JP2003021148A - 玉軸受 - Google Patents
玉軸受Info
- Publication number
- JP2003021148A JP2003021148A JP2001204854A JP2001204854A JP2003021148A JP 2003021148 A JP2003021148 A JP 2003021148A JP 2001204854 A JP2001204854 A JP 2001204854A JP 2001204854 A JP2001204854 A JP 2001204854A JP 2003021148 A JP2003021148 A JP 2003021148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- ball bearing
- grease
- outer ring
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6633—Grease properties or compositions, e.g. rheological properties
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/583—Details of specific parts of races
- F16C33/585—Details of specific parts of races of raceways, e.g. ribs to guide the rollers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2240/00—Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
- F16C2240/40—Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
- F16C2240/70—Diameters; Radii
- F16C2240/76—Osculation, i.e. relation between radii of balls and raceway groove
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
ても優れた耐焼付き性を有する玉軸受を提供する。 【解決手段】 内輪と外輪との間に複数の玉を転動自在
に保持してなる玉軸受であって、前記玉の外径(D)に
対する内輪軌道の溝の曲率半径(Ri)の比(Ri/D)
が52%を超え54%以下で、かつ前記玉の外径(D)
に対する外輪軌道の溝の曲率半径(Re)の比(Re/
D)が52%を超え53%以下、もしくは前記(Ri/
D)が51%以上54%以下で、かつ前記(Re/D)
が53%を超え55%以下であるとともに、40℃にお
ける動粘度が20〜200mm2/secであるパーフ
ルオロポリエーテル油を基油とし、ポリテトラフルオロ
エチレンを増ちょう剤とするグリースを封入したことを
特徴とする玉軸受。
Description
潤滑剤組成物を用い、自動車の電装部品、エンジン補機
であるオルタネータや中間プーリー、カーエアコン用電
磁クラッチなど高温高速高荷重条件下において好適に使
用でき、優れた焼付き寿命を有する玉軸受に関する。
オルタネータや中間プーリー、カーエアコン用電磁クラ
ッチなどには、一般に玉軸受が使用されており、その潤
滑には主としてグリースが使用されている。
F車の普及により、更には居住空間拡大の要望により、
エンジンルーム空間の減少を余儀なくされ、前述したよ
うな電装部品、エンジン補機の小型軽量化がいっそう進
められている。そのため、前記各部品にも高性能高出力
化がますます求められている。
られず、例えばオルタネータやカーエアコン用電磁クラ
ッチでは、高速化することにより出力の低下分を補って
おり、それに伴って中間プーリーも同様に高速化するこ
とになる。さらに、静粛性向上の要望によりエンジンル
ームの密封化が進み、エンジンルーム内の高温化が促進
されるため、前記各部品は高温にも耐えることが必要と
なっている。
用グリースとして、主に合成油を基油とし、増ちょう剤
にウレア化合物を配合したものを使用しており、このウ
レア−合成油系グリースは170〜180℃の条件まで
は、軸受潤滑寿命が長く十分使用可能である。
傾向にあり、例えばあるオルタネータではラジエータの
冷却水によりオルタネータ内部の発熱を冷却させるた
め、軸受温度が200℃以上になることがある。このよ
うな状況下では、上記ウレア−合成油系グリースは、使
用すると基油の蒸発が激しくなり、グリースが硬化した
り、時には増ちょう剤が破壊され軟化するため、早期に
焼き付けを生じる。
00−273478号公報において、特定の動粘度を有
するフッ素化ポリマー油を用いたフッ素系グリースの使
用を提案している。また、特開2000−303088
号公報にも、耐熱性を向上させたフッ素系グリースが記
載されている。しかし、これらのフッ素系グリースは、
低荷重下では200℃の高温までは使用可能であるが、
高荷重下では発熱が大きくなり、早期に焼付きに至るこ
とが判明した。
況に鑑みてなされたものであり、200℃以上の高温
で、かつ高荷重下においても優れた耐焼付き性を有する
玉軸受を提供することを目的とする。
を達成するために鋭意研究した結果、耐熱性に優れる特
定のフッ素系グリースを用いるとともに、軸受の内外輪
軌道の溝形状を特定することにより、高荷重下での焼付
きを抑制できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
は、内輪と外輪との間に複数の玉を転動自在に保持して
なる玉軸受であって、前記玉の外径(D)に対する内輪
軌道の溝の曲率半径(Ri)の比(Ri/D)が52%を
超え54%以下で、かつ前記玉の外径(D)に対する外
輪軌道の溝の曲率半径(Re)の比(Re/D)が52
%を超え53%以下、もしくは前記(Ri/D)が51
%以上54%以下で、かつ前記(Re/D)が53%を
超え55%以下であるとともに、40℃における動粘度
が20〜200mm2/secであるパーフルオロポリ
エーテル油を基油とし、ポリテトラフルオロエチレンを
増ちょう剤とするグリースを封入したことを特徴とする
玉軸受を提供する。
に詳しく説明する。
の各溝が後述される特定の形状を有する限り、その他の
構成は特に制限されない。例えば、図1に示すように、
内輪10と外輪11との間に、保持器12により複数の
玉13を転動自在に保持し、更に内輪10、外輪11及
び玉13で形成される軸受空間Sにグリースを充填し、
シール14で封止して概略構成される玉軸受1を例示す
ることができる。
めには、通常、玉13の外径(D)に対する内輪軌道の
溝の曲率半径(Ri)の比(Ri/D)、並びに玉13
の外径(D)に対する外輪軌道の溝の曲率半径(Re)
の比(Re/D)が、共に50%以上である必要があ
る。(Ri/D)及び(Re/D)が50%未満である
と、溝に玉13が拘束される状態になって軌道面にグリ
ースが流入し難くなり、潤滑不良に陥りやすい。(Ri
/D)及び(Re/D)が大きくなるのに従ってグリー
スが軌道面に流入しやすくなり、それにより発熱が抑え
られる効果が発現するが、その一方で、内輪10及び外
輪11と玉13との接触面積が小さくなり、その結果面
圧が高くなり、PV値が増大して焼付き寿命が短くな
る。更に、定格荷重が下がるため、転がり疲れ寿命も低
下する。
リースと併用することで、発熱、焼付き寿命及び定格荷
重を総合的に改善し得る(Ri/D)及び(Re/D)
を見出した。即ち、本発明の玉軸受1は、内輪10及び
外輪11の各軌道が、 (Ri/D)が52%を超え54
%以下で、かつ(Re/D)が52%を超え53%以
下、もしくは(Ri/D)が51%以上54%以下で、
かつ(Re/D)が53%を超え55%以下となるよう
な断面形状を有する。特に、(Ri/D)及び(Re/
D)が共に52.5%以上53.5%以下のときに、最
も優れた耐焼付き性が得られる。
の場合には、軌道面へのグリースの流入が不足して潤滑
不良に陥りやすくなる。一方、(Ri/D)が54%を超
える場合、並びに(Re/D)が55%を超える場合
は、内輪軌道及び外輪軌道と玉13との接触面積が小さ
すぎ、即ち面圧が大きくなりすぎて、発熱が大きくなる
ため好ましくない。また、転がり疲れ寿命を保証するた
めには、定格荷重をある値以上にする必要があるが、R
i及びReが大きくなると、この定格荷重が小さくな
る。本発明では、後述される実施例から、(Ri/D)が
54%を超える場合、並びに(Re/D)が55%を超
える場合は、定格荷重が小さくなりすぎて転がり疲れ寿
命に劣るようになる。
%以下で、かつ前記(Re/D)が52.5%以上53
%未満、もしくは前記(Ri/D)が52%以上54%
以下で、かつ前記(Re/D)が53%以上53.5%
未満、もしくは前記(Ri/D)が51.5%以上54
%以下で、かつ前記(Re/D)が53.5%以上5
4.5%未満であるときに、より優れた耐焼付き性を示
すようになる。
範囲、並びにより好ましい範囲を図2に示す。
が規定された玉軸受1には、下記の特定グリースが封入
される。この特定グリースは耐熱性に優れるものであ
り、上記した軌道面にグリースが流入しやすくなるよう
に設計された玉軸受に封入することにより、両者の相乗
効果により、焼付き寿命を大幅に改善することが可能に
なる。尚、グリースの封入量は従来と同様で構わず、軸
受空間Sの5〜55%を占めるように封入する。
される基油は、パーフルオロポリエーテル油であり、好
ましくは、下記一般式(1)あるいは一般式(2)で表
されるような側鎖構造を持つものが好ましい。
40℃における動粘度が20〜200mm2 /sec、
より好ましくは40℃における動粘度が30〜150m
m2/secである。ここで、40℃における動粘度が
200mm2 /secを超えると、攪拌抵抗が大きくな
り、発熱が大きくなるため、軸受の各要素(内輪、外
輪、転動体)が膨張して内部隙間が減少し、異常磨耗や
焼付けを生じる恐れがある。また、40℃における動粘
度が20mm2 /sec未満であると、十分な油膜を生
じ得ず、金属接触を引き起こして早期に焼付く恐れがあ
る。
ょう剤は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で
あればすべて良く、球形、多面体(立方体や直方体)や
極端には針状でも構わない。これらのPTFE樹脂は単
独または混合物として用いることができる。増ちょう剤
の量は、本発明に適するような流動性を持たせるため、
グリースの混和ちょう度がNLGIに規定された等級で
No.1〜3となるような量が好ましい。
その好ましい特性を損なわない範囲において、上述した
基油および増ちょう剤の他に、周知の酸化防止剤、防錆
剤、極圧添加剤等の添加剤を含有させてもよい。これら
添加剤は、合計でグリース全量の10質量%未満とする
ことが好ましい。
ロポリエーテル油にポリテトラフルオロエチレンを加
え、加熱、攪拌して得られる半個体状の生成物に除冷
後、添加剤を加え、ロールミル等により均一に混合すれ
ばよい。そのときの加熱温度や攪拌・混合時間などの製
造条件は、使用する基油や増調剤、添加剤等により適宜
設定される。
に説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるもの
ではない。
下記基油1で表され、動粘度の異なるパーフルオロポリ
エーテル油に、増ちょう剤としてPTFEを配合して実
施例1のグリースを調製した。また、比較のために、下
記基油2で表されるポリα−オレフィン油に、増ちょう
剤としてウレア化合物を配合したグリース(比較例1)
を調製した。そして、内径17mm、外径47mm、幅
14mmの接触ゴムシール付き深溝玉軸受(但し、(R
i/D)及び(Re/D)共に53%)に、各グリース
を軸受空間容積の30%を封入して試験軸受を作製し
た。
を用いて高温焼付き寿命試験を行った。図示される試験
装置は、回転用シャフト20を一対の支持用軸受22,
22で支持し、その中間部に試験軸受21を装着し、試
験軸受21を所定温度に維持できるよう加熱して試験を
行った。試験は、シャフト20を回転させて、内輪回転
速度20000min-1、軸受外輪温度200℃、ラジ
アル荷重1320Nの条件で連続回転させ、焼付きが生
じて軸受外輪温度が220℃以上に上昇したとき、及び
回転トルクが急上昇した場合に試験を終了し、それまで
の時間を測定した。試験数は各4例行ない、比較例1の
試験軸受の焼付き時間を1とした相対値にて結果を図4
に示した。
sec(40℃)の基油を用いることにより、高温焼付
き寿命の改善に効果があることがわかる。
で表され、40℃における動粘度が100mm2/se
cのパーフルオロポリエーテル油に、増ちょう剤として
PTFEを配合してグリースを調製した。そして、内径
17mm、外径47mm、幅14mmで、(Ri/D)
及び(Re/D)が表1に示す如く異なる接触ゴムシー
ル付き深溝玉軸受に、グリースを軸受空間容積の30%
を封入して実施例2の試験軸受を作製した。
て高温焼付き寿命試験を行った。試験は各4例行ない、
比較例1の試験軸受の焼付き時間を1とした相対値にて
結果を図5に示した。
荷重の変化を測定した。結果を同じく図5に示す。
が、(52%/52%)を超え(54%/54%)以下
であるときに、優れた耐焼付き寿命を有することがわか
る。特に、(Ri/D)/(Re/D)が、(52.5
%/52.5%)以上(53.5%/53.5%)以下
でより耐焼付き寿命に優れ、(53%/53%)のとき
に最も優れた耐焼付き性を示している。また、定格荷重
は、(Ri/D)及び(Re/D)が大きくなるのに従
って低減しているが、これは内輪軌道及び外輪軌道と玉
との接触面積が小さくなることによる。この定格荷重か
らは、(Ri/D)/(Re/D)が、(54%/54
%)を上限とすることが好ましいことがわかる。
(Ri/D)/(Re/D)が(53%/53%)の試
験軸受では、内輪軌道及び外輪軌道と玉との接触楕円の
面積は、内輪軌道側が0.51mm2、外輪軌道側が
0.65mm2で合計1.16mm 2となる。接触楕円の
大きさがほぼ1.16mm2となる(Ri/D)と(R
e/D)との組み合わせを求めると、 (Ri/D)が5
2%を超え54%以下で、かつ(Re/D)が52%を
超え53%以下、もしくは(Ri/D)が51%以上5
4%以下で、かつ(Re/D)が53%を超え55%以
下の範囲となる。そこで、これらの範囲を代表して、
(Ri/D)が52.5%(接触楕円面積:0.53m
m2)で、(Re/D)が53.5%(接触楕円面積:
0.63mm2)の試験軸受(接触楕円面積の合計:
1.16mm2)を用いて同様の焼付き寿命試験を行っ
たところ、ほぼ同等の焼付き寿命が得られた。
/D)/(Re/D)が(52.5%/52.5%)以
上(53.5%/53.5%)の範囲について同様の計
算を行うと、(Ri/D)が52.5%以上54%以下
で、かつ(Re/D)が52.5%以上53%未満、も
しくは(Ri/D)が52%以上54%以下で、かつ
(Re/D)が53%以上53.5%未満、もしくは
(Ri/D)が51.5%以上54%以下で、かつ(R
e/D)が53.5%以上54.5%未満となる、(R
i/D)と(Re/D)との組み合わせが求められる。
/D)が52%(接触楕円面積:0.57mm2)で、
(Re/D)が53%(接触楕円面積:0.65m
m2)の試験軸受(接触楕円面積の合計:1.22m
m2)の試験軸受を作製し、同様の焼付き寿命試験を行
った。その結果、(Ri/D)が52.5%(接触楕円
面積:0.56mm2)で、(Re/D)が52.5%
(接触楕円面積:0.67mm2)の試験軸受(接触楕
円面積の合計:1.23mm2)の試験軸受とほぼ同等
の焼付き寿命が得られた。
(Ri/D)が52%を超え54%以下で、かつ(Re/
D)が52%を超え53%以下、もしくは(Ri/D)
が51%以上54%以下で、かつ(Re/D)が53%
を超え55%以下となる内外輪軌道を有し、更に、40
℃における動粘度が20〜200mm2/secである
パーフルオロポリエーテル油にポリテトラフルオロエチ
レンを配合したグリースを封入することにより、200
℃以上の高温で、かつ高荷重下においても優れた耐焼付
き性を有する玉軸受を提供することができる。
る。
(Re/D)の範囲を示すグラフである。
試験装置を示す断面図である。
度と相対寿命との関係を示すグラフである。
D)及び(Re/D)と、焼付き寿命または定格荷重と
の関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 内輪と外輪との間に複数の玉を転動自在
に保持してなる玉軸受であって、前記玉の外径(D)に
対する内輪軌道の溝の曲率半径(Ri)の比(Ri/D)
が52%を超え54%以下で、かつ前記玉の外径(D)
に対する外輪軌道の溝の曲率半径(Re)の比(Re/
D)が52%を超え53%以下、もしくは前記(Ri/
D)が51%以上54%以下で、かつ前記(Re/D)
が53%を超え55%以下であるとともに、40℃にお
ける動粘度が20〜200mm 2/secであるパーフ
ルオロポリエーテル油を基油とし、ポリテトラフルオロ
エチレンを増ちょう剤とするグリースを封入したことを
特徴とする玉軸受。 - 【請求項2】 前記(Ri/D)が52.5%以上54
%以下で、かつ前記(Re/D)が52.5%以上53
%未満、もしくは前記(Ri/D)が52%以上54%
以下で、かつ前記(Re/D)が53%以上53.5%
未満、もしくは前記(Ri/D)が51.5%以上54
%以下で、かつ前記(Re/D)が53.5%以上5
4.5%未満であることを特徴とする請求項1記載の玉
軸受。 - 【請求項3】 前記(Ri/D)及び前記(Re/D)
が同一で、かつ52%を超え54%以下であることを特
徴とする請求項1記載の玉軸受。 - 【請求項4】 前記(Ri/D)及び前記(Re/D)
が同一で、かつ52.5%以上53.5%以下であるこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の玉軸
受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204854A JP2003021148A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204854A JP2003021148A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 玉軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021148A true JP2003021148A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19041260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204854A Pending JP2003021148A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003021148A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064908A1 (ja) | 2004-12-16 | 2006-06-22 | Uchiyama Manufacturing Corp. | 回転部材のシール構造 |
US7544646B2 (en) | 2004-10-06 | 2009-06-09 | Thomas Michael Band | Method for lubricating a sootblower |
JP2010138933A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Ntn Corp | 玉軸受及びこれを用いたオルタネータ用軸受 |
US9206490B2 (en) | 2011-12-08 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them |
US10087989B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-02 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10094422B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-09 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10107335B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-23 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10156259B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-12-18 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
JP2019074137A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 三菱重工業株式会社 | 転がり軸受 |
CN115013443A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-06 | 重庆市新超力轴承有限公司 | 一种低摩擦轴承 |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204854A patent/JP2003021148A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7544646B2 (en) | 2004-10-06 | 2009-06-09 | Thomas Michael Band | Method for lubricating a sootblower |
EP3101292A2 (en) | 2004-12-16 | 2016-12-07 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Seal structure of a rotation member |
JPWO2006064908A1 (ja) * | 2004-12-16 | 2008-06-12 | 内山工業株式会社 | 回転部材のシール構造 |
WO2006064908A1 (ja) | 2004-12-16 | 2006-06-22 | Uchiyama Manufacturing Corp. | 回転部材のシール構造 |
JP4997532B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2012-08-08 | 内山工業株式会社 | 回転部材のシール構造 |
EP3101292A3 (en) * | 2004-12-16 | 2017-02-22 | Uchiyama Manufacturing Corp. | Seal structure of a rotation member |
JP2010138933A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Ntn Corp | 玉軸受及びこれを用いたオルタネータ用軸受 |
US9206490B2 (en) | 2011-12-08 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Bearing part, rolling bearing, and methods of manufacturing them |
US10087989B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-02 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10094422B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-09 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10107335B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-10-23 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
US10156259B2 (en) | 2013-06-06 | 2018-12-18 | Ntn Corporation | Bearing component and rolling bearing |
JP2019074137A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | 三菱重工業株式会社 | 転がり軸受 |
CN115013443A (zh) * | 2022-06-24 | 2022-09-06 | 重庆市新超力轴承有限公司 | 一种低摩擦轴承 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5042401B2 (ja) | 自動車の燃料噴射制御用転がり軸受 | |
JP4942321B2 (ja) | ハブベアリング | |
WO2006132349A1 (ja) | 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置 | |
JP5086528B2 (ja) | ハブベアリング用グリースおよびハブベアリング | |
JP4515775B2 (ja) | 低高温用潤滑グリースおよび転がり軸受 | |
WO2014088006A1 (ja) | 転動装置 | |
JP2006300211A (ja) | 一方向クラッチ内蔵型回転伝達装置 | |
KR20030062260A (ko) | 저토크 그리스조성물 | |
JP2003021148A (ja) | 玉軸受 | |
JP2003176831A (ja) | 転がり軸受 | |
JP6534816B2 (ja) | 転がり軸受 | |
JP3572987B2 (ja) | 転がり軸受 | |
JP2008045100A (ja) | グリース組成物及び転動装置 | |
JP4829538B2 (ja) | ハブベアリング | |
JP5145696B2 (ja) | 転動装置 | |
JP2002250351A (ja) | 転がり軸受 | |
JP4269774B2 (ja) | オルタネータ用転がり軸受 | |
JP2004108442A (ja) | 直動装置 | |
JP5101950B2 (ja) | 玉軸受 | |
JP2006045577A (ja) | 高温用潤滑グリースおよび転がり軸受 | |
JP2010043686A (ja) | 焼結含油軸受 | |
JP2009299897A (ja) | 自動車電装・補機用転がり軸受 | |
JP2006199761A (ja) | 等速ジョイント用グリースおよび等速ジョイント | |
JP2008121748A (ja) | インバータ駆動モータ用グリース封入軸受 | |
WO2019049963A1 (ja) | グリース組成物およびグリース封入転がり軸受 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050316 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071031 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080604 |