JP2003021453A - 冷蔵庫の仕切構造 - Google Patents

冷蔵庫の仕切構造

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JP2003021453A
JP2003021453A JP2001205710A JP2001205710A JP2003021453A JP 2003021453 A JP2003021453 A JP 2003021453A JP 2001205710 A JP2001205710 A JP 2001205710A JP 2001205710 A JP2001205710 A JP 2001205710A JP 2003021453 A JP2003021453 A JP 2003021453A
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JP
Japan
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wall
partition
inner box
partition wall
refrigerator
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JP2001205710A
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Hisanobu Akino
寿信 秋野
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切壁を形成するにあたり、内箱と仕切壁と
の隙間をなくして外観を整えると共に、冷気の洩れを防
止した冷蔵庫の仕切構造を提供する。 【解決手段】 内箱2の内周全域に設けられた凸部2a
に対応した切欠部4dを備えた仕切壁4は、外壁と、同
外壁で囲まれた断熱体4bとで構成され、前記外壁は、
上部を形成する上部仕切体4aと、底部を形成する下部
仕切体4cとからなり、前記上部仕切体4aと下部仕切
体4cとの空間内に発泡スチロール等で形成した前記断
熱体4bを装着しており、前記仕切壁4の外壁の底部を
構成する前記下部仕切体4cに、前記内箱2へ向かって
水平に延出する延出部4c1を設け、同延出部4c1を
前記内箱2の凸部2aの下面に接触させるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係わり、よ
り詳細には、仕切壁の内箱への取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気冷蔵庫は、図1に示すように、外箱
1と内箱2の間に発泡断熱材3を充填して形成される前
面を開口する断熱箱体10と、前記断熱箱体10内を上
下に複数の貯蔵室11に区画する断熱性の仕切壁4と、
前記貯蔵室11の前面開口部に開閉自在に枢支される扉
5とでなり、前記断熱箱体10内に設けた冷却器6より
の冷気をダクトを介して各貯蔵室11に導入するように
している。
【0003】従来は図4に示すように、前記内箱2の内
周全域に設けられた凸部2aと、同凸部2aに対応した
切欠部4dを備えた前記仕切壁4を上方から乗せるよう
にして係合していた。
【0004】また、前記仕切壁4は、外壁と、同外壁で
囲まれた断熱体4bとで構成され、前記外壁は、上部を
形成する上部仕切体4aと、下部を形成する下部仕切体
4cとからなり、前記上部仕切体4aと下部仕切体4c
との空間内に発泡スチロール等で形成した断熱体4bを
装着していた。
【0005】また、外箱1と内箱2の間に発泡断熱材3
を充填して形成された断熱箱体10の内箱2の内周全域
に設けられた凸部2aの表面は、発泡圧や発泡後の発泡
断熱材3の収縮等により凹凸が生じ易くなるため、前記
仕切壁4との接触面は平滑でなく、前記仕切壁4を前記
内箱の凸部2aに上方から乗せるようにして係合した場
合、接触面のどこかに隙間が生じ、その隙間から冷気洩
れや水洩れを起こすのを防止するため、前記仕切壁4と
の接触面には、略全周にシール材12を貼り付けてい
た。
【0006】しかしながら、前記仕切壁4と前記内箱の
凸部2aとの接触面の略全周にシール材12を貼り付け
ているので、シール材12の潰れが均一とならず、隙間
を生じさせないようにするには、比較的厚いシール材1
2を必要としていた。また、組立時、かなり強い力が必
要となるとともに、貼り付け作業が極めて面倒で時間が
掛かり、工数が多くかかるので、コストアップの要因と
なる恐れのある問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記問題点に鑑み、仕切壁を形成するにあたり、内箱と仕
切壁との隙間をなくして外観を整えると共に、冷気の洩
れを防止した冷蔵庫の仕切構造を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、外箱と内箱の間に発泡断熱材を充填して
形成される前面を開口する断熱箱体と、前記内箱の内周
全域に設けられた凸部と、同凸部に対応した切欠部を備
え、前記断熱箱体内を上下に区画する仕切壁と、同仕切
壁で区画された貯蔵室を備え、前記貯蔵室の前面開口部
に開閉自在に枢支される扉とでなり、前記断熱箱体内に
設けた冷却器よりの冷気をダクトを介して各貯蔵室に導
入するようにしてなる冷蔵庫の仕切構造において、前記
仕切壁は外壁と、同外壁で囲まれた断熱体とで構成さ
れ、前記外壁の底部に、前記内箱へ向かって水平に延出
する延出部を設け、同延出部を前記内箱の凸部の下面に
接触させた構成となっている。
【0009】前記延出部に、前記切欠部の側面に当接す
るリブ部を設け、同リブ部に少なくとも一つの爪部を一
体に形成した構成となっている。
【0010】前記爪部の先端を、上向きの矢先形状にし
た構成となっている。
【0011】前記仕切壁の切欠部の前記爪部に対向する
位置に、挿通孔を設けた構成となっている。
【0012】前記延出部およびリブ部と、前記外壁の底
部との間に接続部を設け、同接続部を薄肉に形成した構
成となっている。
【0013】前記内箱の凸部に、前記切欠部を備えた前
記仕切壁を、上方から乗せるようにして係合した時、前
記接続部より折れ曲がり、前記爪部が、前記挿通孔に挿
通した構成となっている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は従来お
よび本発明による冷蔵庫を示す要部側断面図であり、図
2は本発明による冷蔵庫の一実施例を示す図1のA−A
矢視部の要部拡大断面図であり、図3は本発明による冷
蔵庫の他の実施例を示す図1のA−A矢視部の要部拡大
断面図(A)および要部分解拡大断面図(B)である。
なお、従来例と同じ部分の符号は同一とする。
【0015】図において、10は前面を開口する断熱箱
体で、外箱1と内箱2の間に発泡断熱材3を充填して形
成される。4は前記断熱箱体10内を複数の貯蔵室11
に区画する断熱性を有する仕切壁である。5は前記貯蔵
室11の前面開口部に開閉自在に枢支される扉であり、
6は前記断熱箱体10内に設けた冷却器で、同冷却器6
よりの冷気をダクトを介して各貯蔵室11に導入するよ
うにしている。
【0016】図2に示すように、前記内箱2の内周全域
に設けられた凸部2aと、同凸部2aに対応した切欠部
4dを備えた前記仕切壁4とが係合しており、同仕切壁
4は、外壁と、同外壁で囲まれた断熱体4bとで構成さ
れ、前記外壁は、上部を形成する上部仕切体4aと、底
部を形成する下部仕切体4cとからなり、前記上部仕切
体4aと下部仕切体4cとの空間内に発泡スチロール等
で形成した前記断熱体4bを装着している。
【0017】前記仕切壁4の外壁の底部を構成する前記
下部仕切体4cに、前記内箱2へ向かって水平に延出す
る延出部4c1を設け、同延出部4c1を前記内箱2の
凸部2aの下面に接触させるようにしており、より一層
の取付を強固にし、密着度の向上を図っている。
【0018】また、図3(A)に示すように、前記下部
仕切体4cの前記延出部4c1に、前記切欠部4dの側
面に当接するリブ部4c2を設け、同リブ部4c2に複
数の爪部4c3を一体に形成するとともに、前記上部仕
切体4aの前記リブ部4c2の爪部4c3に対向する延
出部4a1の位置に、挿通孔4a2を設けている。
【0019】前記リブ部4c2の爪部4c3が、前記上
部仕切体4aの挿通孔4a2に挿通し、前記断熱体4b
に当接することにより、前記爪部4c3に前記断熱体4
bからの反発力が働き、前記延出部4c1のリブ部4c
2と前記内箱2の凸部2aの側面間の密着度を強固にす
ることができる。
【0020】なお、前記爪部4c3の先端を、上向きの
矢先形状にすることにより、前記爪部4c3が前記断熱
体4bの反発力により前記挿通孔4a2より外れないよ
うにしている。
【0021】更に、図3(B)に示すように、前記延出
部4c1およびリブ部4c2と、前記外壁の底部との間
に接続部4c4を設け、同接続部4c4を薄肉に形成し
ており、前記内箱2の凸部2aに、前記切欠部4dを備
えた前記仕切壁4を、上方から乗せるようにして係合し
た時、前記接続部4c4より折れ曲がり、前記爪部4c
3が、前記挿通孔4a2に挿通するようになっている。
【0022】前記下部仕切体4cの爪部4c3が、前記
上部仕切体4aの挿通孔4a2に挿通し、前記断熱体4
bに当接することにより、前記爪部4c3に前記断熱体
4bからの反発力が働くとともに、前記延出部4c1が
前記内箱2の凸部2aの下面に接触し、前記切欠部4d
を備えた前記仕切壁4と前記内箱2の凸部2a間を密着
することができる。
【0023】上記構成において、前記仕切壁4の外壁の
底部を延出させた前記延出部4c1を設け、同延出部4
c1を前記内箱2の凸部2aの下面に接触させるように
し、また、前記延出部4c1に前記切欠部4dの側面に
当接するリブ部4c2を設け、同リブ部4c2に複数の
前記爪部4c3を形成し、前記挿通孔4a2に挿通し、
前記断熱体4bに当接させることにより、前記爪部4c
3に前記断熱体4bからの反発力が働き、前記仕切壁4
と前記内箱2の凸部2a間を密着することができ、前記
仕切壁4と前記断熱箱体10との接触面の略全周に厚い
シール材12を貼り付ける必要がなく、また、組立作業
が容易となり、工数も少なくなり、コストアップの要因
となる恐れのある問題をなくすことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仕切壁を形成するにあたり、内箱と仕切壁との隙間をな
くして外観を整えると共に、冷気の洩れを防止した冷蔵
庫の仕切構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来および本発明による冷蔵庫を示す要部側断
面図である。
【図2】本発明による冷蔵庫の一実施例を示す図で、図
1のA−A矢視部の要部拡大断面図である。
【図3】本発明による冷蔵庫の他の実施例を示す図で、
図1のA−A矢視部の要部拡大断面図(A)および要部
分解拡大断面図(B)である。
【図4】従来の冷蔵庫を示す図で、図1のA−A矢視部
の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 外箱 2 内箱 2a 凸部 3 発泡断熱材 4 仕切壁 4a 上部仕切体 4a1 延出部 4a2 挿通孔 4b 断熱体 4c 下部仕切体 4c1 延出部 4c2 リブ部 4c3 爪部 4c4 接続部 4d 切欠部 5 扉 6 冷却器 10 断熱箱体 11 貯蔵室 12 シール材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱の間に発泡断熱材を充填して
    形成される前面を開口する断熱箱体と、前記内箱の内周
    全域に設けられた凸部と、同凸部に対応した切欠部を備
    え、前記断熱箱体内を上下に区画する仕切壁と、同仕切
    壁で区画された貯蔵室を備え、前記貯蔵室の前面開口部
    に開閉自在に枢支される扉とでなり、前記断熱箱体内に
    設けた冷却器よりの冷気をダクトを介して各貯蔵室に導
    入するようにしてなる冷蔵庫の仕切構造において、 前記仕切壁は外壁と、同外壁で囲まれた断熱体とで構成
    され、前記外壁の底部に、前記内箱へ向かって水平に延
    出する延出部を設け、同延出部を前記内箱の凸部の下面
    に接触させてなることを特徴とする冷蔵庫の仕切構造。
  2. 【請求項2】 前記延出部に、前記切欠部の側面に当接
    するリブ部を設け、同リブ部に少なくとも一つの爪部を
    一体に形成してなることを特徴とする請求項1記載の冷
    蔵庫の仕切構造。
  3. 【請求項3】 前記爪部の先端を、上向きの矢先形状に
    してなることを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫の仕切
    構造。
  4. 【請求項4】 前記仕切壁の切欠部の前記爪部に対向す
    る位置に、挿通孔を設けてなることを特徴とする請求項
    1または2記載の冷蔵庫の仕切構造。
  5. 【請求項5】 前記延出部およびリブ部と、前記外壁の
    底部との間に接続部を設け、同接続部を薄肉に形成して
    なることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫の
    仕切構造。
  6. 【請求項6】 前記内箱の凸部に、前記切欠部を備えた
    前記仕切壁を、上方から乗せるようにして係合した時、
    前記接続部より折れ曲がり、前記爪部が、前記挿通孔に
    挿通してなることを特徴とする請求項1乃至請求項5記
    載の冷蔵庫の仕切構造。
JP2001205710A 2001-07-06 2001-07-06 冷蔵庫の仕切構造 Pending JP2003021453A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3379182A1 (de) * 2017-03-21 2018-09-26 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltkältegerät mit mehrteiliger Trennplatte und Aufnahmenut an einem Plattenteil der Trennplatte

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3379182A1 (de) * 2017-03-21 2018-09-26 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltkältegerät mit mehrteiliger Trennplatte und Aufnahmenut an einem Plattenteil der Trennplatte

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