JP2003021241A - シール機構及びシール機構を備えた燃料ポンプ - Google Patents

シール機構及びシール機構を備えた燃料ポンプ

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JP2003021241A JP2001205538A JP2001205538A JP2003021241A JP 2003021241 A JP2003021241 A JP 2003021241A JP 2001205538 A JP2001205538 A JP 2001205538A JP 2001205538 A JP2001205538 A JP 2001205538A JP 2003021241 A JP2003021241 A JP 2003021241A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、高圧燃料ポンプに使用するオ
イルシールに加わる圧力を減圧するための、燃料タンク
への戻し配管を廃止すべく、オイルシールの耐圧性を向
上させることにある。 【解決手段】本発明は、上記目的を達成するために、オ
イルシールの保持部材と軟質部材の接合部に発生する応
力を緩和する応力緩和機構を備えることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルや燃料等の
密封流体をシールするオイルシールに関するものであ
り、例えば、2液流体を用いる往復動軸用のオイルシー
ルに係わり、特には、自動車ガソリンエンジン用,筒内
直接噴射装置の高圧ポンプに使用するオイルシールに関
する。
【0002】
【従来の技術】筒内噴射装置用の高圧燃料ポンプにあた
っては特願2000−097826に示すように従来の
オイルシールを用いており、オイルシールの耐圧性を考
慮して、オイルシールに燃料圧力がかからないよう燃料
タンクへの戻し配管を必要としていた。
【0003】また、従来の耐圧性を考慮したオイルシー
ルは、例えば特開平10-141508号に示されるように、前
記保持部材と前記軟質部材の間にバックアップリングが
必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、オ
イルシールに燃料圧力がかからないよう、減圧のための
タンクへの戻し配管が必要となり、部品点数の増加,コ
ストの増加,配管取り回しの工数増加等の問題があっ
た。
【0005】また、前記減圧のための戻し配管を用いな
い、高い圧力下でのオイルシールの使用については、オ
イルシールにバックアップリング等が必要であり、オイ
ルシール構造の複雑化の問題があった。さらに、片側に
高圧が加わる為、シール部材全体に負荷が加わり、保持
部材が移動する現象も生じた。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ために、高圧力下でのオイルシールの耐久性を向上させ
ることを目的としており、さらには、燃料ポンプが使用
されるシステム全体を簡略化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、保持部材の形状、及び軟質部材の形状を
変更したものである。または、軟質部材の材料に、対象
流体による軟質部材の膨潤が抑制される材料を使用した
もの、または、膨潤を抑制するために軟質部材に表面処
理を施したものである。さらには、軟質部材のシール面
或いは前記シール面の相手面に低摩擦材を用いたもの
や、前記シール面或いは前記相手面の摩擦力を低減させ
るために、軟質部材或いは相手部材に低摩擦化を目的と
した表面処理を施したものである。さらに、シール部材
が圧力により動くことを防ぐため、シール部材の外周で
規制を設けるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。実施例のオイルシールは、例えば、自
動車用筒内噴射ガソリンエンジンの高圧燃料ポンプに対
して使用されるものである。
【0009】図1〜図7は、本発明のオイルシールの実
施例、図8は前記高圧燃料ポンプの構造図、図9は前記
筒内噴射ガソリンエンジンの燃料システム図、図10は
オイルシールの軟質部材に加わる応力を示したものであ
る。
【0010】まず図9を用いて、筒内噴射エンジンの燃
料システムの構成を説明する。燃料タンク90と低圧ポ
ンプ91の吸入口91aが接続されている。低圧ポンプ
91の吐出口91bと高圧燃料ポンプ92の吸入口92
aが低圧配管93によって接続されており、高圧燃料ポ
ンプ92の吐出口92bと燃料噴射弁94が高圧配管9
5によって接続されている。
【0011】本燃料システムの動作について説明する。
燃料タンク90から低圧ポンプ91により圧送される燃
料は、圧力調圧弁96により0.2〜0.7MPaに調圧
され、高圧燃料ポンプ92に供給される。高圧燃料ポン
プ92により昇圧された燃料は、圧力調整弁97により
必要燃圧3〜12MPaに制御され、高圧配管95を介
して燃料噴射弁94へ供給される。高圧燃料ポンプ92
と低圧調圧弁96下流とを連通させるための通路、又は
高圧燃料ポンプ92と燃料タンク90とを連通させるた
めの通路(戻り配管)はなく、燃料システムを簡略化し
ている。
【0012】次に図8を用いて、本発明のオイルシール
を用いた、高圧燃料ポンプの構造及び動作を説明する。
エンジンのカム軸からの駆動力をシャフト53に伝える
カップリング51は、カップリング51に勘合したピン
52を介して、シャフト53に連結されている。シャフ
ト53は、ラジアル軸受54及びスラスト軸受55を介
して、回転自在にボディ56に支持されている。シャフ
ト53にはシャフト53の軸線に対し傾斜した平面を有
する斜板面53aが設けられ、シャフト53の回転に伴
い斜板面53aが回転揺動運動を行う。
【0013】ボディ56内にはシリンダ60が固定され
ている。シリンダ60の半径方向に複数配置されたシリ
ンダボア60aにより往復動自在に支持されたプランジ
ャ70は、斜板面53aが回転揺動運動を行うことで、
ガイド部材としての球継手機構を有するスリッパ57を
介して、プランジャ70とシリンダ60間に設けられた
プランジャスプリング71の伸縮作用と合間って往復動
を行う。
【0014】前記プランジャ70とシリンダ60により
囲まれた容積は、ポンプ室72を形成する。プランジャ
70が往復運動を行うとプランジャ70に設けられた吸
入弁とシリンダ60に設けられた吐出弁を介して、燃料
は吸入,圧縮,吐出される。すなわち、低圧ポンプ91
から0.2〜0.7MPaの圧力で供給される燃料は、前
記ポンプ室72によって、3〜12MPaまで昇圧し吐
出される。前記吸入弁は、ボール73とスプリング74
及びスプリング74を支持するスプリングストッパ75
で形成される。前記スプリングストッパ75は、プラン
ジャ70の内面にプランジャスプリング71の一端を圧
入することで固定される。また、前記ポンプ室72へ燃
料を供給可能なように、前記シリンダ60の中央部に
は、プランジャ70へ連通する吸入空間62及び横穴6
3を設けている。
【0015】必要以上に昇圧することを防ぐために、前
記シリンダ60内に安全弁を設けている。安全弁は、吐
出室81に連通する通路30と、ボール31と、スプリ
ング33と、ボールとスプリングを保持するボールオサ
エ32と、ボールに加わるスプリング反力を支持するス
トッパ34と、ストッパを固定するためのリング36に
よって構成している。ストッパ34は、燃料をシールす
るためのOリング35を備えている。ボール31の下流
は、通路63aにより、吸入空間62と連通している。
吐出室81が必要以上に昇圧すると、ボール31に加わ
る力が、スプリング力に打ち勝ち、開弁することによっ
て減圧する構成となっている。
【0016】吸入空間62へ燃料を導くために、軽量化
を考慮し、加工と生産性に優れたアルミダイカスト製の
リアボディ80を設けている。リアボディ80には、吸
入ポート92aから吸入空間62へ燃料を導く吸入通路
83と、前記吐出弁から吐出室81を介して吐出ポート
92bへ燃料を導く吐出通路84と、吐出される燃料の
圧力を制御するために設けられた圧力調整弁97へ燃料
を導く通路98と、圧力調整弁97から吸入通路93へ
燃料を戻すためのリターン通路99が設けられている。
前記リアボディ80内の吸入通路83には、外部から流
入する燃料の特定サイズ以上の異物進入を防止するフィ
ルタ85を設けている。
【0017】荷重を支持する駆動部(前記スリッパと前
記斜板面及び軸受部を総称して以下駆動部と略す)は、
回転自在に荷重を支持する部分であり、オイル潤滑する
ことで、軸受寿命は向上する。前記駆動部へ供給する潤
滑油には、エンジンの潤滑オイルを利用し、ボディ56
には潤滑オイルを導入するためのオイル供給路57が形
成され、ボディ56とシリンダ60との間で形成された
オイル室58へ前記エンジンの潤滑オイルが流入する構
造となっている。また、オイル供給路57には、エンジ
ンからの供給油量を調整する絞り部57aを設けてい
る。前記絞り部57aの内径はエンジンからの異物など
による閉鎖が発生しないよう考慮している。
【0018】オイルシール1は、前記オイル室58内の
オイル40と、前記シリンダ60内の燃料41を隔絶す
るために、前記プランジャ70とシリンダ60の間に配
置している。
【0019】オイルシール1が、斜板面53a方向への
ずれ或いは抜けることを重ねて防止するために、抜止板
45を設けている。抜止板45は、ねじ46にてシリン
ダ60にねじ止めしている。複数個のプランジャを有す
るポンプにおいても、抜け止め板1枚にて、構成するこ
とができる。また、ねじを使用せずとも、シリンダ60
に溝を有する突起を設け、止め輪等でも抜け止め板を固
定することができるし、止め輪自体を抜け止め板に使用
することもできる。ところで、この抜止板45は、前記
安全弁を構成し、ストッパ34を固定しているリング3
6に置き代わって、ストッパを固定することも可能であ
る。
【0020】以下、本発明のオイルシールの具体的実施
例を図1により説明する。オイルシール1は、吸入燃料
をシールする第一オイルシール10と、オイルをシール
する第二オイルシール20で構成している。
【0021】第一オイルシール10は、断面がL字形で
環状の第一保持部材11と、第一保持部材11に一体成
形された第一軟質部材12によって構成され、シリンダ
勘合穴64に挿入され、シリンダ勘合穴64と第一オイ
ルシール10との径方向の緊迫力によって固定されてい
る。径方向の直径締代は0.1〜0.4mmとしている。第
一オイルシール10は、第一保持部材11から内径方向
に第一軟質部材である第一リップ13を有しており、第
一リップ13は、プランジャ70と自在に摺動できるよ
うに構成し、密封対象流体である燃料41をシールして
いる。第一軟質部材は、第一保持部材11の外径側14
全周にも成形され、シリンダ勘合穴内表面64aと密着
することによって、第一オイルシール10とシリンダ6
0との間をシールしている。
【0022】シリンダ勘合穴64には、シリンダ勘合穴
小径部65を設けることにより、シリンダ勘合穴端面6
4bを形成し、第一オイルシール10が軸方向にずれる
ことを防止している。軟質部材12が密封流体である燃
料によって膨潤しても、軟質部材に過度な外力が加わら
ないようにするために、第一軟質部材端面15と、シリ
ンダ勘合穴端面64bには隙間を設けている。図2に示
すように、シリンダ勘合穴小径部65を比較的大きくし
て、軸方向にずれることを防止し、かつ前記膨潤によっ
ても、過度な外力が加わらないようにする方法もある。
図3に示すように前記軟質部材の膨潤の影響を考慮しな
くて済む場合は、前記隙間を設けなくても良いし、その
場合、燃料のシールは、第一オイルシール外周部に限ら
ず、第一オイルシール10に第一軟質部材端面15を形
成し、前記第一軟質部材端面15とシリンダ勘合穴小径
部65とを密着させることによっても、密封を行うこと
ができる。また、前記軸方向のずれを考慮しなくても済
む場合は、シリンダ勘合穴小径部65を設ける必要はな
い。
【0023】また、図4に示すように、第一オイルシー
ル自体を強固に固定するために、第一オイルシールの最
外径部を保持部材11cと軟質部材12cで構成する方
法もあるし、図3に示す考えかたと合わせて、最外径部
を保持部材とし、外径側の燃料のシールは第一軟質部材
端面15と、シリンダ勘合穴64bで構成する方法もあ
る。
【0024】第二オイルシール20は、断面L字形で環
状の第二保持部材21と、第二保持部材21に一体成形
された第二軟質部材22によって構成され、第一オイル
シール10と密着してシリンダ勘合穴64に圧入され、
シリンダ勘合穴64と第二オイルシール20の第二保持
部材21との径方向の緊迫力によって固定されている。
径方向の締代は0.05〜0.2mmとしている。同様に第
二保持部材21から内径方向に第二軟質部材である第二
リップ23を有しており、第二リップ23は、プランジ
ャ70と自在に摺動できるように構成し、密封対象流体
であるエンジンオイル40をシールしている。最外径部
は、第二保持部材21であり、第二保持部材21を直接
シリンダ60に圧入することによって強固に固定されて
いる。そのため、第一オイルシール10に密封対象流体
である燃料による大きい圧力が負荷され、第二オイルシ
ール方向への大きい軸方向の力が発生しても、第一、及
び第二オイルシールは、ずれや抜けが発生し難い構成と
している。
【0025】オイルシールは、第一リップ13と第二リ
ップ23の間30に、プランジャ70とオイルシールと
の初期なじみを助けるため、或いは対摩耗性を向上させ
るため、燃料に溶けない材質のグリス、例えばフッ素系
グリスを充填している。また、第一,第二リップの材料
として使用温度が広く、燃料中でも使用可能なフッ素系
ゴムを使用している。第一,第二リップの摩耗量が過大
でない場合は、上記グリスを充填する必要はない。
【0026】高圧燃料ポンプ作動時、第一オイルシール
10の第一リップ13は、密封対象流体である燃料41
の圧力が加わることによって、第一リップ13に荷重が
加わり変形し、第一保持部材内径角部11a近傍におい
て、軟質部材に過大な応力が発生する。また、第一リッ
プ13はプランジャ70と接触しており、前記圧力が加
わることによって、第一リップ13とプランジャ70と
の間に接触力が発生する。この際、プランジャ70は、
プランジャ70の軸方向に往復運動を行うことで、前記
接触力に伴う軸方向の摩擦力が発生する。この摩擦力
が、第一リップ13を引張り、又は圧縮することによ
り、第一保持部材内径角部11a近傍において、軟質部
材に過大な応力が発生する場合がある。また、第一軟質
部材12のシール対象流体による膨潤に伴う変形によ
り、第一保持部材内径角部11a近傍において、軟質部
材に過大な応力が発生する場合がある。
【0027】これら第一保持部材内径角部11a近傍に
加わる、軟質部材の応力を低減させるために、以下のよ
うな構成とした。
【0028】第一オイルシール10の第一保持部材11
の最内径と、プランジャ70外径との隙間(半径隙間)
を、0.9mm 以下に設定する構成とする。なぜなら、第
一オイルシール10(第一リップ13)に圧力が加わっ
た時、前記第一リップの変形が抑制され、第一保持部材
内径角部11a近傍に発生する、軟質部材の応力を緩和
することができるためである。図10は、第一オイルシ
ール(第一リップ)に燃料の圧力である0.5MPa が
加わったときの、第一保持部材内径角部11a近傍に発
生する、第一軟質部材の応力を示したものであり、第一
保持部材11内径とプランジャ70外径との隙間、すな
わち第一保持部材内径をφD,プランジャの外径をφd
とすると、(φD−φd)/2を横軸にとり、前記第一
軟質部材に発生するの応力を縦軸にとって、解析を行っ
た結果を示したものである。従来のあるオイルシール
は、前記(φD−φd)/2が0.9mmであり、その仕様
での解析結果では、前記第一軟質部材に発生する応力は
0.7MPa となった。この仕様において、第一リップ
に圧力を負荷する寿命試験を行った結果、安全率は1倍
となり、規定寿命に対し全く余裕がない実験結果となっ
た。改善策の一例として、前記(φD−φd)/2が0.
5mmのもので解析をおこなった結果、第一保持部材内径
角部11a近傍に発生する、第一軟質部材の応力は、
0.3MPa まで減少した。すなわち、第一保持部材内
径角部11aに発生する、軟質部材の応力は、第一保持
部材11内径とプランジャ70外径との半径隙間(φD
−φd)/2に大きく依存していることが明らかとなっ
た。また、この仕様においても、第一リップに圧力を負
荷する寿命試験を行ったが、規定寿命にたいする安全率
が2倍となり、前記応力が大幅に緩和されることが明ら
かとなった。
【0029】また、前記応力が発生する第一保持部材内
径角部11aを、R0.1 以上の曲面形状とした。すな
わち、第一保持部材内径角部11a近傍に集中して発生
する、軟質部材の応力を分散させ、過大な応力を防ぐ役
割を果たす形状とするものである。この形状に関して
も、解析と実験により、明らかに第一保持部材内径角部
11aの応力が緩和されることが明らかとなった。
【0030】また、第一軟質部材12の材料には、シー
ル対象流体による膨潤を防ぐために、シール対象流体に
対する膨潤率が30%以下の材料、たとえばフッ素系ゴ
ムを使用している。なぜなら、第一軟質部材の膨潤によ
って、第一保持部材11の体積は変化しないにも関わら
ず、第一軟質部材12の体積のみ増加するため、特に第
一保持部材内径角部11aにおいて、軟質部材に過大な
応力が発生するためである。また、この応力発生の原因
となる膨潤を防ぐために、第一軟質部材12表面にシー
ル対象流体の浸透を妨げる、表面処理を施す方法も有
る。この膨潤率は、前記応力を緩和するためだけでな
く、オイルシール本来のシール機能を果たすべく、リッ
プ形状を変化させないためにも、小さくするべき要素の
一つである。
【0031】また、第一軟質部材12とプランジャとの
摩擦力を低減させるために、第一軟質部材12の材料に
は、より低摩擦となる材料を使用している。また、低摩
擦材料を用いなくとも、第一軟質部材12に低摩擦とな
るよう、表面処理を施したり、プランジャ70に低摩擦
となるよう、表面処理を施す方法も考えられる。すなわ
ち、このように、摩擦力を低減することによって、第一
リップに加わる軸方向の引張り、圧縮の荷重を小さくす
ることができ、第一保持部材内径角部11a近傍に発生
する、第一軟質部材12力を緩和することができる。そ
の他、摩擦力を低減することは、第一リップ及びプラン
ジャの摩耗をも低減することができる。
【0032】図5は、前記過大な応力の発生する第一保
持部材内径角部11a近傍から、第一軟質部材を除去し
た構造である。すなわち、第一軟質部材12と、第一保
持部材内径角部11aとの接触部分が無い構造とするこ
とで、第一保持部材内径角部11aに発生する、第一軟
質部材12の応力を防ぐこととなり、耐圧性が向上する
構造となる。
【0033】オイルシールを二つに分割することは、本
高圧燃料ポンプの様な二液流体をシールすることにおい
て、それぞれのシール流体の特性に合った軟質部材の材
料を選択できる長所を有している。例えば、第一軟質部
材には、燃料の圧力が加わるために、剛性が大きく、耐
燃料性を有する材料を用い、第二軟質部材には、加わる
圧力は大気圧程度であるために、剛性はさほど大きくな
く、耐オイル性のある材料を用いるような構成とするこ
とができ、設計の自由度を増すことができる長所であ
る。また、第一オイルシール10および第二オイルシー
ル20の軸方向の設置位置を変更することによって、第
一リップ13と第二リップ23の距離を容易に変更する
ことができ、往復運動するプランジャ70のストローク
量の変更に対し、設計の自由度が増す長所を有してい
る。
【0034】図6は、第一オイルシールと第二オイルシ
ールの機能を統合させ、一体に構成したものである。外
径部に、軟質部材の部分17と保持部材25の部分との
両方を兼ね備え、シリンダ60とのシール機能と、シリ
ンダ60への強固な固定との両機能を持つ。保持部材2
5に対し、第一リップと第二リップ両方を構成してい
る。また、保持部材の開口方向は、小型化のためにシリ
ンダ勘合穴64の開口方向としているが、その反対方向
としてもなんら差し支えない。
【0035】図7は、図6に示すオイルシールの製造を
容易とするために、保持部材に複数の穴25aを開口さ
せたものである。すなわち、オイルシールの製造時、軟
質部材を保持部材に一体成形することにおいて、片側す
なわちリップ18からのみ加硫成形する場合、軟質部材
の流動を助けるために、保持部材に複数の穴を開口させ
たものである。
【0036】前記穴を開口させずとも、リップ18と、
リップ26の両方から加硫成形して、製造することもで
きる。
【0037】
【発明の効果】筒内噴射エンジンの燃料システムにおい
て、オイルシールに圧力をかけることができるので、高
圧燃料ポンプから、タンクに連通する戻し通路を廃止す
ることができ、燃料システムを簡略化することができ
る。また、オイルシールの耐圧性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルシールの第一実施例。
【図2】第一実施例の補足図。
【図3】第一実施例の補足図。
【図4】本発明のオイルシールの第二実施例。
【図5】本発明のオイルシールの第三実施例。
【図6】本発明のオイルシールの第四実施例。
【図7】第四実施例の補足図。
【図8】高圧燃料ポンプの構造図。
【図9】筒内噴射エンジンの燃料システム図。
【図10】軟質部材に発生する応力を示したグラフ。
【符号の説明】
1…オイルシール、10…第一オイルシール、11…第
一保持部材、11a…第一保持部材角部、12…第一軟
質部材、13…第一リップ、20…第二オイルシール、
21…第二保持部材、22…第二軟質部材、23…第二
リップ、25…保持部材、25a…貫通穴、60…シリ
ンダ、64…シリンダ勘合穴、70…プランジャ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 53/14 F04B 21/04 B (72)発明者 山内 英明 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 小瀧 理好 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 山村 武史 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G066 AA02 AB02 AD02 AD12 BA36 CA08 CA09 CD10 CD17 3H070 AA02 BB04 BB07 CC07 CC29 DD96 EE15 3H071 AA07 BB01 CC26 CC28 DD53 EE15 3J006 AB01 AB08 AE49 CA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の保持部材と、保持部材に一体成形さ
    れたシール機能を有する軟質部材とからなるシール機構
    において、前記保持部材の内径側近傍に発生する、前記
    軟質部材の応力を緩和する応力緩和機構を備えたことを
    特徴とするシール機構。
  2. 【請求項2】前記応力緩和機構は、前記保持部材の最内
    径と、前記軟質部材内側にあって、軟質部材と、自在に
    摺動する相手軸外径の隙間を0.9mm 以下に設定したこ
    とを特徴とする請求項1のシール機構。
  3. 【請求項3】前記応力緩和機構は、前記保持部材の内径
    側角部にR0.1 以上の曲面を設けた構造であることを
    特徴とする請求項1のシール機構。
  4. 【請求項4】前記応力緩和機構は、前記保持部材の角部
    に接する前記軟質部材の材料をシール対象流体に対して
    30%以下の膨潤率を有する材料で構成したことを特徴
    とする請求項1のシール機構。
  5. 【請求項5】前記応力緩和機構は、前記保持部材の内径
    側角部から前記軟質部材を除去した構造であることを特
    徴とする請求項1のシール機構。
  6. 【請求項6】前記応力緩和機構は、前記軟質部材のシー
    ル対象流体と接する表面に、対象流体の浸透を防止する
    表面改質或いはコーティングを施した構造であることを
    特徴とする請求項1のシール機構。
  7. 【請求項7】前記応力緩和機構は、前記軟質部材のシー
    ル面或いは前記シール面と摺動する相手面に低摩擦材を
    用いた、或いは表面改質又はコーティングを施した構造
    であることを特徴とする請求項1のシール機構。
  8. 【請求項8】請求項2のシール機構において、保持部材
    と軟質部材と有するシール機構を、複数用いることを特
    徴とするシール機構。
  9. 【請求項9】請求項2のシール機構において、保持部材
    に複数の貫通穴を有することを特徴とするシール機構。
  10. 【請求項10】往復動プランジャと、このプランジャが
    滑合するシリンダを有し、前記プランジャの往復運動に
    よってシリンダ内に容積の変化する加圧室が形成される
    燃料ポンプにおいて、プランジャとシリンダとの間に、
    請求項1〜9の何れかのシール機構を備えたことを特徴
    とする燃料ポンプ。
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