JP2003019287A - 遊技機 - Google Patents
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Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技者が始動条件の成立を残念な気持ちで見
送ることが少ない。 【解決手段】 このパチンコ機は、始動口42に入賞す
ると特別図柄表示装置40が図柄変動を開始し、変動終
了後の停止図柄が大当り図柄ならば遊技者に有利な特別
遊技状態になる。特別遊技状態になったとき特別図柄表
示装置40に特別遊技動画を表示させる一方、その途中
で始動口42に入賞したならば特別図柄表示装置40に
特別遊技動画の表示を中止させ図柄変動の表示を開始さ
せる。この結果、始動口42に入賞したときに図柄変動
を開始できないという事態が従来に比べて減少するた
め、例えば始動条件の成立を保留する回数に上限がある
場合であってもその上限に達しにくくなり、遊技者が始
動条件の成立を残念な気持ちで見送ることが少なくな
る。
送ることが少ない。 【解決手段】 このパチンコ機は、始動口42に入賞す
ると特別図柄表示装置40が図柄変動を開始し、変動終
了後の停止図柄が大当り図柄ならば遊技者に有利な特別
遊技状態になる。特別遊技状態になったとき特別図柄表
示装置40に特別遊技動画を表示させる一方、その途中
で始動口42に入賞したならば特別図柄表示装置40に
特別遊技動画の表示を中止させ図柄変動の表示を開始さ
せる。この結果、始動口42に入賞したときに図柄変動
を開始できないという事態が従来に比べて減少するた
め、例えば始動条件の成立を保留する回数に上限がある
場合であってもその上限に達しにくくなり、遊技者が始
動条件の成立を残念な気持ちで見送ることが少なくな
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の始動条件が
成立すると図柄表示装置が図柄変動を開始し、変動終了
後の停止図柄が外れ図柄ならば通常の遊技状態になり、
変動終了後の停止図柄が当り図柄ならば遊技者に有利な
遊技状態になる遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】図柄表示装置を備えた遊技機では、始動
口に遊技球が入いることによって始動条件が成立し、図
柄表示装置の図柄が変動を開始し、変動終了後に停止し
た図柄が外れ図柄ならば通常の遊技状態が継続され、変
動終了後に停止した図柄が大当り図柄ならば遊技者に有
利な特別遊技状態になる。この特別遊技状態では、アタ
ッカーと呼ばれる大入賞口が開き、この大入賞口に所定
数(例えば10個)の遊技球が入いると大入賞口が閉じ
るのであるが、大入賞口に入った遊技球のうちの少なく
とも一つが大入賞口内のVゾーンと呼ばれる領域に入い
ると再度大入賞口が開き、この動作が予め定められた最
大回数(例えば16回)繰り返される。 【0003】このような遊技機では、図柄表示装置が特
別遊技状態の様子を表示中に始動口に遊技球が入いる
と、始動条件の成立がメモリに記憶され、保留ランプが
点灯する。つまり、始動条件の成立が保留される。そし
て、特別遊技状態の様子の表示終了後、メモリに始動条
件の成立が記憶されていれば、その記憶内容を消去する
と共に保留ランプを消灯し、図柄表示装置の図柄の変動
を開始する。 【0004】このような始動条件成立の保留回数は始動
口に遊技球が入るごとに加算されていくが、その回数に
は上限(例えば4回)が定められているため、保留回数
が上限に達したあとに更に始動口に遊技球に入ったとし
ても、その始動条件の成立は保留されることなく破棄さ
れる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
破棄されたケースが大当りになることもあるので、遊技
者は始動条件の成立を残念な気持ちで見送ることとな
り、興趣性が失われるという問題があった。 【0006】本発明は上記問題点を解決することを課題
とするものであり、遊技者が始動条件の成立を残念な気
持ちで見送ることが少ない遊技機を提供することを目的
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必
要に応じてその作用等についても説明する。 【0008】手段1.図柄表示装置の表示制御を実行す
る表示用制御手段と、前記表示用制御手段に各種の指令
を出すと共に各種制御を実行する主制御手段とを備え、
前記主制御手段は、所定の始動条件が成立すると前記図
柄表示装置が図柄変動を開始しその後停止するよう前記
表示用制御手段に指令し、変動停止後の停止図柄が外れ
図柄ならば通常の遊技状態とし、前記停止図柄が当り図
柄ならば遊技者に有利な特別遊技状態とする遊技機にお
いて、前記主制御手段は、特別遊技状態のときには前記
図柄表示装置が特別遊技状態の様子を表示するよう前記
表示用制御手段に指令する一方、前記表示用制御手段が
前記図柄表示装置に特別遊技状態の様子を表示させてい
る途中で前記始動条件が成立したならば、前記図柄表示
装置が図柄変動を開始するよう前記表示用制御手段に指
令することを特徴とする遊技機。 【0009】この遊技機では、表示用制御手段が主制御
手段の指令を受けて図柄表示装置に特別遊技状態の様子
を表示させている途中で始動条件が成立した場合、特別
遊技状態の終了を待たずに主制御手段は図柄表示装置が
図柄変動を開始するよう表示用制御手段に指令する。し
たがってこの遊技機によれば、始動条件が成立したとき
に図柄変動を開始できないという事態が従来に比べて減
少するため、例えば始動条件の成立を保留する回数に上
限がある場合であってもその上限に達しにくくなり、遊
技者が始動条件の成立を残念な気持ちで見送ることが少
なくなる。 【0010】手段2.手段1において、前記主制御手段
は、前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技
状態の様子を表示させている途中で前記始動条件が成立
したならば、前記図柄表示装置が特別遊技状態の様子の
表示を中止して図柄変動を開始するよう前記表示用制御
手段に指令する遊技機。こうすれば、図柄表示装置には
特別遊技状態の様子に代えて図柄変動が表示されるため
興趣性が失われることがない。 【0011】手段3.手段1において、前記主制御手段
は、前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技
状態の様子を表示させている途中で前記始動条件が成立
したならば、前記図柄表示装置が特別遊技状態の様子を
表示しつつ図柄変動を開始するよう前記表示用制御手段
に指令する遊技機。こうすれば、図柄表示装置には特別
遊技状態の様子と共に図柄変動が表示されるため興趣性
が失われることがなく、しかも特別遊技状態の様子も楽
しむことができる。このような構成は、例えば図柄表示
装置の画面を分割し、一の分割画面に特別遊技状態の様
子を表示し、他の分割画面に図柄変動を表示してもよ
い。その場合、画面を均等に分割してもよいし不均等に
分割してもよい。また、図柄表示装置に二重画像として
表示してもよい。その場合一方を濃く他方を淡く表示し
てもよい。更に、図柄表示装置の画面全体に一方を表示
し、その画面の片隅に他方を表示してもよい。 【0012】手段4.手段1〜3のいずれかにおいて、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で成立
した始動条件によって開始された図柄変動が当りなら
ば、実行途中の特別遊技状態の後に続けて該当りに基づ
く特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別遊技を
実行している途中で再度当りになったときでも連続して
特別遊技が実行されるため、遊技者が不満を感じること
はない。 【0013】手段5.手段4において、前記表示用制御
手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態の様子を表示さ
せている途中で成立した始動条件によって開始される図
柄変動が当りか否かをその図柄変動の開始前に判定する
当否判定手段を備え、前記主制御手段は、前記当否判定
手段によって当りと判定されたならば該当りを当り記憶
数に加算し、実行途中の特別遊技状態が終了したときに
前記当り記憶数が1回以上ならば該当り記憶数を減算す
ると共に特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別
遊技を実行している途中で複数回当りになったときでも
その当り回数に応じて特別遊技が実行されるため、遊技
者が不満を感じることはない。 【0014】手段6.手段1〜3のいずれかにおいて、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で成立
した始動条件によって開始された図柄変動が当りなら
ば、実行途中の特別遊技状態を中止した後に該当りに基
づく特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別遊技
を実行している途中で再度当りになったときには実行途
中の特別遊技状態がキャンセルされてしまうため、遊技
者は特別遊技状態の実行途中で当ってしまわないように
スリリングな気持ちで遊技を楽しむことができる。 【0015】手段7.手段1〜3又は6において、前記
表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態の様
子を表示させている途中で成立した始動条件によって開
始される図柄変動が当りか否かをその図柄変動の開始前
に判定する当否判定手段を備え、前記主制御手段は、前
記当否判定手段によって当りと判定されたならば実行途
中の特別遊技状態が終了するまで前記図柄表示装置がそ
の図柄変動を続けるよう前記表示用制御手段に指令する
遊技機。こうすれば、特別遊技を実行している途中で再
度当りになる事態を回避できる。 【0016】手段8.手段1〜7のいずれかにおいて、
前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態
の様子を表示させている途中で成立した始動条件によっ
て開始される図柄変動が当りか否かをその図柄変動の開
始前に判定する当否判定手段を備え、前記主制御手段
は、前記当否判定手段によって当りと判定された図柄変
動と前記当否判定手段によって外れと判定された図柄変
動とが併存するときには外れと判定された図柄変動を先
に開始するように前記表示用制御手段に指令する遊技
機。こうすれば、特別遊技を実行している途中で再度当
りになる事態が生じにくい。 【0017】手段9.手段1〜8のいずれかであって、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で前記
始動条件が成立したならば、前記図柄表示装置が図柄変
動を開始するよう、変動停止時の図柄を設定する停止図
柄コマンド及び変動パターンを設定する変動パターンコ
マンドの少なくとも一つを前記表示用制御手段に指令す
る遊技機。表示用制御手段は、停止図柄コマンドを受信
すると、図柄表示装置に図柄変動を開始させ、停止時に
その停止図柄コマンドに応じた停止図柄を表示させる。
また、変動パターンコマンドを受信すると、変動パター
ンコマンドに応じた変動パターンで図柄表示装置に図柄
変動させる。 【0018】手段10.手段1〜9のいずれかであっ
て、前記主制御手段は、前記図柄表示装置が特別遊技状
態の様子を表示するよう前記表示用制御手段に指令する
ときには特別遊技コマンドを前記表示用制御手段に出力
し、前記図柄表示装置が図柄変動の様子を表示するよう
前記表示用制御手段に指令するときには変動コマンドを
前記表示用制御手段に出力し、前記表示用制御手段は、
前記主制御手段から入力したコマンドに応じて前記図柄
表示装置の表示制御を実行する遊技機。こうすれば、本
発明を比較的容易に具現化できる。 【0019】手段11.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はパチンコ機である遊技機。こうした本
発明の遊技機としてのパチンコ機の基本構成例として
は、操作ハンドルを備えており、そのハンドル操作に応
じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技
領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞すること
を必要条件として表示手段における図柄の変動表示が開
始され、また、特別遊技状態発生中には遊技領域内の所
定の位置に配置された入賞口が所定の態様で開放されて
遊技球を入賞可能として、その入賞個数に応じた有価価
値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含
む)が付与されるものを挙げることができる。こうした
パチンコ機において、少なくとも多数個の遊技球を取得
できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り
状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である
通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。 【0020】手段12.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はスロットマシンである遊技機。こうし
た本発明の遊技機としてのスロットマシンの基本構成例
としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させ
るための複数の図柄からなる図柄列を変動表示した後に
図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手段
(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の変動が開
始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操
作に起因してあるいは所定時間経過することにより図柄
の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特定図柄で
あることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態
を発生させる特別遊技状態発生手段とを備える遊技機」
を挙げることができる。この場合、遊技媒体はコイン、
メダル等が代表例として挙げられる。こうしたスロット
マシンにおいて、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコ
イン、メダル等を取得できる遊技者に有利な状態である
特別遊技状態(大当り状態)と遊技媒体を消費する遊技
者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものと
することもできる。 【0021】手段13.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合
させてなる遊技機。こうした本発明の遊技機としてのパ
チンコ機とスロットマシンとを融合させてなる遊技機の
基本構成例としては、「遊技状態に応じてその遊技状態
を識別させるための複数の図柄からなる図柄列を変動表
示した後に図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用
操作手投(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の
変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタ
ン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することに
より図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特
定図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、
遊技媒体として遊技球を使用すると共に図柄の変動開始
に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の
発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成さ
れてなる遊技機」を挙げることができる。こうした遊技
機において、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊
技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)
と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊
技状態とが存在するものとすることもできる。 【0022】 【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は本発明の
一実施形態であるパチンコ機20を正面から見た外観図
であり、図2はパチンコ機20の遊技盤30の構成の概
略を示す構成図であり、図3は本実施形態のパチンコ機
20の電気的接続を例示するブロック図である。本実施
形態のパチンコ機20は、図1に示すように、前面枠2
2にはめ込まれたガラスに覆われた遊技盤30と、遊技
球を貯留する上受け皿24および下受け皿26と、遊技
球を遊技盤30へ発射するための発射ツマミ28と、パ
チンコ機20全体を制御するメイン制御装置70(図3
参照)とを備える。 【0023】遊技盤30は、図2に示すように、遊技盤
30の中央の上部に配置された普通図柄表示装置32
と、遊技盤30の左右部に各々配置され遊技球の通過を
検知する普通図柄始動口スイッチ36a,36bを有す
る普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bと、普通
図柄表示装置32の下側に配置された特別図柄表示装置
40と、特別図柄表示装置40の下側に配置され遊技球
の入賞を検知する特別図柄始動口スイッチ44を有する
始動口42と、始動口42に取り付けられ開閉可能なチ
ューリップ式の普通電動役物46と、始動口42の下側
に配置され開閉可能な大入賞口50と、遊技盤30の左
右下部に計4個配置された普通入賞口60a〜60d
と、いずれの入賞口にも入らなかった遊技球を回収する
アウト口69とを備える。 【0024】普通図柄表示装置32は、背後に設けられ
た図示しないランプの点灯を切り換えることにより変動
表示する「○」および「×」の図柄32a,32bと、
この「○」および「×」の図柄32a,32bの上側に
配置された4個の普通図柄変動保留ランプ33a〜33
dとを備える。「○」および「×」の図柄32a,32
bは、遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート34a,3
4bを通過したのを検知したときに変動表示の開始がな
され、所定時間変動表示後に「○」および「×」の図柄
32a,32bのいずれかを点灯した状態で変動表示を
終了する。普通図柄変動保留ランプ33a〜33dは、
普通図柄表示装置32による「○」および「×」の図柄
32a,32bの変動表示の最中に遊技球が普通図柄表
示装置作動ゲート34a,34bを通過するごとに左側
から順に一つずつ点灯され、普通図柄表示装置32によ
る「○」および「×」の図柄32a,32bの変動表示
が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることによ
り、変動表示の最中に普通図柄表示装置作動ゲート34
a,34bを通過した回数を最大4回まで保留回数とし
て示す。 【0025】始動口42に設けられたチューリップ式の
普通電動役物46は、普通図柄表示装置32による変動
表示が「○」の図柄32aで停止したときに当りとして
チューリップを所定時間(例えば0.3秒間)開くもの
として構成されている。 【0026】特別図柄表示装置40は、液晶ディスプレ
ーなどの表示装置として構成されており、図3に示す表
示用制御装置90により表示内容が制御されている。特
別図柄表示装置40は、通常、図4に例示するように、
キャラクタと数字とから構成される左,中,右の3個の
図柄L,M,Rを表示しており、遊技球が始動口42に
入賞するのを検知したときにこの3個の図柄L,M,R
を変動表示させる。そして、所定の変動時間が終了した
ときに、3個の図柄L,M,Rを図柄L,図柄R,図柄
Mの順に変動表示を停止し、3個の図柄L,M,Rが一
致したときに大当りとして特別遊技動画を表示する。特
別遊技動画の一例を図5および図6に示す。 【0027】遊技盤30には、普通図柄表示装置32と
特別図柄表示装置40との間に4個の特別図柄変動保留
ランプ41a〜41dが設けられている。この特別図柄
変動保留ランプ41a〜41dは、特別図柄表示装置4
0による3個の図柄L,M,Rの変動表示の最中や特別
遊技動画を表示している最中に遊技球が始動口42に入
賞するごとに左側から順に一つずつ点灯され、特別図柄
表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示が
開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることによ
り、変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中
に始動口42に入賞した球数を最大4個まで保留球数と
して示す。 【0028】大入賞口50は、通常は遊技球を受け入れ
ない閉状態とされており、大当りのときに、図3に示す
大入賞口駆動装置52によって遊技球を受け入れやすい
開状態と通常の閉状態とが所定の条件に基づいて繰り返
されるよう駆動される。大入賞口50には、遊技球の入
賞をカウントする10カウントスイッチ54(図3参
照)や大入賞口50の右部に設けられたVゾーン56に
遊技球が入賞したのを検出するVカウントスイッチ58
(図3参照)が取り付けられている。 【0029】遊技盤30には、この他、発射された遊技
球を円弧上に導くレール62や遊技盤30の中央部に導
く左右の肩部に配置されたランプ風車64a,64b,
普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bの近傍に配
置された風車66a,66b,特別図柄表示装置40の
両横に取り付けられた計8個のインジケータ68a〜6
8hなども取り付けられている。なお、遊技球をガイド
したり弾いたりしてその遊技性を高める複数の釘につい
ては図示を省略した。 【0030】メイン制御装置70は、図3に示すように
CPU72を中心とするマイクロコンピュータとして構
成されており、CPU72には電源を供給する電源回路
73の他に、各種処理プログラムを記憶するROM74
や一時的にデータを記憶するRAM76,所定周波数の
矩形波を出力するクロック回路78,入出力処理回路8
0がバス82によって接続されている。メイン制御装置
70には、普通図柄始動口スイッチ36a,36bから
の通過信号や特別図柄始動口スイッチ44からの始動信
号,10カウントスイッチ54からのカウント信号,V
カウントスイッチ58からのV信号,普通入賞スイッチ
や賞球カウントスイッチなどの他の入力装置88からの
入力信号などが入出力処理回路80を介して入力されて
いる。また、メイン制御装置70からは、普通図柄表示
装置32への駆動信号や大入賞口駆動装置52への駆動
信号,普通図柄変動保留ランプ33a〜33dや特別図
柄変動保留ランプ41a〜41dへの点灯信号,普通電
動役物46への駆動信号、スピーカ86が接続された音
声用制御装置84への制御信号,特別図柄表示装置40
の表示制御を司る表示用制御装置90への制御信号,賞
球の払い出しを司る賞球制御装置などの他の出力装置8
9への駆動信号などが入出力処理回路80を介して出力
されている。なお、インジケータ68a〜68hへの点
灯信号は他の出力装置89から出力されている。 【0031】次に、こうして構成されたパチンコ機20
の動作について説明する。図7は、メイン制御装置70
により実行されるメインルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、
2msec毎)に繰り返し実行される。 【0032】メインルーチンが実行されると、メイン制
御装置70のCPU72は、図8に例示する始動入賞処
理(ステップ(以下Sと略す)100),図9に例示す
る変動開始処理(S102),図10に例示する変動停
止処理(S104),図11に例示するカウンタ更新処
理(S106)を実行し、その後、図12に例示する外
れ図柄カウンタ更新処理(S108)を残余時間中繰り
返し実行する。説明の容易のために、まず、カウンタ更
新処理と外れ図柄カウンタ更新処理とを説明し、その後
その他の各処理について説明する。 【0033】[カウンタ更新処理]カウンタ更新処理で
は、図11に示すように、メイン制御装置70のCPU
72は、内部乱数カウンタC1,リーチ乱数カウンタC
2,大当り図柄カウンタC3,変動パターンカウンタC
4の各々のカウンタをインクリメントする処理を実行す
る(S240)。図13に示すように、内部乱数カウン
タC1は、大当りか否かを判定する際に用いられるカウ
ンタであり、本実施形態では0〜599までを順に値1
ずつインクリメントし、最大値(つまり599)に達し
た後再び0に戻るループカウンタとした。リーチ乱数カ
ウンタC2は、外れ時にリーチ遊技を行うか否かを決定
する際に用いられるカウンタであり、本実施形態では0
〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最大値
(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウンタ
とした。大当り図柄カウンタC3は、大当りのときに特
別図柄表示装置40で変動表示している左、中、右の3
個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(大当り図柄)
を決定する際に用いられるカウンタであり、本実施形態
では0〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最
大値(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウ
ンタとした。変動パターンカウンタC4は、特別図柄表
示装置40の左、中、右の3個の図柄L,M,Rを変動
表示させるパターンを決定する際に用いられるカウンタ
であり、本実施形態では0〜99までを順に値1ずつイ
ンクリメントし、最大値(つまり99)に達した後再び
0に戻るループカウンタとした。こうして各カウンタを
更新すると、各カウンタの値をRAM76の所定領域に
設定されたカウンタ用バッファに格納して(S24
2)、カウンタ更新処理を終了する。 【0034】[外れ図柄カウンタ更新処理]外れ図柄カ
ウンタ更新処理では、図12に示すように、メイン制御
装置70のCPU72は、まず、外れ図柄左カウンタC
Lをインクリメントする処理を実行する(S250)。
図13に示すように、外れ図柄左カウンタCLは、外れ
のときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,
中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外
れ図柄)のうち左の図柄Lを決定する際に用いられるカ
ウンタであり、本実施形態では0〜図柄の数から値1を
減じた数までを順に値1ずつインクリメントし、最大値
に達した後再び0に戻るループカウンタとした。続いて
外れ図柄左カウンタCLが値0であるかを判定し(S2
52)、外れ図柄左カウンタCLが値0であるときに
は、外れ図柄右カウンタCRをインクリメントする(S
254)。外れ図柄右カウンタCRは、外れのときに特
別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3
個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外れ図柄)の
うち右の図柄Rを決定する際に用いられるカウンタであ
り、本実施形態では外れ図柄左カウンタCLと同様に0
〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつイン
クリメントし、最大値に達した後再び0に戻るループカ
ウンタとした。同様に、外れ図柄右カウンタCRが値0
であるかを判定し(S256)、外れ図柄右カウンタC
Rが値0であるときには、外れ図柄中カウンタCMをイ
ンクリメントする(S258)。ここで、外れ図柄中カ
ウンタCMは、外れのときに特別図柄表示装置40で変
動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変
動停止時の図柄(外れ図柄)のうち中の図柄Mを決定す
る際に用いられるカウンタであり、本実施形態では外れ
図柄左カウンタCLや外れ図柄右カウンタCRと同様に
0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつイ
ンクリメントし、最大値に達した後再び0に戻るループ
カウンタとした。 【0035】外れ図柄カウンタCL,CR,CMをすべ
てインクリメントするか、S252で外れ図柄左カウン
タCLが値0でないと判定されたときか、S256で外
れ図柄右カウンタCRが値0でないと判定されたとき
は、外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウンタ
CRの値とが一致するかを判定する(S260)。外れ
図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウンタCRの値
とが一致しないときには、各外れ図柄カウンタCL,C
M,CRの値をRAM76の所定領域に設定された外れ
図柄バッファに格納して(S262)、本ルーチンを終
了する。一方、外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄
右カウンタCRの値とが一致するときには、外れ図柄中
カウンタCMの値も一致するかを判定する(S26
4)。外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウン
タCRの値は一致するが外れ図柄中カウンタCMの値は
異なるときには、各外れ図柄カウンタCL,CM,CR
の値をRAM76の所定領域に設定された外れリーチ図
柄バッファに格納して(S266)、本ルーチンを終了
する。各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値の全て
が一致するときは、外れ図柄ではないから各外れ図柄カ
ウンタCL,CM,CRの値を外れ図柄バッファや外れ
リーチ図柄バッファへ格納することなく本ルーチンを終
了する。 【0036】この外れ図柄カウンタ更新処理は、図7に
例示したメインルーチンのフローチャートから解るよう
に、所定時間経過毎にメインルーチンが実行されるまで
の空き時間に繰り返し行われる。したがって、内部乱数
カウンタC1やリーチ乱数カウンタC2などの他のカウ
ンタはメインルーチンが実行される毎にカウントアップ
するのに対して、外れ図柄左カウンタCLはメインルー
チンが実行される毎に加えて空き時間に繰り返し実行さ
れる毎にカウントアップする。 【0037】[始動入賞処理]始動入賞処理では、図8
に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、ま
ず、遊技球が始動口42に入賞したか否かを判定する
(S200)。この判定は、特別図柄始動口スイッチ4
4がオンとされたか否かによって行うことができる。遊
技球が始動口42に入賞したと判定されると、保留球数
Nが4未満であるか否かを調べる(S202)。前述し
たように、本実施形態では保留上限値が4個だからであ
る。 【0038】保留球数Nが4未満のときには、保留球数
Nを値1だけインクリメントし(S204)、特別図柄
変動保留ランプ41a〜41dを左から順に1つ点灯し
(S206)、図11のカウンタ更新処理のS242や
図12の外れ図柄カウンタ更新処理のS262でRAM
76のカウンタ用バッファに格納された内部乱数カウン
タ値,リーチ乱数カウンタ値,大当り図柄カウンタ値、
外れ図柄カウンタ集合値(外れ図柄バッファに一時記憶
されている各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値の
集合)を、同じくRAM76の所定領域に設定された保
留球格納エリアの空き記憶エリアのうち最初のエリアに
格納する(S208)。保留球格納エリアの構造の一例
を図14に示す。図示するように、保留球格納エリアは
1つの実行エリアと4つの保留エリア(保留第1〜第4
エリア)とから構成され、各エリアは内部乱数カウンタ
値,リーチ乱数カウンタ値,大当り図柄カウンタ値,外
れ図柄カウンタ集合値を格納可能である。 【0039】各カウンタ値の保留球格納エリアへの格納
処理を終了した後や、S200で遊技球は始動口42に
入賞していないと判定されたときや、あるいはS202
で保留球数Nが4未満と判定されなかったときには、保
留球数Nが値0より大きいか否かを判定すると共に(S
210)、特別図柄表示装置40で左,中,右の3個の
図柄L,M,Rを変動表示中であるか否かを判定する
(S212)。保留球数Nが値0でなく、特別図柄表示
装置40が変動表示中でもないときには、変動許可フラ
グF1(初期設定時はゼロ)に1をセットして(S21
4)、本ルーチンを終了し、保留球数Nが値0であった
り、特別図柄表示装置40が変動表示中であるときに
は、変動許可フラグF1に1をセットせずに本ルーチン
を終了する。この結果、本実施形態では、大当り中つま
り停止図柄が大当り図柄になったあと特別遊技が実行さ
れている途中であっても変動許可フラグF1に1がセッ
トされることになる。 【0040】[変動開始処理]変動開始処理では、図9
に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、ま
ず、変動許可フラグF1が値1であるか否かを判定する
処理を実行する(S220)。変動許可フラグF1が値
1でないときには、保留球数Nが値0であるか、特別図
柄表示装置40によって左,中,右の3個の図柄L,
M,Rが変動表示中であるため、本ルーチンを終了す
る。 【0041】変動許可フラグF1が値1のときには、特
別図柄変動保留ランプ41a〜41dを右側から順に1
つ消灯すると共に(S222)、保留球数Nを値1だけ
ディクリメントし(S224)、保留球格納エリアに格
納されたデータをシフトする処理を行う(S226)。
このデータシフト処理は、図14に例示する保留第1〜
第4エリアに格納されているデータを実行エリア側にワ
ンブロックシフトさせる処理である。即ち、保留第1エ
リアのデータを実行エリアに、保留第2エリアのデータ
を保留第1エリアに、保留第3エリアのデータを保留第
2エリアに、保留第4エリアのデータを保留第3エリア
に移動させる処理である。 【0042】次に変動表示コマンドを決定する処理を行
う(S227)。変動表示コマンドは、特別図柄表示装
置40に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示
させた後に変動表示停止時の図柄を設定する停止図柄コ
マンドと、特別図柄表示装置40による左,中,右の3
個の図柄L,M,Rの変動パターンを設定する変動パタ
ーンコマンドとから構成されている。そして、S227
で決定した変動表示コマンドを入出力処理回路80を介
して表示用制御装置90に送信し(S228)、変動許
可フラグF1に値0をセットして(S229)、本ルー
チンを終了する。変動表示コマンドを受信した表示用制
御装置90は、変動表示コマンドのうちの変動パターン
コマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の
3個の図柄L,M,Rを変動表示すると共に後述する確
定コマンドを受信したときに停止図柄コマンドに従って
特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,
M,Rの変動表示を停止する。なお、S227の変動表
示コマンド決定処理は、図15に例示するフローチャー
トを用いて行われる。 【0043】[変動表示コマンド決定処理]変動表示コ
マンド決定処理では、図15に示すようにメイン制御装
置70のCPU72は、まず、保留球格納エリアの実行
エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値が大
当りか否かを図16に示す内部乱数カウンタ値とモード
との関係に基づいて判定する(S300)。具体的に
は、内部乱数カウンタ値は0〜599のいずれかの数値
であり、このうち7と307が通常時当り値、60で割
ったときの余りが7となる数(7,67,127,…)
が高確率時当り値と決められている。このため、大当た
り判定は、通常時には内部乱数カウンタ値が7か307
のいずれかであるか否かを判定することにより行われ、
高確率時には内部乱数カウンタ値が7,67,127,
…のいずれかであるか否かを判定することにより行われ
る。なお、高確率時とは、予め定められた確率変動図柄
によって大当りになると付加価値としてその後の大当り
確率がアップした状態(確変という)の時をいい、通常
時とは、そのような確変状態でない時をいう。 【0044】さて、大当りと判定されると、保留球格納
エリアの実行エリアに格納されている大当り図柄カウン
タC3の値に対応する図柄を図示しないテーブル(大当
り図柄カウンタ値と図柄との対応関係を表すテーブル)
に基づいて求め、その図柄を停止図柄コマンドに設定す
る(S310)。具体的には、大当り図柄カウンタ値は
0〜11のいずれかの数値であり、各カウンタ値には1
〜12までの図柄が対応している。このため、停止図柄
コマンドには1〜12までのいずれかの図柄が設定され
る。なお、1〜12の図柄のうち奇数の図柄は確率変動
図柄であり、この図柄で大当りになると以後確変状態に
移行するが、偶数の図柄は非確率変動図柄であり、この
図柄で大当りになっても通常状態のままである。次いで
図15に例示する大当り時変動パターンコマンド決定処
理を行って変動パターンコマンドに設定し(S31
2)、本ルーチンを終了する。大当り時変動パターンコ
マンド決定処理では、RAM76のカウンタ用バッファ
に格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ
(S340)、変動パターンカウンタC4が20未満の
ときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し
(S342)、変動パターンカウンタC4が20以上6
0未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに
設定し(S344)、変動パターンカウンタC4が60
以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設
定する(S346)。各変動パターンについては後述す
る。 【0045】一方、S300で大当りではないと判定さ
れると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されてい
るリーチ乱数カウンタC2の値がリーチありか否かを判
定する(S302)。本実施形態では、リーチ乱数カウ
ンタC2は0〜11のいずれかであり、リーチありの値
は7に設定されている。したがって、リーチありの確率
は1/12である。リーチありと判定されると、RAM
76の外れリーチ図柄バッファに格納されている外れ図
柄左カウンタCL,外れ図柄中カウンタCM,外れ図柄
右カウンタCRの各値を停止図柄コマンドに設定し(S
320)、次いで図16に例示する外れリーチ時変動パ
ターンコマンド決定処理を行って変動パターンコマンド
を設定し(S322)、本ルーチンを終了する。外れリ
ーチ時変動パターンコマンド決定処理では、RAM76
のカウンタ用バッファに格納されている変動パターンカ
ウンタC4の値を調べ(S350)、変動パターンカウ
ンタC4が50未満のときにはパターンBを変動パター
ンコマンドに設定し(S352)、変動パターンカウン
タC4が50以上90未満のときにはパターンCを変動
パターンコマンドに設定し(S354)、変動パターン
カウンタC4が90以上のときにはパターンDを変動パ
ターンコマンドに設定する(S356)。なお、S30
2でリーチなしと判定されると、実行エリアに格納され
ている外れ図柄カウンタ集合値を停止図柄コマンドに設
定し(S330)、パターンAを変動パターンコマンド
に設定して(S332)、本ルーチンを終了する。 【0046】本実施形態では各変動パターンは次のよう
に設定されている。パターンAは、特別図柄表示装置4
0による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示
を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右
図柄Rを停止し、9秒後に中図柄Mを停止するパターン
として設定されている。パターンBは、特別図柄表示装
置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動
表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後
に右図柄Rを停止したときに左図柄Lと右図柄Rとが一
致するときに中図柄Mを低速度で7秒間変動表示させて
停止するいわゆるノーマルリーチのパターンとして設定
されている。パターンCは、パターンBの中図柄Mの停
止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく
高速度で更に5秒間変動表示した後に停止するいわゆる
スーパーリーチのパターンとして設定されている。パタ
ーンDは、パターンCの中図柄Mの停止タイミングで中
図柄Mの変動表示を停止することなく低速度で更に10
秒間変動表示した後に当り図柄または当り図柄の前後の
図柄で停止するいわゆるスペシャルリーチのパターンと
して設定されている。なお、スーパーリーチやスペシャ
ルリーチでは、単に左,中,右の3個の図柄L,M,R
を変動表示するだけでなく、所定のリーチ遊技が行なわ
れる。 【0047】本実施形態では、図16および図17を用
いて説明したように大当り時変動パターンコマンド決定
処理ではハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理
に比してパターンDが設定されやすくなっており、逆に
ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理では大当
り時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンB
が設定されやすくなっている。即ち、大当り時変動パタ
ーンコマンド決定処理ではスペシャルリーチが設定され
やすく、ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理
ではノーマルリーチが設定されやすくなっている。この
ように設定することにより遊技性を高め興趣の向上を図
っているのである。 【0048】[変動停止処理]変動停止処理では、図1
0に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、
まず、変動パターンにおける変動時間が終了しているか
否かを判定する(S232)。この処理は、変動開始処
理で説明したように各変動パターンはパターン毎に変動
時間が設定されているから、その時間を経過したかを判
定することにより行われる。変動時間が終了であるとき
には、変動表示の停止と確認のために設定されている停
止図柄を確定コマンドとして表示用制御装置90に送信
する(S234)。すると、確定コマンドを受信した表
示用制御装置90は、特別図柄表示装置40の変動を停
止させて停止図柄を表示する。続いて、メイン制御装置
70のCPU72は、大当りか否かを判定して(S23
6)、大当りのときには特別遊技を開始させるために大
当り開始フラグFS(初期設定時はゼロ)に1をセット
し(S238)、本ルーチンを終了する。ここで、S2
36の大当りの判定は、変動開始処理におけるS227
の変動表示コマンド決定処理(図15)で行われている
からその判定結果を用いるものとしてもよいし、保留球
格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウ
ンタC1の値を用いて判定するものとしてもよい。な
お、S232で変動時間が終了していない(変動中でな
いときも含む)と判定されたとき、あるいはS236の
大当り判定で大当りでないと判定されたときには、その
判定後に本ルーチンを終了する。 【0049】[大当り実行処理]大当り実行処理は、所
定時間毎(例えば、2msec毎)のタイミングでメイ
ン制御装置70のCPU72によって繰り返し実行され
る処理である。大当り実行処理では、図18に示すよう
に、メイン制御装置70のCPU72は、まず、大当り
開始フラグFSに1がセットされているか否かを判定す
る(S400)。大当り開始フラグFSが1にセットさ
れているときには、この大当り開始フラグFSと特別遊
技のラウンド数を表すラウンドカウンタCrを共に0に
リセットする(S402)。続いて、ラウンドカウンタ
Crを1インクリメントすると共に、大入賞口50への
入賞球数を表す入賞球カウンタCEをリセットし、更に
大入賞口50への入賞球がVゾーン56を通過したか否
かを表すVスイッチフラグFEや、大入賞口50を開放
し続けるか否かを表す大当り続行フラグFCもリセット
する(S404)。そして、第mラウンド(mはラウン
ドカウンタCrの値)の動画を表示する旨の動画表示コ
マンドを表示用制御装置90へ送信する(S406)。
すると、表示用制御装置90は自己の内部メモリから第
mラウンドの内容を読み込んで特別図柄表示装置40に
表示する。 【0050】続いてメイン制御装置70のCPU72
は、大入賞口駆動装置52を作動させて大入賞口50を
開放し(S408)、10カウントスイッチ54のスイ
ッチ状態に基づいて大入賞口50へ遊技球が入賞したか
否かを判定し(S410)、入賞したときには入賞球カ
ウンタCEを1インクリメントし(S412)、次いで
Vカウントスイッチ58のスイッチ状態に基づいて大入
賞口50へ入賞した遊技球がVゾーン56を通過したか
否かを判定し(S414)、通過したときにはVスイッ
チフラグFEに1をセットすると共に(S416)、表
示中の動画に「V」を挿入表示する旨のV挿入表示コマ
ンドを表示用制御装置90へ送信する(S418)。す
ると、表示用制御装置90は表示中の動画の一部に
「V」の文字を表示する。なお、Vカウントスイッチ5
8は、入賞球がVゾーン56を通過したあとは強制的に
リセットされるまでオン状態を保持するスイッチであ
る。 【0051】そして、S418でV挿入表示コマンドを
送信した後、あるいはS410で大入賞口50への入賞
がなかったとき、あるいはS414でVカウントスイッ
チ58がオフだったときには、入賞球カウンタCEの値
が上限値(ここでは10個)に達したか否かを判定し
(S420)、未だ上限値に達していないときには大入
賞口50を開放してから予め定められた所定時間が経過
したか否かを判定し(S422)、未だ所定時間が経過
していないときには大当り続行フラグFCに1をセット
し(S424)、このルーチンを終了する。 【0052】一方、S420で入賞球カウンタCEが上
限値に達したとき、あるいは大入賞口50を開放してか
ら所定時間が経過したときには、大入賞口駆動装置52
を作動させて大入賞口50を閉鎖し(S426)、大当
り続行フラグFCをリセットする(S428)。次い
で、ラウンドカウンタCrは上限値(ここでは16回)
に達したか否かを判定し(S430)、未だ上限値に達
していないときにはVスイッチフラグFEが1にセット
されているか否かを判定し(S432)、1にセットさ
れているときにはそのままこのルーチンを終了し、1に
セットされていないときにはVゾーン56を一つも入賞
球が通過しなかったことになり、そのラウンドで大当り
は終了されるので、エンディング画面を表示する旨のエ
ンディング表示コマンドを表示用制御装置90へ送信す
る(S436)。一方、S430でラウンドカウンタC
rが上限値に達したときには、次回の大当り実行処理に
おいて新たなラウンドに突入しないようにすべくVスイ
ッチフラグFEを強制的にリセットし(S434)、ラ
ウンドカウンタCrをリセットし、エンディング表示コ
マンドを表示用制御装置90へ送信する(S436)。
エンディング表示コマンドを受信した表示用制御装置9
0は、特別遊技の終了を意味するエンディング画面を特
別図柄表示装置40に表示する。 【0053】さて、S400で大当り開始フラグFSが
1にセットされていないときには、大当り続行フラグF
Cが1にセットされているか否かを判定し(S43
8)、1にセットされていれば大入賞口50を開放した
まま前述のS410以降の処理を実行する。即ち、第m
ラウンドにおいて、入賞球カウンタCEが上限に達して
おらず且つ大入賞口50を開放してから未だ所定時間が
経過していないときには、S424で大当り続行フラグ
FCが1にセットされるため、次回この大当り実行処理
が実行されるとS438で肯定判定されてS410以降
の処理が行われる。 【0054】一方、S438で大当り続行フラグFCが
1にセットされていないときには、VスイッチフラグF
Eが1にセットされているか否かを判定し(S44
0)、1にセットされていれば前述のS404へ進み、
ラウンドカウンタCrを1インクリメントする等の処理
を行い、その後S406以降の処理を行う。即ち、第m
ラウンドにおいて、入賞球カウンタCEが上限に達する
か大入賞口50を開放してから所定時間が経過したとき
に、ラウンドカウンタCrの値が上限に達しておらず且
つVゾーン56を入賞球が通過してVスイッチフラグF
Eに1がセットされていれば、次回実行されるこの大当
り実行処理において第(m+1)ラウンドへと進む。一
方、S440でVスイッチフラグFEが1にセットされ
ていなければ、このルーチンを終了する。即ち、大当り
開始後予め決められたラウンド数が終了したとき、ある
いは予め決められたラウンド数の終了前であっても入賞
球が一つもVゾーン56を通過しなかったとき、あるい
はそもそも大当りでないときには、S400で否定判定
されS438で否定判定されS440で否定判定されて
そのままこのルーチンを終了する。 【0055】次に、表示用制御装置90により実行され
る表示制御処理ルーチンについて図19のフローチャー
トに基づいて説明する。このルーチンは、所定時間毎
(例えば、2msec毎)に繰り返し実行される。表示
制御ルーチンが実行されると、表示用制御装置90の図
示しないCPUは、メイン制御装置70からコマンドを
受信したか否かを判定し(S500)、コマンドを受信
したときにはそのコマンドが変動コマンドか特別遊技コ
マンドかを判定する(S502)。なお、「特別遊技コ
マンド」には前出の動画表示コマンド、V挿入コマン
ド、エンディング表示コマンド等が含まれ、「変動コマ
ンド」には前出の変動表示コマンド、確定コマンド等が
含まれる。そして、受信したコマンドが変動コマンドの
ときには変動コマンドを受信したことを表すために変動
フラグFD1に1をセットし(S504)、その変動コ
マンドにしたがって特別図柄表示装置40の表示制御を
実行し(S506)、その後その変動コマンドによる表
示が終了したか否かを判定し(S508)、終了してい
ないときにはそのままこのルーチンを終了し、表示が終
了したときには変動フラグFD1をリセットし(S51
0)、このルーチンを終了する。 【0056】一方、S502でコマンドが特別遊技コマ
ンドのときには特別遊技コマンドを受信したことを表す
ために特別遊技フラグFD2に1をセットし(S51
2)、次いで変動フラグFD1が1か否かを判定し(S
514)、1でないときには今回受信した特別遊技コマ
ンドにしたがって特別図柄表示装置40の表示制御を実
行し(S516)、その後その特別図柄変動コマンドに
よる表示が終了したか否かを判定し(S518)、表示
が終了していないときにはそのままこのルーチンを終了
し、表示が終了したときには特別遊技フラグFD2をリ
セットし(S520)、このルーチンを終了する。ま
た、S514で変動フラグFD1が1のときには、今回
受信した特別遊技コマンドによる表示制御を実行せず、
既に受信済の変動コマンドによる表示制御を実行べくS
506以降の処理を行う。 【0057】一方、S500でメイン制御装置70から
コマンドを受信していないときには、変動フラグFD1
が1か否かを判定し(S522)、変動フラグFD1が
1のときには既に受信済の変動コマンドによる表示制御
を実行すべくS506以降の処理を行う。変動フラグF
D1が0のときには、特別遊技フラグFD2が1か否か
を判定し(S524)、特別遊技フラグFD2が1のと
きには既に受信済の特別図柄変動コマンドによる表示制
御を実行すべくS516以降の処理を行い、特別遊技フ
ラグFD2が0のときには、このルーチンを終了する。 【0058】つまり、表示用制御装置90は、メイン制
御装置70から変動コマンドを受信したときには、特別
遊技コマンドを受信していないときはもちろんのこと、
既に特別遊技コマンドを受信していてその特別遊技コマ
ンドによる表示が終了する前だったとしても、その変動
コマンドにしたがって表示制御を開始し、終了するまで
その表示制御を実行し続ける。なお、特別遊技コマンド
による表示は変動コマンドによる表示終了後に再開され
る。一方、特別遊技コマンドを受信したときには、変動
コマンドを受信していなければその特別遊技コマンドに
したがって表示制御を開始し、終了するまでその表示制
御を実行し続けるが、既に変動コマンドを受信していて
その変動コマンドによる表示が終了する前ならばその変
動コマンドによる表示が終了するまで特別遊技コマンド
による表示を開始しない。 【0059】以上のように、本実施形態では、始動口4
2に遊技球が入賞すると図8の始動入賞処理が実行され
るが、この始動入賞処理のS212では特別図柄表示装
置40において図柄変動中のとき以外は、変動許可フラ
グF1に1をセットして特別図柄表示装置40の図柄変
動を許可するため、図9の変動開始処理のS220で肯
定判定されてS228で変動表示コマンドを表示用制御
装置90に送信する。つまり、大当りになり特別図柄表
示装置40において図5や図6に例示した特別遊技動画
を表示しているときであっても、メイン制御装置70は
表示用制御装置90に変動表示コマンドを送信する。す
ると、表示用制御装置90は図19の表示制御ルーチン
を実行して特別遊技動画の表示よりも図柄変動の表示を
優先し、その後メイン制御装置70から確定コマンド
(図10の変動終了処理のS234参照)を受信すると
その図柄変動を終了して所定の停止図柄を表示する。こ
の間、メイン制御装置70は図18のフローチャートに
したがって特別遊技を継続し大入賞口50の開閉制御を
繰り返し行うが、S406での動画表示コマンド、S4
18でのV挿入表示コマンド、S436でのエンディン
グ表示コマンドは表示用制御装置90においてキャンセ
ルされる。このように、本実施形態によれば、特別遊技
状態の終了を待たずに図柄変動を開始するため、始動条
件が成立したときに図柄変動を開始できないという事態
が従来に比べて減少し、保留回数に上限があってもその
上限に達しにくくなり、遊技者が始動条件の成立を残念
な気持ちで見送ることが少なくなる。 【0060】また、大当りになって特別遊技を実行して
いる途中で再度大当りになると、図10の変動終了処理
のS238で大当り開始フラグFSが1にセットされる
ため、図18の大当り実行処理のS400で肯定判定さ
れ、S402でラウンドカウンタCrがリセットされ、
S404でVスイッチフラグFEや大当り続行フラグF
Cもリセットされる。このように、大当りの最中に再度
大当りになると、先の大当りによる特別遊技はキャンセ
ルされてしまうため、遊技者は大当りの最中に再度大当
りになってしまわないようにスリリングな気持ちで遊技
を楽しむことができる。 【0061】[第2実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図10の変動終了処理ルーチンと図18の
大当り実行処理ルーチンが相違する以外は第1実施形態
と同様であるため、以下には相違点のみについて説明す
る。 【0062】本実施形態では、図10の変動終了処理ル
ーチンにおいて、図20(a)に示すように、S236
で大当りであると判定されたときに特別遊技実行中か否
かを判定し(S236a)、特別遊技実行中でなければ
大当り開始フラグFSに1をセットし(S238)、こ
のルーチンを終了する。一方、特別遊技実行中ならば大
当り保留カウンタ(初期設定時はゼロ)を1インクリメ
ントし(S236b)、S238を行わずにこのルーチ
ンを終了する。なお、特別遊技実行中か否かは例えばラ
ウンドカウンタCrの値が1以上か0かによって判定で
きる。そして、図18の大当り実行処理ルーチンにおい
て、図20(b)に示すように、S436でエンディン
グ表示コマンドを表示用制御装置90へ送信したあと大
当り保留カウンタの値が0か否かを判定し(S44
1)、0でないつまり1以上のときには大当り開始フラ
グFSに1をセットすると共に大当り保留カウンタを1
ディクリメントし(S443)、0のときにはそのまま
このルーチンを終了する。 【0063】本実施形態によれば、既に実行中の大当り
による特別遊技が終了するのを待って今回の大当りによ
る特別遊技を開始する、つまり大当りによる特別遊技を
実行している途中で再度当りになったときでも特別遊技
は途中で中止されることなく連続して実行されるため、
遊技者が不満を感じることはない。また、先の大当りに
よる特別遊技を実行している途中で複数回大当りになっ
たときでもその当り回数が大当り保留カウンタに記憶さ
れ、その当り回数に応じて特別遊技が実行されるため、
遊技者が不満を感じることはない。 【0064】[第3実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図15の変動表示コマンド決定処理ルーチ
ンが相違する以外は第1実施形態と同様であるため、以
下には相違点のみについて説明する。 【0065】本実施形態では、図15の変動表示コマン
ド決定処理ルーチンにおいて、図21に示すように、S
300で大当りと判定されてS310及びS312の処
理を行った後、特別遊技実行中か否かを判定し(S31
4)、特別遊技実行中でないときにはそのままこのルー
チンを終了し、特別遊技実行中のときには変動時間を現
在実行中の特別遊技が終了するまでとし(S316)、
このルーチンを終了する。なお、特別遊技実行中か否か
は例えばラウンドカウンタCrの値が1以上か0かによ
って判定できる。その後、図9の変動開始処理ルーチン
のS228で表示用制御装置90へ変動表示コマンドを
送信し、これを受信した表示用制御装置90は図柄変動
を開始する。 【0066】本実施形態によれば、特別遊技実行中に成
立した始動条件によって開始される図柄変動の結果が大
当りか否かを図柄変動開始前に判定し、大当りのときに
は現在実行中の特別遊技が終了するまで図柄を変動させ
続けるため、特別遊技を実行している途中で再度大当り
になる事態を回避できる。 【0067】[第4実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図9の変動開始処理ルーチンが相違する以
外は第1実施形態と同様であるため、以下には相違点の
みについて説明する。 【0068】本実施形態では、図9の変動開始処理ルー
チンにおいて、図22に示すように、S226で保留球
格納エリア(図14参照)のデータをシフトさせて保留
第1エリアのデータを実行エリアにシフトさせたあと、
特別遊技実行中か否かを判定し(S226a)、特別遊
技実行中でないときにはS227へ進み、特別遊技実行
中のときには実行エリアの内部乱数カウンタ値に基づい
て大当りか否かを判定し(S226b)、大当りでない
ときにはS227へ進み、大当りのときには保留第1〜
第4エリアの中で内部乱数カウンタ値が外れのものがあ
るか否かを判定し(S226c)、外れのものがあると
きにはその保留エリアのデータと実行エリアのデータと
を入れ替え(S226d)、その後S227の処理へ進
み、外れのものがないときにはそのままS227へ進
む。 【0069】本実施形態によれば、特別遊技実行中に成
立した始動条件によって開始される図柄変動の結果が大
当りか否かを図柄変動開始前に判定し、大当りのときに
はその図柄変動を外れの図柄変動の後に回すため、特別
遊技を実行している途中で再度大当りになる事態を回避
できる。 【0070】[第5実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図19の表示制御処理ルーチンが相違する
以外は第1実施形態と同様であるため、以下には相違点
のみについて説明する。 【0071】本実施形態では、図19の表示制御処理ル
ーチンにおいて、図23に示すように、S504で変動
フラグFD1に1をセットしたあと、特別遊技フラグが
1か否かを判定し(S504a)、特別遊技フラグが0
のときには特別遊技コマンドによる表示を実行する必要
がないためS506以降の処理を実行する。一方、特別
遊技フラグが1のときには既に受信済の特別遊技コマン
ドが存在するため、画面を分割して一方の分割画面で特
別遊技コマンドによる表示制御を実行し、他方の分割画
面で変動コマンドによる表示制御を実行し(S505
a)、その後変動コマンドによる表示が終了したか否か
を判定し(S505b)、終了したときにはS510に
進み、終了していないときには特別遊技コマンドによる
表示が終了したか否かを判定し(S505c)、終了し
たときにはS520に進み、終了していないときにはそ
のままこのルーチンを終了する。また、S514で肯定
判定されたときにもS505a以降の処理を実行する。
更に、S522で肯定判定されたときにはS504aに
進み、ここで肯定判定されたときにもS505a以降の
処理を実行する。 【0072】本実施形態では、特別図柄表示装置40に
特別遊技動画を表示している途中で始動口42に入賞し
たならば、特別遊技動画の表示と共に図柄変動の表示も
行われるため、興趣性が失われることがなく、しかも特
別遊技状態の様子も楽しむことができる。なお、分割画
面は均等に分割してもよいし不均等に分割してもよい。
また、図柄変動を表示している分割画面においてリーチ
になったときには、興趣性を重視して分割画面を中止し
全画面にリーチの態様を表示してもよい。 【0073】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態ではいわゆる「第1種」に属
する機種について説明したが、本発明はいわゆる「第3
種」に属する機種(権利物とも呼ばれる)についても同
様に適用可能である。また、パチンコ機以外の遊技機、
例えばスロット機や融合機(パチンコ球を使ってスロッ
ト遊技を行う機種)であっても同様に適用可能である。
成立すると図柄表示装置が図柄変動を開始し、変動終了
後の停止図柄が外れ図柄ならば通常の遊技状態になり、
変動終了後の停止図柄が当り図柄ならば遊技者に有利な
遊技状態になる遊技機に関する。 【0002】 【従来の技術】図柄表示装置を備えた遊技機では、始動
口に遊技球が入いることによって始動条件が成立し、図
柄表示装置の図柄が変動を開始し、変動終了後に停止し
た図柄が外れ図柄ならば通常の遊技状態が継続され、変
動終了後に停止した図柄が大当り図柄ならば遊技者に有
利な特別遊技状態になる。この特別遊技状態では、アタ
ッカーと呼ばれる大入賞口が開き、この大入賞口に所定
数(例えば10個)の遊技球が入いると大入賞口が閉じ
るのであるが、大入賞口に入った遊技球のうちの少なく
とも一つが大入賞口内のVゾーンと呼ばれる領域に入い
ると再度大入賞口が開き、この動作が予め定められた最
大回数(例えば16回)繰り返される。 【0003】このような遊技機では、図柄表示装置が特
別遊技状態の様子を表示中に始動口に遊技球が入いる
と、始動条件の成立がメモリに記憶され、保留ランプが
点灯する。つまり、始動条件の成立が保留される。そし
て、特別遊技状態の様子の表示終了後、メモリに始動条
件の成立が記憶されていれば、その記憶内容を消去する
と共に保留ランプを消灯し、図柄表示装置の図柄の変動
を開始する。 【0004】このような始動条件成立の保留回数は始動
口に遊技球が入るごとに加算されていくが、その回数に
は上限(例えば4回)が定められているため、保留回数
が上限に達したあとに更に始動口に遊技球に入ったとし
ても、その始動条件の成立は保留されることなく破棄さ
れる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
破棄されたケースが大当りになることもあるので、遊技
者は始動条件の成立を残念な気持ちで見送ることとな
り、興趣性が失われるという問題があった。 【0006】本発明は上記問題点を解決することを課題
とするものであり、遊技者が始動条件の成立を残念な気
持ちで見送ることが少ない遊技機を提供することを目的
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必
要に応じてその作用等についても説明する。 【0008】手段1.図柄表示装置の表示制御を実行す
る表示用制御手段と、前記表示用制御手段に各種の指令
を出すと共に各種制御を実行する主制御手段とを備え、
前記主制御手段は、所定の始動条件が成立すると前記図
柄表示装置が図柄変動を開始しその後停止するよう前記
表示用制御手段に指令し、変動停止後の停止図柄が外れ
図柄ならば通常の遊技状態とし、前記停止図柄が当り図
柄ならば遊技者に有利な特別遊技状態とする遊技機にお
いて、前記主制御手段は、特別遊技状態のときには前記
図柄表示装置が特別遊技状態の様子を表示するよう前記
表示用制御手段に指令する一方、前記表示用制御手段が
前記図柄表示装置に特別遊技状態の様子を表示させてい
る途中で前記始動条件が成立したならば、前記図柄表示
装置が図柄変動を開始するよう前記表示用制御手段に指
令することを特徴とする遊技機。 【0009】この遊技機では、表示用制御手段が主制御
手段の指令を受けて図柄表示装置に特別遊技状態の様子
を表示させている途中で始動条件が成立した場合、特別
遊技状態の終了を待たずに主制御手段は図柄表示装置が
図柄変動を開始するよう表示用制御手段に指令する。し
たがってこの遊技機によれば、始動条件が成立したとき
に図柄変動を開始できないという事態が従来に比べて減
少するため、例えば始動条件の成立を保留する回数に上
限がある場合であってもその上限に達しにくくなり、遊
技者が始動条件の成立を残念な気持ちで見送ることが少
なくなる。 【0010】手段2.手段1において、前記主制御手段
は、前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技
状態の様子を表示させている途中で前記始動条件が成立
したならば、前記図柄表示装置が特別遊技状態の様子の
表示を中止して図柄変動を開始するよう前記表示用制御
手段に指令する遊技機。こうすれば、図柄表示装置には
特別遊技状態の様子に代えて図柄変動が表示されるため
興趣性が失われることがない。 【0011】手段3.手段1において、前記主制御手段
は、前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技
状態の様子を表示させている途中で前記始動条件が成立
したならば、前記図柄表示装置が特別遊技状態の様子を
表示しつつ図柄変動を開始するよう前記表示用制御手段
に指令する遊技機。こうすれば、図柄表示装置には特別
遊技状態の様子と共に図柄変動が表示されるため興趣性
が失われることがなく、しかも特別遊技状態の様子も楽
しむことができる。このような構成は、例えば図柄表示
装置の画面を分割し、一の分割画面に特別遊技状態の様
子を表示し、他の分割画面に図柄変動を表示してもよ
い。その場合、画面を均等に分割してもよいし不均等に
分割してもよい。また、図柄表示装置に二重画像として
表示してもよい。その場合一方を濃く他方を淡く表示し
てもよい。更に、図柄表示装置の画面全体に一方を表示
し、その画面の片隅に他方を表示してもよい。 【0012】手段4.手段1〜3のいずれかにおいて、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で成立
した始動条件によって開始された図柄変動が当りなら
ば、実行途中の特別遊技状態の後に続けて該当りに基づ
く特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別遊技を
実行している途中で再度当りになったときでも連続して
特別遊技が実行されるため、遊技者が不満を感じること
はない。 【0013】手段5.手段4において、前記表示用制御
手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態の様子を表示さ
せている途中で成立した始動条件によって開始される図
柄変動が当りか否かをその図柄変動の開始前に判定する
当否判定手段を備え、前記主制御手段は、前記当否判定
手段によって当りと判定されたならば該当りを当り記憶
数に加算し、実行途中の特別遊技状態が終了したときに
前記当り記憶数が1回以上ならば該当り記憶数を減算す
ると共に特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別
遊技を実行している途中で複数回当りになったときでも
その当り回数に応じて特別遊技が実行されるため、遊技
者が不満を感じることはない。 【0014】手段6.手段1〜3のいずれかにおいて、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で成立
した始動条件によって開始された図柄変動が当りなら
ば、実行途中の特別遊技状態を中止した後に該当りに基
づく特別遊技を実行する遊技機。こうすれば、特別遊技
を実行している途中で再度当りになったときには実行途
中の特別遊技状態がキャンセルされてしまうため、遊技
者は特別遊技状態の実行途中で当ってしまわないように
スリリングな気持ちで遊技を楽しむことができる。 【0015】手段7.手段1〜3又は6において、前記
表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態の様
子を表示させている途中で成立した始動条件によって開
始される図柄変動が当りか否かをその図柄変動の開始前
に判定する当否判定手段を備え、前記主制御手段は、前
記当否判定手段によって当りと判定されたならば実行途
中の特別遊技状態が終了するまで前記図柄表示装置がそ
の図柄変動を続けるよう前記表示用制御手段に指令する
遊技機。こうすれば、特別遊技を実行している途中で再
度当りになる事態を回避できる。 【0016】手段8.手段1〜7のいずれかにおいて、
前記表示用制御手段が前記図柄表示装置に特別遊技状態
の様子を表示させている途中で成立した始動条件によっ
て開始される図柄変動が当りか否かをその図柄変動の開
始前に判定する当否判定手段を備え、前記主制御手段
は、前記当否判定手段によって当りと判定された図柄変
動と前記当否判定手段によって外れと判定された図柄変
動とが併存するときには外れと判定された図柄変動を先
に開始するように前記表示用制御手段に指令する遊技
機。こうすれば、特別遊技を実行している途中で再度当
りになる事態が生じにくい。 【0017】手段9.手段1〜8のいずれかであって、
前記主制御手段は、前記表示用制御手段が前記図柄表示
装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中で前記
始動条件が成立したならば、前記図柄表示装置が図柄変
動を開始するよう、変動停止時の図柄を設定する停止図
柄コマンド及び変動パターンを設定する変動パターンコ
マンドの少なくとも一つを前記表示用制御手段に指令す
る遊技機。表示用制御手段は、停止図柄コマンドを受信
すると、図柄表示装置に図柄変動を開始させ、停止時に
その停止図柄コマンドに応じた停止図柄を表示させる。
また、変動パターンコマンドを受信すると、変動パター
ンコマンドに応じた変動パターンで図柄表示装置に図柄
変動させる。 【0018】手段10.手段1〜9のいずれかであっ
て、前記主制御手段は、前記図柄表示装置が特別遊技状
態の様子を表示するよう前記表示用制御手段に指令する
ときには特別遊技コマンドを前記表示用制御手段に出力
し、前記図柄表示装置が図柄変動の様子を表示するよう
前記表示用制御手段に指令するときには変動コマンドを
前記表示用制御手段に出力し、前記表示用制御手段は、
前記主制御手段から入力したコマンドに応じて前記図柄
表示装置の表示制御を実行する遊技機。こうすれば、本
発明を比較的容易に具現化できる。 【0019】手段11.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はパチンコ機である遊技機。こうした本
発明の遊技機としてのパチンコ機の基本構成例として
は、操作ハンドルを備えており、そのハンドル操作に応
じて遊技球を所定の遊技領域に発射させ、遊技球が遊技
領域内の所定の位置に配置された作動口に入賞すること
を必要条件として表示手段における図柄の変動表示が開
始され、また、特別遊技状態発生中には遊技領域内の所
定の位置に配置された入賞口が所定の態様で開放されて
遊技球を入賞可能として、その入賞個数に応じた有価価
値(景品球のみならず、磁気カードへの書き込み等も含
む)が付与されるものを挙げることができる。こうした
パチンコ機において、少なくとも多数個の遊技球を取得
できる遊技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り
状態)と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である
通常遊技状態とが存在するものとすることもできる。 【0020】手段12.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はスロットマシンである遊技機。こうし
た本発明の遊技機としてのスロットマシンの基本構成例
としては、「遊技状態に応じてその遊技状態を識別させ
るための複数の図柄からなる図柄列を変動表示した後に
図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用操作手段
(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の変動が開
始され、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操
作に起因してあるいは所定時間経過することにより図柄
の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特定図柄で
あることを必要条件として遊技者に有利な特別遊技状態
を発生させる特別遊技状態発生手段とを備える遊技機」
を挙げることができる。この場合、遊技媒体はコイン、
メダル等が代表例として挙げられる。こうしたスロット
マシンにおいて、少なくとも多数個の遊技媒体例えばコ
イン、メダル等を取得できる遊技者に有利な状態である
特別遊技状態(大当り状態)と遊技媒体を消費する遊技
者に不利な状態である通常遊技状態とが存在するものと
することもできる。 【0021】手段13.手段1〜10のいずれかであっ
て、前記遊技機はパチンコ機とスロットマシンとを融合
させてなる遊技機。こうした本発明の遊技機としてのパ
チンコ機とスロットマシンとを融合させてなる遊技機の
基本構成例としては、「遊技状態に応じてその遊技状態
を識別させるための複数の図柄からなる図柄列を変動表
示した後に図柄を確定表示する表示手段を備え、始動用
操作手投(例えば操作レバー)の操作に起因して図柄の
変動が開始され、停止用操作手段(例えばストップボタ
ン)の操作に起因してあるいは所定時間経過することに
より図柄の変動が停止され、その停止時の確定図柄が特
定図柄であることを必要条件として遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備え、
遊技媒体として遊技球を使用すると共に図柄の変動開始
に際しては所定数の遊技球を必要とし、特別遊技状態の
発生に際しては多くの遊技球が払い出されるよう構成さ
れてなる遊技機」を挙げることができる。こうした遊技
機において、少なくとも多数個の遊技球を取得できる遊
技者に有利な状態である特別遊技状態(大当り状態)
と、遊技球を消費する遊技者に不利な状態である通常遊
技状態とが存在するものとすることもできる。 【0022】 【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は本発明の
一実施形態であるパチンコ機20を正面から見た外観図
であり、図2はパチンコ機20の遊技盤30の構成の概
略を示す構成図であり、図3は本実施形態のパチンコ機
20の電気的接続を例示するブロック図である。本実施
形態のパチンコ機20は、図1に示すように、前面枠2
2にはめ込まれたガラスに覆われた遊技盤30と、遊技
球を貯留する上受け皿24および下受け皿26と、遊技
球を遊技盤30へ発射するための発射ツマミ28と、パ
チンコ機20全体を制御するメイン制御装置70(図3
参照)とを備える。 【0023】遊技盤30は、図2に示すように、遊技盤
30の中央の上部に配置された普通図柄表示装置32
と、遊技盤30の左右部に各々配置され遊技球の通過を
検知する普通図柄始動口スイッチ36a,36bを有す
る普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bと、普通
図柄表示装置32の下側に配置された特別図柄表示装置
40と、特別図柄表示装置40の下側に配置され遊技球
の入賞を検知する特別図柄始動口スイッチ44を有する
始動口42と、始動口42に取り付けられ開閉可能なチ
ューリップ式の普通電動役物46と、始動口42の下側
に配置され開閉可能な大入賞口50と、遊技盤30の左
右下部に計4個配置された普通入賞口60a〜60d
と、いずれの入賞口にも入らなかった遊技球を回収する
アウト口69とを備える。 【0024】普通図柄表示装置32は、背後に設けられ
た図示しないランプの点灯を切り換えることにより変動
表示する「○」および「×」の図柄32a,32bと、
この「○」および「×」の図柄32a,32bの上側に
配置された4個の普通図柄変動保留ランプ33a〜33
dとを備える。「○」および「×」の図柄32a,32
bは、遊技球が普通図柄表示装置作動ゲート34a,3
4bを通過したのを検知したときに変動表示の開始がな
され、所定時間変動表示後に「○」および「×」の図柄
32a,32bのいずれかを点灯した状態で変動表示を
終了する。普通図柄変動保留ランプ33a〜33dは、
普通図柄表示装置32による「○」および「×」の図柄
32a,32bの変動表示の最中に遊技球が普通図柄表
示装置作動ゲート34a,34bを通過するごとに左側
から順に一つずつ点灯され、普通図柄表示装置32によ
る「○」および「×」の図柄32a,32bの変動表示
が開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることによ
り、変動表示の最中に普通図柄表示装置作動ゲート34
a,34bを通過した回数を最大4回まで保留回数とし
て示す。 【0025】始動口42に設けられたチューリップ式の
普通電動役物46は、普通図柄表示装置32による変動
表示が「○」の図柄32aで停止したときに当りとして
チューリップを所定時間(例えば0.3秒間)開くもの
として構成されている。 【0026】特別図柄表示装置40は、液晶ディスプレ
ーなどの表示装置として構成されており、図3に示す表
示用制御装置90により表示内容が制御されている。特
別図柄表示装置40は、通常、図4に例示するように、
キャラクタと数字とから構成される左,中,右の3個の
図柄L,M,Rを表示しており、遊技球が始動口42に
入賞するのを検知したときにこの3個の図柄L,M,R
を変動表示させる。そして、所定の変動時間が終了した
ときに、3個の図柄L,M,Rを図柄L,図柄R,図柄
Mの順に変動表示を停止し、3個の図柄L,M,Rが一
致したときに大当りとして特別遊技動画を表示する。特
別遊技動画の一例を図5および図6に示す。 【0027】遊技盤30には、普通図柄表示装置32と
特別図柄表示装置40との間に4個の特別図柄変動保留
ランプ41a〜41dが設けられている。この特別図柄
変動保留ランプ41a〜41dは、特別図柄表示装置4
0による3個の図柄L,M,Rの変動表示の最中や特別
遊技動画を表示している最中に遊技球が始動口42に入
賞するごとに左側から順に一つずつ点灯され、特別図柄
表示装置40による3個の図柄L,M,Rの変動表示が
開始される毎に点灯とは逆の順に消灯されることによ
り、変動表示の最中や特別遊技動画を表示している最中
に始動口42に入賞した球数を最大4個まで保留球数と
して示す。 【0028】大入賞口50は、通常は遊技球を受け入れ
ない閉状態とされており、大当りのときに、図3に示す
大入賞口駆動装置52によって遊技球を受け入れやすい
開状態と通常の閉状態とが所定の条件に基づいて繰り返
されるよう駆動される。大入賞口50には、遊技球の入
賞をカウントする10カウントスイッチ54(図3参
照)や大入賞口50の右部に設けられたVゾーン56に
遊技球が入賞したのを検出するVカウントスイッチ58
(図3参照)が取り付けられている。 【0029】遊技盤30には、この他、発射された遊技
球を円弧上に導くレール62や遊技盤30の中央部に導
く左右の肩部に配置されたランプ風車64a,64b,
普通図柄表示装置作動ゲート34a,34bの近傍に配
置された風車66a,66b,特別図柄表示装置40の
両横に取り付けられた計8個のインジケータ68a〜6
8hなども取り付けられている。なお、遊技球をガイド
したり弾いたりしてその遊技性を高める複数の釘につい
ては図示を省略した。 【0030】メイン制御装置70は、図3に示すように
CPU72を中心とするマイクロコンピュータとして構
成されており、CPU72には電源を供給する電源回路
73の他に、各種処理プログラムを記憶するROM74
や一時的にデータを記憶するRAM76,所定周波数の
矩形波を出力するクロック回路78,入出力処理回路8
0がバス82によって接続されている。メイン制御装置
70には、普通図柄始動口スイッチ36a,36bから
の通過信号や特別図柄始動口スイッチ44からの始動信
号,10カウントスイッチ54からのカウント信号,V
カウントスイッチ58からのV信号,普通入賞スイッチ
や賞球カウントスイッチなどの他の入力装置88からの
入力信号などが入出力処理回路80を介して入力されて
いる。また、メイン制御装置70からは、普通図柄表示
装置32への駆動信号や大入賞口駆動装置52への駆動
信号,普通図柄変動保留ランプ33a〜33dや特別図
柄変動保留ランプ41a〜41dへの点灯信号,普通電
動役物46への駆動信号、スピーカ86が接続された音
声用制御装置84への制御信号,特別図柄表示装置40
の表示制御を司る表示用制御装置90への制御信号,賞
球の払い出しを司る賞球制御装置などの他の出力装置8
9への駆動信号などが入出力処理回路80を介して出力
されている。なお、インジケータ68a〜68hへの点
灯信号は他の出力装置89から出力されている。 【0031】次に、こうして構成されたパチンコ機20
の動作について説明する。図7は、メイン制御装置70
により実行されるメインルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、
2msec毎)に繰り返し実行される。 【0032】メインルーチンが実行されると、メイン制
御装置70のCPU72は、図8に例示する始動入賞処
理(ステップ(以下Sと略す)100),図9に例示す
る変動開始処理(S102),図10に例示する変動停
止処理(S104),図11に例示するカウンタ更新処
理(S106)を実行し、その後、図12に例示する外
れ図柄カウンタ更新処理(S108)を残余時間中繰り
返し実行する。説明の容易のために、まず、カウンタ更
新処理と外れ図柄カウンタ更新処理とを説明し、その後
その他の各処理について説明する。 【0033】[カウンタ更新処理]カウンタ更新処理で
は、図11に示すように、メイン制御装置70のCPU
72は、内部乱数カウンタC1,リーチ乱数カウンタC
2,大当り図柄カウンタC3,変動パターンカウンタC
4の各々のカウンタをインクリメントする処理を実行す
る(S240)。図13に示すように、内部乱数カウン
タC1は、大当りか否かを判定する際に用いられるカウ
ンタであり、本実施形態では0〜599までを順に値1
ずつインクリメントし、最大値(つまり599)に達し
た後再び0に戻るループカウンタとした。リーチ乱数カ
ウンタC2は、外れ時にリーチ遊技を行うか否かを決定
する際に用いられるカウンタであり、本実施形態では0
〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最大値
(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウンタ
とした。大当り図柄カウンタC3は、大当りのときに特
別図柄表示装置40で変動表示している左、中、右の3
個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(大当り図柄)
を決定する際に用いられるカウンタであり、本実施形態
では0〜11までを順に値1ずつインクリメントし、最
大値(つまり11)に達した後再び0に戻るループカウ
ンタとした。変動パターンカウンタC4は、特別図柄表
示装置40の左、中、右の3個の図柄L,M,Rを変動
表示させるパターンを決定する際に用いられるカウンタ
であり、本実施形態では0〜99までを順に値1ずつイ
ンクリメントし、最大値(つまり99)に達した後再び
0に戻るループカウンタとした。こうして各カウンタを
更新すると、各カウンタの値をRAM76の所定領域に
設定されたカウンタ用バッファに格納して(S24
2)、カウンタ更新処理を終了する。 【0034】[外れ図柄カウンタ更新処理]外れ図柄カ
ウンタ更新処理では、図12に示すように、メイン制御
装置70のCPU72は、まず、外れ図柄左カウンタC
Lをインクリメントする処理を実行する(S250)。
図13に示すように、外れ図柄左カウンタCLは、外れ
のときに特別図柄表示装置40で変動表示している左,
中,右の3個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外
れ図柄)のうち左の図柄Lを決定する際に用いられるカ
ウンタであり、本実施形態では0〜図柄の数から値1を
減じた数までを順に値1ずつインクリメントし、最大値
に達した後再び0に戻るループカウンタとした。続いて
外れ図柄左カウンタCLが値0であるかを判定し(S2
52)、外れ図柄左カウンタCLが値0であるときに
は、外れ図柄右カウンタCRをインクリメントする(S
254)。外れ図柄右カウンタCRは、外れのときに特
別図柄表示装置40で変動表示している左,中,右の3
個の図柄L,M,Rの変動停止時の図柄(外れ図柄)の
うち右の図柄Rを決定する際に用いられるカウンタであ
り、本実施形態では外れ図柄左カウンタCLと同様に0
〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつイン
クリメントし、最大値に達した後再び0に戻るループカ
ウンタとした。同様に、外れ図柄右カウンタCRが値0
であるかを判定し(S256)、外れ図柄右カウンタC
Rが値0であるときには、外れ図柄中カウンタCMをイ
ンクリメントする(S258)。ここで、外れ図柄中カ
ウンタCMは、外れのときに特別図柄表示装置40で変
動表示している左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変
動停止時の図柄(外れ図柄)のうち中の図柄Mを決定す
る際に用いられるカウンタであり、本実施形態では外れ
図柄左カウンタCLや外れ図柄右カウンタCRと同様に
0〜図柄の数から値1を減じた数までを順に値1ずつイ
ンクリメントし、最大値に達した後再び0に戻るループ
カウンタとした。 【0035】外れ図柄カウンタCL,CR,CMをすべ
てインクリメントするか、S252で外れ図柄左カウン
タCLが値0でないと判定されたときか、S256で外
れ図柄右カウンタCRが値0でないと判定されたとき
は、外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウンタ
CRの値とが一致するかを判定する(S260)。外れ
図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウンタCRの値
とが一致しないときには、各外れ図柄カウンタCL,C
M,CRの値をRAM76の所定領域に設定された外れ
図柄バッファに格納して(S262)、本ルーチンを終
了する。一方、外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄
右カウンタCRの値とが一致するときには、外れ図柄中
カウンタCMの値も一致するかを判定する(S26
4)。外れ図柄左カウンタCLの値と外れ図柄右カウン
タCRの値は一致するが外れ図柄中カウンタCMの値は
異なるときには、各外れ図柄カウンタCL,CM,CR
の値をRAM76の所定領域に設定された外れリーチ図
柄バッファに格納して(S266)、本ルーチンを終了
する。各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値の全て
が一致するときは、外れ図柄ではないから各外れ図柄カ
ウンタCL,CM,CRの値を外れ図柄バッファや外れ
リーチ図柄バッファへ格納することなく本ルーチンを終
了する。 【0036】この外れ図柄カウンタ更新処理は、図7に
例示したメインルーチンのフローチャートから解るよう
に、所定時間経過毎にメインルーチンが実行されるまで
の空き時間に繰り返し行われる。したがって、内部乱数
カウンタC1やリーチ乱数カウンタC2などの他のカウ
ンタはメインルーチンが実行される毎にカウントアップ
するのに対して、外れ図柄左カウンタCLはメインルー
チンが実行される毎に加えて空き時間に繰り返し実行さ
れる毎にカウントアップする。 【0037】[始動入賞処理]始動入賞処理では、図8
に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、ま
ず、遊技球が始動口42に入賞したか否かを判定する
(S200)。この判定は、特別図柄始動口スイッチ4
4がオンとされたか否かによって行うことができる。遊
技球が始動口42に入賞したと判定されると、保留球数
Nが4未満であるか否かを調べる(S202)。前述し
たように、本実施形態では保留上限値が4個だからであ
る。 【0038】保留球数Nが4未満のときには、保留球数
Nを値1だけインクリメントし(S204)、特別図柄
変動保留ランプ41a〜41dを左から順に1つ点灯し
(S206)、図11のカウンタ更新処理のS242や
図12の外れ図柄カウンタ更新処理のS262でRAM
76のカウンタ用バッファに格納された内部乱数カウン
タ値,リーチ乱数カウンタ値,大当り図柄カウンタ値、
外れ図柄カウンタ集合値(外れ図柄バッファに一時記憶
されている各外れ図柄カウンタCL,CM,CRの値の
集合)を、同じくRAM76の所定領域に設定された保
留球格納エリアの空き記憶エリアのうち最初のエリアに
格納する(S208)。保留球格納エリアの構造の一例
を図14に示す。図示するように、保留球格納エリアは
1つの実行エリアと4つの保留エリア(保留第1〜第4
エリア)とから構成され、各エリアは内部乱数カウンタ
値,リーチ乱数カウンタ値,大当り図柄カウンタ値,外
れ図柄カウンタ集合値を格納可能である。 【0039】各カウンタ値の保留球格納エリアへの格納
処理を終了した後や、S200で遊技球は始動口42に
入賞していないと判定されたときや、あるいはS202
で保留球数Nが4未満と判定されなかったときには、保
留球数Nが値0より大きいか否かを判定すると共に(S
210)、特別図柄表示装置40で左,中,右の3個の
図柄L,M,Rを変動表示中であるか否かを判定する
(S212)。保留球数Nが値0でなく、特別図柄表示
装置40が変動表示中でもないときには、変動許可フラ
グF1(初期設定時はゼロ)に1をセットして(S21
4)、本ルーチンを終了し、保留球数Nが値0であった
り、特別図柄表示装置40が変動表示中であるときに
は、変動許可フラグF1に1をセットせずに本ルーチン
を終了する。この結果、本実施形態では、大当り中つま
り停止図柄が大当り図柄になったあと特別遊技が実行さ
れている途中であっても変動許可フラグF1に1がセッ
トされることになる。 【0040】[変動開始処理]変動開始処理では、図9
に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、ま
ず、変動許可フラグF1が値1であるか否かを判定する
処理を実行する(S220)。変動許可フラグF1が値
1でないときには、保留球数Nが値0であるか、特別図
柄表示装置40によって左,中,右の3個の図柄L,
M,Rが変動表示中であるため、本ルーチンを終了す
る。 【0041】変動許可フラグF1が値1のときには、特
別図柄変動保留ランプ41a〜41dを右側から順に1
つ消灯すると共に(S222)、保留球数Nを値1だけ
ディクリメントし(S224)、保留球格納エリアに格
納されたデータをシフトする処理を行う(S226)。
このデータシフト処理は、図14に例示する保留第1〜
第4エリアに格納されているデータを実行エリア側にワ
ンブロックシフトさせる処理である。即ち、保留第1エ
リアのデータを実行エリアに、保留第2エリアのデータ
を保留第1エリアに、保留第3エリアのデータを保留第
2エリアに、保留第4エリアのデータを保留第3エリア
に移動させる処理である。 【0042】次に変動表示コマンドを決定する処理を行
う(S227)。変動表示コマンドは、特別図柄表示装
置40に左,中,右の3個の図柄L,M,Rを変動表示
させた後に変動表示停止時の図柄を設定する停止図柄コ
マンドと、特別図柄表示装置40による左,中,右の3
個の図柄L,M,Rの変動パターンを設定する変動パタ
ーンコマンドとから構成されている。そして、S227
で決定した変動表示コマンドを入出力処理回路80を介
して表示用制御装置90に送信し(S228)、変動許
可フラグF1に値0をセットして(S229)、本ルー
チンを終了する。変動表示コマンドを受信した表示用制
御装置90は、変動表示コマンドのうちの変動パターン
コマンドに従って特別図柄表示装置40の左,中,右の
3個の図柄L,M,Rを変動表示すると共に後述する確
定コマンドを受信したときに停止図柄コマンドに従って
特別図柄表示装置40の左,中,右の3個の図柄L,
M,Rの変動表示を停止する。なお、S227の変動表
示コマンド決定処理は、図15に例示するフローチャー
トを用いて行われる。 【0043】[変動表示コマンド決定処理]変動表示コ
マンド決定処理では、図15に示すようにメイン制御装
置70のCPU72は、まず、保留球格納エリアの実行
エリアに格納されている内部乱数カウンタC1の値が大
当りか否かを図16に示す内部乱数カウンタ値とモード
との関係に基づいて判定する(S300)。具体的に
は、内部乱数カウンタ値は0〜599のいずれかの数値
であり、このうち7と307が通常時当り値、60で割
ったときの余りが7となる数(7,67,127,…)
が高確率時当り値と決められている。このため、大当た
り判定は、通常時には内部乱数カウンタ値が7か307
のいずれかであるか否かを判定することにより行われ、
高確率時には内部乱数カウンタ値が7,67,127,
…のいずれかであるか否かを判定することにより行われ
る。なお、高確率時とは、予め定められた確率変動図柄
によって大当りになると付加価値としてその後の大当り
確率がアップした状態(確変という)の時をいい、通常
時とは、そのような確変状態でない時をいう。 【0044】さて、大当りと判定されると、保留球格納
エリアの実行エリアに格納されている大当り図柄カウン
タC3の値に対応する図柄を図示しないテーブル(大当
り図柄カウンタ値と図柄との対応関係を表すテーブル)
に基づいて求め、その図柄を停止図柄コマンドに設定す
る(S310)。具体的には、大当り図柄カウンタ値は
0〜11のいずれかの数値であり、各カウンタ値には1
〜12までの図柄が対応している。このため、停止図柄
コマンドには1〜12までのいずれかの図柄が設定され
る。なお、1〜12の図柄のうち奇数の図柄は確率変動
図柄であり、この図柄で大当りになると以後確変状態に
移行するが、偶数の図柄は非確率変動図柄であり、この
図柄で大当りになっても通常状態のままである。次いで
図15に例示する大当り時変動パターンコマンド決定処
理を行って変動パターンコマンドに設定し(S31
2)、本ルーチンを終了する。大当り時変動パターンコ
マンド決定処理では、RAM76のカウンタ用バッファ
に格納されている変動パターンカウンタC4の値を調べ
(S340)、変動パターンカウンタC4が20未満の
ときにはパターンBを変動パターンコマンドに設定し
(S342)、変動パターンカウンタC4が20以上6
0未満のときにはパターンCを変動パターンコマンドに
設定し(S344)、変動パターンカウンタC4が60
以上のときにはパターンDを変動パターンコマンドに設
定する(S346)。各変動パターンについては後述す
る。 【0045】一方、S300で大当りではないと判定さ
れると、保留球格納エリアの実行エリアに格納されてい
るリーチ乱数カウンタC2の値がリーチありか否かを判
定する(S302)。本実施形態では、リーチ乱数カウ
ンタC2は0〜11のいずれかであり、リーチありの値
は7に設定されている。したがって、リーチありの確率
は1/12である。リーチありと判定されると、RAM
76の外れリーチ図柄バッファに格納されている外れ図
柄左カウンタCL,外れ図柄中カウンタCM,外れ図柄
右カウンタCRの各値を停止図柄コマンドに設定し(S
320)、次いで図16に例示する外れリーチ時変動パ
ターンコマンド決定処理を行って変動パターンコマンド
を設定し(S322)、本ルーチンを終了する。外れリ
ーチ時変動パターンコマンド決定処理では、RAM76
のカウンタ用バッファに格納されている変動パターンカ
ウンタC4の値を調べ(S350)、変動パターンカウ
ンタC4が50未満のときにはパターンBを変動パター
ンコマンドに設定し(S352)、変動パターンカウン
タC4が50以上90未満のときにはパターンCを変動
パターンコマンドに設定し(S354)、変動パターン
カウンタC4が90以上のときにはパターンDを変動パ
ターンコマンドに設定する(S356)。なお、S30
2でリーチなしと判定されると、実行エリアに格納され
ている外れ図柄カウンタ集合値を停止図柄コマンドに設
定し(S330)、パターンAを変動パターンコマンド
に設定して(S332)、本ルーチンを終了する。 【0046】本実施形態では各変動パターンは次のよう
に設定されている。パターンAは、特別図柄表示装置4
0による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動表示
を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後に右
図柄Rを停止し、9秒後に中図柄Mを停止するパターン
として設定されている。パターンBは、特別図柄表示装
置40による左,中,右の3個の図柄L,M,Rの変動
表示を開始した後、7秒後に左図柄Lを停止し、8秒後
に右図柄Rを停止したときに左図柄Lと右図柄Rとが一
致するときに中図柄Mを低速度で7秒間変動表示させて
停止するいわゆるノーマルリーチのパターンとして設定
されている。パターンCは、パターンBの中図柄Mの停
止タイミングで中図柄Mの変動表示を停止することなく
高速度で更に5秒間変動表示した後に停止するいわゆる
スーパーリーチのパターンとして設定されている。パタ
ーンDは、パターンCの中図柄Mの停止タイミングで中
図柄Mの変動表示を停止することなく低速度で更に10
秒間変動表示した後に当り図柄または当り図柄の前後の
図柄で停止するいわゆるスペシャルリーチのパターンと
して設定されている。なお、スーパーリーチやスペシャ
ルリーチでは、単に左,中,右の3個の図柄L,M,R
を変動表示するだけでなく、所定のリーチ遊技が行なわ
れる。 【0047】本実施形態では、図16および図17を用
いて説明したように大当り時変動パターンコマンド決定
処理ではハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理
に比してパターンDが設定されやすくなっており、逆に
ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理では大当
り時変動パターンコマンド決定処理に比してパターンB
が設定されやすくなっている。即ち、大当り時変動パタ
ーンコマンド決定処理ではスペシャルリーチが設定され
やすく、ハズレリーチ時変動パターンコマンド決定処理
ではノーマルリーチが設定されやすくなっている。この
ように設定することにより遊技性を高め興趣の向上を図
っているのである。 【0048】[変動停止処理]変動停止処理では、図1
0に示すように、メイン制御装置70のCPU72は、
まず、変動パターンにおける変動時間が終了しているか
否かを判定する(S232)。この処理は、変動開始処
理で説明したように各変動パターンはパターン毎に変動
時間が設定されているから、その時間を経過したかを判
定することにより行われる。変動時間が終了であるとき
には、変動表示の停止と確認のために設定されている停
止図柄を確定コマンドとして表示用制御装置90に送信
する(S234)。すると、確定コマンドを受信した表
示用制御装置90は、特別図柄表示装置40の変動を停
止させて停止図柄を表示する。続いて、メイン制御装置
70のCPU72は、大当りか否かを判定して(S23
6)、大当りのときには特別遊技を開始させるために大
当り開始フラグFS(初期設定時はゼロ)に1をセット
し(S238)、本ルーチンを終了する。ここで、S2
36の大当りの判定は、変動開始処理におけるS227
の変動表示コマンド決定処理(図15)で行われている
からその判定結果を用いるものとしてもよいし、保留球
格納エリアの実行エリアに格納されている内部乱数カウ
ンタC1の値を用いて判定するものとしてもよい。な
お、S232で変動時間が終了していない(変動中でな
いときも含む)と判定されたとき、あるいはS236の
大当り判定で大当りでないと判定されたときには、その
判定後に本ルーチンを終了する。 【0049】[大当り実行処理]大当り実行処理は、所
定時間毎(例えば、2msec毎)のタイミングでメイ
ン制御装置70のCPU72によって繰り返し実行され
る処理である。大当り実行処理では、図18に示すよう
に、メイン制御装置70のCPU72は、まず、大当り
開始フラグFSに1がセットされているか否かを判定す
る(S400)。大当り開始フラグFSが1にセットさ
れているときには、この大当り開始フラグFSと特別遊
技のラウンド数を表すラウンドカウンタCrを共に0に
リセットする(S402)。続いて、ラウンドカウンタ
Crを1インクリメントすると共に、大入賞口50への
入賞球数を表す入賞球カウンタCEをリセットし、更に
大入賞口50への入賞球がVゾーン56を通過したか否
かを表すVスイッチフラグFEや、大入賞口50を開放
し続けるか否かを表す大当り続行フラグFCもリセット
する(S404)。そして、第mラウンド(mはラウン
ドカウンタCrの値)の動画を表示する旨の動画表示コ
マンドを表示用制御装置90へ送信する(S406)。
すると、表示用制御装置90は自己の内部メモリから第
mラウンドの内容を読み込んで特別図柄表示装置40に
表示する。 【0050】続いてメイン制御装置70のCPU72
は、大入賞口駆動装置52を作動させて大入賞口50を
開放し(S408)、10カウントスイッチ54のスイ
ッチ状態に基づいて大入賞口50へ遊技球が入賞したか
否かを判定し(S410)、入賞したときには入賞球カ
ウンタCEを1インクリメントし(S412)、次いで
Vカウントスイッチ58のスイッチ状態に基づいて大入
賞口50へ入賞した遊技球がVゾーン56を通過したか
否かを判定し(S414)、通過したときにはVスイッ
チフラグFEに1をセットすると共に(S416)、表
示中の動画に「V」を挿入表示する旨のV挿入表示コマ
ンドを表示用制御装置90へ送信する(S418)。す
ると、表示用制御装置90は表示中の動画の一部に
「V」の文字を表示する。なお、Vカウントスイッチ5
8は、入賞球がVゾーン56を通過したあとは強制的に
リセットされるまでオン状態を保持するスイッチであ
る。 【0051】そして、S418でV挿入表示コマンドを
送信した後、あるいはS410で大入賞口50への入賞
がなかったとき、あるいはS414でVカウントスイッ
チ58がオフだったときには、入賞球カウンタCEの値
が上限値(ここでは10個)に達したか否かを判定し
(S420)、未だ上限値に達していないときには大入
賞口50を開放してから予め定められた所定時間が経過
したか否かを判定し(S422)、未だ所定時間が経過
していないときには大当り続行フラグFCに1をセット
し(S424)、このルーチンを終了する。 【0052】一方、S420で入賞球カウンタCEが上
限値に達したとき、あるいは大入賞口50を開放してか
ら所定時間が経過したときには、大入賞口駆動装置52
を作動させて大入賞口50を閉鎖し(S426)、大当
り続行フラグFCをリセットする(S428)。次い
で、ラウンドカウンタCrは上限値(ここでは16回)
に達したか否かを判定し(S430)、未だ上限値に達
していないときにはVスイッチフラグFEが1にセット
されているか否かを判定し(S432)、1にセットさ
れているときにはそのままこのルーチンを終了し、1に
セットされていないときにはVゾーン56を一つも入賞
球が通過しなかったことになり、そのラウンドで大当り
は終了されるので、エンディング画面を表示する旨のエ
ンディング表示コマンドを表示用制御装置90へ送信す
る(S436)。一方、S430でラウンドカウンタC
rが上限値に達したときには、次回の大当り実行処理に
おいて新たなラウンドに突入しないようにすべくVスイ
ッチフラグFEを強制的にリセットし(S434)、ラ
ウンドカウンタCrをリセットし、エンディング表示コ
マンドを表示用制御装置90へ送信する(S436)。
エンディング表示コマンドを受信した表示用制御装置9
0は、特別遊技の終了を意味するエンディング画面を特
別図柄表示装置40に表示する。 【0053】さて、S400で大当り開始フラグFSが
1にセットされていないときには、大当り続行フラグF
Cが1にセットされているか否かを判定し(S43
8)、1にセットされていれば大入賞口50を開放した
まま前述のS410以降の処理を実行する。即ち、第m
ラウンドにおいて、入賞球カウンタCEが上限に達して
おらず且つ大入賞口50を開放してから未だ所定時間が
経過していないときには、S424で大当り続行フラグ
FCが1にセットされるため、次回この大当り実行処理
が実行されるとS438で肯定判定されてS410以降
の処理が行われる。 【0054】一方、S438で大当り続行フラグFCが
1にセットされていないときには、VスイッチフラグF
Eが1にセットされているか否かを判定し(S44
0)、1にセットされていれば前述のS404へ進み、
ラウンドカウンタCrを1インクリメントする等の処理
を行い、その後S406以降の処理を行う。即ち、第m
ラウンドにおいて、入賞球カウンタCEが上限に達する
か大入賞口50を開放してから所定時間が経過したとき
に、ラウンドカウンタCrの値が上限に達しておらず且
つVゾーン56を入賞球が通過してVスイッチフラグF
Eに1がセットされていれば、次回実行されるこの大当
り実行処理において第(m+1)ラウンドへと進む。一
方、S440でVスイッチフラグFEが1にセットされ
ていなければ、このルーチンを終了する。即ち、大当り
開始後予め決められたラウンド数が終了したとき、ある
いは予め決められたラウンド数の終了前であっても入賞
球が一つもVゾーン56を通過しなかったとき、あるい
はそもそも大当りでないときには、S400で否定判定
されS438で否定判定されS440で否定判定されて
そのままこのルーチンを終了する。 【0055】次に、表示用制御装置90により実行され
る表示制御処理ルーチンについて図19のフローチャー
トに基づいて説明する。このルーチンは、所定時間毎
(例えば、2msec毎)に繰り返し実行される。表示
制御ルーチンが実行されると、表示用制御装置90の図
示しないCPUは、メイン制御装置70からコマンドを
受信したか否かを判定し(S500)、コマンドを受信
したときにはそのコマンドが変動コマンドか特別遊技コ
マンドかを判定する(S502)。なお、「特別遊技コ
マンド」には前出の動画表示コマンド、V挿入コマン
ド、エンディング表示コマンド等が含まれ、「変動コマ
ンド」には前出の変動表示コマンド、確定コマンド等が
含まれる。そして、受信したコマンドが変動コマンドの
ときには変動コマンドを受信したことを表すために変動
フラグFD1に1をセットし(S504)、その変動コ
マンドにしたがって特別図柄表示装置40の表示制御を
実行し(S506)、その後その変動コマンドによる表
示が終了したか否かを判定し(S508)、終了してい
ないときにはそのままこのルーチンを終了し、表示が終
了したときには変動フラグFD1をリセットし(S51
0)、このルーチンを終了する。 【0056】一方、S502でコマンドが特別遊技コマ
ンドのときには特別遊技コマンドを受信したことを表す
ために特別遊技フラグFD2に1をセットし(S51
2)、次いで変動フラグFD1が1か否かを判定し(S
514)、1でないときには今回受信した特別遊技コマ
ンドにしたがって特別図柄表示装置40の表示制御を実
行し(S516)、その後その特別図柄変動コマンドに
よる表示が終了したか否かを判定し(S518)、表示
が終了していないときにはそのままこのルーチンを終了
し、表示が終了したときには特別遊技フラグFD2をリ
セットし(S520)、このルーチンを終了する。ま
た、S514で変動フラグFD1が1のときには、今回
受信した特別遊技コマンドによる表示制御を実行せず、
既に受信済の変動コマンドによる表示制御を実行べくS
506以降の処理を行う。 【0057】一方、S500でメイン制御装置70から
コマンドを受信していないときには、変動フラグFD1
が1か否かを判定し(S522)、変動フラグFD1が
1のときには既に受信済の変動コマンドによる表示制御
を実行すべくS506以降の処理を行う。変動フラグF
D1が0のときには、特別遊技フラグFD2が1か否か
を判定し(S524)、特別遊技フラグFD2が1のと
きには既に受信済の特別図柄変動コマンドによる表示制
御を実行すべくS516以降の処理を行い、特別遊技フ
ラグFD2が0のときには、このルーチンを終了する。 【0058】つまり、表示用制御装置90は、メイン制
御装置70から変動コマンドを受信したときには、特別
遊技コマンドを受信していないときはもちろんのこと、
既に特別遊技コマンドを受信していてその特別遊技コマ
ンドによる表示が終了する前だったとしても、その変動
コマンドにしたがって表示制御を開始し、終了するまで
その表示制御を実行し続ける。なお、特別遊技コマンド
による表示は変動コマンドによる表示終了後に再開され
る。一方、特別遊技コマンドを受信したときには、変動
コマンドを受信していなければその特別遊技コマンドに
したがって表示制御を開始し、終了するまでその表示制
御を実行し続けるが、既に変動コマンドを受信していて
その変動コマンドによる表示が終了する前ならばその変
動コマンドによる表示が終了するまで特別遊技コマンド
による表示を開始しない。 【0059】以上のように、本実施形態では、始動口4
2に遊技球が入賞すると図8の始動入賞処理が実行され
るが、この始動入賞処理のS212では特別図柄表示装
置40において図柄変動中のとき以外は、変動許可フラ
グF1に1をセットして特別図柄表示装置40の図柄変
動を許可するため、図9の変動開始処理のS220で肯
定判定されてS228で変動表示コマンドを表示用制御
装置90に送信する。つまり、大当りになり特別図柄表
示装置40において図5や図6に例示した特別遊技動画
を表示しているときであっても、メイン制御装置70は
表示用制御装置90に変動表示コマンドを送信する。す
ると、表示用制御装置90は図19の表示制御ルーチン
を実行して特別遊技動画の表示よりも図柄変動の表示を
優先し、その後メイン制御装置70から確定コマンド
(図10の変動終了処理のS234参照)を受信すると
その図柄変動を終了して所定の停止図柄を表示する。こ
の間、メイン制御装置70は図18のフローチャートに
したがって特別遊技を継続し大入賞口50の開閉制御を
繰り返し行うが、S406での動画表示コマンド、S4
18でのV挿入表示コマンド、S436でのエンディン
グ表示コマンドは表示用制御装置90においてキャンセ
ルされる。このように、本実施形態によれば、特別遊技
状態の終了を待たずに図柄変動を開始するため、始動条
件が成立したときに図柄変動を開始できないという事態
が従来に比べて減少し、保留回数に上限があってもその
上限に達しにくくなり、遊技者が始動条件の成立を残念
な気持ちで見送ることが少なくなる。 【0060】また、大当りになって特別遊技を実行して
いる途中で再度大当りになると、図10の変動終了処理
のS238で大当り開始フラグFSが1にセットされる
ため、図18の大当り実行処理のS400で肯定判定さ
れ、S402でラウンドカウンタCrがリセットされ、
S404でVスイッチフラグFEや大当り続行フラグF
Cもリセットされる。このように、大当りの最中に再度
大当りになると、先の大当りによる特別遊技はキャンセ
ルされてしまうため、遊技者は大当りの最中に再度大当
りになってしまわないようにスリリングな気持ちで遊技
を楽しむことができる。 【0061】[第2実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図10の変動終了処理ルーチンと図18の
大当り実行処理ルーチンが相違する以外は第1実施形態
と同様であるため、以下には相違点のみについて説明す
る。 【0062】本実施形態では、図10の変動終了処理ル
ーチンにおいて、図20(a)に示すように、S236
で大当りであると判定されたときに特別遊技実行中か否
かを判定し(S236a)、特別遊技実行中でなければ
大当り開始フラグFSに1をセットし(S238)、こ
のルーチンを終了する。一方、特別遊技実行中ならば大
当り保留カウンタ(初期設定時はゼロ)を1インクリメ
ントし(S236b)、S238を行わずにこのルーチ
ンを終了する。なお、特別遊技実行中か否かは例えばラ
ウンドカウンタCrの値が1以上か0かによって判定で
きる。そして、図18の大当り実行処理ルーチンにおい
て、図20(b)に示すように、S436でエンディン
グ表示コマンドを表示用制御装置90へ送信したあと大
当り保留カウンタの値が0か否かを判定し(S44
1)、0でないつまり1以上のときには大当り開始フラ
グFSに1をセットすると共に大当り保留カウンタを1
ディクリメントし(S443)、0のときにはそのまま
このルーチンを終了する。 【0063】本実施形態によれば、既に実行中の大当り
による特別遊技が終了するのを待って今回の大当りによ
る特別遊技を開始する、つまり大当りによる特別遊技を
実行している途中で再度当りになったときでも特別遊技
は途中で中止されることなく連続して実行されるため、
遊技者が不満を感じることはない。また、先の大当りに
よる特別遊技を実行している途中で複数回大当りになっ
たときでもその当り回数が大当り保留カウンタに記憶さ
れ、その当り回数に応じて特別遊技が実行されるため、
遊技者が不満を感じることはない。 【0064】[第3実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図15の変動表示コマンド決定処理ルーチ
ンが相違する以外は第1実施形態と同様であるため、以
下には相違点のみについて説明する。 【0065】本実施形態では、図15の変動表示コマン
ド決定処理ルーチンにおいて、図21に示すように、S
300で大当りと判定されてS310及びS312の処
理を行った後、特別遊技実行中か否かを判定し(S31
4)、特別遊技実行中でないときにはそのままこのルー
チンを終了し、特別遊技実行中のときには変動時間を現
在実行中の特別遊技が終了するまでとし(S316)、
このルーチンを終了する。なお、特別遊技実行中か否か
は例えばラウンドカウンタCrの値が1以上か0かによ
って判定できる。その後、図9の変動開始処理ルーチン
のS228で表示用制御装置90へ変動表示コマンドを
送信し、これを受信した表示用制御装置90は図柄変動
を開始する。 【0066】本実施形態によれば、特別遊技実行中に成
立した始動条件によって開始される図柄変動の結果が大
当りか否かを図柄変動開始前に判定し、大当りのときに
は現在実行中の特別遊技が終了するまで図柄を変動させ
続けるため、特別遊技を実行している途中で再度大当り
になる事態を回避できる。 【0067】[第4実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図9の変動開始処理ルーチンが相違する以
外は第1実施形態と同様であるため、以下には相違点の
みについて説明する。 【0068】本実施形態では、図9の変動開始処理ルー
チンにおいて、図22に示すように、S226で保留球
格納エリア(図14参照)のデータをシフトさせて保留
第1エリアのデータを実行エリアにシフトさせたあと、
特別遊技実行中か否かを判定し(S226a)、特別遊
技実行中でないときにはS227へ進み、特別遊技実行
中のときには実行エリアの内部乱数カウンタ値に基づい
て大当りか否かを判定し(S226b)、大当りでない
ときにはS227へ進み、大当りのときには保留第1〜
第4エリアの中で内部乱数カウンタ値が外れのものがあ
るか否かを判定し(S226c)、外れのものがあると
きにはその保留エリアのデータと実行エリアのデータと
を入れ替え(S226d)、その後S227の処理へ進
み、外れのものがないときにはそのままS227へ進
む。 【0069】本実施形態によれば、特別遊技実行中に成
立した始動条件によって開始される図柄変動の結果が大
当りか否かを図柄変動開始前に判定し、大当りのときに
はその図柄変動を外れの図柄変動の後に回すため、特別
遊技を実行している途中で再度大当りになる事態を回避
できる。 【0070】[第5実施形態]本実施形態は、第1実施
形態と比べて図19の表示制御処理ルーチンが相違する
以外は第1実施形態と同様であるため、以下には相違点
のみについて説明する。 【0071】本実施形態では、図19の表示制御処理ル
ーチンにおいて、図23に示すように、S504で変動
フラグFD1に1をセットしたあと、特別遊技フラグが
1か否かを判定し(S504a)、特別遊技フラグが0
のときには特別遊技コマンドによる表示を実行する必要
がないためS506以降の処理を実行する。一方、特別
遊技フラグが1のときには既に受信済の特別遊技コマン
ドが存在するため、画面を分割して一方の分割画面で特
別遊技コマンドによる表示制御を実行し、他方の分割画
面で変動コマンドによる表示制御を実行し(S505
a)、その後変動コマンドによる表示が終了したか否か
を判定し(S505b)、終了したときにはS510に
進み、終了していないときには特別遊技コマンドによる
表示が終了したか否かを判定し(S505c)、終了し
たときにはS520に進み、終了していないときにはそ
のままこのルーチンを終了する。また、S514で肯定
判定されたときにもS505a以降の処理を実行する。
更に、S522で肯定判定されたときにはS504aに
進み、ここで肯定判定されたときにもS505a以降の
処理を実行する。 【0072】本実施形態では、特別図柄表示装置40に
特別遊技動画を表示している途中で始動口42に入賞し
たならば、特別遊技動画の表示と共に図柄変動の表示も
行われるため、興趣性が失われることがなく、しかも特
別遊技状態の様子も楽しむことができる。なお、分割画
面は均等に分割してもよいし不均等に分割してもよい。
また、図柄変動を表示している分割画面においてリーチ
になったときには、興趣性を重視して分割画面を中止し
全画面にリーチの態様を表示してもよい。 【0073】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態ではいわゆる「第1種」に属
する機種について説明したが、本発明はいわゆる「第3
種」に属する機種(権利物とも呼ばれる)についても同
様に適用可能である。また、パチンコ機以外の遊技機、
例えばスロット機や融合機(パチンコ球を使ってスロッ
ト遊技を行う機種)であっても同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態であるパチンコ機を正面から見た外
観図である。 【図2】パチンコ機の遊技盤の構成の概略を示す構成図
である。 【図3】本実施形態のパチンコ機の電気的接続を例示す
るブロック図である。 【図4】特別図柄表示装置におけるキャラクタと数字と
から構成される左,中,右の3個の図柄を例示した説明
図である。 【図5】特別図柄表示装置における特別遊技動画の一例
を示した説明図である。 【図6】特別図柄表示装置における特別遊技動画の一例
を示した説明図である。 【図7】メインルーチンのフローチャートである。 【図8】始動入賞処理のフローチャートである。 【図9】変動開始処理のフローチャートである。 【図10】変動停止処理のフローチャートである。 【図11】カウンタ更新処理のフローチャートである。 【図12】外れ図柄カウンタ更新処理のフローチャート
である。 【図13】カウンタ用バッファ及び各種カウンタの説明
図である。 【図14】保留球格納エリアの説明図である。 【図15】変動表示コマンド決定処理のフローチャート
である。 【図16】大当り時変動パターンコマンド決定処理のフ
ローチャートである。 【図17】外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理
のフローチャートである。 【図18】大当り実行処理のフローチャートである。 【図19】表示制御処理のフローチャートである。 【図20】第2実施形態の変動終了処理及び大当り実行
処理のフローチャートである。 【図21】第3実施形態の変動表示コマンド決定処理の
フローチャートである。 【図22】第4実施形態の変動開始処理のフローチャー
トである。 【図23】第5実施形態の表示制御処理のフローチャー
トである。 【符号の説明】 20…パチンコ機、30…遊技盤、32…普通図柄表示
装置、40…特別図柄表示装置、41a…特別図柄変動
保留ランプ、42…始動口、44…特別図柄始動口スイ
ッチ、46…普通電動役物、50…大入賞口、52…大
入賞口駆動装置、54…10カウントスイッチ、56…
Vゾーン、58…Vカウントスイッチ、60a…普通入
賞口、70…メイン制御装置、72…CPU、90…表
示用制御装置、C1…内部乱数カウンタ、C2…リーチ
乱数カウンタ、C3…大当り図柄カウンタ、C4…変動
パターンカウンタ、CE…入賞球カウンタ、CL…外れ
図柄左カウンタ、CM…外れ図柄中カウンタ、CR…外
れ図柄右カウンタ、Cr…ラウンドカウンタ、F1…変
動許可フラグ、FC…大当り続行フラグ、FD1…変動
フラグ、FD2…特別遊技フラグ、FE…Vスイッチフ
ラグ、FS…大当り開始フラグ。
観図である。 【図2】パチンコ機の遊技盤の構成の概略を示す構成図
である。 【図3】本実施形態のパチンコ機の電気的接続を例示す
るブロック図である。 【図4】特別図柄表示装置におけるキャラクタと数字と
から構成される左,中,右の3個の図柄を例示した説明
図である。 【図5】特別図柄表示装置における特別遊技動画の一例
を示した説明図である。 【図6】特別図柄表示装置における特別遊技動画の一例
を示した説明図である。 【図7】メインルーチンのフローチャートである。 【図8】始動入賞処理のフローチャートである。 【図9】変動開始処理のフローチャートである。 【図10】変動停止処理のフローチャートである。 【図11】カウンタ更新処理のフローチャートである。 【図12】外れ図柄カウンタ更新処理のフローチャート
である。 【図13】カウンタ用バッファ及び各種カウンタの説明
図である。 【図14】保留球格納エリアの説明図である。 【図15】変動表示コマンド決定処理のフローチャート
である。 【図16】大当り時変動パターンコマンド決定処理のフ
ローチャートである。 【図17】外れリーチ時変動パターンコマンド決定処理
のフローチャートである。 【図18】大当り実行処理のフローチャートである。 【図19】表示制御処理のフローチャートである。 【図20】第2実施形態の変動終了処理及び大当り実行
処理のフローチャートである。 【図21】第3実施形態の変動表示コマンド決定処理の
フローチャートである。 【図22】第4実施形態の変動開始処理のフローチャー
トである。 【図23】第5実施形態の表示制御処理のフローチャー
トである。 【符号の説明】 20…パチンコ機、30…遊技盤、32…普通図柄表示
装置、40…特別図柄表示装置、41a…特別図柄変動
保留ランプ、42…始動口、44…特別図柄始動口スイ
ッチ、46…普通電動役物、50…大入賞口、52…大
入賞口駆動装置、54…10カウントスイッチ、56…
Vゾーン、58…Vカウントスイッチ、60a…普通入
賞口、70…メイン制御装置、72…CPU、90…表
示用制御装置、C1…内部乱数カウンタ、C2…リーチ
乱数カウンタ、C3…大当り図柄カウンタ、C4…変動
パターンカウンタ、CE…入賞球カウンタ、CL…外れ
図柄左カウンタ、CM…外れ図柄中カウンタ、CR…外
れ図柄右カウンタ、Cr…ラウンドカウンタ、F1…変
動許可フラグ、FC…大当り続行フラグ、FD1…変動
フラグ、FD2…特別遊技フラグ、FE…Vスイッチフ
ラグ、FS…大当り開始フラグ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C088 AA17 AA33 AA34 AA42 BA09
BB25 BC15 BC25 EA10 EB15
EB27 EB58
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 図柄表示装置の表示制御を実行する表示
用制御手段と、前記表示用制御手段に各種の指令を出す
と共に各種制御を実行する主制御手段とを備え、前記主
制御手段は、所定の始動条件が成立すると前記図柄表示
装置が図柄変動を開始しその後停止するよう前記表示用
制御手段に指令し、変動停止後の停止図柄が外れ図柄な
らば通常の遊技状態とし、前記停止図柄が当り図柄なら
ば遊技者に有利な特別遊技状態とする遊技機において、 前記主制御手段は、特別遊技状態のときには前記図柄表
示装置が特別遊技状態の様子を表示するよう前記表示用
制御手段に指令する一方、前記表示用制御手段が前記図
柄表示装置に特別遊技状態の様子を表示させている途中
で前記始動条件が成立したならば、前記図柄表示装置が
図柄変動を開始するよう前記表示用制御手段に指令する
ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206444A JP2003019287A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206444A JP2003019287A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003003715A Division JP2003220240A (ja) | 2003-01-09 | 2003-01-09 | 遊技機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003019287A true JP2003019287A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19042577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001206444A Pending JP2003019287A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003019287A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007014543A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Heiwa Corp | 遊技機 |
| JP2011156423A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-08-18 | Heiwa Corp | 遊技機 |
| JP2016087440A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206444A patent/JP2003019287A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007014543A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Heiwa Corp | 遊技機 |
| JP2011156423A (ja) * | 2011-05-26 | 2011-08-18 | Heiwa Corp | 遊技機 |
| JP2016087440A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
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