず、この実施例では、アドオンバーコ
ードが付加されているか否かの判断を、メイン側のバー
コードの一定本数のバーの幅を求めてこれを予め設定さ
れた式に当てはめて基準値Xを演算すると共に、アドオ
ン側のバーコードの一定本数のバーの幅を求めてこれを
予め設定された式に当てはめて比較値Zを演算し、そし
て、比較値Zが基準値Xに対して一定範囲、例えば基準
値Xの80%〜120%の範囲内にあるか否かによって
行うように構成している。
【0035】バーコードにおいては、幅の異なる複数種
のバーが使用されているが、そのうちの最小の幅を1モ
ジュールと呼ぶ。図8、図9に示すように、アドオンバ
ーコードbでは、左端から右に向かって7本目まで(ガ
イドバー部分および第1キャラクタ部分)のバーの幅の
合計値は11モジュールに定められている。
【0036】一方、メインバーコードaにおいて、ガー
ドバーパターンが3本のバーから構成されているUPC
−A、EAN−8およびEAN−13では、図8に示す
ように、ガイドバーパターンおよび最終キャラクタは合
計7本のバーで構成され、その7本のバーの合計幅は1
0モジュールに定められ、且つガードバーパターンの各
バーの幅は1モジュールに定められているので、上記
(1)式のように、7本のバーの幅を合計し、更に1モ
ジュール幅である1本のガイドバー(例えば、右端から
2番目のバー)の幅を加算することによって11モジュ
ールの幅を得ることができる。
【0037】また、ガードバーパターンの本数が6本で
あるUPC−Eでは、図9に示すように、ガイドバーパ
ターンおよび最終キャラクタは合計10本のバーで構成
され、その10本のバーの合計幅は13モジュールに定
められ、且つガイドバーパターン各バーの幅は1モジュ
ールに定められているので、上記(2)式のように、1
0本のバーの幅を合計し、1モジュール幅である1本の
ガイドバー(例えば、右端のバー)の幅を加算すること
によって11モジュールの幅を得ることができる。以上
のことから、アドオン側のバーコードの左端から7本目
までのバーの幅の加算値Yを基準値Xと比較することに
よって、アドオンバーコードの付加の有無を判断できる
ものである。
【0038】Xの値を演算した後、CPU19は、メイ
ン側のバーコードとアドオン側のバーコードとの間に存
在するギャップ幅Gを求め(ステップS7;ギャップ幅
取得手段)、そのギャップ幅Gと基準値Xとを比較し、
GがXに対してその120%(ほぼ13.2モジュー
ル)以内と定められた許容範囲に入っているか否かを判
断する(ステップS8;比較手段)。
【0039】なお、アドオンバーコードが付加されてい
ない場合、CCDラインセンサ6はメイン側のバーコー
ドの右側を白として読み取るので、CPU19はメイン
側のバーコードの右側の広い白部分(読取口8の右端ま
で)をギャップと判断してその幅を演算する。
【0040】ギャップ幅Gが許容範囲から外れている場
合には、CPU19は、ステップS8で「NO」と判断
してアドオンバーコードは付加されていないと判断し
(ステップS9;判断手段)、そして、メイン側のデコ
ードデータを上位機器に転送し(ステップS10)、エ
ンドとなる。
【0041】ギャップ幅Gが許容範囲内にある場合に
は、CPU19は、ステップS8で「YES」と判断
し、次にアドオン側に1本目のバーが存在するか否かを
判断する(ステップS11)。1本目のバーが存在しな
い場合には、CPU19は、ステップS11で「NO」
となって上記ステップS9およびステップS10を順に
実行しエンドとなる。
【0042】1本目のバーが存在する場合には、CPU
19は、ステップS11で「YES」となり、アドオン
側のバー幅の加算値Yを0にセットし(ステップS1
2)、Yに1本目のバーの幅b1を加算する(ステップ
S13)。次いで、CPU19は、アドオン側に2本目
のバーが存在するか否かを判断し(ステップS14)、
存在する場合には、バー幅の加算値Yに2本目のバーの
幅b2を加算する(ステップS15)。以下、3本目以
降、7本目までのバーの存在を逐次判断し(ステップS
16、18、20、22、24)、いずれのバーも存在
する場合、順次バーの幅を累計して行き(ステップS1
7、19、21、23、25)、そして、7本目までの
バーの幅の加算値Y(比較値Z)と基準値Xとを比較
し、YがXの80%〜120%と定められた許容範囲に
入っているか否かを判断する(ステップS26;比較手
段)。
【0043】7本のバーの幅の加算値Yが上記許容範囲
内にある場合には(ステップS26で「YES」)、C
PU19は、アドオンバーコードが存在すると判定し
(ステップS27;判断手段)、そして、アドオンバー
コードをデコードしてRAM20に記憶し(ステップS
28)、次いでメインバーコードおよびアドオンバーコ
ードのデコードデータを上位機器に転送し(ステップS
29)、エンドとなる。
【0044】また、7本のバーの幅の加算値Yが上記許
容範囲から外れていた場合には(ステップS26で「N
O」)、CPU19は、アドオンバーコードではないと
判定し(ステップS9)、次いで、メイン側のバーコー
ドのデコードデータを上位機器に転送し(ステップS1
0)、エンドとなる。
【0045】一方、2本目以降のバーが存在するか否か
を判断するステップにおいて、存在していないと判断し
た場合(S14、S16、S18、S20、S22、S
24の各ステップで「NO」)、CPU19は、ステッ
プS30に移行し、ここで加算値Yが基準値Xの120
%以下であるか否かを判断し(比較手段)、Xの120
%を越えている場合(ステップS30で「NO」)に
は、前述のステップS9に移行してアドオンバーコード
ではないと判定(判断手段)した後、メイン側のバーコ
ードのデコードデータを転送し(ステップS10)、エ
ンドとなる。
【0046】バーの幅の加算値Yが基準値Xの120%
以内にある場合には(ステップS30で「YES」)、
CPU19は、ステップS31に移行し、ここでブザー
17を鳴動させる。
【0047】図4に示すように、アドオンバーコードが
付随されていたが、そのアドオンバーコードが読取口8
内に完全に入っておらず、右側部分のバーを光学的に読
み取ることができなかった場合には、ステップS14、
S16、S18、S20、S22、S24のいずれかで
「NO」と判断される可能性がある。そこで、上記のよ
うにブザー17を鳴動させれば、使用者は、ブザー音を
バーコードが読取口8から外れていることの注意報と理
解し、読取口8の中にメインバーコードとアドオンバー
コードとが入るようにバーコード読取装置1を動かし、
そしてキースイッチ3により読取動作を再スタートさせ
るようになる。これにより、上述のようにしてメインバ
ーコードとアドオンバーコードとを上位機器に転送する
ことができる。
【0048】このように本実施例によれば、アドオン側
の7本のバーの幅の加算値Y(比較値Z)が、メイン側
のバーコードの11モジュール分の基準値Xを基準にし
た許容範囲内に入っているか否かによってアドオンバー
コードが付随されているか否かを判断するので、事前に
アドオンバーコードの付随の有無を判別する運用ルール
を取り交わす必要がなく、バーコード情報だけに基づい
てアドオンバーコードの存在の有無を早く判断できる。
また、アドオンバーコードの付加の有無を判別せずに、
常に一定時間をかけてアドオン側に対してデコード処理
を実施するものに比べて、特に、アドオンバーコードが
付加されていない場合の読取処理速度を早くすることが
できる。
【0049】また、基準値Xをメイン側のバーコードの
右側のガードバーパターンと最終キャラクタとを含む一
定本数のバーの幅から求め、比較値Z(加算値Y)をア
ドオン側の左側のガードバーパターンと第1キャラクタ
とを含む一定本数のバーの幅から求めるので、最終キャ
ラクタと第1キャラクタとを比較するものに比べ、隣ど
うしの距離的に近い、より多くのバーからXとYとを求
めることとなり、バーコードラベルを貼り付けてある部
分が膨らんで湾曲していたりしていても、バーコードラ
ベルの湾曲によるバー幅変化の影響を最小限に止めてア
ドオンバーコードの付加の有無をより正確に判断するこ
とができる。
【0050】また、図5に示すように、アドオン側のバ
ーコードは、左端のバーの幅が極端に幅広く、このよう
なものはアドオンバーコードではない。ところが、メイ
ン側のバーコードの最終キャラクタの幅とアドオン側の
第1キャラクタの幅とを比較する従来方法では、左端の
幅広のバーの幅は考慮しないので、図5の場合、右側の
縞模様をアドオンバーコードと誤判断してしまう。
【0051】これに対し、本実施例では、アドオン側の
バーコードの左端から7本目までのバーの幅の加算値Y
を基準値Xと比較するので、図5の右側の縞模様はアド
オンバーコードではないと正しく判断し、無駄なデコー
ド処理のために多くの時間を費やすことを防止できる。
【0052】また、図6のように、メイン側のバーコー
ドと、その右側に存在するバーコードとの間には大きな
ギャップが存在しており、このような大きなギャップを
存しているバーコードはアドオンバーコードではない。
本実施例では、メイン側のバーコードとアドオン側のバ
ーコードとの間のギャップ幅GがXと比較して広過ぎる
場合、アドオンバーコードではないと判断するので、無
駄なデコード処理のために多くの時間を費やすことを防
止できる。
【0053】このことに関連して、図7に示すように、
一つのバーコードの下側に、アドオンバーコード付きバ
ーコードが存在するとして、読取口8を斜めに当てて同
図にLで示す線に沿って光学的に読み取りを行ってしま
った場合、従来では、上段のバーコードにアドオンバー
コードが付加されているとしてデコードしてしまうが、
本実施例では、ギャップが広過ぎるとしてアドオンバー
コードではないと判断できる。
【0054】また、本実施例では、アドオン側のバーの
幅を左側1本目から順次累計して行き、7本目のバーに
至るまでの途中で、その加算値Yが許容範囲を越えたと
き、アドオンバーコードでないと判定するので、以後の
アドオンバーコードの有無を判断するための処理を省略
することができる。
【0055】図13は本発明の他の実施例を示すもの
で、上記一実施例との相違は、メイン側のバーコードの
デコードデータをRAM20に記憶(ステップA1〜A
3)した後、直ちにアドオン側のバーコードをデコード
し(ステップA4)、そして、アドオン側のバーコード
のデコードができなかった場合(ステップA4で「N
O」)、上記一実施例のステップS4以降の処理を実行
するようにしたところにある。
【0056】このように構成した場合には、ステップA
5でアドオン側のバーコードをデコードできれば、直ち
にメインバーコードとアドオンバーコードのデコードデ
ータを転送できる(ステップA7、A8)。このため、
アドオンバーコードの存在の有無を判断する処理が不要
となるので、アドオンバーコードが付加されている場合
の読取処理を迅速に行うことができる。
【0057】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で以下のような拡張或いは変更が可能である。基準値
Xは(1)式、(2)式によるものに限らず、一定本数
のバーの幅を1回ずつ加算するだけで求めるようにして
も良く、四則演算して求めても良い。比較値Zは一定本
数のバーの幅を順次加算して求めるものに限らず、加減
算して求めても良く、四則演算して求めても良い。基準
値X、比較値Zを求めるためのバーの数は、右端から最
終キャラクタの始まりまで、左端から第1キャラクタの
終りまでというように区切りのよい位置で定めるものに
限らず、キャラクタの途中までであっても良い。アドオ
ンバーコードの有無は、基準値Xとギャップ幅だけで判
断しても良いし、基準値Xと比較値Zだけで判断しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における処理内容を示すフロ
ーチャートその1
【図2】同ローチャートその2
【図3】同ローチャートその3
【図4】アドオンバーコードの一部が読取口から外れた
状態を示す図
【図5】アドオン側のバーコードの左端のバーが異常に
太い場合を示す図
【図6】メイン側とアドオン側のバーコードが離れ過ぎ
ている場合を示す図
【図7】バーコードが2段に印刷されている場合を示す
【図8】ガードバーパターンの一例を示す図
【図9】ガードバーパターンの他の例を示す図
【図10】アドオンバーコード付きバーコードの一例を
示す図
【図11】バーコード読取装置の断面図
【図12】電気的構成を示すブロック図
【図13】本発明の他の実施例を示すフローチャート
【符号の説明】
図中、6はCCDラインセンサ(光学的センサ)、16
は2値化回路(変換手段)、19はCPU(デコード手
段、メイン側バー幅演算手段、アドオン側バー幅演算手
段、比較手段、判断手段)、21はRAM(記憶手段)
である。
フロントページの続き (72)発明者 矢野 光一 愛知県刈谷市一ツ木町小尻附50 デンソー エレックス株式会社内 Fターム(参考) 5B072 CC24 FF02 FF21 FF39 GG07 GG09 LL07 LL13 LL19 MM02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側にガードバーパターンを有した
    バーコードをメインバーコードとし、このメインバーコ
    ードの右側にギャップを存してアドオンバーコードを付
    加したバーコードを読み取るバーコード読取方法におい
    て、 メイン側のバーコードをデコードした後、そのメイン側
    のバーコードの右端から左に向かって一定本数のバーの
    幅を求めて予め設定された式により基準値を演算すると
    共に、アドオン側のバーコードの左端から右に向かって
    一定本数のバーの幅を求めて予め設定された式により比
    較値を演算し、前記比較値が前記基準値に対して所定の
    範囲内にあるとき、メインバーコードにアドオンバーコ
    ードが付加されていると判断することを特徴とするバー
    コード読取方法。
  2. 【請求項2】 前記基準値を求めるために定められたバ
    ー本数および前記比較値を求めるために定められたバー
    本数は、メインバーコードおよびアドオンバーコードの
    バーの並び構成を基に、前記メインバーコードの一定本
    数のバーの幅を式に当てはめて求めた前記基準値と、前
    記アドオンバーコードの一定本数のバーの幅を式に当て
    はめて求めた前記比較値との差が、最小幅のバーの幅以
    下となる本数に定められていることを特徴とする請求項
    1記載のバーコード読取方法。
  3. 【請求項3】 前記比較値を求める式はアドオン側のバ
    ーの幅を順次加算して行く式に定められ、前記アドオン
    側のバーコードの左端から右に向かって前記一定本数未
    満の数のバーの幅を加算した値が、前記基準値に対して
    所定の範囲を越えたとき、アドオンバーコードは付加さ
    れていないと判断することを特徴とする請求項1または
    2記載のバーコード読取方法。
  4. 【請求項4】 左右両側にガードバーを有したバーコー
    ドをメインバーコードとし、このメインバーコードの右
    側にギャップを存してアドオンバーコードを付加したバ
    ーコードを読み取るバーコード読取装置において、 バーコードからの反射光を入力してバーコードのバー幅
    情報を電気信号に変換する光学的センサと、 この光学的センサにより変換された電気信号をデジタル
    データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換されたデジタルデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段により記憶されたデジタルデータをデコー
    ドするデコード手段とを具備し、 前記デコード手段は、 デコードしたバーコードの右端から左に向かって一定本
    数のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を
    演算するメイン側バー幅演算手段と、 前記デコードしたバーコードの右側に存するアドオン側
    のバーコードの左端から右に向かって一定本数のバーの
    幅を求めて予め設定された式により比較値を演算するア
    ドオン側バー幅演算手段と、 前記基準値と比較値を比較する比較手段と、 この比較手段の比較により前記比較値が基準値に対して
    所定の範囲内にあると判定されたとき、メインバーコー
    ドにアドオンバーコードが付加されていると判断する判
    断手段とを備えていることを特徴とするバーコード読取
    装置。
  5. 【請求項5】 前記基準値を求めるために定められたバ
    ー本数および前記比較値を求めるために定められたバー
    本数は、メインバーコードおよびアドオンバーコードの
    バーの並び構成を基に、前記メイン側の一定本数のバー
    の幅を式に当てはめて求めた前記基準値と、前記アドオ
    ン側の一定本数のバーの幅を式に当てはめて求めた前記
    比較値との差が、最小幅のバーの幅以下となる本数に定
    められていることを特徴とする請求項4記載のバーコー
    ド読取装置。
  6. 【請求項6】 前記比較値を求める式はアドオン側のバ
    ーの幅を順次加算して行く式に定められ、前記アドオン
    側のバーコードの左端から右に向かって前記一定本数未
    満の数のバーの幅を加算した値が、前記基準値に対して
    所定の範囲を越えたとき、アドオンバーコードは付加さ
    れていないと判断することを特徴とする請求項4または
    5記載のバーコード読取装置。
  7. 【請求項7】 左右両側にガードバーパターンを有した
    バーコードをメインバーコードとし、このメインバーコ
    ードの右側にギャップを存してアドオンバーコードを付
    加したバーコードを読み取るバーコード読取方法におい
    て、 メイン側のバーコードをデコードした後、アドオン側の
    バーコードをデコードするように構成され、 且つアドオン側のバーコードのデコード時にそのデコー
    ドができなかった場合には、前記メイン側のバーコード
    の右端から左に向かって一定本数のバーの幅を求めて予
    め設定された式により基準値を演算すると共に、アドオ
    ン側のバーコードの左端から右に向かって一定本数のバ
    ーの幅を求めて予め設定された式により比較値を演算
    し、前記比較値が前記基準値に対して所定の範囲から外
    れているとき、アドオン側のバーコードのデコードを取
    り止めることを特徴とするバーコード読取方法。
  8. 【請求項8】 左右両側にガードバーを有したバーコー
    ドをメインバーコードとし、このメインバーコードの右
    側にギャップを存してアドオンバーコードを付加したバ
    ーコードを読み取るバーコード読取装置において、 バーコードからの反射光を入力してバーコードのバー幅
    情報を電気信号に変換する光学的センサと、 この光学的センサにより変換された電気信号をデジタル
    データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換されたデジタルデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段により記憶されたデジタルデータをデコー
    ドするデコード手段とを具備し、 前記デコード手段は、 デコードしたバーコードの右端から左に向かって一定本
    数のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を
    演算するメイン側バー幅演算手段と、 前記デコードしたバーコードの右側に存するアドオン側
    のバーコードの左端から右に向かって一定本数のバーの
    幅を求めて予め設定された式により比較値を演算するア
    ドオン側バー幅演算手段と、 前記基準値と比較値を比較する比較手段と、 この比較手段により前記比較値が基準値に対して所定の
    範囲内にあると判定されたとき、メインバーコードにア
    ドオンバーコードが付加されていると判断する判断手段
    とを備え、 メイン側のバーコードをデコードした後、前記アドオン
    側のバーコードをデコードした時、そのアドオン側のバ
    ーコードのデコードができない場合、 前記メイン側バー幅演算手段によって前記基準値を演算
    すると共に、前記アドオン側バー幅演算手段によって前
    記比較値を演算し、前記比較手段により前記比較値が基
    準値に対して所定の範囲から外れていると判定されたと
    き、アドオンバーコードのデコードを取り止めることを
    特徴とするバーコード読取装置。
  9. 【請求項9】 左右両側にガードバーパターンを有した
    バーコードをメインバーコードとし、このメインバーコ
    ードの右側にギャップを存してアドオンバーコードを付
    加したバーコードを読み取るバーコード読取方法におい
    て、 メイン側のバーコードをデコードした後、メイン側のバ
    ーコードの右端から左に向かって一定本数のバーの幅を
    求めて予め設定された式により基準値を演算すると共
    に、前記アドオン側のバーコードの左端から右に向かっ
    て一定本数に達するまでバーの幅を順次加算して行き、
    一定本数に達する前に加算値が前記基準値を越えたと
    き、アドオンバーコードが付属されていないと判断する
    ことを特徴とするバーコード読取方法。
  10. 【請求項10】 前記基準値を求めるためのメイン側の
    バーの一定本数および前記順次加算するアドオン側のバ
    ーの一定本数は、メインバーコードおよびアドオンバー
    コードのバーの並び構成を基に、前記メインバーコード
    の一定本数のバーの幅を式に当てはめて求めた前記基準
    値と、前記アドオンバーコードの一定本数のバーの幅を
    加算した値との差が、最小幅のバーの幅以下となる本数
    に定められていることを特徴とする請求項9記載のバー
    コード読取方法。
  11. 【請求項11】 左右両側にガードバーを有したバーコ
    ードをメインバーコードとし、このメインバーコードの
    右側にギャップを存してアドオンバーコードを付加した
    バーコードを読み取るバーコード読取装置において、 バーコードからの反射光を入力してバーコードのバー幅
    情報を電気信号に変換する光学的センサと、 この光学的センサにより変換された電気信号をデジタル
    データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換されたデジタルデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段により記憶されたデジタルデータをデコー
    ドするデコード手段とを具備し、 前記デコード手段は、 デコードしたバーコードの右端から左に向かって一定本
    数のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を
    演算するメイン側バー幅演算手段と、 前記デコードしたバーコードの右側に存在するアドオン
    側のバーコードの左端から右に向かって一定本数に達す
    るまで順次バーの幅を加算して行くアドオン側バー幅演
    算手段と、 前記アドオン側バー幅演算手段がバーの幅を加算する都
    度、その加算値と前記基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段により前記加算値が基準値に対して所定の
    範囲内にあると判定されたとき、メインバーコードにア
    ドオンバーコードが付加されていると判断する判断手段
    とを備え、 メイン側のバーコードをデコードした後、前記メイン側
    バー幅演算手段によって前記基準値を演算し、前記アド
    オン側バー幅演算手段によってアドオン側のバーコード
    の左端から右に向かって一定本数に達するまでバーの幅
    を順次加算して行き、前記比較手段による比較結果に基
    づいて、前記判断手段が一定本数に達する前に前記加算
    値が前記基準値を越えたと判断したとき、アドオンバー
    コードが付加されていないと判断することを特徴とする
    バーコード読取装置。
  12. 【請求項12】 前記基準値を求めるための前記メイン
    側のバーの一定本数および前記順次加算するアドオン側
    のバーの一定本数は、メインバーコードおよびアドオン
    バーコードのバーの並び構成を基に、前記メインバーコ
    ードの一定本数のバーの幅を式に当てはめて求めた前記
    基準値と、前記アドオンバーコードの一定本数のバーの
    幅を加算した値との差が、最小幅のバーの幅以下となる
    本数に定められていることを特徴とする請求項11記載
    のバーコード読取装置。
  13. 【請求項13】 左右両側にガードバーパターンを有し
    たバーコードをメインバーコードとし、このメインバー
    コードの右側にギャップを存してアドオンバーコードを
    付加したバーコードを読み取るバーコード読取方法にお
    いて、 メイン側のバーコードをデコードした後、アドオン側の
    バーコードをデコードするように構成され、 且つアドオン側のバーコードのデコード時にそのデコー
    ドができなかった場合には、 メイン側のバーコードの右端から左に向かって一定本数
    のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を演
    算すると共に、アドオン側のバーコードの左端から右に
    向かって一定本数に達するまでバーの幅を順次加算して
    行き、一定本数に達する前に加算値が前記基準値を越え
    たとき、アドオンバーコードが付属されていないと判断
    してアドオン側のバーコードのデコードを取り止めるこ
    とを特徴とするバーコード読取方法。
  14. 【請求項14】 左右両側にガードバーを有したバーコ
    ードをメインバーコードとし、このメインバーコードの
    右側にギャップを存してアドオンバーコードを付加した
    バーコードを読み取るバーコード読取装置において、 バーコードからの反射光を入力してバーコードのバー幅
    情報を電気信号に変換する光学的センサと、 この光学的センサにより変換された電気信号をデジタル
    データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換されたデジタルデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段により記憶されたデジタルデータをデコー
    ドするデコード手段とを具備し、 前記デコード手段は、 デコードしたバーコードの右端から左に向かって一定本
    数のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を
    演算するメイン側バー幅演算手段と、 前記デコードしたバーコードの右側に存するアドオン側
    のバーコードの左端から右に向かって一定本数に達する
    までバーの幅を順次加算するアドオン側バー幅演算手段
    と、 このアドオン側バー幅演算手段がバーの幅を加算する都
    度その加算値と前記基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段により前記加算値が基準値に対して所定の
    範囲内にあると判定されたとき、メインバーコードにア
    ドオンバーコードが付加されていると判断する判断手段
    とを備え、 前記メイン側のバーコードをデコードした後、前記アド
    オンバーコードをデコードする際、そのアドオンバーコ
    ードのデコードができないとき、 前記メイン側バー幅演算手段によって前記基準値を演算
    し、前記アドオン側バー幅演算手段によってアドオン側
    のバーコードの左端から右に向かって一定本数に達する
    までバーの幅を順次加算して行き、前記比較手段により
    一定本数に達する前に加算値が前記基準値を越えたと判
    定されたとき、アドオンバーコードが付加されていない
    と判断してアドオン側のバーコードのデコードを取り止
    めることを特徴とするバーコード読取装置。
  15. 【請求項15】 左右両側にガードバーパターンを有し
    たバーコードをメインバーコードとし、このメインバー
    コードの右側にギャップを存してアドオンバーコードを
    付加したバーコードを読み取るバーコード読取方法にお
    いて、 メイン側のバーコードをデコードした後、メイン側のバ
    ーコードの右端から左に向かって一定本数のバーの幅を
    求めて予め設定された式により基準値を演算すると共
    に、前記ギャップの幅を求め、そのギャップ幅が前記基
    準値に比べて、所定の範囲を越えているとき、アドオン
    バーコードが付加されていないと判断することを特徴と
    するバーコード読取方法。
  16. 【請求項16】 前記基準値を求めるためのバーの本数
    は、メインバーコードのバーの並び構成を基に、ガード
    バー、キャラクタの区切り目などの一定の幅が得られる
    位置を利用した本数であることを特徴とする請求項15
    記載のバーコード読取方法。
  17. 【請求項17】 左右両側にガードバーを有したバーコ
    ードをメインバーコードとし、このメインバーコードの
    右側にギャップを存してアドオンバーコードを付加した
    バーコードを読み取るバーコード読取装置において、 バーコードからの反射光を入力してバーコードのバー幅
    情報を電気信号に変換する光学的センサと、 この光学的センサにより変換された電気信号をデジタル
    データに変換する変換手段と、 この変換手段により変換されたデジタルデータを記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段により記憶されたデジタルデータをデコー
    ドするデコード手段とを具備し、 前記デコード手段は、 デコードしたバーコードの右端から左に向かって一定本
    数のバーの幅を求めて予め設定された式により基準値を
    求めるメイン側バー幅演算手段と、 メイン側のバーコードとアドオン側のバーコードとの間
    のギャップ幅を求めるギャップ幅取得手段と、 前記基準値と前記ギャップ幅とを比較する比較手段と、 この比較手段により前記ギャップ幅が前記基準値に対し
    て所定の範囲を越えているとされたときアドオンバーコ
    ードが付加されていないと判断する判断手段とを備えて
    いることを特徴とするバーコード読取装置。
  18. 【請求項18】 前記基準値を求めるための前記メイン
    側のバーの本数は、バーの並び構成を基に、ガードバ
    ー、キャラクタの区切り目などの一定のバー幅が得られ
    る位置を利用した本数であることを特徴とする請求項1
    7記載のバーコード読取装置。
  19. 【請求項19】 前記基準値は、一定本数のバーの幅を
    加減算して求めた値であることを特徴とする請求項1、
    2、3、7、9、10、13、15、16のいずれかに
    記載のバーコード読取方法。
  20. 【請求項20】 前記基準値は、一定本数のバー幅を加
    減算して求めた値であることを特徴とする請求項4、
    5、6、8、11、12、14、17、18のいずれか
    に記載のバーコード読取装置。
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