JP2003021138A - リニアガイド装置 - Google Patents

リニアガイド装置

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JP2003021138A
JP2003021138A JP2001205299A JP2001205299A JP2003021138A JP 2003021138 A JP2003021138 A JP 2003021138A JP 2001205299 A JP2001205299 A JP 2001205299A JP 2001205299 A JP2001205299 A JP 2001205299A JP 2003021138 A JP2003021138 A JP 2003021138A
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JP
Japan
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guide rail
slider
guide device
linear guide
linear
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JP2001205299A
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English (en)
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Hiromasa Fukuyama
寛正 福山
Shigeru Endo
茂 遠藤
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/12Arrangements for adjusting play

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で軽量化および低摩擦化を達成す
る。 【解決手段】 第1の案内レール51と、該第1の案内
レール51に沿って移動可能に第1の案内レール51に
支持された第1のスライダ52とを備えたリニアガイド
装置50において、第1の案内レール51は、強磁性体
とされて断面L字状の軸受面53,54を有し、第1の
スライダ52は、第1の案内レール51との間で磁気回
路70を形成する永久磁石63を含む強磁性の第1のコ
ア部材55,56を有し、磁気回路70の外側で第1の
スライダ52と第1の案内レール51の軸受面53,5
4との間に転動体としてのボールBを介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業機械等に用い
られるリニアガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のリニアガイド装置として
は、例えば図30に示すように、軸方向に延びる案内レ
ール1と、該案内レール1上に軸方向に移動可能に跨架
されたスライダ2とを備えたものが知られている。案内
レール1の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる直線状の
転動体転動溝3が形成されており、スライダ2のスライ
ダ本体2Aには、その両袖部4の内側面に、それぞれ転
動体転動溝3に対向する直線状の転動体転動溝31が形
成されている。
【0003】そして、これらの向き合った両転動体転動
溝3,31の間には転動体としての多数のボールBが転
動自在に装填され、そのボールBの転動を介してスライ
ダ2が案内レール1上を軸方向に沿って移動できるよう
になっている。この移動につれて、案内レール1とスラ
イダ2との間に介在するボールBは転動してスライダ2
の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続して移
動させていくためには、これらのボールBを無限に循環
させる必要がある。
【0004】このため、スライダ本体2Aの袖部4内に
更に軸方向に貫通する直線状の転動体通路8を形成する
と共に、スライダ本体2Aの前後両端にそれぞれ転動体
循環部品としてのエンドキャップ5を固定し、このエン
ドキャップ5に上記両転動体転動溝3,31間と上記転
動体通路8とを連通する半円弧状に湾曲した転動体循環
部6を形成することにより、転動体無限循環軌道を構成
している。
【0005】なお、図において符号10はスライダ本体
2Aの端面にエンドキャップ5を固定するためのタップ
穴、11はサイドシール、12はタップ穴10に締め付
けられるねじである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリニアガイド装置においては、構造が複雑で軽量化
および低摩擦化に限界がある。本発明はこのような課題
を解決するためのなされたものであり、簡単な構造で軽
量化および低摩擦化を達成することができるリニアガイ
ド装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、第1の案内レールと、該
第1の案内レールに沿って移動可能に前記第1の案内レ
ールに支持された第1のスライダとを備えたリニアガイ
ド装置において、前記第1の案内レールは、磁性体とさ
れて2つの軸受面を有し、前記第1のスライダは、前記
第1の案内レールとの間で磁気回路を形成する永久磁石
を含む磁性体の第1のコア部材を有し、前記磁気回路の
外側で前記第1のスライダと前記第1の案内レールの軸
受面との間に転動体を介装したことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、互いに平行配置さ
れた第1および第2の案内レールと、該第1の案内レー
ルに沿って移動可能に前記第1の案内レールに支持され
た第1のスライダと、前記第2の案内レールに沿って移
動可能に該第2の案内レールに支持された第2のスライ
ダと、前記第1のスライダと前記第2のスライダとを連
結する連結体とを備えたリニアガイド装置において、前
記第1の案内レールは、磁性体とされて2つの軸受面を
有し、前記第1のスライダは、前記第1の案内レールと
の間で磁気回路を形成する永久磁石を含む磁性体の第1
のコア部材を有し、前記磁気回路の外側で前記第1のス
ライダと前記第1の案内レールの軸受面との間に転動体
を介装し、前記第2の案内レールは、1つの軸受面を有
し、前記第2のスライダは、前記第2の案内レールとの
間で磁気回路を形成する永久磁石を含む磁性体の第2の
コア部材を有し、前記磁気回路の外側で前記第2のスラ
イダと前記第2の案内レールの軸受面との間に転動体を
介装したことを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2におい
て、前記第1の案内レール又は前記第2の案内レールに
沿ってリニアモータを設置して該リニアモータの可動部
を前記連結体に連結したことを特徴とする。請求項4に
係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前
記転動体がボール又はローラーであることを特徴とす
る。
【0010】請求項5に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか一項において、前記転動体が無限循環する多数の
転動体であることを特徴とする。請求項6に係る発明
は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記転動体
が非磁性材料であることを特徴とする。請求項7に係る
発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記転
動体が前記転がり軸受の外輪であることを特徴とする。
【0011】請求項8に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか一項において、前記転動体に代えてすべり部材を
用いたことを特徴とする。請求項9に係る発明は、請求
項1〜3のいずれか一項において、前記転動体に代えて
静圧軸受を配置したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例で
あるリニアガイド装置を説明するための説明的断面図、
図2は図1のA−A線断面図、図3〜図29は本発明の
他の実施の形態であるリニアガイド装置を説明するため
の説明図である。
【0013】図1および図2を参照して、このリニアガ
イド装置50は、軸方向に沿って直線状に延びる第1の
案内レール51を備えており、この第1の案内レール5
1には第1のスライダ52が該第1の案内レール51に
沿って移動可能に支持されている。第1の案内レール5
1は強磁性材で形成されて断面L字状とされており、そ
の内側に互いに略直交する2つの軸受面53,54を有
している。
【0014】第1のスライダ52は第1の案内レール5
1の軸受面53,54側に配置された2つの第1のコア
部材55,56を備えており、第1のコア部材55,5
6は該第1のコア部材55,56の前記軸受面53,5
4から離間する側に配置された本体57と一体に接合さ
れている。第1のコア部材55は軸受面53に微小なす
き間Sを介して対向配置されると共に、軸受面53との
間に転動体としてのボールBを収納する空間部58を形
成するための凹部59を有しており、また、第1のコア
部材56についても軸受面54に微小なすき間Sを介し
て対向配置されると共に、軸受面54との間に転動体と
してのボールBを収納する空間部60を形成するための
凹部61を有している。
【0015】空間部58および60にはそれぞれ転動体
としてのボールB(図では2個)がプレート状の保持器
62に保持された状態で収納されており、これにより、
第1のコア部材55と軸受面53との間、および第1の
コア部材56と軸受面54との間にそれぞれボールBが
介装されて該ボールBの転動を介して第1のスライダ5
2が第1の案内レール51に沿って軸方向に移動可能と
されている。
【0016】ここで、この実施の形態では、第1のコア
部材55と第1のコア部材56との間に永久磁石63を
介装して各第1のコア部材55,56によって永久磁石
63を挟み込み、これにより、永久磁石63と第1のコ
ア部材55と第1の案内レール51と第1のコア部材5
6との間にループ状の磁気回路70を形成すると共に、
該磁気回路70の外側に前記空間部58および60が配
置されるような位置関係としている。
【0017】これにより、第1のスライダ52が磁気回
路70による磁気吸引力によって第1の案内レール51
側に常に吸引され、この状態で微小すき間Sを維持しつ
つボールBの転動を介して第1のスライダ52が第1の
案内レール51に沿って軸方向に移動するようになって
いる。なお、ボールBの素材としては、磁気回路70へ
影響を考慮して非磁性材料であるセラミックを用いるの
が好ましい。また、図において符号400はシール部材
である。
【0018】上記の説明から明らかなように、この実施
の形態では、第1のスライダ52が第1の案内レール5
1側に常に磁気吸引された状態で微小すき間Sを維持し
つつボールBの転動を介して第1の案内レール51に沿
って軸方向に移動するため、簡単な構造で高い運動精度
を確保することができ、同時に低振動化および低摩擦化
を達成することができる。
【0019】また、第1のスライダ52が第1の案内レ
ール51に常に磁気吸引された状態であるため、取り付
けに際しては、天地左右を気にする必要がなく、取り付
け性の容易化を図ることができる。図3〜図29に本発
明の他の実施の形態を示す。なお、上記実施の形態と重
複する部分および同等部分については、各図に同一符号
を付してその説明を省略する。
【0020】図3および図4に示すリニアガイド装置8
0は、凹部59,61の各底部にそれぞれ別部材(例え
ばセラミック板等の非磁性体)81を取り付けてある。
ボールBが軸受鋼のような磁性体である場合に磁気回路
70への影響を回避できる。図5および図6に示すリニ
アガイド装置90は、2つの第1のコア部材91,92
を同一形状として、部品の種類の削減を図るようにした
ものである。
【0021】図7および図8に示すリニアガイド装置1
00は、軸受面53と凹部59との間、および軸受面5
4と凹部60との間にそれぞれ多数のボールBを無限循
環させるようにして高負荷及び長ストロークに対応でき
るようにしたものであり、本体57に軸方向に貫通する
直線状の2本の転動体通路101,102を形成すると
共に、本体57の前後両端にそれぞれ転動体循環部品1
03を固定し、転動体循環部品103に、上記軸受面5
3と凹部59との間と上記転動体通路101とを連通す
る半円弧状に湾曲した転動体循環部104を形成すると
共に、上記軸受面54と凹部61との間と上記転動体通
路102とを連通する半円弧状に湾曲した転動体循環部
(図示せず。)を形成したものである。
【0022】図9および図10に示すリニアガイド装置
110は、第1のコア部材55,56と第1の案内レー
ル51とによって囲まれる断面略正方形状の空間に非磁
性材からなるボール111を第1のコア部材55,56
および第1の案内レール51に対して4点で点接触させ
た状態で収納し、これにより支持点を増やして第1のス
ライダ52の走行安定性を向上させるようにしたもので
ある。
【0023】図11および図12に示すリニアガイド装
置120、および図13および図14に示すリニアガイ
ド装置130は、いずれも軸受面53のボール接触面お
よび凹部59底部のボール接触面に断面V字状の溝12
1を形成すると共に軸受面54のボール接触面および凹
部60底部のボール接触面に断面V字状の溝121を形
成して各ボールBを溝121に対して二点接触させ、こ
れにより、支持点を増やして第1のスライダ52の走行
安定性を向上させるようにしたものである。
【0024】図15および図16に示すリニアガイド装
置140は、凹部59,60を除いて、本体57から軸
受面53側に延出した延出部141にピン142を固定
して該ピン142に転がり軸受143の内輪144を嵌
合固定して外輪145を転動体として軸受面53を転動
させると共に、本体57から軸受面54側に延出した延
出部146にピン142を固定して該ピン142に転が
り軸受143の内輪144を嵌合固定して外輪145を
転動体として軸受面54を転動させるようにしたもので
ある。
【0025】図17および図18に示すリニアガイド装
置150は、凹部59,60を除いて、本体57から軸
受面53側に延出した延出部151の先端にすべり部材
152を取り付けて該すべり部材152を軸受面53に
接触させてすべり軸受を構成すると共に、本体57から
軸受面54側に延出した延出部153の先端にすべり部
材152を取り付けて該すべり部材152を軸受面54
に接触させてすべり軸受を構成したものである。
【0026】図19および図20に示すリニアガイド装
置160は、凹部59,60を除いて、本体57から軸
受面53側に延出した延出部161の先端面を軸受面5
3に接近配置して該先端面と軸受面53との間に微小す
き間S2 を形成すると共に、本体57から軸受面54側
に延出した延出部162の先端面を軸受面54に接近配
置して該先端面と軸受面54との間に微小すき間S2
形成し、且つ、各微小すき間S2 に加圧流体を供給する
ことにより、静圧軸受を形成したものである。従って、
この場合は第1のスライダ52は第1の案内レール51
に非接触で支持される。
【0027】図21および図22は二組のリニアガイド
装置50および200をベースプレートP上に互いに平
行に取り付けてリニアガイド装置50の第1のスライダ
52とリニアガイド装置200の第2のスライダ202
とを連結体300によって連結したものである。なお、
リニアガイド装置50については図1および図2で説明
したものと同一であるので、図に同一符号を付してその
説明を省略し、リニアガイド装置200についてのみ説
明する。
【0028】このリニアガイド装置200は、リニアガ
イド装置50の第1の案内レール51に平行配置された
第2の案内レール201を備えており、この第2の案内
レール201には第2のスライダ202が該第2の案内
レール201に沿って移動可能に支持されている。第2
の案内レール201は強磁性材で形成されて断面矩形状
とされており、その上面が軸受面203とされている。
【0029】第2のスライダ202は第2の案内レール
201の軸受面203に微小なすき間Sを介して対向配
置された2つの第2のコア部材205,206を備えて
おり、第2のコア部材205,206は共に同一形状と
されて第2のスライダ202の幅方向に互いに対称配置
され、該第2のコア部材205,206の上方に配置さ
れた本体207と一体に接合されている。
【0030】第2のコア部材205,206は共に軸受
面203との間に転動体としてのボールBを収納する空
間部208を形成するための凹部209を有しており、
空間部208にはボールB(図では2個)がプレート状
の保持器212に保持された状態で収納されている。こ
れにより、第2のコア部材205,206と軸受面20
3との間にそれぞれボールBが介装されて該ボールBの
転動を介して第2のスライダ202が第2の案内レール
201に沿って軸方向に移動可能とされている。
【0031】ここで、この実施の形態では、第2のコア
部材205と第2のコア部材206との間に永久磁石2
13を介装して各第2のコア部材205,206によっ
て永久磁石213を挟み込み、これにより、永久磁石2
13と第2のコア部材205と第2の案内レール201
と第2のコア部材206との間にループ状の磁気回路7
0を形成すると共に、該磁気回路70の外側に前記空間
部208が配置されるような位置関係としている。
【0032】これにより、第2のスライダ202が磁気
回路70による磁気吸引力によって第2の案内レール2
01側に常に吸引され、この状態で微小すき間Sを維持
しつつボールBの転動を介して第2のスライダ202が
第2の案内レール201に沿って軸方向に移動するよう
になっている。なお、ボールBの素材としては、磁気回
路70への磁力の影響を考慮して非磁性材料であるセラ
ミックを用いるのが好ましい。
【0033】そして、リニアガイド装置200の第2の
スライダ202の本体207とリニアガイド装置50の
第1のスライダ52の本体57が連結体300によって
連結されており、これにより、連結体300、第2のス
ライダ202および第1のスライダ52が一体となって
第1および第2の案内レール51,201に沿って軸方
向に移動できるようになっている。
【0034】上記の説明から明らかなように、この実施
の形態では、連結体300が軸方向に移動する際には、
第1のスライダ52が第1の案内レール51側に常に磁
気吸引された状態で微小すき間Sを維持しつつボールB
の転動を介して第1の案内レール51に沿って軸方向に
移動すると共に第2のスライダ202についても第2の
案内レール201側に常に磁気吸引された状態で微小す
き間Sを維持しつつボールBの転動を介して第2の案内
レール201に沿って軸方向に移動するため、簡単な構
造で高い運動精度を確保することができ、同時に低振動
化および低摩擦化を達成することができる。
【0035】また、第1のスライダ52および第2のス
ライダ202がそれぞれ第1の案内レール51および第
2の案内レール201に常に磁気吸引された状態である
ため、取り付けに際しては、天地左右を気にする必要が
なく、取り付け性の容易化を図ることができる。図23
および図24は、図21および図22に対して、リニア
ガイド装置50の第1の案内レール51の外側にリニア
モータ211を該第1の案内レール51に平行に設置し
て、該リニアモータ211の可動部212を連結体30
0に連結したものである。
【0036】図25および図26は、図23および図2
4に対して、リニアガイド装置50に代えてリニアガイ
ド装置100を配置すると共に、リニアガイド装置20
0に代えてリニアガイド装置220を配置したものであ
る。なお、リニアガイド装置100については、図7お
よび図8で説明したものと同一であるので図に同一符号
を付してその説明を省略する。
【0037】リニアガイド装置220は、第2のコア部
材205,206の凹部209と軸受面203との間に
多数のボールBを無限循環させるようにして高負荷及び
長ストロークに対応できるようにしたものであり、本体
207に軸方向に貫通する直線状の2本の転動体通路2
21,222を形成すると共に、本体207の前後両端
にそれぞれ転動体循環部品223を固定し、転動体循環
部品223に、上記軸受面203と第2のコア部材20
5側の凹部209との間と、上記転動体通路221とを
連通する半円弧状に湾曲した転動体循環部224を形成
すると共に、上記軸受面203と第2のコア部材206
側の凹部209との間と、上記転動体通路222とを連
通する半円弧状に湾曲した転動体循環部225を形成し
たものである。
【0038】図27は、図23および図24に対して、
リニアガイド装置50に代えてリニアガイド装置140
を配置すると共に、リニアガイド装置200に代えてリ
ニアガイド装置230を配置したものである。なお、リ
ニアガイド装置140については、図15および図16
で説明したものと同一であるので図に同一符号を付して
その説明を省略する。
【0039】リニアガイド装置230は、第2のコア部
材205,206の各凹部209を除いて、本体207
から第2のコア部材205,206の両側で軸受面20
3にに向けて延出した一対の延出部231にピン232
を固定して該ピン232に転がり軸受233の内輪23
4を嵌合固定して外輪235を転動体として軸受面20
3を転動させるようにしたものである。
【0040】図28は、図23および図24に対して、
リニアガイド装置50に代えてリニアガイド装置240
を配置すると共に、リニアガイド装置200に代えてリ
ニアガイド装置250を配置したものである。リニアガ
イド装置240は、凹部59,61および本体57を除
いて、本体57の部分まで第1のコア部材56を張り出
すと共に、磁気回路70の外側で第1のコア部材55の
軸受面53側にすべり部材241を取り付けると共に第
1のコア部材56の軸受面54側にすべり部材242を
取り付けて、すべり部材241を軸受面53に接触させ
てすべり軸受を構成すると共に、すべり部材242を軸
受面54に接触させてすべり軸受を構成したものであ
る。
【0041】一方、リニアガイド装置250は、第2の
コア部材205,206の各凹209および本体207
を除いて、本体207の部分まで第2のコア部材205
を張り出すと共に、磁気回路70の外側で第2のコア部
材205の軸受面203側にすべり部材251を取り付
けると共に第2のコア部材206の軸受面203側にす
べり部材252を取り付けて、すべり部材251を軸受
面203に接触させてすべり軸受を構成すると共に、す
べり部材252を軸受面203に接触させてすべり軸受
を構成したものである。
【0042】図29は、図23および図24に対して、
リニアガイド装置50に代えてリニアガイド装置160
を配置すると共に、リニアガイド装置200に代えてリ
ニアガイド装置260を配置したものである。なお、リ
ニアガイド装置160については、図19および図20
で説明したものと同一であるので図に同一符号を付して
その説明を省略する。
【0043】リニアガイド装置260は、第2のコア部
材205,206の各凹部209を除いて、本体207
から第2のコア部材205,206の両側で軸受面20
3側に延出した一対の延出部261の各先端面を軸受面
203に接近配置して各先端面と軸受面203との間に
微小すき間S2 を形成し、且つ、各微小すき間S2 に加
圧流体を供給することにより、静圧軸受を形成したもの
である。従って、この場合は第2のスライダ202は、
リニアガイド装置160と同様に、第2の案内レール2
01に非接触で支持される。
【0044】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、スライダが案内レール側に常に磁気吸引され
た状態で転動体の転動を介して案内レールに沿って軸方
向に移動するため、簡単な構造で高い運動精度を確保す
ることができ、同時に低振動化および低摩擦化を達成す
ることができるという効果が得られる。
【0045】また、スライダが案内レールに常に磁気吸
引された状態であるため、取り付けに際しては、天地左
右を気にする必要がなく、取り付け性の容易化を図るこ
とができるという効果が得られる。更に、転動体として
非磁性材料を用いることにより、磁気回路への影響をな
くすことができるという効果が得られる。
【0046】更に、多数の転動体を無限循環させること
により、高負荷及び長ストロークに対応できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド装
置を説明するための説明的断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド装
置を説明するための説明的断面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド装
置を説明するための説明的断面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド装
置を説明するための説明的断面図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図12】図11のA−A線断面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図14】図13のA−A線断面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図16】図15の矢印B方向から見た図である。
【図17】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図18】図17の矢印B方向から見た図である。
【図19】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図20】図19の矢印B方向から見た図である。
【図21】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図22】図21の矢印C方向から見た図である。
【図23】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図24】図23の矢印C方向から見た図である。
【図25】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図26】図25の矢印C方向から見た図である。
【図27】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図28】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図29】本発明の他の実施の形態であるリニアガイド
装置を説明するための説明的断面図である。
【図30】従来のリニアガイド装置を説明するための一
部を破断した斜視図である。
【符号の説明】
50…リニアガイド装置 51…第1の案内レール 52…第1のスライダ 53,54…断面L字状の軸受面 55,56…第1のコア部材 63,213…永久磁石 70…磁気回路 103,223…転動体循環部品 143…転がり軸受 145…外輪 152,252…すべり部材 200…リニアガイド装置 201…第2の案内レール 202…第2のスライダ 203…第2の案内レールの軸受面 205,206…第2のコア部材 211…リニアモータ 212…可動部 300…連結体 B…転動体 S2 …微小すき間(静圧軸受)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J102 AA01 BA05 CA26 DA10 DA28 FA16 GA20 3J104 AA03 AA23 AA25 AA52 DA02 DA06 DA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の案内レールと、該第1の案内レー
    ルに沿って移動可能に前記第1の案内レールに支持され
    た第1のスライダとを備えたリニアガイド装置におい
    て、 前記第1の案内レールは、磁性体とされて2つの軸受面
    を有し、前記第1のスライダは、前記第1の案内レール
    との間で磁気回路を形成する永久磁石を含む磁性体の第
    1のコア部材を有し、前記磁気回路の外側で前記第1の
    スライダと前記第1の案内レールの軸受面との間に転動
    体を介装したことを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 【請求項2】 互いに平行配置された第1および第2の
    案内レールと、該第1の案内レールに沿って移動可能に
    前記第1の案内レールに支持された第1のスライダと、
    前記第2の案内レールに沿って移動可能に該第2の案内
    レールに支持された第2のスライダと、前記第1のスラ
    イダと前記第2のスライダとを連結する連結体とを備え
    たリニアガイド装置において、 前記第1の案内レールは、磁性体とされて2つの軸受面
    を有し、前記第1のスライダは、前記第1の案内レール
    との間で磁気回路を形成する永久磁石を含む磁性体の第
    1のコア部材を有し、前記磁気回路の外側で前記第1の
    スライダと前記第1の案内レールの軸受面との間に転動
    体を介装し、 前記第2の案内レールは、1つの軸受面を有し、前記第
    2のスライダは、前記第2の案内レールとの間で磁気回
    路を形成する永久磁石を含む磁性体の第2のコア部材を
    有し、前記磁気回路の外側で前記第2のスライダと前記
    第2の案内レールの軸受面との間に転動体を介装したこ
    とを特徴とするリニアガイド装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の案内レール又は前記第2の案
    内レールに沿ってリニアモータを設置して該リニアモー
    タの可動部を前記連結体に連結したことを特徴とする請
    求項2記載のリニアガイド装置。
  4. 【請求項4】 前記転動体がボール又はローラーである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    リニアガイド装置。
  5. 【請求項5】 前記転動体が無限循環する多数の転動体
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に
    記載のリニアガイド装置。
  6. 【請求項6】 前記転動体が非磁性材料であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のリニアガ
    イド装置。
  7. 【請求項7】 前記転動体が前記転がり軸受の外輪であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のリニアガイド装置。
  8. 【請求項8】 前記転動体に代えてすべり部材を用いた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    リニアガイド装置。
  9. 【請求項9】 前記転動体に代えて静圧軸受を配置した
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    リニアガイド装置。
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