JP2003020131A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003020131A
JP2003020131A JP2001206727A JP2001206727A JP2003020131A JP 2003020131 A JP2003020131 A JP 2003020131A JP 2001206727 A JP2001206727 A JP 2001206727A JP 2001206727 A JP2001206727 A JP 2001206727A JP 2003020131 A JP2003020131 A JP 2003020131A
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JP
Japan
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cassette
image forming
forming apparatus
main body
spacer
Prior art date
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JP2001206727A
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English (en)
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Makoto Arai
誠 新居
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に大容量シート収納カセッ
トを収納したままの状態で持ち運んでもスペーサ及び大
容量シート収納カセットが画像形成装置本体から外れ
ず、且つスペーサの画像形成装置本体に対する着脱を簡
便に行える画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、シートを収納するシー
ト収納カセットと、シート収納カセットが収納されるカ
セット収納部を有する画像形成装置本体と、画像形成装
置本体下側に配置することにより、カセット収納部の収
納スペースを高さ方向に拡張するスペーサとを有する画
像形成装置において、前記画像形成装置本体が前記シー
ト収納カセットを保持すると共に、前記シート収納カセ
ットが前記スペーサを保持し、前記画像形成装置本体と
前記スペーサが前記シート収納カセットにより上下方向
に分離不可に連結する連結手段を有する構成となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、及びファクシミリ等の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置を使用する際に、多量のシート(例えば50
0枚)を一度に使用する場合がある。しかし、一般的な
画像形成装置の標準のシート収納カセットのシート収納
枚数は通常100〜250枚程度である。よって、これ
以上の枚数のシートを一度に使用しようとすると、標準
のシート収納カセットよりもシート収納枚数の多いシー
ト収納カセット(以下、大容量シート収納カセットと呼
ぶ)を使用しなければならない。しかし、このような大
容量シート収納カセットは、標準のシート収納カセット
よりもサイズが大きくなる場合が多いため、大容量シー
ト収納カセットを画像形成装置に標準装備しようとする
と、画像形成装置全体の大型化・コストアップにつなが
る場合がある。
【0003】このような理由から、従来、画像形成装置
の下側にスペーサを装着することにより、画像形成装置
を高さ方向へ持ち上げ、カセットが収納される部分であ
るカセット収納部のカセット収納スペースを高さ方向に
拡張させるタイプの画像形成装置が提供されている。こ
のようにスペーサを装着してカセット収納スペースが拡
張されたカセット収納部に大容量シート収納カセットを
収納することにより、標準のシート収納カセットに入り
きらない多量の枚数のシートでも一度に使用することが
できる。
【0004】図3は、上述のスペーサを装着した従来の
画像形成装置の構成を示す本体断面図である。同図にお
いては画像形成装置が小型複写機である場合を示してい
る。
【0005】同図に示す画像形成装置は、画像形成装置
本体15と、この画像形成装置本体15の下側に着脱可
能に装着されているスペーサ17と、このスペーサ17
により拡張されたカセット収納部へ収納される大容量シ
ート収納カセット16とを有している。なお、画像形成
装置本体15とスペーサ17は不図示の簡単な係止手段
によって係止されている。大容量シート収納カセット1
6がカセット収納部に収納されている時、大容量シート
収納カセット16の荷重はスペーサ17により支えられ
ている。
【0006】ここでは、大容量シート収納カセット16
として約500枚程度のシートを収納できるものを使用
している。また、図4に示すように、スペーサ17を装
着した状態のままで、標準のシート収納カセット18を
収納可能となっている。よって、例えば、大容量シート
収納カセット16に収納しているシートのサイズと異な
るサイズのシートをシート収納カセット18に収納する
ことにより、サイズの異なるシート間でのシート交換
を、シート収納カセットを入れ換えるだけで容易に行う
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置においては、大容量シート収納カ
セット16が収納された状態で、画像形成装置の設置場
所を移動する際などに持ち運ぶ場合に、画像形成装置本
体15を持ち上げると、大容量シート収納カセット16
に収納されている多量のシートの荷重は、スペーサ17
にかかることになる。このスペーサ17は、不図示の簡
単な係止手段により画像形成装置本体15の下側に係止
されているものであるため、この係止手段が多量のシー
トの荷重に持ちこたえられずに外れてしまい、スペーサ
17及び大容量シート収納カセット16が落下する場合
があった。
【0008】このスペーサ17及び大容量シート収納カ
セット16の落下を防止するには、スペーサ17を画像
形成装置本体15に対してロック部材でロックしたり、
複数のボルト等で固定するなどの方法が考えられる。
【0009】しかし、ロック部材を用いてロックする方
法の場合にはコストがかかる。また、ユーザサイドでス
ペーサ17の画像形成装置本体15へのロック操作を行
うようにすると、ユーザがロックをし忘れる場合があ
る。このように、ロックをし忘れた状態のまま画像形成
装置を持ち上げると、大容量シート収納カセット16及
びスペーサ17が落下してしまう場合がある。
【0010】一方、ボルト等で固定する方法の場合には
画像形成装置本体15に対するスペーサ17の着脱が面
倒になる。また、スペーサ17を画像形成装置本体15
に固定しているボルト等に緩みがあると、画像形成装置
を持ち上げた時に大容量シート収納カセット16に収納
している多量のシートの荷重がスペーサ17にかかるた
め、スペーサ17が画像形成装置本体15から外れ易
く、上述の場合と同様に大容量シート収納カセット16
及びスペーサ17が落下してしまう場合がある。
【0011】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、画像形成装置本体に大容量シート収納カセッ
トを収納したままの状態で持ち運んでもスペーサ及び大
容量シート収納カセットが画像形成装置本体から外れ
ず、且つスペーサの画像形成装置本体に対する着脱を簡
便に行える画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を達成する画像形成装置は、シートを収納するシート収
納カセットと、前記シート収納カセットを収納するカセ
ット収納部を有する画像形成装置本体と、前記画像形成
装置本体下側に配置することにより、前記カセット収納
部の収納スペースを高さ方向に拡張するスペーサとを有
する画像形成装置において、前記画像形成装置本体が前
記シート収納カセットを保持すると共に、前記シート収
納カセットが前記スペーサを保持し、前記画像形成装置
本体と前記スペーサが前記シート収納カセットにより上
下方向に分離不可に連結する連結手段を有することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本出願に係る発明を図面に
示す実施の形態に基づいて説明する。
【0014】図1は本出願に係る発明の目的を達成する
画像形成装置の第1の実施の形態の断面図、図2は第2
の実施の形態による画像形成装置の全体斜視図を示して
いる。
【0015】(第1の実施の形態)本出願に係る発明の
目的を達成する画像形成装置の第1の実施の形態を図1
に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、本実施の形態による画
像形成装置S1は、画像形成装置本体1上方に配置され
る原稿載置台3を有している。この原稿載置台3の下方
には、それぞれ所定方向に往復動可能な、光源を有する
スキャナユニット40と複数のミラーを有するミラーユ
ニット41とから構成される移動露光走査光学系4及び
結像レンズ系5が配置されている。これら移動露光走査
光学系4及び結像レンズ系5の下方には、シートに画像
を形成する画像形成部7が配置されている。この画像形
成部7は、電子写真方式を採用している。画像形成部7
の下方にはシートが収納されるシート収納カセットを収
納するカセット収納部19が配置されている。このカセ
ット収納部19は、底面及びシート供給方向と平行ない
ずれか一方の側面が開口している略直方体形状をなして
いる。
【0017】画像形成装置本体1の最下部には、画像形
成装置全体を支えるための足14が設けられている。こ
こで、カセット収納部19の開口している側面以外の3
側面は足14により囲まれた状態となっている。さら
に、足14の下側には、この足14の形状・配置に対応
した溝11aを上面側に有する略コの字型のスペーサ1
1が嵌合されており、画像形成装置本体の高さはスペー
サ11の高さ分だけ持ち上げられて高くなっている。こ
のとき、画像形成装置本体1とスペーサ11とは足14
と溝11aとが嵌合することにより、水平方向にズレな
いよう規制されている。このようにスペーサ11を装着
することにより、カセット収納部19の収納スペースは
高さ方向に拡張される。
【0018】このようにして、高さ方向に収納スペース
が拡張されたカセット収納部19の側面の開口側からシ
ートが収納されるシート収納カセットが引き出しのよう
に収納される。なお、図1においてはシート収納カセッ
トとして、約500枚のシートを収納可能な大容量シー
ト収納カセット13が収納されている様子を示してい
る。
【0019】具体的に、画像形成装置本体1のカセット
収納部19のシート収納カセットをカセット収納部19
へ収納する方向(図1紙面垂直方向)と平行な両内側面
には、この収納方向と平行に延び挟持用フランジとして
の役割をもつ突条12aが形成されている。また、スペ
ーサ11の収納方向と平行な両内側面には、同様に収納
方向に延び挟持用フランジとしての役割をもつ突条12
bが形成されている。一方、このカセット収納部19に
収納される大容量シート収納カセット13の収納方向と
平行な両外側面には、これら突条12a及び12bを挟
持可能な溝12cが収納方向(同じく図1紙面垂直方
向)に平行に延びるように形成されている。このよう
に、突条12a及び12bと溝12cは、大容量シート
収納カセット13の収納時にはガイドとしての役割を果
たし、収納状態においては、画像形成装置本体とスペー
サを上下方向に分離不可に連結する役割を果たす関係と
なっている。
【0020】これにより、画像形成装置本体1が大容量
シート収納カセット13を保持すると共に、大容量シー
ト収納カセット13がスペーサ11を保持した状態、す
なわち画像形成装置本体1とスペーサ11は大容量シー
ト収納カセット13により上下方向に分離不可に連結さ
れた状態となる。このような構造とすることにより、大
容量シート収納カセット13をカセット収納部19へと
収納することで、スペーサ11を画像形成装置本体1へ
と固定することができる。よって、大容量シート収納カ
セットをカセット収納部へと収納すれば、大容量シート
収納カセット及びスペーサが画像形成装置本体から外れ
ることはない。
【0021】カセット収納部19の上方には、カセット
収納部19に収納された大容量シート収納カセット13
からのシート供給動作を行うシート供給部6が配置され
ている。画像形成装置S1は、原稿載置台3に載置され
た原稿の画像を移動露光走査光学系4及び結像レンズ系
5により読み取って、得られた原稿の画像情報に基づ
き、画像形成部7によりシート供給部6から供給される
シート2に画像を形成して排出する。
【0022】この画像形成装置S1において、カセット
収納部19に収納されている大容量シート収納カセット
13は、シート2が大容量シート収納カセット13から
排出される方向と直角な方向に引き出されるフロントロ
ーディングタイプとなっている。この画像形成装置S1
は、小型複写機としての機能を有している。
【0023】なお、本実施の形態においてはシートがシ
ート収納カセットから排出される方向と垂直な方向にシ
ート収納カセットが引き出されるフロントローディング
タイプを採用しているが、これに限られるものではな
く、シート収納カセットがシートの排出方向と平行な方
向に引き出されるタイプを採用することもできる。
【0024】シート供給部6には、シート2を大容量シ
ート収納カセット13からピックアップする供給ローラ
9、シートを1枚ずつ分離する分離爪10等が配置され
ており、シート収納カセット18から供給ローラ9によ
り送り出されたシート2を供給ローラ9と分離爪10と
の間で一枚ずつ分離して画像形成部7に向けて送り出
す。
【0025】ここで、使用するシート収納カセットとし
ては、上述した大容量シート収納カセット13だけでな
く、例えば約250枚のシートを収納可能な標準のシー
ト収納カセット18も、この突条12bを同様に設ける
ことにより、カセット収納部19に収納することができ
る。このようにして収納された標準のシート収納カセッ
ト18は、大容量シート収納カセット13と同様にシー
ト供給部6による供給動作を行う事が出来る。よって、
画像形成装置におけるシート使用量に応じて標準のシー
ト収納カセット18と大容量シート収納カセット13と
を簡易に使い分けることができる。
【0026】このように、本実施の形態による画像形成
装置によれば、画像形成装置全体を持ち上げて運ぶ際で
も、大容量シート収納カセットをカセット収納部に収納
していれば、画像形成装置本体下側に取り付けられたス
ペーサ及び大容量シート収納カセットが外れることはな
い。よって、スペーサ及び大容量シート収納カセットが
落下するといった危険を回避することができる。また、
簡便且つ低コストな構造変更によって、スペーサの画像
形成装置本体に対する着脱を簡便に行える画像形成装置
を提供することができる。
【0027】なお、本実施の形態による画像形成装置に
おいては、通常のコピー用紙,プリンタ用紙,OHPシ
ート等をシートとして使用することが可能である。
【0028】また、本実施の形態による画像形成装置に
おける画像形成部としては電子写真方式を採用している
が、この他、熱転写方式、インクジェット方式、レーザ
露光方式等を採用することができる。
【0029】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態による画像形成装置を図2に基づいて説明する。
【0030】本実施の形態は、上述の第1の実施の形態
の応用である。以下、すでに述べた部分については同一
符号を付し、説明は割愛する。本実施の形態が上述の第
1の実施の形態と異なる点は、シート収納カセット及び
カセット収納部周辺の構造にある。
【0031】本実施の形態による画像形成装置S2は、
上述の第1の実施の形態における画像形成装置S1と同
様に、シート収納カセットを収納するためのカセット収
納部27を有しており、画像形成装置本体22の下側に
スペーサ24を装着することによりカセット収納部27
の収納スペースを高さ方向に拡張することができるよう
になっている。このようにカセット収納部27の収納ス
ペースを拡張することにより、大容量シート収納カセッ
トを収納することが可能となる。図2においては、大容
量シート収納カセット20を収納する様子を示してい
る。
【0032】この画像形成装置S2におけるカセット収
納部27の、シート収納カセットをカセット収納部27
へ収納する方向(図2矢印方向)と平行な両内側面に
は、この収納方向と平行に延びる溝20bが形成されて
いる。
【0033】一方、このカセット収納部27に収納され
る大容量シート収納カセット20の収納方向と平行な両
外側面には、カセット収納部27の両内側面に形成され
ている溝20bによりガイドされる突条20aが収納方
向(同じく図2矢印方向)に平行に延びるように形成さ
れている。
【0034】さらに、大容量シート収納カセット20の
カセット収納部27への収納方向先端側には、スペーサ
24と画像形成装置本体との境界線を間に挟むように分
割され収納方向に延びる第1の突出部としての突出部2
1a及び第2の突出部としての突出部21bが形成され
ている。一方、カセット収納部27及びスペーサ24の
内側面の、大容量シート収納カセット20が収納された
時にこれら突出部21a及び21bが突き当たる部分に
突出部21a及び21bと嵌合する第1の凹部としての
嵌合溝25a及び第2の凹部としての嵌合溝25bが形
成されている。これら嵌合溝25a及び25bは共に、
突出部21a及び21bと嵌合する際に、これら突出部
21aと21bの対向する面に挟持される壁部分を有し
ている。
【0035】また、大容量シート収納カセット20のカ
セット収納部27への収納方向手前側には、収納方向と
直交する方向に張り出したつば部23が形成されてお
り、このつば部23のスペーサ24と対向する面上に
は、突起部23aが設けられている。一方、スペーサ2
4のつば部23と対向する側の面上には、突起部23a
に対応した凹部26が形成されている。
【0036】よって、大容量シート収納カセット20が
カセット収納部27の内側面に形成されている溝20b
によりガイドされながら挿入され、まず大容量シート収
納カセット20の突出部21a及び21bがカセット収
納部27の嵌合溝25a及び25bと嵌合する。そして
更に挿入してゆき、大容量シート収納カセット20の突
起部23aがスペーサ24の凹部26と嵌合することに
より、大容量シート収納カセット20のカセット収納部
27への収納が完了する。このとき、スペーサ24は大
容量シート収納カセット20を介して画像形成装置本体
22に保持され、スペーサ24は大容量シート収納カセ
ット20に係合保持され、大容量シート収納カセット2
0は画像形成装置本体22に保持されており、スペーサ
24は、大容量シート収納カセット20により画像形成
装置本体22と上下方向に分離不可に連結された状態と
なっている。
【0037】なお、使用するシート収納カセットとして
は、上述した大容量シート収納カセット20だけでな
く、標準のシート収納カセットにも、この突条20a、
突起部23a、突出部21a及び21bを同様に設ける
ことにより、カセット収納部27に収納することができ
る。よって、画像形成装置S2におけるシート使用量に
応じて標準のシート収納カセット18と大容量シート収
納カセット13とを簡易に使い分けることができる。
【0038】このように、本実施の形態による画像形成
装置によれば、画像形成装置全体を持ち上げて運ぶ際で
も、大容量シート収納カセットを収納していれば、画像
形成装置本体下側に取り付けられたスペーサ及び大容量
シート収納カセットが外れることはなく、スペーサ及び
大容量シート収納カセットが落下するといった危険を回
避することができる。
【0039】また、上述の各実施の形態によれば、スペ
ーサを画像形成装置本体に対してロックしたり、ねじ止
め固定したりする必要がなく、大容量シート収納カセッ
トをカセット収納部へ収納することにより、スペーサ及
び大容量シート収納カセットが画像形成装置本体に固定
される構造となっており、大容量シート収納カセットを
取り外した状態で画像形成装置本体を持ち上げればスペ
ーサを簡単に取り外すことができるため、スペーサの画
像形成装置本体に対する着脱を簡便に行うことができる
画像形成装置を低コストに提供することができる。
【0040】また、ユーザサイドでスペーサの画像形成
装置本体への固定をするようにしている場合、スペーサ
をロックによって画像形成装置本体へ固定する従来の構
成では、ユーザがロックをし忘れた時に画像形成装置を
運ぶ際にスペーサ及びシート収納カセットが外れてしま
う危険があったが、上述の各実施の形態による画像形成
装置によれば、大容量シート収納カセットを収納してい
ればスペーサ及び大容量シート収納カセットが外れるこ
とはない。
【0041】なお、出荷時にスペーサを画像形成装置本
体にロック若しくはボルト止め等する場合、運送時の振
動等でロック若しくはボルトが緩んだり外れてしまうこ
と等があるが、上述の各実施の形態による画像形成装置
においては、大容量シート収納カセットを収納していれ
ばスペーサ及び大容量シート収納カセットが画像形成装
置本体から外れることはない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大容量シート収納カセットをカセット収納部へと収納す
ることによりスペーサを画像形成装置本体下側へと固定
するようにしているため、大容量シート収納カセットを
カセット収納部に収納していれば、大容量シート収納カ
セット及びスペーサが画像形成装置本体下側から外れる
ことはない。
【0043】また、スペーサを画像形成装置本体に対し
てロックしたり、ねじ止め固定したりする必要がなく、
大容量シート収納カセットをカセット収納部へ収納する
ことにより、スペーサ及び大容量シート収納カセットが
画像形成装置本体に固定される構造となっており、大容
量シート収納カセットを取り外した状態で画像形成装置
本体を持ち上げればスペーサを簡単に取り外すことがで
きるため、スペーサの画像形成装置本体に対する着脱を
簡便に行うことができる。
【0044】また、大容量シート収納カセットをカセッ
ト収納部に収納することによりスペーサは画像形成装置
本体下側へ固定されるため、ユーザサイドで必要に応じ
てスペーサの着脱を行う場合でも、スペーサを画像形成
装置下側に固定し忘れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の目的を達成する画像形成装
置の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】本出願に係る発明の目的を達成する画像形成装
置の第2の実施の形態の全体斜視図である。
【図3】スペーサを装着し、大容量シート収納カセット
を収納した従来の画像形成装置の断面図である。
【図4】スペーサを装着し、標準のシート収納カセット
を収納した従来の画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
1・・・画像形成装置本体、 2・・・シート、 3・・・原稿載置台、 4・・・移動露光走査光学系、 40・・・スキャナユニット、 41・・・ミラーユニット、 5・・・レンズ系、 6・・・シート供給部、 7・・・画像形成部、 9・・・供給ローラ、 10・・・分離爪、 11・・・スペーサ、 11a・・・溝、 12a・・・溝、 12b・・・突条、 12c・・・凹部、 12d・・・突出部、 13・・・大容量シート収納カセット、 14・・・足、 15・・・画像形成装置本体、 16・・・大容量シート収納カセット、 17・・・スペーサ、 18・・・シート収納カセット、 19・・・カセット収納部、 20・・・大容量シート収納カセット、 20a・・・突条、 20b・・・溝、 21a・・・突出部、 21b・・・突出部、 22・・・画像形成装置本体、 23・・・つば部、 23a・・・突起部、 24・・・スペーサ、 25a・・・嵌合溝、 25b・・・嵌合溝、 26・・・凹部、 27・・・カセット収納部、 S1・・・画像形成装置、 S2・・・画像形成装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA14 BA29 DA22 EA02 EA04 3F343 FA02 FB01 GA01 GB01 GC01 GE02 GE11 HA06 HA14 HA16 HA23 HA27 HA29 HA34 HB03 HB08 HB10 HC04 HC25 HD18 JA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収納するシート収納カセット
    と、 前記シート収納カセットを収納するカセット収納部を有
    する画像形成装置本体と、 前記画像形成装置本体下側に配置することにより、前記
    カセット収納部の収納スペースを高さ方向に拡張するス
    ペーサとを有する画像形成装置において、 前記画像形成装置本体が前記シート収納カセットを保持
    すると共に、前記シート収納カセットが前記スペーサを
    保持し、前記画像形成装置本体と前記スペーサが前記シ
    ート収納カセットにより上下方向に分離不可に連結する
    連結手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 シートを収納するシート収納カセット
    と、 前記シート収納カセットを収納するカセット収納部を有
    する画像形成装置本体と、 前記画像形成装置本体下側に配置することにより、前記
    カセット収納部の収納スペースを高さ方向に拡張するス
    ペーサとを有する画像形成装置において、 前記カセット収納部は、前記収納方向に延びるカセット
    収納部側突条を有し、 前記スペーサは、前記収納方向に延びるスペーサ側突条
    を有し、 前記シート収納カセットは、前記カセット収納部側突条
    及びスペーサ側突条を共に挟持することにより、前記画
    像形成装置本体と前記スペーサを上下方向に分離不可に
    連結するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 シートを収納するシート収納カセット
    と、 前記シート収納カセットを収納するカセット収納部を有
    する画像形成装置本体と、 前記画像形成装置本体下側に配置することにより、前記
    カセット収納部の収納スペースを高さ方向に拡張するス
    ペーサとを有する画像形成装置において、 前記スペーサを前記シート収納カセットを介して前記画
    像形成装置本体に保持する第1の保持手段と、 前記スペーサを前記シート収納カセットに保持する第2
    の保持手段と、 前記シート収納カセットを前記画像形成装置本体に保持
    する第3の保持手段とを有し、 前記第1、第2及び第3の保持手段は、前記収納カセッ
    トが収納状態の時に相互の協働で前記画像形成装置本体
    と前記スペーサを上下方向に分離不可に連結するもので
    あることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置本体は、前記シート収
    納カセットからシートを供給されるものであって、 前記シート収納カセットは前記シートが前記シート収納
    カセットから排出される方向と垂直な方向に挿入されて
    前記カセット収納部に収納されるものであることを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1つに記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置本体は前記シートに電
    子写真方式により画像を形成するものであることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1つに記載の画像形成
    装置。
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