JP2003019363A - 簡単な構成で2足歩行動作を行うラジコン2足歩行ロボット - Google Patents
簡単な構成で2足歩行動作を行うラジコン2足歩行ロボットInfo
- Publication number
- JP2003019363A JP2003019363A JP2001245790A JP2001245790A JP2003019363A JP 2003019363 A JP2003019363 A JP 2003019363A JP 2001245790 A JP2001245790 A JP 2001245790A JP 2001245790 A JP2001245790 A JP 2001245790A JP 2003019363 A JP2003019363 A JP 2003019363A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピードや旋回をコントロールすることがで
き、足を交互に持ち上げて進む2足歩行動作を行う簡便
な構成のラジコン2足歩行ロボットを得る。 【解決手段】 左右の足の底面の鉛直方向の軸回りにボ
ディを回転させる2つのサーボモータを設け、片方の底
面が接地した状態でその側のサーボモータを回転させて
ボディごと水平面の回転運動をさせ、左右の足の底面は
外側が上がった形で傾斜を持たせ、重心を接地する側の
足に移動できるように重心移動のためのサーボを設け
た。
き、足を交互に持ち上げて進む2足歩行動作を行う簡便
な構成のラジコン2足歩行ロボットを得る。 【解決手段】 左右の足の底面の鉛直方向の軸回りにボ
ディを回転させる2つのサーボモータを設け、片方の底
面が接地した状態でその側のサーボモータを回転させて
ボディごと水平面の回転運動をさせ、左右の足の底面は
外側が上がった形で傾斜を持たせ、重心を接地する側の
足に移動できるように重心移動のためのサーボを設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジコンで操作され
て2足歩行で進むラジコン2足歩行ロボットに関する。
なおここで言う2足歩行とは、車輪や補助となる支え無
しで、片方の足ひとつで接地してもう一方の足を地面か
ら浮かして進めることを指している。
て2足歩行で進むラジコン2足歩行ロボットに関する。
なおここで言う2足歩行とは、車輪や補助となる支え無
しで、片方の足ひとつで接地してもう一方の足を地面か
ら浮かして進めることを指している。
【0002】
【従来の技術】両足の底面に車輪を有して、足を浮かす
ことなく車輪を回転させて摺り足で進むものであった。
足を交互に動かしてはいるが、歩行動作とは言えないも
のであった。
ことなく車輪を回転させて摺り足で進むものであった。
足を交互に動かしてはいるが、歩行動作とは言えないも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スピードや旋回をコン
トロールすることができ、足を交互に持ち上げて進む2
足歩行動作を行う簡単な構成で転倒しにくいラジコン2
足歩行ロボットを提供することを目的としている。
トロールすることができ、足を交互に持ち上げて進む2
足歩行動作を行う簡単な構成で転倒しにくいラジコン2
足歩行ロボットを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】足回りの構成は左右の底
面の鉛直方向の軸回りにボディを回転させる2つのサー
ボモータだけとした。片方の底面が接地した状態でその
側のサーボモータを回転させることにより、サーボモー
タの回転軸回りにボディごと水平面の回転運動をさせ、
それにつれて浮いた状態のもう片方の足を移動させるこ
ととした。片方の足が安定して接地し、もう片方の足が
浮いた状態になるように、2つの足の底面は外側が上が
った形で傾斜を持たせ、重心を接地する側の足に移動で
きるように重心移動のためのサーボモータを設けた。
面の鉛直方向の軸回りにボディを回転させる2つのサー
ボモータだけとした。片方の底面が接地した状態でその
側のサーボモータを回転させることにより、サーボモー
タの回転軸回りにボディごと水平面の回転運動をさせ、
それにつれて浮いた状態のもう片方の足を移動させるこ
ととした。片方の足が安定して接地し、もう片方の足が
浮いた状態になるように、2つの足の底面は外側が上が
った形で傾斜を持たせ、重心を接地する側の足に移動で
きるように重心移動のためのサーボモータを設けた。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。
づき図面を参照して説明する。
【0006】図1は本発明の実施例の正面図である。ベ
ース1にサーボモータ6a、サーボモータ6b、サーボ
モータ6c、受信機4、マイクロコンピュータ5が固着
されている。サーボモータ6aとサーボモータ6bは開
いた形で傾斜をつけて取りつけてある。サーボモータ6
aとサーボモータ6bは左右対称の同様の構成で、アク
チュエータであるホーン7に接地板8が固着されてい
る。つまりホーン7の回転角がそのまま接地板8の回転
角になる。サーボモータ6の取りつけの傾斜をそのまま
反映して接地板8aと接地板8bは外側が上がった形で
角度を持っている。質量の大きいバッテリ3を錘とし
て、これをサーボモータ6cで左右に移動させることに
より左右への重心移動を行う。サーボモータ6cでアー
ム2の下の方を回転軸としてアーム2の角度を変え、ア
ーム2の先に固着されたバッテリ3を左右に移動させて
いる。なお、図1では3つのサーボモータ6はいずれも
中央にした状態で、サーボモータ6aと6bは接地板8
aと8bが真っ直ぐに横を向いた状態、サーボモータ6
cはアーム2が真っ直ぐに上を向いた状態である。
ース1にサーボモータ6a、サーボモータ6b、サーボ
モータ6c、受信機4、マイクロコンピュータ5が固着
されている。サーボモータ6aとサーボモータ6bは開
いた形で傾斜をつけて取りつけてある。サーボモータ6
aとサーボモータ6bは左右対称の同様の構成で、アク
チュエータであるホーン7に接地板8が固着されてい
る。つまりホーン7の回転角がそのまま接地板8の回転
角になる。サーボモータ6の取りつけの傾斜をそのまま
反映して接地板8aと接地板8bは外側が上がった形で
角度を持っている。質量の大きいバッテリ3を錘とし
て、これをサーボモータ6cで左右に移動させることに
より左右への重心移動を行う。サーボモータ6cでアー
ム2の下の方を回転軸としてアーム2の角度を変え、ア
ーム2の先に固着されたバッテリ3を左右に移動させて
いる。なお、図1では3つのサーボモータ6はいずれも
中央にした状態で、サーボモータ6aと6bは接地板8
aと8bが真っ直ぐに横を向いた状態、サーボモータ6
cはアーム2が真っ直ぐに上を向いた状態である。
【0007】図2、図3、図4は動作の流れを示す斜視
図である。図2はバッテリ3が紙面左側に寄り、重心位
置は接地板8aで接地して安定する位置にある。接地板
8bは接地板8aとの傾斜により浮いた形になってい
る。図2の状態ではホーン7aの中心軸を回転軸とし
て、ボディ全体がサーボモータ6aの回転に応じて回る
ことになり、この図ではボディ全体が後ろの方に、つま
り上から見て反時計回りの方向にある。
図である。図2はバッテリ3が紙面左側に寄り、重心位
置は接地板8aで接地して安定する位置にある。接地板
8bは接地板8aとの傾斜により浮いた形になってい
る。図2の状態ではホーン7aの中心軸を回転軸とし
て、ボディ全体がサーボモータ6aの回転に応じて回る
ことになり、この図ではボディ全体が後ろの方に、つま
り上から見て反時計回りの方向にある。
【0008】図3は図2の状態からサーボモータ6aを
動作させて、ボディ全体を上から見て時計回りに回転さ
せ前に持ってきたところである。また、次の動作に備え
てサーボモータ6bで接地板8bを上から見て反時計回
りに回転させている。すなわちサーボモータ6bに対す
る接地板8bの角度は、図2では上から見て時計回りに
傾いているのに対し、図3では逆に反時計回りに傾いて
いる。
動作させて、ボディ全体を上から見て時計回りに回転さ
せ前に持ってきたところである。また、次の動作に備え
てサーボモータ6bで接地板8bを上から見て反時計回
りに回転させている。すなわちサーボモータ6bに対す
る接地板8bの角度は、図2では上から見て時計回りに
傾いているのに対し、図3では逆に反時計回りに傾いて
いる。
【0009】図4は図2の状態からサーボモータ6cを
作動させてバッテリ3を紙面右側に移動させた状態であ
る。重心が移動したことにより、接地板8bで安定して
接地し、接地板8aが浮いた状態になっている。
作動させてバッテリ3を紙面右側に移動させた状態であ
る。重心が移動したことにより、接地板8bで安定して
接地し、接地板8aが浮いた状態になっている。
【0010】図4は図2の状態の左右を入れ変えた状態
で、左右を入れ替えて同様に動作させることができ、こ
れを交互に繰り返すことにより前進する。動作方向を変
えれば後退させることができる。またサーボモータ6a
とサーボモータ6bの動作角に差を持たせることにより
旋回することができ、さらにサーボモータ6aとサーボ
モータ6bを逆方向に動作させることにより超信地旋回
を行うこともできる。
で、左右を入れ替えて同様に動作させることができ、こ
れを交互に繰り返すことにより前進する。動作方向を変
えれば後退させることができる。またサーボモータ6a
とサーボモータ6bの動作角に差を持たせることにより
旋回することができ、さらにサーボモータ6aとサーボ
モータ6bを逆方向に動作させることにより超信地旋回
を行うこともできる。
【0011】サーボモータ6cで重心移動させた後、大
きな揺れが生じている状態では浮いた側の接地板8が底
面と接触することになる。この揺れを少なくし、速やか
に収めるため、接地板8の横幅は広く取ってある。接地
板8の広さに対して重心が充分低くしてあるので、転倒
しにくく仮に転倒しても高さが低いので衝撃も小さく押
えることができる。
きな揺れが生じている状態では浮いた側の接地板8が底
面と接触することになる。この揺れを少なくし、速やか
に収めるため、接地板8の横幅は広く取ってある。接地
板8の広さに対して重心が充分低くしてあるので、転倒
しにくく仮に転倒しても高さが低いので衝撃も小さく押
えることができる。
【0012】この実施例の受信機4とサーボモータ6は
通常のものを使用して、その間にマイクロコンピュータ
5を介している。受信機4の出力とサーボモータ6の入
力はディジタル線で、マイクロコンピュータ5はそれに
電圧が適合するものを用いて直接接続してある。
通常のものを使用して、その間にマイクロコンピュータ
5を介している。受信機4の出力とサーボモータ6の入
力はディジタル線で、マイクロコンピュータ5はそれに
電圧が適合するものを用いて直接接続してある。
【0013】通常のラジコンカーは前進、後退、スピー
ドの設定と旋回のコントロールの2つの操作対象があり
2チャンネルを使用するが、この実施例でも同様に操縦
でき、ラジコンカーが操縦できる通常の送信機を使用す
ることができる。受信機4の出力は定期的なパルスのパ
ルス幅の形で送信機からの情報が載せられていて、これ
をマイクロコンピュータで読み取る。そして、指定され
た方向、スピード、旋回情報に基づいてラジコンロボッ
トの適切な歩行動作をマイクロコンピュータからの出力
で3つのサーボモータ6を制御する。旋回の曲率を大き
くしていくと信地旋回を行い、さらに大きくすると超信
地旋回を行うように制御し、信地旋回のための特別な操
作は不必要である。
ドの設定と旋回のコントロールの2つの操作対象があり
2チャンネルを使用するが、この実施例でも同様に操縦
でき、ラジコンカーが操縦できる通常の送信機を使用す
ることができる。受信機4の出力は定期的なパルスのパ
ルス幅の形で送信機からの情報が載せられていて、これ
をマイクロコンピュータで読み取る。そして、指定され
た方向、スピード、旋回情報に基づいてラジコンロボッ
トの適切な歩行動作をマイクロコンピュータからの出力
で3つのサーボモータ6を制御する。旋回の曲率を大き
くしていくと信地旋回を行い、さらに大きくすると超信
地旋回を行うように制御し、信地旋回のための特別な操
作は不必要である。
【0014】送信機を専用にして、本体のマイクロコン
ビュータ5を省いて、送信機側にマイクロコンピュータ
を内蔵させても良い。
ビュータ5を省いて、送信機側にマイクロコンピュータ
を内蔵させても良い。
【図1】実施例の正面図である。
【図2】歩行動作の様子を示す斜視図である。
【図3】図2に続く動作の様子を示す斜視図である。
【図4】図3に続く動作の様子を示す斜視図である。
1 ベース
2 アーム
3 バッテリ
4 受信機
5 マイクロコンピュータ
6 サーボモータ
7 ホーン
8 接地板
Claims (2)
- 【請求項1】重心がその上にあるとき安定して立つこと
ができる2つの底面を有し、その上の軸回りの回転運動
をさせる2つのサーボモータと、左右に重心位置を移動
させるサーボモータを有し、左右の底面は外側が上がっ
た形で傾斜を持ち、錘の移動によりどちらかひとつの底
面で接地し片側は浮いた形にして、接地した底面回りに
ボディごと水平面内の回転運動をさせることにより浮い
た方の底面を進ませる動きを左右交互に繰り返すことに
より進むラジコン2足歩行ロボット。 - 【請求項2】ラジコン送信機の操作はラジコンカーの操
縦のように前進及び後退、それと左右への旋回の簡便な
ものとし、マイクロコンピュータで操縦者の指定する進
行方向、スピード、旋回曲率になるように歩行動作を制
御する請求項1記載のラジコン2足歩行ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245790A JP2003019363A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 簡単な構成で2足歩行動作を行うラジコン2足歩行ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001245790A JP2003019363A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 簡単な構成で2足歩行動作を行うラジコン2足歩行ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019363A true JP2003019363A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19075470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001245790A Pending JP2003019363A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | 簡単な構成で2足歩行動作を行うラジコン2足歩行ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003019363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290054A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Hitachi Ltd | 2足型移動機構 |
JP2010017469A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Tomy Co Ltd | ロボット玩具 |
-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001245790A patent/JP2003019363A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007290054A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Hitachi Ltd | 2足型移動機構 |
JP2010017469A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Tomy Co Ltd | ロボット玩具 |
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