JP2003021313A - 廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理方法 - Google Patents

廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理方法

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JP2003021313A
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Yuichi Yamakawa
裕一 山川
Sunao Nakamura
直 中村
Masahiro Sudo
雅弘 須藤
Tsuneo Matsudaira
恒夫 松平
Tadashi Yokoyama
唯史 横山
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃プラスチックをコークスの代替燃料とし活
用することができる廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物
の処理方法を提供すること。 【解決手段】 炉底部にコークスを堆積して燃焼させる
ことにより高温燃焼帯30を形成し、この高温燃焼帯3
0の上方から投入された廃棄物を熱分解させてガス化
し、その残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉における廃
棄物の処理方法において、粒径が10mm〜50mmの
廃プラスチックを羽口7から高温燃焼帯30へ吹き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物ガス化溶融炉
における廃棄物の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、廃棄物の焼却に伴って発生するダ
イオキシン類の排出防止や、資源リサイクルの必要性が
叫ばれるようになり、これらの問題に対処可能な技術の
一つとして、廃棄物をガス化・溶融する技術の開発が進
められている。この処理技術は、廃棄物をガス化するこ
とによって高温の燃焼ガスを発生させ、また有害金属を
溶融してスラグの中に閉じ込めると共に、燃焼時に発生
したダイオキシン類を分解することができると言う特徴
を有している。
【0003】この技術には各種の方式があるが、その一
つとして、炉底部にコークスを堆積して燃焼させること
により高温燃焼帯を形成し、この高温燃焼帯の上方から
投入された廃棄物を熱分解させてガス化し、その残渣を
溶融して排出する処理方式がある。この処理方式におい
ては、可燃性廃棄物のガス化・溶融処理が行われるだけ
でなく、焼却残渣の溶融処理、或いは可燃性廃棄物と焼
却残渣の混合処理も行われる。
【0004】又、廃棄物処理においては、産業廃棄物や
一般廃棄物として発生する大量のプラスチックの処理が
処理設備上及び環境汚染上の問題として取り上げられて
おり、その処理方法が種々検討されている。
【0005】このような状況にあって、特開平10−1
48321号公報には、上記のガス化・溶融方式の溶融
炉を使用して焼却灰を処理する際に、廃プラスチックを
燃料の一部として供給する技術が開示されている。この
技術においては、炉底部の高温燃焼帯に熱風を吹き込む
ための送風路に粉体状の廃プラスチックを供給し、熱風
と共に吹き込んでコークスと共に燃焼させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、コークスが堆積された高温燃焼帯へ吹き込
む廃プラスチックの性状やその吹き込み条件などに問題
があり、吹き込まれた廃プラスチックがコークスの代替
燃料として十分に活用されない。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決し、廃プラ
スチックをコークスの代替燃料とし活用することができ
る廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は次の発明に
より解決される。
【0009】第1の発明は、炉底部にコークスを堆積し
て燃焼させることにより高温燃焼帯を形成し、この高温
燃焼帯の上方から投入された廃棄物を熱分解させてガス
化し、その残渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉における
廃棄物の処理方法において、粒径が10mm〜50mm
の廃プラスチックを高温燃焼帯へ吹き込むことを特徴と
している。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、高温
燃焼帯における炉内ガスの空塔速度が2.0m/s以下
に維持されるように、高温燃焼帯への送風量を調節する
ことを特徴としている。
【0011】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、高温燃焼帯へ吹き込む熱風の温度が350℃以下で
あることを特徴としている。
【0012】本発明者らは、高温燃焼帯に吹き込まれた
廃プラスチックがコークスの代替燃料として十分に活用
されないと言う問題を解明するために、種々の試験とそ
れに基づく検討を行った。その結果、廃プラスチックを
吹き込む際の条件によって、コークスの消費量が異なる
ことを見出した。特に、廃プラスチックの粒径による影
響が大きく、粉体状の廃プラスチックを吹き込んだ場合
には、コークス消費量の低減はごく僅かにとどまってし
まうことが分かった。この原因は、粒径が小さい廃プラ
スチックを高温燃焼帯へ吹き込むと、吹き込まれた粒子
の多くが吹き込み口近傍のコークスが燃焼する領域(以
下、レースウェイと言う)で燃焼しないで、そのまま還
元性雰囲気のコークス堆積層へ入ってしまうためである
ものと考えられる。
【0013】従って、廃プラスチックを高温燃焼帯のレ
ースウェイで燃焼させるためには、廃プラスチックの燃
焼が開始されるまでの間、その粒子をレースウェイに滞
留させることが必要となる。そして、その必要滞留時間
を確保するためには、吹き込む廃プラスチックをかなり
大きな粒径のものにしなければならない。本発明者らの
試験結果によれば、高温燃焼帯へ吹き込む廃プラスチッ
クは粒径が10mm〜50mmのものであることを要す
る。粒径が10mm未満のものであると、吹き込まれた
廃プラスチックの多くがレースウェイで燃焼することな
く、未燃焼のまま上方へ飛散し、その後、上部から投入
された廃棄物と一緒に燃焼してしまうので、コークスの
代替燃料にはならない。又、廃プラスチックが50mm
を超える粒径のものであると、吹き込む際の気流輸送に
支障を来すようになる。なお、高温燃焼帯へ吹き込む廃
プラスチックの形状は、球状、円柱状、或いは破砕され
たままの形状など、何れであってもよい。
【0014】又、高温燃焼帯へ廃プラスチックの吹き込
みを行う場合には、高温燃焼帯における炉内ガスの上昇
速度がある限度以下になるように、吹き込む熱風量を制
限する必要がある。これは、廃プラスチックの燃焼時に
はコークスの燃焼時よりも多量の燃焼ガスが発生し、高
温燃焼帯においては、廃プラスチック粒子が燃焼した箇
所から局部的に多量のガスが発生するので、このガス量
の増加によって、炉内ガスが高温燃焼帯のコークス堆積
層の一部を吹き抜けてしまうのを防止するためである。
高温燃焼帯における炉内ガスの上昇速度が限度以上にな
ると、炉内ガスと被溶融物との熱交換の度合いが悪化し
たり、また溶融物が吹き上げられて炉底へ滴下されなく
なったりして溶融物が排出されなくなり、炉況が悪化す
る。
【0015】本発明者らの試験結果によれぱ、高温燃焼
帯における炉内ガスの上昇速度が空塔換算で2.0m/
s以下程度になるように、高温燃焼帯へ吹き込む熱風量
を調節することが望ましい。
【0016】又、高温燃焼帯へ廃プラスチックを吹き込
む際に、吹き込む熱風の温度を高くし過ぎると、廃プラ
スチックの溶融や熱分解が起こってタール状の物質が生
成し、このタール状の物質が吹き込み管路の内壁に付着
する。そして、タール状の物質の付着量が次第に増加し
て管路が狭小化したり、ついには閉塞してしまい、燃焼
空気の送風や廃プラスチックの吹き込み操作に支障が生
ずる。吹き込み中における廃プラスチックの溶融や熱分
解を防ぐためには、吹き込む熱風の温度をタール生成温
度である350℃以下程度にする必要がある。なお、タ
ールの生成が最も多い温度領域は400〜450℃であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
一例の説明図である。1は竪型で円筒形状に形成された
廃棄物溶融炉、2は廃棄物投入装置である。廃棄物投入
装置2は都市ごみや産業廃棄物或いは廃棄物焼却残渣な
どの廃棄物及びコークスや石灰石などのスラグ成分調整
材を投入するための装置である。溶融炉1は投入された
廃棄物がその下部に形成される高温燃焼帯で溶融される
構造になっており、上部の拡径された部分はフリーボー
ド部3になっている。4は炉頂部の中心に設けられた廃
棄物の装入口、5は燃焼ガスの排出口、6は溶融スラグ
の排出口である。30は堆積されたコークスを燃焼させ
ることにより高温状態に維持され、廃棄物の熱分解残渣
を溶融する高温燃焼帯である。又、31は高温燃焼帯3
0の上に形成された廃棄物の流動化層である。投入され
た廃棄物はこの流動化層で滞留している間に熱分解さ
れ、その残渣は高温燃焼帯30上に落下し、溶融され
る。
【0018】溶融炉下部の高温燃焼帯30が形成される
位置にはコークスを燃焼させる空気又は酸素富化された
空気を吹込むための主羽口7が設けられており、流動化
層31が形成される位置には投入された廃棄物を流動化
させる空気を吹込むための副羽口8が設けられている。
又、流動化層31上方のフリーボード部には高温燃焼帯
30及び流動化層31で生成した可燃性ガスを燃焼させ
る空気を吹き込むための三段羽口9が設けられている。
主羽口7、副羽口8、三段羽口9はそれぞれ複数本が設
けられており、これらの羽口から吹き込む空気又は富化
空気はそれぞれヘッダー10,11,12から分配され
る。
【0019】20は高温燃焼帯30へ吹き込む廃プラス
チックを主羽口8内へ投入するための廃プラスチック供
給装置である。廃プラスチック供給装置20は図2に示
す構成になっている。21は廃プラスチックの定量切出
し機、22は廃プラスチック投入シュート、23は定量
的に落下してくる廃プラスチックを複数の主羽口8へ分
配するための分配器、24はダブルダンパーである。図
中、8は主羽口、1は廃棄物溶融炉、30は高温燃焼
帯、32はレースウェイを示す。
【0020】上記構成の溶融炉による廃棄物の溶融処理
は次のように行なわれる。都市ごみや産業廃棄物或いは
廃棄物焼却残渣などの廃棄物、コークス、石灰石などが
それぞれ計量され、廃棄物投入装置2から溶融炉1内へ
投入される。投入されたもののうち、コークスは炉底部
に堆積し、ここに主羽口7から空気又は酸素富化された
空気の熱風が吹き込まれる。この際、廃プラスチック投
入装置20から主羽口7内へ廃プラスチックが投入さ
れ、熱風と共に溶融炉内へ吹き込まれる。吹き込まれた
廃プラスチックは、レースウェイ32において、炉内に
堆積されているコークスと共に燃焼し、高温燃焼帯30
が形成される。
【0021】又、炉頂部から投入された廃棄物は高温燃
焼帯30の上方で流動しながら滞留して流動化層31を
形成する。廃棄物は流動化している間に予熱され、熱分
解して可燃性ガスを発生する。熱分解残渣は高温燃焼帯
30上に落下し、順次溶融して流下し、炉底部の排出口
6から抜き出される。一方、流動化層31で発生した可
燃性ガスは、フリーボード部3において、三段羽口9か
ら空気が吹込まれて燃焼し850℃〜1000℃の高温
ガスとなって燃焼ガス排出口5から排出する。燃焼ガス
は二次燃焼炉40でさらに燃焼した後、ボイラーなどの
熱回収装置41へ送られて熱回収される。そして、燃焼
排ガスは排ガス浄化装置42へ送られ、集塵、酸性ガス
除去、脱硝などの処理が施された後、大気放散される。
【0022】上記高温燃焼帯30への熱風の吹き込みに
際し、高温燃焼帯30における炉内ガスの上昇速度が空
塔換算で2.0m/s以下程度になるように、熱風の吹
き込み量を調節する。高温燃焼帯30における炉内ガス
の空塔速度を2.0m/s以下程度にすれば、炉内ガス
が高温燃焼帯のコークス堆積層を吹き抜ける現象や溶融
物の滴下不良が起こらなくなる。この結果、炉内ガスと
投入物との熱交換が十分に行われ、高温燃焼帯上の熱分
解残渣が局部的に溶融されなくなったり、溶融物が溶融
帯に滞留して排出不良になるような問題が発生しなくな
る。上記高温燃焼帯30への熱風の吹き込みにおいて、
タール生成を防止するため、熱風温度は350℃以下に
設定する。
【0023】なお、上記のように構成された廃棄物溶融
炉においては、使用できる廃プラスチックがその種類に
よって限定されることはない。例えば、塩化ビニールは
塩素を含むプラスチックであって、その燃焼によって塩
化水素が生成したり、ダイオキシン類生成の出発物質に
なったりするため、燃焼による処理においては、問題点
の一つに挙げられ、現在、その処理方法が鋭意検討され
ている状況にある。
【0024】しかし、本発明によれば、廃プラスチック
が吹き込まれた高温溶融帯30においては、コークスと
共に投入された石灰石が存在しているので、塩化ビニー
ルが投入されても、発生した塩化水素の相当部分は石灰
石と反応して捕捉され、固定される。そして、残余の塩
化水素が溶融炉外へ排出されても、大気放出に際して
は、排ガス浄化装置により塩化水素除去処理が行われ、
除去される。
【0025】又、吹き込まれた塩化ビニールが燃焼した
後、流動化層31でダイオキシン類が発生しても、フリ
ーボード部3においては、ダイオキシン類が分解される
850℃以上の温度に2秒間以上維持され、2次燃焼炉
40ではさらに高温の状態になるので、ダイオキシン類
の排出に対する懸念は解消される。
【0026】
【実施例】(実施例)図1と同様の構成による廃棄物溶
融炉の試験装置を使用し、都市ごみをガス化・溶融する
操業を行った。この操業においては、酸素富化空気(酸
素濃度が30〜40%程度)の熱風と共に、廃プラスチ
ック(ポリエチレンとポリスチレンが各50%の混合
物)を高温燃焼帯へ吹き込んだ。上記以外の条件は次の
ごとくにした。
【0027】廃棄物と副資材の投入量 都市ごみ 1000kg/h コークス 30kg/h 石灰石 45kg/h 廃プラスチック 27kg/h 廃プラスチックの粒径 20mm 熱風吹き込み量 400N m3 /h
(高温燃焼帯における空塔速度 1.2m/s) 熱風温度 200℃ 上記の操業におけるコークスの消費量は都市ごみ1t当
たり30kgであった。このコークス消費量は廃プラスチ
ックを投入しなかった場合に平均50kg程度であったの
に対し、60%に低減された。また、廃プラスチックは
コークスより炭素成分量が少なく、燃焼率も90%程度
であるため、廃プラスチックの吹き込み量は目標とする
コークスの代替量(コークス節減目標量)よりも多くす
る必要がある。なお、この試験においては、廃プラスチ
ック27kgを吹き込み、コークス消費量が20kg低
減された。
【0028】(比較例)高温燃焼帯へ吹き込む廃プラス
チックの粒径が8mmであったこと以外については実施
例を同じにして都市ごみをガス化・溶融する操業を行っ
た。この操業におけるコークスの消費量は都市ごみ1t
当たり45kgで、廃プラスチックを投入しなかった場合
に対し僅かに減少した程度であった。
【0029】上記実施例及び比較例の結果から明らかな
ように、特に、粒径が所定の範囲に調整された廃プラス
チックを高温燃焼帯へ吹き込めば、廃プラスチックが燃
料として活用され、その分だけコークスの消費量が低減
されることが確認された。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高温燃焼帯への廃プラ
スチックの吹き込みに際し、吹き込まれた廃プラスチッ
クが高温燃焼帯のレースウェイ内にとどまって燃焼する
ように、10mm〜50mmの粒径の廃プラスチックを
吹き込むので、廃プラスチックがコークスの代替燃料と
して活用され、コークス消費量が低減される。
【0031】又、高温燃焼帯における炉内ガスの空塔速
度が2.0m/s以下に維持されるように、高温燃焼帯
への送風量を調節するので、高温燃焼帯のコークス層に
おける熱風の吹き抜けが起こらなくなり、安定した操業
を継続することができる。
【0032】高温燃焼帯へ廃プラスチックを吹き込む熱
風の温度を350℃以下にするので、吹き込み経路にお
ける廃プラスチックからのタール生成が起こらなくな
り、吹き込み管路の狭小化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る一例の説明図であ
る。
【図2】廃プラスチック供給装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 廃棄物溶融炉 2 廃棄物投入装置 3 フリーボード部 4 廃棄物の装入口 5 燃焼ガスの排出口 6 溶融スラグの排出口 7 主羽口 8 副羽口 9 三段羽口 10,11,12 ヘッダー 20 廃プラスチック供給装置 21 廃プラスチックの定量切出し機 22 廃棄物投入シュート 23 分配器 24 ダブルダンパー 30 高温燃焼帯 31 流動化層 32 レースウェイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 雅弘 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 松平 恒夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 横山 唯史 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3K061 AA16 AB03 AC01 AC13 BA05 BA07 BA08 DA02 DB01 DB16 DB18 FA02 FA25 FA27 3K065 AA16 AB03 AC01 AC13 BA05 BA07 BA08 EA06 EA12 EA16 EA22 EA43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉底部にコークスを堆積して燃焼させる
    ことにより高温燃焼帯を形成し、この高温燃焼帯の上方
    から投入された廃棄物を熱分解させてガス化し、その残
    渣を溶融する廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理
    方法において、粒径が10mm〜50mmの廃プラスチ
    ックを高温燃焼帯へ吹き込むことを特徴とする廃棄物ガ
    ス化溶融炉における廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 高温燃焼帯における炉内ガスの空塔速度
    が2.0m/s以下に維持されるように、高温燃焼帯へ
    の送風量を調節することを特徴とする請求項1に記載の
    廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 高温燃焼帯へ吹き込む熱風の温度が35
    0℃以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の廃棄物ガス化溶融炉における廃棄物の処理方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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